JP4654237B2 - ドロップアウトカラー処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多色の画像データに対し、色範囲を指定し、これに該当する色を、あらかじめ設定した色に変更する「ドロップアウト」画像処理に関するものである。
近年、財務関係文書の電子保存(イメージファイル化)を法的に容認するe文書法の制定(2005年4月1日より施行)なども契機になり、OCR(光学的文字認識),スキャナなどを用いたオフィスや役所,自治体の電子化が進んでいる。特にOCRは、大量の手書き情報を短時間で電子化できるため、効率化に大きく貢献している。OCRに入力するOCR帳票は、人間が文字を記入する際に基準となる枠をドロップアウトカラーで印刷しており、人間が書いた文字のみを読取ることで、認識率を向上させている。従来は、装置の読取りセンサに付けたフィルタで、光学的にドロップアウトしていたため装置固定であったが、現在では、カラー読取り画像を画像処理することでデジタル的なドロップアウトが可能となっている。但し、各種OCR帳票は、会社単位,事業体単位で、独自に作成,印刷,利用されているため、OCR導入時、ドロップアウトすべき枠の色を指定,登録する必要がある。
しかし、企業の統合,自治体の合併など組織改編はスピードを増しており、機器導入後、合併前の他社や他自治体の幅広い帳票に迅速に対応するためには設定変更の効率化が求められている。また、1枚の帳票内に豊富な情報を表現するため複数のドロップアウト色(マルチドロップアウトカラー)の多様化が進められており、今後、抽出文字色,ドロップアウト色への対応は不可欠で、ますます文字色やドロップアウト色の境界(閾値)設定が課題になることが予想される。
この問題を解決する従来の技術として、〔特許文献1〕に記載されたパラメータ設定画面の提案や、〔特許文献2〕に記載された文字色と文字枠色を指定する方法や、〔特許文献3〕に記載された操作部からドロップアウト範囲を指定する方法がある。
また、〔特許文献4〕に記載された輪郭から画像域を抽出、平均化しドロップアウト判定を高精度化するものや〔特許文献5〕に記載された色ずれを高精度に補正する方式や、〔特許文献6〕に記載された抽出分布と阻止分布を得て、抽出分布を阻止分布に重ならないように分割する方式が提案されていた。
特開平11−272864号公報 特開平6−203204号公報 特開2005−150837号公報 特開2004−135269号公報 特開平10−42157号公報 特開平7−98762号公報
しかし、〔特許文献1〕,〔特許文献2〕の方法では、複数のドロップアウトカラーの登録に対応できない。〔特許文献3〕のドロップアウトカラー設定方法では、複数のドロップアウトカラーを登録できるが、すでに登録済みの色範囲と、これから登録しようとする色範囲の関係が把握できないため、干渉や競合が発生する可能性がある。
また、〔特許文献4〕の方法のように無彩色の領域のドロップアウト精度を向上させても、帳票の各種バリエーションには対応できず、結局操作者の色指定が不可欠なのが現状である。また、〔特許文献5〕に記載のような色ずれ量補正方式では、一意な色ずれ補正しかできないため、補正画質と処理時間のトレードオフをとることが難しかった。
また、〔特許文献6〕に記載のような抽出分布と阻止分布の競合解決方法では、色空間上で操作者が色領域を指定し、操作するための手段がないため、操作者が満足する閾値境界が得られないという問題があった。
本発明で解決しようとする課題は、操作者が介在したドロップアウト境界の半自動生成に関するものである。従来、ドロップアウト境界は、顧客単位に、閾値やパラメータを調整していたため、新しい帳票が追加されると、すでに設定しているドロップアウト範囲と競合が発生し、以前読めていた文字が読めなくなるなどの問題の解決に多大な工数がかかっていた。また、この境界は、慎重に設定しないと、以前読めていた文字がドロップアウトしてしまうため、この調整、カスタマイズは、経験と知識に裏付けされた名人技が必要とされた。
また、設定閾値数が増えると、読取対象色を保持する調整が難しくなり、ロバスト性が落ちる。これは、色空間上の閾値境界面が平面から曲面になると、どこを、どう調整すれば良いか、一意に決定することが難しく、サンプル実験により決定せざるを得なかったからである。
上記課題を達成するために、本発明は書類を多色の画像データとして入力する手段と、
前記画像データに対しドロップアウトさせる色範囲を指定する手段と、
前記画像データが、上記ドロップアウトさせる色範囲内であれば、あらかじめ指定した色に変換する手段とを備えたドロップアウトカラー処理装置において、
前記画像データに対しドロップアウトさせない色範囲を指定する手段と、
前記ドロップアウトさせる色範囲、及び前記ドロップアウトさせない色範囲からドロップアウト色境界を生成する手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、ドロップアウトさせる強さを指定する手段と、ドロップアウトさせない強さを指定する手段を備えたものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、複数のドロップアウトさせる色範囲と複数のドロップアウトさせない色範囲に対応させたことを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、ドロップアウトさせる色範囲を指定する際、すでに登録しているドロップアウトさせない色範囲と競合が起こった場合、もしくはドロップアウトさせない色範囲を指定する際、すでに登録しているドロップアウトさせる色範囲と競合が起こった場合、操作者に競合が起こった旨を通知する手段を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、色範囲を指定する手段として疑似3次元表示された色空間上における対象画像データのヒストグラムを指定する手段を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、ヒストグラムを指定する手段として、色空間をメッシュに分割し、メッシュ内に含まれる対象画像のヒストグラムが、あらかじめ指定した表示閾値を超えていれば、対象色空間における色でメッシュを表示する手段を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、指定された色空間の対応色と隣接するヒストグラム表示されているメッシュを連結し、色範囲を抽出する手段を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、メッシュを連結し、色範囲を抽出する手段として、メッシュの立体形状が外に凸となる範囲で色範囲の抽出を行うことを特徴とするものである。
また、本発明のドロップアウトカラー処理装置は、ヒストグラム画像上で指定した色が、すでに登録したどの色範囲か対応づける手段を備えたことを特徴とするものである。
更に、上記課題を達成するために、本発明は書類を多色の画像データとして入力する手段と、前記画像データの読取り条件を指定する手段と、前記画像データをドロップアウト処理し表示する手段と、を備えたドロップアウトカラー処理装置において、前記画像データの読取り条件に対応して各色情報の読取り位置ずれ量を求める手段と、前記読取り位置ずれを補正する手段と、前記位置ずれ量から補正するフィルタの種類を選択する手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の「ドロップアウトさせる」色範囲,「ドロップアウトさせない」色範囲を矛盾無く設定でき、ドロップアウト境界を一意に決定することができるため、装置運用後に新規のドロップアウト帳票を追加する際、メンテナンスコストを大幅に抑えることができる。
また、画素ずれ補正を読取りモードに連携させてフィルタを選択できるため同じ画質であっても、補正処理時間を短縮することができる。
また、顧客仕様の変更に迅速に対応できるドロップアウト色範囲の指定方式を提供できる。つまり、「ドロップアウトさせる」色範囲のみならず、「ドロップアウトさせない」色範囲を指定すること、さらにそれぞれの「強さ」を入力することで、境界面を一意に決定することができる。さらに過去に設定した履歴を疑似3D表示で、色空間を一覧できることで、すでに設定した色領域と競合無く設定できる、また、競合が起こった場合でも、システムで警告を発することができる。
また、疑似3D表示上の色空間を指定することで、関連画素集合であるブランチを抽出できるため、網点など印刷インク色から大きく外れた色が含まれる帳票であっても簡単にドロップアウト色を指定できる。
また、色範囲の設定時、競合が起こった場合でも、疑似3D表示上の色空間を指定することで、関連色領域であるブランチやヒストグラムを生成した元帳票をたどれるため色範囲の調整や強さの調整を、画像を確認しながら決定することができる。
以下本発明の実施例について、その概略構成,画面表示例,操作フローを示し、発明の概要を説明する。
図1は、本発明の装置構成のブロック図を示している。帳票上にドロップアウトカラーで印刷された文字枠や文字罫線および文字枠を参考に記入された文字が記載された多色のRGB入力画像10をドロップアウト処理部11に入力する。ドロップアウト処理部11は、色毎,読取りモード毎に発生する画素の読取り位置補正を行う画素ずれ補正部111で色の位置あわせを行い、RGB−HSV変換部112で、入力したRGB画像をHSV変換する。この色変換により、彩度や色相による色の分離を効率化する。次に、各画素毎に、あらかじめ指定したドロップアウト色範囲内か否かをドロップアウト変換部113で判定する。色範囲内であれば、あらかじめ設定した色(白を指定することが多い)に変更を行う。これをドロップアウト処理と呼んでいる。本発明の目的は、このドロップアウト処理を行う際のドロップアウト色範囲のメンテナンス性を向上することにある。
ドロップアウト色範囲をメンテナンスするドロップアウト編集部12の構成を説明する。
ヒストグラム作成部121は、RGB−HSV変換部112の出力に対し、H(色相),S(彩度),V(輝度)毎に、計測単位を設けヒストグラムを作成する。ヒストグラム結果は、参照のために登録データ部122に登録するとともに、パラメータ編集制御部123に入力する。パラメータ制御部123は、「ドロップアウトさせる」ためのドロップアウト色範囲指定部125、その教護を指定するドロップアウト強度指定部126、「ドロップアウトさせない」ための非ドロップアウト色範囲指定部127、その強度を指定する非ドロップアウト強度指定部128の出力を受け、パラメータの編集制御を行う。各色範囲指定は、疑似3次元表示部124の表示出力に対して行われるため、ブランチ切出し部131を用い、指定された色を含む関連する色の集合(以下、ブランチと呼ぶ)を切り出す。切り出したブランチを、登録データ部122に登録済みのデータと組み合わせパラメータ編集部123で合成し、ドロップアウト色範囲を構成する。その後、「ドロップアウトさせる」色範囲と「ドロップアウトさせない」色範囲の対し、許容マージンを最大化するための境界面を生成し、もしマージンを持った境界面が生成できない場合は、操作者にマージンが無い旨を警告する。
図2は、本発明の画面表示例を示す。操作ボタンエリア167のボタンの内「画像読込」ボタンを押下で対象ファイル選択画面が表示され、対象画像を指定することで、画像を入力する。表示画面161には、入力した画像を表示し、ヒストグラム表示部163には、入力画像をHSV変換した結果を疑似3次元的にヒストグラム表示する。ヒストグラムは、H、S、Vそれぞれの値が格納されているため、3次元表示時には、それぞれのヒストグラムに対して表示するか、表示しないかの閾値が必要で、これをヒストグラム表示閾値164で指定する。閾値を下げれば、多くのエリアが表示され、閾値を下げれば表示されるエリアは絞られる。操作ボタンエリア167のボタンの内「ブランチ抽出」ボタンを押下で、ヒストグラム画像内のクリックした色に関連するブランチを抽出する。これに対し、ドロップアウト選択ボタン165で、ドロップアウトの有無、ドロップアウト強度指定166で強度を指定し操作ボタンエリア167のボタンの内「ブランチ登録」ボタンを押下で、ブランチ登録する。
すでに登録したブランチは、操作ボタンエリア167のボタンの内「ブランチ読込」ボタンを押下で呼出し、ブランチの集合セットが編集できれば、操作ボタンエリア167のボタンの内「モード登録」ボタンを押下でモード登録する。このように、本発明によれば、簡単に画像を用いて複数のドロップアウト色範囲の編集が可能となる。
詳細な動作説明は後述するが、本発明の目的である、ドロップアウト色範囲の編集が、これまでどのように行われてきたかを示すため、図3を用いて、従来のドロップアウト色範囲メンテナンスフローを示す。
まず、あらかじめドロップアウト色範囲を設定し、処理システムのドロップアウト機能を有効にし(S11)、追加すべき対象帳票を入力(S12)した後、所定文字枠がドロップアウトされるかどうかをチェックする(S13)。ドロップアウトされていれば、さらに次の帳票に移るが、ドロップアウトされていなければ、所定文字枠をドロップアウトすべくドロップアウト色範囲を変更する(S14)。その後、この変更によって悪影響が及ぼさないかをチェックするため、いままでの色範囲を設定するために利用していた既帳票を再入力(S15)し、文字のかすれなどの画質劣化を起こしていないことを確認(S16)する。画質劣化起こしていなければ、別な既帳票のチェック(S18)に進むが、画質劣化が起こっていれば、ドロップアウト色範囲を再調整し、はじめからチェックをリスタートする。このように、従来の技術では全ての既帳票,新規帳票を満足する再現性で読み取るドロップアウト色範囲を決定するには、膨大な労力と知見,経験が必要とされる作業であった。
これに対し、本発明を適用した場合のドロップアウト色範囲のメンテナンスフローを図4に示す。あらかじめドロップアウト色範囲を設定し、処理システムのドロップアウト機能を有効にし(S21)処理は、今までと同様である。次に、すでに登録済みのヒストグラムを呼出、表示する(S22)。その上で対象帳票を入力(S23)し、ドロップアウトさせたい色範囲、その強さを指定入力(S24)する。ここで、すでに登録済みのデータと競合が起こるかどうかの判定(S25)を行い、たとえば、すでに登録している「ドロップアウトさせない」文字色範囲と今回追加する「ドロップアウトさせる」色範囲が競合していれば、所定文字枠をドロップアウトし、既入力帳票に悪影響を及ぼさない色範囲に変更する。このステップで、従来の方法ともっとも違うのは、すでに登録している「ドロップアウトさせる」、もしくは「ドロップアウトさせない」色範囲は、全てヒストグラム表示画面に表示することができ、変更処理時に競合が発生しなければ、再度既帳票を調べる必要がない点になる。このため、変更は1回で済み、従来のような複雑なループ処理を必要としない。
以上で、本発明の概要の説明を終え、各部を詳細に説明する。
図5は、画素ずれ補正部111の機能を説明する色ずれ補正の概念図である。図5(a)は、300dpiの読取り解像度で多色データを読み取る際の色合わせ方法を示しており、下方向に時間が経過していることを示している。R,G,B各センサは、物理的に異なるセンサであるため、Bセンサ(1003)を基準とすると、読取り時間に差が生じているためRセンサ(1001)は8ライン、Gセンサ(1002)は4ライン分遅延したデータを利用することで時間のあった画像を得ている。しかし、図5(b)で示すように、たとえばこの装置で、200dpiで読み取る際は、遅延ライン数がセンサの位置ずれ量の整数倍になっていない場合は、サブラインの位置ずれが発生するため補正が必要とされる。図5(c)は、補正前のライン方向の輝度変化、図5(d)は、補正後のライン方向の輝度変化を概念的に示している。
図6は、色ずれ補正方法の概念図を示している。図6(a)は、補正すべき色のある画素の、1ライン毎の輝度値変化を示している。つまり、センサのある色の、ある画素の特定ラインを読み取った値を1021で表現すれば、次のラインには1022、さらに次のラインは1023と変化している。このようにセンサからは、1ライン単位でのデータしかないため、たとえば1/3画素位相の進んだデータを得るには、図6(b)の1031で示すようなカーネルでの画素の補間を行い、図6(c)のように補間後のデータを生成する。
図7は、色ずれ補正における補間カーネル例を示す。隣接画素との距離で線形補間するバイリニア補間では、処理時間はかからないが、処理後の画像がぼけてしまう。逆に、SINC関数やフルーエンシ函数を利用し、大きなカーネルサイズにすれば画質を上げることができる。このようにカーネルのサイズをパラメータとした、補間後の画質と処理時間のトレードオフが課題となる。
図8は、本発明の色ずれ補正フローを示す。まず、読取り色数,読取り解像度,読取り画像範囲,読取り濃度などの読取りモードを抽出(S31)し、原理的に画素ずれが起こりえるか、起こる場合は、どの程度の画素ずれかを計算(S32)する。これは、基本的に、カラーで、読取り解像度が指定されれば、単純の変換でずれ量を計算できる。このずれ量が、大きければ画質劣化が大きくなることが予想されるので、カーネルサイズの大きなバイキュービック(S34)を選択し、中程度であればフルーエンシ函数(S35)、ずれ量が少なければカーネルサイズの小さなバイリニア(S36)を選択する。この上記指定したカーネルで、補正すべき色1(S37),色2(S38)の補正を行い、基準とした色と統合し、色ずれ補正を行う。これにより、処理後の画像品質と処理時間を両立させる処理方法を提供できる。
RGB−HSV変換部112,ドロップアウト変換部113の詳細は、〔特許文献1〕に記載されている方法と同様であるので、記述は省略する。
図9は、ヒストグラム作成部121の、ヒストグラム表示の概念図を示している。図9(a)は、HSV色空間1201上の文字領域1202とドロップアウト領域1203,1204を疑似3次元的に表示した例を示している。円柱の回転方法がH(色相)、軸からの距離がS(彩度)、高さ方向がV(輝度)を示している。色空間1201上に、色として表示されていると言うことは、メッシュ単位で集計したヒストグラムが、表示閾値を超えていることを表している。図9(b)は、色空間上をメッシュに刻み、ヒストグラムの計測単位とした例を示す。それぞれのメッシュは、扇形の立体形状で、入力した画像の各画素がHSV変換後、色空間上のどの位置にマッピングされるかで、ヒストグラム集計を行う。
図10は、表示閾値によるヒストグラム表示の画面例を示す。表示閾値ダイアル164に応じて、ヒストグラム画面に表示される図形は変化する。表示閾値を小さくすれば図10(a)のように表示範囲が広がり、表示閾値を大きく設定すれば、図10(b)のように頻度の大きな部分のみ表示される。この表示閾値は、帳票画像において、どの薄さの文字まで再現するか、どの濃さの罫線までドロップアウトさせるかの閾値と連動している。
次に、境界面生成部132の機能に関し、図11を用いて説明する。図11は、ドロップアウト境界の概念図を示している。図11(a)は、ある色相(H)における、輝度(V)と彩度(S)平面で切り取った例を示している。彩度(S)が低く、輝度(V)が低いエリアは文字域と定義し、それ以外は色領域としてドロップアウトする。この境界を、たとえば、境界線1233のように決めることができる。しかし、この境界線では、文字がかすれることはないが、色領域を含んでしまっているため、罫線の一部がドロップアウトしない現象が発生することがわかる。このように、本発明のように、ヒストグラム表示を用いることで、毎回画像をドロップアウトシミュレーションすることなく、ドロップアウト量を予測できるメリットがある。
さて、本発明のように「ドロップアウトさせない」文字域と「ドロップアウトさせる」色領域を厳密に指定し、さらにこれらの強度を指定することで、境界線を一意に生成することができる。図11(b)に閾値境界線の概念図を示す。ここでは説明を簡単にするために文字域、ドロップアウト域、それぞれ一つずつの場合を挙げ説明する。一意な境界線1234は、「ドロップアウトさせる」領域と「ドロップアウトさせない」領域の、強度を勘案しつつ、もっともマージンが大きくなる点を計算し、3次元色空間上の曲面を形成する。
図12は、境界面が食い込んでいるケースの境界決定に関し概念図で示している。図12(a)は、ドロップアウト強度が、ほぼ均等な場合の境界決定を示している。各境界面から、それぞれの強さに応じて一意に境界面を形成する。これは、内圧を指定した二つのゴムボールをくっつける際にできる境界面と等価であり、交わっている領域を、指定された「強さ」の比で分割すれば、簡単に境界面を形成できる。図12(b)は、色境界1236のドロップアウト強度が、色境界1235に比べて大きな場合を示している。ドロップアウト強度を、ドロップアウト強度指定ダイアル166で調整することで、境界面を簡単に調整することができる。もちろん、この調整に対応し、画像をドロップアウト表示することも可能である。
図13は、パラメータ編集制御部の機能を説明するブランチ編集の概念図である。図13(a)の帳票を読み取って、ヒストグラム表示した例を図13(b)とする。そのドロップアウトさせる領域1203を画面で指定し、ブランチ抽出させると、図13(c)のように指定した関連色集合(ブランチ)を切り出すことができる。同様に図13(d)の帳票を読み取って、ヒストグラム表示した例を図13(e)とすると、同様に指定したブランチを抽出することができる。これらを、ブランチとして登録しておき、モード編集画面で呼び出すことで、さまざまな組み合わせのドロップアウト色境界を簡単に作成することが可能となる。
図14は、ブランチ切出し部131における、ブランチ抽出フローを示す。ブランチ抽出は、ブランチ抽出ボタンを押下後、疑似3次元表示画面をクリックすると起動される。まず、疑似3次元表示画面をクリック座標を抽出(S41)し、クリック点に対応する、もっとも手前の(表示されている)色メッシュを求める(S42)。このメッシュ位置から、隣接のメッシュとの形状をチェックし、凸な形状であれば(S43)、隣接メッシュを統合する(S45)。凸でなければ、ブランチの境界候補として登録(S44)し、すでに登録したブランチ境界とともに平ループを形成すれば(S46)ブランチの切り取り面であるので近似曲面を生成(S47)する。隣接メッシュに対し処理をすすめ閉じた立体を形成できたら(S48)、ブランチの切出しを終了(S49)する。
図15は、登録データ記憶部122に登録するデータ例を示す。図15(a)は、ブランチの集合体を管理するモードテーブルである。モード名に対応して、ブランチの集合を登録し、これによって生成した境界面のファイル名をリンクづける。図15(a)は、ブランチの管理テーブルで、ブランチを作成した帳票名,ドロップアウトの有無,帳票から作成したヒストグラムファイル名,ブランチを切り出した際の色範囲や強さを登録している。このように、帳票とヒストグラム,ブランチ,モードを関連づけることで、ヒストグラム上での調整時、調整により関連する帳票の特定文字のかすれ状況を確認しながら、境界を調整することができる。
また、ブランチ登録時,モード編集時,境界面調整時、「ドロップアウトさせる領域」と「ドロップアウトさせない」領域の競合や干渉が起こった場合、操作者に警告することでミスを軽減させる。
図16は、システムにおける操作者への警告例のディスプレー表示画面を示す。この警告メッセージ169により、編集によりどのブランチとどのブランチの競合が起こっているか確認でき、調整を効率化できる。
図17は、パラメータ編集制御部の編集において、ヒストグラムから画像を検索したディスプレー画面例を示す。ヒストグラム上で色範囲を調整する際、必要とされるのは画像での確認である。ブランチの強度や色範囲の変更に伴い、画像がどう変化するのかを確認できる。
図18に、ヒストグラムから画像を検索するフローを示す。表示画面のクリック位置座標を抽出(S51)し、もっとも手前のメッシュを求める(S52)までは、ブランチ抽出と同様である。次にメッシュが含まれるブランチを検索(S53)し、ブランチ管理テーブルからブランチを作成した元帳票を検索(S54)し、帳票データを現在のモードでドロップアウトした場合の画像を表示する。色範囲や強さのパラメータ変化(S55)に応じ、画像を更新(S56)し、編集終了(S57)すれば、登録更新を行う。
図19に、本発明を実現するハードウエア構成例を示す。スキャナ14から画像を入力し、パーソナルコンピュータ15でドロップアウト処理後、認識装置17へ画像を転送する。
尚、前述の実施例では、帳票読取り装置を主な実施例に取り上げて説明しているが、本発明は、帳票読取り装置へ適用できるだけではなく、パソコン用の画像処理ソフト,OCRソフトへ容易に適用することが実現出来る。
本発明の装置構成のブロック図。 本発明の画面表示例。 従来のドロップアウト色範囲メンテナンスフロー。 本発明のドロップアウト色範囲メンテナンスフロー。 色ずれ補正の概念図。 色ずれ補正方法の概念図。 色ずれ補正における補間カーネル例。 本発明の色ずれ補正フロー。 ヒストグラム表示の概念図。 表示閾値によるヒストグラム表示の画面例。 ドロップアウト境界の概念図。 ドロップアウト境界決定の概念図。 ブランチ編集の概念図。 ブランチ抽出フロー。 モード、ブランチのデータ管理テーブル。 操作者への警告例。 ヒストグラムから画像を検索した画面例。 ヒストグラムから画像を検索するフロー。 ハードウエア構成例。
符号の説明
10 多色入力画像
13 ドロップアウト処理後画像
111 画素ずれ補正部
113 ドロップアウト補正部
121 ヒストグラム作成部
123 パラメータ編集制御部
122 登録データ
124 疑似3次元表示部
125 ドロップアウト色範囲指定部
126 ドロップアウト強度指定部
127 非ドロップアウト色範囲指定部
128 非ドロップアウト強度指定部
132 境界面生成部
133 ドロップアウト競合判定部

Claims (3)

  1. 多色の画像データを入力し、入力された多色の画像データに対して、色相,彩度,輝度に変換するドロップアウト処理部と、
    変換された色相,彩度,輝度に対して、色空間上にメッシュを刻み、計測単位を設けて、ヒストグラムを作成するヒストグラム作成部と、
    前記ヒストグラムを疑似三次元的に表示する疑似三次元表示部と、
    指定された色を含む色の集合であるブランチを切出すブランチ切出し部と、
    前記疑似三次元表示部に表示されたブランチに対して、ドロップアウトさせる色範囲を指定するドロップアウト色範囲指定部と、
    前記疑似三次元表示部に表示されたブランチに対して、ドロップアウトさせない色範囲を指定する非ドロップアウト色範囲指定部と、
    前記ドロップアウトさせる色範囲、及び、前記ドロップアウトさせない色範囲、さらにこれらの強度を指定することでドロップアウト色境界を生成し、境界面が食い込んでいる場合には交わっている領域を指定された前記強度の比で分割する境界面生成部と、を備え、
    前記指定されたドロップアウトさせる色範囲を、あらかじめ指定した色に変換することを特徴とするドロップアウトカラー処理装置。
  2. 請求項1のドロップアウトカラー処理装置において、
    ドロップアウトさせる色範囲を指定する際、すでに登録しているドロップアウトさせない色範囲と競合が起こった場合に、若しくは、ドロップアウトさせない色範囲を指定する際、すでに登録しているドロップアウトさせる色範囲と競合が起こった場合に、操作者に競合が起こった旨を通知する手段を備えることを特徴とするドロップアウトカラー処理装置。
  3. 請求項1のドロップアウトカラー処理装置において、
    前記メッシュ内に含まれるヒストグラムが、予め指定した表示閾値を超えていれば、対象色空間における色でメッシュを表示する手段を備えたことを特徴とするドロップアウトカラー処理装置。
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