JP4665188B2 - 包装体用の拡大装置 - Google Patents

Description

【０００１】
（発明の背景）
本発明はあらゆる型式の包装体に関するもので、特別には、包装体における品目が、個人に適切に使用されることを保証して、箱又はびんの側面の説明書又は情報を各個人に読ませるようにすることができる包装体用の拡大装置に関するものである。
【０００２】
この国では、老齢人口に関し増大する問題がある。彼らの薬を適切に飲まない人々に関して増大する問題がある。同時に、益々、多くの人々が、適切に読むために眼鏡を使用する必要がある。薬物及び薬剤に関する問題の一つは、びんや他の包装体上の説明書が非常に細かすぎて、容易には読めないことが多いということである。必要とされるものは、薬物の使用者がびん上の説明書を読むのを助けるために、拡大手段を供給する器具である。使用可能とするために、びん又は包装体自体に非常に接近して拡大手段をもつことが必要である。
【０００３】
必要とされることは、使用者の手に入りやすく、個人に別の器具を運ぶことを必要とさせずに、薬物用の包装体の側面の説明書を読み易くする手段を供給する、包装体用の拡大器具である。
【０００４】
本発明の目的は、高齢者や、本人が印刷された説明書を理解する必要があり、視覚問題を有する人々にとって特に役立つ装置を提供することである。
【０００５】
本発明の目的は、他の拡大システムにおける上述した不利益や限界を回避する、包装体用の拡大装置を教示することである。
【０００６】
本発明の他の目的は、製造費用が少なく、包装体の製造者によって容易に用いられ、セットされることができ、同時に正確で効率が高い装置を提供することである。
【０００７】
（発明の要約）
特別には、本発明の目的は、薬剤、薬物又はそれらの類似物の不適切な使用によって引き起こされる事故を防ぐために包装体上の説明書や情報を読むための器具を提供するための、個人の使用のための包装体用の拡大装置を教示することである。この拡大装置は前記包装体を密封するための手段；前記包装体を密封するための手段は、前記包装体上の情報を使用者に読みやすくさせるために、接続された少なくとも一つの拡大手段を有すること；から成り、及び前記密封手段及び拡大手段は一体化したユニットから成る。
【０００８】
また本発明の目的は、薬剤、薬物又はそれらの類似物の不適切な使用によって引き起こされる事故を防ぐために包装体上の説明書や情報を読むための器具を提供するため、個人の使用のための包装体用の拡大装置を教示することであり、この拡大装置は前記包装体を密封するための第１手段；と前記包装体上の情報を使用者に読みやすくさせるために、それ自体に接続された少なくとも一つの拡大手段から成る第２手段；とから結合して成り、前記第１の手段と前記第２の手段とは一体化したユニットから成る。
【０００９】
（好ましい実施例の詳細な説明）
図において示されるように、包装体用の新規な拡大装置１０は拡大レンズ１１のような拡大器具から成っており、これはびん１又は他の包装体２のキャップ１２内に位置する。このレンズ１１はキャップ１２の一部であってもよいし、キャップ表面全体を含むものであってもよい。これはレンズ又は複数のレンズをキャップに一体成型することによって完成されることができるが、図３に示すようにキャップにヒンジ結合されるようにしてもよい。あるいは摺動機構に挿入されるようにして、必要に応じて抜き出すようにしてもよい。拡大レンズ１１は包装体又はびんの中味に影響を与える光や熱に関して起こるかもしれない問題を限定するために、必要に応じて着色されてもよい。拡大レンズの焦点は包装体の高さより長くなるように設計されなければならない。これによって拡大装置によってびん又は包装体の中味に影響を与える光のために、引き起こされる熱上昇や着色に関する問題は極小化される。
【００１０】
これはヒンジ版の拡大装置に関しては必要でない。ヒンジ構造の拡大装置は中味が液体である場合に特に適している。又はこの場合には光が蓋（ｌｉｄ）を通らないことが極めて重要である。拡大装置を包装体に取り付けるには多くの種々の方法がある。箱のトップ部分がトップフラップ（ｆｌａｐ）又は箱の蓋（ｌｉｄ）であるならば、そのフラップはプラスチックでつくることができ、箱のトップ部分に拡大装置を創作するためにレンズの形状につくられる。そのフラップはびんであろうと、箱であろうと、包装体の側面の説明書や情報を読みやすくするために移動されるようにしてもよい。
【００１１】
操作においては、包装体用の拡大装置には多くの適用例がある。使用者は薬剤、ビタミン、食物、又は他の生産物のびんを開ける。それらは適切な消費量を必要とするものである。次いで、彼又は彼女の生活状態のために適当な投薬量を読むために説明書に手で焦点を合わす。光に敏感な薬物は、光感度に関する問題を回避するように着色される包装体用拡大装置を必要とする。
【００１２】
以上、私は、私の発明の特別の実施例に関連して私の発明を記載したが、これは例示によってのみなされたものであり、本発明の目的及び、添付される請求項において述べられているように、私の発明の範囲に限定を加えるものではないことを明らかに理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
本発明の更なる目的及び特長は、次の図面と結合してなされる次の記載を参照してより明白となる。すなわち；
【図１】 包装体用の新規な拡大装置の平面図である。
【図２】 その拡大装置の側面図である。
【図３】 包装体用の拡大装置のヒンジ構造の実施例の側面図である。
【図４】 包装体用の拡大装置を有する箱型ユニットの斜視図である。

Claims (5)

1. 薬剤、薬物又はこれらと類似物の不適切な使用によって引き起こされる事故を防ぐために、包装体上の情報及び説明書を読むための器具を提供するための、各個人によって使用する包装体用の拡大装置であって、
   包装体；と
   前記包装体を密封するための手段；と
   前記包装体を密封するための手段は前記包装体上の情報を使用者に読みやすくさせるために接続された少なくとも一つの拡大手段を持つこと；と、から成り前記密封手段と前記拡大手段とは一体化ユニットから成り、
   前記拡大手段は前記包装体用の前記密封手段にヒンジ結合された手段から成る包装体用の拡大装置。
2. 前記包装体を密封するための前記手段はびんのキャップから成る、請求項１に係わる、包装体用の拡大装置。
3. 前記包装体を密封するための手段は箱型のトップフラップから成る、請求項１に係わる、包装体用の拡大装置。
4. 前記拡大手段は前記包装体用の前記密封手段内に位置する拡大ガラスで成る、請求項１に係わる、包装体用の拡大装置。
5. 前記拡大ガラスは前記包装体用の前記密封手段にモールド成型された手段から成る、請求項４に係わる、包装体用の拡大装置。

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