JP4660624B2 - 互いに異なるipアドレス体系を使用するipネットワークの相互接続システム、相互接続方法及びそのsipメッセージルーティング方法 - Google Patents

互いに異なるipアドレス体系を使用するipネットワークの相互接続システム、相互接続方法及びそのsipメッセージルーティング方法 Download PDF

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Description

本発明は互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワークの相互接続システム、相互接続方法及びそのSIPメッセージルーティング方法に関するものである。
第3世代ネットワーク基盤と呼ばれるIPマルチメディアサブシステム(IMS)は、既存の回線中心のネットワークシステムと異なって、すべてのサービスをIP基盤に基づいて提供する。
サーキットスイッチ、ソフトスイッチに続く第3世代スイッチングシステムであるIMSは、音声とデータサービスを1つの構造に統合し、これをIPネットワークに固定された装置或いはモバイル装置へ伝達する。
またIMSは、ネットワークをインターネットプロトコルを使用して開放型に変える意味をも有する。
IMSは、有線/無線ネットワークのサービス柔軟性を向上させ、ネットワーク統合を加速化する技術により、アプリケーションの開発及び管理費用を減少させると同時に、新規サービスを多様化させるので、通信分野での最大の関心事である。
このようなIPネットワークは、世界のどこでも利用できるIP、即ちグローバルIPアドレスを各端末装置に割り当てて各端末装置間の通信時に送信元アドレスを識別する。
しかし、IMSをはじめとするIPネットワークアプリケーションの拡張に伴い、その利用頻度が増加してグローバルIPアドレスの許容量が非常に不足している。
そこで、ほとんどの通信業者は、十分なグローバルIPアドレスと通信業者のネットワークの安全性を確保するため、ネットワークアドレス変換技術(NAT)を用いている。
NATはプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する通信ネットワークのアドレス変換技術である。
即ち、NATは、端末にローカルネットワークで使用可能なプライベートIPアドレスを割り当てる。
このような端末が他のネットワーク又は公共のインターネットを利用する場合、端末に割り当てられたプライベートIPアドレスはグローバルIPアドレスに置換され、グローバルIPアドレスはプライベートIPアドレスに置換される。
また、NAT技術の1つであるポートアドレス変換(PAT)は、IPアドレスだけでなくTCP/UDPのポート番号を変更する。
これによって、グローバルIPアドレスは複数のユーザにより使用され、グローバルIPアドレスの不足問題が改善される。
しかし、NATは、OSIモデルの第3層及び第4層ヘッダを分析しており、それより上位の階層は分析できず、パケットの第4層ヘッダ内のペイロードにパケット生成ホストの認識情報(発信場所のアドレス、発信ポート)を含むインターネットアプリケーションをサポートできない。これをNAT通過問題という。
即ち、NAT通過問題は、ローカルネットワーク内の端末の着信アドレス、つまり、プライベートIPアドレスに設定されたパケット生成ホストの認識情報をNATによってグローバルIPアドレスに変換できないので、外部からの着信ルーティングが不可能な状況が発生することを意味する。
このような問題点を解決するための従来技術としては、UDP下でのNATによる簡易通過(STUN)がある。
STUN方式は、サーバ−クライアントを基盤とし、NAT外部に位置してNATにより割り当てられるグローバルIPアドレス及びポート情報を提供する。
STUN方式によれば、STUN−クライアントが稼働するそれぞれの端末が、STUNサーバからNAT変換されたグローバルIPアドレスを取得する。
しかし、個別端末ごとにSTUN−クライアントを稼働させる必要があるため、STUNをネットワークに適用することが難しく、また、STUNは端末に負担となる。
また、呼発信端末は、呼接続前に呼着信端末が同一のネットワーク上に存在するかどうかが分からない場合がある。
この場合、呼着信端末がNAT通過が要らないネットワーク上に存在するにもかかわらず、NATを介してSTUNサーバにアクセスするという不必要な処理が実行される。
このため、望まない呼処理を生じ、無線チャンネルが浪費される。
本発明は、異なるIPアドレス体系を使用するネットワークを相互接続するため、NAT通過問題を解決しようとしてなされたものである。
本発明は、SIP基盤上で異なるIPアドレス体系を使用するネットワークを相互接続するためのSIPメッセージルーティングを提供しようとしてなされたものである。
本発明は、SIP基盤に基づいた異なるIPアドレス体系を使用するネットワーク間のSIPサービスの相互接続を提供しようとしてなされたものである。
本発明の一態様では、ネットワークアドレス変換(NAT)を用いてプライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークとグローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続させるための相互接続システムは、前記NATの外部に位置し、前記NATを通過したプライベートIPアドレスに対するグローバルIPバインディング情報を提供するSTUNサーバと、前記ローカルネットワークに位置し、呼発信端末から受信した呼接続要求パケットのペイロードに収録されたプライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を前記STUNサーバに提供して、グローバルIP形式に変換されたメディア受信アドレス情報を受信し、受信したメディア受信アドレス情報を前記受信した呼接続要求パケットに適用して、呼着信端末へ伝送するアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)とを含む。
本発明のもう一つの態様では、NATを用いて、プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークと、グローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続するための方法は、(a)前記ローカルネットワークが呼発信端末から受信した呼接続要求パケットのペイロードからプライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を抽出し、(b)ヘッダ情報が前記抽出したプライベートIP形式のメディア受信アドレス情報に置換されたグローバルIPバインディング要求を伝送し、(c)前記NATによってグローバルIPに変換された前記ヘッダ情報を含むグローバルIPバインディング応答を受信し、(d)前記プライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を(c)で受信した前記グローバルIPに変換されたメディア受信アドレス情報に変更することにより生成された前記呼接続要求パケットを呼着信端末へ伝送することを含む。
本発明のもう一つの態様では、プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークと、グローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続するSIPサービスのための相互接続システムは、NATを通過して変換された前記プライベートIPアドレスのグローバルIPバインディング情報を提供するSTUNサーバと、呼発信端末から受信したSIPメッセージから抽出したプライベートIP形式のメディア及びRTCP受信アドレス情報を前記STUNサーバに提供して、グローバルIPに変換されたアドレス情報を受信し、当該アドレス情報を前記SIPメッセージに適用し、適用された結果を呼着信端末へ伝送するアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)とを含む。
本発明のもう一つの態様では、プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークと、グローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続するノードのSIPメッセージルーティング方法は、(a)呼発信端末から受信したSIPメッセージから抽出したプライベートIP形式のメディア及びRTCP受信アドレス情報に変更されたヘッダ情報を持つグローバルIPバインディング要求を伝送し、(b)グローバルIPに変換された前記ヘッダ情報が含まれたグローバルIPバインディングの応答を受信し、(c)前記グローバルIPバインディング応答のヘッダ情報から取得したグローバルIPに変換された前記メディア及びRTCP受信アドレス情報を前記受信したSIPメッセージに適用して、適用結果を呼着信端末へ伝送することを含む。
本発明の実施形態によれば、従来のSTUNプロトコル自体に対する大きな変更を要することなく、既存のNATを用いて、呼設定とデータ送受信が分離されたプロトコルにおけるNAT通過の問題は解決する。
また、STUNプロトコルがサーバとクライアントを基盤とする場合、端末が行うSTUNクライアントの機能をネットワークノード上で実現するので、端末の負担を最少化できると同時に、既存端末の変更又は付加が不要である。
また、SIPメッセージ内の必要な変更内容は、SIP基盤サービスのNAT通過問題解決のために実質的に提供されるため、本発明は関連ノードの開発/実現に直接活用可能である。
以下の詳細な説明では、本願発明の特定の実施形態のみを簡単に図示して開示し、説明する。
当業者であれば理解できるように、説明された実施形態は本発明の本質又は範囲を逸脱しない限り、種々の異なる方法により変形可能である。
したがって、図面と説明は、本質的に説明的であるとみなされ、限定的であるとはみなされない。
明細書全体において、同様の部分には同様の符号を付した。
明細書全体と特許請求の範囲とにおいて、「含む」という語は、特に明示的な反対の説明がない限り、指定された要素を含むことを意味し、更に他の要素を含むことを除外することは意味しないと理解される。
また、本明細書における「〜部」、「〜機」、「モジュール」、「ブロック」等の用語は、特定の機能や動作を行う単位を意味し、これは、ハードウェアやソフトウェア、あるいはハードウェアとソフトウェアの結合により実現される。
以下、本発明の実施形態に係る互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワーク間の相互接続システム、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)、ネットワークアドレス変換装置、その相互接続方法及びSIPメッセージルーティング方法について図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1実施形態によるNAT通過問題を解決する互いに異なるIPアドレス体系を使用するネットワークの相互接続について説明する。
図1は本発明の第1実施形態による互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワークの相互接続システムの概略図である。
図1によれば、相互接続システムのホスト(ノード)は、呼発信端末100、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)バ200、ネットワークアドレス変換装置300、STUNサーバ400及び呼着信端末500を含む。
相互接続システムは、プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワーク10と、グローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワーク20を含むIPネットワーク1内で実現される。
相互接続システムは、呼設定のためのシグナリング過程とデータ送受信のためのメディアセッション過程とを含み、パケットペイロードに前記メディアセッション過程の交渉情報が収録されるプロトコルを利用する。
このようなプロトコルでは、アプリケーションのペイロードはホスト情報を含み、メディアセッション交渉は、終端ホストつまり呼発信端末100と呼着信端末500との間で行われる。
細かく見ると、ホスト情報は終端ホスト間で音声、画像などのマルチメディアを実際に送受信するためのメディア受信情報、即ち、メディア受信のための呼発信端末100及び呼着信端末500のアドレス情報を意味する。
呼発信端末100及び呼着信端末500は、IPネットワーク1の通信線路上の終端ホストである。
この際、端末(呼発信)100はローカルIPネットワーク10内に位置し、プライベートIPアドレスが割り当てられる。
端末(呼着信)500はグローバルIPネットワーク20に位置し、グローバルIPアドレスが割り当てられた端末であってもよいし、あるいは他のローカルIPネットワークに位置し、対応プライベートIPアドレスが割り当てられた端末であってもよい。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、呼発信端末100が伝送したパケットのペイロード内のプライベートIPアドレス形式のメディア受信情報をグローバルIPアドレス形式のメディア受信情報に変更して、対応端末(呼着信)500に伝送する。
即ち、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200はアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)機能を実行する。
この場合、グローバルIPアドレスは、STUNサーバ400にグローバルIPのバインディング情報を要求し、バインディング応答を受信することによって取得される。
よって、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、グローバルIPアドレスをバインディングするためのSTUNクライアントとして機能する。
ここで、グローバルIPアドレスのバインディング要求には、IPマスカレード技術を利用する。
IPマスカレードは、Linuxのネットワーキング機能であって、リナックスボックスに接続された内部のコンピュータに仮想IPアドレスが各々割り当てられ、実際IPアドレス1つでインターネット接続が可能な機能である。
よって、IPマスカレードを利用すれば、バインディング要求は、そのヘッダ情報が呼発信端末100から受信したパケットのペイロードから抽出したプライベートIPアドレス形式のメディア受信情報に変更され、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200に伝送される。
アプリケーション層ゲートウェイ200から受信したバインディング応答には、プライベートIPアドレス形式のメディア受信情報に変更されたヘッダ情報のグローバルIPアドレスが含まれる。
この際、受信したグローバルIPアドレスのバインディング情報は、メディア受信情報に置換されたヘッダ情報に関するもので、これによりパケットペイロードに含まれたプライベートIPアドレス形態のメディア受信情報に対するグローバルIPアドレス形態のメディア受信情報を取得する。
これによって、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、IPマスカレード機能を行う。
ネットワークアドレス変換装置(NAT)300は、ローカルネットワーク10とグローバルネットワーク20との境界に位置し、パケットのヘッダに含まれたプライベートIPアドレス形式のソースアドレス情報をグローバルIPアドレス形式のソースアドレス情報に変換する。
また、NATは、グローバルIPアドレス形式のソースアドレス情報をプライベートIP形式のソースアドレス情報に変換する。
このようなソースIPアドレス情報はIPアドレス及びポートを含む。
ここで、アドレス変換は、開放型システム相互接続(OSI)モデルを基準にする場合の第3層3及び第4層に対応するネットワーク層とトランスポート層に対して可能である。
STUNサーバ400は、STUN(ユーザデータグラムのネットワークアドレス変換装置簡易通過)プロトコルを用いて、グローバルIPアドレスのバインディング情報をSTUNクライアントに提供する。
即ち、STUNサーバ400は、STUNサーバのグローバルIPアドレスをバインディングするクライアントと対応するサーバとして機能する。
よって、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200からバインディング要求を受信すると、STUNサーバ400は、ネットワークアドレス変換装置300によるプロセス受ける間に、グローバルIPアドレスに変換されたパケットのヘッダ情報を抽出する。
STUNサーバ400はヘッダ情報をバインディング応答に読み込み、それをアプリケーション層ゲートウェイ(AGL)200に伝送する。
この際、STUNサーバ400は、バインディング要求の応答受信先アドレスを確認し、確認したアドレスにバインディング応答を伝送し、バインディング要求の場合には、アプリケーション層ゲートウェイ(AGL)200のIPアドレスとしてバインディング応答アドレスを設定することがアプリケーション層ゲートウェイ(AGL)200にとって望ましい。
図2は本発明の第1実施形態に係る図1の相互接続システムにおけるアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)の詳細な機能ブロック概略図である。
図2によれば、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、IPマスカレード実行部210、STUNクライアント実行部220、アドレス変換部230、プロキシ実行部240及び判断部250を含む。
IPマスカレード実行部210はIPマスカレード化を行う。
より詳細には、IPマスカレード実行部210は、ヘッダ情報設定モジュール212、ヘッダチェックサム計算モジュール214を含む。
ヘッダ情報設定モジュール212は、呼発信端末100から受信されたパケットのペイロードから抽出したメディア受信情報をSTUNサーバ400に伝送するバインディング要求のためのパケットのヘッダ情報になるよう設定する。
このようなヘッダ情報設定について図3及び図4を参照して説明する。
IPヘッダを示す図3を参照すれば、パラメータ「ソースIPアドレス」(P103)が呼発信端末100のメディア受信情報に置換される。
図4は、パラメータ「ソースポート」(P105)が呼発信端末100のメディア受信情報に置換されたUDPヘッダを示す。
ここで、メディア受信情報は図1に説明した通り、呼発信端末100及び呼着信端末200のメディア受信のためのIPアドレスであり、それはプライベートIPアドレスとして割り当てられる。
ヘッダチェックサム計算モジュール214は、ヘッダ情報設定モジュール212により置換されたIPアドレスが適用されたIPヘッダのパラメータ「ヘッダチェックサム」(P101)を再計算し、UDPヘッダのパラメータ「チェックサム」(P107)を再計算することができる。
しかしUDP層ではパラメータ「チェックサム」(P107)の再計算を行わないので、再計算は必ず必要なわけではない。
STUNクライアント実行部220は、グローバルIPアドレスのバインディング情報を提供するため、STUNサーバ400に対応するクライアントとして機能する。
即ち、STUNクライアント実行部220は、IPマスカレード実行部210によってヘッダ情報が置換されたバインディング要求のためのパケットをSTUNサーバ400に伝送する。
この際、STUNクライアント実行部220は、バインディング要求の応答アドレスをアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200のIPアドレスに設定して伝送する。
そしてSTUNサーバ400からバインディング応答を受信すると、STUNクライアント実行部220は、バインディング応答からヘッダ情報のグローバルIPバインディング情報を抽出する。
アドレス変換部230は、パケットのペイロードに含まれたプライベートIPアドレス形式のメディア受信情報をグローバルIPアドレス形式のメディア受信情報に変更するアプリケーション層ゲートウェイとして機能する。
即ち、アドレス変換部230は、プライベートIPアドレス形式のメディア受信情報をSTUNクライアント実行部220が抽出したヘッダ情報のグローバルIPバインディング情報に変更する。
ここで、ヘッダ情報は、IPマスカレード実行部210によってプライベートIPアドレス形式のメディア受信情報に置換されたときに与えられるため、対応するグローバルIPバインディング情報は、グローバルIPアドレス形式のメディア受信情報に一致する。
また、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、図2に示したように、プロキシ実行部240を含む。
ここで、プロキシ実行部240は、呼中継機能を行う。
即ち、呼発信端末100から呼接続要求を受信してこれを呼着信端末500に伝達し、呼着信端末500から呼接続応答を受信してこれを呼発信端末100に伝達するプロキシ機能を行う。
この際、呼着信端末500に伝達する呼接続要求は、アドレス変換部230から提供された、ペイロードのメディア受信アドレス情報がグローバルIPアドレス形態に変換されたパケットである。
また、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)サーバ200は、図2に示したように、判断部240を含む。
判断部240は、IPマスカレード実行部210及びプロキシ実行部240と連動する。
判断部240は、受信されたパケットヘッダの宛先を確認して、呼発信端末100のネットワークが呼着信端末500のネットワークと同一であるかを判断して、IPマスカレードを実行するかどうかを決定する。
ここで、IPマスカレードの実行を決定した場合は、それをIPマスカレード実行部210に知らせる。
よって、このようなアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200の構成によれば、STUNクライアント実行部220がグローバルIPバインディングのクライアント機能を行い、判断部240の制御によってグローバルIPバインディングを実行するかどうかを決定する。
これによって、通信セッションの交渉が完了する前にネットワークアドレスの変換が要らない同一ネットワーク上ではグローバルIPバインディングは行なわれない。
図5は図1の相互接続システムにおけるSTUNサーバの詳細な機能ブロック概略図である。
図5によれば、STUNサーバ400はグローバルIPバインディングのためのサーバとして機能する。
より詳細には、STUNサーバ400は格納部410及びSTUN実行部420を含む。
格納部410は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200、特にSTUNクライアント実行部220と連動して、グローバルIPバインディングの処理を行うための設定情報を格納する。
STUN実行部420は、格納部410の設定情報によってSTUNクライアント実行部220から受信したグローバルIPバインディング要求のヘッダ情報からネットワークアドレス変換装置300により変換されたグローバルIPアドレス情報を抽出する。
また、STUN実行部420は、グローバルIPバインディングの応答アドレス情報から設定された応答アドレスを抽出し、そして抽出したグローバルIPアドレス情報をグローバルIPバインディング応答に読み込み、グローバルIP情報を抽出した応答アドレスに伝送する。
図6は本発明の第1実施形態による互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワーク間の相互接続方法を示す。
プライベートIPアドレスを割り当てられた呼発信端末100は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200に呼接続要求を伝送する(S101)。
S109より前にS103、S105、S107をさらに含むことができる。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、S101で受信した呼接続要求から呼発信端末100と呼着信端末500とが同一ネットワーク上に配置されているかどうかを判別する(S103)。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、呼接続要求の宛先(IPヘッダのパラメータ「宛先IPアドレス」に対応)に指定されたIPアドレスと、ソース(IPヘッダのパラメータ「ソースIPアドレス」に対応)に指定されたIPアドレスとを比較してネットワークの状態を判断する。
S103での判断結果により、呼発信端末100と呼着信端末500がIPアドレス変換が要らない同一ネットワークに存在する場合は、ネットワークアドレス変換装置300を実行する必要がないので、呼発信端末100の呼接続要求を呼着信端末500に伝達する(S107)。
S103での判断結果により、呼発信端末100と呼着信端末500が互いに異なるネットワークに存在する場合は、IPアドレス変換が必要であるので、IPマスカレードの実行を決定する。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200はIPマスカレードを行う(S109)。
つまり、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200はS101で受信した呼接続要求のためのパケットのペイロードからメディア受信情報を抽出し、メディア受信情報をSTUNサーバ400に伝送するグローバルIPバインディング要求のためのパケットのヘッダ情報で置換し、次いでIPマスカレードを付けたグローバルIPバインディング要求をSTUNサーバ400に伝送する(S111)。
この際、グローバルIPバインディング要求は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200のIPアドレスに設定された応答アドレス情報を含む。
このSTUNサーバ400は、グローバルIPバインディング動作を行う(S113)。
即ち、STUNサーバ400は、ネットワークアドレス変換装置300を通過して受信されたグローバルIPバインディング要求からグローバルIPアドレスに変換されたヘッダ情報を抽出し、抽出したヘッダ情報をグローバルIPバインディング応答に含ませる。
STUNサーバ400は、グローバルIPバインディング要求の応答アドレス情報に含まれたアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200のIPアドレスを用い、グローバルIPバインディング応答をアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)サーバ200に伝送する(S115)。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、グローバルIPバインディング応答を受信して、新規のアプリケーション層ゲートウェイ機能を行う(S117)。
即ち、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、S101で受信した呼接続要求のペイロードのメディア受信情報をバインディング応答から抽出したグローバルIPアドレスに変換されたヘッダ情報に変更する。
そこで、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200は、パケットペイロードのメディア受信情報をグローバルIPアドレス形式に変更することにより生成された呼接続要求をネットワークアドレス変換装置300を通して、呼着信端末500に伝送し(S119)、呼着信端末500から呼接続応答を受信し(S121)、これにより、呼発信端末100と呼着信端末500との呼接続が行われる。
このように、ネットワークアドレス変換装置300が呼接続要求のヘッダ情報をグローバルIPアドレスに変換する場合、メディア受信情報がS109、S111、S113、S115、S117を通じてグローバルIPアドレス形式に変換されているので、メディアセッション交渉は円滑に行われる。
以下、本発明の第2実施形態によるNAT通過問題を解決する互いに異なるIPアドレス体系を使用するネットワーク間のSIPルーティングについて説明する。
図7は、本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティング方法の概略を示す。
図7によれば、受信されたSIPメッセージのメッセージ伝送主体及び方法を確認する(S201)。
メッセージ伝送主体は呼発信/着信主体を示し、方法はメッセージが要求メッセージであるか、又は応答メッセージであるかを示す。
この際、SIPメッセージは要求メッセージと応答メッセージとを含む。
S201で確認した内容に適したNATアドレス変換が、受信したSIPメッセージのメディア及びリアルタイム制御プロトコル(RTCP)受信アドレス情報に適用される(S203)。
即ち、受信したSIPメッセージの発信主体がローカルネットワークであるかグローバルネットワークであるかと、メッセージが要求メッセージであるか応答メッセージであるかによってNATアドレス変換を行う。
また、SIPメッセージのトランスポート情報に対してNATアドレス変換を行うことができるが、これは、SIPメッセージルーティングノードにグローバルIPアドレスが割り当てられるので必ず必要なわけではない。
ここでトランスポートは、SIPメッセージを伝送した主体、即ち、SIPクライアントのホストネーム又はネットワークアドレス情報を含む。
S201で確認した内容に適したノードのアドレス、即ち、SIPメッセージルーティングを行うノードのアドレスをSIPメッセージのルーティング経路に含ませる(S207)。
ここでルーティング経路は、次の要求メッセージ(UPDATE、PRACKなど)のルーティング経路を決定する。
以降受信されるSIPメッセージは、伝送主体がローカルネットワークである場合、決定されたルーティング経路にしたがって、ノードのプライベートIPアドレスを用いたSIPサービス要求メッセージを受信する。
また、以降受信されるSIPメッセージは、伝送主体がグローバルネットワークである場合、ノードのグローバルIPアドレスを用いてSIPサービス要求メッセージを受信する。
S203、S205によって変換されたSIPメッセージは対応宛先アドレスにルーティングされる(S207)。
以下、SIPメッセージの伝送主体及び方法に応じたSIPメッセージルーティング方法について詳細に説明する。
図8は、本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティング方法の詳細例に示したもので、‘Case1’(P201)を示す。
図8によれば、メッセージ伝送主体がローカルネットワークであり、方法がセッション招待要求のSIPメッセージを受信する(S301)。
S301で受信されたSIPメッセージのセッション指定プロトコル(SDP)フィールドに指定された発信元から割り当てたメディア及びRTCPアドレスを抽出する(S303)。
この際、抽出したアドレスは発信先アドレスのIP、即ち、プライベートIP形式である。
S303で抽出したアドレスに対するグローバルIPアドレスの割り当て及び変換が行われる(S305)。
S305で行ったアドレス割り当て情報は一時的に格納される(S307)。
S307で変換されたSIPメッセージのルーティング経路にSIPルーティングを行うノードのグローバルIPアドレスが指定される(S309)。
S309でルーティング経路を指定したSIPメッセージは宛先アドレスに伝送される(S311)。
この際、S305では、NATアドレス変換テーブルを用いて、グローバルIPアドレスの割り当てを行うことができる。
また、サーバを用いたクエリー方式でグローバルIPアドレスの割り当てを行うことができる。
外部サーバを用いたクエリー方式として、STUNプロトコルを利用することができる。
この際、STUNプロトコルを用いたグローバルIPアドレスの割り当て過程は、SIPメッセージのメディア及びRTCP受信アドレスをSTUNバインディングメッセージのIPヘッダ情報に置換し、これに対応するNATバインディング値を取得する。
図9は、本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティング方法を詳細に示したもので、‘Case2’(P203)を示す。
図9によれば、メッセージ伝送主体がグローバルネットワークであり、方法がセッション招待応答のSIPメッセージを受信する(S401)。
S401で受信されたSIPメッセージのSDPフィールドに指定された発信元に対応するメディア及びRTCPアドレスを抽出する(S403)。
S403で抽出したアドレスのプライベートIPアドレスを検索し、これを抽出したアドレスにマッピングさせて結果をSIPアドレス割り当てテーブルに格納する(S405)。
S405を経たSIPメッセージのルーティング経路にSIPメッセージルーティングを行うノードのプライベートIPアドレスを挿入する(S407)。
S407を経たSIPメッセージは宛先アドレスに伝送される(S409)。
図10及び図11は、本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティングのための変換前のSIPメッセージと変換後のSIPメッセージとを比較して示すもので、‘Case1’(P201)を示す。
図10と図11を比較すれば、SIPメッセージでルーティングのために変換されたフィールドは、SDPフィールド(P305)、Viaヘッダフィールド(P301)、Record−Routeフィールド(P303)である。
詳しく見ると、SDPフィールド(P305)は、具体的には、「メディア受信ポート(m属性)」フィールド(P307)、「メディア受信IPアドレス(c属性)」フィールド(P309)及び「RTCP受信IPアドレス及びポート(a属性)」フィールド(P311)を変換する。
「メディア受信ポート(m属性)」フィールド(P307)は、発信場所で割り当てられたメディア受信ポート値がNAT変換された値として格納される。
この場合、全てのメディア類型別、即ち、オーディオ、ビデオ、テキスト(P313、P315、P317)に対して変換される。これは、外部ネットワーク、即ちグローバルネットワークからのメディア着信を可能にするために必要な変換である。
「メディア受信IPアドレス(c属性)」フィールド(P309)は、発信場所で割り当てられたメディア受信IPアドレス値がNAT変換された値に変更される。
同様に、全てのメディア類型別、即ち、オーディオ、ビデオ、テキスト(P313、P315、P317)に対して変換される。これは、外部ネットワーク、即ちグローバルネットワークからのメディア着信を可能するために必要な変換である。
「RTCP受信用IPアドレス及びポート(a属性)」フィールド(P311)は、発信場所で割り当てられたRTCP受信用IPアドレス及びポート値がNAT変換された値に変更される。
この場合、全てのメディア類型別、即ち、オーディオ、ビデオ、テキスト(P313、P315、P317)に対して変換され、これは、外部ネットワーク、即ちグローバルネットワークからのRTCP着信を可能にするために必要な変換である。
図10と比較して、図11の各フィールド(P307、P309、P311)の変換部分は太字で表示した。
Viaヘッダフィールド(P301)は、Viaヘッダ内のrport機能に対する支援のためのもので、呼発信端末から転送されたメッセージは「rport」パラメータを含む。
この場合、「rport」パラメータが含まれているViaヘッダフィールドの「IPアドレス」及びメッセージの「ソースポート」値を抽出し、それぞれ「received」パラメータ及び「rport」パラメータに明記する、即ち、Viaヘッダをリライトすることが好ましい。
SIPメッセージルーティングを行うノードは、NATによって適切にマッピングされたグローバルIPアドレスを有するので、SIPメッセージルーティングを実行するノードのアドレス変換は必須の操作ではない。
Record−Routeフィールド(P303)は、次の要求(UPDATE、PRACKなど)メッセージのルーティングが可能なように、メッセージ伝送主体に依拠してプロキシアドレスを指定するためのフィールドである。
この際、Record−Routeフィールドは、次の要求メッセージがSIP ALG機能を行うノードを通過するようにルーティングするために必要である。
ローカルネットワークからグローバルネットワークに転送されるメッセージには、メッセージ伝送主体によって、グローバルIPアドレスが指定される。
また、グローバルネットワークからローカルネットワークに転送されるメッセージはプライベートIPアドレスを指定する。
図10及び図11を比較すれば、メディア受信アドレス(プライベート)は10.10.10.14(オーディオ:20000、ビデオ:20002、テキスト:20004)である。
メディア受信アドレス(グローバル)は200.200.200.1(オーディオ:20000、ビデオ:20002、テキスト:20004)である。
そしてrtcp受信アドレス(プライベート)は10.10.10.14(ポート:20001)であり、rtcp受信アドレス(グローバル)は200.200.200.1(ポート:20001)であって、これは呼発信端末(ue1)がプライベートIPアドレスを有するので、プライベート受信アドレスが10.10.10.14(ポートはそれぞれオーディオ:20000、ビデオ:20002、テキスト:20004)であり、このIPアドレス/ポートのNAT変換された値が200.200.200.1(ポートは各々オーディオ:20000、rtcp:20001、ビデオ:20002、テキスト:20004)であることを示す。
SIPメッセージのルーティングを行うノードのアドレス(プライベート)は10.10.10.11であり、アドレス(グローバル)は200.200.200.201である。
図13は本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティングを行うアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)のブロック図であり、図7〜図12を参照して説明したSIPメッセージルーティングを行うノードの構成を示す。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)が含まれたネットワーク構成は図1と同一である。
この場合、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)の細部構成については図13を参照して説明する。
図13によれば、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)(図1の200)は、メッセージ受信部260、メッセージ変換部270及びメッセージ送信部280を含む。
メッセージ受信部260は、SIPメッセージを受信して、メッセージ伝送主体及び方法を確認する。
メッセージ変換部270は、メッセージ受信部260の確認内容に基づいてSIPメッセージのメディア及びRTCP受信アドレス情報に対するNATアドレス変換を行い、SIPメッセージルーティング経路に前記ノードのアドレス情報を含ませる。
ここで、メッセージ変換部270は、SIPアドレス割り当て格納モジュール272、SIPアドレス割り当てモジュール274、SIPアドレスマッピングモジュール276及びSIPメッセージ変換モジュール278を含む。
SIPアドレス割り当て格納モジュール272は、マッピングされたNATアドレス変換前/後の情報を格納する。
SIPアドレス割り当てモジュール274は、伝送主体がローカルネットワークで、方法がセッション招待要求である受信されたSIPメッセージのメディア及びRTCP受信のためのホスト情報に対するグローバルIP割り当てを行う。
SIPアドレスマッピングモジュール276は、伝送主体がグローバルネットワークで、方法がセッション招待要求に対する応答であるSIPメッセージのメディア及びRTCP受信のためのホスト情報をSIPアドレス割り当てモジュール274によるSIPアドレス割り当て前の情報にマッピングし、マッピング結果をSIPアドレス割り当て格納部222に格納する。
SIPメッセージ変換モジュール278は、SIPアドレス割り当てモジュール274及びSIPアドレスマッピングモジュール276と連動して、適切なSIPアドレス変換を行い、セッション招待要求メッセージのルーティング経路にアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200のグローバルIPアドレスを指定し、セッション招待要求に対する応答メッセージのルーティング経路にアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200のプライベートIPアドレスを指定する。
SIPメッセージ変換モジュール278は、第1アドレス変換モジュール278a、第2アドレス変換モジュール278b及びルーティング経路作成モジュール278cを含む。
第1アドレス変換モジュール278aは、RTCP受信のためのSIPメッセージのメディア及びホスト情報のアドレス変換を行う。
第2アドレス変換モジュール278bは、SIPメッセージのトランスポート情報のアドレス変換を行う。ここでトランスポートは、伝送主体のホストネーム又はネットワークアドレスを含む。
ルーティング経路作成モジュール278cは、SIPサービス要求メッセージに対する応答のルーティング経路をメッセージ伝送主体にしたがってアプリケーション層アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)200のグローバルIPアドレス又はプライベートIPアドレスとして作成する。
メッセージ受信部260は、プライベートIPアドレス又はグローバルIPアドレスを用いて、サービス要求メッセージ又はサービス応答メッセージを受信する。
メッセージ送信部280は、メッセージ変換部270によって変換されたメッセージを適切なルーティング経路に伝送する。
図14は、本発明の他の第2実施形態によるSIP基盤のネットワーク相互接続概略図であって、図7〜図12を参照して説明したSIPメッセージルーティング法の既存NAT技術への適用を示す。
この場合、NATアドレス変換はNAT変換テーブルを利用する。
図14によれば、SIP基盤のネットワーク相互接続構成図は、呼発信端末600、ネットワークアドレス変換装置700及び呼着信端末800を含む。
呼発信端末600及び呼着信端末800は、上記と同様であるので説明は省略する。
ネットワークアドレス変換装置700は、ローカルネットワーク30とグローバルネットワーク40との境界に位置してNAT機能を行うと共に、SIPアプリケーション層ゲートウェイ機能を行ってSIP基盤のネットワーク相互接続を可能とする。
このようなネットワークアドレス変換装置700の細部構成について図15を参照して説明する。
図15によれば、ネットワークアドレス変換装置700は、パケット分析部720及びアプリケーション層ゲートウェイ駆動部740を含む。
パケット分析部720は、受信されたパケットを分析し、パケットの生成場所のアドレスとポート番号を分析してパケットがSIPメッセージであるか否かを確認する。
即ち、SIPでは初期値としてポート番号5060を使用するので、このポート番号を用いてSIPメッセージを確認することができる。
アプリケーション層ゲートウェイ駆動部740は、パケット分析部720による確認の結果、メッセージがSIPメッセージであるとわかると、NAT変換テーブルを参照して、メディア及びRTCPを受信するためのホスト情報のNAT変換を行い、アプリケーション層ゲートウェイ駆動部740のアドレス情報をルーティング経路に含ませて、対応宛先にルーティングする。
ここで、受信パケットがSIPメッセージでない場合は、アプリケーション層ゲートウェイ駆動部740は、他のパケットと同様に、IPヘッダや他の追加的な要素を変換して、上位階層に伝達し、既存のNAT動作を行う。
ここで、アプリケーション層ゲートウェイ駆動部740は、メッセージ分析モジュール742、SIPアドレス割り当てモジュール744、第1メッセージ変換モジュール746及び第2メッセージ変換モジュール748を含む。
メッセージ分析モジュール742は、パケット分析部710から伝達されたSIPメッセージの方法及びメッセージ伝送主体を分析する。
SIPアドレス割り当てモジュール744は、NATアドレス変換テーブルを用いて、分析した方法及びメッセージ伝送主体に適したSIPアドレス割り当て及びマッピングを行う。
SIPアドレス割り当てモジュール744は、割り当て機744a及びマッピング機744bを含む。
割り当て機744aは、NATアドレス変換テーブルを用いてSIPメッセージのメディア及びRTCP受信アドレス情報に該等するグローバルIPを割り当てる。
マッピング機744bは、メディア及びRTCPアドレス情報に対して割り当てたグローバルIPアドレスと割り当て前のプライベートIPアドレスをマッピングして、SIPアドレス割り当てテーブルを構成する。
第1メッセージ変換モジュール746は、SIPアドレス割り当てモジュール744によって割り当てられたアドレスを用いてSIPメッセージ変換を行う。
この際、割り当てられたグローバルIPをSIPメッセージのトランスポート情報、即ち、伝送主体のホストネーム又はネットワークアドレスのうちのいずれか一つを含む情報に適用することもできる。
第2メッセージ変換モジュール748は、SIPメッセージの伝送主体がローカルネットワークである場合、自分のグローバルIPアドレスをルーティング経路に含ませ、伝送主体がグローバルネットワークである場合、自分のプライベートIPアドレスをルーティング経路に含ませる。
図7〜図15を参照すれば、必要なSIPメッセージヘッダのアドレス変換事項は、SDPの‘m’及び‘c’パラメータ、RTCPの‘a’パラメータ及び‘Record−route’パラメータに最小化される。
よって、SIPメッセージのRequest−URI、Via、Contact、Route、From、To、Error−info、Proxy−authenticate、WWW−authenticate、Warningなどのような多数のフィールドに対する変換を行わなくても、ローカルネットワークとグローバルネットワーク間でSIP基盤のネットワーク相互接続を実現することができる。
次に、本発明の第3実施形態による互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワーク間でのSTUNプロトコルを用いたSIPメッセージルーティングについて説明する。
図16は本発明の第3実施形態による互いに異なるIPアドレスを使用するIPネットワーク間の相互接続ネットワーク構成の概略図である。
図16によれば、SIPユーザエージェントA900は、移動通信ネットワーク50上に位置し、無線接続ネットワーク(RAN)に接続されている。
無線接続ネットワークは、基地局1000及びパケットデータ提供ノード(PDSN)/ゲートウェイGGSN提供ノード(GGSN)1100を含み、SIPユーザエージェントA900と無線ネットワークを介して接続されたネットワークを意味する。
基地局1000は、サービスセル内のSIPユーザエージェントA900から受信されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号を有線で接続されたPDSN/GGSN1100に伝送し、PDSN/GGSN1100から受信されるデジタル信号をアナログ信号に変換して、SIPユーザエージェントA(900)に伝送する。
PDSN/GGSN1100は、IPアドレス割り当て/管理/ルーティングを行う。
即ち、PDSN/GGSN1100は、基地局1000から受信されたデジタル信号をIPパケットに変換し、IPパケットをインターネット60へ送り、またインターネット60から受信されるIPパケットをデジタル信号に変換して、これを基地局1000に送る。
よって、SIPユーザエージェントA900は、無線接続ネットワークを介してIPパケット形態のSIPメッセージをSIPユーザエージェントB1500と交換することができる。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、SIP−アプリケーションレベルゲートウェイ(ALG)機能、IPマスカレード機能、STUNクライアント機能及びSIPプロキシ機能を行う。
SIP−ALG機能は、SIPメッセージのソースIPアドレス及びソースポートをインターネットから着信可能なIP形式に割り当て及び変換するALG機能である。
より詳しくは、IPマスカレード機能によってパケットにSIPユーザエージェントA600のIPアドレス及びポートを設定することにより、招待メッセージの内容(SDPユニット)内の「m(メディア)/c(接続)行」内のアドレス/ポート情報がインターネット60と相互接続可能なIP形式に変換される。
STUNクライアント機能は、SIPユーザエージェントA900がインターネット60からメディアを受信できるように、グローバルIPアドレス(IPアドレス及びポート)をSTUNサーバ1400に要求し、これを受信する。これをSTUNバインディング動作という。
SIPプロキシ機能は、SIPユーザエージェントA、B(900、1500)間のプロキシサーバの役割を果たす。
このように構成されたアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、SIPメッセージを用いてインターネット60と相互接続する際のNAT通過問題を解決し、端末の負担を最小化する。その理由は、STUNクライアントがSIPクライアントエージェントA900上になくノード上に別途の装置として存在するからである。
さらに、SIPユーザエージェントB1500が移動通信ネットワーク60上に位置する場合には、STUNバインディングなしでセッション接続ができるように、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、招待メッセージの受信後、STUNバインディング動作を行うことができ、これにより、STUNクライアントとして呼着信SIPユーザエージェントが位置するネットワークが端末にインストールされているか否かに関係なくSTUNバインディング動作を行うことにより生じる呼処理の問題や無線チャンネルの浪費を防ぐことができる。
NAT1300は、移動通信ネットワーク50とインターネット60との相互接続時に着信が可能なように、パケットのソースIPアドレス及びソースポートをグローバルIPに割り当てて変換する。
STUNサーバ1400はNAT1300の外部に位置する。
STUNサーバ1400は、移動通信ネットワーク30に位置するSIPユーザエージェントA900がインターネット60に相互接続する時にNAT1300によって割り当てられるグローバルIPアドレス及びポートをSTUNクライアント、即ち、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200に通知する。
図17は本発明の第3実施形態によるアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)のブロック図を示す。
図17によれば、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)(図16の1200)は、プロキシ実行部1202、判断部1204、IPマスカレード実行部1206、STUNクライアント実行部1208及びメッセージ変換部1210を含む。
プロキシ実行部1202は、SIPメッセージのプロキシ機能を行う。
判断部1204は、受信したSIPメッセージの伝送主体及び方法を確認して、ネットワーク及びメッセージの種類を判断し、それによって呼発信端末のネットワークが呼着信端末のネットワークと同一であるかどうかを判断し、そしてSIPメッセージが要求メッセージであるか、又は応答メッセージであるかを判断する。
IPマスカレード実行部1206は、STUNサーバ(図16の1400)に伝送されるグローバルIPバインディング要求のヘッダ情報をSIPメッセージのSDPから抽出したm/c/a属性値に置換する。
ここでm/c/a属性値は、メディア及びRTCP受信アドレス情報を含む。
IPマスカレード実行部1206は、グローバルIPバインディング要求のヘッダ情報のソースIPアドレス及びソースポートを、受信したSIPメッセージのm/c/a属性値に置換する。
この時、置換処理は、判断部の判断結果に基づいて、呼発信端末のネットワークが呼着信端末のネットワークと異なり、受信したSIPメッセージがセッション招待要求メッセージである場合に実行される。
STUNクライアント実行部1208は、IPマスカレード実行部1206によってヘッダ情報が置換されたグローバルIPバインディング要求をSTUNサーバに伝送し、グローバルIPでバインディングされた置換されたヘッダ情報が含まれているグローバルIPバインディング応答を受信する。
メッセージ変換部1210は、STUNクライアント実行部1208が受信した置換されたヘッダ情報からグローバルIPに変換されたm/c/a属性値を取得し、このm/c/a属性値を受信したSIPメッセージに適用する。
また、メッセージ変換部1210は、判断部1204が判断したSIPメッセージの伝送主体に基づいて選択した自己のグローバルIPアドレス又はプライベートIPアドレスのうちの一つを選択し、選択結果をSIPメッセージのルーティング経路に指定する。
このルーティング経路は、次の要求メッセージのルーティング経路を決定する。
図18は、本発明の第3実施形態によるSIPメッセージ伝送のフローチャートを示し、SIPユーザエージェントA、B(図16の900、1500)間のセッション交渉のための呼手順を示すものである。
セッション交渉は、「招待」、「100 Trying」、「183 Session Progress」、「PRRACK」、「200 OK」、「ACK」等のSIPメッセージを用いて行われる。
図18は「招待」メッセージ交換を示す。
図18によれば、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)(図16の1200)は、SIPユーザエージェントA900から「招待」メッセージを受信し(S501)、「招待」メッセージに対する受信応答である「100 Trying」メッセージを伝送する(S503)。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、S501で受信したメッセージの方法及び伝送主体にしたがってIPマスカレード動作を行う(S505)。
S501で受信したメッセージは「招待」メッセージであるので、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、メッセージ本体に含まれているSDPのm(メディア)/c(結合)行に指定されたIPアドレス及びポート値を抽出し、そして抽出した値をグローバルIPバインディングを要求するための「STUNバインディング要求」メッセージのヘッダ情報の代わりに挿入し、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)900のIPアドレスとして設定された「応答アドレス」を「STUNバインディング要求」メッセージに挿入する。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、S505を経た「STUNバインディング要求」メッセージをSTUNサーバ(図16の1400)に伝送する(S507)。
STUNサーバ1400は、S507で受信した「STUNバインディング要求」メッセージのヘッダ情報を用いて、STUN動作を行う(S509)。
即ち、STUNサーバ1400は、NAT1300を通過して、変換されたIPヘッダの「ソースIPアドレス」とUDPヘッダ内「ソースポート」を「STUNバインディング要求」メッセージから抽出し、抽出結果を「STUNバインディング応答」メッセージの「マッピングアドレス」属性に記述する。
STUNサーバ1400は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200で伝送した「STUNバインディング要求」メッセージの「応答アドレス」属性に指定されたアドレスに「STUNバインディング応答」を伝送する(S511)。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、S511で受信した「STUNバインディング応答」メッセージの「マッピングアドレス」属性値を抽出し、そして抽出値を、SIPユーザエージェントA900から受信した「招待」のメディア受信アドレス(m/c行)に適用する(S513)。この時、メディア受信アドレスはIPアドレス及びポートを含む。
ここで、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200のIPアドレスを「招待」メッセージのルーティング経路に指定することができる。
この際、着信側がインターネット(図16の60)にあるので、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200のグローバルIPアドレスを「招待」メッセージのルーティング経路に指定する。
また、グローバルネットワークからローカルネットワークに転送されるメッセージである場合は、アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、自分のプライベートIPアドレスを指定する。
アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200は、S513を経た「招待」メッセージをSIPユーザエージェントB1200に伝送する(S515)。
この際、SIPユーザエージェントB1500は、S515で受信した「招待」メッセージに対する受信応答である「100 trying」をアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)1200に伝送する(S517)。
図16〜図18を参照すれば、呼接続のためのシグナリング時に「招待」メッセージを伝送する前に、「招待」メッセージの「SDP」メッセージに含まれているメディア受信情報は、インターネット60で着信可能なようにIPマスカレードとSTUNバインディング動作によりグローバルIPアドレスに変換される。
これにより、呼セットアップのためのシグナリング段階と実際データ送受信過程のメディアストリーム段階に分けられたプロトコルの場合、NATによって変換されないセッション層に収録されるメディア受信情報をシグナリング段階の初期にグローバルIPアドレスに設定して、NAT通過の問題を解消している。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、請求の範囲で定義している本発明の基本概念を用いた当業者の多様な変形及び改良形態も本発明の権利範囲に属するものである。
本発明の第1実施形態による互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワーク間の相互接続システムの概略図である。 本発明の第1実施形態によるアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)の詳細な機能ブロック概略図である。 図2のアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)により設定されるIPヘッダを示す図である。 図2のアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)により設定されるUDPヘッダを示す図である。 本発明の第1実施形態によるSTUNサーバの詳細な機能ブロック概略図である。 本発明の第1実施形態による互いに異なるIPアドレス体系を使用するIPネットワークの相互接続方法を示す図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティング方法を示す概略図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティング方法の詳細な例を示す図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティング方法の他の詳細な例を示す図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティングのためのSIPメッセージ変換前と変換後を比較するための図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティングのためのSIPメッセージ変換前と変換後を比較するための図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージの伝送部及び方法のための識別情報を示す図である。 本発明の第2実施形態によるSIPメッセージルーティングを行うアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態によるSIP基盤のネットワーク相互接続を示す概略図である。 本発明の第2実施形態によるNATの詳細なブロック図である。 本発明の第3実施形態による相互接続ネットワークの概略図である。 本発明の第3実施形態によるアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態によるSIPメッセージ伝送を示すフローチャートである
符号の説明
100…呼発信端末
200…アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)
300…ネットワークアドレス変換装置(NAT)
400…STUNサーバ
500…呼着信端末
10…ローカルネットワーク
20…グローバルネットワーク
210…IPマスカレード実行部
220…STUNクライアント実行部
230…アドレス変換部
240…プロキシ実行部
250…判断部
410…格納部
420…STUN実行部
260…メッセージ受信部
270…メッセージ変換部
280…メッセージ送信部
600…呼発信端末
700…ネットワークアドレス変換装置
800…呼着信端末
30…ローカルネットワーク
40…グローバルネットワーク
720…パケット分析部
740…アプリケーション層ゲートウェイ駆動部
744a…割り当て機
744b…マッピング機
746…第1メッセージ変換モジュール
744…SIPアドレス割り当てモジュール
748…第2メッセージ変換モジュール
50…移動通信網
60…インターネット網
1000…基地局
1400…STUNサーバ
1200…アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)
1300…NAT
1202…プロキシ実行部
1204…判断部
1206…IPマスカレード実行部
1208…STUNクライアント実行部
1210…メッセージ変換部

Claims (20)

  1. ネットワークアドレス変換(NAT)を用いて、プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークとグローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続させるための相互接続システムにおいて、
    前記NATの外部に位置し、前記NATを通過したプライベートIPアドレスに対するグローバルIPバインディング情報を提供するSTUNサーバと、
    前記ローカルネットワークに位置し、呼発信端末から受信した呼接続要求パケットのペイロードに収録されたプライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を前記STUNサーバに提供して、グローバルIP形式に変換されたメディア受信アドレス情報を受信し、受信したメディア受信アドレス情報を前記受信した呼接続要求パケットに適用して、呼着信端末へ伝送するアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)とを含む相互接続システム。
  2. 前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)は、
    前記STUNサーバに伝送するグローバルIPバインディング要求のヘッダ情報を前記プライベートIP形式のメディア受信アドレス情報に変更するIPマスカレード実行部と、
    前記IPマスカレード実行部により変更されたヘッダ情報及び前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)のIPアドレスに設定されたバインディング応答アドレスとを含む前記グローバルIPバインディング要求を前記STUNサーバに伝送し、グローバルIPに変換された前記変更されたヘッダ情報が含まれているグローバルIPバインディング応答を受信するSTUNクライアント実行部と、
    前記受信した呼接続要求パケットのメディア受信アドレス情報を前記グローバルIPにバインディングされたメディア受信アドレス情報に変更するアドレス変換部とを含む請求項1に記載の相互接続システム。
  3. 前記IPマスカレード実行部は、
    前記グローバルIPバインディング要求のヘッダ情報のソースIPアドレス及びソースポートを前記プライベートIP形式のメディア受信アドレス情報のIPアドレス及びポートに変更するヘッダ情報設定モジュールと、
    前記変更されたIPアドレス及びポートを適用して、前記ヘッダ情報のチェックサムを再計算するヘッダチェックサム計算モジュールとを含む請求項2に記載の相互接続システム。
  4. 前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)は、
    前記呼接続要求パケットのヘッダに指定された宛先のネットワークがソースネットワークと同一であるかどうかによって前記IPマスカレード実行部を駆動するか否かを判断する判断部とをさらに含む請求項3に記載の相互接続システム。
  5. 前記STUNサーバは、
    前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)と連動して、前記グローバルIPバインディング要求及び応答処理に関する設定情報を格納する格納部と、
    前記格納部の設定情報を用いて、前記NATを通過して前記グローバルIPバインディング応答内のグローバルIPに変換された前記グローバルIPバインディング要求のヘッダ情報を読み込み、前記ヘッダ情報を前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)に伝送するSTUN実行部とを含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の相互接続システム。
  6. NATを用いて、プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークと、グロ
    ーバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続させる相互接続方法において、
    (a)前記ローカルネットワークが呼発信端末から受信した呼接続要求パケットのペイロードからプライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を抽出し、
    (b)ヘッダ情報が前記抽出したプライベートIP形式のメディア受信アドレス情報に置換されたグローバルIPバインディング要求を伝送し、
    (c)前記NATによってグローバルIPに変換された前記ヘッダ情報を含むグローバルIPバインディング応答を受信し、
    (d)前記プライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を(c)で受信した前記グローバルIPに変換されたメディア受信アドレス情報に変更することにより生成された前記呼接続要求パケットを呼着信端末へ伝送することを含む相互接続方法。
  7. 前記(a)は、
    前記呼接続要求パケットのヘッダの宛先をチェックして、前記呼着信端末のネットワークが前記呼発信端末のネットワークと同一であるかを確認し、
    前記呼着信端末のネットワークが前記呼発信端末のネットワークと同一である場合は、前記呼接続要求パケットを前記呼着信端末に伝送し、
    前記呼着信端末のネットワークが前記呼発信端末のネットワークと同一でない場合は、前記呼接続要求パケットのペイロードから前記プライベートIP形式のメディア受信アドレス情報を抽出することを含む請求項6に記載の相互接続方法。
  8. 前記(b)は、
    前記グローバルIPバインディング要求のIPヘッダ情報のソースIPアドレスを前記プライベートIP形式のメディア受信情報から抽出したソースIPアドレスに置換し、
    前記グローバルIPバインディング要求のユーザデータグラムプロトコル(UDP)ヘッダ情報のソースポートを前記プライベートIP形式のメディア受信アドレス情報から抽出したソースポートに置換することを含む請求項7に記載の相互接続方法。
  9. 前記(b)は、
    前記置換されたIPアドレス値を適用して、前記IPヘッダ情報のチェックサムを再計算し、
    前記置換されたソースポート値を適用して、前記UDPヘッダ情報のチェックサムを再計算することをさらに含む請求項8に記載の相互接続方法。
  10. プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークとグローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワーク間のSIPサービスのための相互接続システムにおいて、
    NATを通過して変換された前記プライベートIPアドレスのグローバルIPバインディング情報を提供するSTUNサーバと、
    呼発信端末から受信したSIPメッセージから抽出したプライベートIP形式のメディア及びRTCP受信アドレス情報を前記STUNサーバに提供して、グローバルIPに変換されたアドレス情報を受信し、当該アドレス情報を前記SIPメッセージに適用し、適用された結果を呼着信端末に伝送するアプリケーション層ゲートウェイ(ALG)とを含む相互接続システム。
  11. 前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)は、
    前記SIPメッセージのプロキシ機能を実行するプロキシ実行部をさらに含む請求項10に記載の相互接続システム。
  12. 前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)は、
    前記受信したSIPメッセージの伝送主体及び方法を確認して、前記呼発信端末のネットワークが呼着信端末のネットワークと同一であるか否か、及び前記SIPメッセージが要求メッセージであるか、又は応答メッセージであるかを判断する判断部をさらに含む請求項10又は11に記載の相互接続システム。
  13. 前記アプリケーション層ゲートウェイ(ALG)は、
    前記判断部の判断によって前記STUNサーバに伝送するグローバルIPバインディング要求のヘッダ情報を前記SIPメッセージのSDP内で抽出したm/c/a属性値(ここで前記m/c/a属性値は、前記メディア及びRTCP受信アドレス情報である)に置換するIPマスカレード実行部と、
    前記IPマスカレード実行部によりヘッダ情報が置換された前記グローバルIPバインディング要求を前記STUNサーバに伝送し、グローバルIPでバインディングされた前記置換されたヘッダ情報が含まれているグローバルIPバインディング応答を受信するSTUNクライアント実行部と、
    前記STUNクライアント実行部が受信した前記置換されたヘッダ情報からグローバルIPに変換された前記m/c/a属性値を取得し、前記m/c/a属性値を前記受信したSIPメッセージに適用するメッセージ変換部とを含む請求項12に記載の相互接続システム。
  14. 前記メッセージ変換部は、
    前記判断部が判断したSIPメッセージの伝送主体に基づいて選択された自分のグローバルIPアドレス又はプライベートIPアドレスのうちのいずれか一つを前記SIPメッセージのルーティング経路(ここでルーティング経路は、次の要求メッセージのルーティング経路を決定する)情報に指定する請求項13に記載の相互接続システム。
  15. 前記IPマスカレード実行部は、
    前記グローバルIPバインディング要求のヘッダ情報のソースIPアドレス及びソースポートを前記受信したSIPメッセージのm/c/a属性値に置換する請求項14に記載の相互接続システム。
  16. プライベートIPアドレスを使用するローカルネットワークとグローバルIPアドレスを使用するグローバルネットワークとを相互接続するノードのSIPメッセージルーティング方法において、
    (a)呼発信端末から受信したSIPメッセージから抽出したプライベートIP形式のメディア及びRTCP受信アドレス情報に変更されたヘッダ情報を持つグローバルIPバインディング要求を伝送し、
    (b)グローバルIPに変換された前記ヘッダ情報が含まれたグローバルIPバインディング応答を受信し、
    (c)前記グローバルIPバインディング応答のヘッダ情報から取得されグローバルIPに変換された前記メディア及びRTCP受信アドレス情報を前記受信したSIPメッセージに適用して、適用結果を呼着信端末に伝送することを含むSIPメッセージルーティング方法。
  17. 前記(a)以前に、
    前記呼発信端末からSIPメッセージを受信し、
    前記受信したSIPメッセージの伝送主体及び方法を確認し、
    前記受信したSIPメッセージの伝送主体のネットワークが同一であるか否か、及びメッセージの種類が要求メッセージであるか、又は応答メッセージであるかを判断することを含む請求項16に記載のSIPメッセージルーティング方法。
  18. 前記(a)は、
    前記SIPメッセージの伝送主体のネットワークが互いに異なり、メッセージがセッション招待要求メッセージである場合、前記SIPメッセージのSDP内でm/c/a属性値(ここで前記m/c/a属性値は、前記メディア及びRTCP受信アドレス情報である)を抽出し、
    前記グローバルIPバインディング要求のヘッダ情報を前記抽出したm/c/a属性値に置換することを含む請求項17に記載のSIPメッセージルーティング方法。
  19. 前記(a)は、
    前記SIPメッセージの伝送主体のネットワークが互いに異なり、メッセージがセッション招待要求メッセージである場合、前記SIPメッセージのSDP内でm/c/a属性値を抽出し、
    前記グローバルIPバインディング要求のヘッダ情報のソースIPアドレス及びソースポートを前記抽出したm/c/a属性値に置換することを含む請求項18に記載のSIPメッセージルーティング方法。
  20. 前記(c)は、
    前記受信したSIPメッセージに含まれているメディア及びRTCP受信アドレス情報を前記グローバルIPに変換されたメディア及びRTCP受信アドレス情報に置換し、
    前記判断部が判断したSIPメッセージの伝送主体に基づいて選択されたグローバルIPアドレス及びプライベートIPアドレスのうちのいずれか一つを選択し、
    前記選択したIPアドレスを前記変更されたSIPメッセージのルーティング経路(ここでルーティング経路は、次の要求メッセージのルーティング経路を決定する)情報に指定し、
    前記変更されたメディア及びRTCPアドレス及びルーティング経路が指定されたSIPメッセージを伝送することを含む請求項1619のいずれか1項に記載のSIPメッセージルーティング方法。
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