JP4687292B2 - 通信装置及びネットワーク内で不要な無線リンクの切断方法 - Google Patents

通信装置及びネットワーク内で不要な無線リンクの切断方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信装置から構成されるネットワークにおいて、必要とする送信電力の大きな無線リンクであり、かつ、切断してもネットワークの分断を生じさせないものを効果的に切断する方法と、該方法を実現する通信装置に関する。
無線により通信を行う通信装置から構成されるネットワークにおいて、通信装置の送信電力を大きくすると、パケット等の信号送信時の消費電力が増加し、通信装置が電池により動作している場合は動作時間に影響がでる。また、送信電力を大きくすると、通信範囲も広くなり、従って、通信範囲内に含まれる通信装置数も増加するが、通信範囲内の通信装置数の増加により、受信するパケットも増加し、パケット受信に伴う消費電力が増加する。更に、パケット衝突も増加して通信速度が低下する。
一方、送信電力を小さくしすぎると、ネットワークが分断し、通信できない通信装置の数が増大する。このため、通信装置の送信電力は、上述した問題が顕著とならない程度で、かつ、最低でもネットワーク維持に必要な値以上となるように制御する必要がある。
これら、送信電力制御についての従来技術としては、例えば、非特許文献1に記載の方法や、非特許文献2に記載の方法がある。
非特許文献1には、通信装置の送信電力制御方法として3つの方法が開示されている。第1の方法は、通信装置が、徐々に送信電力を増加させ、隣接する通信装置が予め指定した閾値に達した場合に送信電力の増加を停止する方法であり、第2の方法は、予め全通信装置に設定した固定値を用いる方法であり、第3の方法は、距離が近い通信装置との間で、無線リンクを維持できる最小の送信電力を用いて通信する一方、これにより構成した通信ネットワークが分離することなく1つのネットワークとなっているか否かを確認する方法である。
また、非特許文献2には、まず、最大の送信電力を用いて通信範囲内にいる隣接装置の識別子を取得し、自身を頂点とし、送信電力値をその重みとする重み木のうち、その重みの総和が最小となる木、即ち、最小重み木を求め、最小重み木の中で自身から1ホップの位置となる通信装置と無線リンクを設定するのに必要な最小限の送信電力を自身の送信電力として使用する構成が開示されている。尚、自身から1ホップの位置となる通信装置が複数存在する場合は、それら通信装置と無線リンクを設定するのに必要な送信電力のうち最大のものを自身の送信電力値として使用する。
Martin Kubisch、Holger Karl、Adam Wolisz、Lizhi Charlie Zhong、Jan Rabaey、"Distributed Algorithms for Transmission Power Control in Wireless Sensor Networks"、Proc.of the IEEE Wireless Communications & Networking Conference(WCNC)、 2003年 Ning Li、Jennifer C.Hou、"Topology in Heterogeneous Wireless Networks:Problems and Solutions"、Proc. of the IEEE conference on Computer Communications(Infocom)、2004年
非特許文献1に記載の第1の方法及び第2の方法では、ネットワークの分断を生じさせないために、「隣接する通信装置数」で決定される送信電力値や、「固定値」以上の送信電力値が本来必要であったとしても対応できず、よってネットワークが複数に分断する場合が生じる。また、第3の方法では、「通信ネットワークが分離することなく1つのネットワークとなっているか否かを確認する」ために、ネットワーク全体の情報が必要であり、その情報を各通信装置で送受信するため通信量が増加するという問題がある。さらに、通信量の増加に伴い各通信装置での消費電力も増加するという問題も生じる。
非特許文献2に記載の方法は、2つの通信装置を結ぶ、それぞれの方向の無線リンクに必要な送信電力は、同一であることを前提とした上で1つのネットワークを構成することを保障している。しかしながら、実際の無線リンクでは、方向により無線リンクを設定するのに必要となる送信電力が同一であるとは限らない。よって、非特許文献2に記載の方法でもネットワークが分断しないことを保障することはできず、ある通信装置とは通信できない通信装置が発生し得るという問題がある。
従って、本発明は、必要な送信電力が大きく、かつ、ネットワーク維持に不要な無線リンクを探索して、探索した不要な無線リンクを切断して消費電力を削減する通信装置と、必要な送信電力が大きく、かつ、ネットワーク維持に不要な無線リンクを探索して切断する方法を提供することを目的とする。
本発明における通信装置によれば、
隣接装置と設定している無線リンクについての、送信リンク維持に必要な自装置での送信電力に対応する送信リンク維持電力値と、受信リンク維持に必要な隣接装置での送信電力に対応する受信リンク維持電力値を収集する手段と、隣接装置との送信リンク維持電力値及び受信リンク維持電力値の大きい方以下の値である、該隣接装置とのリンク重みを算出する手段と、送信リンク維持電力値の最大値である最大送信電力値を含む電力広報メッセージを、最大送信電力値の送信リンクの設定先隣接装置である最大電力隣接装置を宛先として、少なくとも最大電力隣接装置以外の隣接装置に送信する手段と、他の通信装置が生成し他の通信装置を宛先とする電力広報メッセージを、リンク重みが電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下である隣接装置から受信した場合、リンク重みが該最大送信電力値以下である隣接装置であって、電力広報メッセージを送信した隣接装置以外には、少なくとも、受信した電力広報メッセージを転送する手段と、自装置を宛先とする電力広報メッセージを、電力広報メッセージを生成した隣接装置以外で、リンク重みが電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下である隣接装置から受信した場合、該電力広報メッセージを、生成元の通信装置に送信して、生成元の通信装置との無線リンクを切断する手段と、生成した電力広報メッセージを、最大電力隣接装置から受信した場合には、最大電力隣接装置との無線リンクを切断する手段とを備えることを特徴とする。
本発明の通信装置における他の実施形態によれば、
隣接装置の最大電力隣接装置の情報を取得する手段を有し、隣接装置が自装置の最大電力隣接装置である場合は、該隣接装置との送信リンク維持電力値を、それ以外の場合は所定の最小値を該隣接装置との送信リンク重みとし、該隣接装置の最大電力隣接装置が自装置である場合は、該隣接装置との受信リンク維持電力値を、それ以外の場合は所定の最小値を該隣接装置との受信リンク重みとし、送信リンク重みと受信リンク重みの大きい方を、該隣接装置とのリンク重みとすることも好ましい。
また、本発明の通信装置における他の実施形態によれば、
隣接装置との送信リンク維持電力値と、該隣接装置との受信リンク維持電力値の大きい方を、隣接装置とのリンク重みとすることも好ましい。
本発明における方法によれば、
通信可能な隣接装置を認識して、認識した隣接装置と無線リンクを設定する機能を有する通信装置により構成されるネットワークにおける不要な無線リンクの切断方法であって、各無線リンク維持に必要な送信電力に対応する送信リンク維持電力値を収集するステップと、通信装置間の各方向の送信リンク維持電力値の大きい方以下の値である、通信装置間の無線リンクのリンク重みを算出するステップと、各通信装置が、自装置での送信リンク維持電力値の最大値である最大送信電力値を含む電力広報メッセージを、最大送信電力値の送信リンクの設定先隣接装置である最大電力隣接装置を宛先として、少なくとも最大電力隣接装置以外の隣接装置に送信するステップと、電力広報メッセージを、電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下のリンク重みの無線リンクのみを経由して順次転送するステップと、電力広報メッセージが、電力広報メッセージの宛先である最大電力隣接装置に、該電力広報メッセージの生成元の通信装置と設定している無線リンク以外の経路により到達した場合、該生成元の通信装置と該最大電力隣接装置間の無線リンクを切断することを特徴とする。
本発明の方法における他の実施形態によれば、
各通信装置において最大送信電力値の無線リンクは最大送信電力値を、それ以外の無線リンクは所定の最小値を、送信リンク重みとし、通信装置間に設定される各方向の送信リンク重みの大きい方を、通信装置間の無線リンクのリンク重みとすることも好ましい。
電力広報メッセージは、電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下のリンク重みの無線リンクのみを経由して転送されるため、宛先である最大電力隣接装置に到達した場合には、電力広報メッセージの生成元の通信装置と、その最大電力隣接装置間に設定されている無線リンクのリンク重み以下の無線リンクのみで構成される間接ルートが存在することを意味する。従って、電力広報メッセージの生成元の通信装置は、維持するために必要な送信電力が最大である無線リンクを切断して、送信電力を削減することができる。
最大電力隣接装置への送信リンク以外のリンクを一律して最小値とおくことで、ネットワーク全体としては、各通信装置の送信電力を削減する、送信リンクを優先して削減することができる。
通信装置間の送受信リンクの維持電力値のうち、大きいほうをリンク重みとすることで、通信装置での処理負担を抑え、不要な無線リンクを削減して通信装置での消費電力を軽減することができる。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
まず、以後の説明において使用する用語について、図1を用いて説明する。図1において、符号1、21、22及び23は、通信装置であり、符号31〜33及び41〜43は無線リンクである。ここで通信装置1と無線リンクを設定している通信装置21〜23を、通信装置1の隣接装置と呼ぶ。また、通信装置1が隣接装置に送信する無線リンク31〜33を、通信装置1の送信リンクと呼び、通信装置1が隣接装置から受信する無線リンク41〜43を、通信装置1の受信リンクと呼ぶ。更に、隣接装置21への送信リンク31を維持するために通信装置1で必要となる送信電力を、隣接装置21との送信リンク維持電力値と呼び、隣接装置21からの受信リンク41を維持するために隣接装置21で必要となる送信電力を、隣接装置21との受信リンク維持電力値と呼ぶ。もちろん、通信装置1からみた隣接装置21との受信リンク維持電力値は、隣接装置21からみた通信装置1との送信リンク維持電力値と同じである。
更に、図1に示すように、送信リンク31〜33の送信リンク維持電力値が、それぞれ、5、3、8である場合、送信リンク維持電力値で一番大きな値である8を、最大送信電力値又はTPMaxと呼び、一番大きな送信リンク維持電力値の送信リンクの設定先である通信装置23を、最大電力隣接装置と呼ぶ。尚、送信リンク維持電力値の一番大きな値が複数ある場合は、その中から任意の通信装置を、最大電力隣接装置として選択する。
本発明による通信装置は、隣接装置のリストであるCS(Connectivity Set)の作成と、隣接装置とのリンク重みの計算と、TPMaxを含む電力広報メッセージ又はPADV(Power ADVertisement)メッセージの送信と、受信PADVに基づいて、CSからの隣接装置の削除及びそれに伴う隣接装置との間に設定している無線リンクの切断とを実行する。以下に、各内容について説明する。
(CSの作成) 本発明による通信装置は、上述したCSを作成するために、Helloメッセージを定期的にブロードキャストする。Helloメッセージは、送信元の通信装置の識別子である装置IDと、そのHelloメッセージの送信電力に対応する値と、送信元の通信装置の最大電力隣接装置の装置IDと、送信元の通信装置がそれまでに収集した隣接装置となり得る通信装置の装置ID及びその通信装置との受信リンク維持電力値を含んでいる。
各通信装置は、新たな通信装置からHelloメッセージを受信した場合には、受信したHelloメッセージの送信電力に対応する値を、その新たな通信装置との受信リンク維持電力値として記録し、以後、自装置が送信するHelloメッセージに、新たな通信装置の装置ID及びその新たな通信装置との受信リンク維持電力値を追加する。
また、通信装置は、自装置の装置IDを含むHelloメッセージを受信した場合には、Helloメッセージ送信元の通信装置をCSに加え、そのHelloメッセージに含まれる自装置との受信リンク維持電力値を、Helloメッセージ送信元の通信装置との送信リンク維持電力値として記録する。また、その通信装置から初めてHelloメッセージを受信したのであれば、既に述べたように、そのHelloメッセージの送信電力に対応する値を、Helloメッセージ送信元の通信装置との受信リンク維持電力値をとして記録する。
Helloメッセージの送信電力は、少なくとも1つ以上の隣接装置から自装置の装置IDを含むHelloメッセージを受信するまで、初期値から徐々に増加させる。但し、少なくとも1回は、最大の送信電力で送信を行う。以上の動作により各通信装置は、隣接装置と、その隣接装置との送信リンク維持電力値及び受信リンク維持電力値と、隣接装置の最大電力隣接装置を認識してCSを作成する。
図2は、上述したCS作成処理を具体的に説明する図である。尚、初期状態として両通信装置共に隣接装置を一切認識していないものとし、簡単のため最大電力隣接装置は省略する。図1(a)において、通信装置1A及び1Bは共に送信電力=1でHelloメッセージを送信している。しかし、両Helloメッセージ共、他方の通信装置には届いていいない。図1(b)において、両通信装置共に、Helloメッセージの送信電力=2とし、これにより通信装置1BのHelloメッセージは通信装置1Aに到達している。よって、通信装置1Aは、受信したHelloメッセージの送信電力=2を、通信装置1Bとの受信リンク維持電力値として記録する。以後、通信装置1Aは、通信装置1Bの装置ID及び通信装置1Bとの受信リンク維持電力値である2を含むHelloメッセージを送信する。
図1(c)において、両通信装置共に、Helloメッセージの送信電力=3とするが、通信装置1Aが送信するHelloメッセージは、通信装置1Bには到達していない。図1(d)において、両通信装置共に、Helloメッセージの送信電力=4とし、通信装置1Aが送信するHelloメッセージも通信装置1Bに到達する。通信装置1Aが送信するHelloメッセージには、通信装置1Bの装置IDが含まれているため、通信装置1Bは、通信装置1AをCSに追加し、受信したHelloメッセージに含まれる送信電力=2を、通信装置1Aとの送信リンク維持電力値と、受信Helloメッセージの送信電力=4を、通信装置1Aとの受信リンク維持電力値として記録する。以後、通信装置1Bは、通信装置1Aの装置ID及び通信装置1Aとの受信リンク維持電力値である4を含むHelloメッセージを送信する。
図1(e)において、通信装置1Aは、通信装置1Bから受信しているHelloメッセージに、自装置の装置IDが含まれていることを認識し、通信装置1BをCSに追加し、Helloメッセージに含まれる送信電力=4を通信装置1Bとの送信リンク維持電力値として記録する。
図3は、以後の説明で用いる、通信装置と、通信装置間に設定されている無線リンクと、各無線リンクを維持するために必要とする送信電力値を示す図であり、図4は、図3の状態で各通信装置が保持するCSを示す図である。尚、送信リンク維持電力値を参考のため、CS内の装置IDの後に表示している。
(リンク重みの計算) 各通信装置は、隣接装置との送信リンク維持電力値及び受信リンク維持電力値と、各隣接装置の最大電力隣接装置を認識している。通信装置は、隣接装置が自装置の最大電力隣接装置である場合には送信リンク維持電力値を、即ち、自装置のTPMaxを、それ以外の場合には0を、その隣接装置との送信リンク重みとする。また、自装置が隣接装置の最大電力隣接装置である場合には、その隣接装置との受信リンク維持電力値を、それ以外の場合には0を、その隣接装置との受信リンク重みとする。そして、隣接装置との送信リンク重みと受信リンク重みの大きい方を、その隣接装置との無線リンクのリンク重みとして求める。
図5は、図3に示す構成をリンク重みで表現したものである。尚、図5の各装置の枠内には、その通信装置の最大電力隣接装置及びTPMaxを表示している。
続く、各通信装置におけるPADVメッセージの送信と、CSからの隣接装置の削除の説明を行う前に、本発明によるネットワークからの無線リンクの切断方法について説明する。
図6は、本発明によるネットワークからの無線リンク切断方法のフロー図である。ネットワークを構成する各通信装置は、既に説明したCS作成処理により、例えば、図3に示すような隣接関係を構築して、図4に示すようなCSを作成し、更に、既に説明したリンク重みの計算処理を行っている、即ち、図5に示す構成を認識しているものとする。また、着目する通信装置を装置Zとし、装置Zの最大電力隣接装置を装置Xとする。
まず、装置Z及び装置X間に、他の通信装置を経由する間接ルートがあるか否かを判定し(S61)、間接ルートが存在する場合、間接ルート上の各無線リンクのリンク重みと装置ZのTPMaxを比較し(S62)、TPMaxが間接ルート上の、総てのリンク重み以上である場合、装置Zは、装置XをCSから削除しTPMaxの更新及びリンク重みの更新を行う(S63)。これにより装置Zは、装置Xへのルートを確保しつつ、装置Xとの無線リンクを切断して、必要な送信電力を減少させることができる。装置Xも装置ZをCSから削除すると共に(S64)、装置Xの最大電力隣接装置が装置Zであるか否かを判定し(S65)、装置Zである場合は、TPMaxを更新し、合わせてリンク重みも更新する(S66)。尚、装置Z及び装置Xの隣接装置もリンク重みを更新する必要があるが、装置Z及びXが定期的に送信するHelloメッセージに基づき更新する構成とすることも、装置Z及びXがTPMaxを変更した際に、それぞれの隣接装置に専用のメッセージで通知する構成とすることも可能である。
上述した処理を、図7及び図8を用いて具体的に説明する。尚、初期状態は、図3及び5に示す通りとする。図7(a)に示す様に、通信装置1C、通信装置1D及び通信装置1Gを装置Zとする。通信装置1Cの最大電力隣接装置は通信装置1Fであり、通信装置1Cから通信装置1Fへは、通信装置1C−1B−1A−1D−1G−1Fという間接ルートが存在し、間接ルート上の各リンク重みは、通信装置1C−1F間のリンク重み=6以下であるため、通信装置1C−1F間の無線リンクを切断する。また、図4より、通信装置1CのCSから通信装置1Fを削除した場合に、通信装置1Cの最大電力隣接装置は通信装置1Eとなり、TPMax=4となる。また、通信装置1Fの最大電力隣接装置は、通信装置1Eであって通信装置1Cではないため、通信装置1Fは、TPMax更新処理を行わない。
また、通信装置1Dの最大電力隣接装置は通信装置1Bであり、通信装置1Dから通信装置1Bへは、通信装置1D−1A−1Bという間接ルートが存在し、間接ルート上の各リンクの重みは、通信装置1D−1B間のリンク重み=6以下であるため、通信装置1D−1B間の無線リンクを切断する。また、図4より、通信装置1DのCSから通信装置1Bを削除した場合に、通信装置1DのTPMaxを与える通信装置は、通信装置1Gとなり、TPMax=5となる。また、通信装置1Bの最大電力隣接装置は、通信装置1Dであるため、通信装置1BにおいてもTPMaxの更新を行い、更新後のTPMax=4で、最大電力隣接装置は通信装置1Eとなる。
更に、通信装置1Gの最大電力隣接装置は通信装置1Eであり、通信装置1Gから通信装置1Eへは、通信装置1G−1D−1Eという間接ルートが存在し、間接ルート上の各リンク重みは、通信装置1G−1E間のリンク重み=7以下であるため、通信装置1G−1E間の無線リンクを切断する。また、図4より、通信装置1GのCSから通信装置1Eを削除した場合に、通信装置1Gの最大電力隣接装置は、通信装置1Dとなり、TPMax=4となる。また、通信装置1Eの最大電力隣接装置は通信装置1Gであるため、通信装置1EにおいてもTPMaxの更新を行い、更新後のTPMax=7で、最大電力隣接装置は通信装置1Fとなる。
図7(b)は、上記無線リンク切断に伴う、TPMax及びリンク重み更新後の隣接関係を示す図であり、図9(a)は、図7(b)時点での各通信装置のCSを示す図である。
続いて、図8(a)に示す様に、通信装置1A、通信装置1C及び通信装置1Fを装置Zとする。上記と同様に、通信装置1A−1D間の無線リンクは、通信装置1A−1B−1E−1Dという間接ルートの存在により切断され、通信装置1C−1E間の無線リンクは、通信装置1C−1B−1Eという間接ルートの存在により切断され、通信装置1F−1E間の無線リンクは、通信装置1F−1G−1D−1Eという間接ルートの存在により切断される。図8(b)は、上記無線リンク削除に伴う、TPMax及びリンク重み更新後の隣接関係を示す図であり、図9(b)は、図8(b)時点での各通信装置のCSを示す図である。
図8(b)の状態では、任意の通信装置間を直接接続する無線リンクの代わりとなる間接ルートはもはや存在しないため、例えば、新たな通信装置の起動や、通信装置間の位置関係の変化や、通信装置間の伝播状態等の変化等が発生するまでこの状態が維持される。
(PADVメッセージの送信) 上述した無線リンクの切断のために、各通信装置は、自装置のTPMaxを含むPADVメッセージを定期的に、最大電力隣接装置を宛先として送信する。このPADVメッセージは、少なくとも最大電力隣接装置を除く、総ての隣接装置に送信する。但し、自装置のCS内の隣接装置数が1となった場合、又は、自装置のCSにある隣接装置のうち、PADVメッセージを送信する通信装置が1以下となった場合は停止する。
例えば、図8(b)に示す状態において、通信装置1A、1C、1Fは隣接装置数が1であるため、PADVメッセージの送信を停止する。従って、通信装置1B及び1Gは、自装置のCSにある隣接装置のうち、PADVメッセージを送信する通信装置が1以下となるため、PADVメッセージの送信を停止し、よって通信装置1D、1Eも、PADVメッセージの送信を停止する。従って、図8(b)に示すこれ以上、無線リンクの切断を行えない状態においては、PADVメッセージは送信されない。しかし、この後、例えば、新たな通信装置が起動して、既存の通信装置と複数の無線リンクを設定して、間接ルートが存在することとなった場合には、再度これら通信装置はPADVメッセージの送信を開始して、無線リンク切断処理を開始する。
(CSからの隣接装置の削除) 図10は、本発明による通信装置におけるPADVメッセージ受信時の処理フロー図である。以下の説明においてPADVメッセージを生成した通信装置を装置Zとし、装置Zの最大電力隣接装置を装置Xとする。即ち、PADVメッセージは、装置ZのTPMaxを含み、装置Xを宛先とし、PADVメッセージの送信元が装置Zであることが認識可能となっているものとする。
(S1) 受信したPADVメッセージについて、自装置が、装置Xであるのか、装置Zであるのか、どちらでもないのかを判定する。
(S2) 装置X、装置Zのどちらでもない場合は、受信したPADVメッセージを転送するか廃棄するかのみ判断する。このため通信装置は、PADVメッセージを受信したリンクのリンク重みと、PADVメッセージのTPMaxを比較する。TPMaxがリンク重み以上であれば、受信したPADVメッセージを、メッセージの転送又は送信元の隣接装置を除く、総ての隣接装置へ転送し、そうでなければ、受信したPADVメッセージを廃棄する。これにより、PADVメッセージは、含んでいるTPMax以下の無線リンクを転送されることになる。尚、無限に転送され続けることは、最大の転送回数等をPADVメッセージに設定することで防止する。
(S5) 自装置が、受信したPADVメッセージの装置Xである場合において、PADVメッセージを装置Zから直接受信している場合、即ち、装置Zとの無線リンクを通して受信している場合は、受信したPADVメッセージを廃棄する。この処理は、PADVメッセージの生成元である装置Zが、PADVメッセージを全隣接装置に送信する場合に必要となるものである。
(S6) 続いて、PADVメッセージを受信した受信リンクのリンク重みと、PADVメッセージのTPMaxを比較して、TPMaxがリンク重みより小さければPADVメッセージを廃棄する。
(S7) TPMaxがリンク重み以上であれば、装置Z−装置X間に間接ルートが存在し、間接ルートを構成する各無線リンクのリンク重みが、PADVメッセージに含まれるTPMax以下であることを、即ち、装置Z−装置X間のリンク重み以下であることを意味する。従って、装置Xにおいて、装置ZをCSから削除する。
(S8) CSからの装置Zの削除に伴い、TPMaxの更新が必要か否かを判定する。更新が必要な場合とは、装置Xの最大電力隣接装置が装置Zである場合である。
(S9) 更新が必要な場合は、TPMaxの更新を行う。尚、TPMaxの更新の要、不要に拘らず、PADVメッセージを装置Zとの無線リンクを使用して直接装置Zに送信する。その後、装置Zとの無線リンクの切断を行なう。
(S3) 自装置が、受信したPADVメッセージの装置Z、即ち、PADVメッセージの生成元である場合には、まず、PADVメッセージの転送を行った通信装置が装置Xであるか否かを判定、装置Xではない場合はPADVメッセージを廃棄する。これは、例えば、図5の通信装置1Eが送信したPADVメッセージが、通信装置1B及び1D経由で通信装置1Eに戻った場合に、この受信PADVメッセージに基づき、通信装置1Eにとっての装置Xである通信装置1Gとの無線リンクを切断することはできないためである。
(S4) PADVメッセージの転送を行った通信装置が装置Xである場合は、装置XでのS8又はS9の処理後に、装置Xが送信したPADVメッセージであるため、装置X−Z間には間接ルートが存在することとなり、従って、装置XをCSから削除しTPMaxの更新を行う。その後、装置Xとの無線リンクを切断する。
上述したように、PADVメッセージの送信により、最大電力隣接装置との無線リンクのリンク重み以下の無線リンクのみで構成される間接ルートの存在を認識し、存在する場合には最大電力隣接装置をCSから削除して、隣接関係を解消し、これにより必要となる送信電力の最大値を削減する。
尚、PADVメッセージの転送は、PADVメッセージを送信又は転送した隣接装置以外の総ての隣接装置に転送することとしているため、図10のS2やS6において、通信装置は、PADVメッセージを受信したリンクのリンク重みと、PADVメッセージのTPMaxを比較して、TPMaxがリンク重みより小さければPADVメッセージを廃棄する処理を行なっている。これは、PADVメッセージをTPMax以下の無線リンクのみを経由して転送させるためであるが、上述した受信側で判断して廃棄する方法以外に、送信側で判断する方法も可能である。即ち、転送する際に、各通信装置が、TPMax以下の無線リンクにのみ送信することで、PADVメッセージをTPMax以下の無線リンクのみを経由して転送させる構成とすることも可能である。
続いて、図10に示す処理を、図7(a)の通信装置1Gを用いて具体的に説明する。ここで、PADVメッセージの生成元の通信装置は、PADVメッセージを、最大電力隣接装置を含む全隣接装置に送信するものとし、PADVメッセージの転送可否は、図10に示す通り、受信側で判断する構成であるものとする。
通信装置1Gが送信するTPMax=5であるPADVメッセージは、通信装置1D、1E及び1Fが直接受信する。このうち、通信装置1Eが通信装置1Gから直接受信するPADVメッセージは、図10のS5の処理に従い廃棄される。
通信装置1Fが受信するPADVメッセージに含まれるTPMax=5は、PADV受信リンクの重み=0以上であるため、図10のS2の処理に従い、通信装置1Fは、PADVメッセージの送信元である通信装置1G以外の送信リンクに、つまり通信装置1E及び通信装置1Cに、PADVメッセージを転送する。
通信装置1Cは、通信装置1FよりPADVメッセージを受信するが、PADVメッセージに含まれるTPMax=5は、PADV受信リンクの重み=6より小さいため、図9のS2の処理に従い、通信装置1CはPADVメッセージを廃棄する。
また、通信装置1Gについての装置Xである通信装置1Eは、通信装置1FよりPADVメッセージを受信するが、PADVメッセージに含まれるTPMax=5は、PADV受信リンクの重み=8より小さいため、図9のS6の処理に従い、通信装置1EはPADVメッセージを廃棄する。
通信装置1Dが通信装置1Gから受信するPADVメッセージに含まれるTPMax=5は、PADV受信リンクの重み=0以上であるため、図9のS2の処理に従い、通信装置1Dは、PADVメッセージ転送元である通信装置以外の送信リンクに、つまり通信装置1A及び1Eに、PADVメッセージを転送する。
通信装置1Gについての装置Xである通信装置1Eは、通信装置1DよりPADVメッセージを受信するが、PADVメッセージに含まれるTPMax=5は、PADV受信リンクの重み=0以上であるため、図9のS7〜9の処理に従い、通信装置1Eは、通信装置1GをCSから削除し、必要に応じてTPMax及びリンク重みを更新して、PADVメッセージを通信装置1Gに直接送信する。
通信装置1Dから通信装置1Aに転送されたPADVメッセージは、更に転送され続けるが、PADVメッセージに最大転送回数等を設定することで無限に転送され続けることを防止する。
通信装置1Eから通信装置1Gに直接送信されたPADVメッセージに基づき、通信装置1Gは、図9のS4の処理に従い通信装置1EをCSから削除する。これにより、TPMaxが、通信装置1Eに対する送信電力値である5から、通信装置1Dに対する送信電力値である4に変更される。即ち、通信装置1Gが通信するために必要とする最大送信電力値は、5から4に減少する一方、他の総ての通信装置へのルートは確保されている。
また、通信装置1Gは、TPMaxの変更に伴い、リンク重みを再計算し、通信装置1Dとのリンク重みを5に変更する。通信装置1Dは、前述したように通信装置1Gが送信するHelloメッセージにより、又は、通信装置1Gが通信装置1Dに送信するTPMaxの変更を伝えるメッセージにより通信装置1Gとのリンク重みを変更する。
上記説明において、リンク重みの計算の際、ネットワーク全体でみれば、最大電力隣接装置への送信リンク以外のリンクを重み0とした上で、通信装置間の送受信リンクの重みの大きい方をリンク重みとして計算していた。ここで、最大電力隣接装置への送信リンク以外のリンクを一律して0とおくのは、TPMaxのリンクを削減できない場合には、その他の送信リンクを削除しても、その通信装置では送信電力の削減には結びつかない、即ち、TPMax以外のリンクのリンク重みを考慮しても意味がないためである。最大電力隣接装置への送信リンク以外のリンクを一律して0とおくことで、ネットワーク全体としては、各通信装置の送信電力を削減する、送信リンクを優先して削減することができる。しかしながら、通信装置間の送受信リンクの維持電力値の大きい方以下の値であれば、他の方法で計算することも可能であり、例えば、TPMaxを与えるリンク以外のリンクを0とおかずに、単に通信装置間の送受信リンクの維持電力値のうち大きいほうをリンク重みとして使用してもよい。この場合は、Helloメッセージで最大電力隣接装置を隣接装置に通知すること、及び、リンク切断後のリンク重みの再計算処理は必要なく、通信装置での処理を軽くすることができる。
用語を説明する図である。 CSの作成処理を説明する図である。 通信装置と、通信装置間の無線リンクと、各無線リンクを維持するために必要とする送信電力値を示す図である。 図3の状態で各通信装置が保持するCSを示す図である。 図3の状態をリンク重みで表現した図である。 本発明による無線リンク切断方法のフロー図である。 本発明による無線リンク切断方法を説明する図である。 本発明による無線リンク切断方法を説明する図である。 図7及び図8時点での各通信装置が保持するCSを示す図である。 PADVメッセージ受信時の処理フロー図である。
符号の説明
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G 通信装置
21、22、23 隣接装置
31、32、33 送信リンク
41、42、43 受信リンク

Claims (5)

  1. 隣接装置と設定している無線リンクについての、送信リンク維持に必要な自装置での送信電力に対応する送信リンク維持電力値と、受信リンク維持に必要な隣接装置での送信電力に対応する受信リンク維持電力値を収集する手段と、
    隣接装置との送信リンク維持電力値及び受信リンク維持電力値の大きい方以下の値である、該隣接装置とのリンク重みを算出する手段と、
    送信リンク維持電力値の最大値である最大送信電力値を含む電力広報メッセージを、最大送信電力値の送信リンクの設定先隣接装置である最大電力隣接装置を宛先として、少なくとも最大電力隣接装置以外の隣接装置に送信する手段と、
    他の通信装置が生成し他の通信装置を宛先とする電力広報メッセージを、リンク重みが電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下である隣接装置から受信した場合、リンク重みが該最大送信電力値以下である隣接装置であって、電力広報メッセージを送信した隣接装置以外には、少なくとも、受信した電力広報メッセージを転送する手段と、
    自装置を宛先とする電力広報メッセージを、電力広報メッセージを生成した隣接装置以外で、リンク重みが電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下である隣接装置から受信した場合、該電力広報メッセージを、生成元の通信装置に送信して、生成元の通信装置との無線リンクを切断する手段と、
    生成した電力広報メッセージを、最大電力隣接装置から受信した場合には、最大電力隣接装置との無線リンクを切断する手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 隣接装置の最大電力隣接装置の情報を取得する手段を有し、
    隣接装置が自装置の最大電力隣接装置である場合は、該隣接装置との送信リンク維持電力値を、それ以外の場合は所定の最小値を該隣接装置との送信リンク重みとし、該隣接装置の最大電力隣接装置が自装置である場合は、該隣接装置との受信リンク維持電力値を、それ以外の場合は所定の最小値を該隣接装置との受信リンク重みとし、送信リンク重みと受信リンク重みの大きい方を、該隣接装置とのリンク重みとすること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 隣接装置との送信リンク維持電力値と、該隣接装置との受信リンク維持電力値の大きい方を、該隣接装置とのリンク重みとすることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 通信可能な隣接装置を認識して、認識した隣接装置と無線リンクを設定する機能を有する通信装置により構成されるネットワークにおける不要な無線リンクの切断方法であって、
    各無線リンク維持に必要な送信電力に対応する送信リンク維持電力値を収集するステップと、
    通信装置間の各方向の送信リンク維持電力値の大きい方以下の値である、通信装置間の無線リンクのリンク重みを算出するステップと、
    各通信装置が、自装置での送信リンク維持電力値の最大値である最大送信電力値を含む電力広報メッセージを、最大送信電力値の送信リンクの設定先隣接装置である最大電力隣接装置を宛先として、少なくとも最大電力隣接装置以外の隣接装置に送信するステップと、
    電力広報メッセージを、電力広報メッセージに含まれる最大送信電力値以下のリンク重みの無線リンクのみを経由して順次転送するステップと、
    電力広報メッセージが、電力広報メッセージの宛先である最大電力隣接装置に、該電力広報メッセージの生成元の通信装置と設定している無線リンク以外の経路により到達した場合、該生成元の通信装置と該最大電力隣接装置間の無線リンクを切断すること、
    を特徴とする方法。
  5. 各通信装置において最大送信電力値の無線リンクは最大送信電力値を、それ以外の無線リンクは所定の最小値を、送信リンク重みとし、通信装置間に設定される各方向の送信リンク重みの大きい方を、通信装置間の無線リンクのリンク重みとすることを特徴とする請求項4に記載の方法。
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