JP4688102B2 - 液体噴出器 - Google Patents

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本発明は液体噴出器に関し、詳しくは、噴出液の量を認知できる液体噴出器に関する。
この種の噴出器として、例えば医薬品等の所定量の使用が義務付けられている収納液を、所定量の使用が判断できるようにしたものが知られている。(特許文献1)
上記噴出器は、上端開口が設けられた容器と、この容器から前記開口を経て投与流体を分配する手段と、この分配手段を容器の開口に締め付けるリングナットと、分配手段を作動させる移動可能な作動部材である鼻とを備え、また、リングナットに対する鼻の移動を回転素子の回転及び軸線方向往復運動に変換する弾性手段を備え、回転素子に連続する数字表示が設けられ、この数字表示が分配投与毎に予定の観察位置である窓に順次位置され得るように構成されている。
また、前記弾性手段は円周方向に離間された一連の可撓性の小脚で構成され、これらの小脚が鼻の第1組の一方向の鋸状歯と反作用し得る上部と、リングナットの第2組の一方の鋸状歯と反作用し得る下部と、回転素子に取付られた中間部分とを有し、これにより第1組の鋸状歯が前記鼻の作用によって第2組の鋸状歯に近づく際に、前記小脚の上部が第1の鋸状歯の対応する歯から外れて直ぐ隣接する歯に歯合されて小脚の前記中間部分を回転及び軸線方向に前進運動させ、また、前記第1組の鋸状歯が前記第2組の鋸状歯の対応する歯から外れて直ぐ連設する歯に歯合し、これにより前記小脚の前記中間部分を回転及び軸線方向に後進運動させるように構成している。
そして、上記した如く鼻を押し下げることにより窓に投与数の数値が現れ、また、予定の最大分量医薬投与数の終了後、回転素子から突出している半径方向ロケーターが鼻から突出している半径方向ロケーターに当たってストップする如く構成している。
特許第3211894号公報
前記の如き噴出器は、前記した如く、最大分量医薬投与数が回転素子のストップにより判断できるものであるが、その時点で投与数に係る判断は終了する。確かに、前記噴出器ではストップ後に容器体内の医薬を完全に使用し尽くすために鼻を押し下げることができるものではあるが、あくまで残液処理のためであり、基本的に1回の必要投与数が終了すれば噴出器の使用が終了するという構成としている。
本発明は必要噴出回数がロック機構により感触的に認知でき、その構造も従来のものと相違して、その作動操作に無理がなく耐久性に富んだ液体噴出器を提案するものである。また、必要回数の噴出後ロック機構が作動した後、このロック状態を解除して新たに最初から必要回数の噴出が行える液体噴出器を提案するものである。更に、ロック機構作動後のロック解除の際に音が発して、ロック解除をより明確に認識できる液体噴出器を提案する。
第1の手段として、エアゾール容器体A上に固定するとともに、内周上部よりそれぞれ下面に第1傾斜面S1を設けた複数の仕切板13を放射状に突設した取付部材2と、該取付部材外周に回動可能に嵌合させたカバー筒3と、前記エアゾール容器体上端に上方付勢状態で押し込み可能に突設したステム9に嵌着するとともに、前記カバー筒の頂部より上端部を突設したノズル4と、前記ノズルの上部外周部に回転可能且つ前記ノズルの押し下げを可能に装着した筒状の押釦5と、前記ノズル周囲に回転可能且つ上方付勢状態で押し下げ可能に設けるとともに、前記仕切板間に先端部を位置させ且つ下面に第2傾斜面S2を設けた回動腕20を突設させてなる回転部材6と、前記押釦と前記回動腕との間に回転を防止して押し下げ可能に介在させるとともに、下面に前記第2傾斜面が摺動する複数の第3傾斜面S3を環状に配置し、且つ、各第3傾斜面S3間を連絡する複数の第4傾斜面S4を環状に配置したリング部材7とを備え、前記押釦の押し下げにより前記第2傾斜面が当接する前記第3傾斜面及び隣接する前記第1傾斜面上を摺動して前記回動腕が隣接する仕切板13n を乗り越える如く構成し、所定の低レベルに形成した特定の仕切板13s の上面を前記回動腕20の下降を防止する係止面aとして構成した。
第2の手段として、前記第1の手段に於いて、前記カバー筒3に前記リング部材7を一体動可能に係合させるとともに、前記カバー筒を所定の回動幅の回動が可能に構成し、前記カバー筒を所定方向へ所定幅回動することにより、前記係止面a上方の前記回動腕20を隣接する第4傾斜面S4を介して次の第3傾斜面S3に摺動させ、次いで前記カバー筒を逆方向へ所定幅回動することにより所定の押し下げ可能位置に前記回動腕20を回動させる如く構成した。
第3の手段として、前記第2の手段に於いて、前記取付部材2と前記カバー筒3との間に、前記回動腕20が前記係止面a上方位置から外れる際に音を発する音出機構を設けた。
第4の手段として、前記第1の手段に於いて、前記回転部材6が、前記回動腕20と同形態の補助回動腕20a をそれぞれ周方向互いになす角度を相違させて突設するとともに、前記係止面a上方に前記回動腕が位置した際の前記各補助回動腕と対応する前記特定の仕切板と同形態の特定の仕切板13s として構成した。
第5の手段として、前記第1の手段に於いて、前記回転部材6が、前記回動腕20と同形態の補助回動腕20a をそれぞれ周方向等間隔に突設するとともに、前記特定の仕切板13s と等間隔で且つ前記補助回動腕と対応する数の前記特定の仕切板と同形態の特定の仕切板を設けた。
本発明の液体噴出器は、押釦5を押し込むいう簡単な操作により所定量の噴出液が噴出し、また、収納液の必要噴出回数に至った際にステム9の押し下げを防止して液の噴出を防止し、噴出液が所定量に到達したことを感触的に認知できるものである。また、押釦5の押し下げ時に回転部材6の第2傾斜面S2が当接するリング部材7の第3傾斜面S3及び隣接する仕切板13n の第1傾斜面S1を摺動し、回動腕20が隣接する仕切板13n を乗り越えるため、無理のない作動で耐久性に富み、その操作も極めて容易である。
また、第2の手段では、必要噴出回数を認知した後再び最初から必要噴出回数の噴出が可能であり、エアゾール容器体Aの容量に従って何度でもこの操作を繰り返すことができる。回動腕20の移動に当たっても単にカバー筒3を所定幅往復回転させるだけの簡単な操作により行える。
また、第3の手段では、リセットを音により明確に認識できる利点を兼ね備える。
また、第4の手段では、補助回動腕20a の存在でよりガタツキの少ない安定した回転部材6の回転を行えるものであり、円滑な液の噴出を行えるものである。
また、第5の手段では、回転部材6が一周する間に複数回のロック及びロック解除を行うことができ、必要量の少ない内容物の場合に好適であり、この場合もガタツキのない安定した回転部材の回転を行えるものである。
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明液体噴出器1の一例を示し、該噴出器1はエアゾール容器体Aと、噴出具Bとを備え、更に噴出具Bは、取付部材2と、カバー筒3と、ノズル4と、押釦5と、回転部材6と、リング部材7とを備えている。
エアゾール容器体Aは、内部に定量バルブを内臓した筒状の胴部8上端より上方付勢状態で押し下げ可能にステム9を立設し、ステム9の押し下げにより定量の液がステム9より噴出する如く構成した公知構成のものである。
取付部材2は、エアゾール容器体Aの外周上端部に下端部を嵌着させた嵌合筒部10の内周下部よりフランジ状の台板部11を延設し、また、台板部11の内周縁より回転部材6の上下動を案内する案内筒部12を垂設している。嵌合筒部10は下端部をフランジを介して大径に形成し、その上部内周には複数の仕切板13を放射状に設けている。各仕切板13は等間隔に設けられ、その下面はそれぞれ半径と直行する方向を向く第1傾斜面S1として構成している。
カバー筒3は、取付部材2外周に回動可能に嵌着固定したもので、頂部にノズル4,押釦5等を突出するための窓孔14を設けている。図示例では、前記取付部材2の嵌合筒部10外周に回動可能に、且つ、凹凸係合手段による抜け出し防止を図って周壁15を嵌着し、周壁15上端より中央に前記窓孔14を有するフランジ状の頂壁16を延設している。また、頂壁16裏面所定位置にはリング部材7の後述する係合板部が、下方への抜け出しが可能に係合する係合凹部17を設けている。この係合凹部17は係合板部の数と対応させると良く、また、係合板部の下方への移行が可能な如く、下方位置の仕切板13間と位置合せしておく。周壁15の内周下部には振動子18を突設して嵌合筒部10外周所定位置の突起19を乗り越えて音を出す如く構成している。周壁15の一部は二部材で構成しており、カバー筒本体部分に筒状の内層材を嵌着固定して構成している。
ノズル4はエアゾール容器体Aのステム9に嵌着するとともに、前記カバー筒3の頂部より上方付勢状態で押し込み可能に上端部を突設している。図1の例では、ステム9の外周に下端部を液密に嵌着するとともに、下端縁より外方にコイルスプリングの下端部を係止するための有底筒状部を突設した円筒状をなしている。従って、このノズル4を押し下げれば、ステム9が押し下げられてエアゾール容器体A内の公知の噴出機構により定量の液が噴出する如く構成している。
押釦5は前記ノズルの上部外周部に回転可能且つ前記ノズルの押し下げを可能に装着した筒状をなしている。図示例では、回転部材6及びリング部材7を介してノズル4の押し込みを可能に構成した有頂の二重筒状をなし、ノズル4の上部外周部に回転部材6の後述する上部筒壁部を介して嵌合させている。また、その下面をリング部材7の上面に、半球状突部を介して当接載置し、外周下部に突設したフランジにより抜け出しの防止を図っている。
回転部材6は、前記ノズル4の周囲に回転可能且つ上方付勢状態で押し下げ可能に設けたもので、前記仕切板13間に先端部を位置させ且つ上面に第2傾斜面S2を設けた回動腕20を突設させている。この回動腕20は少なくとも一本存在すれば用は足りるが、より安定したガタツキの少ない回転部材6の回転を図る場合には、回動腕の他に補助回動腕を突設すると良い。補助回動腕は回動腕と周方向互いになす角度を相違させて突設する場合と、互いに等間隔で突設する場合とがあり、規定噴出量等により適宜選択することができる。回動腕と互いになす角度を相違して突設する場合には、基本的に回動腕が360°回動した際に1ターンの規定量噴出が行われる場合である。また、回動腕と等間隔に補助回動腕を設ける場合には少なくもと回動腕が360 °回動するうちに複数ターンの規定量噴出が行われる場合である。この様な補助回動腕の数は特に限定されないが、2〜3本程度が適当であると思われる。
図示例では、前記ノズル4の上部外周に回転可能且つ上下動可能に嵌合させた上部筒壁部6a下端よりフランジ部6bを介して大径に形成した下部筒壁部6cを前記取付部材2の案内筒部12内周に上下動可能且つ回転可能に嵌合させている。また、下部筒壁部6cの上端部所定位置より外方へ前記回動腕20を突設してその先端部を一対の仕切板13間に位置させており、更に回動腕20からそれぞれ周方向互いになす角度を相違して同様形態の二本の補助回動腕20a ,20a を突設しており、その上面にはそれぞれ同様の第2傾斜面S2を形成している。各第2傾斜面は、半径方向と直行する方向に傾斜させており、前記各仕切板13の第1傾斜面S1と傾斜角度を略同じにして両者が当接した場合に摺動可能に構成している。そして、フランジ部6b下面と前記ノズル4の有底筒状部上面との間にコイルスプリング21を介在させて常時上方へ付勢させている。
リング部材7は、押釦5と回動腕20との間に回転を防止して押し下げ可能に介在させるとともに、下面に前記第2傾斜面S2が摺動する第3傾斜面S3を環状に配置し、また、各第3傾斜面S3間をそれぞれ連絡する複数の第4傾斜面S4を環状に配置し、更に、カバー筒3にリング部材7を、リング部材7の上昇位置で、一体動可能に係合している。図示例では、リング板状の基部7a下面に下方を向く山形の突部が環状に配置され、各突部は前記第3傾斜面S3及び第4傾斜面S4を連続した形態としている。また、基部7a外縁より周方向複数の係合板部7bを突設している。各係合板部7bは当初係合凹部17に係合させており、この状態ではカバー筒3を回転させれば一体に回転し、また、押釦5を押し下げてリング部材7を押し下げた際にその下方の仕切板13間に係合板部7bが移行し、その時点でリング部材7の回転が防止される。第3傾斜面S3は第2傾斜面S2と傾斜角度を略同じにして両者が当接した場合に容易に摺動する如く構成しており、また、第2傾斜面S2は第1傾斜面S1と傾斜角度を略同じにしている。
本発明ではノズル4の押し下げ回数を認知し、ひいては噴出液の噴出回数即ち噴出量を認知する認知システムを備えており、該認知システムは前記回転部材6を前記押釦5の押し下げにより所定角度回動させる回転機構と、該回転機構と連繋させるとともに、所定回数の押釦5の押し下げ時にステム9の押し下げを防止するロック機構とから構成している。
回転機構は、前記仕切板13と、前記回転部材6と、前記リング部材7とを備え、前記押釦5の押し下げにより第2傾斜面S2が当接する第3傾斜面S3及び隣接する第1傾斜面S1上を摺動して回動腕20が隣接する仕切板13n を乗り越える如く構成している。図4を用いて説明すれば、図4(a) は押釦5が上方へ付勢されている開口前の状態であり、この状態から押釦5を押し下げることによりリング部材7及び回転部材6をコイルスプリング21及びステム9の上方付勢力に抗して押し下げると、フランジ部6bとノズル4の有底筒状部とが当接してノズル4を押し下げ所定量の液を噴出する。また、回動腕20は当初隣接する仕切板13n に案内されて下降し、図4(b) の位置に達すると仕切板13n から回動腕20が外れるため上方付勢力により第2傾斜面S2が残りの第3傾斜面S3を摺動して図4(c) の位置まで回動腕が回動し、次いで押釦5の押圧を解除すると第2傾斜面S2は第1傾斜面S1上を摺動し(図4(d) )、回動腕20は当該仕切板13n を乗り越えて次の第3傾斜面S3上に回動する(図4(e) )。
ロック機構は、所定の低レベルに形成した特定の仕切板13s の上面を前記回動腕20の下降を防止する係止面aとして構成している。従って、回動腕20が回動して所定位置まで回動移動した際には押釦5は係止面a上方に位置し、押釦5を押し込んでも回動腕20が係止面aに当接して下がらず、その結果、ステム9の下降を防止して液の噴出がなく、所定噴出量の液を噴出し終えたことを感触的に認知できる。前記特定の低レベルとは、回動腕20が通常の上方付勢状態でその上方に位置できる条件を満たす。
図示例では、回転部材6が補助回動腕20a を備えているため、回動腕20が係止面a上方に位置した際の各補助回動腕20a と対応する仕切板を同様に係止面aを備えた特定の仕切板13s として構成している。具体的には図3に示す如く、特定の仕切板13n から反時計廻りに4枚目と9枚目の仕切板13を特定の仕切板13s として構成している。
また、本例ではロック機構によるロック状態を解除するロック解除機構を設けている。このロック解除機構は、ロック機構により一旦所定の噴出量の噴出が終了した後、新たに始めから所定噴出量の噴出が行える如く構成したもので、前記各第3傾斜面を連絡させる複数の第4傾斜面S4を環状に配置し、前記カバー筒3に前記リング部材7を一体動可能に係合させるとともに、前記カバー筒を所定の回動幅の回動が可能に構成し、前記カバー筒を所定方向に所定幅回動することにより、前記係止面a上方の前記回動腕20を立設する第4傾斜面S4を介して次の第3傾斜面S3に摺動させ、次いでカバー筒を逆方向に所定幅回動することにより所定の押し下げ可能位置に回動腕20を回動させる如く構成している。図示例では、前記した如く、リング部材7の係合板部7bを係合凹部17に嵌合させることにより両者を一体に回転させる如く構成しており、また、カバー筒3の周壁15下端に突設した突起22を取付部材2のフランジ部に形成した切溝23に遊嵌させて所定幅の回動が可能に構成している。
ロック解除に関して図5を使用して説明すれば、回動腕20が係止面a上方に位置しそれ以上の押し下げを行えない状態 (図5(a))から、カバー筒3を回転させてリング部材7を回転し、リング部材7により回動腕20が回動して仕切板13に当接し(図5(b))、なおもリング部材7を回動させると、回動腕20は隣接する第4傾斜面S4を摺動し(図5(c))、隣の第3傾斜面S3を摺動する(図5(d))。この際突起22は切溝23の一端に当接し、それ以上の回転ができない。次いで、カバー筒3を反対方向に回転させてリング部材7をもとの位置に戻すと、回動腕20は仕切板13に押し戻されて第3傾斜面S3をやや戻り仕切板13と接触した所定の位置に設置される(図5(e))。
本発明では前記ロック解除機構によるロック解除の際に、前記カバー筒3の回転により音を発する音出機構を設けても良い。図示例に於ける音出機構は、前記したカバー筒3の振動子18と、取付部材2の突起19とで構成している。
上記の如く構成した液体噴出器1を、収納液が頭皮用薬剤とした場合を例にとって説明する。例えば押釦5を頭皮等に圧接して押し込み、ノズル4を押し込んで収納液を噴出する、同様の押釦5の押し込みを場所をかえて適宜行えば、回転部材6はその都度所定回転角度回動して所定の回数に到達するとその回動腕20が係止面a上方に位置しそれ以上の押し下げを行えなくなる。次回使用する場合には、上記した如くカバー筒3を所定方向に回動した後逆方向に回動させてロックを解除する。
本発明液体噴出器の分解斜視図である。(実施例1) 本発明液体噴出器の縦断面図である。(実施例1) 本発明液体噴出器の仕切板を説明する説明図である。(実施例1) 本発明液体噴出器の作用を説明する説明図である。(実施例1) 本発明液体噴出器のロック解除を説明する説明図である。(実施例1)
符号の説明
2…取付部材,3…カバー筒,4…ノズル,5…押釦,6…回転部材,
7…リング部材,9…ステム,13…仕切板,13n …隣接する仕切板,
13s …特定の仕切板,20…回動腕,20a …補助回動腕,A…エアゾール容器体,
a…係止面,S1…第1傾斜面,S2…第2傾斜面,S3…第3傾斜面,S4…第4傾斜面,

Claims (5)

  1. エアゾール容器体A上に固定するとともに、内周上部よりそれぞれ下面に第1傾斜面S1を設けた複数の仕切板13を放射状に突設した取付部材2と、該取付部材外周に回動可能に嵌合させたカバー筒3と、前記エアゾール容器体上端に上方付勢状態で押し込み可能に突設したステム9に嵌着するとともに、前記カバー筒の頂部より上端部を突設したノズル4と、前記ノズルの上部外周部に回転可能且つ前記ノズルの押し下げを可能に装着した筒状の押釦5と、前記ノズル周囲に回転可能且つ上方付勢状態で押し下げ可能に設けるとともに、前記仕切板間に先端部を位置させ且つ下面に第2傾斜面S2を設けた回動腕20を突設させてなる回転部材6と、前記押釦と前記回動腕との間に回転を防止して押し下げ可能に介在させるとともに、下面に前記第2傾斜面が摺動する複数の第3傾斜面S3を環状に配置し、且つ、各第3傾斜面S3間を連絡する複数の第4傾斜面S4を環状に配置したリング部材7とを備え、前記押釦の押し下げにより前記第2傾斜面が当接する前記第3傾斜面及び隣接する前記第1傾斜面上を摺動して前記回動腕が隣接する仕切板13n を乗り越える如く構成し、所定の低レベルに形成した特定の仕切板13s の上面を前記回動腕20の下降を防止する係止面aとして構成してなる液体噴出器。
  2. 前記カバー筒3に前記リング部材7を一体動可能に係合させるとともに、前記カバー筒を所定の回動幅の回動が可能に構成し、前記カバー筒を所定方向へ所定幅回動することにより、前記係止面a上方の前記回動腕20を隣接する第4傾斜面S4を介して次の第3傾斜面S3に摺動させ、次いで前記カバー筒を逆方向へ所定幅回動することにより所定の押し下げ可能位置に前記回動腕20を回動させる如く構成してなる請求項1記載の液体噴出器。
  3. 前記取付部材2と前記カバー筒3との間に、前記回動腕20が前記係止面a上方位置から外れる際に音を発する音出機構を設けてなる請求項2記載の液体噴出器。
  4. 前記回転部材6が、前記回動腕20と同形態の補助回動腕20a をそれぞれ周方向互いになす角度を相違させて突設するとともに、前記係止面a上方に前記回動腕が位置した際の前記各補助回動腕と対応する前記特定の仕切板と同形態の特定の仕切板13s として構成してなる請求項1記載の液体噴出器。
  5. 前記回転部材6が、前記回動腕20と同形態の補助回動腕20a をそれぞれ周方向等間隔に突設するとともに、前記特定の仕切板13s と等間隔で且つ前記補助回動腕と対応する数の前記特定の仕切板と同形態の特定の仕切板を設けてなる請求項1記載の液体噴出器。
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