JP4681097B2 - Method for producing indole derivatives - Google Patents

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Description

【0001】
本発明はインドール誘導体の新規な製造法に関するものである。
【発明が属する技術分野】
インドール誘導体は医農薬の中間体として極めて重要な化合物である。
【0002】
【従来の技術】
4位置換インドール類は、医薬、農薬、電子材料等の原料として重要である。この化合物の製造法としては、▲1▼3位置換アニリンから合成された3位置換フェニルヒドラジンを経てFischer反応によりインドール環を形成し、次いで脱炭酸反応を行なう方法{J.Org.Chem.30,3457(1965)}や▲2▼2位置換−6−ニトロトルエンを原料としスチレン誘導体を経てTiCl3を触媒として閉環する方法{Chem.Pharm.Bull.,29(3),726,(1981)}、▲3▼またはPdやNi触媒を使用して還元閉環を行なう方法(US 3976639)▲4▼同じく2位置換−6−ニトロトルエンを原料としてフェニルエタノール誘導体、インドリンを経てインドールを得る方法{J.Heterocyclic.Chem.,25(2),361,(1988)}、▲5▼2−アミノー6位置換トルエンを原料としてイミデート誘導体を経てインドール環へ閉環する方法{Orgnic.Synthesis.,65,146(1987)}、▲6▼o−ニトロフェニルピルビン酸エステル誘導体を経てインドール環へ閉環するライサート法{Ber.,30,1030、(1897)}などが知られている。
【0003】
しかしながら、これら従来の方法においては原料および反応率、反応操作において次の欠点が挙げられる。
▲1▼の方法ではFischer反応による閉環の際の位置選択性が低く、収率が低いという大きな問題がある。▲2▼の方法では触媒として用いるTiCl3は空気または水分との接触により発火する恐れがある等の危険性を有し取り扱いが困難で、且つ低収率であるため工業的製造法としては好ましくない。
▲3▼の方法では高価な貴金属触媒の使用およびその処理に問題が残る。
▲4▼の方法で使用するパラホルムアルデヒドは劇物、劇薬で有害性があり、大量使用は好ましくない。
▲5▼の方法は反応操作が煩雑であり、反応、品質の再現性を得ることが難しく、▲6▼の方法はo−ニトロフェニルピルビン酸エステル誘導体の合成が容易ではなく、また、還元閉環、加水分解さらに脱炭酸と工程が長いことが問題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者はかかる課題を解決すべく鋭意研究を行なった結果、2−アミノ−6位置換トルエンを原料に、このアミノ基を一旦アシル化剤でアシル化した後に、これを有機溶媒中でN,N−ジメチルホルムアミドジアルキルアセタール類と有機2級アミンの存在下(または非存在下)反応する事により、アシル化、閉環の単純な反応の二工程で、面倒な廃棄物の放出もなく、しかも好収率でほぼ定量的にインドール誘導体が生成することを見い出し、本発明に至った。
【0005】
すなわち、本発明の方法は、一般式(1)
【化1】

Figure 0004681097
[式中R1は、
ニトロ基、シアノ基、C1―C6置換又は無置換アルキル基、C2−C6置換又は無置換アルケニル基、C2−C6置換又は無置換アルキニル基、置換又は無置換アリール基、C1―C6アルコキシ基、置換又は無置換アリールオキシ基、ホルミル基、ハロゲン、モノ―もしくはジ―(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換アミノ基、ヒドロキシ基、モノ―もしくはジ―(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換アミド基、N−置換もしくは無置換(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)カルバモイル基、無置換もしくはモノ―もしくはジ―もしくはトリ(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換ウレイド基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)カルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシカルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシスルホニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)チオカルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシチオカルボニル基、チオール基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)チオ基、無置換もしくはモノ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)スルファモイル基無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)スルホンアミド基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)オキシスルホニルアミノ基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)オキシカルボニルアミノ基、カルボキシル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシカルボキシル基、C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシスルホキシル基、C3―C6置換又は無置換シクロアルキル基、置換又は無置換アラルキル基、O原子又はS原子あるいはN原子を少なくとも1個含む5員もしくは6員置換又は無置換複素芳香環O原子又はS原子あるいはN原子を少なくとも1個含む5員もしくは6員置換又は無置換複素飽和環を表す。
式中R2、R3、R4はそれぞれ同一または異なって、
水素原子、ニトロ基、シアノ基、C1―C6置換又は無置換アルキル基、C2−C6置換又は無置換アルケニル基、C2−C6置換又は無置換アルキニル基、置換又は無置換アリール基、C1―C6アルコキシ基、置換又は無置換アリールオキシ基、ホルミル基、ハロゲン、モノ―もしくはジ―(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換アミノ基、ヒドロキシ基、モノ―もしくはジ―(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換アミド基、N−置換もしくは無置換(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)カルバモイル基、無置換もしくはモノ―もしくはジ―もしくはトリ(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換ウレイド基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)カルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシカルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシスルホニル基(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)チオカルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシチオカルボニル基、チオール基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)チオ基、無置換もしくはモノ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)スルファモイル基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)スルホンアミド基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)オキシスルホニルアミノ基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)オキシカルボニルアミノ基、カルボキシル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシカルボキシル基、C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシスルホキシル基、C3―C6置換又は無置換シクロアルキル基、置換又は無置換アラルキル基、O原子又はS原子あるいはN原子を少なくとも1個含む5員もしくは6員置換又は無置換複素芳香環、O原子又はS原子あるいはN原子を少なくとも1個含む5員もしくは6員置換又は無置換複素飽和環を表す。
また、R2とR3もしくはR3とR4は互いに結合して5又は6員環を形成してもよい。
式中R5は水素原子、ニトロ基、シアノ基、C1―C6置換又は無置換アルキル基、C2−C6置換又は無置換アルケニル基、C2−C6置換又は無置換アルキニル基、置換又は無置換アリール基、C1―C6アルコキシ基、置換又は無置換アリールオキシ基、ホルミル基、ハロゲン、モノ―もしくはジ―(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換アミノ基、ヒドロキシ基、モノ―もしくはジ―(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換アミド基、N−置換もしくは無置換(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)カルバモイル基、無置換もしくはモノ―もしくはジ―もしくはトリ(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)置換ウレイド基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)カルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシカルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシスルホニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)チオカルボニル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシチオカルボニル基、チオール基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)チオ基、無置換もしくはモノ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)スルファモイル基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)スルホンアミド基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)オキシスルホニルアミノ基、無置換又はモノ―もしくはジ―N置換(C1―C6置換又は無置換アルキルもしくは置換又は無置換アリール)オキシカルボニルアミノ基、カルボキシル基、(C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシカルボキシル基、C1―C6置換又は無置換アルキルあるいは置換又は無置換アリール)オキシスルホキシル基、C3―C6置換又は無置換シクロアルキル基、置換又は無置換アラルキル基、O原子又はS原子あるいはN原子を少なくとも1個含む5員もしくは6員置換又は無置換複素芳香環、O原子又はS原子あるいはN原子を少なくとも1個含む5員もしくは6員置換又は無置換複素飽和環を表す。]
で表されるトルイジン類をアシル化剤(ここで使用するアシル化剤とは、カルボン酸のカルボキシル基から−OHを除いて誘導される基だけでなく、硫酸、硝酸、燐酸のような無機酸もしくはカルバミン酸、炭酸、スルホン酸、ホスホン酸のような有機酸から−OHを除いて誘導された基も含む、広義の酸から―OHを除いて誘導された基の意味である。)と反応させる事により得られる下記一般式(2)
【化2】
Figure 0004681097
[式中R1、R2、R3、R4、R5は前記と同一である]で表されるN−アシル体を有機溶媒中、N,N−ジメチルホルムアミドジアルキルアセタール類と有機2級アミンの存在下(または非存在下)反応する事を特徴とする下記一般式(3)
【化3】
Figure 0004681097
[式中R1、R2、R3、R4、R5は前記と同一である]
で表されるインドール誘導体の製造法を提供するものである。
【0006】
本発明はインドール誘導体を製造するに際し、アシル化、閉環の二工程で行なうものであり、面倒な廃棄物の放出もなく操作性も向上して、しかも好収率で目的物が得られるので工業上の利用価値が極めて高い。
【0007】
本発明の製造方法を詳細に説明する。本発明では、まずアシル化剤を用いてトルイジン類のN−アシル化を行なう。本発明の製造法で用いる原料であるトルイジン類は一般式(1)で表される化合物である。
そのような化合物としては、例えば、以下のような化合物が挙げられる。
【0008】
【化4】
Figure 0004681097
【0009】
【化5】
Figure 0004681097
【0010】
【化6】
Figure 0004681097
【0011】
【化7】
Figure 0004681097
【0012】
【化8】
Figure 0004681097
【0013】
【化9】
Figure 0004681097
【0014】
【化10】
Figure 0004681097
【0015】
【化11】
Figure 0004681097
【0016】
【化12】
Figure 0004681097
【0017】
【化13】
Figure 0004681097
【0018】
【化14】
Figure 0004681097
【0019】
【化15】
Figure 0004681097
【0020】
【化16】
Figure 0004681097
【0021】
本発明に使用されるアシル化剤としては、酢酸、無水酢酸、アセチルハライドベンゾイルハライド、p−トルエンスルホン酸ハライド、ハロゲノ炭酸エチル、ハロゲン化ジエチルカルバミル、シンナモイルハライド、2−フロイルハライドプロピオニルハライド、メタンスルホニルハライド、ジエチルリン酸ハライド等が挙げられる。
特に工業的見地から無水酢酸、アセチルクロライドの使用が有利である。
【0022】
アシル化剤の使用量はトルイジン類に対して0.1倍モルから10倍モル、好ましくは等モルから1.2倍モルの範囲である。等モル以下では原料残が多量に残ってしまい実用的ではなく、1.2倍モル以上では副反応(ジアシル化)が起こるので好ましくない。
【0023】
本発明のアシル化反応においては反応溶媒を使用する事が好ましく、反応溶媒としては通常アシル化反応に使用される溶媒が用いられる。その具体例としては酢酸エチル、酢酸メチル、ジオキサン、CCl4,CHCl3,CH2Cl2、THF、ヘキサン、リグロイン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンアセトン、トルエン、ベンゼン、キシレン、アセトニトリル等が挙げられるが、好ましくはアセトン、トルエン、アセトニトリルである。これらは単独あるいは2種以上の混合系でも用いられる。
【0024】
アシル化反応の反応溶媒の使用量はトルイジン類の種類により一定しないが、通常1〜100倍(容量)、好ましくは2〜10倍(容量)の範囲である。
【0025】
アシル化反応の反応温度は特に制限はないが好ましくは10℃〜100℃の範囲である。10℃以下では反応速度が小さく実用的ではなく、100℃以上では副反応(ジアシル化)が起こるので好ましくない。
【0026】
反応時間はトルイジン類の種類あるいは反応温度等によって一定しないが、通常は0.1乃至10時間である。
【0027】
このようにして得られた一般式(2)で示されるN−アシル体は、反応液を一般的な濾過、抽出または/かつ濃縮、蒸留することによって単離される。
【0028】
一般式(2)で示されるN−アシル体は閉環反応によりインドール誘導体へと変換される。本発明の閉環反応においては反応溶媒を使用することが好ましく、反応溶媒としては、メタノール、エタノール、プロパノール等の低級脂肪族アルコール、メチルセロソルブ、エチルセロソロブ、酢酸エチル、酢酸メチル、酢酸ブチル、ジオキサン、DMF、DMSO(ジメチルスルホキシド)、CCl4、CHCl3,CH2Cl2、THF、ヘキサン、リグロイン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセトン、トルエン、ベンゼン、キシレン、アセトニトリル等が挙げられるが、好ましくはDMF、DMSO、トルエン、キシレン等の高沸点溶媒である。
【0029】
閉環反応の反応溶媒の使用量はN−アシル体の種類により一定しないが、通常1〜100倍(容量)、好ましくは2〜10倍(容量)の範囲である。
【0030】
閉環反応に使用されるN,N−ジメチルホルムアミドジアルキルアセタール類としては、N,N−ジメチルホルムアミドビス{2−(トリメチルシリル)エチル}アセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジベンジルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジ−t−ブチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジシクロヘキシルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジエチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジイソプロピルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジネオペンチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジプロピルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミド等が挙げられるが、特に工業的見地からN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタールの使用が有利である。
【0031】
このN,N−ジメチルホルムアミドジアルキルアセタール類の使用量はN−アシル体に対して0.1倍モルから10倍モル、好ましくは等モルから1.5倍モルの範囲である。等モル以下では原料残が多量に残ってしまい実用的ではなく、1.5倍モル以上では経済性を考慮すると好ましくない。
【0032】
閉環反応に使用される有機2級アミンとしては、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジイソブチルアミン、ジ−2−エチルヘキシルアミン、ジアリルアミン、ジエタノールアミン、N−メチルエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、3、3’−イミノジプロピオニトリル、イミノジ酢酸、エチレンイミン、ジシクロヘキシルアミン、ジベンジルアミン、N−メチルアニリン、N−エチルアニリン、ジフェニルアミン、ピペリジン、2−ピペコリン、3−ピペコリン、4−ピペコリン、ピペラジン、N−メチルピペラジン、モルホリン、ピロリジン、イミダゾール、トリアゾール等が挙げられるが、特に工業的見地からジエチルアミン、ジイソブチルアミン、2−ピペコリン、3−ピペコリン、4−ピペコリン、モルホリン、ピロリジンの使用が有利である。
【0033】
この有機2級アミンは反応性により使用しなくても良い場合もあるが、使用する場合は使用量に特に制限はないが、好ましくは等モルから1.5倍モルの範囲である。反応性により等モル以下でも問題ないが、1.5倍モル以上では経済性を考慮すると好ましくない。
【0034】
閉環反応の反応温度は特に制限はないが好ましくは50℃〜150℃の範囲である。50℃以下では反応速度が小さく実用的ではなく、150℃以上では副反応が起こるので好ましくない。
【0035】
反応時間はN−アシル体の種類あるいは反応温度等によって一定しないが、通常は0.1乃至10時間である。
【0036】
このように本発明で得られた一般式(3)で示されるインドール誘導体は反応液を一般的な濾過、抽出または/かつ濃縮、蒸留することによって単離される。所望により公知方法例えばカラムクロマト、蒸留、再結晶等により精製することが可能である。
【0037】
【実施例】
以下に、実施例を掲げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0038】
比較例1
攪拌機、還流冷却器、温度計の備わった200mlフラスコに、2−アミノ−6−ニトロトルエン30.4g(0.2mol)、N,N−ジメチルホルミアミドジメチルアセタール35.7g(0.3mol)、ピロリジン21.3g(0.3mol)およびDMF150mlを仕込んだ後、内温100℃で3時間攪拌した。その後、濃縮し、濃縮残渣をガスクロマトグラフィーマススペクトロメーターで分析したところ、痕跡の4−ニトロインドールを得た。
【0039】
実施例1
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートの備わった200mlフラスコに、2−アミノ−6−ニトロトルエン45.6g(0.3mol)およびアセトニトリル90mlを仕込んだ後、室温攪拌下、滴下ロートに入れた無水酢酸33.7g(0.33mol)を約10分で添加した。添加終了後、放冷攪拌中に60℃近くまで昇温があり、この時点で結晶が析出した。内温が室温まで戻った時点から1時間氷冷し、濾過することにより、ガスクロマトグラフィー純度100.0%の2−(N−アセチルアミノ)−6−ニトロトルエン50.7gを得た。2−アミノ−6−ニトロトルエンに対する2−(N−アセチルアミノ)−6−ニトロトルエンの収率は87.1%であった。
【0040】
実施例2
攪拌機、還流冷却器、温度計の備わった500mlフラスコに、2−(N−アセチルアミノ)−6−ニトロトルエン48.5g(0.25mol)、N,N−ジメチルホルミアミドジメチルアセタール44.6g(0.375mol)、ピロリジン26.6g(0.375mol)およびDMF250mlを仕込んだ後、内温100℃で7時間攪拌した。その後、濃縮し、褐色のオイルを得た。このオイルをメタノール−水混合溶媒で再結晶し、ガスクロマトグラフィー純度100.0%の4−ニトロインドール33.0gが得られた。2−(N−アセチルアミノ)−6−ニトロトルエンからの収率は86.8%であった。融点206〜207℃。
【0041】
実施例3
攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下ロートの備わった200mlフラスコに、2−アミノ−6−クロロトルエン42.6g(0.3mol)およびアセトニトリル90mlを仕込んだ後、室温攪拌下、滴下ロートに入れた無水酢酸33.7g(0.33mol)を約10分で添加した。添加終了後、放冷攪拌中に60℃近くまで昇温があり、この時点で結晶が析出した。内温が室温まで戻った時点から1時間氷冷し、濾過することにより、ガスクロマトグラフィー純度100.0%の2−(N−アセチルアミノ)−6−クロロトルエン46.9gを得た。2−アミノ−6−クロロトルエンに対する2−(N−アセチルアミノ)−6−クロロトルエンの収率は85.2%であった。
【0042】
実施例4
攪拌機、還流冷却器、温度計の備わった500mlフラスコに、2−(N−アセチルアミノ)−6−クロロトルエン45.9g(0.25mol)、N,N−ジメチルホルミアミドジメチルアセタール44.6g(0.375mol)、ピロリジン26.6g(0.375mol)およびDMF230mlを仕込んだ後、内温100℃で7時間攪拌した。その後、濃縮し、褐色のオイルを得た。このオイルを蒸留により精製し、ガスクロマトグラフィー純度100.0%の4−クロロインドール31.5gが得られた。2−(N−アセチルアミノ)−6−クロロトルエンからの収率は83.2%であった。沸点129〜130℃/4mm。
【0043】
【発明の効果】
本発明法によれば、入手困難である置換基を有するインドール誘導体を短い工程で、しかも、位置選択的に収率良く製造することができ、これによってその工業的な製造が可能になり、その製造コストの大幅な低減を図る事ができる。[0001]
The present invention relates to a novel process for producing indole derivatives.
[Technical field to which the invention belongs]
Indole derivatives are extremely important compounds as intermediates for medicines and agrochemicals.
[0002]
[Prior art]
4-position substituted indoles are important as raw materials for pharmaceuticals, agricultural chemicals, electronic materials and the like. (1) A method of forming an indole ring by a Fischer reaction via a 3-substituted phenylhydrazine synthesized from a 3-substituted aniline, followed by a decarboxylation reaction {J. Org. Chem. 30, 3457 (1965)} and {circle around (2)} 2-substituted-6-nitrotoluene as a raw material, a styrene derivative, and TiCl3 as a catalyst {Chem. Pharm. Bull. , 29 (3), 726, (1981)}, (3) or a method for carrying out reduction ring closure using Pd or Ni catalyst (US 397639) (4) Similarly, phenylethanol using 2-substituted 6-nitrotoluene as a raw material Method for obtaining indole via derivative, indoline {J. Heterocyclic. Chem. 25 (2), 361, (1988)}, (5) A method of cyclizing 2-amino-6-substituted toluene to an indole ring via an imidate derivative {Ornic. Synthesis. , 65, 146 (1987)}, {circle around (6)} lysate method in which o-nitrophenylpyruvate derivative is closed to indole ring {Ber. , 30, 1030, (1897)} and the like are known.
[0003]
However, these conventional methods have the following disadvantages in raw materials, reaction rate, and reaction operation.
The method {circle around (1)} has a large problem that the regioselectivity upon ring closure by Fischer reaction is low and the yield is low. In the method (2), TiCl3 used as a catalyst has a risk of being ignited by contact with air or moisture, is difficult to handle, and is low in yield. .
In the method (3), problems remain in the use and treatment of expensive noble metal catalysts.
Paraformaldehyde used in the method (4) is harmful to deleterious substances and powerful drugs, and is not preferable to use in large quantities.
In the method (5), the reaction operation is complicated, and it is difficult to obtain the reproducibility of the reaction and quality. In the method (6), the synthesis of the o-nitrophenylpyruvate derivative is not easy, and the reduction ring closure The problem is that hydrolysis and decarboxylation and the process are long.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As a result of diligent research to solve such problems, the present inventor made 2-amino-6-substituted toluene as a raw material, acylated this amino group once with an acylating agent, and then converted this amino group in an organic solvent. , N-dimethylformamide dialkylacetals in the presence of (or in the absence of) organic secondary amines, so that there is no complicated waste release in two steps, a simple reaction of acylation and ring closure. The inventors have found that indole derivatives are produced almost quantitatively in good yield, and have reached the present invention.
[0005]
That is, the method of the present invention is represented by the general formula (1)
[Chemical 1]
Figure 0004681097
[Wherein R1 is
Nitro group, cyano group, C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl group, C2-C6 substituted or unsubstituted alkenyl group, C2-C6 substituted or unsubstituted alkynyl group, substituted or unsubstituted aryl group, C1-C6 alkoxy group, substituted Or an unsubstituted aryloxy group, formyl group, halogen, mono- or di- (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) substituted amino group, hydroxy group, mono- or di- (C1-C6 substituted) Or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) substituted amide group, N-substituted or unsubstituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) carbamoyl group, unsubstituted or mono- or di- or tri (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) Id group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) carbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxycarbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted) Alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) thiocarbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxythio Carbonyl group, thiol group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) thio group, unsubstituted or mono-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) sulfamoyl group Unsubstituted or mono- or di-N substituted ( 1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) sulfonamido group, unsubstituted or mono- or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfonylamino group, Unsubstituted or mono- or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxycarbonylamino group, carboxyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) Oxycarboxyl group, C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfoxyl group, C3-C6 substituted or unsubstituted cycloalkyl group, substituted or unsubstituted aralkyl group, O atom or S atom or N atom 5-membered or 6-membered substitution containing at least one or An unsubstituted heteroaromatic ring represents a 5-membered or 6-membered substituted or unsubstituted heterosaturated ring containing at least one O atom or S atom or N atom.
Wherein R2, R3 and R4 are the same or different,
Hydrogen atom, nitro group, cyano group, C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl group, C2-C6 substituted or unsubstituted alkenyl group, C2-C6 substituted or unsubstituted alkynyl group, substituted or unsubstituted aryl group, C1-C6 alkoxy Group, substituted or unsubstituted aryloxy group, formyl group, halogen, mono- or di- (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) substituted amino group, hydroxy group, mono- or di- (C1 -C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) substituted amide group, N-substituted or unsubstituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) carbamoyl group, unsubstituted or mono- or di -Or tri (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl ) Substituted ureido group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) carbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxycarbonyl group, (C1-C6 substituted or Unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfonyl group (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) thiocarbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxy Thiocarbonyl group, thiol group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) thio group, unsubstituted or mono-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) sulfamoyl Group, unsubstituted or mono- or di- N-substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) sulfonamide group, unsubstituted or mono- or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfonyl Amino group, unsubstituted or mono- or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxycarbonylamino group, carboxyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted Substituted aryl) oxycarboxyl group, C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfoxyl group, C3-C6 substituted or unsubstituted cycloalkyl group, substituted or unsubstituted aralkyl group, O atom or S atom Or 5-membered or 6 containing at least one N atom It represents a member-substituted or unsubstituted heteroaromatic ring, a 5-membered or 6-membered substituted or unsubstituted heterosaturated ring containing at least one O atom, S atom or N atom.
R2 and R3 or R3 and R4 may be bonded to each other to form a 5- or 6-membered ring.
In the formula, R5 represents a hydrogen atom, a nitro group, a cyano group, a C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl group, a C2-C6 substituted or unsubstituted alkenyl group, a C2-C6 substituted or unsubstituted alkynyl group, a substituted or unsubstituted aryl group, C1-C6 alkoxy group, substituted or unsubstituted aryloxy group, formyl group, halogen, mono- or di- (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) substituted amino group, hydroxy group, mono- or Di- (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) substituted amide group, N-substituted or unsubstituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) carbamoyl group, unsubstituted or Mono- or di- or tri (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted Substituted aryl) substituted ureido group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) carbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxycarbonyl group, (C1-C6) Substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) thiocarbonyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted) Aryl) oxythiocarbonyl group, thiol group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) thio group, unsubstituted or mono-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted) Aryl) sulfamoyl group, unsubstituted or mono Or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) sulfonamide group, unsubstituted or mono- or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) ) Oxysulfonylamino group, unsubstituted or mono- or di-N substituted (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxycarbonylamino group, carboxyl group, (C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or Substituted or unsubstituted aryl) oxycarboxyl group, C1-C6 substituted or unsubstituted alkyl or substituted or unsubstituted aryl) oxysulfoxyl group, C3-C6 substituted or unsubstituted cycloalkyl group, substituted or unsubstituted aralkyl group, O atom Or 5 containing at least one S atom or N atom Represents a 5-membered or 6-membered substituted or unsubstituted heteroaromatic ring, a 5-membered or 6-membered substituted or unsubstituted heterosaturated ring containing at least one O atom, S atom or N atom. ]
The toluidines represented by the above are acylating agents (the acylating agent used here is not only a group derived by removing -OH from a carboxyl group of a carboxylic acid, but also an inorganic acid such as sulfuric acid, nitric acid, phosphoric acid, etc. Or a group derived by removing -OH from an acid in a broad sense, including a group derived by removing -OH from an organic acid such as carbamic acid, carbonic acid, sulfonic acid, or phosphonic acid. The following general formula (2) obtained by
[Chemical 2]
Figure 0004681097
[Wherein R 1, R 2, R 3, R 4, R 5 are the same as defined above] in an organic solvent in the presence of N, N-dimethylformamide dialkylacetals and an organic secondary amine ( Or in the absence of) (3)
[Chemical 3]
Figure 0004681097
[Wherein R1, R2, R3, R4, R5 are the same as above]
A method for producing an indole derivative represented by the formula:
[0006]
The present invention is carried out in two steps of acylation and ring closure when producing an indole derivative, which eliminates troublesome waste release, improves operability, and provides the desired product in good yield. The above utility value is extremely high.
[0007]
The production method of the present invention will be described in detail. In the present invention, toluidines are first N-acylated using an acylating agent. Toluidines which are raw materials used in the production method of the present invention are compounds represented by the general formula (1).
Examples of such compounds include the following compounds.
[0008]
[Formula 4]
Figure 0004681097
[0009]
[Chemical formula 5]
Figure 0004681097
[0010]
[Chemical 6]
Figure 0004681097
[0011]
[Chemical 7]
Figure 0004681097
[0012]
[Chemical 8]
Figure 0004681097
[0013]
[Chemical 9]
Figure 0004681097
[0014]
[Chemical Formula 10]
Figure 0004681097
[0015]
Embedded image
Figure 0004681097
[0016]
Embedded image
Figure 0004681097
[0017]
Embedded image
Figure 0004681097
[0018]
Embedded image
Figure 0004681097
[0019]
Embedded image
Figure 0004681097
[0020]
Embedded image
Figure 0004681097
[0021]
Examples of the acylating agent used in the present invention include acetic acid, acetic anhydride, acetyl halide benzoyl halide, p-toluenesulfonic acid halide, halogenoethyl carbonate, diethylcarbamyl halide, cinnamoyl halide, 2-furoyl halide propionyl halide. Methanesulfonyl halide, diethyl phosphate halide and the like.
In particular, acetic anhydride and acetyl chloride are advantageous from an industrial point of view.
[0022]
The amount of the acylating agent used is in the range of 0.1 to 10-fold mol, preferably equimolar to 1.2-fold mol with respect to toluidine. If the amount is less than equimolar, a large amount of the raw material residue remains, which is not practical, and if the amount is 1.2 times or more, a side reaction (diacylation) occurs.
[0023]
In the acylation reaction of the present invention, it is preferable to use a reaction solvent, and a solvent usually used in the acylation reaction is used as the reaction solvent. Specific examples thereof include ethyl acetate, methyl acetate, dioxane, CCl4, CHCl3, CH2Cl2, THF, hexane, ligroin, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone acetone, toluene, benzene, xylene, acetonitrile, etc., preferably acetone, toluene , Acetonitrile. These may be used alone or in a mixture of two or more.
[0024]
The amount of the reaction solvent used in the acylation reaction is not constant depending on the type of toluidine, but is usually in the range of 1 to 100 times (volume), preferably 2 to 10 times (volume).
[0025]
The reaction temperature of the acylation reaction is not particularly limited, but is preferably in the range of 10 ° C to 100 ° C. Below 10 ° C., the reaction rate is small and not practical, and above 100 ° C., a side reaction (diacylation) occurs, which is not preferable.
[0026]
The reaction time is not constant depending on the type of toluidine or the reaction temperature, but is usually 0.1 to 10 hours.
[0027]
The N-acyl compound represented by the general formula (2) thus obtained is isolated by subjecting the reaction solution to general filtration, extraction or / and concentration and distillation.
[0028]
The N-acyl compound represented by the general formula (2) is converted into an indole derivative by a ring-closing reaction. In the ring closure reaction of the present invention, it is preferable to use a reaction solvent, and examples of the reaction solvent include lower aliphatic alcohols such as methanol, ethanol and propanol, methyl cellosolve, ethyl cellosolve, ethyl acetate, methyl acetate, butyl acetate, dioxane, DMF. , DMSO (dimethyl sulfoxide), CCl4, CHCl3, CH2Cl2, THF, hexane, ligroin, methyl ethyl ketone, methyl isobutyl ketone, acetone, toluene, benzene, xylene, acetonitrile, etc., preferably DMF, DMSO, toluene, xylene, etc. It is a high boiling point solvent.
[0029]
The amount of the reaction solvent used in the ring-closing reaction is not constant depending on the type of N-acyl compound, but is usually 1 to 100 times (volume), preferably 2 to 10 times (volume).
[0030]
Examples of N, N-dimethylformamide dialkyl acetals used for the ring-closing reaction include N, N-dimethylformamide bis {2- (trimethylsilyl) ethyl} acetal, N, N-dimethylformamide dibenzyl acetal, N, N-dimethyl. Formamide di-t-butyl acetal, N, N-dimethylformamide dicyclohexyl acetal, N, N-dimethylformamide diethyl acetal, N, N-dimethylformamide diisopropyl acetal, N, N-dimethylformamide dimethyl acetal, N, N-dimethylformamide Examples include dineopentyl acetal, N, N-dimethylformamide dipropyl acetal, N, N-dimethylformamide, and the like. Use of chill acetal is advantageous.
[0031]
The amount of N, N-dimethylformamide dialkylacetals used is in the range of 0.1 to 10-fold mol, preferably equimolar to 1.5-fold mol with respect to the N-acyl form. If the amount is less than equimolar, a large amount of raw material remains, which is not practical, and if it is more than 1.5 times the molar amount, it is not preferable in view of economy.
[0032]
Examples of the organic secondary amine used for the ring-closing reaction include dimethylamine, diethylamine, di-n-propylamine, diisopropylamine, di-n-butylamine, diisobutylamine, di-2-ethylhexylamine, diallylamine, diethanolamine, N- Methylethanolamine, diisopropanolamine, 3,3′-iminodipropionitrile, iminodiacetic acid, ethyleneimine, dicyclohexylamine, dibenzylamine, N-methylaniline, N-ethylaniline, diphenylamine, piperidine, 2-pipecoline, 3 -Pipecoline, 4-pipecoline, piperazine, N-methylpiperazine, morpholine, pyrrolidine, imidazole, triazole and the like are mentioned, but particularly from an industrial point of view, diethylamine, diisobutylamine, 2 Preference is given to using pipecoline, 3-pipecoline, 4-pipecoline, morpholine, pyrrolidine.
[0033]
The organic secondary amine may not be used depending on the reactivity, but when used, the amount used is not particularly limited, but is preferably in the range of equimolar to 1.5 molar. Even if it is equimolar or less due to reactivity, there is no problem, but if it is 1.5 mol or more, it is not preferable in view of economy.
[0034]
The reaction temperature of the ring closure reaction is not particularly limited, but is preferably in the range of 50 ° C to 150 ° C. Below 50 ° C., the reaction rate is small and not practical, and above 150 ° C. is undesirable because side reactions occur.
[0035]
The reaction time is not constant depending on the type of N-acyl compound or the reaction temperature, but is usually 0.1 to 10 hours.
[0036]
Thus, the indole derivative represented by the general formula (3) obtained in the present invention is isolated by subjecting the reaction solution to general filtration, extraction or / and concentration and distillation. If desired, it can be purified by known methods such as column chromatography, distillation, recrystallization and the like.
[0037]
【Example】
EXAMPLES The present invention will be specifically described below with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
[0038]
Comparative Example 1
In a 200 ml flask equipped with a stirrer, reflux condenser and thermometer, 30.4 g (0.2 mol) of 2-amino-6-nitrotoluene, 35.7 g (0.3 mol) of N, N-dimethylformamide dimethylacetal, After charging 21.3 g (0.3 mol) of pyrrolidine and 150 ml of DMF, the mixture was stirred at an internal temperature of 100 ° C. for 3 hours. Then, it concentrated and the concentrated residue was analyzed with the gas chromatography mass spectrometer, and trace 4-nitroindole was obtained.
[0039]
Example 1
A 200 ml flask equipped with a stirrer, reflux condenser, thermometer, and dropping funnel was charged with 45.6 g (0.3 mol) of 2-amino-6-nitrotoluene and 90 ml of acetonitrile, and then placed in the dropping funnel with stirring at room temperature. Acetic anhydride 33.7 g (0.33 mol) was added in about 10 minutes. After completion of the addition, the temperature was raised to near 60 ° C. during cooling and stirring, and crystals were precipitated at this point. When the internal temperature returned to room temperature, the mixture was ice-cooled for 1 hour and filtered to obtain 50.7 g of 2- (N-acetylamino) -6-nitrotoluene having a gas chromatography purity of 100.0%. The yield of 2- (N-acetylamino) -6-nitrotoluene relative to 2-amino-6-nitrotoluene was 87.1%.
[0040]
Example 2
In a 500 ml flask equipped with a stirrer, a reflux condenser and a thermometer, 48.5 g (0.25 mol) of 2- (N-acetylamino) -6-nitrotoluene and 44.6 g of N, N-dimethylformamide dimethyl acetal ( 0.375 mol), 26.6 g (0.375 mol) of pyrrolidine, and 250 ml of DMF were charged, and the mixture was stirred at an internal temperature of 100 ° C. for 7 hours. Then, it concentrated and the brown oil was obtained. This oil was recrystallized with a methanol-water mixed solvent to obtain 33.0 g of 4-nitroindole having a gas chromatography purity of 100.0%. The yield based on 2- (N-acetylamino) -6-nitrotoluene was 86.8%. Melting point 206-207 ° C.
[0041]
Example 3
A 200 ml flask equipped with a stirrer, reflux condenser, thermometer and dropping funnel was charged with 42.6 g (0.3 mol) of 2-amino-6-chlorotoluene and 90 ml of acetonitrile, and then placed in the dropping funnel with stirring at room temperature. Acetic anhydride (33.7 g, 0.33 mol) was added in about 10 minutes. After completion of the addition, the temperature was raised to near 60 ° C. during cooling and stirring, and crystals were precipitated at this point. By cooling with ice for 1 hour from the time when the internal temperature returned to room temperature and filtering, 46.9 g of 2- (N-acetylamino) -6-chlorotoluene having a gas chromatography purity of 100.0% was obtained. The yield of 2- (N-acetylamino) -6-chlorotoluene relative to 2-amino-6-chlorotoluene was 85.2%.
[0042]
Example 4
In a 500 ml flask equipped with a stirrer, a reflux condenser and a thermometer, 45.9 g (0.25 mol) of 2- (N-acetylamino) -6-chlorotoluene and 44.6 g of N, N-dimethylformamide dimethyl acetal. (0.375 mol), 26.6 g (0.375 mol) of pyrrolidine and 230 ml of DMF were charged, and the mixture was stirred at an internal temperature of 100 ° C. for 7 hours. Then, it concentrated and the brown oil was obtained. This oil was purified by distillation to obtain 31.5 g of 4-chloroindole having a gas chromatography purity of 100.0%. The yield based on 2- (N-acetylamino) -6-chlorotoluene was 83.2%. Boiling point 129-130 ° C / 4mm.
[0043]
【The invention's effect】
According to the method of the present invention, an indole derivative having a substituent that is difficult to obtain can be produced in a short process and in a regioselective manner with a high yield, thereby enabling its industrial production. Manufacturing costs can be greatly reduced.

Claims (5)

下記一般式(1)
Figure 0004681097
[式中R1は、ニトロ基又は塩素原子を表す。
式中R2、R3、R4は水素原子を表す。
中R5は水素原子を表す。]
で表されるトルイジン類を
アシル化剤(ここで使用するアシル化剤とは、無水酢酸又はアセチルクロライドを表す。)と反応させる事により得られる下記一般式(2)
Figure 0004681097
[式中R1、R2、R3、R4、R5は前記と同一であり、Aは前記アシル化剤によって付加された基である]で表されるN−アシル体を有機溶媒中、有機2級アミンの存在下で、N,N−ジメチルホルムアミドビス{2−(トリメチルシリル)エチル}アセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジベンジルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジ−t−ブチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジシクロヘキシルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジエチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジイソプロピルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジネオペンチルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドジプロピルアセタール、N,N−ジメチルホルムアミドから選択される化合物と反応させる事を特徴とする下記一般式(3)
Figure 0004681097
[式中R1、R2、R3、R4、R5は前記と同一である]
で表されるインドール誘導体の製造法。
The following general formula (1)
Figure 0004681097
Wherein R1 represents a nitro group or a chlorine atom.
Wherein R2, R3, R4 represent a hydrogen atom.
Wherein R5 represents a hydrogen atom. ]
A toluidine represented by the following general formula (2) obtained by reacting with an acylating agent (the acylating agent used here represents acetic anhydride or acetyl chloride )
Figure 0004681097
[Wherein R 1, R 2, R 3, R 4, R 5 are the same as described above, and A is a group added by the acylating agent] in an organic solvent, an organic secondary amine in the presence of, N, N-dimethylformamide bis {2- (trimethylsilyl) ethyl} acetal, N, N-dimethylformamide dibenzyl acetal, N, N-dimethylformamide-di -t- butyl acetal, N, N-dimethyl Formamide dicyclohexyl acetal, N, N-dimethylformamide diethyl acetal, N, N-dimethylformamide diisopropyl acetal, N, N-dimethylformamide dimethyl acetal, N, N-dimethylformamide dineopentyl acetal, N, N-dimethylformamide dipropyl Acetal, N, N-dimethyl The following general formula, characterized in that is reacted with a compound selected from the Le formamide (3)
Figure 0004681097
[Wherein R1, R2, R3, R4 and R5 are the same as described above]
The manufacturing method of the indole derivative represented by these.
1がニトロ基である請求項1記載のインドール誘導体の製造法。 The method for producing an indole derivative according to claim 1, wherein R 1 is a nitro group. N−アシル体を得るために使用するアシル化剤が無水酢酸である請求項1記載の製造法。  The process according to claim 1, wherein the acylating agent used for obtaining the N-acyl derivative is acetic anhydride. 一般式(2)で表されるN−アシル体を、N,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタールと反応させる請求項1記載の製造法。  The process according to claim 1, wherein the N-acyl compound represented by the general formula (2) is reacted with N, N-dimethylformamide dimethyl acetal. 機2級アミンピロリジンまたはピペリジンである請求項1記載の製造法。The process of Claim 1 organic secondary amine is pyrrolidine or piperidine.
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