JP4693973B2 - Vehicle door structure - Google Patents

Vehicle door structure Download PDF

Info

Publication number
JP4693973B2
JP4693973B2 JP2000306462A JP2000306462A JP4693973B2 JP 4693973 B2 JP4693973 B2 JP 4693973B2 JP 2000306462 A JP2000306462 A JP 2000306462A JP 2000306462 A JP2000306462 A JP 2000306462A JP 4693973 B2 JP4693973 B2 JP 4693973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vehicle
vehicle body
pillar
vehicle door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000306462A
Other languages
Japanese (ja)
Other versions
JP2002114038A (en
Inventor
勝司 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP2000306462A priority Critical patent/JP4693973B2/en
Publication of JP2002114038A publication Critical patent/JP2002114038A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4693973B2 publication Critical patent/JP4693973B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衝突時の初期抗力を向上させることの可能な車両用ドア構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用ドアに対して車体側方からの所定値以上の衝撃荷重が作用した場合でも、車両用ドアの車室内への進入を防止、乗員を有効に保護すべく、ドア内部にドアビームを設けた構造が知られている。
【0003】
この車両用ドア構造として、例えば、▲1▼特開平6−255365号公報には、側面衝突による衝撃荷重をドア前部に配設した縦ビームを介してヒンジ部及び車体側の開口部に力を分散させて、車体側に伝達することでドアの側面衝突時の耐力を高める技術が開示されている。
【0004】
▲2▼特開平8−72543号公報には、ドアビームを二分割し、一方を他方に摺動自在に圧接嵌合させることで、側面衝突によるドアの車室内への変形を防止するというドアビーム本体の機能に加え、前面衝突或いは後面衝突の際には、ドアビームの縮小方向へ相対摺動変位させることで、ドアの前後方向の圧潰変形を許容し、前後方向の圧潰変形によってドアの前後端部とピラーとの間の間隙を確保させることで、ドアの開扉性を確保する技術が開示されている。
【0005】
▲3▼特開2000−108662号公報には、フロントドアに設けたドアビームの後端を、車体側面視で、センタピラーに配設されてリヤドアを支持するヒンジのヒンジベースと重なるように配設することで、側面衝突時の荷重をドアビーム後端を介してヒンジベースで受け止め、この受け止めた荷重をヒンジベースからセンタピラーへ分散伝達させて、フロントドアの車室内への進入を阻止する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平6−255365号公報に開示されている技術では、縦ビームを必要とする分、部品点数が増加し、ドア構造が複雑化するばかりでなく、ドア重量の増加、及び製造コストの高騰を招く問題がある。
【0007】
又、特開平8−72543号公報、特開2000−108662号公報に開示されている技術では、ドアビーム前端がブラケットを介してドアインナパネルに接合されているだけであるため、ドアビームは高張力鋼(ハイテン)材等を使用した強剛性体であるにも拘わらず、ドアビーム前端の支持が弱く、ドアビームが受けた衝撃荷重を車体に伝達するに際し、ブラケットがその荷重に耐えられずに変形してしまうため、クラッシュストロークが長くなり、その結果、ドアビームの受けた荷重をピラー側へ効率よく伝達させることができず、側面衝突時の初期抗力が低下してしまう。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、ドア重量、及び製品コストの低減を実現しつつ、側面衝突に対するドアの耐力を向上させて、車体への荷重伝達効率を向上させることの可能な車両用ドア構造を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、フロントピラーに配設したヒンジを介して揺動自在に支持された車両用ドアと、上記車両用ドアの上部に設けられてドアガラスの少なくとも前縁部を包囲すると共に該ドアガラスの閉状態を保持するメインサッシュと、上記車両用ドア内に車体前後方向に延在する状態で配設したドアビームと、車幅方向に延在して左右のフロントピラーを連結するステアリングサポートビームとを備える車両用ドア構造において、上記メインサッシュと上記ドアビームと上記ステアリングサポートビームとを、車体側面視で略一点に交差させたことを特徴とする。
【0014】
このような構成では、メインサッシュとドアビームとを車体側面視で略一点に交差させたので、ドアビームの初期抗力が向上し、ドアビームに入力された衝撃荷重をフロントピラーへ積極的に伝達することができると共に、メインサッシュとドアビームとに対してステアリングサポートビームを、車体側面視で略一点に交差させたので、フロントピラーに伝達された衝撃荷重がステアリングサポートビームにて受け止められるため、フロントピラーに対する衝撃荷重の伝達効率が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の一実施の形態を説明する。図1は車両の要部側面図、図2は車両用ドアの断面正面図、図3は図1のIII-III要部断面図、図4は図3の斜視図である。尚、図4において、×は溶接部位を表している。
【0016】
図1に示すように、車体1の車幅方向両側部には、車両用ドアとしてフロントドア2とリヤドア3とが隣接して配置されており、この両ドア2,3のドア本体2a,3aの上部にメインサッシュ2b,3bが設けられている。このメインサッシュ2b,3bは、ドアガラス4の外縁を包囲して、このドアガラス4の閉状態を保持するもので、フロントドア2のメインサッシュ2bにはドアガラス4の前縁部4aを昇降方向に案内する前縁ガイドサッシュ5の上端部5aが接合されている。
【0017】
尚、リヤドア3の構成は、従来と同様であるため説明を省略し、以下においては、フロントドア2の構成について説明する。
【0018】
図2〜図4に示すように、フロントドア本体2aは、ドアアウタパネル6とドアインナパネル7との周縁部を接合して形成されていると共に、ドアインナパネル7の前端部内面にリンフォースメント8が接合されている。更に、このリンフォースメント8の前端面8aが、上下方向に離間して配設された一対のヒンジ9,10を介してフロントピラー(いわゆるAピラー)11に揺動自在に支持されている。
【0019】
各ヒンジ9,10は、L字状に形成されたヒンジベース21と、このヒンジベース21の端部にヒンジピン22を介して回動自在に支持されているヒンジレバー23とを備えており、ヒンジベース21の底面が、フロントアウタピラー11aにボルト24aにて固設され、又、ヒンジレバー23がフロントドア本体2aのリンフォースメント8の前端面8aにボルト24bにて固設されている。
【0020】
又、車体1のボディシェルの一部をなすフロントピラー11は、フロントアウタピラー11aとフロントインナピラー11bとの周縁を接合して形成されており、この両ピラー11a,11bの接合部位に形成したフランジ部11cが、閉時のフロントドア2の前部周縁に臨まされている。尚、符号12はフロントアウタピラー11aの外面を覆うフロントフェンダである。
【0021】
更に、車体1の車幅方向に対向配設されているフロントピラー11のフランジ部11c間が、ステアリングサポートビーム25の両端に形成したブラケット部26を介して、ねじ止め或いは溶接等により連結されている。
【0022】
又、フロントドア本体2a内には、ドアを補強する円筒状のドアビーム27が車体前部から後部方向へ斜め下方に傾斜された姿勢で延出されており、このドアビーム27の前、後端部27a,27bが、リンフォースメント8に溶接されているビームブラケット28a,28bに溶接等により固設されている。
【0023】
このドアビーム27は、ドアアウタパネル6及びリンフォースメント8とに対し、クリアランスを取った状態で配設されている。すなわち、ドアビーム27とドアアウタパネル6との間は、側面からの軽荷重を受けたときに接触して変形させることのない距離が確保されており、一方、ドアビーム27とリンフォースメント8との間は、クラッシュストロークを確保可能な距離に設定されている。
【0024】
一方、メインサッシュ2bの先端部2cは、フロントドア本体2a内に延出されて、リンフォースメント8の前端面8aの背面とビームブラケット28aとの間に臨まされ、リンフォースメント8に溶接等の手段を介して固設されている。
【0025】
又、メインサッシュ2bに上端部5aを接合する前縁ガイドサッシュ5の下部が、フロントドア本体2a内に挿通され、ドアインナパネル7に溶接されているドアリンフォースメント(図示せず)に溶接等の手段により固設されている。
【0026】
ドアガラス4は、フロントドア本体2a内に配設されたウインドレギュレータ(図示せず)に連設されており、このウインドレギュレータにより、開閉動作される。その際、ドアガラス4の前縁及び後縁が、前縁ガイドサッシュ5と、フロントドア本体2a内に配設された後縁ガイドサッシュ13とで上下方向へ案内される。
【0027】
尚、符号29はウェザストリップで、ドア閉時のフロントドア2と車体1との間を閉塞するもので、フロントドア2内縁の全周にわたって配設されている。
【0028】
又、ドアビーム27の前端部27aの端面が、上側ヒンジ9のヒンジレバー23に対し、比較的近接した位置で対設されている。更に、この前端面27aを支持するビームブラケット28aとリンフォースメント8との間に臨まされているメインサッシュ2bの先端部2cと、ステアリングサポートビーム25の軸端面とが、ドアビーム27の前端部27aに対し、車体側面視で、略一点に交差する配置、すなわち互いに重畳した位置関係となっている。
【0029】
次に、上記構成による本実施の形態の作用について説明する。フロントドア2に対して、車体1の側面から大きな衝撃荷重が作用すると、この衝撃荷重は、ドアアウタパネル6の内面に近接して配設されているドアビーム27に作用する。
【0030】
そして、このドアビーム27に作用した衝撃荷重の一部は、ドアビーム27の前端部27aから、この前端部27aを支持するビームブラケット28aを介し、このビームブラケット28aを固設するリンフォースメント8に伝達され、このリンフォースメント8を車体内方へ押圧する。
【0031】
すると、このリンフォースメント8に伝達された衝撃荷重が、ドアビーム27の前端部27aに近接した状態で配設されているヒンジ9及びリンフォースメント8を介して、車体1側のフロントピラー11に伝達される。このとき、フロントアウタピラー11aとフロントインナピラー11bとの接合部位に形成したフランジ部11cに、ブラケット部26を介してステアリングサポートビーム25の軸端が、ドアビーム27の前端部27aに対して車体側面視で略一点に交差するように固設されているため、フロントピラー11に伝達される衝撃荷重は、剛性を有するステアリングサポートビーム25によって受け止められる。
【0032】
その際、ドアピーム27の前端部27aの車幅方向内側にメインサッシュ2bの先端部2cが車体側面視で交差するようにリンフォースメント8に固設されているため、側面からの衝撃荷重に対してドアビーム27の初期抗力が向上して、フロントドア2の側面衝突耐力が向上し、フロントドア2単体のクラッシュストロークが縮小する。
【0033】
又、フロントドア2に加えられた側面衝撃荷重を、フロントピラー11を介して車体1側へ積極的に効率よく伝達させることができる。
【0034】
又、ドアビーム27の初期抗力が向上したので、このドアビーム27をフロントドア本体2a内に斜め方向へ1本配設するだけで良くなり、部品点数が削減され、ドア重量、及び製品コストの低減を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、側面衝突に対するドアの耐力が向上し、車体側への荷重伝達効率を向上させることができる。
【0036】
その結果、ドアビームの本数を削減することができ、その分、ドア重量、及び製品コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の要部側面図
【図2】車両用ドアの断面正面図
【図3】図1のIII-III要部断面図
【図4】図3の斜視図
【符号の説明】
1 車体
2 フロントドア(車両用ドア)
2b メインサッシュ
4 ドアガラス
4a 前縁部
9,10 ヒンジ
11 フロントピラー
25 ステアリングサポートビーム
27 ドアビーム
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle door structure capable of improving an initial drag during a collision.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, even when an impact load exceeding a predetermined value is applied to the vehicle door from the side of the vehicle body, a door beam is installed inside the door to prevent the vehicle door from entering the vehicle interior and effectively protect the passenger. The provided structure is known.
[0003]
As this vehicle door structure, for example, (1) Japanese Patent Application Laid-Open No. 6-255365 discloses that an impact load due to a side collision is applied to a hinge and a vehicle body side opening via a vertical beam disposed at the front of the door. Has been disclosed that increases the yield strength at the time of a side collision of the door by dispersing it and transmitting it to the vehicle body side.
[0004]
(2) Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-72543 discloses a door beam main body in which a door beam is divided into two parts and one of them is slidably press-fitted to the other to prevent the door from being deformed into the vehicle interior due to a side collision. In addition to the above function, in the case of a frontal collision or a rear collision, the door beam is allowed to undergo a sliding deformation in the front-rear direction by allowing relative sliding displacement in the reduction direction of the door beam. A technique for ensuring the door opening performance by securing a gap between the door and the pillar is disclosed.
[0005]
(3) In Japanese Patent Laid-Open No. 2000-108662, the rear end of the door beam provided on the front door is disposed so as to overlap with the hinge base of the hinge that is disposed on the center pillar and supports the rear door in a side view of the vehicle body. By doing so, the load at the time of a side collision is received by the hinge base via the rear end of the door beam, and the received load is distributed and transmitted from the hinge base to the center pillar to prevent the front door from entering the vehicle interior. It is disclosed.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the technique disclosed in Japanese Patent Laid-Open No. 6-255365, not only the number of parts is increased and the door structure is complicated because the vertical beam is required, but also the door weight is increased and the manufacturing cost is reduced. There is a problem that causes soaring.
[0007]
Further, in the techniques disclosed in JP-A-8-72543 and JP-A-2000-108662, since the door beam front end is merely joined to the door inner panel via a bracket, the door beam is made of high-tensile steel. Despite being a strong rigid body using (High Ten) material, etc., the support of the front end of the door beam is weak, and when the impact load received by the door beam is transmitted to the vehicle body, the bracket deforms without being able to withstand that load Therefore, the crash stroke becomes long, and as a result, the load received by the door beam cannot be efficiently transmitted to the pillar side, and the initial drag at the time of a side collision is lowered.
[0008]
In view of the above circumstances, the present invention is a vehicle door structure capable of improving the load transmission efficiency to the vehicle body by improving the door strength against side collision while realizing reduction of the door weight and product cost. The purpose is to provide.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a vehicle door that is swingably supported via a hinge disposed on a front pillar, and at least a front edge portion of a door glass provided on an upper portion of the vehicle door. A main sash that surrounds and maintains the closed state of the door glass; a door beam disposed in the vehicle door extending in the longitudinal direction of the vehicle body; and a left and right front pillar extending in the vehicle width direction. In the vehicle door structure including the steering support beam to be connected, the main sash, the door beam, and the steering support beam intersect each other at a substantially single point in a side view of the vehicle body.
[0014]
In such a configuration, the main sash and the door beam intersect each other at a substantially single point in a side view of the vehicle body, so that the initial drag of the door beam is improved and the impact load input to the door beam can be positively transmitted to the front pillar. In addition, since the steering support beam intersects the main sash and the door beam at approximately one point when viewed from the side of the vehicle body, the impact load transmitted to the front pillar is received by the steering support beam. Load transmission efficiency is improved.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. 1 is a side view of an essential part of a vehicle, FIG. 2 is a sectional front view of a vehicle door, FIG. 3 is a sectional view of an essential part III-III in FIG. 1, and FIG. 4 is a perspective view of FIG. In FIG. 4, “x” represents a welding site.
[0016]
As shown in FIG. 1, a front door 2 and a rear door 3 are disposed adjacent to each other in the vehicle width direction of the vehicle body 1 as vehicle doors, and door bodies 2a and 3a of the doors 2 and 3 are disposed. Main sashes 2b and 3b are provided on the top of the sash. The main sashes 2b and 3b surround the outer edge of the door glass 4 and keep the door glass 4 closed. The main sash 2b of the front door 2 moves up and down the front edge 4a of the door glass 4. The upper end portion 5a of the leading edge guide sash 5 that guides in the direction is joined.
[0017]
Note that the configuration of the rear door 3 is the same as that of the prior art, and therefore the description thereof is omitted.
[0018]
As shown in FIGS. 2 to 4, the front door body 2 a is formed by joining the peripheral portions of the door outer panel 6 and the door inner panel 7, and reinforcement is provided on the inner surface of the front end portion of the door inner panel 7. 8 is joined. Further, the front end surface 8a of the reinforcement 8 is swingably supported by a front pillar (so-called A-pillar) 11 via a pair of hinges 9 and 10 that are spaced apart in the vertical direction.
[0019]
Each of the hinges 9 and 10 includes a hinge base 21 formed in an L shape, and a hinge lever 23 supported at the end of the hinge base 21 via a hinge pin 22 so as to be rotatable. The bottom surface of the base 21 is fixed to the front outer pillar 11a with bolts 24a, and the hinge lever 23 is fixed to the front end surface 8a of the reinforcement 8 of the front door body 2a with bolts 24b.
[0020]
Further, the front pillar 11 forming a part of the body shell of the vehicle body 1 is formed by joining the peripheral edges of the front outer pillar 11a and the front inner pillar 11b, and is formed at a joint portion between the pillars 11a and 11b. The flange portion 11c faces the front peripheral edge of the front door 2 when closed. Reference numeral 12 denotes a front fender that covers the outer surface of the front outer pillar 11a.
[0021]
Further, the flanges 11c of the front pillars 11 that are opposed to each other in the vehicle width direction of the vehicle body 1 are connected by screwing or welding or the like via bracket portions 26 formed at both ends of the steering support beam 25. Yes.
[0022]
A cylindrical door beam 27 that reinforces the door extends in the front door body 2a in a posture inclined obliquely downward from the front of the vehicle body toward the rear. 27a and 27b are fixed to the beam brackets 28a and 28b welded to the reinforcement 8 by welding or the like.
[0023]
The door beam 27 is disposed with a clearance with respect to the door outer panel 6 and the reinforcement 8. That is, a distance between the door beam 27 and the door outer panel 6 that is not contacted and deformed when receiving a light load from the side surface is secured. Is set to a distance that can ensure a crash stroke.
[0024]
On the other hand, the front end portion 2c of the main sash 2b extends into the front door body 2a and faces between the back surface of the front end surface 8a of the reinforcement 8 and the beam bracket 28a, and is welded to the reinforcement 8 or the like. It is fixed through the means.
[0025]
The lower portion of the leading edge guide sash 5 that joins the upper end 5a to the main sash 2b is inserted into the front door body 2a and welded to a door reinforcement (not shown) welded to the door inner panel 7. It is fixed by such means.
[0026]
The door glass 4 is connected to a window regulator (not shown) disposed in the front door body 2a, and is opened and closed by the window regulator. At that time, the front edge and the rear edge of the door glass 4 are guided in the vertical direction by the front edge guide sash 5 and the rear edge guide sash 13 disposed in the front door body 2a.
[0027]
Reference numeral 29 denotes a weather strip that closes the space between the front door 2 and the vehicle body 1 when the door is closed, and is disposed over the entire periphery of the inner edge of the front door 2.
[0028]
Further, the end surface of the front end portion 27 a of the door beam 27 is opposed to the hinge lever 23 of the upper hinge 9 at a relatively close position. Further, the front end portion 2c of the main sash 2b facing the beam bracket 28a supporting the front end surface 27a and the reinforcement 8 and the shaft end surface of the steering support beam 25 are the front end portion 27a of the door beam 27. On the other hand, when viewed from the side of the vehicle body, it is arranged so as to intersect substantially one point, that is, the positional relationship is superimposed on each other.
[0029]
Next, the operation of the present embodiment having the above configuration will be described. When a large impact load acts on the front door 2 from the side surface of the vehicle body 1, this impact load acts on the door beam 27 disposed in the vicinity of the inner surface of the door outer panel 6.
[0030]
A part of the impact load acting on the door beam 27 is transmitted from the front end portion 27a of the door beam 27 to the reinforcement 8 that fixes the beam bracket 28a via the beam bracket 28a that supports the front end portion 27a. Then, the reinforcement 8 is pressed inward of the vehicle body.
[0031]
Then, the impact load transmitted to the reinforcement 8 is applied to the front pillar 11 on the vehicle body 1 side via the hinge 9 and the reinforcement 8 disposed in the vicinity of the front end portion 27a of the door beam 27. Communicated. At this time, the shaft end of the steering support beam 25 is connected to the flange 11c formed at the joining portion of the front outer pillar 11a and the front inner pillar 11b via the bracket portion 26 with respect to the front end 27a of the door beam 27. Since it is fixed so as to intersect substantially one point in view, the impact load transmitted to the front pillar 11 is received by the steering support beam 25 having rigidity.
[0032]
At that time, the front end portion 27a of the door beam 27 is fixed to the reinforcement 8 so that the front end portion 2c of the main sash 2b intersects with the vehicle width side view on the inner side in the vehicle width direction. Thus, the initial drag of the door beam 27 is improved, the side impact resistance of the front door 2 is improved, and the crash stroke of the front door 2 alone is reduced.
[0033]
Further, the side impact load applied to the front door 2 can be actively and efficiently transmitted to the vehicle body 1 side via the front pillar 11.
[0034]
Further, since the initial drag of the door beam 27 has been improved, it is only necessary to dispose one door beam 27 in the front door body 2a in an oblique direction, the number of parts can be reduced, and the door weight and product cost can be reduced. Can be planned.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the strength of the door against a side collision can be improved, and the load transmission efficiency to the vehicle body side can be improved.
[0036]
As a result, the number of door beams can be reduced, and the door weight and product cost can be reduced accordingly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of an essential part of a vehicle. FIG. 2 is a sectional front view of a door for a vehicle. FIG. 3 is a sectional view of an essential part of III-III in FIG.
1 Body 2 Front door (vehicle door)
2b Main sash 4 Door glass 4a Front edge 9, 10 Hinge 11 Front pillar 25 Steering support beam 27 Door beam

Claims (1)

フロントピラーに配設したヒンジを介して揺動自在に支持された車両用ドアと、
上記車両用ドアの上部に設けられてドアガラスの少なくとも前縁部を包囲すると共に該ドアガラスの閉状態を保持するメインサッシュと、
上記車両用ドア内に車体前後方向に延在する状態で配設したドアビームと、
車幅方向に延在して左右のフロントピラーを連結するステアリングサポートビームとを備える車両用ドア構造において、
上記メインサッシュと上記ドアビームと上記ステアリングサポートビームとを、車体側面視で略一点に交差させたことを特徴とする車両用ドア構造。
A vehicle door swingably supported via a hinge disposed on the front pillar;
A main sash that is provided at the top of the vehicle door and surrounds at least the front edge of the door glass and holds the door glass closed;
A door beam disposed in a state of extending in the longitudinal direction of the vehicle body in the vehicle door;
In a vehicle door structure comprising a steering support beam extending in the vehicle width direction and connecting left and right front pillars,
A vehicle door structure characterized in that the main sash, the door beam, and the steering support beam intersect each other at substantially one point in a side view of the vehicle body.
JP2000306462A 2000-10-05 2000-10-05 Vehicle door structure Expired - Fee Related JP4693973B2 (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306462A JP4693973B2 (en) 2000-10-05 2000-10-05 Vehicle door structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000306462A JP4693973B2 (en) 2000-10-05 2000-10-05 Vehicle door structure

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002114038A JP2002114038A (en) 2002-04-16
JP4693973B2 true JP4693973B2 (en) 2011-06-01

Family

ID=18787150

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000306462A Expired - Fee Related JP4693973B2 (en) 2000-10-05 2000-10-05 Vehicle door structure

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4693973B2 (en)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013154784A (en) * 2012-01-30 2013-08-15 Toyota Motor Corp Vehicle side door structure and vehicle body side structure
JP6218016B2 (en) * 2013-07-01 2017-10-25 スズキ株式会社 Vehicle door structure

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766913U (en) * 1980-10-08 1982-04-21
JPH05178092A (en) * 1992-01-08 1993-07-20 Johnan Seisakusho Co Ltd Automobile door
JPH06156081A (en) * 1992-11-18 1994-06-03 Mazda Motor Corp Side car body structure
JPH06255365A (en) * 1993-03-05 1994-09-13 Honda Motor Co Ltd Door for vehicle
JPH06320955A (en) * 1993-05-11 1994-11-22 Mazda Motor Corp Door structure for vehicle
JPH10100681A (en) * 1996-09-25 1998-04-21 Mitsubishi Motors Corp Door structure and assembling method thereof

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766913U (en) * 1980-10-08 1982-04-21
JPH05178092A (en) * 1992-01-08 1993-07-20 Johnan Seisakusho Co Ltd Automobile door
JPH06156081A (en) * 1992-11-18 1994-06-03 Mazda Motor Corp Side car body structure
JPH06255365A (en) * 1993-03-05 1994-09-13 Honda Motor Co Ltd Door for vehicle
JPH06320955A (en) * 1993-05-11 1994-11-22 Mazda Motor Corp Door structure for vehicle
JPH10100681A (en) * 1996-09-25 1998-04-21 Mitsubishi Motors Corp Door structure and assembling method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002114038A (en) 2002-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3106373B1 (en) Vehicle body bottom structure
US9796425B2 (en) Vehicle side structure
EP2397352B1 (en) Vehicle door structure
EP2199128B1 (en) Door structure for a vehicle, method of providing a door structure and vehicle comprising the same
KR960005858B1 (en) Rear body structure of a vehicle
EP2233334B1 (en) Vehicle door structure and method of producing the same
KR20010015105A (en) Side door structure of a vehicle
EP1741619B1 (en) Underbody structure of sliding-door vehicle
EP1256509A2 (en) Body structure of automobile
JPH0872742A (en) Car body structure of center pillar bottom part of vehicle
EP3587156B1 (en) Vehicle door structure, and vehicle
JP2007216831A (en) Vehicular door
JP3682794B2 (en) Impact beam support structure for automobile doors
JP3818856B2 (en) Belt line reinforcement structure for vehicle doors
JP4693973B2 (en) Vehicle door structure
JPH11310036A (en) Side door structure of vehicle
EP3785958B1 (en) Side vehicle-body structure for vehicle, vehicle body structure, and vehicle
EP3889008B1 (en) Front vehicle-body structure for a vehicle, vehicle body structure, and vehicle
JPH1044779A (en) Automobile door
JP2002347441A (en) Door hinge structure for automobile
JPH08332975A (en) Rear structure of body
JP7081334B2 (en) Vehicle door structure
JP2011098684A (en) Upper vehicle body structure of vehicle
JP5476932B2 (en) Vehicle door structure
JP2001138742A (en) Front door structure of automobile

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100218

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110111

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees