JP4662414B2 - 電子文書の電子承認方法及びシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子文書の承認方法及びシステムに関する。
【0002】
電子政府や、企業等で扱う電子承認について、生体情報等を用いずに安価で、かつセキュリティの高い電子承認システムが要望されている。
【0003】
【従来の技術】
従来の電子承認システムとしては、電子文書で扱う電子検印をイメージではなく、文字情報と枠情報として扱うことにより、保存する情報量を少なくするようにしたシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、複数の構成要素からなる電子印影情報を扱う情報処理システムにおいて、所定の順序に従って入力する構成要素の組み合わせに印影識別子を対応付けて登録する技術が知られている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−99725号公報(第3頁、第4頁、図1、図2)
【特許文献2】
特開平10−116343号公報(第3頁、図1、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の電子承認システムでは、本人認証技術で承認者が妥当と判断すると、電子承認が行なえる仕組みのため、電子承認システムを開いた状態で長い時間離席したりすると、他人に悪用される可能性があった。また、パスワードを盗まれた場合も同様である。
【0006】
また、電子承認システムの利用権利を持つ他人が、日付印や、三文判等の簡単な印影を、簡単に作成登録できるため、なりすまし犯行が容易である。また、電子承認して電子文書を表示しても、本当に誰が承認したのか不明であるため、なりすまし犯行が容易である。
【0007】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、生体情報等を用いずによりセキュリティの高い電子文書の電子承認方法及びシステムを提供することを目的としている。
【0008】
1は本発明方法の原理を示すフローチャートである。本発明は、電子文書の承認者を認証する認証ステップ(ステップ1)と、承認者と判断すると承認許可鍵コードを生成して記憶する承認許可鍵作成ステップ(ステップ2)と、前記記憶した承認許可鍵コードを入力したか否かを判断する許可判断ステップ(ステップ3)と、正しい許可鍵コードが入力されたら当該電子文書に電子押印する承認ステップ(ステップ4)と、から構成されることを特徴とする
【0009】
このように構成すれば、電子文書承認の直前に承認許可鍵コードを生成して記憶し、この承認許可鍵コードを正しく入力しなければ電子承認ができないようにすることで、よりセキュリティの高い電子文書の承認方法を提供することができる
【0013】
(1)請求項記載の発明は、以下の通りである。図2は本発明の原理ブロック図である。図に示す電子文書の承認システムにおいて、1は承認情報を登録する承認情報登録手段、2は電子承認システムの使用を許可する認証手段、3は承認者が認証された時に生成される承認許可鍵コードの格納アドレスを指定するアドレス指定手段、4は電子文書の承認箇所を指定する承認箇所指定手段、5は承認箇所が指定されると、前記承認許可鍵コードを生成する承認許可鍵生成手段、6は予め登録されている承認情報を指定箇所に押印する承認手段、7は承認文書を登録する承認文書登録手段、8は承認文書を管理する承認文書管理手段、9は全体の動作を制御する制御部、10は前記承認許可鍵生成手段5に承認許可鍵を生成するための時刻情報を与える時計、11は承認文書を格納する承認文書データベース(DB)である。12は承認情報登録手段1により登録された承認情報が記憶される承認情報データベースである。
【0014】
このように構成すれば、承認許可鍵生成手段5で生成された許可鍵コードをアドレス指定手段で指定される番地に登録しておくことで、利用者はその承認許可鍵コードを読み出すことができ、この読み出した承認許可鍵コードを入力することで、同一性が判断されるので、承認手段6により電子文書の承認箇所指定手段4により指定された箇所に承認情報(印影情報)を押印することができる。他人は、承認許可鍵コードが格納されているアドレスを知る術がないので、本発明の電子文書の承認システムに入り込むことができず、セキュリティは十分に確保される。
)請求項記載の発明は、前記承認情報登録手段は印鑑又は自筆のサインを承認情報として登録することを特徴とする。
【0015】
このように構成すれば、印鑑又は自筆のサインを 承認情報として登録することができる。
)請求項記載の発明は、電子文書の承認システムであって、承認構成情報を登録する承認構成情報登録手段と、承認者に電子承認システムの使用を許可する認証手段と、承認者の操作に基いて電子文書の承認箇所を指定する承認箇所指定手段と、前記承認箇所指定手段によって承認箇所が指定されると前記承認許可鍵コードを生成する承認許可鍵生成手段と、前記承認許可鍵生成手段によって生成される承認許可鍵コードを記憶する記憶手段の格納アドレスを指定するアドレス指定手段と、前記承認許可鍵生成手段によって生成された承認許可鍵コードを、前記記憶手段の前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスに格納する手段と、承認者によるアドレスの入力に応じて、当該アドレスに格納されている前記承認許可鍵コードを表示する手段と、承認時に印影の構成要素である承認構成情報を組み立てて承認情報を作成する承認情報作成手段と、作成された承認情報を前記承認箇所指定手段によって指定された箇所に押印する承認手段と、承認文書を登録する承認文書登録手段と、承認文書データベースからの承認文書を読み出して表示手段に表示する他、その内容を相手先にメールする制御を行なう承認文書管理手段と、各構成要素の動作を制御する制御手段と、を具備し、前記制御手段は、承認者による承認許可鍵コードの入力に応じて、入力された承認許可鍵コードと、前記記憶手段の前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスに記憶されている承認許可鍵コードとが一致するかどうかチェックし、一致したら、前記承認手段を起動することを特徴とする。
【0016】
このように構成すれば、請求項で記載した効果に加え、承認時に承認情報を組み立てて作成するので、よりセキュリティを保持することができる。
)請求項記載の発明は、前記承認構成情報登録手段は、印鑑又は自筆のサイン又は日付印の構成要素を承認構成情報として登録することを特徴とする。
【0017】
このように構成すれば、印鑑又は自筆のサイン又は日付印を承認情報として登録することができる。
)請求項記載の発明は、前記日付印の作成は、日付情報を獲得し、認証情報に対応する名前情報を獲得し、予め登録している日付印の構成要素を獲得し、獲得した前記各種情報を合成して日付印を作成するものであることを特徴とする。
【0018】
このように構成すれば、日付印が付された承認情報を作成することができる。
)請求項記載の発明は、前記日付情報は、システムの持つ日付情報を使用することを特徴とする。
【0019】
このように構成すれば、システムが持つ日付情報を使用することで、新たに日付情報生成手段を設ける必要がなくなる。
)請求項記載の発明は、前記承認文書管理手段は、承認文書データベースから読み出された承認文書を表示する承認文書表示手段と、承認文書データベースへアクセスして得られた承認文書を送信する電子メール送信手段と、承認文書を印刷する承認文書印刷手段と、文書を管理する文書管理制御手段とからなり、承認文書へのアクセスは承認文書管理手段からしか行えないことを特徴とする。
【0020】
このように構成すれば、承認文書データベースへのアクセスは、承認文書管理手段からしか行えないようにすることができ、セキュリティを確保することができる。
)請求項記載の発明は、前記承認文書表示手段は、承認文書データベースから読み出された承認文書を選択すると該承認文書の他に承認文書表示手段内の管理テーブルに記憶されている承認者の名前も表示することを特徴とする。
【0021】
このように構成すれば、文書の表示と共にその文書の承認者の指名も併せて表示することができ、当該文書の承認者の氏名を確認することができる
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
【0024】
図3は本発明方法の一実施の形態例を示すフローチャートである。(a)は図1に示すフローチャートと同じものであり、S1は図1のステップ1に、S2は図1のステップ2に、S3は図1のステップ3に、S4は図1のステップ4にそれぞれ対応している。(b)は(a)に示すフローチャートの実施の形態例である。以下、(b)に示すフローチャートについて説明する。システム構成としては、図2に示すものを用いる。
【0025】
先ず、電子文書の認証者を認証する認証ステップを行なう(S1A)。この認証ステップは、認証手段2が電子承認システムの使用を許可することにより行なう。次に、制御部9は認証が利用可能であるかどうかをチェックする(S1B)。利用不可能な場合は処理は終了する。
【0026】
認証が利用可能である場合、アドレス指定手段3は、承認者が認証された時に生成される承認許可鍵コードの格納アドレスを指定する。この格納アドレスは、利用者以外は知らない場所に設定される。ここで、承認箇所指定手段4が押印をする場所を指定すると、制御部9は承認許可鍵生成手段5を起動して承認許可鍵生成ステップを行なう(S2A)。このようにすれば、電子文書の押印箇所を指定した後に、即ち電子承認の直前に承認許可鍵コードを生成するようにすることができる。
【0027】
該承認許可鍵生成手段5は、時計情報を基に乱数を発生して、その内の一つを承認許可鍵コードと決めて、承認許可鍵コードを利用者しか知らないメモリ上のアドレスに記憶する(S2B)。
【0028】
利用者は、操作部(図示せず)を操作して承認許可鍵コードが格納されているアドレスを指定し、記憶されている承認許可鍵コードを表示させる。表示させた承認許可鍵コードを確認すると、利用者はその承認許可鍵コードを入力する(S3A)。そして、制御部は、入力された承認許可鍵コードと、予め記憶部に記憶されている承認許可鍵コードとが一致するかどうかチェックする(S3B)。
【0029】
一致したら、制御部9は承認手段6を起動して、承認情報データベース12に記憶されている承認情報を読み出して、電子文書の承認箇所指定手段4で指定された箇所に承認情報を押印する(S4)。
【0030】
このように構成すれば、電子文書承認の直前に承認許可鍵コードを生成して記憶し、この承認許可鍵コードを正しく入力しなければ電子承認ができないようにすることで、よりセキュリティの高い電子文書の承認方法を提供することができる。
【0031】
また、本発明によれば、印影の構成要素を承認時に組み立てて印影情報を作成して押印するようにすることができる。このようにすれば、印影の構成要素を承認時に組み立てて印影情報を作成するようになっているので、他人がこの印影情報を盗むことが極めて困難になるので、なりすまし犯行ができなくなる。
【0032】
承認された電子文書は、承認文書登録手段7により承認文書データベース11に登録される。承認文書管理手段8は、承認文書データベース11に記憶されている承認文書の管理を行なう。
【0033】
図4は承認許可鍵コード生成のフローチャートである。先ず、承認許可鍵生成手段5は、ID/パスワードで乱数テーブルを作成する(S1)。次に、時刻情報で乱数テーブルから承認許可鍵コードを抽出し(S2)、利用者のみ覚えているアドレスにアドレス指定手段3から承認許可鍵コードを格納する(S3)。この場合において、承認許可鍵コードを可変となるようにすることができる。このようにすれば、よりセキュリティを高めることができる。
【0034】
図5は承認許可鍵コード生成の説明図である。先ず、ID/パスワードを用いて乱数テーブルを発生させる。次に、時刻情報を正規化し、正規化したコードで乱数テーブルを索引し、対応する乱数を取り出し、承認許可鍵コードとして指定アドレスに格納する。
【0035】
このようにすれば、利用者しか知らない秘密アドレスに承認許可鍵コードを格納することで、他人がこの承認許可鍵コードを盗むことが極めて困難になり、セキュリティが確保される。
【0036】
また、本発明によれば、前記承認情報登録手段1は、印鑑又は自筆のサインを承認情報として登録することができる。この印鑑又は自筆のサインの登録技術は既存の技術を用いて実現することができる。このようにすれば、印鑑又は自筆のサインを承認情報として登録することができる。
【0037】
図6は本発明の一実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものはと同一の符号を付して示す。図に示す電子文書の承認システムにおいて、1Aは承認構成情報を登録する承認構成情報登録手段、2は電子承認システムの使用を許可する認証手段、3は承認者が認証された時に生成される承認許可鍵コードの格納アドレスを指定するアドレス指定手段、4は電子文書の承認箇所を指定する承認箇所指定手段、5は承認箇所が指定されると前記承認許可鍵コードを生成する承認許可鍵生成手段、6は予め登録されている承認情報を指定箇所に押印する承認手段、7は承認文書を登録する承認文書登録手段、8は承認文書を管理する承認文書管理手段、9は全体の動作を制御する制御部、10は前記承認許可鍵生成手段5に承認許可鍵を生成するための時刻情報を与える時計、11は承認文書を格納する承認文書データベース(DB)である。12は承認情報登録手段1により登録された承認情報が記憶される承認情報データベースである。13は承認情報データベース12から読み出した承認構成情報と、日付情報14を入力して承認情報を作成する承認情報作成手段である。
【0038】
このように構成すれば、承認許可鍵生成手段5で生成された許可鍵コードをアドレス指定手段3で指定される番地に登録しておくことで、利用者はその承認許可鍵コードを読み出すことができ、この読み出した承認許可鍵コードを入力することで、同一性が判断されるので、承認手段6により電子文書の承認指定手段4により指定された箇所に承認情報(印影情報)を押印することができる。他人は、承認許可鍵コードが格納されているアドレスを知る術がないので、本発明の電子文書の承認システムに入り込むことができず、セキュリティは十分に確保される。
【0039】
また、本発明によれば、承認時に承認情報作成手段13により組み立てて作成するので、よりセキュリティを保持することができる。
【0040】
この発明によれば、印鑑又は自筆のサイン又は日付印の構成要素を承認情報として登録することができる。これによれば、印鑑又は自筆のサイン又は日付印を承認情報として登録することができる。
【0041】
図7は日付入り承認情報作成動作の一例を示すフローチャートで、承認情報作成手段13の動作を示している。図において、20は承認情報テーブルデータベース12から読み出した認証情報テーブルである。該認証情報テーブル20は、Noと、IDと、パスワード(PW)と、利用者の名前と、所属とから構成されている。21は承認情報を作成する構成テーブルであり、Noと、承認パターンと、日付、名前、所属とから構成されている。これら認証情報テーブル20と、構成テーブル21はそれぞれ承認情報データベース12に格納されている。
【0042】
先ず、日付情報を獲得し、構成テーブル21に格納する(S1)。ここで、日付情報としてシステムで持っている日付情報を用いれば、新たに日付情報生成手段を設ける必要がなくなる。次に、認証情報テーブル20から名前を抽出して構成テーブル21に格納する(S2)。次に、認証情報テーブル20から所属を抽出して構成テーブル21に格納する(S3)。この後、構成テーブル21から日付印を作成し(S4)、日付印を電子文書の指定箇所に押印する(S5)。日付印のパターンは、図に示すパターン1に示すようなものとなる。
【0043】
本発明によれば、印影の構成要素を承認時に組み立てて印影情報を作成するようになっているので、他人がこの印影情報を盗むことが極めて困難になり、なりすまし犯行ができなくなる。また、図7に示すフローチャートを実行すれば、日付印が付された承認情報を作成することができる。
【0044】
図8は承認文書管理手段8(図2,図6参照)の構成例を示すブロック図である。図において、30は承認文書を表示する承認文書表示手段、31は承認文書をメールで送信するメール送信手段、32は承認文書を印刷する印刷手段、33はこれら構成要素を制御する文書管理制御部、11は該文書管理制御部33と接続される承認文書を格納する承認文書データベースである。
【0045】
承認文書管理手段8においては、文書管理制御部33が承認文書データベース11から所望の承認文書を読み出して承認文書表示手段30に表示する。表示された文書は、必要に応じてメール送信手段31から相手先にメール送信されたり、印刷手段32にて印刷したりすることができる。このようにすれば、承認文書データベースへのアクセスは、承認文書管理手段8からしか行えないようにすることができ、セキュリティを確保することができる。
【0046】
図9は電子文書のメール送信動作の一例を示すフローチャートである。メール送信動作は、図8のメール送信手段31と文書管理制御部33の連携のもとに行なわれる。先ず、承認文書表示手段30に表示された文書の中から、利用者がメール送信する文書を選択する(S1)。次に、メールアドレスを指定ボックスに入力する(S2)。メール送信する場合には、相手方アドレスを書き込む指定ボックスがあるので、利用者は操作部(図示せず)を利用して、指定ボックスにメールアドレスを書き込む。
【0047】
次に、送信ボタンを押下する(S3)。この後、承認文書の書き込み禁止処理が行なわれる(S4)。承認文書データベース11に記憶されている内容と異なる内容の電子文書に改竄しないためである。次に、承認者と承認日を付加し(S5)、メール送信手段31からメール送信する。
【0048】
このように構成すれば、他人が改竄していないので、元のままの承認された電子文書を所定の宛先にメール送信することができる。
【0049】
図10は承認文書表示手段30(図8参照)の動作の一例を示すフローチャートである。図において、40は承認文書表示手段30内に設けられた管理テーブルである。該管理テーブル40には、Noと、文書名と、承認者と承認日よりなる承認情報と、アクセス履歴が記憶されている。アクセス履歴は、履歴Noと、利用者氏名と、日付と、送信アドレスと、印刷部数が記憶される。
【0050】
このように構成された装置で、先ず承認文書の一覧表示を行なう(S1)。次に、表示された文書を参照して利用者は承認文書の選択を行なう(S2)。次に、管理テーブル40から読み出して選択された承認文書の内容を表示する(S3)。そして、管理テーブル40から承認文書の承認者を読み出して名前の表示を行なう(S4)。なお、必要な場合には、履歴情報から利用者の氏名、利用日時、送信アドレス、印刷時の印刷部数等も表示することができる。
【0051】
このようにすれば、文書の表示と共にその文書の承認者の氏名も併せて表示することができ、当該文書の承認者の氏名を確認することができる。
【0052】
【発明の効果】
(1)請求項1記載の発明によれば、承認許可鍵生成手段で生成された許可鍵コードをアドレス指定手段で指定される番地に登録しておくことで、利用者はその承認許可鍵コードを読み出すことができ、この読み出した承認許可鍵コードを入力することで、同一性が判断されるので、承認手段により電子文書の承認指定手段により指定された箇所に承認情報(印影情報)を押印することができる。他人は、承認許可鍵コードが格納されているアドレスを知る術がないので、本発明の電子文書の承認システムに入り込むことができず、てセキュリティは十分に確保される。
(2)請求項2記載の発明によれば、印鑑又は自筆のサインを承認情報として登録することができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、請求項2で記載した効果に加え、承認時に承認情報を組み立てて作成するので、よりセキュリティを保持することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、印鑑又は自筆のサイン又は日付印を承認情報として登録することができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、日付印が付された承認情報を作成することができる。
(6)請求項6記載の発明によれば、システムが持つ日付情報を使用することで、新たに日付情報生成手段を設ける必要がなくなる。
(7)請求項7記載の発明によれば、承認文書データベースへのアクセスは承認文書管理手段からしか行えないようにすることができ、セキュリティを確保することができる。
(8)請求項8記載の発明によれば、文書の表示と共にその文書の承認者の氏名も併せて請求することができ、当該文書の承認者の氏名を確認することができる。
【0053】
このように、本発明によれば、生体情報等を用いずによりセキュリティの高い電子文書の電子承認方法及びシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理を示すフローチャートである。
【図2】本発明の原理ブロック図である。
【図3】本発明方法の一実施の形態例を示すフローチャートを示す図である。
【図4】承認許可鍵コード生成のフローチャートである。
【図5】承認許可鍵コード生成の説明図である。
【図6】本発明の一実施の形態例を示すブロック図である。
【図7】日付入り承認情報作成動作の一例を示すフローチャートである。
【図8】承認文書管理手段の構成例を示すブロック図である。
【図9】電子文書のメール送信動作の一例を示すフローチャートである。
【図10】承認文書表示手段の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 承認情報登録手段
2 認証手段
3 アドレス指定手段
4 承認箇所指定手段
5 承認許可鍵生成手段
6 承認手段
7 承認文書登録手段
8 承認文書管理手段
9 制御部
10 時計
11 承認文書データベース
12 承認情報データベース

Claims (8)

  1. 電子文書の承認システムであって、承認情報を登録する承認情報登録手段と、
    承認者に電子承認システムの使用を許可する認証手段と、
    承認者の操作に基いて電子文書の承認箇所を指定する承認箇所指定手段と、
    前記承認箇所指定手段によって承認箇所が指定されると前記承認許可鍵コードを生成する承認許可鍵生成手段と、
    前記承認許可鍵生成手段によって生成される承認許可鍵コードを記憶する記憶手段の格納アドレスを指定するアドレス指定手段と、
    前記承認許可鍵生成手段によって生成された承認許可鍵コードを、前記記憶手段の前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスに格納する手段と、
    承認者によるアドレスの入力に応じて、当該アドレスに格納されている前記承認許可鍵コードを表示する手段と、
    予め登録されている承認情報を前記承認箇所指定手段によって指定された箇所に押印する承認手段と、
    承認文書を承認文書データベースに登録する承認文書登録手段と、
    承認文書データベースからの承認文書を読み出して表示手段に表示する他、その内容を相手先にメールする制御を行なう承認文書管理手段と、
    各構成要素の動作を制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記制御手段は、承認者による承認許可鍵コードの入力に応じて、入力された承認許可鍵コードと、前記記憶手段の前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスに記憶されている承認許可鍵コードとが一致するかどうかチェックし、一致したら、前記承認手段を起動することを特徴とする電子文書の承システム
  2. 前記認証情報登録手段は、印鑑又は自筆のサインを承認情報として登録することを特徴とする請求項1記載の電子文書の承システム
  3. 電子文書の承認システムであって、承認構成情報を登録する承認構成情報登録手段と、
    承認者に電子承認システムの使用を許可する認証手段と、
    承認者の操作に基いて電子文書の承認箇所を指定する承認箇所指定手段と、
    前記承認箇所指定手段によって承認箇所が指定されると前記承認許可鍵コードを生成する承認許可鍵生成手段と、
    前記承認許可鍵生成手段によって生成される承認許可鍵コードを記憶する記憶手段の格納アドレスを指定するアドレス指定手段と、
    前記承認許可鍵生成手段によって生成された承認許可鍵コードを、前記記憶手段の前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスに格納する手段と、
    承認者によるアドレスの入力に応じて、当該アドレスに格納されている前記承認許可鍵コードを表示する手段と、
    承認時に印影の構成要素である承認構成情報を組み立てて承認情報を作成する承認情報作成手段と、
    作成された承認情報を前記承認箇所指定手段によって指定された箇所に押印する承認手段と、
    承認文書を登録する承認文書登録手段と、
    承認文書データベースからの承認文書を読み出して表示手段に表示する他、その内容を相手先にメールする制御を行なう承認文書管理手段と、
    各構成要素の動作を制御する制御手段と、
    を具備し、
    前記制御手段は、承認者による承認許可鍵コードの入力に応じて、入力された承認許可鍵コードと、前記記憶手段の前記アドレス指定手段によって指定されたアドレスに記憶されている承認許可鍵コードとが一致するかどうかチェックし、一致したら、前記承認手段を起動することを特徴とする電子文書の承システム
  4. 前記承認構成情報登録手段は、印鑑又は自筆のサイン又は日付印の構成要素を承認構成情報として登録することを特徴とする請求項記載の電子文書の承システム
  5. 前記日付印の作成は、日付情報を獲得し、認証情報に対応する名前情報を獲得し、予め登録している日付印の構成要素を獲得し、獲得した前記各種情報を合成して日付印を作成するものであることを特徴とする請求項記載の電子文書の承システム
  6. 前記日付情報は、システムの持つ日付情報を使用することを特徴とする請求項5記載の電子文書の承認システム。
  7. 前記承認文書管理手段は、承認文書データベースから読み出された承認文書を表示する承認文書表示手段と、承認文書データベースへアクセスして得られた承認文書を送信する電子メール送信手段と、承認文書を印刷する承認文書印刷手段と、文書を管理する文書管理制御手段とからなり、承認文書へのアクセスは承認文書管理手段からしか行えないことを特徴とする請求項1又は3記載の電子文書の承認システム。
  8. 前記承認文書表示手段は、承認文書データベースから読み出された承認文書を選択すると該承認文書の他に承認文書表示手段内の管理テーブルに記憶されている承認者の名前も表示することを特徴とする請求項記載の電子文書の承認システム。
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