JP4659499B2 - 粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法、装置、及びプログラム - Google Patents
粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法、装置、及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4659499B2 JP4659499B2 JP2005098499A JP2005098499A JP4659499B2 JP 4659499 B2 JP4659499 B2 JP 4659499B2 JP 2005098499 A JP2005098499 A JP 2005098499A JP 2005098499 A JP2005098499 A JP 2005098499A JP 4659499 B2 JP4659499 B2 JP 4659499B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- metallic
- particle
- metallic paint
- index
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Generation (AREA)
Description
G(C)=pG(A)+(1−p)G(B)
B(C)=pB(A)+(1−p)B(B)
ここで、
R(C)、G(C)、B(C)は、それぞれ画像CのRデータ、Gデータ、Bデータを、
R(A)、G(A)、B(A)は、それぞれ画像AのRデータ、Gデータ、Bデータを、
R(B)、G(B)、B(B)は、それぞれ画像BのRデータ、Gデータ、Bデータを意味する。
工程S201に従って、表1に示す明度指数5段階、粒子感指数6段階の合計30段階の区分を持つ30枚の色票からなる粒子感見本色票集を作成した。
工程S202に従って、CCDカメラを使用して、(1)で用意した色票の撮像を行った。反射画像の倍率を25倍として各色票を撮像し、横512ピクセル×縦512ピクセルの8ビット階調のグレー画像を得た。得られた画像の中心付近の横256ピクセル×縦400ピクセル領域を、ファイル名を上記色票のサンプル名と対応させて、例えば、明度指数L90、粒子感指数6のミクロテクスチャ画像では、L90−6とし、JPEG画像として記録部に保存した。得られた色票を段階毎に分類したミクロテクスチャ画像を図7に示す。また、操作部を用いて表1のデータを演算装置に入力し、得られたミクロテクスチャ画像と共に記録部に保存した。
まず、工程S203に従って、中粒径(平均粒径14μm)のアルミフレーク顔料を15PWC(Pigment Weight Concentration)含むメタリック塗色の塗板を作成した。この塗板を分光測色計(米国X−Rite社製、MA68II)で測色し、1組の分光反射率のデータを得た。得られた1組の分光反射率のデータを用いて、工程S204に従って演算し、図8に示す横128ピクセル×縦200ピクセルのメタリック画像Aを得た。
C画像のGデータ=0.94×(A画像のGデータ)+(1.0−0.94)×(B画像のGデータ)
C画像のBデータ=0.94×(A画像のBデータ)+(1.0−0.94)×(B画像のBデータ)
得られた粒子感付与メタリック画像、明度指数、及び粒子感指数の情報を基に調色作業を行う。まず、プログラムを起動して、工程S207の手順で、(3)の工程S206で作成し、記録部に保存しておいた粒子感付与メタリック画像を画面に表示する。次に、画面に表示された粒子感付与メタリック画像の色質感、陰影感及び粒子感を、実際に塗料を使用して実現するため、粒子感見本色票集のL90−6に該当する色票の配合データをもとに調色を行った。最初に用いた中粒径のアルミフレークの種類を変え、中粒径のアルミフレークを8PWCに大粒径のアルミフレーク(平均粒径25μm)を8PWC加えた塗料を作成し、作成したメタリック塗料が画面に表示された粒子感付与メタリック画像と同一の粒子感、色質感、及び陰影感を持つことを確認して、調色作業を終了した。
102 表示装置
103 分光測色計
104 画像入力装置
105 メタリック塗色塗板
106 色票
107 広域ネットワーク
111 CPU
112 メモリ
113 I/F部
114 バス
115 記録部
116 操作部
121 外部の演算装置
122 外部の表示装置
Claims (12)
- 分光測色計を用いてメタリック塗色の塗板を複数の反射角度で測色し、複数の分光反射率からなる1組の分光反射率を取得するステップ、及び、
演算装置において、
前記1組の分光反射率を用いてディジタル画像であるメタリック画像を生成するステップと、
前記1組の分光反射率を用いて、JISZ8729で規定された式を基に明度を計算し、該明度を基に、予め複数の段階に区分された明度指数のうち前記メタリック画像に対応する明度指数を決定するステップと、
メタリック塗色の表面を1m以内の距離で観察し、配合されている光輝性顔料の大きさに応じて識別される表面状態により予め求められている複数の段階に区分された粒子感指数のうち、前記メタリック画像に付与される粒子感指数が入力されるステップ、
前記メタリック画像と、決定された前記明度指数及び入力された前記粒子感指数に対応するディジタル画像であるミクロテクスチャ画像とを合成することにより、メタリック塗色画像を生成するステップとを実施することを含み、
前記メタリック塗色画像の各画素値を、前記メタリック画像における対応する画素値に0より大きく1より小さい透過率pを乗じて得られる値と、前記ミクロテクスチャ画像における対応する画素値に(1−p)を乗じて得られる値とを加算することによって得ることを特徴とする粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。 - 前記ミクロテクスチャ画像が、前記明度指数及び前記粒子感指数に対応するメタリック塗色が表面に塗装された色票を撮像して得られるディジタル画像であることを特徴とする請求項1に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記色票の前記明度指数が3段階以上7段階以下であり、前記色票の前記粒子感指数が3段階以上7段階以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記色票が、黒色顔料と光輝性顔料とを配合して得られる塗料を塗装して得られることを特徴とする請求項2又は3に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記ミクロテクスチャ画像の明度が、前記色票を45度の入射光の正反射光から偏角で15度以上25度以下の範囲で測色した測定値であることを特徴とする請求項2から4のいずれかの項に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記ミクロテクスチャ画像の前記明度が、10以上200以下の範囲の値であることを特徴とする請求項5に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記ミクロテクスチャ画像が、0度の入射光に対して偏角で15度以上25度以下の範囲且つ5倍以上50倍以下の倍率で前記色票を撮像して得られることを特徴とする請求項1から6のいずれかの項に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記分光反射率が、45度の入射光の正反射光から偏角で10度以上110度以下の範囲の5角度において測定して得られる分光反射率の測定値を用いて、回帰式及び回帰係数によって得られる角度の分光反射率であることを特徴とする請求項1から7のいずれかの項に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 前記透過率pの範囲が0.9≦p≦0.98であることを特徴とする請求項1に記載の粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法。
- 色票を撮像して、ディジタル画像であるミクロテクスチャ画像を取得する画像入力装置と、
分光測色計を用いてメタリック塗色の塗板を複数の反射角度で測色し、複数の分光反射率からなる1組の分光反射率を取得する分光測色計と、
前記1組の分光反射率を用いてディジタル画像であるメタリック画像を生成し、
前記1組の分光反射率を用いて、JISZ8729で規定された式を基に明度を計算し、該明度を基に、予め複数の段階に区分された明度指数のうち前記メタリック画像に対応する明度指数を決定し、
メタリック塗色の表面を1m以内の距離で観察し、配合されている光輝性顔料の大きさに応じて識別される表面状態により予め求められている複数の段階に区分された粒子感指数のうち、前記メタリック画像に付与される粒子感指数が入力され、
前記メタリック画像と、決定された前記明度指数及び入力された前記粒子感指数に対応するディジタル画像であるミクロテクスチャ画像とを合成することにより、メタリック塗色画像を生成する演算装置とを備え、
前記メタリック塗色画像の各画素値を、前記メタリック画像における対応する画素値に0より大きく1より小さい透過率pを乗じて得られる値と、前記ミクロテクスチャ画像における対応する画素値に(1−p)を乗じて得られる値とを加算することによって得る機能を有することを特徴とする粒子感を有するメタリック塗色画像の生成装置。 - 粒子感を有するメタリック塗色画像の生成装置を動作させるためのコンピュータプログラムであって、
分光測色計を用いてメタリック塗色の塗板を複数の反射角度で測色し、複数の分光反射率からなる1組の分光反射率を取得する機能と、
前記1組の分光反射率を用いてディジタル画像であるメタリック画像を生成する機能と、
前記1組の分光反射率を用いて、JISZ8729で規定された式を基に明度を計算し、該明度を基に、予め複数の段階に区分された明度指数のうち前記メタリック画像に対応する明度指数を決定する機能と、
メタリック塗色の表面を1m以内の距離で観察し、配合されている光輝性顔料の大きさに応じて識別される表面状態により予め求められている複数の段階に区分された粒子感指数のうち、前記メタリック画像に付与される粒子感指数の入力を受ける機能と、
前記メタリック画像と、決定された前記明度指数及び入力された前記粒子感指数に対応するディジタル画像であるミクロテクスチャ画像とを合成することにより、メタリック塗色画像を生成する機能と、
前記メタリック塗色画像の各画素値を、前記メタリック画像における対応する画素値に0より大きく1より小さい透過率pを乗じて得られる値と、前記ミクロテクスチャ画像における対応する画素値に(1−p)を乗じて得られる値とを加算することによって得る機能と
をコンピュータに実現させるためのプログラム。 - 請求項11記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005098499A JP4659499B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法、装置、及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005098499A JP4659499B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法、装置、及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006277555A JP2006277555A (ja) | 2006-10-12 |
JP4659499B2 true JP4659499B2 (ja) | 2011-03-30 |
Family
ID=37212227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005098499A Expired - Fee Related JP4659499B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法、装置、及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4659499B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010100757A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Dic Corp | プラスチックフィルムラミネート鋼板用接着剤組成物 |
WO2011001477A1 (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-06 | 株式会社南海 | 光輝色彩見本票および光輝色彩見本帳 |
JP5398803B2 (ja) | 2011-09-09 | 2014-01-29 | 本田技研工業株式会社 | 色彩分布設計支援システム |
US10147043B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-12-04 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Systems and methods for texture assessment of a coating formulation |
US10586162B2 (en) | 2013-03-15 | 2020-03-10 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Systems and methods for determining a coating formulation |
NZ631063A (en) | 2013-11-08 | 2015-10-30 | Ppg Ind Ohio Inc | Texture analysis of a coated surface using cross-normalization |
NZ631068A (en) | 2013-11-08 | 2015-10-30 | Ppg Ind Ohio Inc | Texture analysis of a coated surface using electrostatics calculations |
JP6930238B2 (ja) * | 2017-06-15 | 2021-09-01 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 色変換装置、画像形成装置およびプログラム |
US11874220B2 (en) | 2018-04-26 | 2024-01-16 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Formulation systems and methods employing target coating data results |
US10871888B2 (en) | 2018-04-26 | 2020-12-22 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Systems, methods, and interfaces for rapid coating generation |
US10970879B2 (en) | 2018-04-26 | 2021-04-06 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Formulation systems and methods employing target coating data results |
US11119035B2 (en) | 2018-04-26 | 2021-09-14 | Ppg Industries Ohio, Inc. | Systems and methods for rapid coating composition determinations |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105029A1 (en) * | 2002-06-10 | 2003-12-18 | Dow Global Technologies Inc. | A method for designing a plastic article having a desired appearance |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08221560A (ja) * | 1995-02-17 | 1996-08-30 | Toyota Motor Corp | メタリック粒子感を精度よく再現する方法 |
JPH10222653A (ja) * | 1997-02-12 | 1998-08-21 | Nippon Paint Co Ltd | コンピュータグラフィクスを用いたデザイン方法 |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005098499A patent/JP4659499B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003105029A1 (en) * | 2002-06-10 | 2003-12-18 | Dow Global Technologies Inc. | A method for designing a plastic article having a desired appearance |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006277555A (ja) | 2006-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4659499B2 (ja) | 粒子感を有するメタリック塗色画像の生成方法、装置、及びプログラム | |
EP2833327B1 (en) | Method and system for digitally generating appearance data | |
US5710876A (en) | Computer graphics system for rendering images using full spectral illumination data | |
JP4623842B2 (ja) | メタリック塗色の近似色を高速に検索する方法 | |
EP3937136A1 (en) | Visualizing the appearance of at least two materials | |
CN116018576A (zh) | 将至少两种材料的外观可视化 | |
RU2558622C2 (ru) | Отображение декоративных покрытий на электронных устройствах отображения | |
JP2011248476A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法 | |
US20230260193A1 (en) | Generating a destination texture from a plurality of source textures | |
Kim et al. | Computer-aided appearance design based on BRDF measurements | |
JP4790164B2 (ja) | メタリック塗色の決定装置 | |
WO2020188964A1 (ja) | 塗色検索装置 | |
JP4505213B2 (ja) | コンピュータグラフィックス画像から塗色を特定する方法 | |
Darling et al. | Real-time multispectral rendering with complex illumination | |
Dumont-Bècle et al. | Multi-texturing approach for paint appearance simulation on virtual vehicles | |
US20230316627A1 (en) | Uses of a Bi-Directional Texture Function | |
JP6985522B2 (ja) | 塗色評価画像の生成方法、生成プログラムおよび塗色評価画像生成装置 | |
US20230298248A1 (en) | Texture Interpolation | |
JP2022119427A (ja) | 計算装置、計算方法およびプログラム | |
Chen et al. | Simulating painted appearance of BTF materials | |
JP2022035153A (ja) | 分光テクスチャ画像生成システム、分光テクスチャ画像生成方法及びプログラム | |
Nikiel et al. | Image Models for Fractals |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100707 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100902 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101227 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |