JP4663966B2 - 映像信号から対象物を追跡する方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はカメラで撮影された映像信号を分析して所定の対象物の位置、姿勢及び動く方向を推定する方法及び装置に係り、特にヘッドマウントディスプレー(Head Mounted Display:HMD)装置の位置、姿勢及び方向を追跡してユーザが眺める方向に対応する映像を出力する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
HMDは、ユーザの頭に装着してユーザの目の近くで映像をディスプレーする装置である。HMDを仮想現実(VR)のようなユーザの動きとの相互作用(interaction)が必要な分野で使用するためには、ユーザの頭の位置、姿勢及び方向に関する情報を検出する装置が必要となる。
【0003】
ユーザに関する情報を検出するレベルはその目的に応じて多様であるが(例えば、マウスやジョイスティックのようにユーザのボタン操作を入力として受取るレベルから、ユーザの全身の関節角を検出し、これを用いるレベルまで)、HMDと関連した最低レベルのユーザ検出装置はユーザの頭の位置及び姿勢を検出してHMDにディスプレーする映像を決定するのに用いられる装置である。
【0004】
現在、一般に使われているユーザの頭を追跡する装置はジャイロスコープを用いた装置である(特許文献1参照)。これはジャイロスコープをHMDに取付けてユーザの頭を追跡する装置であるが、ジャイロスコープの特性上ユーザの姿勢を検出するだけで、位置は検出できないという限界があり、またHMDに取付けなければならないためにHMDが重くなり、ユーザの動きを検出する速度が遅いという短所がある。
【0005】
ユーザの頭を追跡する装置としては、他に、磁気センサーを用いた装置がある(特許文献2参照)。磁気センサーは、ユーザの頭の動きを精度よく測定できるが、ジャイロスコープの場合と同様に磁気センサーをHMDに装着するためにHMDが重くなり、かつ周りに金属性の物があると測定に歪曲が生じてしまうのが難点である。
【0006】
さらに他のユーザの頭を追跡する装置としては、コンピュータビジョン技術を用いた方法がある。例えば、特許文献3、特許文献4に開示する方法では、HMDにカメラを装着するとともにカメラが撮影する壁にマーカーを取り付けてこれを認識することによって、ユーザの位置及び姿勢を検出できるしくみを構築している。しかし、この方法も同様に(場合によってはカメラとともに光源も必要となるため)HMDを重くし、室内にマーカーを取り付けなければならないので、特別に設計した専用空間以外の場所では使えず、一般家庭での使用には向かないという問題がある。
【0007】
【特許文献1】
米国特許第6162191号明細書
【特許文献2】
米国特許第3983474号明細書
【特許文献3】
米国特許第5742263号明細書
【特許文献4】
米国特許第5856844号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする技術的な課題は、特徴点が表示されたHMDなどの対象物を撮影した映像信号を通じて前記対象物の動きを追跡する装置及び方法を提供することである。
【0009】
本発明が解決しようとする他の技術的課題は、本発明に係る映像信号を通じた対象物の動き追跡装置を用いた画面出力装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記問題点を解決するための本発明に係るカメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置は、カメラの特性を示し、特徴点の座標、焦点距離から計算された内部パラメータAを求めるカメラキャリブレーション部と、前記カメラから少なくとも3つ以上の特徴点が表示された所定の対象物が撮影された映像信号を入力され、前記入力された映像信号の歪曲を前記カメラの内部パラメータ値Aを用いて除去するカメラ歪曲補償部と、前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて前記対象物の特徴点の前記映像における2次元座標を抽出し、抽出された2次元座標からカラー対象追跡方法を用いて前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率を算出し、算出された確率を用いて動きを予測する特徴点座標抽出部と、前記特徴点座標抽出部から入力された前記2次元座標値m、前記カメラキャリブレーション部から入力された前記カメラの内部パラメータ値A及び前記対象物に表示されている特徴点の3次元座標値Mに基づいて前記対象物の位置、姿勢及び方向Rtをm≡A[Rt]M、R:ローテーションマトリックス、t:トランスレーションベクトル、の式により推定して外部に出力する対象物の位置、姿勢及び方向推定部と、を含むことを特徴とする。
【0011】
また、前記カメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置の前記特徴点座標抽出部は、前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて特徴点に該当する画素の各色相値に基づいてそれぞれの色に異なるラベルを割当てて主要特徴点と付加特徴点とを区分する特徴点ラベリング部と、前記特徴点ラベリング部から前記主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記特徴点領域に存在するノイズを除去するノイズ除去部と、前記ノイズ除去部からノイズの除去された主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記映像における前記特徴点の2次元座標値を求める特徴点決定部と、を含むことを特徴とする。
【0012】
また、前記カメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置の前記特徴点座標抽出部は、前記特徴点決定部から前記映像信号の特徴点の2次元座標情報を提供され、前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率として動きを予測する動き予測部をさらに含むことを特徴とし、前記特徴点決定部は、前記ノイズ除去部からノイズの除去されたラベリングされた映像信号を入力され、前記映像に存在する各特徴点の領域に該当する画素の連結情報に基づいて特徴点領域を前記映像から区分する連結情報分析部と、前記連結情報分析部から前記特徴点領域情報を入力され、前記対象物に表示された特徴点の輝度情報または各特徴点間の関係情報に基づいて前記特徴点領域のうち実際に特徴点でない領域を除去して特徴点領域を抽出する特徴点抽出部と、前記抽出された特徴点領域情報を提供され、前記特徴点画素の座標値の平均を求めて前記特徴点の座標値を求める1次モーメント計算部と、を含むことを特徴とする。
【0013】
また、前記カメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置の前記対象物の位置、姿勢及び方向推定部は、前記カメラのキャリブレーション部から提供された前記カメラの内部パラメータ値、前記特徴点決定部から提供された前記特徴点の座標値、及び前記対象物に表示された特徴点の3次元座標値に基づいて前記対象物の位置、姿勢情報を推定する姿勢及び位置推定部と、前記特徴点決定部から提供された前記特徴点の座標値のうち主要特徴点の座標値に基づいて、前記主要特徴点が付着された前記対象物の部位を判断して前記対象物が撮影された方向情報を推定する方向推定部と、を含むことを特徴とする。
【0014】
前記問題点を解決するための本発明に係る画面出力装置は、1つ以上の特徴点が表示されている所定の対象物を撮影して第1映像信号を発する映像入力部と、カメラの特性を示し、特徴点の座標、焦点距離から計算された内部パラメータAを求めるカメラキャリブレーション部と、前記カメラから少なくとも3つ以上の特徴点が表示された所定の対象物が撮影された映像信号を入力され、前記入力された映像信号の歪曲を前記カメラの内部パラメータ値Aを用いて除去するカメラ歪曲補償部と、前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて前記対象物の特徴点の前記映像における2次元座標を抽出し、抽出された2次元座標からカラー対象追跡方法を用いて前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率を算出し、算出された確率を用いて動きを予測する特徴点座標抽出部と、前記特徴点座標抽出部から入力された前記2次元座標値m、前記カメラキャリブレーション部から入力された前記カメラの内部パラメータ値A及び前記対象物に表示されている特徴点の3次元座標値Mに基づいて前記対象物の位置、姿勢及び方向Rtをm≡A[Rt]M、R:ローテーションマトリックス、t:トランスレーションベクトル、の式により推定して外部に出力する対象物の位置、姿勢及び方向推定部と、前記制御信号によって前記第2映像信号をユーザに提供する画面出力部と、を含み、前記特徴点座標抽出部は、前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて特徴点に該当する画素の各色相値に基づいてそれぞれの色に異なるラベルを割当てて主要特徴点と付加特徴点とを区分する特徴点ラベリング部と、前記特徴点ラベリング部から前記主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記特徴点領域に存在するノイズを除去するノイズ除去部と、前記ノイズ除去部からノイズの除去された主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記映像における前記特徴点の2次元座標値を求める特徴点決定部と、前記特徴点決定部から前記映像信号の特徴点の2次元座標情報を提供され、前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率として動きを予測する動き予測部を含むことを特徴とする。
【0016】
前記問題点を解決するための本発明に係るカメラ映像を通じた対象物の動き追跡方法は、(a)カメラの特性を示し、特徴点の座標、焦点距離から計算された内部パラメータ値Aを求める段階と、(b)前記カメラから少なくとも3つ以上の特徴点が表示された所定の対象物が撮影された映像信号を入力される段階と、(c)前記入力された映像における特徴点の2次元座標値を計算し、計算された2次元座標からカラー対象追跡方法を用いて前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率を算出し、算出された確率を用いて動きを予測する段階と、(d)前記内部パラメータ値A、前記特徴点の座標値m及び前記対象物に表示されている特徴点の3次元座標値Mに基づいて前記対象物の方向、位置及び姿勢Rtを、m≡A[Rt]M、R:ローテーションマトリックス、t:トランスレーションベクトル、の式により推定して出力する段階と、を含むことを特徴とする。
【0017】
また、前記カメラ映像を通じた対象物の動き追跡方法の前記(c)段階は、(c1)前記映像信号に含まれている対象物に表示された特徴点の領域を抽出する段階と、(c2)前記特徴点領域のノイズを除去する段階と、(c3)前記入力された映像における特徴点の2次元座標値を計算する段階と、(c4)前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームおける位置になる確率として前記特徴点の動きを予測する段階と、
を含むことを特徴とする。
【0019】
前記カメラ映像を通じた動き追跡方法は、コンピュータを手段として機能させることによって実行可能なコンピュータプログラムとして実現可能であり、そのようなプログラムを記録したコンピュータで読取可能な記録媒体に格納して提供可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき、本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。本実施例では動き追跡対象物としてHMDの動きを追跡する。
【0021】
本発明によって動きが追跡される対象物であるHMDには特徴点が表示されている。前記HMDの特徴点はHMDの全域に付着されているので、ある一方向から前記HMDを撮影する場合、前記特徴点のうち裏側に隠れて撮影されない特徴点が有り得る。したがって、撮影された映像が概略的にどのような姿勢を取っているかを調べるためには、撮影された特徴点が前記HMDのどの部位に表示された特徴点であるかを判別できなければならない。後述する実施例のHMDでは、このために一定間隔に色と形状異なる特徴点(重要特徴点)を付着し、正確な姿勢と位置とを推定するために付加的な特徴点(付加特徴点)を付着した。重要特徴点は、前記HMDを如何なる方向から撮影しても少なくとも1つ以上は撮影されるよう配置され、かつそれぞれが特徴点の相互関係や色相、形状などによって識別できるようになっている必要がある。付加特徴点は重要特徴点から推定されたHMDの方向情報に基づいて重要特徴点と共にHMDの正確な姿勢及び位置を計算するために付着される。
【0022】
図1は、本発明に係る映像信号を通じた対象物の動きを追跡する装置の望ましい実施例の機能的ブロック図である。本発明に係る映像信号を通じた対象物の動きを追跡する装置は、カメラキャリブレーション部101、カメラ歪曲補償部102、特徴点座標抽出部103、対象物の位置、姿勢及び方向推定部104を含む。前記特徴点座標抽出部103は、特徴点ラベリング部1031、ノイズ除去部1032、特徴点決定部1033、動き予測部1034を含む。また、前記対象物の位置、姿勢及び方向推定部104は、姿勢及び位置予測部1041、方向推定部1042を含む。
【0023】
前記カメラキャリブレーション部101は、外部から入力したテスト映像信号を用いてキャリブレーションを行い、動き推定対象物を撮影するカメラの内部パラメータを求める。図10は、カメラの内部パラメータを求めるためのテスト映像(キャリブレーション映像)の望ましい例を示しており、図7はカメラのキャリブレーションの原理を示している。以下、図7に基づいてキャリブレーションを通じてカメラのパラメータを求める方法を説明する。
【0024】
まず、カメラの内部パラメータAは、数式1により求めることができる。
【0025】
【数1】
【0026】
ここで、(cx,cy)は、図7の特徴点の座標を、(fx,fy)は焦点距離を各々意味する。
【0027】
そして、カメラの外部パラメータ[Rt]は、次の数式2により求めることができる。
【0028】
【数2】
【0029】
ここで、Rはローテーションマトリックスであり、tはトランスレーションベクトルであって、それぞれ
の値を有する。
【0030】
また、カメラで撮影された対象物に表示された所定点の3次元座標値と前記カメラで前記対象物を撮影した映像に表れた前記点の2次元座標値との関係式は、次の数式3によって求められる。
【0031】
【数3】
【0032】
ここで、Mは実際の対象物に表示された所定の点(位置)の3次元座標値を、mは投影された2次元座標値を各々意味する。
【0033】
カメラは、カメラの特性を示す内部パラメータと、位置及び姿勢を示す外部パラメータとを使用してモデリングでき、そのパラメータの形は前述した通りであり。図11はカメラの内部パラメータを求めた望ましい例を示している。
【0034】
前記カメラ歪曲補償部102には、外部から動き追跡対象物を撮影した2次元デジタル映像信号が入力されるとともに、前記カメラキャリブレーション部101から前記カメラの内部パラメータ値が入力される。そして、前記カメラ歪曲補償部102は、前記内部パラメータ値に基づいて前記入力した映像信号に存在する歪曲を除去する。カメラの歪曲は主にレンズで生じ、これは4つの歪曲係数を求めて補正できるが、一般的なレンズの歪曲はレンズの曲面による放射方向歪曲収差(radial distortion)であり、これは2つの歪曲係数k1、k2だけで補正可能である。
【0035】
歪曲係数
は、次の数式4及び数式5を満たす。
【0036】
【数4】
【0037】
ここで、(x,y)は、ideal normalized image coordinatesであり、
は、real normalized image coordinatesである。
【0038】
【数5】
【0039】
ここで、(u,v)は、ideal (distortion-free) pixel image coordinates、
は、real (distorted) observed image coordinates、(x,y)は、ideal normalized image coordinates、
は、real normalized image coordinates、
は、カメラの内部パラメータである。
【0040】
ユーザがすでにカメラの内部パラメータ値を知っている場合には、数式5から導かれる数式6によって、歪曲係数Kを求める。
【0041】
【数6】
【0042】
前記式を用いてk1,k2を求めると、m歪曲の補正された映像が得られる。図9Aは、歪曲除去前のカメラから入力された映像(すなわち、レンズによる歪曲を有する映像)を示しており、図9Bは前記映像から歪曲の除去された映像(すなわち、レンズによる歪曲を補正した映像)を示している。
【0043】
前記カメラ歪曲補償部102から、歪曲の補償された特徴点が表示されたHMDを撮影した映像信号が、前記特徴点ラベリング部1031に、入力される。そこで、前記HMD映像から各色相に対する2進化を通じて特徴点に該当する画素が得られる。この際、それぞれの色に対して異なるラベルを割当てて重要特徴点のそれぞれと付加特徴点とを区分できる。このようにして得られた映像をラベリング映像と称する。
【0044】
このようなラベリング過程は、次の数式7を通じて行われる。
【0045】
【数7】
【0046】
ここで、l(x,y)はポイント(x,y)のラベルを、pc(x,y)はカラーチャンネルcとポイント(x,y)の強度値を、Lはラベル番号を、
は、チャンネルcとラベルnとの最大値及び最小値を、
は、条件{・}を満たす集合を、各々意味する。
【0047】
前記数式7を通じて強度値が0からLまでのグレー映像、すなわちラベリング映像を得る。
【0048】
前記ノイズ除去部1032は、前記特徴点ラベリング部1031からラベリングされた映像信号が入力されると、そのノイズを除去する。前記ラベリング映像は、通常、背景やノイズにより影響を受けるが、このようなノイズはオープニング技法のような形態学的な映像処理方法を通じて除去される。図8は、形態学的な映像処理技法で特徴点領域からノイズを除去した望ましい実施例を示す。
【0049】
前記特徴点決定部1033は、前記ノイズの除去された映像から特徴点の2次元座標を求め、動き予測部1034から予測された特徴点の2次元座標値を対象物の位置、姿勢及び方向推定部104に提供する。この段階で、前記ノイズの除去された映像から求めた特徴点の2次元座標と前記動き予測部1034から提供された特徴点の2次元座標のうち何れの座標値を出力するかは、ユーザの選択により決定される。前記ノイズの除去された映像から求めた特徴点の2次元座標値は非常に正確である。一方、前記動き予測部1034から提供された特徴点の2次元座標値を利用すれば特徴点の位置追跡を迅速に行える点で有利である。
【0050】
図2は、図1の特徴点決定部の細部構成を示す機能的ブロック図である。まず、連結情報分析部201は、ノイズの除去されたラベリング映像信号の入力を受ける。このようなラベリング映像はそれぞれのラベル値を輝度と仮定すれば、一種のグレー映像と類似しており、このような映像に対して同色の特徴点領域を区分するために各特徴点領域に対する画素の連結情報を得て全ての特徴点領域を区分する。
【0051】
特徴点抽出部202は、前記連結情報分析部201から連結情報を通じて得られた特徴点領域に関する情報の提供を受け、前記特徴点領域であると判別された領域のうち一部の極端に小さな領域や特徴点間の関係に対する定義を通じて特徴点でない領域を除去する。このような過程を通じて最終的にラベリングされたそれぞれの領域は2次元映像において特徴点に該当する領域となる。
【0052】
1次モーメント計算部203は、前記特徴点抽出部202から特徴点領域にラベリングされた2次元映像が入力されると、前記特徴点領域の中心点座標を求める。前記座標を求める方法は1次モーメント、すなわち、各特徴点領域の中心に対する平均を求めることで得られる。
【0053】
前記動き予測部1034は、前記特徴点決定部1033から特徴点の2次元座標値の提供を受ける。そしてカラーヒストグラムとカルマンフィルター(Kalman filter)とを使用したカラー対象追跡方法を通じて前記映像の後続フレームで前記特徴点の動きを予測してその位置を追跡する。以下、特徴点の動きを予測してその位置を追跡する方法を説明する。
【0054】
N番目のフレームからi番目の特徴点fi N,i=1,2,・・・,I領域のカラーヒストグラムhj,j=1,2,・・・,Jを求める。そして、N+1番目のフレームでfi Nを中心とする検索領域に対してカラーヒストグラムHjを求める。ここで、I及びJは検出された特徴点の数を、ヒストグラムのビン数を各々意味する。その後、検索領域でヒストグラム確率
を求める。
【0055】
検索領域で各画素における該当特徴点である確率は画素のビン数に該当するヒストグラム確率となり、これをヒストグラム確率マップと称する。前記求められたヒストグラム確率マップとここに重み付け可能なカーネルであるカルマンフィルターとを乗算する。この結果に関して座標値に対する平均を求めれば、これがN+1番目のフレームにおけるi番目の特徴点fi N+1の座標値となる。これを繰返して特徴点を追跡することになる。
【0056】
前記姿勢及び位置予測部1041は、前記カメラキャリブレーション部101からカメラの内部パラメータ値の入力を得るとともに、前記特徴点決定部から特徴点の2次元座標値の入力を得る。そして、前記カメラの内部パラメータ値、特徴点の2次元座標値及び前記HMDに表示された特徴点の3次元座標値に基づいて、前記数式2を用いて前記HMDの姿勢及び位置情報を含むカメラの外部パラメータ[Rt]の値を求めて外部に出力する。カメラの外部パラメータを用いて位置及び姿勢を推定した例である図12は、図10のテスト映像においてチェックパネルの位置及び姿勢を推定した結果を示すものである。
【0057】
前記方向追跡部1042は、前記特徴点決定部1033からHMDを撮影した映像に現れた特徴点の2次元座標値が入力されると、前記特徴点のうち重要特徴点が前記HMDのどの部位に表示されたかを判断し、カメラのHMDに対する概略的な時点を判定して外部に出力する。図6は、本発明を適用してHMDの方向を推定した望ましい実施例を示している。図6においてHMDは、左からそれぞれフロントビュードミナントモード(front View dominant mode)、レフトビュードミナントモード(Left View dominant mode)、ライトビュードミナントモード(Right View dominant mode)、バックビュードミナントモード(Back View dominant mode)を示している。
【0058】
図3は、本発明に係るカメラ映像信号を通じた対象物の位置、姿勢及び方向を追跡する装置を適用した個人用ディスプレー装置の望ましい実施例の機能的ブロック図である。まず、映像入力部301は、ユーザの頭に付着されているHMDを外部カメラで撮影した映像が入力されると、それを位置、姿勢及び方向推定部302に提供する。
【0059】
前記位置、姿勢及び方向推定部302は、前記HMDを撮影した映像信号から前記HMDの位置及び姿勢情報とHMDとを撮影した時点情報、すなわちHMDの方向情報を抽出して、前記位置、姿勢及び方向情報を画面出力制御部303に出力する。
【0060】
前記画面出力制御部303は、前記位置、姿勢及び方向情報が入力されると、画面出力部を制御する制御信号を発する。
【0061】
画面出力部304は、画面出力制御部から制御信号が入力されると、その制御信号に応じてHMDの位置、姿勢及び方向情報に対応する映像信号を画面に出力する。
【0062】
図4は、本発明に係るカメラ映像信号を通じた対象物の位置、姿勢及び方向を追跡する方法の望ましい実施例を示すフローチャートである。まず、カメラの内部パラメータを求め(401段階)、次いで前記カメラから位置、姿勢及び方向情報を推定する対象物の撮影された映像信号が入力される(402段階)。引き続き、前記入力された映像信号で前記対象物に表示された特徴点の2次元座標値を計算する(403段階)。そして、前記内部パラメータ値、前記特徴点の2次元座標値及び前記対象物に表示された特徴点の3次元座標値に基づいて前記対象物の位置、姿勢及び方向情報を抽出して外部に出力する(404段階)。
【0063】
図5は、図4の403段階の細部的な方法を示すフローチャートである。まず、前記映像信号に含まれた対象物の映像で特徴点領域を抽出し(501段階)、前記特徴点領域のノイズを除去した後(502段階)、前記特徴点の2次元座標値を計算する(503段階)。
【0064】
一方、前述した本発明の実施例はコンピュータで実行可能なプログラムで作成可能であり、コンピュータで読取り可能な媒体を通じて前記プログラムを動作させる汎用デジタルコンピュータで具現されうる。
【0065】
前記コンピュータにて読取り可能な記録媒体は、磁気記憶媒体(例えば、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスクなど)、光学的な判読媒体(例えば、CD−ROM、DVDなど)を含む。
【0066】
以上、本発明についてその望ましい実施例を中心に説明した。本発明が属する技術分野で当業者ならば本発明が本発明の本質的な特性から外れない範囲で変形された形に具現可能であることを理解しうる。よって、開示された実施例は限定的な観点でなく、説明的な観点で考慮すべきである。本発明の範囲は前記実施例ではなく、特許請求の範囲に示されており、それを同等な範囲内にある全ての違いは本発明に含まれているものと解釈すべきである。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、所定の対象物に特徴点を表示し、これを撮影した映像信号を処理して前記対象物の位置、姿勢及び方向情報を推定できるので、前記対象物(例えば、HMD)にカメラあるいはセンサー(磁気センサーあるいはジャイロスコープなど)を取付けなくても良い。したがって、前記対象物が軽量化してユーザが前記対象物を身体に着用しやすくなる。
【0068】
また、磁気センサーを用いた場合のように周辺に金属性物体による歪曲がなく、ジャイロスコープを用いた場合のような対象物の位置を測定できない短所を克服でき、かつ対象物を追跡するセンサーにカメラを用いることによって運搬性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ映像信号を通じた対象物の位置、姿勢及び方向を追跡する装置の望ましい実施例の機能的ブロック図である。
【図2】図1の特徴点決定部の細部的な機能的ブロック図である。
【図3】本発明に係るカメラ映像信号を通じた対象物の位置、姿勢及び方向を追跡する装置を適用した個人用ディスプレー装置の望ましい実施例の機能的ブロック図である。
【図4】本発明に係るカメラ映像信号を通じた対象物の位置、姿勢及び方向を追跡する方法の望ましい実施例を示すフローチャートである。
【図5】図4の403段階の細部ステップを示すフローチャートである。
【図6】本発明を適用してHMDの方向を推定した望ましい実施例を示す。
【図7】カメラのキャリブレーションの原理を示す。
【図8】形態学的映像処理技法により、特徴点領域でノイズを除去した望ましい実施例を示す。
【図9A】歪曲除去前のカメラから入力された映像を示す。
【図9B】図9Aに示す映像から歪曲を除去した後の映像を示す。
【図10】カメラの内部パラメータを求めるためのテスト映像の望ましい例を示す。
【図11】カメラの内部パラメータを求めた望ましい例を示す。
【図12】図10のテスト映像でチェックパネルの位置及び姿勢を推定した結果を示す。
【符号の説明】
101 カメラキャリブレーション部
102 カメラ歪曲補償部
103 特徴点座標抽出部
104 対象物の位置、姿勢及び方向推定部
1031 特徴点ラベリング部
1032 ノイズ除去部
1033 特徴点決定部
1034 動き予測部
1041 姿勢及び位置予測部
1042 方向推定部
Claims (8)
- カメラの特性を示し、特徴点の座標、焦点距離から計算された内部パラメータAを求めるカメラキャリブレーション部と、
前記カメラから少なくとも3つ以上の特徴点が表示された所定の対象物が撮影された映像信号を入力され、前記入力された映像信号の歪曲を前記カメラの内部パラメータ値Aを用いて除去するカメラ歪曲補償部と、
前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて前記対象物の特徴点の前記映像における2次元座標を抽出し、抽出された2次元座標からカラー対象追跡方法を用いて前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率を算出し、算出された確率を用いて動きを予測する特徴点座標抽出部と、
前記特徴点座標抽出部から入力された前記2次元座標値m、前記カメラキャリブレーション部から入力された前記カメラの内部パラメータ値A及び前記対象物に表示されている特徴点の3次元座標値Mに基づいて前記対象物の位置、姿勢及び方向Rtを
m≡A[Rt]M
R:ローテーションマトリックス
t:トランスレーションベクトル
の式により推定して外部に出力する対象物の位置、姿勢及び方向推定部と、を含むことを特徴とするカメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置。 - 前記特徴点座標抽出部は、
前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて特徴点に該当する画素の各色相値に基づいてそれぞれの色に異なるラベルを割当てて主要特徴点と付加特徴点とを区分する特徴点ラベリング部と、
前記特徴点ラベリング部から前記主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記特徴点領域に存在するノイズを除去するノイズ除去部と、
前記ノイズ除去部からノイズの除去された主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記映像における前記特徴点の2次元座標値を求める特徴点決定部と、
前記特徴点決定部から前記映像信号の特徴点の2次元座標値を提供されて、前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率として動きを予測する動き予測部を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置。 - 前記特徴点決定部は、
前記ノイズ除去部からノイズの除去されたラベリングされた映像信号を入力され、前記映像に存在する各特徴点の領域に該当する画素の連結情報に基づいて特徴点領域を前記映像から区分する連結情報分析部と、
前記連結情報分析部から前記特徴点領域情報を入力され、前記対象物に表示された特徴点の輝度情報または各特徴点間の関係情報に基づいて前記特徴点領域のうち実際に特徴点でない領域を除去して特徴点領域を抽出する特徴点抽出部と、
前記抽出された特徴点領域情報を提供され、前記特徴点画素の座標値の平均を求めて前記特徴点の座標値を求める1次モーメント計算部と、を含むことを特徴とする請求項2に記載のカメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置。 - 前記対象物の位置、姿勢及び方向推定部は、
前記カメラのキャリブレーション部から提供された前記カメラの内部パラメータ値、前記特徴点決定部から提供された前記特徴点の座標値、及び前記対象物に表示された特徴点の3次元座標値に基づいて、前記主要特徴点が付着された前記対象物の部位を判断して前記対象物の位置、姿勢情報を推定する姿勢及び位置推定部と、
前記特徴点決定部から提供された前記特徴点の座標値のうち主要特徴点の座標値に基づいて前記対象物が撮影された方向情報を推定する方向推定部と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のカメラ映像を通じた対象物の動き追跡装置。 - 1つ以上の特徴点が表示されている所定の対象物を撮影して第1映像信号を発する映像入力部と、
カメラの特性を示し、特徴点の座標、焦点距離から計算された内部パラメータAを求めるカメラキャリブレーション部と、
前記カメラから少なくとも3つ以上の特徴点が表示された所定の対象物が撮影された映像信号を入力され、前記入力された映像信号の歪曲を前記カメラの内部パラメータ値Aを用いて除去するカメラ歪曲補償部と、
前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて前記対象物の特徴点の前記映像における2次元座標を抽出し、抽出された2次元座標からカラー対象追跡方法を用いて前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率を算出し、算出された確率を用いて動きを予測する特徴点座標抽出部と、
前記特徴点座標抽出部から入力された前記2次元座標値m、前記カメラキャリブレーション部から入力された前記カメラの内部パラメータ値A及び前記対象物に表示されている特徴点の3次元座標値Mに基づいて前記対象物の位置、姿勢及び方向Rtを
m≡A[Rt]M
R:ローテーションマトリックス
t:トランスレーションベクトル
の式により推定して外部に出力する対象物の位置、姿勢及び方向推定部と、
前記制御信号によって前記第2映像信号をユーザに提供する画面出力部と、を含み、
前記特徴点座標抽出部は、
前記カメラ歪曲補償部から歪曲の除去された前記映像信号を入力されて特徴点に該当する画素の各色相値に基づいてそれぞれの色に異なるラベルを割当てて主要特徴点と付加特徴点とを区分する特徴点ラベリング部と、
前記特徴点ラベリング部から前記主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記特徴点領域に存在するノイズを除去するノイズ除去部と、
前記ノイズ除去部からノイズの除去された主要特徴点及び付加特徴点情報を提供され、前記映像における前記特徴点の2次元座標値を求める特徴点決定部と、
前記特徴点決定部から前記映像信号の特徴点の2次元座標情報を提供され、前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率として動きを予測する動き予測部を含むことを特徴とする画面出力装置。 - (a)カメラの特性を示し、特徴点の座標、焦点距離から計算された内部パラメータ値Aを求める段階と、
(b)前記カメラから少なくとも3つ以上の特徴点が表示された所定の対象物が撮影された映像信号を入力される段階と、
(c)前記入力された映像における特徴点の2次元座標値を計算し、計算された2次元座標からカラー対象追跡方法を用いて前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームにおける位置になる確率を算出し、算出された確率を用いて動きを予測する段階と、
(d)前記内部パラメータ値A、前記特徴点の座標値m及び前記対象物に表示されている特徴点の3次元座標値Mに基づいて前記対象物の方向、位置及び姿勢Rtを
m≡A[Rt]M
R:ローテーションマトリックス
t:トランスレーションベクトル
の式により推定して出力する段階と、を含むことを特徴とするカメラ映像を通じた対象物の動き追跡方法。 - 前記(c)段階は、
(c1)前記映像信号に含まれている対象物に表示された特徴点の領域を抽出する段階と、
(c2)前記特徴点領域のノイズを除去する段階と、
(c3)前記入力された映像における特徴点の2次元座標値を計算する段階と、
(c4)前記特徴点の現フレームにおける位置が次のフレームおける位置になる確率として前記特徴点の動きを予測する段階と、を含むことを特徴とする請求項6に記載のカメラ映像を通じた対象物の動き追跡方法。 - 請求項6または7に記載の方法をコンピュータにて実行させるためのプログラムを記録したコンピュータにて読取れる記録媒体。
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