JP4681720B2 - 電子文書の管理方法及び管理システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に文書の管理と利用に関し、特に文書に対して行なわれ得る各種の操作に関する情報の管理と利用に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子通信、特にインターネットやイントラネットの発展により文書の管理と利用のしかたが大きく変化している。かつて文書とは、情報やデータを記述した一枚の紙のような有形の媒体に過ぎなかった。今日、文書はある時点で生み出された情報を伝達するオブジェクトであり、さまざまな人々やツールにより操作され、コピーされて、ある場所から他の場所へ送ることができ、最終的に削除されるか、あるいはどこかの記憶装置内に格納され忘れられてしまうかも知れない。
【0003】
文書に対して行なわれ得るすべての操作のうち、ごく一部しか追跡できない。例えば、文書処理プログラムにより文書が作成された場合、そのプログラムは編集、印刷、およびアクセス等、文書について特定の種類の操作を追跡し、その情報を文書とともに保存することができよう。しかし文書がコピーされた場合、コピーがされたとの記録はオリジナルやそのコピーを含め、どこにも保存されないのがふつうである。文書が自動翻訳機を介して例えば英語からフランス語に翻訳された場合、翻訳がなされたことは、(たとえその翻訳文の品質が低かったとしても)オリジナルには記録されない。また、誰かが後日翻訳文を入手したいと思っても、翻訳文自体はオリジナルとともに記録されておらず、オリジナルからアクセスすることもできない。
【0004】
ワープロ方式の文書操作に関する情報に加えて、多くの文書がサイト間あるいはユーザー間を移動する。配布経路、および文書が移動する間に変更されるという事実は文書に関する知識や情報に加えられる。この種の知識はユーザー、特に組織に属するユーザーあるいはイントラネットやインターネット上のユーザーには一般に入手不可能である。実際、作成されてから破棄されるまでの間に文書に対して発生した事柄の情報(例えば誰が読んで、校閲して、電子メールの添付ファイルとしてどこへ送られ、誰が気に入ったか等)の大部分は失われる。
【0005】
一般に、文書が重要であると思われる場合、単に多くの部数がコピーされて広範囲に配布されるだけである。組織のユーザーは、コピー部数が多いほど文書に含まれる重要な知識が組織全体に普及するものと自分たちが一層確信を深める共通の傾向がある。組織では文書に索引を付けて、重要なキーワードについて記述し、文書管理リポジトリに保存してイントラネット経由あるいはインターネットを介してアクセス可能にすることもある。それから、文書に含まれる重要な情報や知識を読むようにとの注意書きを添えてそのURLを一定人数のユーザーに転送することもできる。
【0006】
文書を文書管理リポジトリに保存するために、メタデータと呼ばれる特定の付記的データが文書と一緒に保存される。メタデータとは単にデータに関するデータである。しかしこの用語は、文書を含むネットワークで結ばれた電子リソースの識別、記述および場所の特定を支援するために用いられるデータを示すことが多くなってきている。グローバルなインターネット検索サービスで用いられる基本的な所有権情報から連続的に包括した単純な属性と値とを関連づけたレコードまで種々のメタデータフォーマットが現在では存在している。
【0007】
メタデータは履歴データや利用状況に注目した情報等、文書に関する情報を符号化するために用いられている。メタデータの利用はまた、現在行なわれているデジタルリソースの管理および維持に役割を果たすものと見なされている。例えば、リソースの出典における技術的背景の記録、著作権管理情報の管理および記録、リソース発見だけでなくリソースの信憑性や信頼性の維持にもメタデータを利用できそうであることが提案されている。維持用のメタデータは文書ファイルの整合性のチェックに利用できよう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、たとえ重要な文書が文書管理リポジトリに入れられて、関心を持つ人々にブロードキャストメッセージが送られたとしても、現在の文書属性およびリポジトリ管理特性は、人々が欲する知識や情報を欲しい時に入手できるようにするとは保証していない。ユーザーにとっての情報/知識の重要性はユーザーごとに異なり、状況に依存するところが大きい。情報の重要性はまた、長期間にわたって発現するものであり、あるユーザーの興味を引かずに2ヶ月前に削除された一片の知識が突然そのユーザーあるいは組織内の他のユーザーにとって重要な鍵となるかもしれない。
【0009】
文書からできるだけ多くのメタデータと情報を抽出する、メタデータを含む文書の管理システムおよび方法が求められている。また、作成されてから破棄されるまでの間、文書に対して発生した事柄の情報(例:誰が読んで、校閲して、電子メールの添付ファイルとしてどこへ送られ、誰が気に入ったか等)のすべてを追跡する文書管理システムおよび方法が求められている。また、文書に対して発生した事柄の結果(例えばレビューに添付されたコメント、自動翻訳機から得られた翻訳文、用語チェックツールが認識した用語の定義等)を追加情報として保存する文書管理システムおよび方法が求められている。また、文書配布データを追跡することができる文書管理システムおよび方法が求められている。さらに、文書の配布経路および文書の変更を追跡することができる文書管理システムおよび方法が求められている。また、文書に関する、あるいは文書に含まれる情報を他のソースや環境へ転送することができる文書管理システムおよび方法が求められている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明のシステムに従えば、文書が処理されるとき、例えば文書があるフォーマットから別のフォーマットに変換されたり、コピー、配布、あるいはコメントを付けられる際に、以前の形式で持っていた情報は一切失われない。文書サイクルの過程すなわち、創作から修正、出版、さらに印刷から読了、利用にわたる文書の全生涯(読まれたり利用されたりを含む)における各ステップは、同じデータの異なるビューであると考えられ、あるいは文書の異なる側面を変更する。各処理ステップに関する情報が、処理情報に索引を付けたりを検索するためのメタデータとともに文書と一緒に保存される。各種の処理のすべての記録と特定の文書について行われた処理の結果を保存し、その情報を検索可能にすることにより、組織内のユーザーは後に非常に重要であることがわかった情報を再び取り出すことができる。
【0011】
本発明によるシステムはメタ文書と呼ばれる新しい文書形式を採用している。本発明によるメタ文書は、文書情報、メタ文書の処理に関する処理情報、および処理情報に索引を付けて検索するためのメタデータを搭載するオブジェクトを含む。処理情報は、メタ文書(あるいは文書情報)が処理された事実と、誰が処理したか、何らかの関連ツールが使われたか、および処理の結果等に関する情報を含む。メタ文書がいずれかの方法で処理されるたびに、処理情報はメタ文書に記録される。処理情報が文書上に記録されるたびに、処理情報に索引を付けたり検索するための適当なメタデータもまたメタ文書上に保存される。
【0012】
文書処理には、文書情報あるいはメタ文書自体の変換、言語ツールあるいは知識管理ツールを用いた文書情報の評価または分析、ユーザーコメント(関連するシステムへ後に転送するため等に利用される)の付加、あるいはメタ文書の配布が含まれてよい。メタデータは各種の処理情報に索引を付けて検索するために提供される。このように処理情報は、例えばメタ文書がイントラネットを越えて関連データベースに電子メールで送られた時のように他の環境によりアクセスされてよい。関連データベースにおけるツールは、メタ文書の上に保存されたユーザーコメント(あるいは他の処理情報)をコピーしてもよい。
【0013】
処理情報とそれに付随するメタデータの作成およびメタ文書への記録は、メタ文書が存在している可能性のある特定のソースあるいは環境により外部で実現されてもよい。あるいは、各メタ文書はオブジェクトに埋め込まれたツール(例えばソフトウェアプログラムやマクロ)を含んでいてよい。メタ文書がアクセスまたは処理される度に、埋め込まれたツールは適切な処理情報とそれに付随するメタデータを作成する。
【0014】
メタ文書は、それに対して行なわれた操作や参照により作成されて特にこれらのアクションが発生したという事実を含む処理情報(例えば推薦文)の“アブソーバ(吸収体)”であると見なすことができる。メタ文書内のすべての処理情報は明示的で、アクセス可能、かつ再利用可能であるため、他のツールや異なる状況にある他の人々がそこから利益を得ることができる。メタ文書はまた、それに保存された処理情報の“ディストリビュータ(頒布体)”と考えられる。メタ文書が新しいソースや環境からアクセスされるたびに、メタ文書はダウンロードされるか、あるいは保存された処理情報の一部または全部を残すことができる。
【0015】
本発明は文書の管理と利用に対する見方を変えるものである。文書自体の外部にある文書から抽出されたり作られた知識や情報を管理する代わりに、このような情報を文書自体と一緒に管理することができる。(例えばXMLで符号化された)メタ文書が知識管理ツール等のツールにより処理されると、処理情報がいわば“花粉”のような役割を持って、このメタ文書の内容を拡充する。メタ文書に保存されたメタデータは、類似のまたは互換性のあるツールにより処理情報を理解、発見、および抽出できるようにする。
【0016】
多くの文書がサイト間あるいはユーザー間を移動する。上述のとおり、配布経路および文書が移動する間に変更されるという事実は文書に関する知識や情報を拡充する。文書の軌跡に付随するのは知識であるため、この処理情報はまた、“花粉”のようなものと考えられてもよい。
【0017】
メタ文書はまた、その中に含まれる知識や情報を周辺だけでなく出発点である組織の外にまで普及すなわち配布するための伝達手段として用いられてよい。メタ文書がソースからソースや環境へと巡回するとき、それは花粉としてソースを“授粉”させていると考えることができる。例えば、メタ文書が人々へメール(伝送)されたりリポジトリへ移動された場合、それは適当な局所的知識ツールやデータベースを、メタ文書が作成されて以来経験してきた一連の処理ステップに沿って付加された処理情報すなわち花粉により選択的に授粉するために使われてよい。メタ文書すなわち“授粉文書”は、異なる知識空間の他の知識管理ツールへの知識の伝播ベクトルとして用いられてよい。
【0018】
いかなるツールによる文書の処理結果も文書をより多くの知識で拡充させるために利用されてよい。文書を操作するそれぞれのツールは文書のどの段階でも、いかなる状況においてもその文書に関する一片の知識(花粉)を文書に付加する。このような花粉により拡充されたメタ文書は、今度は自分が組織内外の処理の連鎖全体にわたって集めた知識を局所的なツールおよび環境に与えることが可能となろう。
【0019】
【発明の実施の形態】
図面、特に図1を参照して、本発明の実施の形態に係るメタ文書のデータ構造について説明する。ここで、メタ文書を参照番号10で示す。メタ文書10に含まれるオブジェクト20は、メタ文書が電子的に保存されていればファイル構造であってよく、あるいはフロッピーディスク、紙片、磁気テープ等の媒体の種類であってもよい。メタ文書10はまた、文書情報またはデータ12を含む。情報/データ12は、手紙の本文またはユーザー入力情報のスプレッドシートあるいはユーザーが記録したいと考えるその他の典型的なデータや情報であれば何でもよい。情報12やメタ文書10のそれぞれの処理についての処理情報14が保存される。メタデータ16は付随する処理情報に索引を付けて検索するために用いられる。
【0020】
オプションツール18をメタ文書10内に示す。本実施の形態においては、ツール18は埋め込みのソフトウェアプログラム、インタフェースあるいはマクロであって、処理情報14および処理情報14に索引を付けて検索するために付随するメタデータ16を作成、保存する。メタ文書10がアクセスされたり、処理されるたびに、ツール18はその事実を記録するために処理情報14とメタデータ16を作成する。あるいは、メタ文書10はツール18を全く含んでいなくてもよい。その実施の形態においては、処理情報とメタデータを作成、保存するためのツールは、メタ文書10に相互作用(interact)するソース(source)あるいは環境に置かれるであろう。
【0021】
メタ文書がその生涯の間にどのように変換されて、環境に授粉するために用いられるかを図2に模式的に示す。文書情報25を含むメタ文書20は、作成されるか、あるいは現在のソースあるいは環境30に付随している。処理情報21は(本実施の形態ではソース30により)作成されて、メタ文書20に保存される。メタデータ24もまた作成され、保存された処理情報21に索引を付けて検索するために用いられる。例えばメタ文書20が鍵となる戦略的な文書(key strategic document)であるならば、文書情報25は戦略的な文書のテキストである。処理情報21は文書のタイムスタンプおよび作成場所の記録であってよい。別の処理情報の例(図示せず)もまた、すべての“取扱者(マネージャ)”のために環境30にいるさまざまな読み手により加えられた戦略的な推薦文を含んでいてよい。
【0022】
メタ文書20は続いてインターネット36を介してソース(あるいは環境)32へ伝送される。ソース32が含む処理プログラム40は、文書テキストをコピーして、それを新しい文書に保存することにより文書情報25を処理する。コピーを行なった記録が(付随するメタデータ(図示せず)と一緒に)処理情報26として保存される。メタ文書20がソース32において受理されたという事実の記録が(付随するメタデータ(図示せず)と一緒に)処理情報22として保存される。ソース30における評者からの推薦文等の追加された処理情報もまた、メタ文書の20に付随するメタデータと一緒に処理情報として保存されてよい。
【0023】
メタ文書20がソース32に到着した際に、ソース32はメタ文書20上でどの処理情報が利用可能であるか判定するための何らかの手段を必要とする。ある実施の形態においては、メタ文書20には知識授粉器と呼ばれる処理ソフトウェアプログラム41が埋め込まれていて、処理情報21で含まれている任意の戦略的な推薦文等の関連処理情報を抽出し、かつソース32にいるすべてのローカルの取扱者に自動的に伝送するようにプログラムされていてよい。あるいは、ソース32はすべての受理されたメタ文書を読んで、そのように定義された処理情報を抽出するための知識授粉器プログラム40を提供することができる。これは環境32に対し、授粉しているメタ文書20の例である。
【0024】
メタ文書20は次にインターネット36を介してソース(環境)34へ転送される。この処理の記録は(図示しない付随メタデータとともに)処理情報23として保存される。埋め込み処理プログラム41は再び処理情報21と他の関連する処理情報22を抽出して、適用可能であるならば、推薦文をソース34のすべてのローカルの取扱者に送る。メタ文書20のそれぞれの処理や変換についてその行為の記録がメタ文書20に保存される。従って、後日あるユーザーが、誰かがメタ文書20からテキストをコピーしたか否かを知りたいと思えば、その情報は処理情報26として入手可能である。
【0025】
メタ文書がソースからソースへと伝送され、処理情報が生成される(メタ文書に保存される)状態は、花へ向かって飛び、花粉を拾い上げるミツバチに類似している。同様に、関心のあるメタ文書についてソースが特定の処理情報を見つけた場合、処理情報をコピーしたり利用することができ、従って、それに基づくアクションを引き起こすことができる。これは、ミツバチの体で運ばれた花粉が別の花に付着する様子に類似している。メタ文書がユーザや環境間を行き来しつつ、それらにより行われた処理の情報を付帯するようになるので、あたかもミツバチが花に飛来したときに、花粉を付けて飛び回る様子に喩えることができるのである。また、この花粉に喩えられる処理の情報に基づき、他のユーザの下や環境下で処理がトリガされる様子は、あたかもミツバチに喩えられるメタ文書により、他の環境等で花粉が利用されて実がなるかのように喩えることができるのである。
【0026】
現在の技術は、メタ文書のさまざまに異なる実装を可能にする程度に十分成熟している。例えば、XMLメタデータ(RDF)は、文書内でメタデータの符号化を可能にする技術である。考えられる古典的な性能問題を除いて、メタ文書に符号化することができるメタデータやメタ情報の品質および量にはほとんど制限がない。何らかの目的のためにメタ文書を処理するツール(プログラム)を有する各ソースは、処理自体の結果も含めて処理情報とその処理に関するメタデータを保存することができる。
【0027】
例えば、ある時点でメタ文書が用語抽出ツールに通されて、ユーザーにより用語が検出、定義された場合、用語管理ツールは続いて、定義された用語を花粉すなわち処理情報およびメタ文書内で付随するメタデータとして符号化することができる。その後、用語管理ツールも利用可能でメタデータを読むことができるソースへメタ文書が送られると、メタ文書はその花粉すなわち埋め込み用語を保存した処理情報によりローカル用語データベースを授粉するために用いられるであろう。
【0028】
メタデータは、厳密にいえば文書のテキストの一部ではない情報の符号化を許す。メタ文書の多くのアプリケーションがこの可能性の恩恵を受ける。メタ文書は例えば推薦システムで利用され得る。欧州ゼロックス研究センター(XRCE)で開発された知識ポンプツールにより、ユーザーは評点(例えば、1から5つ星)に加えてその文書に関心がある/ない理由を説明したコメントセクション(テキストフィールド)のフォームを用いて文書の推薦を行なうことができる。この評点情報は現在文書の“外部”の専用データベース保存にされている貴重な知識である。知識ポンプデータベースでは、推薦された文書は単にURLとして参照される。本発明に従って推薦文がメタ文書の一部として処理情報(花粉)と文書に伴うメタデータとして保存されていれば、電子メールあるいは文書管理システムのインポート機能を介して文書が送られるとき、これらの保存された推薦文もまた提供できる。メタ文書の利用は、1個の組織の範囲を越えて推薦文(および認証された専門家とコミュニティ)を提供する簡単な方法であり、接続されていない知識ポンプサーバー間の交換機構として利用可能である。従って、この場合には処理情報すなわち花粉を抽出するツールが各知識ポンプデータベースと関連付けられるであろう。
【0029】
セキュリティ、アクセス権限、知的財産権等に関する情報を各メタ文書の作成過程の一環としてメタ文書作成者が記述することができる。メタ文書を作成する際に考慮すべき点の一つに、それらの大きさと複雑度がある。しかし、RDFメタデータやDOM(文書オブジェクトモデル)等の発展しつつある技術により容易にメタ文書の実装が可能になろう。
【0030】
すでに述べたように、メタデータは一般にデータに関するデータと定義される。メタ文書に関して言うならば、メタデータは文書のテキスト自体の一部ではなく、文書の処理を記述するテキスト情報を含む(処理情報あるいは花粉)“テキスト部分”についてのデータ、あるいは関連するデータと定義される。リソース記述フレームワーク(RDF)はメタデータを定義するための抽象的なモデルである。基本的なデータモデルは3種類のオブジェクトタイプからなる。すなわち、リソース、プロパティ、およびプロパティに関連付けられたリソースに対応するステートメントである。具体的には、リソースはテキストの要素となり、そしてメタデータはこれらの要素にいくつかのプロパティ(知識)を関連づける。
【0031】
メタデータモデルの重要な面はリソースに添付できるプロパティの組を定義することからなる。これが名前空間の役割である。名前空間とはすべての名前が一意である名前の組である。明らかに、メタデータモデルの価値の一部はこれらの名前空間に依存する。いくつかの重要な名前空間は既に存在しており、それぞれが多かれ少なかれアプリケーションあるいはドメインに固有のものである。
【0032】
(基本的な文書情報が存在することを想定して)メタ文書を作るための第一ステップは、文書に符号化すべき処理データや情報を、この情報を符号化するために利用されるタグと一緒に定義することである。読み手の認証情報、読み手が与える評点および関連づけられたコメントを符号化したいとする。以下の断片は、“ピーター”が技術論文について推薦文を提供したがっていると想定して、XML/RDFを用いてこの情報がどのように符号化されるかを例示する。
【0033】
この例の場合、知識ポンプは架空のURLに関連つけられた、kpで示される自分自身の名前空間を有すると仮定されている。
【0034】
一旦推薦文が書かれて、“花粉”すなわち処理情報として保存されると、次のステップはこのコメントを記録することに関心を持つかもしれないソースへメタ文書が到達したときに実行される。そのソースにおけるツールはこの知識を抽出して利用するツールを含んでいる。当該の文書と一緒にコメントを保存する利点は、もはや特定の推薦文データベースが必要とされず、すべての推薦文が当該の文書と一緒に保存される点である。ユーザーが特定の文書を受け取ると、すべての関連するコメントが一緒に保存され、時間があるときにユーザーに読んでもらえるようになっている。
【0035】
上述のメタ文書ベースの授粉はいくつかのステップを含む、第一のステップは花粉を付することである。何らかの目的のために文書を処理する各ツールは、リソースに関連付けられ明確に定義されたプロパティの組である名前空間を用いて(花粉)処理の結果および付随するメタデータを符号化する。ツールは自分自身の名前空間、他のツールと共有された名前空間、標準的名前空間、あるいはこれらを組み合わせたものを用いることができる。ツールが他のツールとメタデータを共有すればするほど、“授粉”段階で文書が各種の知識ツールに情報をより広く配布することができる。データを符号化するための固有の名前空間を用いるのは、知識ツールがそのデータを制御し続けるための方法である。これは基本的に、たとえ同じファミリーに属していても、他のツールが情報を利用するのを防止する。
【0036】
第二のステップで、メタ文書は新しい授粉空間に入る。メタ文書は異なる授粉空間に移動すると、知識授粉デーモン(花粉の選択的な抽出を可能にする特別のツール)を起動する。メタ文書が異なる授粉空間に送られる典型的なケースは、それが添付ファイルとして電子メールを介して送られるかまたはWebサーバを介してダウンロードされる場合である。メタ文書はそれから異なる組織、または同じ組織の異なる部署での異なるソフトウェア環境や異なる知識環境に置かれる。
【0037】
メタ文書をファイルシステムのようなソースや環境、あるいは文書リポジトリにローカルに保存しようとすれば必ず知識授粉ツールを起動するが、これはウイルスを検出するためにファイルをチェックするウイルススキャン・ソフトウェアプログラムが起動されるのに類似している。これによりすべての処理がメタ文書と一緒に記録されることを保証する。
【0038】
第三のステップにおいて、知識授粉ツールはすべての符号化された花粉を求めてメタ文書を解析し、花粉とそのソースを識別して、この一片の花粉を受理するために互換性のある知識ツールを発見する。ツールは、発見したすべての花粉項目のリストを提示し、元々メタ文書を開くか保存しようとしたユーザーに対し、ローカルな知識環境に花粉の一部なりとも挿入したいか否かを尋ねる。図3に示す画面例は知識授粉ツールのために利用可能な種類のインタフェースの概念を与える。この例においては、知識ポンプは知識ポンプツールあるいは互換性のある同等機能を授粉するために利用できる文書について3通り推薦文を発見した。授粉はまた、簡単なユーザー定義プロファイルに従って自動的に実行することができる。このインタフェースでは、左欄にチェック(Xで示す)をする欄が設けられ、右欄にローカルの授粉対象が記述されている。ユーザは、この中から、ローカルに授粉したいものを選択して左欄にチェックを入れ(マウスクリック等で行う)、OKまたはキャンセルのボタンまたはリンクをクリックする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるメタ文書の模式図である。
【図2】 ソース間のメタ文書の移動と処理を示す模式図である。
【図3】 知識授粉ツールのインタフェース画面例を表す説明図である。
【符号の説明】
10 メタ文書、12 文書情報またはデータ、14,21,22,23,26 処理情報、16 メタデータ、18 オプションツール、20 メタ文書、24 メタデータ、25 文書情報、30,32,34 ソース、36 インターネット、40,41 処理プログラム。
Claims (2)
- ネットワークを介して電子文書の転送を行う文書処理装置により実施され、
前記文書処理装置が、文書のテキストデータを含む文書情報と、前記電子文書が処理されるたびに前記電子文書に記録される、当該処理に関する情報を含む処理情報と、前記電子文書が処理されるたびに前記処理情報と共に前記電子文書に記録され、当該処理情報に索引を付けて検索するために用いられる情報を含むメタデータと、前記処理情報及び前記メタデータを作成して前記電子文書に保存するツールとを搭載するオブジェクトを含む前記電子文書を作成するステップと、
前記文書処理装置が、前記電子文書が処理されたときに、当該電子文書に含まれるツールを用いて前記処理情報および前記メタデータを生成して前記電子文書に保存するステップと、
を含み、前記電子文書が処理される度にその処理に関する処理情報およびメタデータを前記電子文書に保存することを特徴とする方法。 - 複数の文書処理装置を有するシステムであって、
前記各文書処理装置は、
文書のテキストデータを含む文書情報と、前記電子文書が処理されるたびに前記電子文書に記録される、当該処理に関する情報を含む処理情報と、前記電子文書が処理されるたびに前記処理情報と共に前記電子文書に記録され、当該処理情報に索引を付けて検索するために用いられる情報を含むメタデータと、前記処理情報及び前記メタデータを作成して前記電子文書に保存するツールとを搭載するオブジェクトを含む前記電子文書を作成する手段と、
前記電子文書が処理されたときに、当該電子文書に含まれるツールを用いて前記処理情報および前記メタデータを生成して前記電子文書に保存する手段と、
を有し、前記電子文書が処理される度にその処理に関する処理情報およびメタデータを前記電子文書に保存することを特徴とするシステム。
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