JP4648509B2 - Electric working machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は動力で自力走行する歩行型電動作業機の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
歩行型電動作業機は、駆動輪を電動モータで駆動するとともに、作業者が歩行しながら操作ハンドルを操縦する形式の自力走行式歩行型作業機であり、労力軽減を図るために多く用いられている。このような歩行型電動作業機に関しては、例えば実公昭44−15072号「運搬車の簡易走行装置」(以下、「従来の技術」と言う)が知られている。
【0003】
この従来の技術は、同公報の第1図及び第3図によれば、フレーム2(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)の下部に左右の車輪7,7、車輪7,7を駆動する直流電動機24、バッテリー26及び摺動抵抗器14を備え、また、フレーム2から後上方へハンドル1を延し、このハンドル1の端部に把手30を備えたカートである。把手30を握ることで鋼索16を介して摺動抵抗器14を操作することにより、直流電動機24の回転速度を制御することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の技術は、把手30と摺動抵抗器14(ポテンショメータに相当する)との間を鋼索16で連結するとともに、鋼索16及び把手30をばね17で中立状態に弾発したものである。
ところで、一般に鋼索16はアウタチューブで被覆したものである。把手30で鋼索16を引いたときに、アウタチューブに対する摺動抵抗が生じる。摺動抵抗によって摺動抵抗器14の応答遅れがないように、配慮が必要である。また、ばね17のばね力については、アウタチューブに対する鋼索16の摺動抵抗も考慮して設定することになる。ばね力は比較的大きいものであり、この力によって把手30の操作力が過大にならないような配慮が必要である。特に路面状態によっては、走行速度を頻繁に変更するように把手30を操作することが多い。把手30の操作力が過大であると、作業者の疲労が増す。
【0005】
そこで本発明の目的は、操作レバーの操作量に対するポテンショメータの応答性を高めること、及び、操作レバーの操作力を一層軽減することができる技術を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、クローラベルト用駆動輪や走行車輪等の駆動輪とこの駆動輪を駆動する電動モータとを備えた車体フレームから後方へ操作ハンドルを延し、この操作ハンドルの端部にグリップを設け、前記グリップの近傍において前記グリップにほぼ沿って延びた操作レバーを設け、前記操作レバーを前記グリップにほぼ沿って延びた位置から前記グリップに向けてスイング可能な電動作業機において、前記グリップの近傍で、かつ、前記操作レバーに隣接する位置に、前記電動モータの回転速度を制御するポテンショメータを配置し、前記操作レバーに駆動ギヤを備え、この駆動ギヤに噛み合う被動ギヤを前記ポテンショメータの被動軸に備えるとともに、前記被動ギヤを前記駆動ギヤの前方に配置することで、前記ポテンショメータを前記操作レバーで直接操作するように構成し、前記ポテンショメータと、前記操作レバーの基部周りの部分と、前記駆動ギヤと、前記被動ギヤと、前記操作レバーを中立位置に戻すリターンスプリングとをケースに収納し、前記ケースに前記操作レバーの基部を上下スイング可能に取付け、前記ケースをビスによって前記操作ハンドルに取付けたことを特徴とする。
操作レバーを操作することにより、ポテンショメータを直接操作する。ポテンショメータは、操作レバーの操作量に応じた制御信号を発して電動モータの回転速度を制御する。
【0007】
また、請求項1は、操作レバーを操作したとき、操作レバーに備えた駆動ギヤは被動ギヤを介して被動軸を回す。ポテンショメータは被動軸の回転角に応じた制御信号を発する。
【0008】
請求項2は、前記ポテンショメータの制御信号を受けて前記電動モータを制御する制御部を、前記車体フレームに備えるとともに前記駆動輪よりも上位に配置したことを特徴とする。
制御部は電動作業機の作業環境の影響を受けにくくなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側、CLは車幅中心(車体中心)を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0010】
先ず、電動作業機の一例として除雪機の例を説明する。
図1は本発明に係る除雪機の側面図である。
除雪機10は、車体フレーム11の前部に雪を押出す排雪部材12を備え、車体フレーム11の左右両側にクローラベルト13,13(この図では左のみを示す。以下同じ。)を備え、車体フレーム11に電動モータ14、動力伝達機構15、バッテリ16、充電器17並びに制御部18を備え、車体フレーム11の後部に左右の操作ハンドル19,19を備えた電動作業機である。
【0011】
この除雪機10は、電動モータ14を駆動源として左右のクローラベルト13,13が自力走行するとともに、図示せぬ作業者が歩行しながら操作ハンドル19,19を操縦する形式の自力走行式歩行型除雪機であり、駆動輪用車軸21,21を中心に車体フレーム11が上下スイング可能である。車体フレーム11を上下スイングさせて、排雪部材12の高さ調節をすることができる。
さらに除雪機10は、排雪部材12の高さ調節をするときには車体フレーム11の上下スイングを許容するとともに、排雪部材12の高さ調節をした後には車体フレーム11の上下スイングを阻止するために、伸縮機構22を備える。
【0012】
バッテリ16は電動モータ14に電力を供給する電源である。充電器17はバッテリ16に充電するものであり、交流電源のコンセントに差込むプラグ17aを備える。制御部18は、左右の操作ハンドル19,19に備えた操作盤23の操作信号並びに後述するポテンショメータの制御信号に基づいて、電動モータ14を制御する制御ユニットである。
本発明は、制御部18を駆動輪35,35よりも上位に配置したことを特徴とする。このようにして制御部18を路面から遠ざけたので、制御部18は除雪機(電動作業機)10の作業環境の影響を受けにくくなる。すなわち、制御部18は積雪から遠ざかるので雪害を受けにくくなる。また、制御部18を上位に配置することにより、制御部18と後述するポテンショメータとの間を接続する細い信号線を、短くすることができる。
図中、24はバッテリ収納ボックス、25は伸縮機構操作レバー、26はカバー、27はベルト付勢部材である。
【0013】
図2は本発明に係る除雪機の平面図である。
排雪部材12は、雪を押出すために車体フレーム11の前部に取外し可能に取付けた排雪部31と、雪を排雪部31に案内するために排雪部31の左右に取付けた縦板状のガイド板32,32とからなる。
【0014】
この図は、左右のクローラベルト13,13の前部に左右の駆動輪35,35を噛み合わせ、左右のクローラベルト13,13の後部に左右の転動輪36,36を噛み合わせ、これらの駆動輪35,35並びに転動輪36,36を車体フレーム11に備えたことを示す。左右の駆動輪35,35は動力伝達機構15から延びた左右の駆動輪用車軸21,21に取付けたものであり、左右の転動輪36,36は、1本の転動輪用車軸37に回転可能に取付けたものである。
電動モータ14の動力は動力伝達機構15→駆動輪用車軸21,21→駆動輪35,35の経路で、左右のクローラベルト13,13に伝わることになる。
【0015】
さらにこの図は、車体フレーム11の後部から後方へ左右の操作ハンドル19,19を延し、これらの操作ハンドル19,19の端部にグリップ41,41を設け、右のグリップ41の近傍にポテンショメータ50並びにこのポテンショメータ50を操作する操作レバー60を配置したことを示す。ポテンショメータ50は、電動モータ14の回転速度を制御するものである。42はブレーキレバーである。
【0016】
このような除雪機10であるから、排雪部材12によって雪を押出すことにより、簡単に除雪することができるので、従来のオーガ式除雪機による作業エリアよりも狭いエリアであっても、簡便に使用できる。さらには、駆動源に電動モータ14を採用したので、エンジンと比べて騒音が極めて小さい。従って、騒音が小さな除雪機10で早朝から夜までの長時間にわたって、いつでも簡便に除雪作業をすることができる。
【0017】
図3は本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの作用的原理図である。この図によって、ポテンショメータ50と操作レバー60との作用的原理を説明する。
操作レバー60は引張りばね84で弾発されて中立位置にある。このとき、ポテンショメータ50も中立位置にある。
操作レバー60を指で図表裏方向にスイング操作すると、操作レバー60のスイング中心P1にある駆動軸70がスイング操作方向に回転する。駆動軸70に結合された駆動ギヤ75も同方向に回転して、被動ギヤ55を駆動する。被動ギヤ55は、被動軸54を回転させることでポテンショメータ50を作動させる。
指を外すと、引張りばね84の弾発力によって操作レバー60は中立位置に復帰する。この結果、ポテンショメータ50も中立位置に復帰する。
【0018】
図4は本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの側面図であり、グリップ41の近傍に、ポテンショメータ50並びに操作レバー60を互いに隣接した状態で配置したことを示す。
操作ハンドル19はグリップ41の近傍に、主ブラケット44並びに副ブラケット45を溶接にて取付けるとともに、断面視略逆U字状のカバー46をビス47,47にて取付けたものである。主ブラケット44は、車体側にポテンショメータ50を取付けるとともに、グリップ側に操作レバー60を取付ける部材である。カバー46はポテンショメータ50、操作レバー60の取付部分及び引張りばね84を覆う部材である。
【0019】
操作レバー60は主ブラケット44に上下スイング可能に取付けたものであり、側面視略L字状レバー部63を備える。レバー部63は、スイング中心P1から下方へ延びた後に更にグリップ41にほぼ沿って後方へ延びた形状を呈する指掛け部である。
レバー部63におけるL字部分のコーナー近傍の位置P2と副ブラケット45との間に、引張りばね84を掛け渡すことができる。引張りばね84は、操作レバー60を常に図に示す中立位置に戻す役割を果たすリターンスプリング、すなわちオートリターン機構である。
【0020】
図5は図4の5−5線断面図であり、主ブラケット44の水平板48にポテンショメータ50をハンガ51を介してビス52にて止めたことを示す。
ポテンショメータ50は、ケース53に被動軸54を介して被動ギヤ55を取付けた可変抵抗器であり、図示せぬ3個の端子を備え、その中の2個を抵抗素子の両端に接続し、他の1個を被動ギヤ55の作用で抵抗素子に沿って、機械的に移動する摺動接点に接続したものである。被動軸54はねじりばね56を備える。ねじりばね56は、被動軸54を常に中立位置に戻す役割を果たすリターンスプリング、すなわちオートリターン機構である。57はコネクタである。
【0021】
図6(a)〜(c)は操作レバー廻りの構成図であって、(a)は図4の6−6線断面の構成を示す。
(a)において操作レバー60は、平面断面視コ字状の主ブラケット44にスイング可能に支持した基部61と、基部61のスイング中心P1に開けた嵌合孔62と、基部61から延びたレバー部63と、レバー部63の下端部に開けたピン孔64と、からなる一体成形品である。嵌合孔62に駆動軸70を嵌合するようにした。
【0022】
駆動軸70は、嵌合孔62に嵌合する嵌合軸部71と、嵌合軸部71の一端に連なり嵌合軸部71より大径の大径部72と、嵌合軸部71の他端に連なり嵌合軸部71より若干小径の雄ねじ73と、からなる一体成形品である。嵌合孔62に嵌合軸部71を嵌合し、雄ねじ73にナット74をねじ込むことで、操作レバー60に駆動軸70を取付けることができる。大径部72は、駆動ギヤ75をビス76にて取付けるものである。
駆動ギヤ75は被動ギヤ55に噛み合うセクタギヤである。これらの被動・駆動ギヤ55,75は平歯車である。
【0023】
ところで、ピン孔64は嵌合孔62と平行な貫通孔であり、スイング中心P1から下方へ所定距離だけ離れた位置P2にあり、リターンピン81を嵌合したものである。駆動軸70とリターンピン81との間には、リターンアーム82を掛け渡してある。詳しくは、リターンアーム82の一端を大径部72に溶接にて取付け、リターンアーム82の他端をリターンピン81の一端に溶接にて取付けた。リターンピン81は、ピン孔64を貫通した他端にばね掛け溝83を形成し、このばね掛け溝83に引張りばね84の一端を掛けたものである。
さらに(a)は、操作レバー60を中心として、一方の側方にリターンアーム82を配置し、他方の側方に引張りばね84を配置したことを示す。
【0024】
また、図6(b)及び図6(c)は、主ブラケット44に操作レバー60の基部61を保持したことを示す。(b)は操作レバー60を止める保持部材77の斜視図であり、(c)は基部61を保持部材77で止めた状態の側面断面図である。
詳しくは、主ブラケット44のU字溝44aに基部61を嵌合し、さらに基部61と主ブラケット44とに保持部材77をスナップフィットで掛け止めることにより、主ブラケット44に基部61をスイング可能に保持することができる。
78は平座金である。
【0025】
次に、上記構成のポテンショメータ50並びに操作レバー60の作用を、図4及び図7に基づき説明する。
図4はポテンショメータ50並びに操作レバー60が中立状態にあることを示す。具体的には、引張りばね84がリターンピン81を引張っているので、リターンピン81を取付けた操作レバー60は弾発され、主ブラケット44の角部44bに当って停止した中立位置にある。このときポテンショメータ50は、被動軸54がねじりばね56(図3参照)に弾発されて中立位置にあり、制御信号は零又は最小値である。
【0026】
グリップ41と共にレバー部63を手の指で握ることで、操作レバー60をスイング中心P1を中心にして図反時計回り(矢印U方向)に所望角度だけスイングすることができる。操作レバー60にリターンピン81を介して連結したリターンアーム82も、矢印U方向にスイングする。リターンアーム82に結合した駆動軸70並びに駆動軸70に結合した駆動ギヤ75は、スイング中心P1を中心にして矢印U方向に回転する。駆動ギヤ75に噛み合う被動ギヤ55並びに被動ギヤ55に結合した被動軸54は、矢印Uと逆方向に回転し、その回転角に応じてポテンショメータ50を作動させる。この結果、ポテンショメータ50は操作レバー60のスイング量に応じた制御信号を発する。
【0027】
図7は本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの作用図であり、操作レバー60をスイングさせた状態を示す。
この状態から指を外すと、引張りばね84の弾発力によって操作レバー60、リターンピン81並びにリターンアーム82は、スイング中心P1を中心にして図時計回り(矢印D方向)にスイングし、元の中立位置に自動復帰する。この結果、駆動軸70並びに駆動ギヤ75は、スイング中心P1を中心にして矢印D方向に逆転する。駆動ギヤ75に噛み合う被動ギヤ55並びに被動軸54は、矢印Dと逆方向に回転し、ポテンショメータ50を中立位置に自動復帰させる。
このようにして、操作レバー60をスイング操作することにより、スイング量に応じた制御信号をポテンショメータ50から発することになる。
【0028】
一旦図4に戻って本発明の特徴をまとめると、本発明は、グリップ41の近傍にポテンショメータ50並びにこのポテンショメータ50を操作する操作レバー60を互いに隣接した状態で配置したことを特徴とする。従来のようにワイヤケーブルを介することなく、操作レバー60でポテンショメータ50を直接操作することができる。従って、操作レバー60の操作量(スイング量)に対するポテンショメータ50の応答性を高めることができるとともに、操作レバー60からポテンショメータ50への操作力の伝達効率を高めることができる。
【0029】
さらには、従来はワイヤケーブルを介在していたので、アウタチューブに対するインナワイヤの摺動抵抗がある。これに対して、本発明はワイヤケーブルを介在しないので、このような摺動抵抗を考慮せずに、引張りばね(リターンスプリング)84のばね力を設定することができる。従って、操作レバー60の操作力が小さくてすむので、作業者の疲労を一層軽減することができるとともに、操作感覚(操作フィーリング)を高めることができる。
【0030】
さらにまた、操作レバー60に駆動ギヤ75を備え、この駆動ギヤ75に噛み合う被動ギヤ55をポテンショメータ50の被動軸54に備えたので、除雪機10(図1参照)を含む電動作業機の種類に応じて駆動ギヤ75と被動ギヤ55のギヤ比を適宜設定するだけで、操作レバー60の操作量に対するポテンショメータ50の制御量(制御信号)を最適なものに設定することができる。このため、ポテンショメータ50の内部構造を変える必要がなく、互換性が高まる。
さらに、操作レバー60からポテンショメータ50へ操作力を伝達する伝達機構が駆動ギヤ75と被動ギヤ55とからなるギヤ機構だけであるから、伝達機構の部品数を少なくすることができるとともに、軽量にすることができる。
【0031】
図8は本発明に係る電動作業機の変形例図である。
電動作業機としての電動運搬車90は、車体フレーム91の前部に左右の前輪92,92を備え、車体フレーム91の後部に車体中央の後輪93を備え、車体フレーム91に電動モータ94、動力伝達機構95並びにバッテリ96を備え、車体フレーム91の上部に前後に延びた荷台97を備え、車体フレーム91の後部に左右の操作ハンドル19,19を備えた三輪車である。
左右の前輪92,92は走行車輪(駆動輪)である。後輪93は自由回転輪である。電動モータ94の動力は、動力伝達機構95→車軸99の経路で左右の前輪92,92に伝わり、前輪92,92を駆動することができる。
101,101は柵、102はバッテリケージ、103はブレーキレバーである。
【0032】
ところで、電動運搬車90においても、車体フレーム91から後方へ左右の操作ハンドル19,19を延ばし、その端部にグリップ41,41を設けたものである。そして、右の操作ハンドル19はグリップ41の近傍に、ポテンショメータ50並びにこのポテンショメータ50を操作する操作レバー60を互いに隣接した状態で配置することで、操作レバー60でポテンショメータ50を直接操作するように構成したことを特徴とする。ポテンショメータ50並びに操作レバー60の具体的な構造並びに取付け構造、作用に関しては、上記図3〜図7に示す構成、作用と同一であり、その詳細な説明を省略する。なお、電動運搬車90の操作ハンドル19,19は、傾動可能な一種のチルトハンドルである。
電動運搬車90においては、ポテンショメータ50から電動モータ94へ制御信号を発し、電動モータ94の回転速度を制御することになる。
【0033】
図9(a),(b)は本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの変形例図であり、(a)はポテンショメータ50並びに操作レバー60周りの外観構成を示し、(b)はポテンショメータ50並びに操作レバー60周りの断面構成を示す。
変形例は、ポテンショメータ50並びに操作レバー60を組込んだケース111をビス112,112にて操作ハンドル19に取付けたことを特徴とする。この場合においても、グリップ41の近傍に、ポテンショメータ50並びにこのポテンショメータ50を操作する操作レバー60を互いに隣接した状態で配置することで、操作レバー60でポテンショメータ50を直接操作するように構成したものである。
【0034】
具体的には、ケース111にポテンショメータ50を収納するとともに、ケース111の内部に操作レバー60の基部61を上下スイング可能に取付けたものである。さらに、スイング中心P1において、操作レバー60の基部61に駆動ギヤ75を直接取付け、この駆動ギヤ75並びに被動ギヤ55をケース111に内蔵した。また、操作レバー60を常に図に示す中立位置に戻す役割を果たすリターンスプリング、すなわちオートリターン機構としては、ねじりばね113を採用し、このねじりばね113をケース111に内蔵した。
【0035】
このように変形例は、ポテンショメータ50及び操作レバー60の基部61周りの部分をケース111に一括収納し、ポテンショメータ50と操作レバー60とを一体に組付けたことを特徴とする。このため、耐水性や耐熱性を高めることができる。さらに変形例は、操作レバー60からポテンショメータ50へ操作力を伝達する伝達機構を、駆動ギヤ75と被動ギヤ55とからなるギヤ機構だけとしたものである。従って、ポテンショメータ50と操作レバー60との組合せ構造の小型化を図ることができるとともに、外観性を高めることができる。さらに、操作ハンドル19にポテンショメータ50及び操作レバー60を極めて簡単に取付けることができる。また、上記図3〜図7に示す駆動軸70、リターンピン81、リターンアーム82が不要になるので、部品数が低減し生産コストを低減することができる。
【0036】
なお、上記本発明の実施の形態及び変形例において、電動作業機は駆動輪を電動モータで駆動するとともに業者が歩行しながら操作ハンドル19,19を操縦する形式の、自力走行式歩行型作業機であればよく、除雪機10や電動運搬車90に限定されるものではない。操作ハンドル19は1本であってもよい。
また、ポテンショメータ50及び操作レバー60は、左右の操作ハンドル19,19のどちら側に配置してもよい。
さらにまた、図9に示す変形例のポテンショメータ50並びに操作レバー60を図8の電動運搬車90に採用してもよい。
【0037】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、操作ハンドル用グリップの近傍にポテンショメータ並びに操作レバーを互いに隣接した状態で配置したので、従来のようにワイヤケーブルを介することなく、操作レバーでポテンショメータを直接操作することができる。従って、操作レバーの操作量に対するポテンショメータの応答性を高めることができるとともに、操作レバーからポテンショメータへの操作力の伝達効率を高めることができる。
【0038】
さらには、従来はワイヤケーブルを介在していたので、アウタチューブに対するインナワイヤの摺動抵抗がある。これに対して、請求項1はワイヤケーブルを介在しないので、このような摺動抵抗を考慮せずに、操作レバーのリターンスプリングのばね力を設定することができる。従って、操作レバーの操作力が小さくてすむので、作業者の疲労を一層軽減することができるとともに、操作感覚(操作フィーリング)を高めることができる。
【0039】
さらにまた、操作ハンドルにポテンショメータ並びに操作レバーを互いに隣接した状態で取付けるので、これらの部材を同位置にまとめて取付けることができ、取付け性が高まる。しかも、操作ハンドルにポテンショメータを取付けるので、ポテンショメータが電動作業機の作業環境の影響を受けにくくなる。
【0040】
また、請求項1は、操作レバーに駆動ギヤを備え、この駆動ギヤに噛み合う被動ギヤをポテンショメータの被動軸に備えたので、電動作業機の種類に応じて駆動ギヤと被動ギヤのギヤ比を適宜設定するだけで、操作レバーの操作量に対するポテンショメータの制御量を最適なものに設定することができる。このため、ポテンショメータの内部構造を変える必要がなく、互換性が高まる。
さらには、操作レバーからポテンショメータへ操作力を伝達する伝達機構が駆動ギヤと被動ギヤとからなるギヤ機構だけであるから、伝達機構の部品数を少なくすることができるとともに、軽量にすることができる。また、操作レバーとポテンショメータとを一体に組付けることで、小型化を図ることができる。
【0041】
請求項2は、ポテンショメータの制御信号を受けて電動モータを制御する制御部を駆動輪よりも上位に配置することにより、路面から遠ざけることができる。このため、制御部が電動作業機の作業環境の影響を受けにくくなる。例えば、電動作業機を除雪機とした場合には積雪から遠ざかるので、雪害を受けにくくなる。
また、制御部を上位に配置することにより、制御部とポテンショメータとの間を接続する細い信号線を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除雪機の側面図
【図2】本発明に係る除雪機の平面図
【図3】本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの作用的原理図
【図4】本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの側面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】操作レバー廻りの構成図
【図7】本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの作用図
【図8】本発明に係る電動作業機の変形例図
【図9】本発明に係るポテンショメータ並びに操作レバーの変形例図
【符号の説明】
10…電動作業機(除雪機)、11…車体フレーム、13…クローラベルト、14…電動モータ、18…制御部、19…操作ハンドル、35…駆動輪、41…グリップ、50…ポテンショメータ、54…被動軸、55…被動ギヤ、60…操作レバー、75…駆動ギヤ、90…電動作業機(電動運搬車)、91…車体フレーム、92…駆動輪(走行車輪)、94…電動モータ。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an improved technique for a walking electric work machine that runs on its own by power.
[0002]
[Prior art]
A walk-type electric work machine is a self-propelled walk-type work machine in which a driving wheel is driven by an electric motor and an operator handles an operation handle while walking, and is often used to reduce labor. Yes. With regard to such a walking type electric work machine, for example, Japanese Utility Model Publication No. 44-15072 “Simple traveling device of a transport vehicle” (hereinafter referred to as “conventional technology”) is known.
[0003]
According to FIG. 1 and FIG. 3 of this publication, this prior art has left and right wheels 7, 7 and wheels at the bottom of the frame 2 (the numbers are quoted in the publication, the same shall apply hereinafter). 7 is a cart having a
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In the above conventional technique, the handle 30 and the sliding resistor 14 (corresponding to a potentiometer) are connected by the
Incidentally, the
[0005]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a technique capable of enhancing the responsiveness of a potentiometer with respect to the operation amount of the operation lever and further reducing the operation force of the operation lever.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides an operation handle extending backward from a vehicle body frame provided with drive wheels such as crawler belt drive wheels and traveling wheels and an electric motor for driving the drive wheels. A grip is provided at an end of the handle, an operation lever extending substantially along the grip is provided in the vicinity of the grip, and the operation lever can swing toward the grip from a position extending substantially along the grip. In the work machine, a potentiometer for controlling the rotation speed of the electric motor is arranged in the vicinity of the grip and adjacent to the operation lever. The operation lever is provided with a drive gear, the driven gear meshing with the drive gear is provided on the driven shaft of the potentiometer, and the driven gear is disposed in front of the drive gear, The potentiometer is configured to be directly operated by the operation lever. The potentiometer, a portion around the base of the operation lever, the drive gear, the driven gear, and a return spring for returning the operation lever to a neutral position are housed in a case, and the base of the operation lever is housed in the case Attach the case to the operation handle with screws. It is characterized by that.
The potentiometer is directly operated by operating the operation lever. The potentiometer emits a control signal corresponding to the operation amount of the operation lever to control the rotation speed of the electric motor.
[0007]
Also, Claim 1 is When the operation lever is operated, the drive gear provided in the operation lever rotates the driven shaft through the driven gear. The potentiometer generates a control signal corresponding to the rotation angle of the driven shaft.
[0008]
Claim 2 Is characterized in that a control unit that controls the electric motor in response to a control signal of the potentiometer is provided in the body frame and is disposed higher than the drive wheels.
The control unit is less affected by the working environment of the electric working machine.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
“Front”, “Rear”, “Left”, “Right”, “Up”, “Down” follow the direction seen from the operator, Fr is front, Rr is rear, L is left, R is right CL indicates the vehicle width center (vehicle body center). The drawings are to be viewed in the direction of the reference numerals.
[0010]
First, an example of a snow removal machine will be described as an example of an electric working machine.
FIG. 1 is a side view of a snowplow according to the present invention.
The
[0011]
The
Further, the
[0012]
The
The present invention is characterized in that the
In the figure, 24 is a battery storage box, 25 is a telescopic mechanism operating lever, 26 is a cover, and 27 is a belt urging member.
[0013]
FIG. 2 is a plan view of the snowplow according to the present invention.
The
[0014]
In this figure, the left and
The power of the
[0015]
Further, in this figure, left and right operation handles 19, 19 are extended rearward from the rear portion of the
[0016]
Since it is such a
[0017]
FIG. 3 is an operational principle diagram of the potentiometer and the operating lever according to the present invention. The operation principle of the
The
When the
When the finger is removed, the operating
[0018]
FIG. 4 is a side view of the potentiometer and the operation lever according to the present invention, and shows that the
The operation handle 19 has a
[0019]
The
The
[0020]
FIG. 5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG. 4 and shows that the
The
[0021]
6A to 6C are configuration diagrams around the operation lever, and FIG. 6A illustrates a configuration of a cross section taken along line 6-6 in FIG.
In (a), the
[0022]
The
The
[0023]
By the way, the
Further, (a) shows that the
[0024]
6B and 6C show that the
Specifically, the
[0025]
Next, the operation of the
FIG. 4 shows that the
[0026]
By gripping the
[0027]
FIG. 7 is an operation diagram of the potentiometer and the operation lever according to the present invention, and shows a state where the
When the finger is removed from this state, the operating
In this way, by performing a swing operation of the
[0028]
Returning to FIG. 4 and summarizing the features of the present invention, the present invention is characterized in that a
[0029]
Furthermore, since a wire cable is conventionally interposed, there is a sliding resistance of the inner wire with respect to the outer tube. In contrast, since the present invention does not involve a wire cable, the spring force of the tension spring (return spring) 84 can be set without considering such sliding resistance. Therefore, since the operation force of the
[0030]
Furthermore, since the operating
Furthermore, since the transmission mechanism for transmitting the operation force from the
[0031]
FIG. 8 is a modified example of the electric working machine according to the present invention.
An
The left and right
101 and 101 are fences, 102 is a battery cage, and 103 is a brake lever.
[0032]
By the way, also in the
In the
[0033]
FIGS. 9A and 9B are modification diagrams of the potentiometer and the operation lever according to the present invention, FIG. 9A shows an external configuration around the
The modification is characterized in that a
[0034]
Specifically, the
[0035]
As described above, the modification is characterized in that the portions around the
[0036]
In the embodiment and the modification of the present invention, the electric working machine is a self-propelled walking type working machine in which the driving wheel is driven by the electric motor and the operator handles the operating handles 19 and 19 while walking. What is necessary is not limited to the
Further, the
Furthermore, the
[0037]
【The invention's effect】
The present invention exhibits the following effects by the above configuration.
According to the first aspect, since the potentiometer and the operation lever are arranged adjacent to each other in the vicinity of the grip for the operation handle, the potentiometer can be directly operated by the operation lever without using a wire cable as in the prior art. Therefore, the responsiveness of the potentiometer with respect to the operation amount of the operation lever can be increased, and the transmission efficiency of the operation force from the operation lever to the potentiometer can be increased.
[0038]
Furthermore, since a wire cable is conventionally interposed, there is a sliding resistance of the inner wire with respect to the outer tube. On the other hand, since the wire cable is not interposed in the first aspect, the spring force of the return spring of the operation lever can be set without considering such sliding resistance. Therefore, since the operation force of the operation lever is small, it is possible to further reduce the operator's fatigue and to enhance the operation feeling (operation feeling).
[0039]
Furthermore, since the potentiometer and the operation lever are attached to the operation handle in a state where they are adjacent to each other, these members can be attached together at the same position, thereby improving the attachment. In addition, since the potentiometer is attached to the operation handle, the potentiometer is less susceptible to the working environment of the electric working machine.
[0040]
Also, Claim 1 Is equipped with a drive gear on the operating lever, and a driven gear meshing with the drive gear is provided on the driven shaft of the potentiometer, so by simply setting the gear ratio between the drive gear and the driven gear according to the type of electric work machine, The control amount of the potentiometer with respect to the operation amount of the operation lever can be set to an optimum value. For this reason, it is not necessary to change the internal structure of the potentiometer, and compatibility is enhanced.
Furthermore, since the transmission mechanism for transmitting the operation force from the operation lever to the potentiometer is only the gear mechanism including the driving gear and the driven gear, the number of parts of the transmission mechanism can be reduced and the weight can be reduced. . In addition, the operation lever and the potentiometer can be assembled together to reduce the size.
[0041]
Claim 2 Can be kept away from the road surface by disposing a control unit that controls the electric motor in response to a potentiometer control signal above the drive wheels. For this reason, a control part becomes difficult to receive to the influence of the working environment of an electric working machine. For example, when the electric working machine is a snow remover, it is less likely to be damaged by snow because it moves away from the snow.
Further, by arranging the control unit at the upper level, it is possible to shorten the thin signal line connecting the control unit and the potentiometer.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view of a snowplow according to the present invention.
FIG. 2 is a plan view of a snowplow according to the present invention.
FIG. 3 is a functional principle diagram of a potentiometer and an operation lever according to the present invention.
FIG. 4 is a side view of a potentiometer and an operation lever according to the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along line 5-5 of FIG.
[Fig. 6] Configuration diagram around the control lever
FIG. 7 is an operation diagram of a potentiometer and an operation lever according to the present invention.
FIG. 8 is a modified example of the electric working machine according to the present invention.
FIG. 9 is a modification of the potentiometer and the operation lever according to the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記グリップの近傍で、かつ、前記操作レバーに隣接する位置に、前記電動モータの回転速度を制御するポテンショメータを配置し、前記操作レバーに駆動ギヤを備え、この駆動ギヤに噛み合う被動ギヤを前記ポテンショメータの被動軸に備えるとともに、前記被動ギヤを前記駆動ギヤの前方に配置することで、前記ポテンショメータを前記操作レバーで直接操作するように構成し、
前記ポテンショメータと、前記操作レバーの基部周りの部分と、前記駆動ギヤと、前記被動ギヤと、前記操作レバーを中立位置に戻すリターンスプリングとをケースに収納し、
前記ケースに前記操作レバーの基部を上下スイング可能に取付け、
前記ケースをビスによって前記操作ハンドルに取付けたことを特徴とする電動作業機。An operating handle is extended rearward from a vehicle body frame having driving wheels such as a crawler belt driving wheel and a traveling wheel and an electric motor that drives the driving wheel, and a grip is provided at an end of the operating handle. In an electric work machine that is provided with an operation lever extending substantially along the grip in the vicinity, and capable of swinging the operation lever toward the grip from a position extending substantially along the grip.
A potentiometer that controls the rotational speed of the electric motor is disposed in the vicinity of the grip and adjacent to the operation lever, the drive lever is provided with a drive gear, and the driven gear that meshes with the drive gear is the potentiometer. The driven shaft is arranged in front of the drive gear, and the potentiometer is directly operated by the operation lever .
Housing the potentiometer, a portion around the base of the operation lever, the drive gear, the driven gear, and a return spring for returning the operation lever to a neutral position;
Attach the base of the operation lever to the case so that it can swing up and down,
An electric working machine characterized in that the case is attached to the operation handle with a screw .
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