JP4638631B2 - Self-closing interlocking sliding door device - Google Patents

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JP4638631B2
JP4638631B2 JP2001268133A JP2001268133A JP4638631B2 JP 4638631 B2 JP4638631 B2 JP 4638631B2 JP 2001268133 A JP2001268133 A JP 2001268133A JP 2001268133 A JP2001268133 A JP 2001268133A JP 4638631 B2 JP4638631 B2 JP 4638631B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の引戸を連動させる連動引戸装置、及び、開放された引戸を自動的に閉止させる自閉式引戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の従来の連動引戸装置としては、例えば特許第3035224号公報に開示されるものがある。この連動引戸装置では、中央の戸の上部に無端条体(ワイヤ)を架けられたプーリと無端条体に固定されたスライダ(連結部)とからなる連動機構を設け、スライダは突起を備え、突起を隣接する2枚の戸の凹部に嵌合させて連動するものである。また、各戸の下部には戸の荷重を支える戸車が設けられ、戸車の走行するレールが各戸に対応して設けられたものであり、下荷重式の引戸に用いられる連動機構となっている。
【0003】
また、従来の自閉式引戸装置としては、例えば図11に示す自閉式引戸装置がある。この自閉式引戸装置9は、引戸19の上端部の戸尻側に歯車90aを突出させた駆動ユニット90を備え、上部のレール93の内部に固定したラック94と係合し、駆動ユニット90内部にゼンマイを設け、引戸19を開放時にゼンマイに駆動力を蓄積し、駆動力を解放して自閉するものである。なお、この駆動ユニット90はランナ部材91を備え、戸先側に設けたランナ部材92とともに引戸19を上部で吊っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、特許第3035224号公報に開示されるような連動機構を備えた引戸装置、及び、図12に示した自閉式引戸装置9のように自閉機構を備えた引戸装置はそれぞれあるものの、両者を備えた引戸装置はどこにも見あたらない。
【0005】
また、特許第3035224号公報に開示される連動引戸装置の連動機構は、各戸の上端が上枠の上レールの凹溝にはめ込まれ、下部の戸車で荷重を支える引戸に限定されたものであり、汎用性に欠けるという問題がある。
【0006】
また、図12に示した自閉式引戸装置9は、駆動ユニット90がランナ部材91と一体になったものであり、さらに、レール93はこの自閉式引戸装置9に専用のものであり、既存の引戸を自閉式引戸装置に改装するためには、引戸を駆動ユニット90が取付くように作り直し、専用のレール93に交換し、ランナ部材91と一体になった駆動ユニット90を取付ける必要があり、大変手間がかかる作業となり、大幅なコストアップになるという問題がある。
【0007】
また、この自閉式引戸装置9は、上吊式の引戸に限定された設計となっており、下荷重式の引戸などへの適用には新規設計が必要となり、汎用性がなかった。
【0008】
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、連動機構と自閉機構の両者を備えた引戸装置を提供することを課題とする。
【0009】
また、既存のランナ部材や戸車と独立して設けることが可能であり、上吊式の引戸、下荷重式の引戸、及び、外付け式の引戸にも適用可能な汎用性の高い自閉式連動引戸装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明に係る自閉式連動引戸装置は、次のような手段を採用する。
【0011】
即ち、請求項1に記載のように、引戸の上端面または下端面に取付けられ隣接する引戸に係合して連動開閉させる連動引戸ユニットと、引戸の端面と框面の間に取付けされ解放位置の引戸を閉鎖位置へと自閉させる自閉引戸ユニットとに分割して備え、引戸の上下所望位置に連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットとを組み合わせ可能に配置構成し、引戸の戸厚よりも狭幅で引戸の開閉方向にわたる長尺状を呈し引戸の上端面または下端面に掘込して取付けされる掘込ベースと、掘込ベースの内端部に回転自在に設けられる複数のプーリと、複数のプーリの間に掛け渡される無端条体と、無端条体に固設され隣接する引戸に係合されるスライダとから一体組付けされて連動引戸ユニットがユニット構成され、これに対して、引戸の端面または框面のいずれか一方に埋設されるハウジングと、ハウジングに内蔵され引戸の開放に伴って回転する歯車機構と、ハウジングに内蔵され開放位置の引戸から閉鎖位置に向かって歯車機構に駆動力を付与する駆動機構とからなる駆動ユニットを備え、この駆動ユニットにはシート状を呈してハウジングを埋設しない端面または框面のいずれかに沿って固着され前記歯車機構を回転させるラックシートが組み合わせられて自閉引戸ユニットがユニット構成されることを特徴とする。
【0012】
この手段では、連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットとを独立して上下所望位置に配置することが可能とされ、1枚の引戸を開放することで連動引戸ユニットにより隣接する引戸を連動して開放することを可能にするとともに、閉止する際は、自閉引戸ユニットにより隣接する引戸を伴って自閉が可能になる。
【0014】
この手段では、戸厚よりも狭幅の掘込ベースの内部に連動機構を構成する複数のプーリ、無端条体、スライダが一体に組み込まれ、ランナ部材や戸車などとは別ユニットとされ、別個に堀込んで取付けられる。また、歯車機構と駆動機構がハウジングに内蔵されて駆動ユニットが構成され、ランナ部材や戸車などとは別ユニットとされ、別個に引戸の端面または框面に埋設される。
【0015】
また、請求項に記載のように、引戸の上端面または下端面に取付けられ隣接する引戸に係合して連動開閉させる連動引戸ユニットと、引戸の端面と框面の間に取付けされ解放位置の引戸を閉鎖位置へと自閉させる自閉引戸ユニットとに分割して備え、引戸の上下所望位置に連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットとを組み合わせ可能に配置構成し、引戸の戸厚よりも狭幅で引戸の開閉方向にわたる長尺状を呈し引戸の上端面または下端面に掘込して取付けされる掘込ベースと、掘込ベースの内端部に回転自在に設けられる複数のプーリと、複数のプーリの間に掛け渡される無端条体と、無端条体に固設され隣接する引戸に係合されるスライダとから一体組付けされて連動引戸ユニットがユニット構成され、これに対して、引戸の端面または框面のいずれか一方に埋設されるハウジングと、ハウジングに内蔵され引戸の開放に伴って回転する摩擦車機構と、ハウジングに内蔵され開放位置の引戸から閉鎖位置に向かって摩擦車機構に駆動力を付与する駆動機構とから自閉引戸ユニットがユニット構成されることを特徴とする。
【0016】
この手段では、連動引戸ユニットは請求項と同じものが同様に取付けられる。また、摩擦車機構と駆動機構がハウジングに内蔵されて自閉引戸ユニットが構成され、ランナ部材や戸車などとは別ユニットとされ、別個に引戸の端面または框面に埋設される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自閉式連動引戸装置について、その実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1〜図6は、本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示すものである。
【0019】
この実施の形態における自閉式連動引戸装置100は、連動引戸ユニット110が、引戸1aの下端面1dに取付けられ、隣接する引戸1bに係合して連動開閉可能とし、自閉引戸ユニット150が引戸1aの上端面11と上框面Uの間に取付けられ、解放位置の引戸を閉鎖位置へと自閉可能とし、連動引戸ユニット110と自閉引戸ユニット150が分割して備えられている。これにより、上部をランナ部材R1で吊られた上吊式の引戸装置を自閉及び連動可能としたものである。
【0020】
なお、後述する各実施の形態から明らかなように、引戸の上下所望位置に連動引戸ユニット110と自閉引戸ユニット150とを組み合わせ可能に配置構成することができる構成となっている。
【0021】
連動引戸ユニット110は、掘込ベース2と、複数のプーリ3と、無端条体4と、スライダ5(5a、5b)とが一体組付けされたものである。
【0022】
掘込ベース2は、引戸1aの戸厚tよりも狭幅Wで、引戸1aの開閉方向にわたる長尺状を呈し、引戸1aの下端面1dに掘込して、複数のビス24で引戸1aに取付けされている。また、掘込ベース2は、断面視略々コ字状を呈しており、基部21と対の脚部22とを備えている。さらに、掘込ベースの基部21には、後述する取付ベース6の基部側へ突出するスペーサ23を備えている。このスペーサ23には、突起部23aが引戸1aの開閉方向にわたって設けられ、スライダ5の抜け止め機能をなしている。
【0023】
プーリ3は、掘込ベース2の内部の端部に回転自在に設けられる複数(2個)の円盤状部材であり、円盤の外周部に無端条体4が架け渡される溝31を有している。
【0024】
無端条体4は、複数(2個)のプーリ3の間に掛け渡されるワイヤまたはベルトであり、たるみやスリップを生じないように適度な張力を与えられて取付けられている。また、スライダ5(5a、5b)を無端条体4に固設するための固定片41、41が固着されている。
【0025】
スライダ5(5b)は、無端条体4に固設され、隣接する引戸1bに係合されるものであり、スライダ5aは、固定面である床面Fに木ねじ72で固定されたガイドレール7に係合されるものとなっている。スライダ5(5a、5b)は、堀込みベース2内を摺動する摺動部53と、摺動部53から直角に折れ曲がり水平方向に延びる連結片52と、隣接する折戸1bと係合する係合片51とからなる。
【0026】
なお、スライダ5aは係合溝57を有し、ガイドレール7のガイド片73と係合しているが、このスライダ5aとガイドレール7の係合では、雌雄を逆にすることは容易に可能である。また、この実施の形態(1)では引戸は2つとしているが、3連の引戸の場合は、スライダ5aが衝立1cの位置に設けられる引戸に係合されるものとなる。また、摺動部53に設けた溝54に無端条体4上の固定片41、41が嵌合し、溝54の両側に延びる細溝54aをワイヤが通ることによりスライダ5(5b)の無端条体4への固設が行われる。また、摺動部53に抜け止め用の溝56が設けられ、掘込ベース2のスペーサ23の突起部23aと嵌合している。
【0027】
なお、以上の連動引戸ユニット110に、掘込ベース2よりも狭幅Bで断面視略々コ字状を呈し、掘込ベース2の内部に固着されて長尺状を呈する取付ベース6を備えることもできる。
【0028】
取付ベース6は、プーリ固定軸部材32により、プーリ3を挟み込んで掘込ベース2に設けられたねじ孔25に取付けられる。また、取付ベース6のコ字状内部61には引戸1aをガイドするガイドレール7の案内空間71が構成されている。
【0029】
さらに、掘込ベース2と取付ベース6とには、無端条体4を回転自在に掛け渡す複数(2個)のプーリ3の収納空間8と、無端条体4に固設されて移動するスライダ5の案内空間81がコ字状空間として構成される。また、掘込ベース2の基部21のスペーサ23と取付ベース6の基部62との間には、プーリ3が水平方向に回転自在に設けられ、掘込ベース2の脚部22に対してスペーサ23と取付ベース6の脚部63とでスライダ5の案内空間81を縦長に仕切るようになっている。
【0030】
また、連動引戸ユニット110に、隣接する引戸1bに取付けされてスライダ5bに係合するガイド受け部材55とを組み合わせることもできる。ガイド受け部材55は、スライダ5bの係合片51と嵌合する係合溝551を備え、木ねじ552で引戸1bに固定されている。なお、係合片51と係合溝551の関係は雌雄を逆にすることは容易に可能であり、同様の機能を発揮する構成となる。
【0031】
次に、自閉引戸ユニット150は、引戸1aの上端面11と上框面Uの間に取付けされ、引戸1aを開放位置から閉鎖位置へと自閉させるためのものであって、レール20に固着されるラックシート40と、駆動ユニット50とからなる。
【0032】
引戸1aは、上吊式の引戸であり、引戸1aには、駆動ユニット50を組み込むための挿入穴120が引戸1aの開閉方向における戸板の略々中央の上端面11に堀り込まれている。
【0033】
レール20は、上框面Uなどに固定され下方に略々L字状に対向する対の走行面210を備えたものであり、このレール20の走行面210の外側220に沿ってラックシート40が設けられている。なお、レール20は、堀り込まれたレール溝に設けられても構わない。
【0034】
ラックシート40は、シート状を呈してレール20の走行面210の外側220に沿うと同時に、少なくともレール20の長さ方向の中間部Aにわたって表面に歯車面410を有し、歯車機構510と組み合わせられて歯車機構510を回転させるものである。ラックシート40の裏面420には両面シートが敷設されて、ラックシート40をレール20の走行面210の外側220に固着させている。なお、ラックシート40はビスによる固定や接着剤による固定としても構わない。
【0035】
また、ラックシート40はハウジング530を埋設しない引戸の端面または框面のいずれかに沿って固着可能なものとしており、ハウジング530を框面に埋設した場合は、ラックシート40は引戸の端面に固着されることになる。
【0036】
駆動ユニット50は、ラックシート40の歯車面410に係合する歯車機構510が引戸1aの上端部11から突出されてなり、引戸1aの開閉方向における戸板の略々中央の上端面11に埋設されている。また、駆動ユニット50には、引戸1aの解放位置から閉鎖位置に向かって歯車機構510に駆動力を付与する駆動機構520が内蔵されている。そして、駆動ユニット50は、上端面11に取付けされるハウジング530で囲われている。したがって、歯車機構510は、ハウジング530に内蔵され、引戸1aの開放に伴って回転するものである。
【0037】
駆動機構520は、回転によってバネ力を蓄積するバネ機構520aと、バネ機構520aのバネ力の解放を調整するダンパー520bとからなり、ハウジング530に内蔵されている。なお、バネ機構520aとしては通常、ゼンマイが使用されるが、ゼンマイに限らず回転によってバネ力を蓄積する機構であれば構わない。
【0038】
さらに、駆動機構520として、モータ(図示しない)を使用することもできる。モータと歯車機構510はベルトなどで連結され、駆動される。この場合、モータは自閉の速度制御が可能なので、ダンパ520bを省略することができる。また、簡単なマイコンなどの制御機構が設けられる。
【0039】
ハウジング530は、引戸1aの上端面11に埋め込み可能な狭幅に形成され、歯車機構510側に位置しており、ハウジング530には座金531が延設され、引戸1aに木ねじ(図示しない)などで固定可能となっている。
【0040】
ランナ部材R1は、レール20の走行面210を走行するもので、引戸1aの上端面11に2個備えられ、引戸1aを吊っている。
【0041】
以上の構成による自閉式連動引戸装置100の取付について、以下に説明する。
【0042】
まず、既存の建て込まれている引戸からランナ部材R1、R2をレール20内に残して引戸1を取り外す。そして、レール20の走行面210の外側220に沿って、引戸1の全閉時の略々中央位置A1から少なくともレール2の長さ方向の中間部Aにわたって(A1位置まで)ラックシート40を固着させる。
【0043】
そして、予め連動引戸ユニット110、自閉引戸ユニット150の取付けられた引戸1aを近づけ、先に下部のガイドレール7にスライダ5aの係合溝57を嵌合させ、ラックシート40の歯車面410に駆動ユニット50の歯車機構510を噛合わせながら、ランナ部材R1に取付ける。ここで、引戸1aの取付位置は引戸1aの全閉状態位置として、駆動ユニット50の駆動機構520、すなわち、バネ機構520aが引戸1aを開いた際に、回転によってバネ力を蓄積可能とする。
【0044】
続いて、ガイド受け部材55が取付けられた引戸1bを近づけ、ガイド受け部材55の係合溝551にスライダ5bの係合片51を嵌合させ、上部のランナ部材R2に取付ける。
【0045】
また、引戸1を取付けた状態でラックシート40の歯車面410と歯車機構510の歯車の噛合が不十分な場合(噛合が少ない、または、噛合がきつすぎる)は、ランナ部材R1の上下調整機構230により調整を行って、最適な噛合が可能なようにする。
【0046】
なお、駆動ユニット50は既存の引戸を追加工して後付け可能な構成となっているので、既存の建て込まれている引戸を改造(挿入孔12を堀り込む)して駆動ユニット50を取付けることも可能である。
【0047】
以上の構成による自閉式連動引戸装置100の作動について、以下に説明する。
【0048】
図6は、自閉式連動引戸装置100を上から見た図で、図6(a)の全開状態から引戸1bを閉じ方向へ動かすと、引戸1bのガイド受け部材55の移動に伴い、係合溝551に嵌合されて引戸1aに設けられたスライダ5bの係合片51も閉じ方向(矢印A方向)へ移動しようとする。スライダ5bに作用する力は、スライダ5bに固着された無端条体4をA方向に動かそうとする。ここで、もう一方のスライダ5aは床面Fに固定されたガイドレール7に係合しており、スライダ5aは動くことができないので、スライダ5aの位置は変化せず、無端条体4及びプーリ31a、31bが矢印C、矢印Dの方向に回転することになる。これにより、引戸1aは無端条体4に引っ張られて閉じ方向(A方向)に進むことになる。引戸1aが進む速度及び移動距離は引戸1bの速度及び移動距離の1/2となり、引戸1aは全閉位置まで引戸1bを動かすのみで、全閉状態とすることができる。
【0049】
図6(b)の全閉状態から引戸を開くときは、前述の閉じる動きとほぼ逆の作動となる。すなわち、引戸1bを開く方向(A’方向)へ動かすと、自閉式連動引戸装置100によりスライダ5bに設けられた係合片51が引戸1aを動かそうとし、無端条体4及びプーリ31a、31bが矢印C’、矢印D’の方向に回転して、引戸1aは開き方向へ動くようになる。したがって、引戸1bを全開位置まで動かすのみで、引戸1aを全開状態とすることができる。
【0050】
次に、自閉引戸ユニット150の作動について、以下に説明する。
【0051】
引戸1aを解放位置から閉鎖位置に向かって移動させると、引戸1aの移動に同期して駆動ユニット50の歯車機構510がレール20に固着されたラックシート40の歯車面410と係合して回転する。
そして、歯車機構510の回転は、駆動機構520に伝えられ、バネ機構520aにバネ力が蓄積される。具体的には、バネ機構520aのゼンマイが巻かれることになる。なお、引戸1aが全開状態になる位置で最大のバネ力が蓄積されることになる。この時、駆動ユニット50は、引戸1aの全閉状態のA1の位置から全開状態のA2の位置まで移動することになる。駆動ユニット50がA2の位置まで来るとそれ以上移動できないように図示しないストッパが設けられ、駆動機構520がラックシート40との噛合をはずれることのないようにされている。
【0052】
つぎに、引戸1aから手を離すと、引戸1aは開放位置から閉鎖位置に向かって駆動機構520に付与された駆動力(バネ機構520aに蓄積されたバネ力)により、歯車機構510がラックシート410上を回転して自閉するようになる。その際、ダンパー520bにより、バネ力の解放を調整されるので、引戸1aは移動速度が抑えられて閉鎖位置に向かって移動可能となる。なお、駆動機構520には、引戸1aの閉鎖位置で初期荷重を与えられており、確実に自閉が可能となっている。
【0053】
この実施の形態(1)によれば、1枚の引戸1bまたは1aを開放することで連動引戸ユニット110により隣接する引戸1aまたは1bを連動して開放することを可能にし、開放を停止すれば自閉引戸ユニット150により隣接する引戸を伴って自閉が可能になる。したがって、複数の引戸の開閉時に操作の煩わしさを解消することができる。
【0054】
また、連動引戸ユニット110は、戸厚tよりも狭幅の掘込ベース2の内部に連動機構を構成する複数のプーリ3、無端条体4、スライダ5が一体に組み込まれ、ランナ部材R1などとは別ユニットとされ、別個に引戸1aに堀込んで取付けられる。また、自閉引戸ユニット150は、歯車機構510と駆動機構520がハウジング530に内蔵されて駆動ユニット50が構成され、ランナ部材R1などとは別ユニットとされ、別個に引戸1aの端面1dに埋設される。したがって、既存のランナ部材や戸車をそのまま使用し、連動、自閉する引戸に改造できる汎用性の高い装置とすることができる。
【0055】
図7〜8は、本発明に係る実施の形態(2)を示すものである。
【0056】
この実施の形態における自閉式連動引戸装置200は、下戸車式の引戸に対して適用するものであり、実施の形態(1)の連動引戸ユニット110を引戸の上部に持ってきて、自閉引戸ユニットを下部に持ってきたものである。すなわち、実施の形態(1)の自閉式連動引戸装置100の上下を逆にしたものである。
【0057】
この引戸は、ドア枠1cにかぶせて取付ける外付け式の引戸で、引戸1a、1bの上部にはガイドレールGが壁面Kに取付けられ水平に張り出して設けられ、ガイドレール7がボルト、ナットで固定されている。また、隣接する引戸1bの上部には、ガイドローラ74が設けられ、ガイドレールGのレール溝75にガイドされている。また、引戸1bの下部には、戸車900と、戸車900が走行するレール910と、戸車900の調整機構920などが設けられて支持されている。
【0058】
また、下部の自閉引戸ユニット250は、実施の形態(1)の自閉引戸ユニット150からラックシートの取付が変更されたのみである。
【0059】
ラックシート40は、下部のレール401に走行面421と平行して、床面Fから堀り込まれたラック溝402の下面402aに固着される。なお、ラックシート40は床面Fに直接取付けても構わない。
【0060】
この実施の形態の自閉式連動引戸装置200によれば、実施の形態(1)と同様の作用、効果が奏されるので、下戸車式の引戸に対しても上吊式の引戸と同じユニットが使用でき、汎用性が高められる。その結果、安価な連動引戸装置とすることができる。
【0061】
図9〜10は、本発明に係る実施の形態(3)を示すものである。
【0062】
この実施の形態における自閉式連動引戸装置300は、実施の形態(1)の自閉引戸ユニット150を変更したもので、歯車機構510を摩擦車機構351に変更し、ラックをなくしたものである。
【0063】
摩擦車機構351は、上部のレール20の下面20aに直接当接させて摩擦係合させるものである。したがって、ガイドレールの下面20a及び摩擦車機構351の間の摩擦係数が高い材料を選択するのが望ましい。または、レール20と摩擦車機構351の摩擦面301に、摩擦係数を高めるライナーを貼り付けることも有効である。
【0064】
なお、摩擦車機構351とすることでダンパ520bに駆動力を伝達するために、ダンパ520b駆動用の小さな歯車351aを設けておく必要がある。
【0065】
なお、駆動ユニット350には、実施の形態(1)で示した駆動機構520(バネ機構520a、モータ520M)を使用することができ、モータ520Mを使用した場合は、前述の通り、ダンパ520bを省略することが可能である。
【0066】
この実施の形態(3)の自閉式引戸装置300によれば、下荷重式の引戸装置において、実施の形態(1)と同様の作用、効果が奏されることに加え、ラックをなくし、歯車を摩擦車にできる(歯を切らなくて済む)ので、より安価な自閉式引戸装置300とすることができる。
【0067】
なお、各実施の形態では、引戸は2枚としているが、引戸を3連の連動式にすることは、衝立1cの位置に3枚目の引戸を設け、スライダ5aを3枚目の引戸に係合されることで容易に可能となる。
【0068】
また、実施の形態(1)(2)(3)から明らかなように、連動引戸ユニット110及び自閉引戸ユニット150(250、350)は、上下どちらにも取付が可能である。したがって、連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットを上下所望位置に配置することが可能となる。これにより、上吊式の引戸、下荷重式の引戸、及び、外付け式の引戸にも適用可能な汎用性の高い自閉式連動引戸装置を得ることができる。
【0069】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る自閉式連動引戸装置は、連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットとを独立して上下所望位置に配置することが可能とされ、1枚の引戸を開放することで連動引戸ユニットにより隣接する引戸を連動して開放することを可能にするとともに、閉止する際は、自閉引戸ユニットにより隣接する引戸を伴って自閉が可能になる。したがって、複数の引戸の開閉時に操作の煩わしさを解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示す側面断面図である。
【図3】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示す斜視図である。
【図5】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示す正面図である。
【図6】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(1)を示す平面図である。
【図7】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(2)を示す正面図である。
【図8】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(2)を示す側面断面図である。
【図9】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(3)を示す正面図である。
【図10】 本発明に係る自閉式連動引戸装置の実施の形態(3)を示す側面断面図である。
【図11】 従来例の自閉式引戸装置を示す三面図である。(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図である。
【符号の説明】
1a 引戸
1b 引戸
1c 衝立
1d 下端面
2 堀込ベース
3 プーリ
4 無端条体
5(5a、5b) スライダ
6 取付ベース
7 ガイドレール
8 収納空間
21 基部
22 脚部
23 スペーサ
31 溝
32 プーリ固定軸部材
51 係合片
55 ガイド受け部材
61 コ字状内部
62 基部
63 脚部
71 案内空間
81 案内空間
91 レール
100、200 自閉式連動引戸装置
300 自閉式連動引戸装置
551 係合溝
900 戸車
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an interlocking sliding door device that interlocks a plurality of sliding doors, and a self-closing sliding door device that automatically closes an opened sliding door.
[0002]
[Prior art]
An example of this type of conventional interlocking sliding door device is disclosed in Japanese Patent No. 3035224. In this interlocking sliding door device, an interlocking mechanism comprising a pulley over which an endless strip (wire) is hung on the upper part of the central door and a slider (connecting portion) fixed to the endless strip, the slider has a protrusion, The protrusion is fitted to and interlocked with the recesses of two adjacent doors. Moreover, the doorwheel which supports the load of a door is provided in the lower part of each door, and the rail which a doorwheel travels is provided corresponding to each door, and it is the interlocking mechanism used for a low load type sliding door.
[0003]
Moreover, as a conventional self-closing type sliding door apparatus, there exists a self-closing type sliding door apparatus shown, for example in FIG. The self-closing type sliding door device 9 includes a drive unit 90 having a gear 90 a protruding on the door bottom side of the upper end of the sliding door 19, and engages with a rack 94 fixed inside an upper rail 93. The spring is provided, and when the sliding door 19 is opened, the driving force is accumulated in the mainspring, and the driving force is released to self-close. In addition, this drive unit 90 is provided with the runner member 91, and the sliding door 19 is suspended by the upper part with the runner member 92 provided in the door end side.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Here, although there is a sliding door device provided with a self-closing mechanism such as the sliding door device provided with the interlocking mechanism as disclosed in Japanese Patent No. 3035224 and the self-closing type sliding door device 9 shown in FIG. There is no sliding door device with both.
[0005]
In addition, the interlocking mechanism of the interlocking sliding door device disclosed in Japanese Patent No. 3035224 is limited to a sliding door in which the upper end of each door is fitted in the concave groove of the upper rail of the upper frame and the load is supported by the lower door cart. There is a problem of lack of versatility.
[0006]
Further, the self-closing sliding door device 9 shown in FIG. 12 has a drive unit 90 integrated with the runner member 91, and the rail 93 is dedicated to the self-closing sliding door device 9. In order to renovate the sliding door into a self-closing type sliding door device, it is necessary to remake the sliding door so that the drive unit 90 can be attached, replace it with a dedicated rail 93, and attach the drive unit 90 integrated with the runner member 91. There is a problem that the work is very time-consuming and the cost is greatly increased.
[0007]
In addition, the self-closing type sliding door device 9 is designed to be limited to an upper suspension type sliding door, and a new design is required for application to a lower load type sliding door and the like, and there is no versatility.
[0008]
The present invention has been made in consideration of such problems, and an object of the present invention is to provide a sliding door device including both an interlocking mechanism and a self-closing mechanism.
[0009]
In addition, it can be installed independently from existing runner members and door pulleys, and is a highly versatile self-closing interlocking sliding door that can also be applied to an upper suspension type sliding door, a lower load type sliding door, and an external type sliding door. It is an object to provide an apparatus.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention employs the following means.
[0011]
  That is, as described in claim 1, an interlocking sliding door unit that is attached to the upper end surface or the lower end surface of the sliding door and engages with an adjacent sliding door to open and close the sliding door, and is installed between the end surface of the sliding door and the saddle surface. It is divided into a self-closing sliding door unit that self-closes the sliding door to the closed position, and it is arranged so that the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit can be combined at the desired vertical position of the sliding doorIt is narrower than the sliding door thickness and has a long shape extending in the opening and closing direction of the sliding door. It is dug into the upper end or lower end of the sliding door and attached to the inner end of the dug base. The interlocking sliding door unit is integrally assembled from a plurality of freely provided pulleys, an endless strip spanned between the plurality of pulleys, and a slider fixed to the endless strip and engaged with an adjacent sliding door. In contrast to this, a housing that is embedded in either the end face or the saddle face of the sliding door, a gear mechanism that is built in the housing and rotates when the sliding door is opened, and a sliding door that is built in the housing and is in the open position And a drive unit for applying a drive force to the gear mechanism from the closed position to the closed position. The drive unit has a sheet shape and is along either the end face or the flange face where the housing is not embedded. Secured to the rack sheet combined with self閉引door unit that rotates the gear mechanism is characterized in that it is unit configuration.
[0012]
In this means, the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit can be arranged independently at desired positions in the vertical direction, and by opening one sliding door, the adjacent sliding door is interlocked and opened by the interlocking sliding door unit. In addition, the self-closing sliding door unit enables the self-closing with the adjacent sliding doors.
[0014]
In this means, a plurality of pulleys, endless strips, and sliders constituting the interlocking mechanism are integrated into the interior of the digging base having a width narrower than the door thickness. Mounted in the dig. Further, the gear mechanism and the drive mechanism are built in the housing to constitute a drive unit, which is a separate unit from the runner member and the door pulley, and is separately embedded in the end surface or the saddle surface of the sliding door.
[0015]
  Claims2As described inAn interlocking sliding door unit that is attached to the upper or lower end surface of the sliding door and engages with an adjacent sliding door to open and close the door, and is installed between the end surface of the sliding door and the saddle surface to automatically close the sliding door in the release position to the closed position. It is divided into a closed door unit and is arranged and configured so that the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit can be combined at the desired vertical position of the sliding door,A digging base that is narrower than the sliding door thickness and extends in the opening and closing direction of the sliding door and is digged and attached to the upper or lower surface of the sliding door, and is rotatable to the inner end of the digging base The interlocking sliding door unit is configured as a unit by integrally assembling from a plurality of pulleys provided, an endless strip spanned between the plurality of pulleys, and a slider fixed to the endless strip and engaged with an adjacent sliding door In contrast, a housing embedded in either the end surface or the ridge surface of the sliding door, a friction wheel mechanism built in the housing and rotating as the sliding door opens, and a sliding door built in the housing in the open position A self-closing sliding door unit is constituted by a driving mechanism that applies a driving force to the friction wheel mechanism toward the closed position.
[0016]
  In this means, the interlocking sliding door unit is claimed.1The same as is installed in the same way. Further, the friction wheel mechanism and the drive mechanism are built in the housing to constitute a self-closing sliding door unit, which is a separate unit from the runner member and the door wheel, and is separately embedded in the end surface or the saddle surface of the sliding door.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments of a self-closing interlocking sliding door device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
[0018]
1 to 6 show an embodiment (1) of a self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
[0019]
In the self-closing interlocking sliding door device 100 in this embodiment, the interlocking sliding door unit 110 is attached to the lower end surface 1d of the sliding door 1a and engages with the adjacent sliding door 1b so that the interlocking sliding door unit 150 can be opened and closed. The sliding door unit 110 and the self-closing sliding door unit 150 are separately provided. The sliding sliding door unit 110 and the self-closing sliding door unit 150 are separated from each other. Thereby, the upper suspension type sliding door device whose upper part is suspended by the runner member R1 can be closed and interlocked.
[0020]
As will be apparent from each embodiment described later, the interlocking sliding door unit 110 and the self-closing sliding door unit 150 can be arranged and configured to be combined at desired vertical positions of the sliding door.
[0021]
The interlocking sliding door unit 110 is a unit in which the dug base 2, the plurality of pulleys 3, the endless strip 4, and the sliders 5 (5a, 5b) are integrally assembled.
[0022]
The digging base 2 is narrower than the door thickness t of the sliding door 1a and has a long shape extending in the opening and closing direction of the sliding door 1a. The digging base 2 is dug into the lower end surface 1d of the sliding door 1a, and a plurality of screws 24 are used to slide the sliding door 1a. Installed on. Further, the dug base 2 has a substantially U-shape in cross section and includes a base portion 21 and a pair of leg portions 22. Furthermore, the base 21 of the dug base is provided with a spacer 23 that protrudes toward the base of the mounting base 6 described later. The spacer 23 is provided with a projection 23a in the opening / closing direction of the sliding door 1a, and functions to prevent the slider 5 from coming off.
[0023]
The pulley 3 is a plurality (two pieces) of disk-shaped members that are rotatably provided at the inner end of the dug base 2, and has a groove 31 that spans the endless strip 4 on the outer periphery of the disk. Yes.
[0024]
The endless strip 4 is a wire or belt that is stretched between a plurality of (two) pulleys 3 and is attached with an appropriate tension so as not to sag or slip. Further, fixing pieces 41, 41 for fixing the slider 5 (5a, 5b) to the endless strip 4 are fixed.
[0025]
The slider 5 (5b) is fixed to the endless strip 4 and engaged with the adjacent sliding door 1b. The slider 5a is a guide rail 7 fixed to the floor surface F, which is a fixed surface, with a wood screw 72. Is engaged. The slider 5 (5a, 5b) includes a sliding portion 53 that slides in the digging base 2, a connecting piece 52 that is bent at a right angle from the sliding portion 53 and extends in the horizontal direction, and an engagement with the adjacent folding door 1b. It consists of a piece 51.
[0026]
The slider 5a has an engagement groove 57 and is engaged with the guide piece 73 of the guide rail 7. However, the engagement between the slider 5a and the guide rail 7 makes it easy to reverse the sex. It is. In this embodiment (1), there are two sliding doors, but in the case of triple sliding doors, the slider 5a is engaged with the sliding door provided at the position of the partition 1c. Further, the fixed pieces 41 and 41 on the endless strip 4 are fitted into the groove 54 provided in the sliding portion 53, and the wire passes through the narrow grooves 54a extending on both sides of the groove 54, whereby the endless of the slider 5 (5b) is obtained. Fixing to the strip 4 is performed. Further, the sliding portion 53 is provided with a retaining groove 56 and is fitted to the protruding portion 23 a of the spacer 23 of the digging base 2.
[0027]
The interlocking sliding door unit 110 is provided with a mounting base 6 that has a narrower B than the dug base 2 and is substantially U-shaped in cross section, and is fixed to the inside of the dug base 2 and has a long shape. You can also
[0028]
The attachment base 6 is attached to a screw hole 25 provided in the digging base 2 by sandwiching the pulley 3 with a pulley fixing shaft member 32. In addition, a guide space 71 of the guide rail 7 for guiding the sliding door 1 a is formed in the U-shaped inside 61 of the mounting base 6.
[0029]
Further, the encircling base 2 and the mounting base 6 are provided with a storage space 8 for a plurality of (two) pulleys 3 that spans the endless strip 4 in a rotatable manner, and a slider that is fixed to the endless strip 4 and moves. Five guide spaces 81 are configured as a U-shaped space. A pulley 3 is provided between the spacer 23 of the base 21 of the dug base 2 and the base 62 of the mounting base 6 so as to be rotatable in the horizontal direction. The guide space 81 of the slider 5 is partitioned vertically by the leg portion 63 of the mounting base 6.
[0030]
Further, the interlocking sliding door unit 110 can be combined with a guide receiving member 55 that is attached to the adjacent sliding door 1b and engages with the slider 5b. The guide receiving member 55 includes an engaging groove 551 that fits with the engaging piece 51 of the slider 5b, and is fixed to the sliding door 1b with a wood screw 552. Note that the relationship between the engagement piece 51 and the engagement groove 551 can be easily reversed so that the same function is exhibited.
[0031]
Next, the self-closing sliding door unit 150 is attached between the upper end surface 11 and the upper collar surface U of the sliding door 1a, and is for self-closing the sliding door 1a from the open position to the closed position. The rack sheet 40 and the drive unit 50 are fixed to each other.
[0032]
The sliding door 1a is a top-hanging type sliding door. In the sliding door 1a, an insertion hole 120 for incorporating the drive unit 50 is dug into the upper end surface 11 at the substantially center of the door plate in the opening / closing direction of the sliding door 1a.
[0033]
The rail 20 is provided with a pair of running surfaces 210 that are fixed to the upper collar surface U or the like and are opposed to each other in a substantially L shape below. The rack seat 40 extends along the outer side 220 of the running surface 210 of the rail 20. Is provided. The rail 20 may be provided in a grooved groove.
[0034]
The rack seat 40 is formed in a sheet shape along the outer side 220 of the running surface 210 of the rail 20 and at the same time has a gear surface 410 on the surface over at least the intermediate portion A in the longitudinal direction of the rail 20, and is combined with the gear mechanism 510. Thus, the gear mechanism 510 is rotated. A double-sided sheet is laid on the back surface 420 of the rack sheet 40, and the rack sheet 40 is fixed to the outer side 220 of the running surface 210 of the rail 20. The rack sheet 40 may be fixed with screws or an adhesive.
[0035]
Further, the rack sheet 40 can be fixed along either the end surface or the side surface of the sliding door where the housing 530 is not embedded, and when the housing 530 is embedded in the side surface, the rack sheet 40 is fixed to the end surface of the sliding door. Will be.
[0036]
In the drive unit 50, a gear mechanism 510 that engages with the gear surface 410 of the rack seat 40 protrudes from the upper end portion 11 of the sliding door 1a, and is embedded in the upper end surface 11 at the substantially center of the door plate in the opening / closing direction of the sliding door 1a. ing. The drive unit 50 also includes a drive mechanism 520 that applies a drive force to the gear mechanism 510 from the release position of the sliding door 1a toward the closed position. The drive unit 50 is surrounded by a housing 530 attached to the upper end surface 11. Therefore, the gear mechanism 510 is built in the housing 530 and rotates as the sliding door 1a is opened.
[0037]
The drive mechanism 520 includes a spring mechanism 520 a that accumulates a spring force by rotation and a damper 520 b that adjusts the release of the spring force of the spring mechanism 520 a and is built in the housing 530. A spring is normally used as the spring mechanism 520a. However, the spring mechanism 520a is not limited to a spring, and any mechanism that accumulates a spring force by rotation may be used.
[0038]
Further, a motor (not shown) can be used as the drive mechanism 520. The motor and gear mechanism 510 are connected by a belt or the like and driven. In this case, since the motor can perform self-closing speed control, the damper 520b can be omitted. In addition, a control mechanism such as a simple microcomputer is provided.
[0039]
The housing 530 is formed in a narrow width that can be embedded in the upper end surface 11 of the sliding door 1a, and is positioned on the gear mechanism 510 side. A washer 531 is extended on the housing 530, and a wood screw (not shown) is provided on the sliding door 1a. It can be fixed with.
[0040]
The runner member R1 travels on the traveling surface 210 of the rail 20, and is provided on the upper end surface 11 of the sliding door 1a to suspend the sliding door 1a.
[0041]
The attachment of the self-closing interlocking sliding door device 100 having the above configuration will be described below.
[0042]
First, the sliding door 1 is removed leaving the runner members R1 and R2 in the rail 20 from the existing sliding door. Then, along the outer side 220 of the running surface 210 of the rail 20, the rack seat 40 is fixed from the substantially central position A1 when the sliding door 1 is fully closed to at least the middle portion A in the length direction of the rail 2 (up to the A1 position) Let
[0043]
Then, the sliding door 1a to which the interlocking sliding door unit 110 and the self-closing sliding door unit 150 are attached is brought close in advance, and the engaging groove 57 of the slider 5a is first fitted into the lower guide rail 7, and the gear surface 410 of the rack seat 40 is fitted. The gear unit 510 of the drive unit 50 is attached to the runner member R1 while meshing. Here, the installation position of the sliding door 1a is the fully closed position of the sliding door 1a, and when the drive mechanism 520 of the drive unit 50, that is, the spring mechanism 520a opens the sliding door 1a, the spring force can be accumulated by rotation.
[0044]
Subsequently, the sliding door 1b to which the guide receiving member 55 is attached is moved closer, the engaging piece 51 of the slider 5b is fitted into the engaging groove 551 of the guide receiving member 55, and attached to the upper runner member R2.
[0045]
Further, when the meshing of the gear surface 410 of the rack seat 40 and the gear of the gear mechanism 510 is insufficient with the sliding door 1 attached (less meshing or too tight meshing), the vertical adjustment mechanism of the runner member R1 Adjustments are made at 230 so that optimal engagement is possible.
[0046]
Since the drive unit 50 is configured to be retrofitted by adding an existing sliding door, the existing sliding door is remodeled (the insertion hole 12 is dug) and the drive unit 50 is attached. It is also possible.
[0047]
The operation of the self-closing interlocking sliding door device 100 having the above configuration will be described below.
[0048]
FIG. 6 is a top view of the self-closing interlocking sliding door device 100. When the sliding door 1b is moved in the closing direction from the fully opened state of FIG. 6A, it is engaged with the movement of the guide receiving member 55 of the sliding door 1b. The engagement piece 51 of the slider 5b fitted in the groove 551 and provided in the sliding door 1a also tries to move in the closing direction (arrow A direction). The force acting on the slider 5b tries to move the endless strip 4 fixed to the slider 5b in the A direction. Here, the other slider 5a is engaged with the guide rail 7 fixed to the floor surface F, and the slider 5a cannot move. Therefore, the position of the slider 5a does not change, and the endless strip 4 and the pulley are not moved. 31a and 31b rotate in the directions of arrows C and D. Thereby, the sliding door 1a is pulled by the endless strip 4 and proceeds in the closing direction (direction A). The moving speed and the moving distance of the sliding door 1a are ½ of the moving speed and the moving distance of the sliding door 1b. The sliding door 1a can be brought into the fully closed state only by moving the sliding door 1b to the fully closed position.
[0049]
When the sliding door is opened from the fully closed state shown in FIG. 6B, the operation is almost the reverse of the closing movement described above. That is, when the sliding door 1b is moved in the opening direction (A ′ direction), the engagement piece 51 provided on the slider 5b by the self-closing interlocking sliding door device 100 tries to move the sliding door 1a, and the endless strip 4 and the pulleys 31a and 31b. Rotates in the directions of arrows C ′ and D ′, and the sliding door 1a moves in the opening direction. Therefore, the sliding door 1a can be fully opened only by moving the sliding door 1b to the fully open position.
[0050]
Next, the operation of the self-closing door unit 150 will be described below.
[0051]
When the sliding door 1a is moved from the release position toward the closed position, the gear mechanism 510 of the drive unit 50 is engaged with the gear surface 410 of the rack seat 40 fixed to the rail 20 in synchronization with the movement of the sliding door 1a. To do.
The rotation of the gear mechanism 510 is transmitted to the drive mechanism 520, and the spring force is accumulated in the spring mechanism 520a. Specifically, the spring of the spring mechanism 520a is wound. Note that the maximum spring force is accumulated at the position where the sliding door 1a is fully opened. At this time, the drive unit 50 moves from the position A1 in the fully closed state of the sliding door 1a to the position A2 in the fully opened state. A stopper (not shown) is provided to prevent the drive unit 50 from moving further when the drive unit 50 reaches the position A2, so that the drive mechanism 520 is not disengaged from the rack seat 40.
[0052]
Next, when the hand is released from the sliding door 1a, the gear mechanism 510 is moved from the open position toward the closed position by the driving force applied to the driving mechanism 520 (the spring force accumulated in the spring mechanism 520a). It rotates on 410 and self-closes. At that time, since the release of the spring force is adjusted by the damper 520b, the moving speed of the sliding door 1a is suppressed, and the sliding door 1a can move toward the closed position. The drive mechanism 520 is given an initial load at the closed position of the sliding door 1a, so that the drive mechanism 520 can be surely self-closed.
[0053]
According to this embodiment (1), by opening one sliding door 1b or 1a, it becomes possible to interlock the sliding door 1a or 1b by the interlocking sliding door unit 110 and to stop the opening. The self-closing sliding door unit 150 enables self-closing with an adjacent sliding door. Therefore, it is possible to eliminate the troublesome operation when opening and closing the plurality of sliding doors.
[0054]
In the interlocking sliding door unit 110, a plurality of pulleys 3, endless strips 4, and sliders 5 constituting an interlocking mechanism are integrally incorporated in the interior of the dug base 2 narrower than the door thickness t, and the runner member R1 and the like. Is a separate unit and is separately dug into the sliding door 1a. Further, the self-closing sliding door unit 150 includes a gear mechanism 510 and a driving mechanism 520 built in the housing 530 to constitute the driving unit 50, which is a separate unit from the runner member R1 and the like, and is embedded separately in the end surface 1d of the sliding door 1a. Is done. Therefore, the existing runner member and the door pulley can be used as they are, and it can be set as the highly versatile apparatus which can be modified to the interlocking and self-closing sliding door.
[0055]
7 to 8 show the embodiment (2) according to the present invention.
[0056]
The self-closing interlocking sliding door device 200 in this embodiment is applied to a lower door type sliding door. The interlocking sliding door unit 110 of the embodiment (1) is brought to the upper part of the sliding door, and the self-closing sliding door is provided. The unit is brought to the bottom. In other words, the self-closing interlocking sliding door device 100 according to the embodiment (1) is turned upside down.
[0057]
This sliding door is an external type sliding door that is attached to the door frame 1c, and a guide rail G is attached to the wall surface K and extends horizontally on the upper part of the sliding doors 1a and 1b. The guide rail 7 is a bolt or nut. It is fixed. A guide roller 74 is provided on the upper part of the adjacent sliding door 1b and is guided by the rail groove 75 of the guide rail G. In addition, a door 900, a rail 910 on which the door 900 travels, an adjustment mechanism 920 of the door 900, and the like are provided and supported at the lower part of the sliding door 1b.
[0058]
Further, the lower self-closing door unit 250 is only the mounting of the rack seat is changed from the self-closing door unit 150 of the embodiment (1).
[0059]
The rack seat 40 is fixed to a lower surface 402 a of a rack groove 402 dug from the floor surface F in parallel with the traveling surface 421 on the lower rail 401. The rack sheet 40 may be directly attached to the floor surface F.
[0060]
According to the self-closing interlocking sliding door device 200 of this embodiment, the same operations and effects as those of the embodiment (1) are exhibited. Therefore, the same unit as the upper suspension sliding door is provided for the sliding door of the lower door type. Can be used and versatility is enhanced. As a result, an inexpensive interlocking sliding door device can be obtained.
[0061]
9 to 10 show an embodiment (3) according to the present invention.
[0062]
The self-closing interlocking sliding door device 300 in this embodiment is a modification of the self-closing sliding door unit 150 of the embodiment (1), in which the gear mechanism 510 is changed to the friction wheel mechanism 351 and the rack is eliminated. .
[0063]
The friction wheel mechanism 351 is brought into direct contact with the lower surface 20a of the upper rail 20 for frictional engagement. Therefore, it is desirable to select a material having a high coefficient of friction between the lower surface 20a of the guide rail and the friction wheel mechanism 351. Alternatively, it is also effective to attach a liner that increases the friction coefficient to the rail 20 and the friction surface 301 of the friction wheel mechanism 351.
[0064]
In order to transmit the driving force to the damper 520b by using the friction wheel mechanism 351, it is necessary to provide a small gear 351a for driving the damper 520b.
[0065]
The drive unit 350 can use the drive mechanism 520 (spring mechanism 520a, motor 520M) shown in the embodiment (1). When the motor 520M is used, the damper 520b is attached as described above. It can be omitted.
[0066]
According to the self-closing type sliding door device 300 of this embodiment (3), in the bottom load type sliding door device, in addition to the same operations and effects as those of the embodiment (1), the rack is eliminated, and the gear Can be made into a friction wheel (it is not necessary to cut teeth), so that a cheaper self-closing sliding door device 300 can be obtained.
[0067]
In each embodiment, the number of sliding doors is two. However, to make the sliding doors a triple interlocking type, the third sliding door is provided at the position of the partition 1c, and the slider 5a is used as the third sliding door. It becomes possible easily by being engaged.
[0068]
Further, as is clear from the embodiments (1), (2), and (3), the interlocking sliding door unit 110 and the self-closing sliding door unit 150 (250, 350) can be mounted either vertically. Therefore, the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit can be arranged at desired positions in the vertical direction. As a result, a highly versatile self-closing interlocking sliding door device that can be applied to an upper suspension sliding door, a lower load sliding door, and an external sliding door can be obtained.
[0069]
【The invention's effect】
As described above, the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention enables the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit to be independently arranged at desired positions in the vertical direction, and opens one sliding door. The interlocking sliding door unit allows the adjacent sliding doors to be opened in conjunction with each other, and when closing, the self-closing sliding door unit enables the self-closing with the adjacent sliding doors. Therefore, it is possible to eliminate the troublesome operation when opening and closing the plurality of sliding doors.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment (1) of a self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view showing the embodiment (1) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing an embodiment (1) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing an embodiment (1) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 5 is a front view showing an embodiment (1) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 6 is a plan view showing an embodiment (1) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 7 is a front view showing an embodiment (2) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 8 is a side sectional view showing an embodiment (2) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 9 is a front view showing an embodiment (3) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 10 is a side sectional view showing an embodiment (3) of the self-closing interlocking sliding door device according to the present invention.
FIG. 11 is a three-side view showing a conventional self-closing sliding door device. (A) is a front view, (b) is a right side view, and (c) is a left side view.
[Explanation of symbols]
1a sliding door
1b sliding door
1c screen
1d bottom edge
2 Horigoe base
3 Pulley
4 Endless strip
5 (5a, 5b) Slider
6 Mounting base
7 Guide rail
8 Storage space
21 Base
22 legs
23 Spacer
31 groove
32 Pulley fixed shaft member
51 engagement piece
55 Guide receiving member
61 U-shaped inside
62 Base
63 legs
71 Guide space
81 Information space
91 rails
100, 200 Self-closing interlocking sliding door device
300 Self-closing interlocking sliding door device
551 engaging groove
900 family car

Claims (2)

引戸の上端面または下端面に取付けられ隣接する引戸に係合して連動開閉させる連動引戸ユニットと、引戸の端面と框面の間に取付けされ解放位置の引戸を閉鎖位置へと自閉させる自閉引戸ユニットとに分割して備え、引戸の上下所望位置に連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットとを組み合わせ可能に配置構成し
引戸の戸厚よりも狭幅で引戸の開閉方向にわたる長尺状を呈し引戸の上端面または下端面に掘込して取付けされる掘込ベースと、掘込ベースの内端部に回転自在に設けられる複数のプーリと、複数のプーリの間に掛け渡される無端条体と、無端条体に固設され隣接する引戸に係合されるスライダとから一体組付けされて連動引戸ユニットがユニット構成され、これに対して、引戸の端面または框面のいずれか一方に埋設されるハウジングと、ハウジングに内蔵され引戸の開放に伴って回転する歯車機構と、ハウジングに内蔵され開放位置の引戸から閉鎖位置に向かって歯車機構に駆動力を付与する駆動機構とからなる駆動ユニットを備え、この駆動ユニットにはシート状を呈してハウジングを埋設しない端面または框面のいずれかに沿って固着され前記歯車機構を回転させるラックシートが組み合わせられて自閉引戸ユニットがユニット構成されることを特徴とする自閉式連動引戸装置。
An interlocking sliding door unit that is attached to the upper or lower end surface of the sliding door and engages with an adjacent sliding door to open and close the door. It is divided into a closed door unit and is arranged and configured so that the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit can be combined at the desired vertical position of the sliding door ,
A digging base that is narrower than the sliding door thickness and extends in the opening and closing direction of the sliding door and is digged and attached to the upper or lower surface of the sliding door, and is rotatable to the inner end of the digging base The interlocking sliding door unit is configured as a unit by integrally assembling from a plurality of pulleys provided, an endless strip spanned between the plurality of pulleys, and a slider fixed to the endless strip and engaged with an adjacent sliding door On the other hand, a housing embedded in either the end face or the saddle face of the sliding door, a gear mechanism that is built in the housing and rotates when the sliding door is opened, and is closed from the sliding door in the open position that is built in the housing. And a drive unit that applies a drive force to the gear mechanism toward the position. The drive unit has a sheet shape and is fixed along either the end face or the flange face where the housing is not embedded. Are self-closing interlock sliding door apparatus rack sheet for rotating combined with self閉引door unit is characterized in that it is the unit constituting the gear mechanism.
引戸の上端面または下端面に取付けられ隣接する引戸に係合して連動開閉させる連動引戸ユニットと、引戸の端面と框面の間に取付けされ解放位置の引戸を閉鎖位置へと自閉させる自閉引戸ユニットとに分割して備え、引戸の上下所望位置に連動引戸ユニットと自閉引戸ユニットとを組み合わせ可能に配置構成し、
引戸の戸厚よりも狭幅で引戸の開閉方向にわたる長尺状を呈し引戸の上端面または下端面に掘込して取付けされる掘込ベースと、掘込ベースの内端部に回転自在に設けられる複数のプーリと、複数のプーリの間に掛け渡される無端条体と、無端条体に固設され隣接する引戸に係合されるスライダとから一体組付けされて連動引戸ユニットがユニット構成され、これに対して、引戸の端面または框面のいずれか一方に埋設されるハウジングと、ハウジングに内蔵され引戸の開放に伴って回転する摩擦車機構と、ハウジングに内蔵され開放位置の引戸から閉鎖位置に向かって摩擦車機構に駆動力を付与する駆動機構とから自閉引戸ユニットがユニット構成されることを特徴とする自閉式連動引戸装置。
An interlocking sliding door unit that is attached to the upper or lower end surface of the sliding door and engages with an adjacent sliding door to open and close the door, and is installed between the end surface of the sliding door and the saddle surface to automatically close the sliding door in the release position to the closed position. It is divided into a closed door unit and is arranged and configured so that the interlocking sliding door unit and the self-closing sliding door unit can be combined at the desired vertical position of the sliding door,
A digging base that is narrower than the sliding door thickness and extends in the opening and closing direction of the sliding door and is digged and attached to the upper or lower surface of the sliding door, and is rotatable to the inner end of the digging base The interlocking sliding door unit is configured as a unit by integrally assembling from a plurality of pulleys provided, an endless strip spanned between the plurality of pulleys, and a slider fixed to the endless strip and engaged with an adjacent sliding door In contrast, a housing embedded in either the end surface or the ridge surface of the sliding door, a friction wheel mechanism built in the housing and rotating as the sliding door opens, and a sliding door built in the housing in the open position self closing interlocking sliding door device drive mechanism Toka et self閉引door unit toward the closed position to impart a driving force to the friction wheel mechanism, characterized in that it is unit configuration.
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