JP4660893B2 - 開閉装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、OA製品などの蓋体と本体のような2つの部材を開閉可能に連結する開閉装置に関し、特に、電子手帳、携帯電話機及び化粧用コンパクト等の携帯用品に適用して最適な開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機、電子手帳等において、携帯時に誤ってキーパネルを押してしまったり、液晶画面を傷つけることがないようにしたり、小さくするために本体と蓋体のような2つの部材を開閉可能とする2つ折り構造のものが提供されており、この2つ折り構造としては、2つの部材を開閉装置としてのヒンジ装置で開閉可能に連結するものが採用されている。
このヒンジ装置としては、従来、特開平8−317025号公報及び特開2000−17932号公報に示されているように、一対のカムが、互いの軸線を一致させて、相対回転可能にかつ互いに接近、離間可能に設けられ、これらのカムのカム面がばねによって互いに密接するように付勢されてなり、両カムが相対的に回転することにより、前記両カムがそれらの軸線に沿って相対的に移動して、両カム相互の角度関係を変更するものが一般的である。
【0003】
因みに、特開閉8−317025号公報のヒンジ装置は、図21に示すように、筒状部材101、ばね102、カム103、カムホロワ104及びキャップ105とより構成され、ばね102、カム103、及びカムホロワ104が筒状部材101内に収納され、キャップ105で抜け止めされている。カムホロワ104に開閉部材が固定され、開閉部材の開閉によるカムホロワ104の回転で、カム103がばね102でカムホロワ104側に付勢力されていることにより、カム103は離間、接近してばね102の付勢力の強弱を発生させ、開閉できるものである。
【0004】
また、特開2000−17932号公報のヒンジ装置は、図22に示すように一対のカム110、111が互いの軸線を一致させて、相対回転可能にかつ互いに接近、離間可能に設けられ、これらのカム110、111のカム面がばね115によって互いに密接するように付勢されてなり、両カム110、111が相対的に回転することにより、前記両カム110、111がそれらの軸線に沿って相対的に移動して、両カム110、111相互の角度関係を変更するものである。カム110は可動側カムとなり、頭部112と軸部113とカム部114とで形成され、カム111は固定側カムとなり、前記可動側カム110の軸部113に、その軸線方向に沿って移動自在にかつ回転可能に装着されてなり、これらがガイドホルダ116に収納されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の開閉装置は、部品点数が多く構造も複雑である。例えば、前記したヒンジ装置においても、図21に示すものは筒状部材101、ばね102、カム103、カムホロワ104及びキャップ105等の部品点数があり、図22に示すものでも可動側カム110、固定側カム111、ばね115及びガイドホルダ116等の部品点数があり、それらの構造も複雑である。このように部品点数が多く、構造が複雑であると、製造に手数がかかるし、製造費も嵩み高価となるし、部品の組み付けも手数を要し、精度よく組み付けるとなると、大変である。特に、小型製品となると、それぞれの部品も小さくなるので、精度をだしての組み付けは一層困難となる。また、部品点数が多いとさらに軽量、小型化するには難しくなる課題がある。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、荷重特性の選択が容易で、構造が簡単で部品点数も少なく、組み付けも容易であり、さらに軽量、小型化が可能であり、しかも安価な開閉装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の請求項1の開閉装置は、固定側及び可動側の、一方に位置するヒンジ軸と、他方に位置するばね部材とが、相対回転可能に連結され、
ヒンジ軸には、このヒンジ軸と同期回転し前記ばね部材と接触する固定面が形成され、ばね部材は、前記ヒンジ軸にその軸線方向に付勢力が作用して前記ヒンジ軸の固定面に密接するように規制部材に規制されて設けられ、
ヒンジ軸の固定面とばね部材の互いに接する面がカムに形成されている開閉装置であって、
前記ヒンジ軸は、大径部と小径部とよりなり、大径部と小径部との段部を、ばね部材と接触する固定面とすることを特徴とする。
【0008】
また、本発明の請求項2の開閉装置は、前記ばね部材が、板ばねであることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の開閉装置は、固定側及び可動側の、一方に位置するヒンジ軸と、他方に位置するばね部材とが、相対回転可能に連結され、
ヒンジ軸には、このヒンジ軸と同期回転し前記ばね部材と接触する固定面が形成され、ばね部材は、前記ヒンジ軸にその軸線方向に付勢力が作用して前記ヒンジ軸の固定面に密接するように規制部材に規制されて設けられ、
ヒンジ軸の固定面とばね部材の互いに接する面がカムに形成されている開閉装置であって、
前記ヒンジ軸は、大径部と小径部とよりなり、大径部と小径部との段部を、ばね部材と接触する固定面として成り、
前記ばね部材は、板ばねであり、前記ヒンジ軸の固定面と板ばねとの互いに接する面に形成されたカムは、凹部または凸部であり、ヒンジ軸と板ばねとの相対回転で前記凹部または凸部の相対位置関係がずれ、カムにより板ばねの付勢力の強弱が得られると共に、クリック感が得られることを特徴とする。
【0009】
また、本発明の請求項4の開閉装置は、前記板ばねは、ヒンジ軸の固定面と規制部材との間で1個以上の折り曲げ部を有することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の請求項5の開閉装置は、前記板ばねは、折り曲げ及び切欠によって形成されていることを特徴とする。
【0011】
また、本発明の請求項6の開閉装置は、前記板ばねは、付勢力の作用方向において圧縮すると付勢力を発揮する複数の部分を具備するように折り曲げられて形成され、圧縮すると複数の付勢力を発揮する部分の増減により荷重特性が変化することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態を示す折り畳み可能な携帯電話機の斜視図、図2は図1のA−A線断面図である。
同図において、折り畳み可能な携帯電話機1は各種機能のキー等が配設された本体(固定側)2と、液晶表示部が設けられた蓋体(可動側)3とが、開閉装置4で開閉可能に連結されている。開閉装置4は、図2に示すようにヒンジ軸5と板ばね6とEリング7とで構成される。
【0013】
この開閉装置4を構成するヒンジ軸5、板ばね6及びEリング7の構成は、図3で斜視図、図4で分解斜視図で示している。
ヒンジ軸5は、大径部5aと小径部5bとよりなり、大径部5aと小径部5bとの段部は、板ばね6と接触する固定面8に形成されている。また、ヒンジ軸5の大径部5aには平面(カット面)9が形成された非円形に構成され、この大径部5aに蓋体(可動側)3が固定される。大径部5aの平面9は、蓋体3との間で回転不可に取り付けるのに役立つ。従って、蓋体3の開閉によりヒンジ軸は回転する。
【0014】
板ばね6は、本実施の形態では折り曲げられてN字状に形成されており、この板ばね6は、前記ヒンジ軸5の小径部5bに、その軸線方向に付勢力が作用してヒンジ軸5の固定面8に密接するように装着され、Eリング7で規制される。この時、板ばね6には初期トルクを設定してEリング7で規制する。図4の符号10は、Eリング7を装着する溝である。この板ばね6は、本体(固定側)2に回転不可に固定されているが、ヒンジ軸5とは相対回転可能となっている。従って、通常は本体2を持って蓋体3を開閉するが、蓋体3を持って本体2側を開閉することが可能である。
【0015】
そして、板ばね6とヒンジ軸5の固定面8の接触面は、カム11に形成されている。本実施の形態においては、カム11は、固定面8に凹部(V字状溝)12が形成され、板ばね6の接触面には前記凹部12に対応する凸部(く字状の凸部)13が形成されている。
【0016】
しかして、ヒンジ軸5の径大部5aを蓋体(可動側)3に固定し、板ばね6を本体(固定側)2に固定し、蓋体3(本体2でもよいが通常は蓋体)を開閉すると、ヒンジ軸5が回転する。するとこのヒンジ軸5と同期して回転する固定面8のカム(凹部)12と、板ばね6の凸部13は、固定面8の平面に乗り上がるため板ばね6は圧縮され、ヒンジ軸5の固定面8との間に付勢力が強くなり回転トルクが増大し、ヒンジ軸5の固定面8のカム(凹部)12と板ばね6の凸部13とが合致すると瞬時に板ばね6の付勢力が解除または弱くなり、クリック感が生ずる。
【0017】
すなわち、ヒンジ軸5と板ばね6との相対回転により、ヒンジ軸5のカム(凹部)12と板ばね6の凸部との相対角度の関係で、回転トルクが発生し、この回転トルクにより2つの部材の開閉、本例では蓋体3の開閉を行うものである。本実施の形態においては、ヒンジ軸5のカム(凹部)12が180°対称に配置されているので、180°毎にクリック感を発生させることとなり、蓋体3を閉めるときは閉止方向にトルクをかけ、また、蓋体3を開けるときは180°弱開いた角度に保持可能となる。
なお、本実施の形態に係る図面においては、ヒンジ軸の固定面8にカムとしての凹部12、板ばね6に凸部13が設けられているが、これは逆であっても同様の作用をする。すなわち、ヒンジ軸5の固定面8が凸部であり、板ばね6がこれに対応する凹部であってもよい。
【0018】
本発明によれば、ヒンジ軸5の固定面8と板ばね6の接触面に形成されるカム11の配置、角度、形状、数等を変えることにより、また、板ばね6の形状を変えることにより、蓋体の保持角度、フィーリング、回転トルク等を自由に変えることができる。板ばねは、折曲形状を変化させたり、切欠を設けることによって、種々の形状の板ばねが採用可能であり、これにより好みのばね荷重を選択できる。特に、本発明ではカムの形状により、全開・全閉間でばね部材(板ばね6)に初期荷重を加える設定とすることにより、全開・全閉位置に自動的に移動(開閉)できる。すなわち、閉じ勝手、開き勝手、とさせることが可能である。
【0019】
図5乃至図9は、折曲形状を変化させたり、種々の切欠を設けた板ばねの変形例を例示したもので、斜視図で示し、図8だけ正面図(B)があり、前記実施の形態と同様の構成要素には同一符号を付して説明する。
図5はW形状の板ばね6であり、図6は折り曲がり頂部から下方に折り曲がった片の中央が切欠14されて、2つのストラップ状片6a、6bとなり、下端から上方に折り曲がった片6cの両側が切欠14されたものである。図7は一側に上端から下方に向けた、他側に下端から上方に向けたストラップ状片6a、6bが設けられたものであり、図8は下端から上方に向けており曲がった片6dと上端から下方に折り曲がった片6eとが重なり合っており、上端と下端の折り曲がり部に切欠14が設けられたものであり、図9は、両端が下方から互に内側に折り曲がって対称的に立設するものであり、頂部に切欠14及び下端の折り曲がり部に切欠14が設けられたものである。
【0020】
上記のように折り曲げ形状や切欠を設けることによって荷重特性を変化させることができる。例えば、図8に示す板ばねにおいては、同図(B)に示すように板ばね6が圧縮され、b部分がたわみ、a部分とc部分とが接触すると、この点で板ばね6の荷重特性が変化する。
【0021】
図10乃至図14は板ばねを変えての使用状態を示す正面図で、(a)はセット時、(b)が作動時を示す。(a)のセット時は、初期荷重を加えてセットする。作動時の(b)は、ヒンジ軸5のカム(凹部)12と板ばね6の凸部13の位置がずれ、ばねが圧縮された状態を示している。
これらの図10乃至図14で、板ばね6の形状を変化させることで荷重特性を自由に変えられることが理解できる。
因みに、図10は低荷重で、ばね定数が低く、荷重特性の設定が容易かつ広い(荷重のばらつきの影響を受けにくい)。図11は低荷重で、ばね定数が低く、対称形状で作動バランスがよい。図12は高荷重で、ばね定数が高く、対称形状で作動バランスがよい。図13は高荷重で、ばね定数は低い。荷重特性の設定が容易かつ広い(荷重のばらつきの影響を受けにくい)。
特に、図14に示す板ばね6においては、図14(a)のセット状態では、e部は初期荷重を加えた状態でd部に接触しているが、(b)の作動時には、板ばね6が圧縮されてh1だけたわむと、初期荷重以上の荷重が加わり、e部とd部との間に間隙h2が発生し、荷重特性が変化する。この場合の荷重特性とすれば、図19のようになる。
【0022】
図15乃至18は、板ばねを変化させたさらに別の変形例を示す正面図で、(a)はセット時、(b)は作動時を示す。本実施の形態は、板ばね6が非線形ばね特性を示す場合で、(a)図のように初期設定では、矢印c部分でa間隙を持ってセットされ、それが(b)図に示すように作動されカム11の作用で板ばね6がbの間隔だけ圧縮されると、矢印cで示した部分もばねとして作用するので、この部分で荷重特性が変化するものである。この場合の荷重特性は、図20で示すようになる。他は前記実施の形態と同様であるので、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0023】
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の範囲を逸脱しない限りの変形が許容される。例えば、カムの形状、凸部及び凹部の形状は種々の変形が可能であり、ばね部材としても板ばねだけでなく実施可能なものは全て採用可能である。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明した通り、本発明は、ヒンジ軸、ばね部材及び規制部材だけで構成されているので、次のような効果を奏する。
(1)ヒンジ軸の固定面とばね部材との接触面に形成されるカムの配置角度、形状、数等を変えたり、ばね部材の形状を変えたりして、蓋体(可動側)の保持角度、フィーリング、回転トルク等を容易に選択できる。特に、ばね部材が板ばねであると、形状や切欠の選択により容易に設定する荷重特性を得ることができる。
(2)従来構造に比較し部品点数が少なく、かつ構造も簡単である。
(3)簡単な構造で、部品点数が少ないので、組み付けに手数もかからず容易となるし、精度のよい組み付けが可能となり、品質が向上する。
(4)構造が簡単なので製造が容易となるし、部品点数が少ないので全体に安価となる。
(5)簡単な構造で、部品点数が少ないので、より軽量、小型化が可能となる。
(6)容易に荷重特性及び回転トルクを調整できるので、広い範囲の開閉部材の開閉装置に対応し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す折り畳み可能な携帯電話機の斜視図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態にかかる開閉装置の斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態にかかる開閉装置の分解斜視図である。
【図5】 板ばねの他の変形例を示す斜視図である。
【図6】 板ばねの他の変形例を示す斜視図である。
【図7】 板ばねの他の変形例を示す斜視図である。
【図8】 板ばねの変形例を示す斜視図(A)及び正面図(B)である。
【図9】 板ばねの他の変形例を示す斜視図である。
【図10】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図11】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図12】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図13】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図14】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図15】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図16】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図17】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図18】 本発明の他の実施の形態にかかる開閉装置を示す正面図で、セット時(a)及び作動時(b)である。
【図19】 図14に示す板ばねの荷重特性図である。
【図20】 図15乃至図18に示す板ばねの荷重特性図である。
【図21】 従来例を示す斜視図である。
【図22】 他の従来例を示す一部断面正面図である。
【符号の説明】
4 開閉装置
5 ヒンジ軸
5a 大径部
5b 小径部
6 板ばね
7 Eリング(規制部材)
8 ヒンジ軸の固定面
11 カム
12 カムとしての凹部
13 凸部
14 切欠
Claims (6)
- 固定側及び可動側の、一方に位置するヒンジ軸と、他方に位置するばね部材とが、相対回転可能に連結され、
ヒンジ軸には、このヒンジ軸と同期回転し前記ばね部材と接触する固定面が形成され、ばね部材は、前記ヒンジ軸にその軸線方向に付勢力が作用して前記ヒンジ軸の固定面に密接するように規制部材に規制されて設けられ、
ヒンジ軸の固定面とばね部材の互いに接する面がカムに形成されている開閉装置であって、
前記ヒンジ軸は、大径部と小径部とよりなり、大径部と小径部との段部を、ばね部材と接触する固定面とすることを特徴とする開閉装置。 - 前記ばね部材は、板ばねであることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
- 固定側及び可動側の、一方に位置するヒンジ軸と、他方に位置するばね部材とが、相対回転可能に連結され、
ヒンジ軸には、このヒンジ軸と同期回転し前記ばね部材と接触する固定面が形成され、ばね部材は、前記ヒンジ軸にその軸線方向に付勢力が作用して前記ヒンジ軸の固定面に密接するように規制部材に規制されて設けられ、
ヒンジ軸の固定面とばね部材の互いに接する面がカムに形成されている開閉装置であって、
前記ヒンジ軸は、大径部と小径部とよりなり、大径部と小径部との段部を、ばね部材と接触する固定面として成り、
前記ばね部材は、板ばねであり、前記ヒンジ軸の固定面と板ばねとの互いに接する面に形成されたカムは、凹部または凸部であり、ヒンジ軸と板ばねとの相対回転で前記凹部または凸部の相対位置関係がずれ、カムにより板ばねの付勢力の強弱が得られると共に、クリック感が得られることを特徴とする開閉装置。 - 前記板ばねは、ヒンジ軸の固定面と規制部材との間で1個以上の折り曲げ部を有することを特徴とする請求項2または3記載の開閉装置。
- 前記板ばねは、折り曲げ及び切欠によって形成されていることを特徴とする請求項2または3記載の開閉装置。
- 前記板ばねは、付勢力の作用方向において圧縮すると付勢力を発揮する複数の部分を具備するように折り曲げられて形成され、圧縮すると複数の付勢力を発揮する部分の増減により荷重特性が変化することを特徴とする請求項2、3及び4のいずれか1項に記載の開閉装置。
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