JP4655183B2

JP4655183B2 - Laminated plate and reinforcing plate used therefor

Info

Publication number: JP4655183B2
Application number: JP2001162334A
Authority: JP
Inventors: 知行古川
Original assignee: DIC Corp
Current assignee: DIC Corp
Priority date: 2001-05-30
Filing date: 2001-05-30
Publication date: 2011-03-23
Anticipated expiration: 2021-05-30
Also published as: JP2002355928A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は積層板に関し、さらに詳しくは畳あるいはパーティーション、及びこれらの積層板に使用する補強板に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のわら芯材を使用した畳では重量があるため、最近では軽量化を図った軟質繊維材やプラスチック材料を芯材とした畳が多く使用されるようになっている。
【０００３】
例えば、図１に示すように、芯材１を補強板２で挟持し、一方の補強板の上に畳表３を配置し、縁４とともに縫製して製造される。
【０００４】
しかしながら、このような畳では吸湿による反りの発生が顕著であり、これを防止するための研究も種々行われている。
【０００５】
例えば、特開平１０−０７２９３３号、特開平１０−２３８０７８号公報等にあるように、畳芯材の両側を硬質繊維板や樹脂含浸紙で挟持して補強し、これにより反りを防止するとともに、畳の一方の面にはポリエチレンシート、ポリプロピレンシート等のプラスチック材料の防湿シートを裏打ちして吸湿による反りを低減する技術が開示されている。
【０００６】
しかしながら、上記防湿シートは畳の一面に配置されるのみであり、また、プラスチック材料からなるシートであるため防湿効果は十分ではなかった。
【０００７】
さらに縫製時に形成された針穴を塞ぐ機能はいずれの部材にも無く、特に畳替え時においては張り替え前の針穴が形成されたままの状態で残り、その針穴から水分が侵入して芯材に達し、反りが発生するという問題を有していた。
【０００８】
また、オープンスペースを仕切って会議室や応接室のように使用する際のパーティーションでは、芯材として紙質材を使用したり、またその紙質材をハニカム構造として軽量化と補強化を図った製品もある。
【０００９】
このようなパーティーションでは、意匠性を向上させるために表面を布地で覆った構造としたり、その表面に額、カレンダー、張り紙等を画鋲、くぎ、ネジ等の固定部材で固定できるような構造のものも多い。
【００１０】
しかしながら、上述の畳の例にある場合と同様、パーティーションにおいても吸湿による反りが著しい場合には安定性の点からも、意匠性の点からも好ましいものではない。
【００１１】
さらに、例え補強板のみで吸湿を防止したとしても、固定部材により穴が形成されるとその箇所から吸湿が進行してしまうのである。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする課題は、軟質繊維板やプラスチック材料を芯材として使用した軽量化の畳であっても、紙質材を芯材として使用したパーティーションであっても、このような積層板が吸湿により反ることを低減することにあり、さらには芯材を挟持する補強板に穴が形成されても十分な防湿効果を有する積層板と、これに好適に使用できる補強板を提供することにある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】
本発明者等が上記課題を解決するために鋭意検討した結果、防湿性に優れる金属箔と、針あるいは画鋲、くぎ等を通しても収縮によりその穴を塞ぐようなゴム質材に着目し、これらを組み合わせて使用することにより、畳のように縫製により針穴が形成されるものであっても、パーティーションに固定部材の穴が形成されるものであっても、これらの穴からの吸湿を防止することができ、これにより反りを大幅に低減できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【００１４】
すなわち、本発明は、芯材を挟持した補強板からなる積層板において、該補強板の少なくとも片面には金属箔が設けられていることを特徴とする積層板を提供するものである。
【００１５】
以下、畳を例に挙げて本発明を詳細に説明する。
図２に示すように芯材１を挟持した補強板２により本発明の積層板が形成され、畳の場合にはこの積層板の表面に畳表３が設けられ、補強板の少なくとも片面には金属箔５が設けられていることを特徴とするものである。
【００１６】
芯材１としては特に限定されるものではなく、例えばポリスチレン発泡体、ポリエチレン発泡体等のプラスチック材料を使用した発泡体や、あるいはインシュレーションボートといわれる木質系の軟質繊維板等が挙げられ、その厚さは５〜２５ｍｍの範囲が一般的である。
【００１７】
上記芯材１を挟むように配置される補強板２は、少なくともその一面に金属箔５が設けられた構造を有するものである。
【００１８】
金属箔５としては水分に対して腐食しにくい５〜５０μｍのアルミニウム箔や銅箔等が挙げられるが、入手のし易さ、取扱い易さの点からは７〜２０μｍのアルミニウム箔が好適に使用できる。
【００１９】
このような金属箔と、例えば坪量２３〜５０ｇ／ｍ² の紙質材（厚さ３０〜７０μｍ）等とを用いてポリエチレン樹脂の押し出しラミネート方法で得たラミネートシートを接着剤により補強板に貼り合わせる。
もちろん、金属箔を設ける方法は押し出しラミネートに限らず、他の方法によって補強板に設けてもよい。
【００２０】
補強板の片面に上記ラミネートシートを設ける場合には、補強板自身の吸湿の影響を低減するために、ラミネートシートを芯材とは反対に位置する面に設けることが好ましく、補強板自身の吸湿をより効果的に防止するためには、補強板の両面に上記ラミネートシートを設けることが特に好ましい。
【００２１】
つまり、片面にラミネートシートを設けた補強板で芯材を挟持した場合には、図２に示すように芯材１の両側には１層ずつ金属箔５の層が配置されることになり、両面にラミネートシートを設けた補強板で芯材を挟持した場合には、図３に示すように芯材１の両側には２層ずつ金属箔５の層が配置されることになるので、積層板の表裏両面からの芯材への吸湿を防止することができる。
【００２２】
補強板の厚さとしては、１〜１０ｍｍであればよく、材質としては合板、中密度繊維板（ＭＤＦ）、硬質繊維板（ハードボード）等が挙げられるが、縫製時の針の通し易さ、画鋲等の押し込みのし易さ、積層板の軽量化等、種々の要求特性から、２〜４ｍｍの範囲の硬質繊維板が特に好ましい。
【００２３】
なお、畳の全厚は通常畳では３０〜５０ｍｍ、薄畳では１０〜３０ｍｍの範囲の種類があるので、上記芯材と補強板とのそれぞれの厚さを通常畳と薄畳に応じて適宜選択すればよい。
【００２４】
上記金属箔５を設けた補強板２と芯材１とは縫製により結合され、その後、畳表３と縁４とをさらに縫製により結合させて畳を得る。
【００２５】
縫製工程においては針穴が必然的に上記金属箔にも形成されてしまうことになるが、畳替えを行う場合であっても、補強板と芯材との縫製部分を取り外して再度縫製することはないため、針穴からの吸湿の問題はあまり大きくはない。
【００２６】
むしろ、畳替え時には畳表と縁だけを張り替えることになるため、その部分の糸を抜いたあとの金属箔の針穴と、再縫製時の新たな針穴からの吸湿が大きな問題となる。
【００２７】
これを防止するために、図４に示すように補強板２と畳表３の間、特に縁４部分に相当する位置にゴム質材シート６を設けることが有効なのである。
【００２８】
つまり、畳替えを行った場合、畳替え前の縫製箇所には芯材１、補強板２、金属箔５、ゴム質材シート６のいずれの部材にも針穴が形成されており、畳替え後の再縫製箇所には上記いずれの部材にも新たな針穴が形成されることになるが、ゴム質材シート６の収縮機能により畳替え前のゴム質材シートの針穴は塞がれ、金属箔に形成された針穴から補強板、芯材へ水分が侵入することを防ぐことができるのである。
【００２９】
このような機能を有するゴム質材シートの材質としては、天然ゴム、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、ブタジエン・アクリロニトリル系ゴム、スチレン−ブタジエンゴム等の汎用ゴムや、パーフルオロゴム、フッ素ゴム、フッ素化シリコーンゴム、ポリフォスファゼン、シリコーンゴム、エチレン−アクリレート、エピクロロヒドリン、ポリノルボルネン、塩素化ポリエチレン、クロロスルホン化ポリエチレン、エチレン−プロピレン等の耐熱性、耐油性、耐寒性に優れる合成ゴム、あるいは、常温でゴム弾性を示すスチレン系の熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
【００３０】
製造コストや入手のし易さ、あるいは針穴が形成されても収縮機能により針穴を塞ぐ性能に優れる材質としては、クロロプレンゴム、ブタジエンゴム、シリコーンゴムが好ましく、耐熱性や耐寒性を考慮した場合にはシリコーンゴムが特に好ましい。
【００３１】
また、ゴム質材シートの厚さは、畳の軽量化の点からは５ｍｍ以下が好ましく、針穴を塞ぐ性能の点からは０．５ｍｍ以上が好ましく、１〜２ｍｍが特に好ましい。
【００３２】
上記の例では畳の縁４部分に相当する位置にゴム質材シート６を設けた場合を示したが、もちろん補強板全面を覆うようにしてゴム質材シートを設け、その上に畳表３と縁４を配置させてもよい。
【００３３】
縁４部分に相当する位置にゴム質材シート６を設けた場合には、ゴム質材シート６の厚さ分の段差が生じることになるが、その場合には段差に応じてプラスチック発泡体や不織布等の緩衝材７を設ければよく、補強板全面を覆うようにゴム質材シートを設けた場合には、段差は生じないので特に緩衝材を設ける必要はない。
【００３４】
また、パーティーションの場合では、通常の厚さは３０〜６０ｍｍの範囲の種類があり、その芯材がハニカム構造の紙質材や、上述した畳の場合と同じような芯材も使用され、補強板の厚さが１〜１０ｍｍ、好ましくは２〜４ｍｍのものを、要求されるパーティーションの全厚に応じて適宜選択すればよい。
【００３５】
こうして得られるパーティーションの構造も、上記畳の場合と同様の構成とすることができる。
【００３６】
すなわち、図２、３において畳表３、縁４が無い代わりに、芯材１とこれを挟持する補強板２による積層板の両表面に布製等の化粧材を施せばよい。
【００３７】
また、画鋲、くぎ、ネジ等に穴が形成されても、その穴を塞ぐように機能するゴム質材シートを設けることがよい。
【００３８】
なお、この場合は畳とは異なり、パーティーション表裏面全面に固定部材を使用することが多いため、両補強板の表面全面にゴム質材シートを設けることがよい。
【００３９】
本発明の積層板に用いる補強板は、両面にラミネートシート等により金属箔を設けておき、この補強板を半分に分割して、片面に金属箔を設けた補強板を２枚取りしたものでもよい。
【００４０】
具体的には、例えば４ｍｍの補強板の両面に金属箔を設け、補強板厚さを略半分に分割するように割ることにより、片面に金属箔が設けられた２ｍｍ厚の補強板が２枚得られる。
【００４１】
図２のような積層板の構造に使用する場合には、使用直前までは両面に金属箔を設けた補強板の状態で保存しておくことにより補強板自体の吸湿による反りが大幅に低減でき、施工時に半分に分割して片面に金属箔を設けた２ｍｍ厚の補強板として使用すれば、施工後においても反りのない製品が得られることになる。
【００４２】
このような補強板には硬質繊維板が好適である。硬質繊維板では、厚さ方向に切り込みを入れて割ると、簡便に、かつ綺麗に２枚の板に分割できるからである。
【００４３】
したがって、ロール塗工により接着剤を塗布して金属箔を有するラミネートシートを貼り合わせて補強板を製造する際に、２ｍｍ以下の板厚の補強板では、接着剤の粘着性により補強板がロールに巻き込まれやすくなる欠点があるが、４ｍｍ以上の補強板では強度が十分にあるためロールに巻き込まれることもなく、綺麗にラミネートシートを貼り合わせることができ、これを半分の厚さに分割して芯材と貼り合わせれば、防湿性に優れた積層板が得られるのである。
【００４４】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の積層板では芯材の両側からの水分の侵入を防ぐことができ、さらに、ゴム質材シートを設けることにより針穴等が形成されても、これを塞ぐので水分の侵入が防止でき、反りが発生しない製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の軽量化畳の一例を示す模式断面図。
【図２】本発明による積層板を畳に用いた場合の一実施形態を示す模式断面図。
【図３】本発明による積層板を畳に用いた場合の他の実施形態を示す模式断面図。
【図４】本発明による積層板を畳に用いた場合の他の実施形態を示す模式断面図。
【符号の説明】
１芯材
２補強板
３畳表
４縁
５金属箔
６ゴム質材シート
７緩衝材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a laminated board, and more particularly to a tatami mat or a partition and a reinforcing board used for these laminated boards.
[0002]
[Prior art]
Since tatami mats using conventional straw core materials are heavy, recently, tatami mats using soft fiber materials or plastic materials that have been reduced in weight have been increasingly used.
[0003]
For example, as shown in FIG. 1, the core material 1 is sandwiched between the reinforcing plates 2, the tatami surface 3 is arranged on one reinforcing plate, and is sewn together with the edges 4.
[0004]
However, such tatami mats are prone to warp due to moisture absorption, and various studies have been conducted to prevent this.
[0005]
For example, as disclosed in JP-A-10-072933, JP-A-10-238078, etc., both sides of the tatami core material are reinforced by sandwiching them with a hard fiber board or resin-impregnated paper, thereby preventing warpage, A technique for reducing warpage due to moisture absorption by lining a moisture-proof sheet of a plastic material such as a polyethylene sheet or a polypropylene sheet on one surface of the tatami mat is disclosed.
[0006]
However, the moisture-proof sheet is only disposed on one surface of the tatami mat, and since the sheet is made of a plastic material, the moisture-proof effect is not sufficient.
[0007]
Furthermore, none of the members has the function of closing the needle hole formed at the time of sewing, and in particular, at the time of tatami mating, it remains in the state where the needle hole before re-covering is formed, and moisture penetrates from the needle hole and the core material And had a problem of warping.
[0008]
In addition, when partitioning an open space and using it like a meeting room or a reception room, paper materials are used as the core material, and products with a lightweight and reinforced honeycomb structure are also used. is there.
[0009]
In such a partition, the structure is such that the surface is covered with cloth to improve the design, or the frame, calendar, sticker, etc. can be fixed to the surface with a fixing member such as a thumbtack, nail, screw, etc. There are also many.
[0010]
However, as in the case of the tatami mat described above, even in a partition, if warpage due to moisture absorption is significant, it is not preferable from the viewpoint of stability and design.
[0011]
Furthermore, even if moisture absorption is prevented only by the reinforcing plate, moisture absorption proceeds from the portion when the hole is formed by the fixing member.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
The problem to be solved by the present invention is such a laminated board, whether it is a lightweight tatami mat using a soft fiber board or plastic material as a core material, or a partition using a paper material as a core material. Provides a laminated board having a sufficient moisture-proof effect even if a hole is formed in the reinforcing plate that sandwiches the core material, and a reinforcing plate that can be suitably used for this. There is.
[0013]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies by the present inventors to solve the above-mentioned problems, attention has been paid to a metal foil excellent in moisture resistance, and a rubber material that closes the hole by shrinkage even through a needle, a thumbtack, a nail, etc. By using in combination, even if needle holes are formed by sewing like tatami mats or holes in the fixing member are formed in the partition, moisture absorption from these holes is prevented. Thus, the inventors have found that the warpage can be greatly reduced, and have completed the present invention.
[0014]
That is, the present invention provides a laminate comprising a reinforcing plate sandwiching a core material, wherein a metal foil is provided on at least one surface of the reinforcing plate.
[0015]
Hereinafter, the present invention will be described in detail by taking a tatami as an example.
As shown in FIG. 2, the laminated board of the present invention is formed by the reinforcing plate 2 sandwiching the core material 1. In the case of a tatami mat, a tatami table 3 is provided on the surface of the laminated board, and at least one side of the reinforcing plate is made of metal. A foil 5 is provided.
[0016]
The core material 1 is not particularly limited, and examples thereof include foams using plastic materials such as polystyrene foam and polyethylene foam, or wood-based soft fiber boards called insulation boats. The thickness is generally in the range of 5 to 25 mm.
[0017]
The reinforcing plate 2 disposed so as to sandwich the core material 1 has a structure in which a metal foil 5 is provided on at least one surface thereof.
[0018]
Examples of the metal foil 5 include 5 to 50 μm aluminum foil and copper foil which are not easily corroded by moisture, but 7 to 20 μm aluminum foil is preferably used from the viewpoint of easy availability and handling. it can.
[0019]
A laminate sheet obtained by an extrusion laminating method of polyethylene resin using such a metal foil and a paper material (thickness 30 to 70 μm) having a basis weight of 23 to 50 g / m ² is attached to a reinforcing plate with an adhesive. Match.
Of course, the method of providing the metal foil is not limited to extrusion lamination, and may be provided on the reinforcing plate by other methods.
[0020]
When the laminate sheet is provided on one side of the reinforcing plate, in order to reduce the influence of moisture absorption of the reinforcing plate itself, it is preferable to provide the laminate sheet on the surface opposite to the core material. In order to prevent this more effectively, it is particularly preferable to provide the laminate sheet on both sides of the reinforcing plate.
[0021]
That is, when the core material is sandwiched between the reinforcing plates provided with a laminate sheet on one side, the layers of the metal foil 5 are disposed on both sides of the core material 1 as shown in FIG. When the core material is sandwiched between reinforcing plates provided with laminate sheets on both sides, two layers of metal foil 5 are disposed on both sides of the core material 1 as shown in FIG. It is possible to prevent moisture absorption from the front and back surfaces of the plate to the core material.
[0022]
The thickness of the reinforcing plate may be 1 to 10 mm, and examples of the material include plywood, medium density fiberboard (MDF), and hard fiberboard (hardboard). From the viewpoint of various required characteristics such as ease of pushing a thumbtack and the like and weight reduction of the laminated board, a hard fiber board in the range of 2 to 4 mm is particularly preferable.
[0023]
The total thickness of the tatami mats is usually 30-50 mm for tatami mats and 10-30 mm for thin tatami mats. Just choose.
[0024]
The reinforcing plate 2 provided with the metal foil 5 and the core material 1 are joined by sewing, and then the tatami mat 3 and the edge 4 are further joined by sewing to obtain a tatami mat.
[0025]
In the sewing process, a needle hole will inevitably be formed in the metal foil, but even when performing tatami mating, it is not possible to sew again after removing the sewing portion between the reinforcing plate and the core material. The problem of moisture absorption from the needle hole is not so great.
[0026]
Rather, since only the tatami surface and the edge are replaced when the tatami mat is changed, moisture absorption from the needle hole of the metal foil after removing the thread and the new needle hole at the time of re-sewing becomes a big problem.
[0027]
In order to prevent this, it is effective to provide a rubber material sheet 6 between the reinforcing plate 2 and the tatami surface 3, particularly at a position corresponding to the edge 4 portion as shown in FIG.
[0028]
That is, when the tatami mat is changed, needle holes are formed in any of the core material 1, the reinforcing plate 2, the metal foil 5, and the rubber material sheet 6 at the sewing location before the tatami mat change. A new needle hole will be formed in any of the above-mentioned members at the sewing location, but the needle hole of the rubber material sheet before the replacement is closed by the contraction function of the rubber material sheet 6, and the metal foil is covered with the metal foil. It is possible to prevent moisture from entering the reinforcing plate and the core material from the formed needle hole.
[0029]
The rubber material sheet having such a function includes natural rubber, chloroprene rubber, butadiene rubber, butadiene-acrylonitrile rubber, styrene-butadiene rubber, and other general-purpose rubbers, perfluoro rubber, fluoro rubber, and fluorinated silicone. Synthetic rubber with excellent heat resistance, oil resistance, cold resistance, such as rubber, polyphosphazene, silicone rubber, ethylene-acrylate, epichlorohydrin, polynorbornene, chlorinated polyethylene, chlorosulfonated polyethylene, ethylene-propylene, or Examples thereof include styrene-based thermoplastic elastomers that exhibit rubber elasticity at room temperature.
[0030]
Chloroprene rubber, butadiene rubber, and silicone rubber are preferred as materials that are excellent in manufacturing cost, availability, and ability to close the needle hole by the contraction function even if the needle hole is formed, considering heat resistance and cold resistance. In some cases, silicone rubber is particularly preferred.
[0031]
The thickness of the rubber material sheet is preferably 5 mm or less from the viewpoint of weight reduction of the tatami mat, preferably 0.5 mm or more, particularly preferably 1 to 2 mm from the viewpoint of the ability to close the needle hole.
[0032]
In the above example, the case where the rubber material sheet 6 is provided at the position corresponding to the edge 4 portion of the tatami is shown. Of course, the rubber material sheet is provided so as to cover the entire surface of the reinforcing plate, and the tatami mat 3 and The edge 4 may be arranged.
[0033]
When the rubber material sheet 6 is provided at a position corresponding to the edge 4 portion, a step corresponding to the thickness of the rubber material sheet 6 occurs. In this case, a plastic foam or A cushioning material 7 such as a non-woven fabric may be provided. When the rubber material sheet is provided so as to cover the entire surface of the reinforcing plate, there is no need to provide a cushioning material because there is no level difference.
[0034]
In the case of a partition, the normal thickness is in the range of 30 to 60 mm, and the core material is a paper material with a honeycomb structure or the same core material as in the case of the tatami mat described above. A thickness of 1 to 10 mm, preferably 2 to 4 mm, may be appropriately selected according to the total thickness of the required partition.
[0035]
The structure of the partition thus obtained can be the same as that of the tatami mat.
[0036]
That is, instead of having the tatami table 3 and the edge 4 in FIGS.
[0037]
Moreover, even if a hole is formed in a thumbtack, a nail, a screw or the like, it is preferable to provide a rubber material sheet that functions to close the hole.
[0038]
In this case, unlike tatami mats, a fixing member is often used on the entire front and back surfaces of the partition. Therefore, it is preferable to provide rubber material sheets on the entire surface of both reinforcing plates.
[0039]
The reinforcing plate used in the laminated plate of the present invention may be one in which a metal foil is provided on both sides with a laminate sheet or the like, this reinforcing plate is divided in half, and two reinforcing plates provided with a metal foil on one side are taken. Good.
[0040]
Specifically, for example, by providing metal foil on both sides of a 4 mm reinforcing plate and dividing the reinforcing plate thickness so as to be divided in substantially half, two 2 mm thick reinforcing plates provided with metal foil on one side are provided. can get.
[0041]
When used in the structure of a laminate as shown in Fig. 2, the warpage due to moisture absorption of the reinforcing plate itself can be greatly reduced by storing it in the state of a reinforcing plate with metal foil on both sides until just before use. If it is used as a 2 mm thick reinforcing plate that is divided in half at the time of construction and provided with a metal foil on one side, a product without warping can be obtained even after construction.
[0042]
A hard fiber board is suitable for such a reinforcing plate. This is because a hard fiber board can be easily and neatly divided into two boards if it is cut in the thickness direction.
[0043]
Therefore, when a reinforcing plate is manufactured by applying an adhesive by roll coating and laminating a laminate sheet having a metal foil, the reinforcing plate rolls due to the adhesiveness of the adhesive in a reinforcing plate having a thickness of 2 mm or less. There is a defect that it is easy to be caught in the sheet, but the reinforcing plate of 4 mm or more has enough strength so that it can be neatly laminated with the laminate sheet without being caught in the roll, and this is divided into half thickness When laminated with a core material, a laminate having excellent moisture resistance can be obtained.
[0044]
【The invention's effect】
As described above in detail, the laminated board of the present invention can prevent moisture from entering from both sides of the core material, and even if needle holes are formed by providing a rubber material sheet, Therefore, it is possible to prevent moisture from entering and provide a product that does not warp.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing an example of a conventional lightweight tatami mat.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view showing an embodiment when a laminated board according to the present invention is used for a tatami mat.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view showing another embodiment when the laminated board according to the present invention is used for a tatami mat.
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view showing another embodiment when the laminated board according to the present invention is used for a tatami mat.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Core material 2 Reinforcement board 3 Tatami mat 4 Edge 5 Metal foil 6 Rubber material sheet 7 Buffer material

Claims

In a laminated plate comprising reinforcing plates sandwiching a core material, a metal foil is provided on at least one surface of the reinforcing plate, and a rubber material sheet is provided on at least a part of the surface of the reinforcing plate, the rubber material sheet Is a laminate comprising any one of chloroprene rubber, butadiene rubber, and silicone rubber .

The laminated board according to claim 1, wherein the reinforcing plate is a hard fiber board .