JP4690189B2 - 電動アクチュエータの機種判別方法及び機種判別装置並びに電動アクチュエータ用コントローラ - Google Patents

電動アクチュエータの機種判別方法及び機種判別装置並びに電動アクチュエータ用コントローラ Download PDF

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本発明は、ワークの位置決めや把持等を行う電動アクチュエータの機種を判別する機種判別方法及び機種判別装置並びに電動アクチュエータ用コントローラに関する。
コンピュータ制御を行うために、エンコーダを付設したステッピングモータを駆動源とし、その回転を減速機構で減速して駆動される小型の電動アクチュエータは公知で、例えば特許文献1(特開2005−313302公報)には、回転テーブルを回転させるロータリ型のものが開示されている。
このような電動アクチュエータは、例えば図1に示すシステム構成のように、その複数の電動アクチュエータ1を接続ケーブル2を介してコントローラ3に接続し、このコントローラ3に、動力用電源4及び制御用電源5を電源ケーブル8・9を介して接続するとともに、ユーザ設備となるプラグラマブルコントローラ6やパーソナルコンピュータ7などをそれぞれの通信ケーブル10・11を介して接続し、複数の電動アクチュエータ1を1台のコントローラ3にて中継して電源供給及び集中制御することが行われている。
その場合、ユーザにおける使用環境に合わせて、機種の異なる数種の電動アクチュエータ1が同時に混在して使用されることがある。その機種の違いとしては、例えば、減速比の相違や、ステッピングモータの仕様の相違などがあり、コントローラ3やプラグラマブルコントローラ6やパーソナルコンピュータ7側では、各電動アクチュエータ1の機種に応じた設定やプログラムにする必要がある。
このような場合、従来は、電動アクチュエータ1自体に記されている仕様書きや、添付の仕様書などをユーザやサービスマンが見て機種を確認し、その機種に応じてコントローラ3と接続したり、コントローラ3などをマニュアル設定していたので、その設定が面倒であるとともに、高度の知識と技術を要し、設定ミスや接続ミスが生じ、これらのミスにより損傷や故障などの事故を招く問題があった。
特開2005−313302公報
本発明の課題は、電動アクチュエータの機種を自動的に判別できる機種判別方法及び機種判別装置並びに電動アクチュエータ用コントローラを提供することにある。
本発明は、エンコーダを付設したステッピングモータの回転を減速機構で減速して駆動される電動アクチュエータの機種を判別する方法であって、ステッピングモータのコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定し、これをB−H特性基準パターンと比較してステッピングモータのB−H特性パターンを判定するとともに、ステッピングモータの所定回転中におけるエンコーダからのパルスを計数することにより減速機構による減速比を測定し、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータの機種を予め分類した機種テーブルと比較することにより、当該電動アクチュエータの機種を判別する。
B−H特性の測定は、所定電圧の印加を複数回行って電流と誘起起電力の検出を複数回繰り返し、平均化処理を行うことによりS/N比を向上させることができる。
減速比の測定は、ステッピングモータが原点から機械的なストッパで回転を停止されるまでのエンコーダからのパルスを計数することにより行うことができる。又は、ステッピングモータの原点センサによる原点検出時点から所定時間長のゲート信号を出力し、その時間内にエンコーダからのパルスを計数してもよい。
本発明の機種判別装置は、ステッピングモータのコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定するB−H特性測定手段と、これをB−H特性基準テーブルのB−H特性基準パターンと比較してステッピングモータのB−H特性パターンを判定するB−H特性パターン判定手段と、ステッピングモータの所定回転中におけるエンコーダからのパルスを計数することにより減速機構による減速比を測定する減速比測定手段と、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータの機種を予め分類した機種テーブルと比較することにより、当該電動アクチュエータの機種を判別する機種判別手段とを有する。
本発明の電動アクチュエータ用コントローラは、ステッピングモータのコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定するB−H特性測定手段と、これをB−H特性基準テーブルのB−H特性基準パターンと比較してステッピングモータのB−H特性パターンを判定するB−H特性パターン判定手段と、ステッピングモータの所定回転におけるエンコーダからのパルスを計数することにより減速機構による減速比を測定する減速比測定手段と、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータの機種を予め分類した機種テーブルと比較することにより、当該電動アクチュエータの機種を判別する機種判別手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ステッピングモータのコイルのB−H特性からステッピングモータのB−H特性パターンを特定し、またステッピングモータの所定回転中におけるエンコーダからのパルスを計数して減速機構による減速比を特定し、そして、これら両者から当該電動アクチュエータの機種を自動判別できるので、電動アクチュエータと接続するコントローラ側の設定を自動化でき、機種が異なることによる設定ミスや接続ミスなどを回避できる。
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本発明を適用する電動アクチュエータ1は、その構成例を図2にブロック図にして示すように、エンコーダ16を付設したステッピングモータ12の回転を減速機構24で減速し、テーブル又はグリッパ25を回転駆動又は直線駆動するもので、テーブル又はグリッパ25の原点を原点センサ26にて検出できるようになっている。
本発明は、このような電動アクチュエータ1の機種を、そのステッピングモータの仕様と減速機構の減速比とから区別するもので、次の表1は、その区別を行う機種展開表の一例である。この例の場合、ステッピングモータの仕様から3機種、減速比から2機種に区別して合計6(3×2)機種の展開となっている。
Figure 0004690189
モータの主な仕様は表1に示すよう電流とトルク、巻線抵抗とインダクタンス、さらに電気的時定数がある。図3に示すように、L−R直列回路の過渡特性を利用して時定数で判断することが簡単であるが、しかし、モータの温度は表2に示すように、室温から100℃以上に上がることが一般的であり、この方法では安定した検出ができない。
Figure 0004690189
そこで、本発明では、ステッピングモータがどの仕様になっているかは、そのコイルのB−H特性パターンを測定することで判定し(図4にその解析手法を示す)、減速比がいくらになっているかについては、電動アクチュエータ1のエンコーダ16からのパルスを計数することで判定し、その判定したB−H特性パターンと減速比の双方から機種を判別する。
図5に、このようなことを行う本発明の機種判別装置の概要構成を示す。この機種判別装置は、電動アクチュエータ1のステッピングモータ12のコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定するB−H特性測定部13と、その測定したB−H特性をB−H特性基準テーブル14のB−H特性基準パターンとパターンマッチングしてステッピングモータ1のB−H特性パターンを判定するB−H特性パターン判定部15と、ステッピングモータ1の所定回転におけるエンコーダ16からのパルスを計数することにより電動アクチュエータ1の減速機構24よる減速比を測定する減速比測定部17と、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータ1の機種を予め分類した機種テーブル18と比較することにより、当該電動アクチュエータ1の機種を判別する機種判別部19とで構成される。
この機種判別装置は、図1に示したコントローラ3に組み込む(内蔵)ことができる。
ステッピングモータ12には、コイルの巻き方により、図6に示すようなユニポーラ巻(励磁電流の方向は一定で、各相に順次切り換えるもの)や、図7に例示するようなバイポーラ巻(この例は、2相のコイルに極性の異なる励磁電流を加え、それを交互に順次切り換えるもの)や、ペンタゴン巻などがあることから、B−H特性測定部13では、次のようにそのそれぞれに応じた測定を行う。
<ユニポーラ巻の場合>
(1)2相のうちの1相、例えば図6におけるS1−COM間に図8に示すようにステップ電圧を印加し、
(2)そのときS1からCOMへ流れる電流とS3−COM間の誘起起電力とを測定する。
これにより図9に示すような直交座標のB−H特性曲線(B−H特性パターン)が得られる。
<バイポーラ巻の場合>
バイポーラ巻の場合には上記(1)及び(2)の1回の測定では正確な測定ができないので、S/N比を向上させるために、(1)と(2)を数十ないし数百回繰り返し、平均化処理を行う。
これによりB−H特性曲線(B−H特性パターン)が得られる。
ペンタゴン巻、DCブラシレスモータの場合もこれと同様に行う。
B−H特性基準テーブル14には、比較基準とする既知のB−H特性パターン群が多次元配列にして登録されているので、B−H特性パターン判定部15は上記のように測定して得られたステッピングモータ12のB−H特性パターンの配列を、B−H特性基準テーブル14内のB−H特性パターンの配列とパターンマッチングすることにより、一つのB−H特性パターンを特定する。これにより当該ステッピングモータ1の仕様が判定されることになる。
なお、このようなパターンマッチングによる判定以外に、データ処理の簡素化のために、図10に示すように、磁束密度と磁界のそれぞれについて、特定の1点が比較対象となる配列(例えばB80−H80の配列)を定めて統計的に判定する方法もある。
減速比測定部17は、ステッピングモータ12の所定回転中におけるエンコーダ16からのパルスを計数することで減速機構24の減速比を測定するもので、そのパルス計数の範囲を決定する方法として、次のようなメカ的方法と電気的方法がある。
<メカ的方法>
エンコーダ16がステッピングモータ12に直結され、電動アクチュエータ1のテーブル又はグリッパ25の機械的な原点ストッパで回転が機械的に停止される場合、原点復帰動作によりステッピングモータ12を回転させて、エンコーダ16のZ相から原点信号が出力されてから、原点ストッパでステッピングモータ12の回転が停止されるまで、エンコーダ16のA相からのパルスをカウンタで計数する。
この方法によると、例えば、Z相の原点信号出力位置から、原点ストッパによる停止位置までの距離を0.5mm、エンコーダ16の回転定格を400pprとした場合、図11に示すように、ステッピングモータ1回転当たりの減速機構による変位量が1mm/rev(400p/mm)である電動アクチュエータであれば、パルス数は200となる。また、図12に示すように、ステッピングモータ1回転当たりの減速機構による変位量が10mm/rev(40p/mm)である電動アクチュエータであれば、パルス数は20となり、減速比の測定を行ったことになる。
<電気的方法>
エンコーダ16がステッピングモータ12に直結され、ステッピングモータ12の回転が減速機構24を介してテーブル又はグリッパ25に伝達され、このテーブル又はグリッパ25の原点位置を検出する原点センサ26が有る場合、電動アクチュエータ1の原点復帰動作によりステッピングモータ12を回転させ、原点センサ26からの所定時間長の信号をゲート信号として、エンコーダ16のA相からのパルスをカウンタで計数する。
この方法によると、図13に示すように、ステッピングモータ1回転当たりの減速機構による変位量が1mm/rev(400p/mm)である電動アクチュエータであれば、パルス数は280−200=80となる。また、図14に示すように、ステッピングモータ1回転当たりの減速機構による変位量が10mm/rev(40p/mm)である電動アクチュエータであれば、パルス数は28−20=8となる。
図15に、本発明による機種判別装置の具体的な回路例を示す。この例では、CPU20からのA相用電流指令信号によりステッピングモータ12のA相へ、また、B相用電流指令信号によりステッピングモータ12のB相にそれぞれステップ電圧を印加し、そのときA相に流れる電流を電流検出センサ21にて検出して増幅器22で増幅し、CPU20にデジタルにして取り込むとともに、電圧積分回路(バッファ)23にてB相の起電力を検出してCPU20にデジタルにして取り込むようになっていて、これらで図5におけるB−H特性測定部13が構成されている。そして、CPU12は、図5におけるB−H特性パターン判定部15としても機能して上記のようにB−H特性パターンを判定する。
また、CPU20は、電動アクチュエータ1の原点センサ26からの信号をゲート信号として取り込むとともに、エンコーダ16のZ相、A相、B相からのパルスも取り込み、図5における減速比測定部17として機能して減速比を測定するとともに、図5における機種判別部19としても機能して電動アクチュエータ1の機種を判別する。
図16〜図21に図1に示したシステム構成の設定から、本発明による機種判別を実行するまでの動作・設定フローを示す。
図16はシステム試運転時、図17はシステム稼働時である。
図18は本発明による機種判別の主な動作の流れ、図19はそれにおけるステッピングモータの仕様判別動作、図20はそのなかのB−H特性パターンマッチング動作、図21は減速比判別動作をそれぞれ示す。
本発明が適用される電動アクチュエータとこれを制御するコントローラ等によるシステム構成図である。 電動アクチュエータの構成例を示すブロック図である。 ステッピングモータの仕様をL−R直列回路の過渡特性を利用して時定数で判断する解説図である。 ステッピングモータの仕様をコイルのB−H特性パターンを測定することで判断する解析手法を示す解説図である。 本発明の機種判別装置の概要構成を示すブロック図である。 ステッピングモータのコイルの巻き方がユニポーラ巻である場合の模式図である。 バイポーラ巻である場合の模式図である。 ステッピングモータのコイルにステップ電圧を印加することを示す模式図である。 測定されたB−H特性曲線図である。 簡易なB−H特性パターン判定手法を示すグラフである。 ステッピングモータの回転が機械的な原点ストッパで停止するまでのエンコーダからのパルスを計数することを示す解説図である。 同様の解説図である。 原点センサからの所定時間長の信号をゲート信号として、エンコーダからのパルスを計数することを示す解説図である。 同様の解説図である。 本発明による機種判別装置の具体的な回路例を示す回路図である。 図1に示したシステム構成のシステム試運転時のフローチャートである。 その稼働時のフローチャートである。 本発明による機種判別の主な動作の流れを示すフローチャートである。 それにおけるステッピングモータの仕様判別動作を示すフローチャートである。 そのなかのB−H特性パターンマッチング動作を示すフローチャートである。 減速比判別動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電動アクチュエータ
2 接続ケーブル
3 コントローラ
4 動力用電源
5 制御用電源
8・9 電源ケーブル
6 プラグラマブルコントローラ
7 パーソナルコンピュータ
10・11 通信ケーブル
12 ステッピングモータ
13 B−H特性測定部
14 B−H特性基準テーブル
15 B−H特性パターン判定部
16 エンコーダ
17 減速比測定部
18 機種テーブル
19 機種判別部
20 CPU
21 電流検出センサ
22 増幅器
23 電圧積分回路
24 減速機構
25 テーブル又はグリッパ
26 原点センサ

Claims (9)

  1. エンコーダを付設したステッピングモータの回転を減速機構で減速して駆動される電動アクチュエータの機種を判別する方法であって、前記ステッピングモータのコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定し、これをB−H特性基準パターンと比較してステッピングモータのB−H特性パターンを判定するとともに、ステッピングモータの所定回転中における前記エンコーダからのパルスを計数することにより前記減速機構による減速比を測定し、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータの機種を予め分類した機種テーブルと比較することにより、当該電動アクチュエータの機種を判別することを特徴とする電動アクチュエータの機種判別方法。
  2. B−H特性の測定は、所定電圧の印加を複数回行って電流と誘起起電力の検出を複数回繰り返し、平均化処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータの機種判別方法。
  3. 減速比の測定は、ステッピングモータが原点から機械的なストッパで回転を停止されるまでのエンコーダからのパルスを計数することにより行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動アクチュエータの機種判別方法。
  4. 減速比の測定は、ステッピングモータの原点センサによる原点検出時点から所定時間長のゲート信号を出力し、その時間内にエンコーダからのパルスを計数することにより行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の電動アクチュエータの機種判別方法。
  5. エンコーダを付設したステッピングモータの回転を減速機構で減速して駆動される電動アクチュエータの機種を判別する装置であって、前記ステッピングモータのコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定するB−H特性測定手段と、これをB−H特性基準テーブルのB−H特性基準パターンと比較してステッピングモータのB−H特性パターンを判定するB−H特性パターン判定手段と、ステッピングモータの所定回転中における前記エンコーダからのパルスを計数することにより前記減速機構による減速比を測定する減速比測定手段と、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータの機種を予め分類した機種テーブルと比較することにより、当該電動アクチュエータの機種を判別する機種判別手段とを有することを特徴とする電動アクチュエータの機種判別装置。
  6. B−H特性測定手段は、所定電圧の印加を複数回行って電流と誘起起電力の検出を複数回繰り返し、平均化処理を行ってB−H特性を測定することを請求項5に記載の電動アクチュエータの機種判別装置。
  7. 減速比測定手段は、ステッピングモータが原点から機械的なストッパで回転を停止されるまでのエンコーダからのパルスを計数することにより、減速比を測定することを特徴とする請求項5又は6に記載の電動アクチュエータの機種判別装置。
  8. 減速比測定手段は、ステッピングモータの原点センサによる原点検出時点から所定時間長のゲート信号を出力し、その時間内にエンコーダからのパルスを計数することにより、減速比を測定することを特徴とする請求項5又は6に記載の電動アクチュエータの機種判別装置。
  9. エンコーダを付設したステッピングモータの回転を減速機構で減速して駆動される電動アクチュエータを制御するため、これと接続ケーブルを介して接続される電動アクチュエータ用コントローラにおいて、前記ステッピングモータのコイルに所定電圧を印加してそのとき流れる電流と誘起起電力を検出することにより、磁束密度と磁界のB−H特性を測定するB−H特性測定手段と、これをB−H特性基準テーブルのB−H特性基準パターンと比較してステッピングモータのB−H特性パターンを判定するB−H特性パターン判定手段と、ステッピングモータの所定回転中における前記エンコーダからのパルスを計数することにより前記減速機構による減速比を測定する減速比測定手段と、これらB−H特性パターンと減速比を、その両者をパラメータとして電動アクチュエータの機種を予め分類した機種テーブルと比較することにより、当該電動アクチュエータの機種を判別する機種判別手段とを備えたことを特徴とする電動アクチュエータ用コントローラ。
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