JP4684680B2 - ファイルの暗号・復号方法、鍵情報抽出方法及び装置 - Google Patents
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βi,j+αi,j=βi,j+1 (0≦j≦2m-1) 式(1)
βi,0=βi,2m=0 式(2)
(1)共通鍵βn,mを知っていれば、その共通鍵βn,mで復号化することができる。
(2)共通鍵βn,mを知らなくても、秘密鍵SKを知っていれば、その秘密鍵SKで暗号済み鍵要素データ230を復号化し、得られた共通鍵βn,mで復号化することができる。
(3)このn番目の暗号ファイル200から共通鍵βn,mを直接求める代わりに、この暗号ファイルより前のm個、または、この暗号ファイルより後のm個の各暗号ファイルに含まれる暗号済み鍵差分要素データを復号し、αn,0…αn,m-1の総和または-αn,m…-αn,2m-1の総和を算出することにより共通鍵βn,mを求めることもできる。βn,m=αn,0+αn,1+…+αn,m-1=-αn,m-αn,m+1-…-αn,2m-1だからである。αn,0はこの暗号ファイルのm個後の暗号ファイルに含まれる鍵差分要素、αn,1はこの暗号ファイルのm-1個後の暗号ファイルに含まれる鍵差分要素、…、αn,m-1はこの暗号ファイルの1個後の暗号ファイルに含まれる鍵差分要素である。同様に、-αn,mはこの暗号ファイルの1個前の暗号ファイルに含まれる鍵差分要素、-αn,m+1はこの暗号ファイルの2個前の暗号ファイルに含まれる鍵差分要素、…、-αn,2m-1はこの暗号ファイルのm個前の暗号ファイルに含まれる鍵差分要素である。
(4)上記(3)の算出において、その一部分について、秘密鍵SKで暗号済み鍵要素データを復号化して得られた共通鍵βを利用することもできる。例えば、βn,m=βn,m-1+αn,m-1である。
(1-1)βn,mを保有するので、参照者は、n番目のログファイルを復号できる。
(1-2)さらに、βn-1,m-1を保有するので、参照者は、n番目の暗号ログファイル中のαn-1,m-1を用いてβn-1,m-1+αn-1,m-1=βn-1,mを求めることができ、これによりn-1番目のログファイルを復号できる。
(1-3)さらに、βn-2,m-2を保有するので、参照者は、n番目の暗号ログファイル中のαn-2,m-2を用いてβn-2,m-2+αn-2,m-2=βn-2,m-1を求めることができ、さらにn-1番目の暗号ログファイル中のαn-2,m-1を用いてβn-2,m-1+αn-2,m-1=βn-2,mを求めることができ、これによりn-2番目のログファイルを復号できる。
(1-4)以下同様にして、n番目から1つずつ戻りながらログファイルを復号していける。n-p番目のログファイルを復号した後は、n-p-1番目のログファイルを復号しようとしても、参照者はβn-p-1,m-p-1を保有していないのでn-p-1番目のログファイルを復号できない。
(1-5)ただし、p+q+1がm以上である場合、すなわち連続するm個以上のログファイルの復号を参照者に許す場合は、n-p番目の暗号ファイル中の鍵差分要素αn-p-1,m-1、n-p+1番目の暗号ファイル中の鍵差分要素αn-p-1,m-2、n-p+2番目の暗号ファイル中の鍵差分要素αn-p-1,m-3、…、n-p+m-1番目の暗号ファイル中の鍵差分要素αn-p-1,0をすべて取得することができ、αn-p-1,m-1+αn-p-1,m-2+…+αn-p-1,0=βn-p-1,mを求めることができるので、n-p-1番目のログファイルを復号できる。同様にして、さらにn-p-2番目、n-p-3番目と戻って、1番目までの全てのログファイルを復号できる。
(2-1)βn,mを保有するので、参照者は、n番目のログファイルを復号できる。
(2-2)さらに、βn+1,m+1を保有するので、参照者は、n番目の暗号ログファイル中の-αn+1,mを用いてβn+1,m+1-αn+1,m=βn+1,mを求めることができ、これによりn+1番目のログファイルを復号できる。
(2-3)さらに、βn+2,m+2を保有するので、参照者は、n番目の暗号ログファイル中の-αn+2,m+1を用いてβn+2,m+2-αn+2,m+1=βn+2,m+1を求めることができ、さらにn+1番目の暗号ログファイル中のαn+2,mを用いてβn+2,m+1-αn+2,m=βn+2,mを求めることができ、これによりn+2番目のログファイルを復号できる。
(2-4)以下同様にして、n番目から1つずつ進みながらログファイルを復号していける。n+q番目のログファイルを復号した後は、n+q+1番目のログファイルを復号しようとしても、参照者はβn+q+1,m+q+1を保有していないのでn+q+1番目のログファイルを復号できない。
(2-5)ただし、p+q+1がm以上である場合、すなわち連続するm個以上のログファイルの復号を参照者に許す場合は、n+q番目の暗号ファイル中の鍵差分要素-αn+q+1,m、n+q-1番目の暗号ファイル中の鍵差分要素-αn+q+1,m+1、n+q-2番目の暗号ファイル中の鍵差分要素-αn+q+1,m+2、…、n+q-m+1番目の暗号ファイル中の鍵差分要素-αn+q+1,2m-1をすべて取得することができ、-αn+q+1,m-αn+q+1,m+1-…-αn+q+1,2m-1=βn+q+1,mを求めることができるので、n+q+1番目のログファイルを復号できる。同様にして、さらにn+q+2番目、n+q+3番目と進み、全てのログファイルを復号できる。
Claims (9)
- 連続的に順序付けられる複数のログファイルの暗号方法であって、
第1のコンピュータが備えるログファイル入力手段が、前記順序に従ってログファイルを入力するステップと、
第1のコンピュータが備える暗号化手段が、前記入力したログファイルを、そのログファイル毎に生成した共通鍵(所定のしきい値をmとしたとき、n番目のログファイルの共通鍵をβ n,m で表す)で、暗号化し、暗号済みログファイルデータを生成するステップと、
第1のコンピュータが備える鍵要素生成手段が、前後に連なるログファイルの共通鍵を算出するための鍵要素(n番目のログファイルに対応する鍵要素をβ n-m+1,1 ,…,β n-1,m-1 ,β n+1,m+1 ,…,β n+m-1,2m-1 で表す)を生成し、前記共通鍵β n,m と併せて、ログファイルの管理者が秘密に保持する秘密鍵に対応する公開鍵で暗号化し、暗号済み鍵要素データを生成するステップと、
第1のコンピュータが備える鍵差分要素生成手段が、前後に連なるログファイルの共通鍵を算出するための鍵差分要素(n番目のログファイルに対応する鍵差分要素をα n-m,0 ,α n-m+1,1 ,…,α n-2,m-2 ,α n-1,m-1 ,-α n+1,m ,-α n+2,m+1 ,…,-α n+m-1,2m-2 ,-α n+m,2m-1 で表す)を算出し、前記n番目のログファイルを暗号化した際に生成した前記共通鍵で暗号化し、暗号済み鍵差分要素データを生成するステップと、
第1のコンピュータが備える結合手段が、前記暗号済みログファイルデータと前記暗号済み鍵要素データと前記暗号済み鍵差分要素データとを一つの鍵情報付き暗号ログファイルに結合するステップと
を備え、
前記鍵差分要素αと鍵要素βは、
β i,j +α i,j =β i,j+1 (0≦j≦2m-1) 式(1)、および、
β i,0 =β i,2m =0 式(2)
を満たすように生成されるものである
ことを特徴とするログファイルの暗号方法。 - 請求項1に記載のログファイルの暗号方法により暗号化された鍵情報付き暗号ログファイルを復号化するための鍵情報を抽出する鍵情報抽出方法であって、
第2のコンピュータが備える範囲入力手段が、復号化するn番目の鍵情報付き暗号ログファイルを特定する情報と、そのn番目の鍵情報付き暗号ログファイルの幾つ前からの鍵情報付き暗号ログファイルを復号化するのかを示す数値pと、そのn番目の鍵情報付き暗号ログファイルの幾つ後までの鍵情報付き暗号ログファイルを復号化するのかを示す数値qの入力を受け付けるステップと、
第2のコンピュータが備える鍵要素抽出手段が、前記特定されたn番目の鍵情報付き暗号ログファイルから、前記暗号済み鍵要素データを抽出するステップと、
第2のコンピュータが備える鍵要素復号手段が、前記暗号済み鍵要素データを、ログファイルの管理者が秘密に保持する秘密鍵で復号化し、鍵要素と共通鍵β n-m+1,1 ,…,β n-1,m-1 ,β n,m ,β n+1,m+1 ,…,β n+m-1,2m-1 を取得するステップと、
第2のコンピュータが備える範囲外削除手段が、前記復号化された鍵要素と共通鍵のうち、β n-p,m-p 〜β n+q,m+q 以外の鍵要素の情報を排除するステップと、
第2のコンピュータが備える鍵ファイル生成手段が、前記排除した結果を、一つの鍵情報ファイルに結合して出力するステップと
を備えることを特徴とする鍵情報抽出方法。 - 請求項1に記載のログファイルの暗号方法により暗号化された鍵情報付き暗号ログファイルを、請求項2に記載の鍵情報抽出方法により出力された鍵情報ファイルを用いて、復号するログファイルの復号方法であって、
第3のコンピュータが備える入力手段が、復号化する鍵情報付き暗号ログファイル群と鍵情報ファイルとを入力するステップと、
第3のコンピュータが備えるデータ分離手段が、前記鍵情報ファイルの鍵要素を抽出した鍵情報付き暗号ログファイルから、暗号済みログファイルデータと暗号済み鍵差分要素データと暗号済み鍵要素データとを分離するステップと、
第3のコンピュータが備える復号手段が、前記分離した暗号済みログファイルデータを前記鍵情報ファイルから取り出した共通鍵で復号し画面出力するステップと、
第3のコンピュータが備える操作手段が、前記鍵情報ファイルで指定された範囲の鍵情報付き暗号ログファイルを、利用者の操作に基づき順に復号し出力するステップと
を備えることを特徴とする鍵情報付き暗号ログファイルの復号方法。 - 連続的に順序付けられる複数のログファイルの暗号方法であって、
第1のコンピュータが備えるログファイル入力手段が、前記順序に従ってn番目(n=1,2,…)のログファイルを入力する第1のステップと、
第1のコンピュータが備える判別手段が、前記ログファイルが最初のログファイル(n=1)か否かを判定する第2のステップと、
最初のログファイルであるとき、第1のコンピュータが備える初期鍵要素情報生成手段が、予め決められているしきい値をmとし、n=1番目の鍵要素情報として、βn-m+1,1,…,βn-1,m-1,βn,m,βn+1,m+1,…,βn+m-1,2m-1を生成し(ただし、第1添字が0以下のとき、または第2添字が0以上2m以下の範囲を外れているときは、0とする)、鍵要素情報保管部に保管し、さらに前鍵要素情報保管部に保管する鍵要素であるβn-m,1,…,βn-2,m-1,βn-1,m,βn,m+1,…,βn+m-2,2m-1を全て0とする第3のステップと、
第1のコンピュータが備える暗号化手段が、前記入力したn番目のログファイルを、前記鍵要素情報保管部に保管されているβn,mを共通鍵として暗号化することにより、暗号済みログファイルデータを生成する第4のステップと、
第1のコンピュータが備える鍵要素生成手段が、次のn+1番目の鍵要素情報として、βn-m+2,1,…,βn,m-1,βn+1,m,βn+2,m+1,…,βn+m,2m-1を生成し(ただし、第1添字が0以下のとき、または第2添字が0以上2m以下の範囲を外れているときは、0とする)、次鍵要素情報保管部に保管する第5のステップと、
第1のコンピュータが備える鍵差分要素生成手段が、前鍵要素情報保管部と鍵要素情報保管部と次鍵要素情報保管部に保管されている情報から、αn-m,0=βn-m,1,αn-m+1,1=βn-m+1,2−βn-m+1,1,…,αn-2,m-2=βn-2,m-1−βn-2,m-2,αn-1,m-1=βn-1,m−βn-1,m-1,-αn+1,m=βn+1,m−βn+1,m+1,-αn+2,m+1=βn+2,m+1−βn+2,m+2,…,-αn+m-1,2m-2=βn+m-1,2m-2−βn+m-1,2m-1,-αn+m,2m-1=βn+m,2m-1を算出し、鍵差分要素として鍵差分要素情報保管部に保管する第6のステップと、
第1のコンピュータが備える暗号処理手段が、鍵要素情報保管部に保管されている情報をログファイルの管理者が秘密に保持する秘密鍵に対応する公開鍵を用いて暗号化して暗号済み鍵要素データを生成し、鍵差分要素情報保管部に保管されている情報を前記第4のステップで使用した共通鍵βn,mを用いて暗号化して暗号済み鍵差分要素データを生成する第7のステップと、
第1のコンピュータが備えるコピー処理手段が、鍵要素情報保管部に保管されている情報を前鍵要素情報保管部にコピーし、次鍵要素情報保管部に保管されている情報を鍵要素情報保管部にコピーする第8のステップと、
第1のコンピュータが備える結合手段が、前記暗号済みログファイルデータと暗号済み鍵要素データと暗号済み鍵差分要素データとを結合して鍵情報付き暗号ログファイルを生成する第9のステップと
を備え、ログファイルの順序を示すnの値を歩進しながら前記第1〜第9のステップを実行することにより当該複数のログファイルを暗号化することを特徴とするログファイルの暗号方法。 - 請求項4に記載のログファイルの暗号方法により暗号化されたログファイルの復号化に使用する鍵情報を抽出する鍵情報抽出方法であって、
第2のコンピュータが備える範囲入力手段が、復号化を許可するn番目の暗号済みログファイルデータを特定する情報とそのログファイルの前後の復号化を許可する範囲を入力する第1のステップと、
第2のコンピュータが備える鍵要素抽出手段が、前記特定された暗号済みログファイルデータを含む鍵情報付き暗号ログファイルから、暗号済み鍵要素データを取り出し、ログファイルの管理者が秘密に保持する秘密鍵を用いて復号化して得たβn-m+1,1,…,βn-1,m-1,βn,m,βn+1,m+1,…,βn+m-1,2m-1を鍵要素として鍵要素情報保管部に保管する第2のステップと、
第2のコンピュータが備える範囲外情報削除手段が、第1のステップで入力された範囲に基づいて、前記鍵要素情報保管部に保管されている鍵要素のうち、指定された範囲外の鍵要素を排除する第3のステップと、
第2のコンピュータが備える鍵ファイル生成出力手段が、前記排除後の結果を1つの鍵情報ファイルとして出力する第4のステップと
を備えることを特徴とする鍵情報抽出方法。 - 請求項4に記載のログファイルの暗号方法により暗号化されたログファイルを、請求項5に記載の鍵情報抽出方法により出力された鍵情報ファイルを用いて、復号するログファイルの復号方法であって、
第3のコンピュータが備える入力手段が、請求項5に記載の鍵情報抽出方法により出力された鍵情報ファイルと、前記復号化を許可されたn番目の暗号済みログファイルデータを特定する情報と、前記復号化を許可された範囲の鍵情報付き暗号ログファイル群とを入力する第1のステップと、
第3のコンピュータが備える鍵情報入力手段が、前記入力した鍵情報ファイルの鍵要素に基づいて、βn-m+1,1,…,βn-1,m-1,βn,m,βn+1,m+1,…,βn+m-1,2m-1を、鍵要素として鍵要素情報保管部に保管する第2のステップと、
第3のコンピュータが備えるデータ分離手段が、前記n番目の暗号済みログファイルデータから、暗号済みログファイルデータと暗号済み鍵差分要素データとを取り出す第3のステップと、
第3のコンピュータが備える鍵差分要素情報復号手段が、前記鍵要素情報保管部内の共通鍵βn,mを用いて、取り出した暗号済み鍵差分要素データを復号し、得られたαn-m,0,αn-m+1,1,…,αn-2,m-2,αn-1,m-1,-αn+1,m,-αn+2,m+1,…,-αn+m-1,2m-2,-αn+m,2m-1を鍵差分要素情報として鍵差分要素情報保管部に保管する第4のステップと、
第3のコンピュータが備える前・次鍵要素情報処理手段が、前記鍵差分要素情報保管部の情報と鍵要素情報保管部の情報から、βn-m,1=αn-m,0,βn-m+1,2=βn-m+1,1+αn-m+1,1,…,βn-1,m=βn-1,m-1+αn-1,m-1,βn+1,m=βn+1,m+1-αn+1,m,…,βn+m-1,2m-2=βn+m-1,2m-1-αn+m-1,2m-2,βn+m,2m-1=-αn+m,2m-1を算出し、前鍵要素または次鍵要素として前鍵要素情報保管部または次鍵要素情報保管部に保管する第5のステップと、
第3のコンピュータが備える復号手段が、前記鍵差分要素情報保管部に保管されている共通鍵βn,mを用いて、前記第3のステップで取り出した暗号済みログファイルデータを復号する第6のステップと、
第3のコンピュータが備える画面出力手段が、前記復号したログファイルデータを画面表示する第7のステップと、
第3のコンピュータが備える鍵要素情報変更手段が、
(a)1つ前のログファイルの参照を指示する操作が為されたことを検出したときは、鍵要素情報保管部に保管されている情報を次鍵要素情報保管部にコピーし、前鍵要素情報保管部に保管されている情報を鍵要素情報保管部にコピーし、1つ前のログファイルを参照すべきn番目のログファイルとして前記第3のステップに戻り、
(b)1つ後のログファイルの参照を指示する操作が為されたことを検出したときは、鍵要素情報保管部に保管されている情報を前鍵要素情報保管部にコピーし、次鍵要素情報保管部に保管されている情報を鍵要素情報保管部にコピーし、1つ後のログファイルを参照すべきn番目のログファイルとして前記第3のステップに戻る第8のステップと
を備えることを特徴とする鍵情報付き暗号ログファイルの復号方法。 - 連続的に順序付けられる複数のログファイルの暗号化を行うログファイル暗号化装置であって、
前記順序に従ってログファイルを入力するログファイル入力手段と、
前記入力したログファイルを、そのログファイル毎に生成した共通鍵(所定のしきい値をmとしたとき、n番目のログファイルの共通鍵をβ n,m で表す)で、暗号化し、暗号済みログファイルデータを生成する暗号化手段と、
前後に連なるログファイルの共通鍵を算出するための鍵要素(n番目のログファイルに対応する鍵要素をβ n-m+1,1 ,…,β n-1,m-1 ,β n+1,m+1 ,…,β n+m-1,2m-1 で表す)を生成し、前記共通鍵β n,m と併せて、ログファイルの管理者が秘密に保持する秘密鍵に対応する公開鍵で暗号化し、暗号済み鍵要素データを生成する鍵要素生成手段と、
前後に連なるログファイルの共通鍵を算出するための鍵差分要素(n番目のログファイルに対応する鍵差分要素をα n-m,0 ,α n-m+1,1 ,…,α n-2,m-2 ,α n-1,m-1 ,-α n+1,m ,-α n+2,m+1 ,…,-α n+m-1,2m-2 ,-α n+m,2m-1 で表す)を算出し、前記n番目のログファイルを暗号化した際に生成した前記共通鍵で暗号化し、暗号済み鍵差分要素データを生成する鍵差分要素生成手段と、
前記暗号済みログファイルデータと前記暗号済み鍵要素データと前記暗号済み鍵差分要素データとを一つの鍵情報付きファイルに結合する結合手段と
を備え、
前記鍵差分要素αと鍵要素βは、
β i,j +α i,j =β i,j+1 (0≦j≦2m-1) 式(1)、および、
β i,0 =β i,2m =0 式(2)
を満たすように生成されるものである
ことを特徴とするログファイル暗号化装置。 - 請求項7に記載のログファイル暗号化装置により暗号化された鍵情報付き暗号ログファイルを復号化するための鍵情報を抽出する鍵情報抽出装置であって、
復号化するn番目の鍵情報付き暗号ログファイルを特定する情報と、そのn番目の鍵情報付き暗号ログファイルの幾つ前からの鍵情報付き暗号ログファイルを復号化するのかを示す数値pと、そのn番目の鍵情報付き暗号ログファイルの幾つ後までの鍵情報付き暗号ログファイルを復号化するのかを示す数値qの入力を受け付ける範囲入力手段と、
前記特定されたn番目の鍵情報付き暗号ログファイルから、前記暗号済み鍵要素データを抽出する鍵要素抽出手段と、
前記暗号済み鍵要素データを、ログファイルの管理者が秘密に保持する秘密鍵で復号化し、鍵要素と共通鍵β n-m+1,1 ,…,β n-1,m-1 ,β n,m ,β n+1,m+1 ,…,β n+m-1,2m-1 を取得する鍵要素復号手段と、
前記復号化された鍵要素と共通鍵のうち、β n-p,m-p 〜β n+q,m+q 以外の鍵要素の情報を排除する範囲外削除手段と、
前記排除した結果を、一つの鍵情報ファイルに結合して出力する鍵ファイル生成手段と
を備えることを特徴とする鍵情報抽出装置。 - 請求項7に記載のログファイル暗号化装置により暗号化された鍵情報付き暗号ログファイルを、請求項8に記載の鍵情報抽出装置により出力された鍵情報ファイルを用いて、復号するログファイル復号化装置であって、
復号化する鍵情報付き暗号ログファイル群と鍵情報ファイルとを入力する入力手段と、
前記鍵情報ファイルの鍵要素を抽出した鍵情報付き暗号ログファイルから、暗号済みログファイルデータと暗号済み鍵差分要素データと暗号済み鍵要素データとを分離するデータ分離手段と、
前記分離した暗号済みログファイルデータを前記鍵情報ファイルから取り出した共通鍵で復号し画面出力する復号手段と、
前記鍵情報ファイルで指定された範囲の鍵情報付きファイルを、利用者の操作に基づき順に復号し出力する手段と
を備えることを特徴とする鍵情報付き暗号ログファイル復号装置。
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