JP4677491B2 - 光ファイバ及び光ファイバ母材 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバ及び光ファイバ母材に関する。光ファイバを用いて光アナログ信号や光ベースバンド信号を長距離伝送する場合、誘導ブリリュアン散乱(以下、SBSと記す)の影響で、光ファイバ中にあるパワーの光を入射しようとしても、ある一定光量(SBSしきいパワー)までしか入射できず、残りは後方散乱光となって入射側に戻ってしまう現象が発生するため、入射可能な信号光パワーが制限される問題があった。本発明は、このSBSの発生を抑制し、より高いパワーの信号光の伝送が可能となる光ファイバに関する。
本願は、2006年9月14日に出願された特願2006−249360号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、光ファイバを各家庭まで延線し、これを用いて各種情報をやりとりする、ファイバトゥザホーム(FTTH)サービスが拡充されつつある。様々な情報を伝送するFTTHにおいて、放送信号とその他の通信信号をそれぞれ異なる方式で、1本の光ファイバを用いて同時に伝送するシステムがある。一般にこのシステムにおいて、放送信号はアナログ信号やベースバンド信号、又は光SCM信号であることが多い。伝送媒体である光ファイバの観点から見たシステムの特徴は、次のようになる。
(i)FTTHは通常ダブルスター型のPON(Passive Optical Network)であり、分配ロスが大きくなる。
(ii)アナログ信号やベースバンド信号、又は光SCM信号を伝送するため、受信機におけるCNR(Carrier Noise Ratio)を大きくする必要があり、受光部における最低信号光パワーが通信で用いられるデジタル伝送に比して大きい必要がある。
このように、映像伝送において強度変調によるアナログ伝送を行う際、分配ロスの補償や高CNRの確保のため、高パワー伝送が必要となる。しかし、光ファイバ中にある高パワーの光を入射しようとしても、ある一定光量(SBS閾値パワー)までしか入射できず、残りは後方散乱光となって入射側に戻ってしまう現象が発生するため、入射可能な信号光パワーが制限される問題があった。
このSBSを抑制するための手段として、長手方向にドーパント濃度、残留応力を変化させる手法(例えば、特許文献1参照)がある。これは、長手方向にドーパント濃度や残留応力を変化させることにより、ブリリュアンスペクトルの広がりを大きくし、SBSの発生を抑制することが可能となる。また、光ファイバにSBS抑制効果のある屈折率分布を持たせる手法も提案されている(例えば、特許文献2〜5、7参照)。
特許第2584151号公報 WO2004/100406号パンフレット 米国特許第7082243号明細書 特開2006−154707号公報 特開2006−184534号公報 特開2006−133314号公報 特開2006−154713号公報 "Design concept for optical fibers with enhanced SBS threshold" Optics Express, Vol. 13 Issue 14 Page 5338 (July 2005) Andreykobyakov "Nonlinear Optical Fibers with Increased SBS Thresholds" OFC/NFOEC 2006, OtyA3, Scott Bickham, Andrey Kobyakov, Shenping Li
SBSを抑制する技術としては、先に述べたように、長手方向にドーパント濃度や、残留応力を変化させる手法が報告されている(特許文献1)。しかしながら、この方法では長手方向に光学特性が変化してしまうために、実用上好ましくない。
また、光ファイバに屈折率分布を持たせることで、SBSを抑制させる手法も報告されている(特許文献2〜5、7)。この方法では、長手方向に光学特性の変化は起こらないが、屈折率分布を目標とする特性に合致するような構造とする必要がある。
特許文献2,3及び5では、3層構造をもつ屈折率分布を有する光ファイバにおいて、屈折率分布を適切な条件に設定することで、SBSが抑制され、また、ITU−TRecommendation G.652(以下、G652と記す)と同等の光学特性が得られると記載されている。しかしながら、特許文献2,3及び5に記載されている構造の内、全ての構造において、G652と同等の光学特性が満足される訳ではなく、実際にこの条件を元に製造を行う場合、それぞれの条件において適切な設計値が必要となる。
また、特許文献4においては、その構造から一様曲げ損失が悪化する傾向があり、光ファイバの取り扱いを考慮すると望ましい形状ではない。
また、特許文献6については、フッ素を意図的な位置に添加する必要があるため、VAD法を用いた母材製造が困難である。
また、特許文献7については、その屈折率分布の形状が記載されたのみであり、詳細なパラメータ等については言及されていない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされ、適切な屈折率分布の構造設計値を与えることで、長手方向に安定した特性を有し、またG652との互換性を有し、さらに製造性にも優れたSBSを抑制した光ファイバ及び光ファイバ母材の提供を目的とする。
本発明の第1の態様(aspect)にしたがい、コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドによって構成される屈折率分布を有し、前記Δ2が0.04%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3の関係が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、前記Δ2、Δ3、R1、R2が、(Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45
かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たし、前記R2が2.60μm〜6.85μmであり、前記R3が3.63μm〜9.65μmであり、ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、零分散波長が1300nm〜1324nmであり、零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバが提供される。
本発明の第2の態様(aspect)にしたがい、コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成される屈折率分布を有し、前記Δ2が0.15%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、前記Δ2、Δ3、R1、R2が、(Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たし、前記R2が2.87μm〜4.10μmであり、前記R3が4.36μm〜5.74μmであり、ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、零分散波長が1300nm〜1324nmであり、零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバが提供される。
本発明の第3の態様(aspect)にしたがい、 コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定の屈折率を有するクラッドによって構成される屈折率分布を有し、前記Δ2が0.04%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3の関係が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、前記Δ2、Δ3、R1、R2が、(Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たす光ファイバ母材であり、該光ファイバ母材を線引きして光ファイバ化した際、前記R2が2.60μm〜6.85μmであり、前記R3が3.63μm〜9.65μmであり、ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、零分散波長が1300nm〜1324nmであり、零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバ母材が提供される。
本発明の第4の態様(aspect)にしたがい、 コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成される屈折率分布を有し、前記Δ2が0.15%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、前記Δ2、Δ3、R1、R2が、(Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たす光ファイバ母材であり、該光ファイバ母材を線引きして光ファイバ化した際、前記R2が2.87μm〜4.10μmであり、前記R3が4.36μm〜5.74μmであり、ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、零分散波長が1300nm〜1324nmであり、零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバ母材が提供される。
図1は、光ファイバにおけるSBSの発生を示し、入射光パワーと透過、後方散乱光パワーとの関係を示す図である。 図2は、SBS閾値測定系を例示する構成図である。 図3は、図4に示すステップインデックス型の屈折率分布を持つSMFにおけるSBS閾値のMFD依存性を示す図である。 図4は、ステップインデックス型の屈折率分布を示す図である。 図5は、本発明に係る光ファイバの屈折率分布の第1の例を示す図である。 図6は、本発明に係る光ファイバの屈折率分布の第2の例を示す図である。 図7は、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとしたとき、X+Yの値と、同一のMFDを有するSMFに対するSBS抑圧効果(SBSeff)との関係を示す図である。 図8は、零分散波長1300nm〜1324nm、且つSBSeff≧+3dBを満たす(X,Y)の関係を示す図である。 図9は、MFD=7.9μm〜10.2μmを満たすΔ2+Δ3とR2/R1の関係を示す図である。 図10は、Δ3−Δ1と、SBSeffの関係を示す図である。 図11はΔ1−Δ2とSBSeffの関係を示す図である。 図12はΔ1−Δ2とSBSeffの関係を示す図である。 図13は、実施例1及び実施例1a〜1gのSBS閾値とMFDとの関係を示す図である。 図14は、実施例1及び実施例1a〜1tのSBS閾値とMFDとの関係を示す図である。 図15は、実施例2a〜2fのSBS閾値とMFDとの関係を示す図である。 図16は、実施例2g〜2mのSBS閾値とMFDとの関係を示す図である。 図17は、実施例3の光ファイバの屈折率分布を示す図である。 図18は、実施例5の光ファイバ母材の屈折率分布を示す図である。 図19は、実施例5のSBS閾値とMFDとの関係を示す図である。 図20は、実施例6の光ファイバ母材の屈折率分布を示す図である。 図21は、実施例6のSBS閾値とMFDとの関係を示す図である。 図22は、実施例7の光ファイバ母材の屈折率分布を示す図である。
符号の説明
1 波長1.32μmの光源
2 波長1.55μmの光源
3 EDPA
4 後方散乱光パワー測定用のパワーメータ
5 9:1カプラ
6 入射光パワー測定用のパワーメータ
7 透過光パワー測定用のパワーメータ
8 被測定光ファイバ
本発明の光ファイバは、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接して設けられ、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成される屈折率分布を有し、又は、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接して設けられ、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成される屈折率分布を有し、
前記Δ2が0.4%以下であり、
前記Δ1、Δ2、Δ3の関係が、Δ1>Δ2、Δ3>Δ2、かつΔ3>Δ1の関係であり、
前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、0.1%≦Y≦0.6%、かつ(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、
前記Δ2、Δ3、R1、R2が、
(Δ2+Δ3)+1.0≦R2/R1≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たし、
ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、
波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、
零分散波長が1300nm〜1324nmであり、
零分散スロープが0.093ps/nm・km以下であり、
直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、
波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、且つ同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上のSBS閾値であることを特徴としている。
なお以上のところから明らかなように、第1コアについての比屈折率差(もしくは最大比屈折率差)Δ1、第2コアについての比屈折率差(もしくは最小比屈折率差)Δ2、第3コアについての比屈折率差(もしくは最大比屈折率差)Δ3は、いずれもクラッドに対する比屈折率差を表しているが、以下の文章では、説明の煩雑さを避けるため、「クラッドに対する」との文言は省略する。

なお、本発明の光ファイバは、典型的にはVAD法で製造された母材を線引きすることによって製造することができるが、その母材の製法に関しては、VAD法に限定されず、一般に良く知られている、OVD法やCVD法としてもなんら問題はない。
図1は、光ファイバにおける、SBSの発生を示したグラフである。図1に示すように、光ファイバへの入射光パワーを徐々に増加させると、ある値を境に後方散乱光のパワーが急激に増大し、入射光パワーの大半が後方散乱光となって入射側に戻ってしまう。そこで、図1に示すように、入射光パワーの変化に対する、後方散乱光の傾きの変化率(後方散乱光の2階微分)が最大となる入射光パワーを、SBSが発生する閾値(SBS閾値)と定義できる。
また、図2は、SBS閾値の測定系を例示する構成図であり、図2中、符号1は波長1.32μmの光源、2は波長1.55μmの光源、3はEDPA、4は後方散乱光パワー測定用のパワーメータ、5は9:1カプラ、6は入射光パワー測定用のパワーメータ、7は透過光パワー測定用のパワーメータ、8は被測定光ファイバである。この測定系では、9:1カプラ5を介し、3台のパワーメータ4,6,7を接続し、被測定光ファイバ8の入射光、後方散乱光及び透過光パワーを測定する。そして、後方散乱光の入射光に対する2階微分が最大となる入射光パワーが、SBS閾値となる。
また、特許文献2,3においても、同様の測定系及び定義を用いてSBS閾値を評価している。さらに、このSBS閾値の定義は、下記文献において定義4として考察されている。
清水、“単一モード光ファイバにおけるSBS閾値に関する考察”、電子情報通信学会2005年総合大会 B−10−66
また、SBS閾値は、モードフィールド径(以下、MFDと記す)依存性がある。図4に示すように、通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、G652規格を満足するシングルモード光ファイバ(以下、SMFと記す)におけるSBS閾値のMFD依存性を計算し、プロットした結果を図3に示す。図3に示すように、G652の規格である波長1.31μmにおけるMFDが7.9〜10.2μmの範囲において、SMFのSBS閾値は、7.4dBm〜9.7dBmの範囲で変化する。そのため、SBS閾値を比較する場合、同一のMFDを有する光ファイバを対比させる必要がある。
本発明の光ファイバは、G652に記載されている光学特性、即ち、ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、波長1.31μmにおけるMFDが7.9μm〜10.2μmであり、零分散波長が1300nm〜1324nmであり、零分散スロープが0.093ps/nm・km以下であり、曲げ直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、さらに、同一のMFDを持つSMFに比して2倍((+3dB)以上のSBS閾値を有している。
図5は、本発明の光ファイバにおける屈折率分布の第1の例を示す図である。該屈折率分布は、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μm〜R2μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接して設けられ、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成されており、Δ1>Δ2、Δ3>Δ2であることを特徴としている。
また、本発明の光ファイバの屈折率分布は、図6に示すように、比屈折率差が一定の値をとらなくてもよい。図6は、本発明の光ファイバにおける屈折率分布の第2の例を示す図である。該屈折率分布は、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に、最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μm〜R2μmの領域に、最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に、最大比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接して設けられ、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成されていてもよい。またここで、Δ1>Δ2、Δ3>Δ2である。
また、前記3層構造のコアと、それを囲む1層のクラッド構造の屈折率分布を有する光ファイバにおいて、先に述べた光学特性、即ちG652とコンパチブルな特性を持ちつつ、SBS閾値を、本発明の光ファイバと同一のMFDを有するSMFに比して2倍(+3dB)以上の向上が可能な光ファイバを得るため、詳細な検討を重ねた結果、Δ1,Δ2,Δ3及びR1,R2,R3の関係に制限があることを見出した。
図7は、Δ1−Δ2=X,Δ3−Δ2=Yとしたとき、SBSのSMFに対する抑圧効果:SBSeffの関係を表した図である。ここで、SBSeffは、次式で定義する。
SBSeff=本発明の光ファイバのSBS閾値−本発明の光ファイバと同一のMFDを有するSMFのSBS閾値。
図7より、X+Yを0.4%より大きくすることで、SBSeffは+3dB以上改善され、SBS閾値を向上させることが可能となる。しかしながら、前記条件のみでは、G652とコンパチブルな光学特性を持つ光ファイバを得られない場合がある。
即ち、零分散波長が1300nm〜1324nmとなる光ファイバを得るために、前記X,Yが、X<0.6%であり、且つ、0.1%≦Y≦0.6%であり、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%とするのが好ましい。このような条件を満たす、X,Yの関係を図8に示す。
また、前記条件を満たしつつ、波長1.31μmにおけるMFDをG652規格の下限である、7.9μm以上とするために、Δ2を0.4%以下とするのが好ましい。さらに、波長1.31μmにおけるMFDを7.9μm〜10.2μmとするために、R2/R1で表される、第3コアの半径方向の位置を、Δ2とΔ3の和、Δ2+Δ3に応じて適切に配置させる必要がある。
波長1.31μmにおけるMFDが7.9μm〜10.2μmを満たす光ファイバを得るために、(Δ2+Δ3)と R2/R1は、次の関係、つまり、
(Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たすことが好ましい。上記条件を満たす(Δ2+Δ3)と R2/R1の関係を図9に示す。
また、光ファイバの製造性の観点からは、Δ3≧Δ1とすることが望ましい。
図10は、Δ3−Δ1と、SBSeffの関係を示した図である。図10に示すように、Δ3−Δ1が負の場合、比屈折率差の僅かな変動でSBSeffが大きく変化する。一方、Δ3−Δ1が正の場合、比屈折率差の変化に対するSBSeffの変化の割合は小さい。また、SBSeffをΔ3−Δ1の2次式として近似すると、その近似曲線は上に凸の放物線であり、また変極点はΔ3−Δ1>0であり、Δ3−Δ1が正の場合に比屈折率差の変動によるSBSeffの影響が小さいことが分かる。
光ファイバの母材製造時に、ドーパント濃度の揺らぎによって比屈折率差が目標より±0.05%程度変化することがある。その場合、SBSeffが目標よりも低下する可能性がある。Δ3−Δ1が正の場合、比屈折率差の変動によるSBSeffの変化量が小さいため、ドーパント濃度の揺らぎによる比屈折率差の変化に対し、SBSeffは大きく変化せず、常に安定したSBS特性を得ることができる。
なお、図10の屈折率分布は、Δ1は0.5%、Δ2は0.22%、Δ3は0.025%刻みで0.40〜0.65%、R2/R1は2.2であるが、表1に示すように、異なるΔ1、Δ2、Δ3、R1、R2、R3の組み合わせでも同様に変極点はΔ3−Δ1>0となり、Δ3−Δ1が正の場合に、常に安定したSBS特性を得られることが分かる。
また、Δ1−Δ2は0.25%以上とするのが望ましい。図11はΔ1−Δ2とSBSeffの関係を示した図である。図11に示すように、Δ1がΔ2より0.25%以上高い場合、Δ1とΔ2の差が0.25%以下と比較してSBSeffを大きく増加させることが可能になり、より大きなSBS抑制効果が得られる。また、Δ1−Δ2が0.25%以上の場合、光ファイバ母材作製時に生じるドーパント濃度の揺らぎによる比屈折率差の変化の影響が緩和され、Δ1−Δ2が変化してもSBSeffに大きな変化がなく、歩留まりの低下を防ぐことができる。
なお、図11の屈折率分布は、Δ1は0.03%刻みで0.44%〜0.56%、Δ2は0.24%、Δ3は0.55%であり、R2/R1は2.2である。しかしながら、図12に示すように、異なるΔ1、Δ2、Δ3、R1、R2、R3の組み合わせ、すなわち、Δ1が0.44%〜0.56%、Δ2が0.18%〜0.26%、Δ3が0.45%〜0.65%、R2/R1が1.8〜2.6の範囲とした屈折率分布においても同様の傾向が得られ、Δ1−Δ2が0.25%以上の屈折率分布において、より大きなSBS抑制効果が得られ、また、Δ1−Δ2の変化に対するSBSeffの依存性も小さくなる。
Figure 0004677491
さらに、第3コアを前記のように配置することにより、SBS閾値を従来の光ファイバより+3dB以上のSBS閾値を得つつ、G652とコンパチブルな特性を得ることが可能となる。
[実施例1、比較例1]
表2に、図5の屈折率分布を持つ、実施例1の光ファイバの構造パラメータ及び光学特性を示す。また、併せて比較例1の光ファイバの構造パラメータ及び光学特性を示す。比較例1の光ファイバは、図4に示すようなステップインデックス型の屈折率分布を有するSMFである。
Figure 0004677491
表2に示すように、本発明に係る実施例1の構造パラメータを持つ光ファイバは、20kmの光ファイバにおけるSBS閾値が12.2dBmであり、同一のMFDを有する比較例1の光ファイバと比して+3.5dBの抑圧効果が得られた。また、実施例1の光ファイバは、比較例1のSMFと同等の光学特性を有しており、G652規格を満足している。
[実施例1a〜1g]
また、表3に、実施例1の構造パラメータを、前記X、Y及びR2/R1の範囲で振った場合の結果を示す。
Figure 0004677491
表3に示した実施例1a〜1gの構造パラメータを持つ光ファイバは、図13に示すように、20kmの光ファイバにおけるSBS閾値が12.4〜13.3dBmであり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.7〜+4.6dBの抑圧効果が得られた。また、実施例1a〜1gの光ファイバの光学特性は、全てG652規格を満足している。
[実施例1h〜1t]
表4、表5に、実施例1の構造パラメータを、先に記したX、Y、R2/R1の範囲で振った結果を示す。表3に示した実施例1a〜1g、および、表4、表5に示した実施例1h〜1tの構造パラメータを持つ光ファイバは、図14に示すように、20kmの光ファイバにおけるSBS閾値が10.9〜13.8dBmであり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.1〜+4.5dBの抑圧効果が得られた。また、実施例1h〜1tの光ファイバの光学特性は全てG652規格を満足している。
Figure 0004677491
Figure 0004677491
[実施例2a〜2f]
表6に、図6の屈折率分布を持つ光ファイバにおいて、屈折率分布の構造パラメータを、前記X、Y及びR2/R1の範囲で振った場合の光学特性を示す。
Figure 0004677491
表6に示した実施例2a〜2fの構造パラメータを持つ光ファイバは、図15に示すように、20kmの光ファイバにおいてSBS閾値が12.0〜13.7dBmであり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.3〜+5.0dBの抑圧効果が得られた。また、実施例2a〜2fの光ファイバの光学特性は、全てG652規格を満足している。
さらに、図6のように第3コアの屈折率を変化させることにより、コア中のGeOドープ量を減らすことができ、光ファイバ中の損失を低減させることが可能となる。
[実施例2g〜2m]
表7に、図6の屈折率分布を持つ光ファイバにおいて、屈折率分布の構造パラメータを、先に 記したX、Y、R2/R1の範囲で振った場合の光学特性を示す。表6に示した実施例2a〜2fおよび、表7に示した2g〜2mの構造パラメータを持つ光ファイバは、図16に示すように、20kmの光ファイバにおいてSBS閾値が10.8〜14.3dBmであり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.2〜+4.7dBの抑圧効果が得られた。また、実施例2g〜2mの光ファイバの光学特性は、全てG652規格を満足している。
Figure 0004677491
[実施例3、実施例4]
図17に、本発明に係る実施例3の光ファイバの屈折率分布を示す。実施例3における屈折率分布は、図17に示すように、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に位置する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μm〜R2μmの領域に位置する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に位置する第3コアとからなる3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接して設けられ、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成されている。しかしながら、実施例1、実施例2とは異なり、該コアの屈折率分布は、緩やかな変化をしており、その境界が曖昧となっている。そこで、比屈折率差の径方向の変化率(dΔ/dr)を用いて各層の径を決定した。また、第1コアの比屈折率差Δ1は、下記式(1)に示すように、コアの中心から半径R1の範囲で等価的に均一となるΔで定義し、第2コアの比屈折率差Δ2は、半径R1μm〜R2μmの領域で最小値となる比屈折率差で定義し、第3コアの比屈折率差Δ3は、半径R2μm〜R3μmの範囲で最大値となる比屈折率差で定義した。
Figure 0004677491
このようにして定義した、実施例3の光ファイバの構造パラメータと、その光学特性を表8に示す。また、表8には実施例3と同様の屈折率分布を持つ、実施例4の光ファイバの構造パラメータとその光学特性をあわせて示す。
Figure 0004677491
表8に示すように、実施例3、実施例4の光ファイバは、SBS閾値が20kmの光ファイバにおいて12.2〜12.7dBmとなり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.5〜+4.0dBの抑圧効果が得られた。また、実施例3、実施例4の光ファイバは、全てG652規格を満足している。
[実施例5]
図18は、実施例5の光ファイバ母材の屈折率分布である。本実施例の光ファイバ母材は図18に示すように、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μmからR2μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に、ほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアから成る、3層構造のコアから成り、実施例1、実施例2と同様に3層構造のコアを有する。
表9、表10に実施例5の光ファイバ母材の構造パラメータを先に記したX、Y、及び、R2/R1の範囲で振り、該母材を線引きし、光ファイバ化した時の光学特性を示す。実施例5の光ファイバ母材から線引きされて得られた光ファイバは、図19に示すようにSBS閾値が20kmの光ファイバにおいて10.9〜13.8dBmとなり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.1〜+4.5dBの抑圧効果が得られており、さらにG652規格を満足している。
Figure 0004677491
Figure 0004677491
[実施例6]
図20は、実施例6の光ファイバ母材の屈折率分布である。本実施例の光ファイバ母材は図20に示すように、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に、最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μmからR2μmの領域に、最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、該第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に、最大比屈折率差Δ3を有する第3コアから成る、3層構造のコアから成り、実施例1、実施例2と同様に3層構造のコアを有する。
表11、表12に実施例6の光ファイバ母材の構造パラメータを先に記したX、Y、及び、R2/R1の範囲で振り、該母材を線引きし、光ファイバ化した時の光学特性を示す。実施例6の光ファイバ母材から線引きされて得られた光ファイバは、図21に示すようにSBS閾値が20kmの光ファイバにおいて10.8〜14.3dBmとなり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.2〜+4.7dBの抑圧効果が得られており、さらにG652規格を満足している。
Figure 0004677491
Figure 0004677491
[実施例7]
図22は実施例7の光ファイバ母材の屈折率分布である。本実施例の光ファイバ母材は図22に示すように、コアの中央部に設けられ、コアの中心から半径R1μmの領域に位置する第1コアと、該第1コアを取り囲むように接して設けられ、半径R1μmからR2μmの領域に位置する第2コアと、第2コアを取り囲むように接して設けられ、半径R2μm〜R3μmの領域に位置する第3コアから成り、実施例1、実施例2、実施例5、実施例6、と同様に3層構造のコアを有する。しかしながら、実施例1、2、5、6とは異なり、緩やかな変化をしており、その境界の定義は実施例3、実施例4と同一とした。
表13に実施例7の光ファイバ母材の構造パラメータと、該母材を線引きし、光ファイバ化した時の光学特性を示す。実施例7の光ファイバ母材から線引きされて得られた光ファイバは、SBS閾値が20kmの光ファイバにおいて12.6dBmとなり、同一のMFDを有するSMFと比して+3.8dBの抑圧効果が得られており、また、G652規格を満足している。
Figure 0004677491
本発明においては、セグメントコア型の屈折率分布を持つ光ファイバにおいて、各層の比屈折率差Δ1,Δ2、Δ3の関係を適切に設計し、また第3コアの位置を適切に配置したことにより、G652に記載されている光学特性を維持しながら、SBS閾値を同一のMFDを有するSMFと比して+3dB以上、向上させることが可能となる。
さらに、第3コアの比屈折率差を、第1コアの比屈折率差より大きくすることにより、光ファイバ母材の製造性を向上させることが可能となる。

Claims (4)

  1. コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドによって構成される屈折率分布を有し、
    前記Δ2が0.04%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3の関係が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、
    前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、
    前記Δ2、Δ3、R1、R2が、
    (Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たし、
    前記R2が2.60μm〜6.85μmであり、
    前記R3が3.63μm〜9.65μmであり、
    ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、
    波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、
    零分散波長が1300nm〜1324nmであり、
    零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、
    直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、
    波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバ。
  2. コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成される屈折率分布を有し、
    前記Δ2が0.15%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、
    前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、
    前記Δ2、Δ3、R1、R2が、
    (Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たし、
    前記R2が2.87μm〜4.10μmであり、
    前記R3が4.36μm〜5.74μmであり、
    ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、
    波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、
    零分散波長が1300nm〜1324nmであり、
    零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、
    直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、
    波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバ。
  3. コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定で正の比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、ほぼ一定の屈折率を有するクラッドによって構成される屈折率分布を有し、
    前記Δ2が0.04%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3の関係が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、
    前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、
    前記Δ2、Δ3、R1、R2が、
    (Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たす光ファイバ母材であり、
    該光ファイバ母材を線引きして光ファイバ化した際、
    前記R2が2.60μm〜6.85μmであり、
    前記R3が3.63μm〜9.65μmであり、
    ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、
    波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、
    零分散波長が1300nm〜1324nmであり、
    零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、
    直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、
    波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバ母材。
  4. コアの中央部に、コアの中心から半径R1μmの領域に、最大比屈折率差Δ1を有する第1コアと、第1コアを取り囲むように接し、半径R1μmからR2μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最小比屈折率差Δ2を有する第2コアと、第2コアを取り囲むように接し、半径R2μm〜R3μmの領域に、クラッドに対する比屈折率差として最大比屈折率差Δ3を有する第3コアとからなる、3層構造のコアと、前記3層構造のコアを取り囲むように接し、クラッドに対する比屈折率差としてほぼ一定の屈折率を有するクラッドとから構成される屈折率分布を有し、
    前記Δ2が0.15%以上0.4%以下であり、前記Δ1、Δ2、Δ3が、Δ1>Δ2、かつ、Δ3>Δ2、であり、Δ3Δ1であり、
    前記Δ1、Δ2、Δ3を、Δ1−Δ2=X、Δ3−Δ2=Yとした場合、(X+Y)>0.4%であり、前記X、Yが、0.25%<X<0.6%、かつ、0.1%≦Y≦0.6%、かつ、(2*X−0.7)%<Y<(X/2+0.4)%となる関係を満たし、
    前記Δ2、Δ3、R1、R2が、
    (Δ2+Δ3)+1.0≦ R2/R1 ≦7*(Δ2+Δ3)−1.45 かつ、Δ2+Δ3≦1.15となる関係を満たす光ファイバ母材であり、
    該光ファイバ母材を線引きして光ファイバ化した際、
    前記R2が2.87μm〜4.10μmであり、
    前記R3が4.36μm〜5.74μmであり、
    ケーブルカットオフ波長が1260nm未満であり、
    波長1.31μmにおけるモードフィールド径が7.9μm〜10.2μmであり、
    零分散波長が1300nm〜1324nmであり、
    零分散スロープが0.093ps/(nm・km)以下であり、
    直径20mm、波長1.31μmにおける一様曲げ損失が2dB/m以下であり、
    波長1.55μmにおけるSBS閾値が通常のステップインデックス型の屈折率分布を有し、同一のモードフィールド径を持つシングルモード光ファイバに比して+3dB以上であることを特徴とする光ファイバ母材。
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