JP4673926B2 - 中央本体パイロットポッド - Google Patents

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Description

本発明は、圧縮、燃焼および膨張のために超音速で移動する空気を利用するエンジンに関する。このようなエンジンは、スクラムジェットとして知られている。
より詳細には、スクラムジェットモジュールのアイソレータ内の中央にパイロッドポッドが配置されている。その結果、最も高温の燃焼ガスは、燃焼器の壁に沿ってではなくコア部内に位置し、これにより、燃焼器の熱負荷が低減される。スクラムジェットのもう1つの利点は、燃焼器の要求される長さを短縮し、さらに熱負荷を低減させるインストリーム(instream)噴射である。
機械的な圧縮器の代わりにラム圧縮を用いて燃焼および膨張のために空気に圧力を加えるエンジンがラムジェットして知られている。エンジンを通る流路が、超音速燃焼が優勢な、典型的にはマッハ5または6を超えるスピードである高い速度用に特別に設計されている場合、当該エンジンは、スクラムジェットと呼ばれる。先行技術のスクラムジェットの簡略化されたものを図1に示す。二次元スクラムジェット10は、軸12に関して概して対称であり、スクラムジェットの吸気口16を主燃焼器18に接続する主アイソレータ14を含む。主アイソレータ14により、気圧をスクラムジェットの吸気口16が所与の飛行速度および高度において発生させることが可能な気圧よりも高く上昇させることができる。スクラムジェットに必須というわけではないが、主アイソレータ14は、亜音速および超音速燃焼の両方で動作が可能な二重モードラムジェットには非常に重要である。適切な燃料19が燃料噴射器20を通して気流中に導入される。燃料/空気混合体の燃焼により、非常に温度が高くかつ急速に膨張するガス状燃焼生成物が生成される。この燃焼生成物が、主燃焼器18の下流22のノズル(図示せず)を通じて放出されることにより、推力が発生する。
高速かつ低圧の空気・燃料流では、主燃焼器18内で、燃焼の持続が困難となる。ほとんどのスクラムジェットエンジンにおいて、燃焼は、適切なパイロットゾーンが、流入する燃料/空気混合体を発火させ、次いで火炎前面が乱れた状態でダクト全体を伝播する場合にのみ起こる。この火炎は、平均空気速度の何分の1かの速度で空気に対して法線方向に進むので、火炎前面は大きい角度で後退するように見える。先行技術のラムジェットにおいては、パイロット24は、主燃焼器18の外壁を規定する、スクラムジェット10の主燃焼器の壁26に位置しているので、外壁26が直ちに最高燃焼温度に曝される一方で、火炎は半径方向内側にゆっくりと移動して残りの空気を燃焼させる。点線の等温線28は、最高温領域30(例えば、3000°Kまたは〜5400°Rを超える典型的な全温度)と、中温領域32(例えば、1000°Kから3000°Kまたは1800°Rから5400°Rの典型的な全温度)と、最低温領域34(例えば、1000°Kまたは1800°R未満の典型的な温度)との間の分界を示している。最高温領域30により、最も厳しい熱環境に曝される主燃焼器18の外壁26上に燃焼器の高い熱負荷が発生する。その結果、これらの壁は、タングステンなどの新型耐高温材料で構成されるか、あるいは乏しい燃料を用いて積極的に冷却されなければならず、コストが増加するとともに複雑さが増す。
ラディン(Radin)に付与された米国特許第4,170,110号には、吸気が中心流と周辺境界層流とに分割されるスクラムジェットが開示されている。周辺境界層流は非常に狭く、厚さが0.05インチ(〜1mm)程度である。軸非対称二次元(2−D)パイロットを有する典型的なスクラムジェットがコリアら(Correa、et al.)に付与された米国特許第5,253,474号において示されている。
先行技術に比べて燃焼器の壁にかかる熱負荷が低減されたスクラムジェットが依然として必要とされる。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細が添付の図面および以下の説明に記載されている。本発明のその他の特徴、目的および利点はこれらの説明および図面ならびに請求項から明らかとなるであろう。
本発明の第1の実施形態によると、輸送手段を推進させるのに有効な2次元スクラムジェットが提供される。このスクラムジェットは、ダクトによって分離された複数の離間した支柱と、各支柱内に含まれる支柱パイロットとを含む。
本発明の第2の実施形態によると、スクラムジェットエンジン用の中央本体パイロットポッドが提供される。このスクラムジェットエンジンは、吸気口と、開放孔付きスクラムジェットアイソレータと、スクラムジェット燃焼器とを順にかつ流体連通状態で有する。パイロッドポッドは、吸気口とパイロットディフューザとの間に配置されたパイロットアイソレータと、パイロットアイソレータとパイロットとの間に配置されたパイロットディフューザとを含み、パイロットは、パイロットディフューザとパイロット燃焼器との間に配置されている。パイロッドポッドは、スクラムジェットアイソレータの中心軸に沿って軸対称であり、開放孔の内壁からパイロッドポッドの外面に向かって延びる複数の支柱によって支持されている。
本発明のいくつかの態様の利点は、スクラムジェットの燃焼器の壁への火炎前面の到達が遅れ、これにより、燃焼器の熱負荷が低減されることである。本発明のいくつかの態様のさらなる利点は、燃料のインストリーム噴射を希薄(燃料の乏しい)外側環状部と組み合わせることにより、燃焼の大部分がスクラムジェットの燃焼器の中心に限定されることである。「コア燃焼」と呼ぶこの概念により、燃焼器の熱負荷がさらに低減される。
本発明のコア燃焼の実施形態の利点の1つとして、インストリーム噴射が使用される場合にスクラムジェットの燃焼器の長さが縮小され得るということがある。さらに、燃料噴射器はゾーン式噴射のために間隔をあけて配置され得る。インストリーム噴射は、壁のみにおける噴射と比較して燃焼器の長さを短くするのに有効であり、その結果、燃焼器内の粘性損失および熱負荷が低減されると認識されている。燃焼器のホットスポットが最小限となるか、あるいは無くなり、冷却要件が簡略化されるとともに、吸熱ヒートシンクの必要性が低減され得るかあるいは無くなり得る。
図1は、先行技術から公知の2−Dスクラムジェットおよび当該スクラムジェットについての熱プロファイルを示す。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るスクラムジェットモジュールに設置される支柱パイロットを示す。 図3は、図2の支柱パイロットを内蔵するために用いられる支柱の断面図である。 図4は、図2のスクラムジェットモジュールの前面図である。 図5は、図2のスクラムジェットモジュールの背面図である。 図6は、燃料の噴射を示す、図2のスクラムジェットモジュールの背面図である。 図7は、図2のスクラムジェットモジュールについての熱プロファイルを示す。 図8は、本発明の第2の実施形態に係るスクラムジェットモジュール内に設置される中央本体パイロットポッドを示す。 図9は、図8のスクラムジェットの正面図を示す。 図10は、図8のスクラムジェットの背面図を示す。 図11は、3つのミッションセグメントのための燃料の噴射を示す、図8のスクラムジェットモジュールの背面図である。 図12は、図8のスクラムジェットモジュールについての熱プロファイルを示す。
各図面における同様の参照符号および名称は、同様の要素を示す。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る、支柱パイロット43を有する2−Dスクラムジェットモジュール40を示す。支柱パイロット43は、ミサイルなどの輸送手段の本体側46とカウル側48との間に延びる、主アイソレータ14内の間隙を埋める支柱44内に完全に含まれている。支柱44に取り付けられた支柱パイロット43は、パイロットアイソレータ50と、パイロットディフューザ52と、パイロットフレームホルダ54と、パイロット燃焼器56と、パイロットノズル82とを含む。なお、支柱パイロット43は、本質的に、支柱44内に完全に含まれるラムジェットである。図3の断面図に示されるように、支柱44は、半径の小さい前縁58と、スクラムジェットモジュールの主アイソレータ中の空気抵抗を最小限とするように中心線軸60に対して比較的小さい角度αを形成する楔形の風防69とを有する。後縁62は、中心線軸に対して同様の角度を有するテーパ状のボートテール形状によって形成され、強度を高めるために寸胴の基部を有し得る。支柱の壁によって中心空洞64が規定される。中心空洞の機能には、支柱パイロットを収容すること、流体の流れのための経路を形成すること、および支持の形成に必要でない金属を除去するために軽減孔65を形成することなどによって支柱の重量を低減することが含まれる。
図2を再び参照すると、動作時において、支柱パイロット43は、流入するパイロット部空気66を受け入れ、パイロット部空気66は、パイロットアイソレータ50において一連の衝撃波列68によって減速され、パイロットディフューザ52においてさらに減速される。パイロットアイソレータ50に入った時点で、パイロット部空気66は、第1の超音速(M1)および第1の圧力(P1)にある。パイロットアイソレータ50内で、パイロット部空気66は、超音速コア70と亜音速境界層72とに分割される。流出する74パイロット部空気は、第2の亜音速(M2)および第2の圧力(P2)(ここで、M1>M2かつP1<P2である)でパイロットディフューザ52に入る。パイロットアイソレータ50の長さのその幅に対する比は、気圧の増加を最大にするように選択され、典型的には8:1である。
内側に向けられたパイロット燃料噴射器76は、パイロット部空気66に燃料19を付加し、燃料19は、パイロットフレームホルダ54によって発火され、パイロット燃焼器56において燃焼される。高温の排気80は、ノズル82を通じて支柱パイロット43から排出され、支柱44の周りを流動して主燃焼器18に流入する燃料・空気混合体を発火させる。パイロット燃料噴射器76と外側に向けられた主燃料噴射器78との両方に適した燃料噴射器は、米国特許第5,220,787号に開示されるようなカスケード噴射器である。
スクラムジェットの吸気口16からの超音速空気流は、パイロット部空気66流と主空気84流とに分割される。主空気84は、支柱44の外側の周りを、主アイソレータ14を通って流れる。パイロット部空気66は、上述のように、パイロットアイソレータ50の中を流れる。典型的には、パイロット部空気66は、スクラムジェットの吸気口16によって取り込まれる空気の約3%〜10%を(体積で)構成する。燃料噴射器76、78は、JP−7(ケロシン蒸留液、軍用規格MIL−T−38219B(米国空軍)によって定義される低揮発性航空タービン燃料)または水素などの適切な燃料19をパイロット部空気66および主空気84に導入する。燃料噴射器76、78は、パイロットダクト内に配置されたパイロット回路と、図6にさらなる詳細を示す支柱44の外面上の主噴射器とを有する。
図4は、3つの支柱44と4つのダクト86とを中に含む2−Dスクラムジェットモジュール40の図2の視線A−Aに沿った前面図である。支柱44は、本体側46からカウル側48に向かって延びている。主空気は、支柱44間の最小間隙88によって規定されるスクラムジェットアイソレータ14を形成するダクト86を通って流れる。支柱44は、構造的機能も有しており、本体46とカウル48との間の荷重を支え、スクラムジェットモジュール40の有効スパンを低減する。主アイソレータ14とパイロットアイソレータ50との組み合わせの正味流量面積は、一定であるか、あるいは、適した低いマッハ数でインレットが始動することを確実にするためにわずかに増加している。支柱での遮断は、パイロット機能、ならびに冷却要件および構造要件のための体積に合わせた上で最小限とされる。
図5は、スクラムジェットモジュール内部に位置する多数の支柱パイロット排気ノズル82を示す、図2の視線B−Bに沿った背面図である。パイロットからの高温ガスは、支柱44間を通過する新しい燃料/空気反応物質を連続的に発火させる。火炎の安定性は、まずパイロット燃焼器(図2の56)内のパイロット空気および燃料を燃焼させ、次いでダクト86において主空気/燃料混合体を発火させることによって大きく高められる。パイロットは、主フロー経路のための超音速通過フローを維持しつつ、主フローが確実に発火するために必要最低限の空気および燃料を燃焼させるために、全エンジン流量のごくわずか(体積で3%〜10%)だけを利用する。
図6は、燃料19を主空気84流路中に噴射する主燃料噴射器78を示す図5と同様の背面図である。支柱44の外壁に形成された開口を通じて柱状燃料19が噴射され得る。以下に説明されるようなゾーン式燃料噴射方法が採用されており、図6は、主燃焼器のほぼ最も外側20%に燃料が供給されず、主燃焼器の壁26に沿って希薄領域が形成される希薄燃料状態を示している。巡航速度において、主アイソレータの壁に隣接する主燃料噴射器は非フロー状態にあり、他方、残りの主燃料噴射器は供給燃料状態にある。燃料フローは、主空気84流路の内部領域に燃料を供給するように設計された主燃料噴射器78のみを用いる希薄状態に低減される。巡航時、外側領域90には燃料が供給されず、その結果、希薄かつ低温の壁環境が生じる。
図7は、本発明の第1の実施形態の支柱パイロット43の利点を示している。スクラムジェットが、希薄燃料供給を利用する高速巡航モードにある場合、等温線28は、最高温領域30が主燃焼器の壁26から隔離されて、燃焼器の熱負荷が減少される様子を示している。主燃料噴射器は、支柱44の周りを流れる主空気84の流路中に燃料を噴射する。空気/燃料混合体は、パイロットを出る高温ガス状排気80によってスクラムジェットの主燃焼器18において発火される。コア燃焼により、パイロットゾーンおよび燃焼最高温領域30の最初の部分は、主燃焼器の壁26から遠く離れている。火炎前面が主燃焼器18の中心から燃焼器の壁26に向かって移動するにつれて、上記混合体の温度は、空気と混合される燃料の量に応じて急速に上昇する。火炎前面がすき間を越えて燃焼器の壁26に近づくと、火炎前面は、内部に燃料をほとんど含まないかあるいは全く含まない希薄領域と遭遇する。この希薄空気は燃焼することができないので、燃焼器の壁は、先行技術によるスクラムジェットの最大熱流束を決して受けない。支柱44からのインストリーム噴射のために主燃焼器18の長さが短くなり、かつ熱流束が低くなるので、コア燃焼による熱負荷は、先行技術のスクラムジェットによって実現可能なものよりも著しく低い。
本発明の第2の実施形態によると、図8は、軸対称な断面プロファイルを有するスクラムジェット用の主アイソレータ14を示している。中央本体パイロットポッド42がスクラムジェットの中心線軸に沿って軸対称に取り付けられている。中央本体パイロットポッド42は、パイロットアイソレータ50と、パイロットディフューザ52と、パイロットフレームホルダ54と、パイロット燃焼器56とを含み、本質的に、スクラムジェットの主アイソレータ14内に対称に配置された二重モードラムジェット(DMRJ)である。動作時において、パイロットは、スクラムジェットの吸気口16からのパイロット部空気66を受ける。パイロット部空気66は、パイロットアイソレータ50において一連の衝撃波列68によって減速され、パイロットディフューザ52においてさらに減速される。パイロット燃料噴射器76は、パイロット部空気流に燃料を付加し、パイロット部空気流は、パイロットフレームホルダ54によって発火され、パイロット燃焼器56において燃焼される。高温排気80は、パイロッドポッドを出て、中央本体パイロットポッド42の周りを流れる燃料・空気混合体を発火させる。中央本体パイロットポッド42は、スクラムジェットのアイソレータ14の孔内壁から中央本体パイロットポッド42に延びる複数の支柱44によって支持されている。
スクラムジェットの吸気口16によって取り込まれた超音速空気流は、パイロット部空気66と主空気84とに分割される。パイロット部空気66は、上述のようにパイロットアイソレータ50を通って進み、他方、主空気84は、パイロッドポッド42および支柱44の周りを、主アイソレータの外側孔と中央本体パイロットポッド42とによって規定される主アイソレータ14のダクトの中を通って進む。典型的には、パイロット部空気66は、体積で全気流の約3%〜10%を構成することになる。パイロット燃料噴射器76は、JP−7または水素などの適切な燃料をパイロット中に導入する。主燃料噴射器78は、主空気84流中に燃料を噴射する。燃料噴射器のアレイは、パイロットのダクト内に配置されたパイロット回路と、図11により詳細に示される外側ダクトに配置された主噴射器とを有する。
図9は、スクラムジェットの吸気口から主燃焼器の入口に向かって後方を見たときの中央本体パイロットポッド42の正面図である。多数の支柱44(典型的には3つ以上)が、主アイソレータの孔外壁92から中央本体パイロットポッド42に向かって延びている。支柱と中央本体パイロットポッドとの組み合わせの断面積は、スクラムジェットのアイソレータの断面積と比較して小さく、パイロットの抵抗が最小限となり、インレットの始動が容易となる。主空気84用の主要ダクトは、スクラムジェットの孔の吸気スロートに対して、面積で約96%を占め、中心部は、さらに10%の面積を占める。パイロット部空気66用のダクトは、約4%の流量面積を有する。これにより、吸気スロート領域に対して少なくとも100%の開放面積部が生じる。主アイソレータのダクトの孔外壁92は、中央本体パイロットポッド42および支柱44の正味の遮断を考慮して広がっている。
図10は、主燃焼器18から中央本体パイロットポッド42のスクラムジェット吸気口の方に向かって前方を見たときの背面図である。パイロットノズル82から出る高温の排気は、その周りを通過する新鮮な反応物質を連続的に発火させる。火炎の安定性は、まずパイロット燃焼器56(図7)内でパイロット空気および燃料を燃焼させた後、主フローを燃焼させることによって大きく高められる。これは、中央本体パイロットポッド42内で発生する燃焼環境が、主空気84の流路において実用されているものと比べてより有利であるためである。この理由は、高速システムにおける燃焼は、燃焼を亜音速へと減速させ、圧力を上昇させることによって高められるからである。主気流全体を強制的に亜音速にすることにより、許容できない損失が性能において生じることになる。本発明の中央本体パイロットポッド42は、残りの90%〜97%のための超音速通過フローを維持しながら主フローが確実に発火するために必要最低限の空気および燃料を燃焼させるために、流量のごくわずか(体積で3%〜10%)だけに対してこれを行う。
パイロットが主フロー内に位置していたならば、パイロットは有利さの劣る燃焼環境に置かれることになり、先行技術の環状パイロット(図1の24)などのより大きく、高抵抗のパイロット構造が必要となる。
図11は、主アイソレータ14の背面図であり、主空気84フロー中への燃料19の噴射を示している。1つのミッションの異なるセグメントに対して有効である3つの動作状態が図11に示されている。なお、実際には、1つのミッションセグメント中、1つの燃料噴射動作状態が主アイソレータ14全体に適用される。燃料柱19は、中央本体パイロットポッド42の外壁と支柱44の基部とに形成された開口、および孔外壁92に形成されたカスケード噴射器94(明確にするため、1つの典型的な噴射器が示されている)を通して噴射され得る。広範囲のスピードにわたる動作のためには、エンジン性能を最適化するために、流入および燃料状態が様々であるゾーン式噴射が好ましい。
セグメントAは、ラムジェットテークオーバー(takeover)時の最低速度(ラムジェットのモードが輸送手段を加速することが可能な最低速度)のための燃料噴射を示す。パイロット燃料噴射器76aおよび76bは、主燃焼の案内を維持するためにすべての速度で機能している。主燃料噴射器78cは、中央本体パイロットポッド42から半径方向内側に噴射を行い、主燃料噴射器78dは、支柱44基部から軸方向に噴射を行う。主空気/燃料混合体は、中心パイロット排気80によって発火される。この構成は、燃焼背圧がインレットの許容度を超えず、インレットが始動を止めない程度に燃焼を遅延させる。
セグメントBに示されるように、より高速では、低速噴射器78dをオフにし、孔外壁92から半径方向内側に燃料を噴射する主燃料噴射器78eおよび78fをオンにする。このゾーンにより、巡航状態に到達する前に最大限の加速が実現される。加速時の最大効率のために、エンジン燃料の流量は、典型的には、化学量論値を上回る、すなわち5%〜10%多い。
セグメントCに示されるように、所望の巡航速度が達成されると、この所望の速度を維持するようにエンジンの推力を減少させる。推力を減少させるためには、燃料流量は希薄状態に低減されるが、これは、主空気84フローの外側領域90だけに燃料を供給するように設計された噴射器78fをオフにすることによって達成される。
図12は、内部パイロット機能の変形例を示す図8と同様の図である。ラムジェットおよびスクラムジェット技術において、パイロット機能は、3つの主要な条件に依存する。これらは、パイロットゾーンにおける温度、圧力および滞留時間である。実際のシステムにおいては、パイロットゾーンのサイズが滞留時間を(その他の要因との組み合わせにおいて)決定する。異なるサイズの輸送手段またはミッションが選択された場合、比較的大きいパイロットゾーンが必要となり得る。図8においては、パイロットゾーンは、パイロットディフューザ52の端部の環状空洞パイロット54によって規定されていた。より大きいパイロットゾーンを説明するため、図12において基部が円錐状であるパイロット55を示す。この変形例は、より低いラムジェット引継速度、より小型の輸送手段またはより高い巡航高度に用いられうる。
図12には、本発明の利点も示されている。スクラムジェットが、希薄燃料供給を利用する高速巡航モードにある場合、等温線28は、最高温領域30が主燃焼器の壁26から隔離されて燃焼器の熱負荷が低減される様子を示している。主燃料噴射器78は、中央本体パイロットポッド42の外側の主空気84フロー中に燃料を噴射する。空気/燃料混合体は、パイロット燃焼器56を出る燃焼熱によって主燃焼器18において発火される。コア燃焼により、パイロットゾーンおよび燃焼最高温領域30の最初の部分は、主燃焼器の壁26から遠く離れている。火炎前面が主燃焼器18の中心から主燃焼器の壁26に向かって移動すると、空気と混合される燃料の量に応じて混合体の温度は急速に上昇する。火炎前面がすき間を越えて主燃焼器の壁26に近づくと、内部に燃料をほとんど含まないか全く含まない希薄外側環状領域90に遭遇する。この希薄空気は燃焼することができないので、主燃焼器の壁26は、先行技術のスクラムジェットにおけるもののような最大熱流束を決して受けることはない。熱負荷(1ポンドの燃料が吸収しなければならない熱)は、燃焼器の熱流束(単位面積当たりの伝熱に相当する)の積分である。燃焼器の長さがインストリーム噴射によって縮小され、熱流束が低減されたため、熱負荷は、先行技術スクラムジェットによって実現可能なものと比べて著しく低くなる。
本発明の1つ以上の実施形態について説明してきた。しかし、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変形が可能であることが理解される。したがって、以下の請求項の範囲には他の実施形態が含まれる。

Claims (6)

  1. 空気の超音速流をパイロット空気部分(66)と主空気部分(84)とに分割するのに有効な吸気口(16)と、主アイソレータ(14)と、主燃焼器(18)とを順にかつ流体連通状態で有するスクラムジェットエンジン用の中央本体パイロットポッド(42)であって、
    前記吸気口(16)とパイロットディフューザ(52)との間に配置された、前記超音速流の体積比3%〜10%である前記パイロット空気部分(66)を受け取り、かつ前記パイロット空気部分(66)を亜音速に減速するのに有効なパイロットアイソレータ(50)と、
    前記パイロットアイソレータ(50)とパイロットフレームホルダ(54)との間に配置された前記パイロットディフューザ(52)と、
    前記パイロットディフューザ(52)とパイロット燃焼器(56)との間に配置された前記パイロットフレームホルダ(54)と、を備え、
    前記パイロット燃焼器56からの排気80が前記主燃焼器(18)中心に限定され、かつ前記主空気部分(84)が前記中央本体パイロットポッド(42)の周りを進むように、前記中央本体パイロットポッド(42)は、前記主アイソレータ(14)の中心軸(12)に沿って軸対称に配置され、前記主アイソレータ(14)の内壁(92)から前記中央本体パイロッポッド(42)の外面に向かって延びる複数の支柱(44)によって支持されており、
    前記複数の支柱(44)は、前記パイロットアイソレータ(50)と、前記パイロットフレームホルダ(54)とに燃料(19)を送出するのに有効であるパイロット燃料噴射器(76)を含む、中央本体パイロッポッド(42)。
  2. 主燃料噴射器(78)が、前記主アイソレータ(14)の前記内壁(92)上と、前記パイロッポッド(42)の外面上とに位置する、請求項に記載の中央本体パイロットポッド(42)。
  3. 前記複数の支柱(44)と前記パイロッポッド(42)との組み合わせが、前記主アイソレータ(14)の断面積の20%未満である、請求項に記載の中央本体パイロットポッド(42)。
  4. 前記パイロット燃焼器(56)に固定されたノズル82が、前記パイロット燃焼器(56)から前記主燃焼器(18)へ排気(80)を送出するのに有効である、請求項に記載の中央本体パイロットポッド(42)。
  5. 前記主アイソレータ(14)の前記内壁(92)上に位置する主燃料噴射器(78e、78f)は、残りの前記主燃料噴射器(78a、78b、78c、78d)がフロー提供位置にある間、非フロー位置にある、請求項に記載の中央本体パイロットポッド(42)。
  6. 前記支柱(44)の基部にそって主燃料噴射器(78d)をさらに含む、請求項に記載の中央本体パイロットポッド(42)。
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