JP2012217595A - 小児計測用自動巻取り式巻尺 - Google Patents

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【課題】小児の救命救急処置に際して小児科医でなくても小児患者へ投与する薬剤の量や、気管へ挿入する気管チューブのサイズ等を適切に決定することができる小児計測用自動巻取り式巻尺の提供。
【解決手段】小児計測用自動巻取り式巻尺1の巻尺20は布製であり、幅が略4cmの帯状をなし長さは200cm程度である。その大部分は回転部材に巻回された状態でハウジング10内部に収容されている。巻尺20は、小児の身長を計測するための身長目盛りと小児年齢値欄と小児体重値欄と小児医療機器情報欄と小児薬量情報欄と空欄とを有している。自動巻取り装置は、ボタン31とバネと回転部材と有し、バネの付勢力により回転部材が回転し、後述の巻尺20を回転部材の周囲に自動的に巻回することにより自動的に巻尺20をハウジング10内に引込むことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は小児計測用自動巻取り式巻尺に関し、特に、救命救急処置を行う際に用いられる小児計測用自動巻取り式巻尺に関する。
小児の救命救急処置に際して、救急患者に投与する薬剤の量や気管へ挿入する気管チューブのサイズ等は、医師が小児の体重や年齢に基づいて決定する。当該決定をしようとする医師は、患者の親が患者の近くにいる場合には、親に患者の体重や年齢を確認し当該決定を行う。
しかし、大規模な震災や戦争等により親と小児患者とがはぐれてしまっている場合には、医師が親に患者の体重や年齢を確認することはできない。このような場合には医師は、患者の体格を観察し、経験に基づいて決定しなければならない。しかし、救命救急処置を行う医師の多くは小児科医ではないため、患者の体格を観察して適切な決定を行うことは困難である。このような問題を解消するために、小児の身長と、小児の体重及び年齢との間の相関関係に着目し当該相関関係を利用し、身長を計測するためのメジャーの目盛り欄に隣接して、当該目盛り欄に示される身長に相当する体重や、年齢や、使用するべき気管チューブ等の器具のサイズや、投与すべき薬剤の量が記載された情報付メジャーが提案されている。このような情報付メジャーは、例えば、後述の「特許文献1」に記載されており、また、後述の「非特許文献1」中においてブラスロー(Broselow)テープとして紹介されている。
特開2005−207958号広報
Barbara Aehlert著,宮坂勝之翻訳・編集,「日本版 PALSスタディガイド 小児二次救命処置の基礎と実践」,第1版,エルゼビア・ジャパン株式会社,2008年11月15日,p.12−13,
近年、心肺蘇生の方法論が統一的な手順を踏むように標準化されつつある。当該標準化において前述の「非特許文献1」が用いられており、ブラスローテープの使用が薦められている。
しかし、ブラスローテープは、「非特許文献1」中において写真で紹介されているように、幅が略10cm程度、長さが略160cm程度の紙製の帯状をなしており、使用時には広げられ、非使用時には、長手方向において所定の間隔で折り畳まれた状態とされる。折り畳まれた状態とされたブロスローテープは、救命救急処置を行う医師の白衣のポケット内に、筆記用具等と一緒に収容され携帯されたり、救急カートや救急ボックスに他の器具等と一緒に収容される。
このようなブロスローテープを、一秒一刻を争う救命救急処置において使用した場合には、ブラスローテープを瞬時にポケットから取り出し、小児患者の身長を計測しようとするときに、ポケット内において折り畳まれた状態のブラスローテープ間に筆記用具等が入り込み、当該筆記用具等までもがブラスローテープとともにポケットから出て落ちてしまうことが起こり、当該筆記用具等を拾ったりするために時間をロスし無駄な手間がかかる。救急カートや救急ボックスに入れてある場合には、他の器具にひっかかり、手間がかかる。また、小児患者の身長の計測が終わり、次のことを行うために、広げられたブラスローテープを折り畳まなければならず、折り畳みに時間をロスし無駄な手間がかかる。このような問題から、短時間で一人でも多くの命を救わなければならない救命救急処置の現場では、悠長にブラスローテープを使うわけにはいかず、このような帯状のものではなく他に便利なものが求められている。このような理由から実際に救命救急処置の現場ではブラスローテープは普及していない。
また、小児患者に投与する薬剤の量や、気管チューブのサイズ等が記載されていなくても、医師であれば、小児の身長に相当する体重や年齢が分かれば、適切な量の薬剤の投与や適切なサイズの気管チューブ等を選択することが可能である。また、小児の身長に相当する体重や年齢が一目で分かれば、保育園や幼稚園や小学校において小児の発育状態が一目で分かり、小児保健においても便利である。特に保育園や幼稚園では、一瞬でも幼児から目を離すと幼児の生命にかかわる事故に巻き込まれる恐れがあるため、いちいち成長曲線を見る時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時に発育状態が分かることが重要である。
そこで、本発明は、小児の救命救急処置に際して小児科医でなくても小児患者に投与する薬剤の量や、気管へ挿入する気管チューブのサイズ等を適切に決定することができる小児計測用自動巻取り式巻尺を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、該ハウジング内に収容され該ハウジング外方へ引き出し可能な布製の巻尺と、該巻尺を該ハウジング内へ自動的に引込む自動引込み手段と、を備え、該巻尺は、小児の身長を計測するために該巻尺上に記載された身長目盛りと、該身長目盛りに示される一の小児の身長の値に対応する該一の小児の体重の値が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の小児の身長の値の目盛りに対向する部分に記載された小児体重値欄と、該身長目盛りに示される一の小児の身長の値に対応する該一の小児の年齢の値が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の小児の身長の値の目盛りに対向する部分に記載された小児年齢値欄と、を有する小児計測用自動巻取り式巻尺を提供している。
巻尺は、小児の身長を計測するために巻尺上に記載された身長目盛りと、身長目盛りに示される一の小児の身長の値に対応する一の小児の体重の値が、巻尺上であって巻尺の幅方向において身長目盛り上の一の小児の身長の値の目盛りに対向する部分に記載された小児体重値欄と、身長目盛りに示される一の小児の身長の値に対応する一の小児の年齢の値が、巻尺上であって巻尺の幅方向において身長目盛り上の一の小児の身長の値の目盛りに対向する部分に記載された小児年齢値欄と、を有するため、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時にポケットや救急カート、救急ボックスから小児計測用自動巻取り式巻尺を取り出すことができ、小児の身長を計測することにより当該小児の体重や年齢を認識することができる。また、小児計測用自動巻取り式巻尺を使用した後に、ワンアクションで巻尺をハウジング内に巻取ることができ、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時にポケット内に小児計測用自動巻取り式巻尺を収容することができる。この結果、救命救急処置において、時間をロスせず無駄な手間がかからずに、医師が適切な量の薬剤の投与や適切なサイズの気管チューブ等の選択を瞬時に行うことができる。
また、保育園や幼稚園等において、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時に幼児の身長を測定することにより、幼児の身長に相当する体重や年齢を認識し、発育状態を把握することができる。
ここで、該巻尺は、該身長目盛りに示される一の身長の値を有する小児へ投与可能な薬の種類及び量の情報が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の身長の値の目盛りに対向する位置に記載された小児薬量情報欄と、該身長目盛りに示される一の身長の値を有する該小児へ装着可能な医療器具の種類及びサイズの情報が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の身長の値の目盛りに対向する位置に記載された小児医療機器情報欄と、を有することが好ましい。
巻尺は、身長目盛りに示される一の身長の値を有する小児へ投与可能な薬の種類及び量の情報が、巻尺上であって巻尺の幅方向において身長目盛り上の一の身長の値の目盛りに対向する位置に記載された小児薬量情報欄と、身長目盛りに示される一の身長の値を有する小児へ装着可能な医療器具の種類及びサイズの情報が、巻尺上であって巻尺の幅方向において身長目盛り上の一の身長の値の目盛りに対向する位置に記載された小児医療機器情報欄と、を有するため、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時にポケットや救急カート、救急ボックスから小児計測用自動巻取り式巻尺を取り出し、小児の身長を計測することにより、当該小児に投与すべき適切な薬剤の量や気管チューブ等の適切なサイズを更に短時間で認識することができる。
以上より本発明は、小児の救命救急処置に際して小児科医でなくても小児患者へ投与する薬剤の量や、気管へ挿入する気管チューブのサイズ等を適切に決定することができる小児計測用自動巻取り式巻尺を提供することができる。
本発明の実施の形態による小児計測用自動巻取り式巻尺を示す斜視図。 本発明の実施の形態による小児計測用自動巻取り式巻尺を示す要部平面図。 本発明の実施の形態による小児計測用自動巻取り式巻尺の変形例を示す要部平面図。
本発明による小児計測用自動巻取り式巻尺の実施の形態について図1乃至図2を参照しながら説明する。図1に示すように小児計測用自動巻取り式巻尺1は、小児患者に対して救命救急処置を施す際に使用するための巻尺であり、ハウジング10と巻尺20と図示せぬ自動巻取り装置とを備えている。自動巻取り装置は自動引込み手段に相当する。
ハウジング10は中空の略円筒形状をなしており、その軸方向における長さは略5cm程度であり、外径は略6cm程度である。ハウジング10の周面には、軸方向に伸びる開口10aが形成されており、開口10aを通してハウジング10内部と外部とは連通している。
図示せぬ自動巻取り装置は、ボタン31と図示せぬバネと図示せぬ回転部材と有している。図示せぬ回転部材は、ハウジング10の内部であってハウジング10の軸心位置に配置され、ハウジング10に対して回転可能に支承されている。図示せぬ回転部材には後述の巻尺20の他端が固定されており、図示せぬバネの付勢力により図示せぬ回転部材が回転し、後述の巻尺20を図示せぬ回転部材の周囲に自動的に巻回することによりハウジング10内に自動的に引込むことができるように構成されている。ボタン31はハウジング10の軸心位置に設けられている。ボタン31は、図示せぬ回転部材が回転してしまうことを止めるためのストッパーとして機能するように構成されており、ボタン31が押圧されていない状態では、図示せぬ回転部材は図示せぬバネの付勢力に抗して回転しない状態となっている。小児計測用自動巻取り式巻尺1の使用者が、ボタン31を押圧することによりストッパーが解除され、図示せぬ回転部材は図示せぬバネの付勢力によって回転する。
巻尺20は布製であり、幅が略4cmの帯状をなし、長さは200cm程度である。巻尺20は、その大部分が図示せぬ回転部材に巻回された状態でハウジング10内部に収容されており、一端に環状の金具21が固定されて設けられている。
巻尺20は、図2に示すように、小児の身長を計測するための身長目盛り20aと、小児年齢値欄20bと、小児体重値欄20cと、小児医療機器情報欄20dと、小児薬量情報欄20eと、空欄20fとを有している。身長目盛り20aは、巻尺20の幅方向における一端側の端縁に沿って設けられており、小児の身長を計測するために1mm刻みで印刷され、更に5mm毎の位置を識別可能に目盛りが長く記載されている。また、1cm毎の位置を識別可能に、1cm毎に数値が記載されている。
小児年齢値欄20bと、小児体重値欄20cと、小児医療機器情報欄20dと、小児薬量情報欄20eとは、身長目盛り20aの5cm毎に配置されている。具体的には、小児年齢値欄20b及び小児体重値欄20c、小児医療機器情報欄20d、小児薬量情報欄20eは、身長目盛り20aの5cm毎の位置、即ち、50cm、55cm、・・・、90cm、95cm、100cm、105cm、・・・、155cm、160cmの位置の巻尺20の部分であって巻尺20の幅方向においてこれらの部分に対向する部分に設けられている。巻尺20の幅方向であって一端側の端縁から他端側の端縁に向かう方向において、小児年齢値欄20b及び小児体重値欄20c、小児医療機器情報欄20d、小児薬量情報欄20eの順で配置されている。
小児年齢値欄20b、小児体重値欄20cには、身長目盛り20a上の身長の値(図2に示す実施例では身長100cm)に対応する標準的な年齢値、体重値がそれぞれ記載されている。小児医療機器情報欄20dには、身長目盛り20a上の身長の値(図2に示す実施例では身長100cm)を有する小児へ装着可能な医療器具の種類及びサイズの情報がそれぞれ記載されている。小児薬量情報欄20eには、身長目盛り20a上の身長の値(図2に示す実施例では身長100cm)を有する小児へ投与可能な薬の種類及び量の情報がそれぞれ記載されている。空欄20fには何も記載されていない。
例えば、図2に示すように100cmの位置の部分に対応する小児年齢値欄20bには「4歳」と記載されており、小児体重値欄20cには「16kg」と記載されている。また、100cmの位置の部分に対応する小児医療機器情報欄20dには「ラリンゲアルマスク 2」、「気管内チューブ 4.5−5.0」と記載されており、小児薬量情報欄20eには「アドレナリン 0.16mg iv」、「アトロピン 0.32mg iv it」、「DC 30J」と記載されている。
身長目盛り20aの5cm毎の位置、即ち、・・・、90cm、95cm、100cm、105cm、・・・、の各位置に記載される小児体重値欄20c、小児年齢値欄20b、小児薬量情報欄20e、小児医療機器情報欄20dの具体的な内容は、以下の表1に示すとおりである。この表中の年齢値、体重値に記載された値は、平成12年乳幼児身体発育調査報告書(厚生労働省)及び平成12年度学校保健統計調査報告書(文部科学省)に基づく値である。また、巻尺20の幅方向における他端側の端縁近傍の部分は、空欄20fになっている。
Figure 2012217595
小児計測用自動巻取り式巻尺1は、ハウジング01と、ハウジング10内に収容されハウジング10外方へ引き出し可能な布製の巻尺20と、巻尺20をハウジング10内へ自動的に巻取る自動巻取り装置と、を備えているため、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時にポケットや救急カート、救急ボックスから小児計測用自動巻取り式巻尺1を取り出すことができる。また、小児計測用自動巻取り式巻尺1を使用した後に、ワンアクションで巻尺20をハウジング10内に巻取ることができ、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時にポケット内に小児計測用自動巻取り式巻尺1を収容することができる。そして、巻尺20は、身長目盛り20aと、小児体重値欄20cと、小児年齢値欄20bと、を有するため、小児の身長を計測することにより当該小児の体重や年齢を認識することができる。この結果、救命救急処置において、時間をロスせず無駄な手間がかからずに、医師が適切な量の薬剤の投与や適切なサイズの気管チューブ等を瞬時に選択することができる。
また、巻尺20は、小児薬量情報欄20eと、小児医療機器情報欄20dとを有するため、小児の身長を計測することにより、当該小児に投与すべき適切な薬剤の量や気管チューブ等の適切なサイズを更に短時間で認識することができる。
本発明の小児計測用自動巻取り式巻尺は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、本実施の形態では、巻尺20は、身長目盛り20aと、小児年齢値欄20bと、小児体重値欄20cと、小児医療機器情報欄20dと、小児薬量情報欄20eとを有していたが、小児薬量情報欄20e及び小児医療機器情報欄20dを有しておらず、身長目盛りと、小児年齢値欄と、小児身長値欄と、小児体重値欄と、空欄とを有していてもよい。
具体的には図3に示すように、身長目盛り120aは巻尺120の幅方向における一端側の端縁に沿って設けられており、小児年齢値欄120b、小児身長値欄120g、小児体重値欄120cは、身長目盛り120a上の49cm〜155cmの範囲内において、3cm〜7cm間隔の位置の部分であって巻尺120の幅方向において対向する部分に記載されている。詳細には、小児年齢値欄120bには、身長目盛り120a上の身長値に相当する小児の年齢が記載されている。小児身長値欄120gには、当該年齢値に相当する平均的な男子身長の値と平均的な女子身長の値とがそれぞれ±2SD(標準偏差)の範囲で記載されている。小児体重値欄120cには、当該年齢値に相当する平均的な男子体重の値と平均的な女子体重の値とがそれぞれ±2SD(標準偏差)の範囲で記載されている。
小児年齢値欄120b、小児体重値欄120cの具体的な内容は、以下の表2に示すとおりである。この表中の年齢値、体重値に記載された値は、平成12年乳幼児身体発育調査報告書(厚生労働省)及び平成12年度学校保健統計調査報告書(文部科学省)に基づく値である。また、巻尺120の幅方向における他端側の端縁近傍の部分は、空欄120fになっている。
Figure 2012217595
小児計測用自動巻取り式巻尺は、ハウジング10と、ハウジング10内に収容されハウジング10外方へ引き出し可能な布製の巻尺120と、巻尺120をハウジング10内へ自動的に巻取る自動巻取り装置と、を備え、巻尺120は、身長目盛り120aと、小児体重値欄120cと、小児年齢値欄120bと、小児身長値欄120gと、を有するため、保育園や幼稚園等において、時間をロスせず無駄な手間がかからずに瞬時に幼児の身長を測定することにより、幼児の身長に相当する体重や年齢を認識し、発育状態を把握することができる。
また、本実施の形態及び上述の変形例では、平成12年乳幼児身体発育調査報告書(厚生労働省)及び平成12年度学校保健統計調査報告書(文部科学省)に基づく値が巻尺20、120上に記載されていたが、これらの報告書に基づく値に限定されない。即ち、最新の乳幼児身体発育調査報告書(厚生労働省)及び学校保健統計調査報告書(文部科学省)に基づく値が記載されればよい。
また、小児医療機器情報欄に記載される医療器具の種類や、小児薬量情報欄に記載される薬の種類は、本実施の形態において記載されたものに限定されない。また、自動引込み手段は自動巻取り装置により構成されたが、自動巻取り装置に限定されず、自動的にハウジング内に巻尺を引込むことができる構成を有するものであればよい。
また、本実施の形態では、ハウジング10の軸方向における長さは略5cm程度であり、外径は略6cm程度であり、巻尺20の幅は略4cmであったが、この数値の寸法に限定されない。例えば、ハウジングの軸方向における長さは5cm以下であればよく、また、ハウジングの外径は6cm以下であればよく、巻尺の幅は、このハウジングに収容可能な幅を有していればよい。
このようなコンパクトな寸法とすることで、小児計測用自動巻取り式巻尺を、救命救急処置に携わる医師や看護師等の衣服のポケットに収容して携帯することが容易となり、ポケットからの出し入れも容易となる。
本発明の小児計測用自動巻取り式巻尺は、救命救急処置を行う際に、使用される医療器具の種類及びサイズや小児へ投与可能な薬の種類及び量を認識する際に特に有用である。
1・・・小児計測用自動巻取り式巻尺 10・・・ハウジング 20、120・・・巻尺 20a、120a・・・身長目盛り 20b、120b・・・小児年齢値欄 20c、120c・・・小児体重値欄 20d・・・小児医療機器情報欄 20e・・・小児薬量情報欄 31・・・ボタン

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    該ハウジング内に収容され該ハウジング外方へ引き出し可能な布製の巻尺と、
    該巻尺を該ハウジング内へ自動的に引込む自動引込み手段と、を備え、
    該巻尺は、小児の身長を計測するために該巻尺上に記載された身長目盛りと、該身長目盛りに示される一の小児の身長の値に対応する該一の小児の体重の値が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の小児の身長の値の目盛りに対向する部分に記載された小児体重値欄と、該身長目盛りに示される一の小児の身長の値に対応する該一の小児の年齢の値が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の小児の身長の値の目盛りに対向する部分に記載された小児年齢値欄と、を有することを特徴とする小児計測用自動巻取り式巻尺。
  2. 該巻尺は、該身長目盛りに示される一の身長の値を有する小児へ投与可能な薬の種類及び量の情報が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の身長の値の目盛りに対向する位置に記載された小児薬量情報欄と、該身長目盛りに示される一の身長の値を有する該小児へ装着可能な医療器具の種類及びサイズの情報が、該巻尺上であって該巻尺の幅方向において該身長目盛り上の該一の身長の値の目盛りに対向する位置に記載された小児医療機器情報欄と、を有することを特徴とする請求項1記載の小児計測用自動巻取り式巻尺。
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