JP4656844B2 - 情報付メジャー - Google Patents

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Description

本発明は、救急患者の身長の測定に基づいて、その救急患者に行なう救命救急処置に必要な器具のサイズ、薬剤の量などを推定するためのメジャーに関する。特に、小児救急患者に対する救命救急処置のための情報を提供するメジャーに関する。
従来、救急患者が病院などの医療施設に搬送された場合、気道を確保するために使用する喉頭鏡のサイズ、挿管するべき気管チューブのサイズ、各種カテーテルのサイズ、などの器具のサイズは、医師が救急患者の体格を観察し、経験に基づいて選択している。同様に、救命救急処置のための薬剤の量も、経験に基づいて選択している。
一方、身長と体重との間にはある程度の相関関係があることが経験上知られており、特に乳児、幼児、学童児などの小児においては、その相関関係はかなり高い(例えば、非特許文献1参照。)。また、身長と器具などのサイズとの相関関係もあることが知られている(例えば、非特許文献2参照。)。
Garland JS, Kishaba RG, Nelson DB, Losek JD, Sobocinski KA, "A rapid and accurate method of estimating body weight", Am J Emerg Med., 1986;4:390-393. Hinkle AJ, "A rapid and reliable method of selecting endotracheal tube size in children", Anesth Analg., 1988;67:s-592.Abstract.
小児は成長過程にあるため、小児の体格は成人のそれに比べて多様である。また、一般の医療施設においては、搬送される成人救急患者に比べると小児救急患者の数は少ない。このため、医師が、小児の救命救急処置に使用するべき器具のサイズ、薬剤の量などを経験に基づいて的確に決定することには困難を伴なうことが多い。このため、緊急性を有する小児の救命救急処置において、医療ミスが発生する可能性が高いという課題がある。特に、8歳未満かつ体重が25キログラム未満の小児に心室細動や心室頻拍が起きている場合には、自動式体外除細動器を使用することはできず、手動操作により適切な設定を行なわなければならないという課題もある。米国心臓協会のガイドラインでは、体重に応じて除細動のエネルギーを設定しなければならないことが定められているが、患者の外見から体重を正確に求めるのは困難である。
そのため、例えば、小児の年齢と器具のサイズ、薬剤の量などとの対応関係を示す表を処置室に掲示などしておくことも行なわれているが、前述したように、小児の救急患者の数は成人にくらべて少ないため、そのような掲示の存在が忘れられてしまう可能性があるという課題がある。
そこで、本発明では、小児の救命救急処置で使用する器具などのサイズ、薬剤の量などを推定するためのメジャーを提供することを目的とし、また、小児救命救急の時以外にも使用がされ、忘れ去られることがないようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明においては、身長を測定する目盛欄と、その目盛欄に隣接した欄として、器具または/および薬剤の推定情報を記載した推定欄を有し、目盛が30センチメートル以下の部分では、推定欄に代えて、救命救急に必要な参考情報を記載した情報付メジャーを提供する。
このような情報付メジャーにより、救急患者の身長を測定することにより、必要な器具のサイズまたは/および薬剤の推定ができるようになる。また、その情報付メジャーには、救命救急に必要な情報(例えば、救命救急処置の手順など)が記載されているので、情報付メジャーは、救命救急の教科書としての役割をも有することになり、たびたび参照されることとなり、その存在が忘れられる可能性が低くなる。
なお、推定欄は、目盛で示される一定身長範囲ごとに推定情報を記載してもよい。また、器具のサイズは身長に直接的に依存すると考えられ、一方、薬剤の量は体重に依存することを介して身長に間接的に依存するので、身長に直接依存する推定情報と、体重に直接依存し、身長に間接的に依存することになる推定情報とを分けてもよい。具体的には、器具のサイズを示す欄と薬剤の量を示す欄とを分けてもよい。
また、身長に対応する体重の推定値が記載されていてもよい。特に、同じ身長であっても、患者がやせている場合、太っている場合での体重の推定値も記載されていてもよい。これにより、薬剤の量をより正確に推定することができる。
また、身長の一定範囲ごとに色分けがされていてもよい。これにより、例えば、器具の色を、身長の一定範囲ごとの色分けで使用される色と同じにすることにより、間違ったサイズの器具を使用する可能性を低くすることができる。
本発明に係る情報付メジャーによれば、救急患者の身長を測定することにより、必要な器具のサイズまたは/および薬剤の量などの推定ができるようになり、医療ミスの低下などをもたらすことができる。また、その他の救命救急に必要な情報が記載されているので、情報付メジャーの存在が忘れられることも低減することが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図を用いて説明する。なお、本発明は、これら実施形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
(本発明の概要)
図1は、本発明に係る情報付メジャーの一例を示す。図1では、情報付メジャーのうちの三つの部分を例示しており、(1)左に示される部分が、0センチメートルから30センチメートル付近を示しており、(2)中央に示される部分が、90センチメートル付近を示しており、(3)右に示される部分が、160センチメートル付近を示している。
左に示される部分は、救命救急の処置のフローチャートを示している。本発明に係る情報付メジャーは、人の身長を測定し、身長に基づいて救命救急に使用する器具のサイズ、薬剤の量などを推定するものであるので、おおよそ30センチメートル以下の身長の人が救急患者としてはほとんど皆無であるので、おおよそ30センチメートル以下の部分には、救命救急の処置のフローチャートを示すようにした。これにより、本発明に係る情報付メジャーが救命救急の教科書的な役割もするようになる。なお、この部分には、救命救急の処置のフローチャート以外にも、本発明に係る情報付メジャーの使用方法、救命救急に使用する器具のサイズ、薬剤の量の根拠などが記されていてもよい。
中央に示される部分は、90センチメートル付近を示しており、本発明に係る情報付メジャーにより、例えば救急患者の身長が90センチメートルであることがわかると、器具サイズとして、ET ID(気管チューブ内径(Endotracheal Tube Internal Diameter))として4.5mmを使用すべきことなどがわかり、また、体重が14キログラムであり、アトロピンを0.28mg使用するべきことなどが直ちにわかり、救命救急処置を直ちに開始することができる。また、救急車で搬送されているときに、救急車内で救急患者の身長を測り、その測定結果を搬送先の病院に伝え、この情報付メジャーで対応する身長に隣接する部分を読み取ることにより、適切なサイズの器具、適切な量の薬剤などを準備することが可能である。なお、厳密には、「気管チューブ」の英語表記は、"Tracheal Tube"である。"Endotracheal Tube"という表記は、「気管内チューブ」の英語表記である。従来は、「気管内チューブ」という用語が用いられていたが、近年、「気管チューブ」という用語が用いられるようになってきた。
右の部分は、160センチメートル付近を示している。この程度の身長を持つ人は、小児であったり、成人であったりする。そこで図では示されていないが、器具サイズ、薬剤の量などを示す部分が書かれていない部分には、「成人と同じ」などの記述があってもよい。また、成人に対する救命救急の処置のフローチャートが、この部分に書かれていてもよい。これにより、身長を測定した結果、成人と推測される場合には、成人の救命救急処置を直ちに行なうことができるようになる。
(実施形態1)
図2は、本発明の実施形態1に係る情報付メジャーの概念図を例示する。情報付メジャーは、小児の身長に応じて救命救急処置に適した器具又は/及び薬剤の推定情報を示すためのものであり、目盛欄201と、推定欄202と、参考欄203と、を有する。
「目盛欄」201は、小児の身長を測定するための目盛を有する。小児の身長の範囲を厳密に定義するのは困難であるが、おおよそ30センチメートルから、155センチメートルの範囲の身長が目盛欄201により測定できればよい。ただし、「155センチメートル」という値は、それよりも小さくてもよい。例えば、幼稚園児用の情報付メジャー、小学生低学年用の情報付メジャーなどを提供するときは、155センチ未満の身長が測定できるものであってもよい。なお、図2においては、目盛欄201は、情報付メジャーの片側にしか書かれていないが、両側に目盛欄201が書かれていてもよい。
「推定欄」202は、目盛欄201に隣接し、器具又は/及び薬剤の推定情報を記載した欄である。「器具又は/及び薬剤の推定情報」とは、目盛欄201で身長が測定される小児に対して使用するのに適すると考えられる救命救急の器具のサイズ又は/及び薬剤の量などを示す情報である。救命救急の器具のサイズは、身長と相関関係があることが経験上知られており、その相関関係に基づいて、目盛欄201に隣接して、推定欄202に、器具のサイズを記載する。また、薬剤の量は、体重に応じて決められるべきであるが、小児においては、身長と体重との間には相関関係があることが経験上知られているので、これらの関係を用いて、目盛欄201に隣接して薬剤の量を記載する。
図3は、目盛欄201と推定欄202の一例を示す。例えば、患者の身長が60センチメートルであれば、ET ID(気管チューブ内径)として、3.5ミリメートル、Lip−Tip(気管チューブをどこまで挿入するかの程度)は、10.5センチメートル、喉頭鏡は、直1のサイズものを用い、サクションカテーテルは、8Frのサイズのものを用い、尿道カテーテルは、5から8Frのサイズのものを用い、胃管としては、5から8Frのサイズのものを用い、血圧カフとしては、新生児/乳児用のものを用い、アトロピンは0.14ミリグラムを投与し、エピネフリンは1万倍に希釈したものを0.7ミリリットル投与し、リドカインは7ミリグラムを投与し、除細動を行なう場合には、1回目は、14ジュール、2回目と3回目は28ジュールで行なうことが示される。図3では、目盛欄の60センチメートル、80センチメートル隣接して、推定欄の記載があるが、例えば、70センチメートルに隣接して、推定欄が記載されていない。もし、患者の身長を測定して、例えば、70センチメートルであれば、その身長の前後の推定欄の記載、患者体格(やせ気味か、太り気味かなど)を勘案して器具、薬剤を決定する。
「参考欄」203は、目盛欄201の目盛が少なくとも30センチメートル以下の部分では、推定欄202に代えて、救命救急処置に必要な参考情報を記載する欄である。「少なくとも30センチメートル」としたのは、30センチメートル以下の身長を持つのは通常は未熟児であり、未熟児は保育器の中で看護がされるので、救急患者として搬送されることがほとんど皆無だからである。勿論、「30センチメートル」の代わりに、例えば、新生児の平均身長などを用いてもよい。「救命救急処置に必要な参考情報」とは、例えば、救命救急処置の手順であったり、推定欄202に書かれている用語(例えば、「ET ID」、「1:10,000」などの意味)の解説や、身長と器具のサイズとの相関関係や身長と体重との相関関係、体重と薬剤の量との相関関係の根拠となる文献の表示などであったりしてもよい。
図4と図5は、参考情報欄に記載される救命救急処置の手順のフローチャートを例示する。なお、図5として、成人の二次救命処置が20センチメートルの目盛に隣接して記載されているが、155センチメートル以上など、通常の成人の身長の範囲の目盛に隣接して、成人の二次救命処置の手順のフローチャートが記載されていてもよい。このようにすることにより、身長を測定した結果、身長が155センチメートル以上であることがわかると、直ちに、155センチメートルの目盛に隣接して記載されている成人の二次救命処置の手順のフローチャートを見て、救命救急処置を取ることができる。
図6は、目盛欄の目盛が155センチメートル付近の部分を示している。155センチメートル以上が成人の通常の身長であれば、155センチメートルより先の目盛に隣接する推定欄には、「以降、成人と同じ」旨の記載がされている。上の段落で述べたように、「以降、成人と同じ」旨の記載のかわりに、成人の二次救命処置の手順のフローチャートが書かれていたり、成人に使用する器具のサイズ、投与するべき薬剤の量などが記載されていてもよい。
(実施形態:主な効果)
本実施形態に係る情報付メジャーを用いることにより、身長の測定に基づいて、小児の救命救急処置に適した器具のサイズ、薬剤の種類、量などを知ることができる。また、救命救急処置に必要な参考情報が記載されているので、救命救急の教科書的な役割も果たす。したがって、本実施形態に係る情報付メジャーの存在が忘れ去られることがなく、小児救急患者が搬送されてきても直ちに本実施形態に係る情報付メジャーを用意することができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係る情報付メジャーは、実施形態1に係る情報付メジャーであって、推定欄202は、目盛で示される一定身長範囲ごとに推定情報が記載されているものである。「一定身長範囲ごとに」とは、例えば、5センチメートルあるいは10センチメートルごとに区切って推定情報を記載することを意味する。また、等間隔に区切られることは必須ではなく、必要に応じて、それぞれ異なる間隔で区切られていてもよい。
図7は、本実施形態に係る情報付メジャーの概念図である。図7では、58センチメートルから72センチメートルの部分と、72センチメートルから86センチメートルの部分に、推定欄が区切られて推定情報が記載されている。
(実施形態2:主な効果)
本実施形態においては、一定身長範囲ごとに推定情報が記載されることにより、曖昧さが生じることなく、身長の測定結果から推定情報を読み取ることができる。
(実施形態3)
図8は、本発明の実施形態3に係る情報付メジャーの概念図を例示する。本実施形態に係る情報付メジャーは、実施形態1または2に記載の情報付メジャーであって、推定欄202は、身長依存推定欄801と、体重依存推定欄802と、を含む。
「身長依存推定欄」801は、身長に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する身長依存推定情報を示す。例えば、器具のサイズは身長と相関関係が高いので、器具のサイズを身長依存推定欄に記載する。
「体重依存推定欄」802は、体重に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する体重依存推定情報を示す。例えば、多くの薬剤は、体重に応じて投与するべきであることが知られているので、そのような薬剤の量を体重依存推定欄802に記載する。なお、小児の場合には、体重と身長とに相関関係があるので、結果として、身長に応じて薬剤の量などが記載されることになる。
図9は、身長依存推定欄と体重依存推定欄とを含む推定欄を持つ情報付メジャーの一例を示す。図9では、身長依存推定欄と体重依存推定欄とは、一定身長範囲ごとに記載がされている。ただし、身長依存推定欄と体重依存推定欄とにおける「一定身長範囲ごと」は異なっている。これは、身長依存推定欄に記載される内容は身長に直接依存するが、体重依存推定欄に記載される内容は、間接的に身長に依存するためである。また、体重依存推定欄には、主に薬剤の量や除細動に用いるべきエネルギー値など、処置を行なうときに調整が可能な量が記載されている。一方、身長依存推定欄には、主に器具のサイズが記載され、器具は工場などで製造されたものであり、サイズを処置を行なうときに変更するのは困難である。そのために、体重依存推定欄の中は、身長依存推定欄に比べて細かく区切ることができる。図9では、身長依存推定欄と体重依存推定欄との中は区切られていないが、必要に応じて、内部が区切られていてもよい。例えば、身長依存推定欄の中のLip−Tipは、他の身長依存推定欄に記載される内容よりも細かく区切られていてもよい。体重依存推定欄の記載も同様であり、投与量の少しの違いでも大きく反応が出る薬剤については、別に区切られていてもよい。
なお、米国心臓協会のガイドライン2000では、年齢が8歳以上または体重が25キログラム以上の患者に対して、自動式体外除細動器を用いてもよいことが勧告されているので、25キログラム以上に対応する体重依存推定欄には、自動式体外除細動器の使用が許される旨の記載がされていてもよい。
また近年では、除細動のためには、単相性波形を用いるよりも二相性波形を用いる方が少ないエネルギーで済み、したがって、心臓への侵襲性が少ないことが知られてきており、本発明に係る情報付メジャーには、単相性波形を用いる場合の除細動のエネルギー値と二相性波形を用いる場合の除細動のエネルギー値を併記するなどしてもよい。今後得られるであろう新たな知見に基づいて、本発明に係る情報付メジャーに記載される情報は変更され、そのように変更がされても、本発明の技術的範囲に含まれるのは明らかである。
(実施形態3:主な効果)
本実施形態により、身長に依存する内容と体重に依存する内容とに分かれて推定欄が記載されるため、より的確な情報を提示することができる。
(実施形態4)
図10は、本発明の実施形態4に係る情報付メジャーの概念図である。本実施形態に係る情報付メジャーは、実施形態3に係る情報付メジャーの推定欄に、目盛で示される一定身長範囲ごとに体重依存推定欄で利用する体重を推定するための体重推定情報が記載されている。
前述したように小児においては、身長と体重との間には、成人よりも強い相関関係が成立することが知られているので、その相関関係に基づいて、身長に対する体重を記載するようにしたものである。例えば、60センチメートルの目盛に隣接して、6キログラムを記載し、65センチメートルの目盛に隣接して、7キログラムを記載し、70センチメートルの目盛に隣接して、9キログラムを記載するなどである。体重依存推定欄に体重推定情報を記載する仕方は任意であるが、例えば、図10に例示されるように、テープの端に記載してもよい。なお、身長に対する体重推定情報を求めるには、例えば、文部科学省が発表する学校保健統計調査結果(平成14年度のものが、http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/15/06/03060901.htmに発表されている)に基づいて、同じ年齢に対する平均身長と平均体重とから求めるようにしてもよい。例えば、上記のURLで示されるウェブページには、8歳児の平均身長は、男が128.2センチメートル、女が127.5センチメートルであり、8歳児の平均体重は、男が27.2キログラム、女が26.9キログラムであるので、例えば、128センチメートルに対する体重推定情報を27キログラムとする。なお、男女差があるので、男児に対する体重推定情報と女児に対する体重推定情報とを分けて記載してもよい。
図11は、体重推定情報の別の記載の仕方を例示しており、それぞれの体重依存推定欄に記載される体重依存推定情報の上部に体重を示している。
(実施形態4:主な効果)
本実施形態によれば、身長に対して推定される体重が記されているので、体重依存推定情報が正しいかどうかを判断することができる。また、患者の体重が判明している場合には、その体重に基づいて投与する薬剤の量または/および用いるべき器具のサイズを知ることができる。
(実施形態5)
本発明の実施形態5として、体重推定情報に体重の上限と下限とを記載した情報付メジャーについて説明する。すなわち、本発明の実施形態5に係る情報付メジャーは、実施形態4に係る情報付メジャーにおいて、体重推定情報は、一定身長範囲における標準体重の値と、その一定身長範囲における体重分布における所定の下限と上限の体重の値を示すようにしたものである。
図12は、一定身長範囲における身長に対する体重の分布を示すグラフである。「一定身長範囲」とは、例えば、特定の身長を中心にして前後2.5センチメートルの範囲である。標準体重は、この一定身長範囲の中で最も分布数が多い体重であったり、体重分布の中心となる体重であったりし、その定義には種々のものがある。上限と下限の体重値は、例えば、体重分布における上2.5パーセント、下2.5パーセントの人数における体重である。
図13は、本実施形態に係る情報付メジャーの体重依存推定欄を例示する。各体重依存推定欄には、体重推定情報として3つの値が記されているが、中央に記されている値が標準体重であり、左側に記されている値が下限の体重であり、右側に記されている値が上限の体重である。
本実施形態に係る情報付メジャーの体重依存推定欄の使用方法は以下の通りとなる。まず、患者の身長を測定し、その身長値に対応する(隣接する)体重依存推定欄の記載を読み取る。同時に、患者の体格を見て、標準的か、やせ気味か、あるいは太り気味であるかどうかを判断する。もし、標準的な体格であれば、読み取った体重依存推定欄に記載されている器具、薬剤量を用いる。もし、やせ気味であれば、体重推定情報の左側の体重を読み取り、その体重が標準体重として記されている体重依存推定欄を求め、そこに記載されている器具、薬剤量を用いる。もし、太り気味であれば、体重推定情報の右側の体重を読み取り、その体重が標準体重として記されている体重依存推定欄を求め、そこに記載されている器具、薬剤量を用いる。
(実施形態5:主な効果)
本実施形態により、体重をより正確に推定することができ、的確な器具、薬剤量を使用することができるようになる。
(実施形態6)
本発明の実施形態6に係る情報付メジャーは、実施形態2から5のいずれかの実施形態で説明された情報付メジャーにおいて、一定身長範囲ごとに推定情報が記載されている推定欄は、少なくとも隣接している身長範囲の推定欄が異なる色彩で記載されているようにしたものである。
(実施形態6:主な効果)
このように色彩を異なるようにすることにより、一定身長範囲の区切りを見やすくすることができる。また、例えば、本実施形態に係る情報付メジャーの推定欄の色を全て異なる色にしておき、また病院以外に、本実施形態に係る情報付メジャーを家庭や救急車にも配備しておくことにより、救急患者の身長を測定し、その測定値に隣接する推定欄の色を搬送先の病院に報告することにより、病院へ、用意するべき器具、薬剤量を短時間でかつ的確に伝達することができる。
(実施形態7)
本発明の実施形態7に係る情報付メジャーは、実施形態1から6のいずれか一に記載の情報付メジャーにおいて、推定欄と反対側の面に、成人用の救命救急情報を記載した成人救命救急情報欄を有するようにしたものである。
図14は、本実施形態に係る情報付メジャーを例示する。推定欄が記載されている面の反対の面に、成人の救命救急方法についての解説、意識の有無の確認、呼吸の有無の確認、脈拍の有無の確認、人工呼吸の手順、心臓マッサージの手順など、が書かれている。この解説が成人救命救急情報欄に記載された成人用の救命救急情報の一例である。他には、図5に例示した成人の二次救命救急処置が記載されていてもよい。なお、図14には、救命救急情報は文字により記載されているが、イラストなどを用いて記載されていてもよい。
(実施形態7:主な効果)
本実施形態により、情報付メジャーは、救命救急の講習会などにおける教科書としても活用ができ、情報付メジャーの存在が忘れ去られることがなくなる。
(実施形態8)
本発明の実施形態8に係る情報付メジャーは、実施形態1から7のいずれか一に係る情報付メジャーにおいて、参考欄には、身長から体重を推定するための参考文献を示す参考文献情報欄を有するようにしたものである。すなわち、参考文献情報欄には、身長と体重の相関関係を示し、情報付メジャーの作成に使用された文献などが記載される。
参考文献情報欄は、情報付メジャーの任意の位置に記載することができる。一例をあげれば、参考欄の内部であって身長を測定する基準位置付近、参考欄の推定欄側の位置、参考欄の記載が無い部分(大きい身長の目盛に隣接する部分、あるいは裏面)などがある。
(実施形態8:主な効果)
本実施形態によれば、身長と体重との相関関係の根拠が示されるので、食生活の変化などによって小児の体格の向上に変化があった場合でも、使用が可能な情報付メジャーであるかどうかを判断することができ、交換などの目安となる。
本発明に係る情報付メジャーは、救急患者の身長を測定することにより、必要な器具のサイズまたは/および薬剤の推定ができるようになり、医療ミスの低下などをもたらすことができ、また、その他の救命救急に必要な情報が記載されているので、情報付メジャーの存在が忘れられることも低減するので、有用な情報付メジャーである。
本発明に係る情報付メジャーの一例図 本発明の実施形態1に係る情報付メジャーの概念図 目盛欄201と推定欄202の一例図 参考情報欄に記載される救命救急処置の手順のフローチャートの一例図 参考情報欄に記載される救命救急処置の手順のフローチャートの一例図 目盛欄の目盛が155センチメートル付近の部分の一例図 本発明の実施形態2に係る情報付メジャーの概念図 本発明の実施形態3に係る情報付メジャーの概念図 身長依存推定欄と体重依存推定欄とを含む推定欄を持つ情報付メジャーの一例図 本発明の実施形態4に係る情報付メジャーの概念図 体重推定情報の別の記載の仕方の一例図 一定身長範囲における身長に対する体重の分布を示すグラフの一例図 本発明の実施形態5に係る情報付メジャーの体重依存推定欄の一例図 本発明の実施形態7に係る情報付メジャーの一例図

Claims (7)

  1. 小児の身長に応じて救命救急処置に適した器具又は/及び薬剤の推定情報を示すための情報付メジャーであって、
    小児の身長を測定するための目盛を有する目盛欄と、
    前記目盛欄に隣接した前記器具又は/及び薬剤の推定情報を記載した推定欄と、
    を有し、
    前記目盛が少なくとも30センチメートル以下の部分では、前記推定欄に代えて、救命救急処置に必要な参考情報が記載された参考欄を有し、
    前記推定欄は、前記目盛で示される一定身長範囲ごとに推定情報が記載され、
    前記推定欄は、
    身長に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する身長依存推定情報を示す身長依存推定欄と、
    体重に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する体重依存推定情報を示す体重依存推定欄と、
    を含む情報付メジャーであって、
    前記推定欄には、前記目盛で示される一定身長範囲ごとに前記体重依存推定欄で利用する体重を推定するための体重推定情報が男児に対するものと女児に対するものとを分けて記載されていることを特徴とする情報付メジャー。
  2. 小児の身長に応じて救命救急処置に適した器具又は/及び薬剤の推定情報を示すための情報付メジャーであって、
    小児の身長を測定するための目盛を有する目盛欄と、
    前記目盛欄に隣接した前記器具又は/及び薬剤の推定情報を記載した推定欄と、
    を有し、
    前記目盛が少なくとも30センチメートル以下の部分では、前記推定欄に代えて、救命救急処置に必要な参考情報が記載された参考欄を有し、
    前記推定欄は、前記目盛で示される一定身長範囲ごとに推定情報が記載され、
    前記推定欄は、
    身長に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する身長依存推定情報を示す身長依存推定欄と、
    体重に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する体重依存推定情報を示す体重依存推定欄と、
    を含む情報付メジャーであって、
    前記目盛が所定の身長以上の範囲の部分では、前記推定欄に代えて、成人に使用する器具のサイズ又は/及び投与するべき薬剤の量が記載されていることを特徴とする情報付きメジャー。
  3. 小児の身長に応じて救命救急処置に適した器具又は/及び薬剤の推定情報を示すための情報付メジャーであって、
    小児の身長を測定するための目盛を有する目盛欄と、
    前記目盛欄に隣接した前記器具又は/及び薬剤の推定情報を記載した推定欄と、
    を有し、
    前記目盛が少なくとも30センチメートル以下の部分では、前記推定欄に代えて、救命救急処置に必要な参考情報が記載された参考欄を有し、
    前記推定欄は、前記目盛で示される一定身長範囲ごとに推定情報が記載され、
    前記推定欄は、
    身長に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する身長依存推定情報を示す身長依存推定欄と、
    体重に応じて適した器具又は/及び薬剤を推定する体重依存推定情報を示す体重依存推定欄と、
    を含む情報付メジャーであって、
    前記目盛が所定の身長以上の範囲の部分では、前記推定欄に代えて、成人の二次救命処置の手順のフローチャートが記載されていることを特徴とする情報付きメジャー。
  4. 前記体重推定情報は、前記一定身長範囲における標準体重の値と、前記一定身長範囲における体重分布における所定の下限と上限の体重の値を示す請求項1に記載の情報付メジャー。
  5. 前記一定身長範囲ごとに推定情報が記載されている推定欄は、少なくとも隣接している身長範囲の推定欄が異なる色彩で記載されている請求項1から4のいずれか一に記載の情報付メジャー。
  6. 前記推定欄と反対側の面に、成人用の救命救急情報を記載した成人救命救急情報欄を有する請求項1から5のいずれか一に記載の情報付メジャー。
  7. 前記参考欄には、身長から体重を推定するための参考文献を示す参考文献情報欄を有する請求項1から6のいずれか一に記載の情報付メジャー。
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