JP4640803B2 - Hair retainer - Google Patents
Hair retainer Download PDFInfo
- Publication number
- JP4640803B2 JP4640803B2 JP2005201228A JP2005201228A JP4640803B2 JP 4640803 B2 JP4640803 B2 JP 4640803B2 JP 2005201228 A JP2005201228 A JP 2005201228A JP 2005201228 A JP2005201228 A JP 2005201228A JP 4640803 B2 JP4640803 B2 JP 4640803B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- reinforcing member
- intake port
- cylindrical body
- straight tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Hair Curling (AREA)
Description
本発明は、パーマ等により毛髪にカールを付与する場合に、毛髪を所定の形状に巻回するときの補助具として用いられる毛髪保持具に関する。 The present invention relates to a hair holding tool used as an auxiliary tool for winding hair into a predetermined shape when curling the hair with a permanent or the like.
下記特許文献1には、一端部に毛髪取り込み口を有する筒状体からなる細長形状の毛髪保持具において、筒状体への毛髪の取り込み性(挿入性)を向上させるために、毛髪取り込み口を高剛性としたり、毛髪取り込み口を漏斗状の形状としたり、毛髪保持具とは別体の挿入補助具を用いることが記載されている。このような毛髪保持具によれば、毛髪を筒状体内にスムーズに取り込んだ後、毛髪を筒状体と共に巻き上げることができる。そして、その状態で毛髪処理剤を筒状体に付与することにより、筒状体内の毛髪にパーマ等の毛髪処理を施すことができる。
In
また、下記特許文献2には、上記特許文献1記載の毛髪保持具と同様に、筒状体への毛髪の取り込み性を向上させるために、毛髪取り込み口に筒状体とは別体のリング要素を設けた毛髪保持具が記載されている。
In addition, in
特許文献1及び2に記載の毛髪保持具においては、前述の工夫により、筒状体への毛髪の取り込み性は向上しているが、筒状体への毛髪の取り込み時に、毛髪取り込み口近傍において毛髪に応力が集中し易く、しかも毛髪の破断に対して考慮されていなかった。その結果、毛髪がイレギュラーな形状に変形したり、破断するという問題があった。また、特許文献1記載の毛髪保持具では、毛髪取り込み口に設けるリング要素は楕円形状とされているが、特許文献1には、該リング要素と筒状体とを工業的に容易に一体化させるための方法や、それを達成するためのリング要素の具体的な形状も記載されていない。
In the hair holders described in
従って、本発明の目的は、筒状体への毛髪の取り込み時に、毛髪取り込み口近傍において毛髪に応力が集中しても、毛髪がイレギュラーな形状に変形したり、破断し難いと共に、筒状体と取り込み口補強部材との一体化が容易な毛髪保持具を提供することにある。 Accordingly, the object of the present invention is to prevent the hair from being deformed into an irregular shape or being broken even when stress is concentrated on the hair in the vicinity of the hair intake opening when the hair is taken into the tubular body. An object of the present invention is to provide a hair holding device in which the body and the intake port reinforcing member can be easily integrated.
本発明は、一端部に毛髪取り込み口を有する筒状体からなる細長形状の毛髪保持具であって、前記毛髪取り込み口には、直筒部を有する取り込み口補強部材が、該直筒部を該毛髪取り込み口の内周面又は外周面に接合させて設けられており、前記取り込み口補強部材における毛髪が取り込まれる側の端縁部の内周縁及び外周縁は、尖鋭部分を有していない毛髪保持具を提供することにより前記目的を達成したものである。 The present invention is a slender hair holder comprising a cylindrical body having a hair intake opening at one end, wherein the hair intake opening is provided with an intake opening reinforcing member having a straight tube portion, and the straight tube portion is attached to the hair. It is provided to be joined to the inner peripheral surface or the outer peripheral surface of the intake port, and the inner edge and the outer edge of the edge portion on the side where the hair is taken in the intake port reinforcing member does not have a sharp portion. The object is achieved by providing a tool.
本発明の毛髪保持具によれば、筒状体への毛髪の取り込み時に、毛髪取り込み口近傍において毛髪に応力が集中しても、毛髪がイレギュラーな形状に変形したり、破断し難い。かつ、筒状体と取り込み口補強部材との一体化が容易である。 According to the hair holding tool of the present invention, even when stress is concentrated on the hair in the vicinity of the hair intake opening when the hair is taken into the cylindrical body, the hair is not easily deformed or broken. In addition, the cylindrical body and the intake port reinforcing member can be easily integrated.
以下本発明の毛髪保持具を、その好ましい一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の毛髪保持具1は、図1に示すように、一端部に毛髪取り込み口4を有する筒状体2からなる細長形状の毛髪保持具であって、毛髪取り込み口4には、直筒部14を有する取り込み口補強部材13が、直筒部14を毛髪取り込み口4に接合させて設けられており、取り込み口補強部材13における毛髪Hが取り込まれる側(図2参照)の端縁部15の内周縁15A及び外周縁15Bは、尖鋭部分を有していない。
Hereinafter, a preferred embodiment of the hair holding device of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the
本実施形態の毛髪保持具1について詳述する。本実施形態の毛髪保持具1は、図1に示すように、毛髪挿入具3と組み合わされて用いられる。
毛髪保持具1は、細長筒形状の筒状体2を有し、可撓性材料から構成されている。そのため、筒状体2内に毛髪を挿入して保持できるようになっている。筒状体2は、円筒形で、一端部及び他端部5を有しており、各端部は開口している。一端部は毛髪取り込み口4となっている。他端部5からは毛髪挿入具3を引き出すことができるようになっている。筒状体2の長さは、処理すべき毛髪の長さに応じて適切な長さとされ、好ましくは処理すべき毛髪の長さよりも長くなっている。
The
The
毛髪保持具1の筒状体2を形成する材料としては、各種可撓性材料が用いられる。その例としては、不織布、多孔性又は非多孔性の樹脂フィルム、紙、金属板又はこれらの複合体などが挙げられ、具体的用途に応じて適切な材料が選択される。例えば、筒状体2内に挿入された状態の毛髪に対して筒状体2の外部から毛髪処理剤を施したいときには、該毛髪処理剤に対して透過性を有する材料を用いればよい。また、挿入されている毛髪のみに毛髪処理剤を施したいときには、該毛髪処理剤に対して非透過性を有する材料を用いればよい。本形態においては、毛髪処理剤に対して透過性を有する不織布を用いている。
As a material for forming the
筒状体2の毛髪取り込み口4には、取り込み口補強部材13が設けられている。取り込み口補強部材13は、直筒部14と毛髪Hが取り込まれる側の端縁部15とからなる。
直筒部14は、均厚の円筒形となっている。直筒部14の厚さ、長さ、横断面積等は、毛髪の取り込み性や毛髪の保持力等を考慮して適宜設定されるが、例えば以下に示す範囲が好ましい。
直筒部14の厚さは、好ましくは0.3mm〜1mmである。直筒部14の長さは、好ましくは5mm〜25mmである。直筒部14の内周面14Aの横断面積は、好ましくは30mm2〜2000mm2である。
The
The
The thickness of the
端縁部15は、直筒部14の横断面中心から外方に向けて鍔状に延出している。詳細には、端縁部15の縦断面形状は、毛髪が取り込まれる側に凸の半円弧形状となっている。端縁部15の厚さ、直筒部14の内周面14Aからの端縁部15の最外周縁までの距離等は、毛髪の取り込み性や毛髪の保持力、毛髪保持具1の把持性等を考慮して適宜設定されるが、例えば以下に示す範囲が好ましい。
端縁部15の厚さは、好ましくは1mm〜10mmである。直筒部14の内周面14Aからの端縁部15の最外周縁までの距離は、好ましくは2mm〜10mmである。
The
The thickness of the
取り込み口補強部材13としては、毛髪取り込み口4の剛性を高くするために、筒状体2の素材よりも高剛性の素材から形成されていることが好ましく、そのような素材としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
取り込み口補強部材13は、フィルムの深絞り成形、射出成形等により形成することができるが、本実施形態においては、適度な剛性が得られる点で、PETフィルムを用い、深絞り成形により形成されている。
The intake
The intake
取り込み口補強部材13の端縁部15の内周縁15A及び外周縁15Bは、尖鋭部分を有していない。尖鋭部分を有さないようにするには、通常、内周縁15A及び外周縁15Bに丸みや面取りを設ける。本実施形態においては、PETフィルムを深絞り成形することにより、端縁部15の内周縁15A及び外周縁15Bに丸みを設けてある。
The inner
端縁部15の内周縁15A及び外周縁15Bに丸みの大きさは、毛髪の変形や破断を防止できる範囲で適宜設定できるが、例えば、R0.5〜R10が好ましく、R1〜R5が更に好ましい。なお、Rは曲率半径を表し、数値の単位はmmである。
The roundness of the inner
また、取り込み口補強部材13は、適度な毛髪保持力を確保する上で、直筒部14の横断面外方から中心に向けて平板の間に挟みこむように押圧して直筒部14をその内周面14A同士が当接するまで変形させるのに要する変形力が、0.5N〜10Nであることが好ましく、1N〜5Nであることが更に好ましい。
Further, in order to secure an appropriate hair holding force, the intake
このような構成の取り込み口補強部材13は、図1に示すように、その外周面14Bを、筒状体2の毛髪取り込み口4の内周面4Aに接合させて、毛髪取り込み口4に設けられている。その結果、取り込み口補強部材13は、毛髪取り込み口4と一体化して、毛髪保持具1における毛髪の取り込み口を構成している。
As shown in FIG. 1, the intake
筒状体2には、図1に示すように、その外周面に巻き上げ用糸6がスパイラル状に巻き付けられている。巻き上げ用糸6は、筒状体2内に挿入された状態の毛髪を、筒状体2ごと巻き上げる手段として用いられる。本出願において「巻き上げ」とは、毛髪に所定のくせ付けをすること全般を意味し、本来の巻き上げに加えて、例えば湾曲(スパイラル状の巻き上げ)や屈曲(ジグザグ状の巻き上げ)等も包含される。
As shown in FIG. 1, a winding
巻き上げ用糸6は、筒状体2にスパイラル状に間欠的に設けられた複数の挿通孔7に挿通されている。挿通孔7は、筒状体2を正面から視たときに、長手方向の両側部に設けられている。各側部に設けられている各挿通孔7は所定間隔を置いて配列され、挿通孔列8A,8Bを形成している。また、各挿通孔7は、筒状体2の高さ方向(長手方向)に関し、筒状体2の側面に沿って各挿通孔を順次結んだときにスパイラル状の軌跡を描くように配列されている。
The winding
各挿通孔7は近接して配された一対の小孔7A,7Bからなる。小孔7A,7Bは、巻き上げ用糸6が挿通できる程度に開孔している。巻き上げ用糸6は、その大部分が筒状体2の外周面に巻き付けられているが、一対の小孔7A,7B間のみにおいて筒状体2の内周面に配されている。これによって巻き上げ用糸6は筒状体2の外周面に保持されることになる。
Each
巻き上げ用糸6は、その一端が、筒状体2における最下端に位置する挿通孔7(図1では、挿通孔列8Aの最下端)の位置において引き抜かれないようになされている。具体的には、巻き上げ用糸6の一端を筒状体2に固定することで、その引き抜きを防止している。
一方、筒状体2における最上端に位置する挿通孔7(図1では、挿通孔列8Bの最上端)においては、巻き上げ用糸6は自由状態になっている。これによって、巻き上げ用糸6の他端を引っ張ると、筒状体2は、スパイラル状に変形することになる(これについては更に後述する)。
巻き上げ用糸6は、これを引っ張って毛髪の巻き上げ操作を行うときに、引きちぎれない程度の強度及び巻き上げ操作を円滑に行い得る柔軟性を有していることが好ましい。
One end of the winding
On the other hand, in the
It is preferable that the winding
本発明の毛髪保持具と組み合わせて使用される毛髪処理剤としては、通常の毛髪処理に用いられるものであれば特に限定されず、例えば、パーマネント処理剤(1浴式)、トリートメント剤、スタイリング剤、染色剤が挙げられる。 The hair treatment agent used in combination with the hair holding tool of the present invention is not particularly limited as long as it is used for ordinary hair treatment. For example, a permanent treatment agent (one bath type), a treatment agent, and a styling agent. And dyeing agents.
次に、毛髪保持具1と組み合わせて用いられる毛髪挿入具3について説明する。毛髪挿入具3は、図1に示すように、細長形状の把持部9と、把持部9の先端に取り付けられたフック部10とを備えている。フック部10は、筒状体2内に挿入される毛髪を引っ掛けるために用いられ、変形可能になされている。また、毛髪挿入具3は、一本の線材から構成されている。詳細には、その一端に小ループ11を形成し、その他端をこの小ループ11に通すことで大ループからなるフック部10を形成している。更に大ループの所定位置に小ループ11を通過しない大きさの係止部12が設けられている。
Next, the
この毛髪挿入具3を使用するに際しては、フック部10を毛髪を引っ掛け易い大きさまで広げて毛髪を引っ掛ける。把持部9を引っ張ることでフック部10を縮める。この操作によってフック部10は係止部12で規制される大きさにまで縮められる。
When the
毛髪挿入具3は、図1に示すように、毛髪挿入具3のフック部10を筒状体2の毛髪取り込み口4側に向けて挿入された状態で使用される。使用に先立ち、毛髪挿入具3のフック部10を、筒状体2の毛髪取り込み口4から突出させる。そして、フック部10に所望量の毛髪を引っ掛け、この状態下に毛髪挿入具3の他端部から引き出されている毛髪挿入具3の把持部9を引っ張る。これによって、フック部10に引っ掛けられている毛髪がフック部10と共に筒状体2内に挿入される。
As shown in FIG. 1, the
フック部10が筒状体2内に引き入れられると、筒状体2内の所定位置において、フック部10による毛髪の引っ掛けが解除され、毛髪は筒状体2内に円滑に挿入される。フック部10は、筒状体2の他端部5を通じて筒状体2の外に引き出される。
When the
次に、本実施形態の毛髪保持具1の一使用方法について、パーマネント処理を例にとり、図2(a)〜図2(d)を参照しながら説明する。先ず図2(a)に示すように、筒状体2内に毛髪挿入具3を挿入し、そのフック部10を、筒状体2の毛髪取り込み口4(取り込み口補強部材13)から突出させる。そして、筒状体2の他端部5から、毛髪挿入具3の把持部9の端部を引き出す。この状態下に、毛髪挿入具3のフック部10に所望量の毛髪Hを通して引っ掛ける。
Next, a method of using the
次に、図2(b)に示すように、筒状体2の毛髪取り込み口4付近の位置を一方の手(図示せず)で軽く押さえる。また筒状体2の他端部5から引き出されている毛髪挿入具3の把持部9の端部を他方の手(図示せず)で把持し、毛髪挿入具3を筒状体2の外に引き出す。その操作によって、フック部10に引っ掛けられていた毛髪Hが首尾良く筒状体2内に挿入、収納される。筒状体2は、その全長が挿入すべき毛髪Hの長さよりも長くなっているので、毛髪Hは、その全長に亘って筒状体2内に挿入される。
Next, as shown in FIG.2 (b), the position near the
次に、筒状体2の毛髪取り込み口4付近の位置を一方の手(図示せず)で軽く押さえる。この状態下に、図2(c)に示すように、筒状体2の外周面に巻き付けられている巻き上げ用糸6の自由端を引っ張る。すると、図2(d)に示すように、毛髪Hは、筒状体2と共にスパイラル状に巻き上げられて、小さく纏められる。
Next, the position of the
次に、この状態を保持するために、筒状体2から引き出されている巻き上げ用糸6の根元をクリップ(図示せず)で係止する。
この状態下に、筒状体2に向けて第1のパーマネント処理剤(還元剤)を付与する(図示せず)。筒状体2はパーマネント処理剤に対して透過性の材料から構成されているので、パーマネント処理剤は筒状体2を透過して毛髪Hに施される。
Next, to hold this state, locking the root of the hoisting
Under this state, a first permanent treating agent (reducing agent) is applied toward the cylindrical body 2 (not shown). Since the
所定時間放置後、筒状体2に向けて第2のパーマネント処理剤(酸化剤)を付与し、再び所定時間放置する。これによって、筒状体2内に挿入されている毛髪Hに対して、その巻き上げ形態のパーマネントウエーブが掛けられる。その後、巻き上げ用糸6に取り付けられた前記クリップを外し、毛髪Hの巻き上げ状態を解除する。引き続き毛髪Hを筒状体2から取り出し、すすぎ洗いをし、更にシャンプー及びブローをする。
After leaving for a predetermined time, a second permanent treating agent (oxidant) is applied toward the
本実施形態の毛髪保持具1によれば、筒状体2への毛髪Hの取り込み時に、毛髪取り込み口4近傍において毛髪Hに応力が集中しても、毛髪Hがイレギュラーな形状に変形したり、破断し難い。かつ、筒状体2と取り込み口補強部材13との一体化が容易である。
According to the
詳細には、本実施形態の毛髪保持具1においては、毛髪取り込み口4に直筒部14を有する取り込み口補強部材13が、直筒部14を毛髪取り込み口4に接合させて設けられており、取り込み口補強部材13における毛髪Hが取り込まれる側の端縁部15の内周縁15A及び外周縁15Bが、尖鋭部分を有していない。そのため、毛髪取り込み口4が適度な剛性を有することになり、筒状体2への毛髪Hの取り込みがスムーズである。また、毛髪Hを筒状体2の内部に挿入した後、取り込み口補強部材13を横断面中心に向けて押圧することにより、取り込み口補強部材13を変形させ、その直筒部14で毛髪Hを十分な保持力をもって保持することができる。その結果、筒状体2に挿入された毛髪Hがずれ難く、位置決めし易い。
Specifically, in the
また、筒状体2への取り込み時に毛髪Hが取り込み口補強部材13の端縁部15に接触しても、その内周縁15A及び外周縁15Bは尖鋭部分を有していないため、毛髪が破断し難い。
しかも、取り込み口補強部材13の端縁部15が外方に向けて鍔状に延出しているため、内周縁15A及び外周縁15Bの丸みを大きくすることができると共に、鍔状に延出した端縁部15を保持することができ、毛髪保持具1全体を掴み易い。更に、取り込み口補強部材13を押圧したときに、鍔状に延出した端縁部15により横断面中心向きの反発力が生じ、毛髪Hの保持力が一層向上する。
さらに、取り込み口補強部材13は、直筒部14を有しているため、筒状体2と接合しやすく、工業的に筒状体2との一体化が容易である。
Further, even when the hair H comes into contact with the
Moreover, since the
Furthermore, since the intake
次に、本発明の毛髪保持具における取り込み口補強部材の別の形態について説明する。別の形態の取り込み口補強部材については、主として、図1に示す実施形態の毛髪保持具における第1の形態の取り込み口補強部材とは異なる点を説明し、同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。特に説明しない点については、第1の形態の取り込み口補強部材についての説明が適宜適用される。 Next, another embodiment of the intake port reinforcing member in the hair holder of the present invention will be described. Regarding the intake port reinforcing member of another form, the points different from the intake port reinforcing member of the first form in the hair holder of the embodiment shown in FIG. 1 will be mainly described, and the same reference numerals are given to the same configurations. The description is omitted. For the points that are not particularly described, the description of the intake port reinforcing member of the first embodiment is applied as appropriate.
第2の形態の取り込み口補強部材13は、図3に示すように、第1の形態の取り込み口補強部材13に比して、端縁部15が鍔状に延出した形状とはなっていない点が異なる。その他は、第1の形態の取り込み口補強部材13と同じ構成を有している。
第2の形態の取り込み口補強部材13を筒状体の毛髪取り込み口に備えた毛髪保持具によっても、鍔状に延出した端縁部に起因する効果を除き、図1に示す実施形態の毛髪保持具と同様の効果が奏される。
As shown in FIG. 3, the intake
The hair-holding device provided with the intake
第3の形態の取り込み口補強部材13は、図4に示すように、第1の形態の取り込み口補強部材13の横断面を二分した形状を有する2個の補強部材片16A,16Bから形成されている。
このような2個の補強部材片16A,16Bからなる第3の形態の取り込み口補強部材13を用いて、例えば以下に説明するように毛髪保持具を形成することができる。
As shown in FIG. 4, the intake
By using the intake
図5に示すように、筒状体2の半周分を形成する一方の帯状シート2Aにおける一端部に一方の補強部材片16Aを接合させて設ける。同様に、筒状体2の残り半周分を形成する他方の帯状シート2Bにおける一端部に他方の補強部材片16Bを接合させて設ける。そして、一方の補強部材片16Aが設けられた一方の帯状シート2Aと、他方の補強部材片16Bが設けられた他方の帯状シート2Bとを、それらの両側縁部21A,21Bで接合して筒状体2を形成する。その結果、一方の補強部材片16Aと他方の補強部材片16Bとが組み合わさり、毛髪取り込み口4に第3の形態の取り込み口補強部材13が設けられた毛髪保持具1が得られる。
As shown in FIG. 5, one reinforcing member piece 16 </ b> A is provided at one end of one belt-
即ち、この毛髪保持具1は、筒状体2が2枚の帯状シート2A,2Bの両側縁部21A,21Bを接合して形成されており、取り込み口補強部材13が2枚の帯状シート2A,2Bに対応して二分された形状を有する2個の補強部材片16A,16Bからなり、補強部材片16A,16Bが、それぞれ帯状シート2A,2Bの一端部に設けられているものである。
That is, in this
このような構成の毛髪保持具1においては、筒状体2が形成される前の帯状シート2A,2Bに、取り込み口補強部材13を構成する補強部材片16A,16Bを接合させてから、2枚の帯状シート2A,2Bの両側縁部21A,21Bを接合するだけで、筒状体の一端部(毛髪取り込み口)に取り込み口補強部材を挿入する工程を経ることなく、毛髪保持具を製造することができ、毛髪保持具の製造が容易である。
In the
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明の毛髪保持具は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り、適宜変更が可能である。
取り込み口補強部材は、その内周面を、筒状体の毛髪取り込み口の外周面に接合させて設けることもできる。取り込み口補強部材は、二重構造の筒状体の層間に挟んだ形態で接合させて設けることもできる。
As mentioned above, although preferable embodiment of this invention was described, the hair holder of this invention is not restrict | limited to embodiment mentioned above, As long as it does not deviate from the meaning of this invention, it can change suitably.
Inlet reinforcing member may be an inner peripheral surface thereof, provided by bonding to the outer peripheral surface of the hair inlet of the tubular body. The intake port reinforcing member may be provided by being joined in a form sandwiched between layers of a double-structured cylindrical body.
取り込み口補強部材の直筒部の横断面形状は、円形状に制限されず、毛髪を取り入れることができれば、楕円形状や扁平形状でもよい。同様に、筒状体の横断面形状は、円形状に制限されず、楕円形状や扁平形状でもよい。
巻き上げ用糸の挿通孔の配置は適宜設定することができる。巻き上げ用糸がなくてもよい。筒状体の他端部が閉鎖されている形態とすることもできる。
The cross-sectional shape of the straight tube portion of the intake port reinforcing member is not limited to a circular shape, and may be an elliptical shape or a flat shape as long as hair can be taken in. Similarly, cross sectional shape of the tubular body is not limited to a circular shape, or an elliptical shape or a flat shape.
The arrangement of the winding hole for the winding thread can be set as appropriate. There may be no winding thread. It can also be set as the form by which the other end part of the cylindrical body is closed.
1 毛髪保持具
2 筒状体
2A,2B 帯状シート
3 毛髪挿入具
4 毛髪取り込み口(一端部)
4A 内周面
5 他端部
6 巻き上げ用糸
7 挿通孔
8A,8B 挿通孔列
9 把持部
10 フック部
11 小ループ
12 係止部
13 取り込み口補強部材
14 直筒部
14A 内周面
14B 外周面
15 端縁部
15A 内周縁
15B 外周縁
16A,16B 補強部材片
21A,21B 両側縁部
DESCRIPTION OF
4A Inner
Claims (4)
前記毛髪取り込み口には、直筒部を有する取り込み口補強部材が、該直筒部を該毛髪取り込み口の内周面に接合させて設けられており、
前記取り込み口補強部材における毛髪が取り込まれる側の端縁部の内周縁及び外周縁は、尖鋭部分を有しておらず、
前記筒状体は、該筒状体の半分を形成する帯状シート2枚から形成されており、
前記取り込み口補強部材は、前記2枚の帯状シートに対応して二分された形状を有する2個の補強部材片からなり、
前記筒状体は、一方の前記帯状シートにおける前記一端部に一方の前記補強部材片を接合させて設け、他方の前記帯状シートにおける前記一端部に他方の前記補強部材片を接合させて設け、一方の前記補強部材片が設けられた一方の前記帯状シートの両側縁部と、 他方の前記補強部材片が設けられた他方の前記帯状シートの両側縁部とを接合して形成されている毛髪保持具。 A slender hair holder made of a cylindrical body having a hair intake opening at one end,
The hair intake port is provided with an intake port reinforcing member having a straight tube portion, the straight tube portion being joined to the inner peripheral surface of the hair intake port,
Inner peripheral edge and the outer peripheral edge of the end edge portion on the side where the hair is taken in the inlet opening reinforcing member, Orazu a sharp portion,
The cylindrical body is formed from two belt-like sheets that form half of the cylindrical body,
It said inlet opening reinforcing member is composed of two reinforcing piece having a shape which is bisected in correspondence with the two belt-like sheet,
The cylindrical body is provided by joining one of the reinforcing member pieces to the one end portion of one of the belt-like sheets, and by joining the other reinforcing member piece to the one end portion of the other belt-like sheet, Hair formed by joining both side edges of one band-like sheet provided with one reinforcing member piece and both side edges of the other band-like sheet provided with the other reinforcing member piece Retaining tool.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201228A JP4640803B2 (en) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | Hair retainer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201228A JP4640803B2 (en) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | Hair retainer |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007014667A JP2007014667A (en) | 2007-01-25 |
JP4640803B2 true JP4640803B2 (en) | 2011-03-02 |
Family
ID=37752325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005201228A Expired - Fee Related JP4640803B2 (en) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | Hair retainer |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4640803B2 (en) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06510924A (en) * | 1991-09-13 | 1994-12-08 | デ ベネディティス,アルフレード | Method and device for hair treatment |
JP2003093133A (en) * | 2001-07-19 | 2003-04-02 | Kao Corp | Hair treatment device |
JP2005160751A (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Kao Corp | Manufacturing method of hair holder |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005201228A patent/JP4640803B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06510924A (en) * | 1991-09-13 | 1994-12-08 | デ ベネディティス,アルフレード | Method and device for hair treatment |
JP2003093133A (en) * | 2001-07-19 | 2003-04-02 | Kao Corp | Hair treatment device |
JP2005160751A (en) * | 2003-12-03 | 2005-06-23 | Kao Corp | Manufacturing method of hair holder |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007014667A (en) | 2007-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7305995B2 (en) | Hair holder | |
US7500487B2 (en) | Hair treating implement | |
WO2007032235A1 (en) | Hair holder | |
JP2005324073A (en) | Hair-treating implement | |
JP3853264B2 (en) | Hair treatment equipment | |
JP4640803B2 (en) | Hair retainer | |
JP6735431B1 (en) | Hair holder, method for manufacturing the hair holder, and method for using the hair holder | |
JP2003033216A (en) | Hair-treating tool | |
JP4619244B2 (en) | Hair retainer | |
JP2004209237A (en) | Hair holder | |
JP4180066B2 (en) | Hair treatment equipment | |
JP2007098121A (en) | Hair holder | |
JP4614816B2 (en) | Hair retainer | |
JP4271017B2 (en) | Hair retainer | |
JP4484638B2 (en) | Hair retainer | |
JP4274923B2 (en) | Hair retainer | |
TW201927196A (en) | Hair holding tool and method for manufacturing same | |
JP4030283B2 (en) | Hair retainer | |
JP2003319815A (en) | Hair holder | |
JP4407923B2 (en) | Hair retainer | |
JP4889468B2 (en) | Hair retainer | |
JP4046620B2 (en) | Hair retainer | |
JP2005185532A (en) | Hair holder | |
JP2005046175A (en) | Shape imparting tool | |
JP2005152377A (en) | Hair holder |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101021 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101124 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |