JP4636624B2 - Seedling transplanter - Google Patents
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Description
本発明は,甘しょのつる苗等のような苗を圃場に植付けるようにした苗移植機に関するものである。 The present invention relates to a seedling transplanting machine in which seedlings such as sweet vine seedlings are planted in a field.
従来,この種の苗移植機は,例えば,先行技術としての特許文献1,2に記載されているように,走行機体に,無端搬送体の上面に所定間隔で載せた苗を当該無端搬送体における間欠送りによって一本ずつ圃場に近づくように搬送する苗搬送機構と,この苗搬送機構にて圃場に近づくように搬送した苗を,前記苗搬送機構における苗の間欠送りを停止している時期において,上下方向への間欠的な往復動により圃場に対して植付けるようにした苗植付け機構とを設けるという構成にしている。
この従来の苗移植機においては,その苗搬送機構に対する駆動軸を,エンジンを動力源とする間欠回転機構にて間欠的に回転するように構成し,この駆動軸と,前記苗搬送機構における無端搬送体を巻掛けした少なくとも一本の案内軸との間にチエンを巻掛けし,このチエンを介して前記駆動軸における間欠回転を前記一本の案内軸に伝達することにより,前記苗搬送機構における無端搬送体の間欠送りを行うように構成している。 In this conventional seedling transplanter, the drive shaft for the seedling transport mechanism is configured to rotate intermittently by an intermittent rotation mechanism that uses an engine as a power source. The seedling transport mechanism is configured such that a chain is wound between at least one guide shaft around which the transport body is wound, and intermittent rotation of the drive shaft is transmitted to the one guide shaft through the chain. It is comprised so that intermittent feed of the endless conveyance body in may be performed.
しかし,このような駆動軸の間欠回転と,この駆動軸からのチエン伝動とによる間欠送りの構造では,間欠回転機構及びチエンを使用することで構造が著しく複雑で,可成り大型化するばかりか,重量が大幅にアップするという問題があった。 However, such an intermittent feed structure with intermittent rotation of the drive shaft and chain transmission from this drive shaft makes the structure extremely complex and considerably increases in size by using the intermittent rotation mechanism and chain. , There was a problem that the weight increased significantly.
本願発明は,前記苗移植機において,苗搬送機構における無端搬送体の間欠送りする機構の簡略化を図ることを技術的課題とする。 This invention makes it the technical subject to aim at simplification of the mechanism which intermittently feeds the endless conveyance body in a seedling conveyance mechanism in the said seedling transplanter.
この技術的課題を達成するため請求項1は,
「走行機体に,無端搬送体の上面に所定間隔で載せた苗を当該無端搬送体における間欠送りによって一本ずつ搬送する苗搬送機構と,この苗搬送機構にて搬送した苗を植付け体の下降動にて圃場に植付けるように苗植付け機構とを設けて成る苗移植機において,
前記苗搬送機構における無端搬送体を巻掛けした少なくとも一本の案内軸と,これに回転自在に被嵌した回転体との間に,前記回転体の一方向への回転のみを前記案内軸に伝達するようにしたワンウエイクラッチを設ける一方,前記回転体に,一端を弾性手段に連結して成る可撓性線状体を巻き付け,この可撓性線状体の他端を,動力源にて回転する駆動軸に偏芯して設けたクランクピンに,当該駆動軸における一回転中に前記弾性手段に抗して引っ張ったのち引っ張りを解除するように連結する。」
ことを特徴としている。
In order to achieve this technical problem, claim 1
“A seedling transport mechanism that transports seedlings placed on the upper surface of the endless transport body at predetermined intervals onto the traveling machine one by one by intermittent feeding in the endless transport body, and the seedling transported by this seedling transport mechanism is lowered In a seedling transplanting machine, which is equipped with a seedling planting mechanism so that it can be planted in the field
Between the at least one guide shaft around which the endless transport body is wound in the seedling transport mechanism and the rotary body that is rotatably fitted to the endless transport body, only the rotation of the rotary body in one direction is used as the guide shaft. While providing a one-way clutch for transmission, a flexible linear body having one end connected to an elastic means is wound around the rotating body, and the other end of the flexible linear body is connected to a power source. A crankpin provided eccentrically on the rotating drive shaft is connected so as to release the tension after being pulled against the elastic means during one rotation of the drive shaft. "
It is characterized by that.
請求項2は,
「前記請求項1の記載において,前記回転体に,当該回転体における前記無端搬送体の送り方向と逆方向への回転を阻止するようにした手段を備えている。」
ことを特徴としている。
Claim 2
“In the first aspect of the present invention, the rotating body is provided with means for preventing the rotating body from rotating in the direction opposite to the feeding direction of the endless transport body.”
It is characterized by that.
請求項3は,
「前記請求項1又は2の記載において,回転自在に枢着して成るレバーを設けて,このレバーに,前記可撓性線状体における他端及び前記駆動軸におけるクランクピンの各々を連結する。」
ことを特徴としている。
“In the first or second aspect of the present invention, a lever pivotally attached to the lever is provided, and the other end of the flexible linear body and the crank pin of the drive shaft are connected to the lever. . "
It is characterized by that.
請求項4は,
「前記請求項1〜3のいずれかの記載において,前記弾性手段が,線材をコイル状に巻いた引っ張りばねである。」
ことを特徴としている。
Claim 4
“In any one of
It is characterized by that.
請求項5は,
「前記請求項1〜4のいずれかの記載において,前記可撓性線状体に,ばね力調節手段を備えている。」
ことを特徴としている。
“In any one of
It is characterized by that.
請求項1に記載した構成において,無端搬送体の案内軸に回転自在の回転体に巻き付けた可撓性線状体が,駆動軸の一回転中において,その一端の弾性手段に抗する方向に移動したのち前記弾性手段にて元の位置に戻るというように往復動することにより,前記回転体が,所定の回転角度の範囲内において往復回転する。
In the configuration described in
この往復回転のうち一方向の回転のみがワンウエイクラッチを介して前記案内軸に伝達されて,案内軸が所定の回転角度だけ一方向に回転されることになるから,前記無端搬送体を間欠送りすることができる。 Of the reciprocating rotation, only rotation in one direction is transmitted to the guide shaft via the one-way clutch, and the guide shaft is rotated in one direction by a predetermined rotation angle. can do.
その一方で,前記回転体と案内軸との間にはワンウエイクラッチが存在していることにより,前記無端搬送体を,前記所定の間欠送り方向に,手動操作で自由に手動送りすることができる。 On the other hand, since a one-way clutch exists between the rotating body and the guide shaft, the endless transport body can be manually fed freely in the predetermined intermittent feeding direction by manual operation. .
つまり,本発明によると,前記苗搬送機構における無端搬送体の間欠送りを,従来のように,駆動軸に対する間欠回転機構と,この駆動軸から案内軸へのチエン伝動とによることなく,駆動軸の回転にて可撓性線状体を引っ張るという極く簡単な構成にて行うことができるから,前記無端搬送体を手動送りが自由にできる状態のもとで,大幅に小型化できるとともに,大幅に軽量化できる。 That is, according to the present invention, the intermittent feed of the endless transport body in the seedling transport mechanism does not depend on the intermittent rotation mechanism with respect to the drive shaft and the chain transmission from the drive shaft to the guide shaft as in the prior art. Since the flexible linear body can be pulled with a simple rotation, the endless transport body can be greatly reduced in size while allowing manual feed to be freely performed. The weight can be greatly reduced.
この場合,請求項2にした構成にすることより,前記回転体における前記無端搬送体の送り方向への回転を,常に同じ角度ずつ行うことができるから,間欠送りの確実性を向上できる。 In this case, with the configuration according to the second aspect, the rotation of the rotating body in the feeding direction of the endless transport body can always be performed at the same angle, so that the reliability of intermittent feeding can be improved.
ところで,前記可撓性線状体を往復動するときのストロークは,前記駆動軸における回転中心からクランクピンまでのクランク半径によってもたらされる。 By the way, the stroke when reciprocating the flexible linear body is caused by the crank radius from the rotation center of the drive shaft to the crankpin.
そこで,請求項3に記載した構成にすることにより,レバーにおける回転中心から前記可撓性線状体の他端に対する連結点までの長さと,レバーにおける回転中心から前記クランクピンに対する連結点までの長さとの比率を適宜変更することにより,前記クランク半径を,前記所定の往復動ストロークを得ることができる状態のもとで,大きくしたり,或いは,小さくしたりすることが任意にでき,前者の場合には,駆動動力の軽減を図ることができる一方,前者の場合には,クランク機構の小型・軽量化を図ることができる。
Therefore, by adopting the configuration described in
特に,請求項4に記載した構成にすることにより,弾性手段の小型・軽量化を図ることができ,また,請求項5に記載した構成にすることにより,前記可撓性線状体の回転体に対する接触圧を,ばね力調節手段にて,前記可撓性線状体及び前記引っ張りばねの延び変形に対して略一定に保持するように調節できるから,前記可撓性線状体による前記無端搬送体の間欠送りをより確実にできる。
In particular, the structure described in claim 4 can reduce the size and weight of the elastic means, and the structure described in
以下,本発明の実施の形態を図面について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
これらの図に示す苗移植機1は,圃場における畝に沿って走行しながら,甘しょにおけるつる苗を前記畝に対して一定の間隔で植え付けるようにした歩行型の自走式作業機であり,前記畝の両側を走行する左右一対の前輪2及び後輪3と,畝上面の上方に位置するようにして前記両前輪2及び両後輪3にて支持される走行機体4を備えている。
The
前記走行機体4は,エンジン5が搭載された前側のエンジンフレーム6と,前記エンジン5の動力を入力とする中央部のミッションケース7と,後側のハンドルフレーム8とを,前後方向に連結固定して構成されており,この走行機体4に後述する各種装置が装着されている。
In the traveling machine body 4, a
すなわち,前記走行機体4には,前記各種装置として,走行方向の前方より後方に向けて,畝ガイド機構9,前輪支持機構10,後輪支持機構11,畝高さ検出機構12,苗搬送機構13,苗植付け機構14,鎮圧機構15及び運転操作部16が装着されている。
That is, the traveling machine body 4 includes, as the various devices, a
前記畝ガイド機構9は,畝に沿って走行する苗移植機1の走行方向を案内するための装置であり,畝の左右側面(斜面)に当接させるための畝ガイドローラ9aを左右一対備えている。これらの畝ガイドローラ9a,9a間に畝を挟み込み,または,斜面に当接させながら転動させて,この状態で苗移植機1を走行させることで,苗移植機1を運転操作により方向制御することなく,畝に沿って走行させることが可能である。
The
前記前輪支持機構10及び後輪支持機構11は,前記両前輪2及び両後輪3に対して前記走行機体4を自在に昇降動するという構成であり,そのうち後輪支持機構11には,前記ミッションケース7から前記両後輪3への動力伝達機構を備え,両後輪3の駆動回転により前進走行するように構成している。
The front
また,前記走行機体4におけるエンジンフレーム6には,当該走行機体4を前記両前輪2及び両後輪3に対して昇降動するための単動式の油圧シリンダ17が設けられ,この油圧シリンダ17を,前記ハンドルフレーム8に設けた昇降動レバー18に関連し,この昇降動レバー18を後方の機体上げ位置に操作したとき,前記ミッションケース7から前記苗搬送機構13,苗植付け機構14及び鎮圧機構15への動力伝達をOFFにした状態で,油圧シリンダ17が走行機体4を最も高い位置まで上昇動するように作動し,前記昇降動レバー18を前方の機体下げ位置に操作したとき,前記ミッションケース7から前記苗搬送機構13,苗植付け機構14及び鎮圧機構15への動力伝達をONにした状態で,前記油圧シリンダ17が走行機体4を下降するように作動して,所定の苗植付け作業状態になるように構成されている。
The
この苗植付け作業状態における苗の植付け深さは,前記畝高さ検出機構12による畝高さの検出に基づいて行なわれるものであり,前記畝高さ検出機構12には,図1に示すように,畝上面に接触するセンサローラ12aと,このセンサローラ12aを支持しエンジンフレーム6に回動自在に設けられるセンサアーム12bとで構成され,前記畝の上面からの高さ,つまり,苗の植付け深さを略一定に保持するように構成している。
The seedling planting depth in this seedling planting operation state is based on the detection of the cocoon height by the cocoon height detection mechanism 12, and the cocoon height detection mechanism 12 has a configuration as shown in FIG. The
次に,前記苗搬送機構13について説明する。図3及び図4に示すように,この苗搬送機構13は,走行機体4とは別体で構成されており,この走行機体4の組立後において,これに取り付けることが可能である。苗搬送機構13の配設位置は,ミッションケース7の後方かつハンドルフレーム8の上方位置である。
Next, the
この苗搬送機構13は,前記ミッションケース7から出力される駆動軸19の回転にて駆動される構成であり,この苗搬送機構13には,図3に示すように,前記走行機体4における左右両側の部位に前後方向に延びるように配設した左右一対の案内軸20,21の間に巻掛けして成る搬送ベルト(無端搬送体)22を備えている。
The
前記搬送ベルト22の外周面には,複数個の苗収容部23が当該搬送ベルト22の長手方向に所定のピッチPの間隔で設けられ,この各苗収容部23内の各々には,つる苗Aを着脱自在に保持するための把持部24が設けられている。
A plurality of
前記搬送ベルト22は,作業者がその上面側において各苗収容部23につる苗Aを載せるように供給すると,矢印Bで示す方向に,前記各苗収容部23のピッチPの間隔で間欠的に送り移動するように構成されており,この矢印Bの方向への間欠送りにて,下面の略中央に位置する二本のガイドローラ25の箇所にまで前記つる苗Aを搬送するもので,この搬送ベルト22のうち前記一方の案内軸20から前記両ガイドローラ25までの区間部分における外側には,前記各苗収容部23に供給したつる苗Aが当該苗収容部23から落下しないように保持するためのガイド板26が設けられている。
The
前記苗植付け機構14は,前記ミッションケース7から出力される動力にて,前記苗搬送機構13における二本のガイドローラ25と圃場における畝との間を,図1に二点鎖線で示す運動軌跡に沿って上下方向に往復動する左右一対の植付け体27を備えており,この植付け体27は,これが上昇上限に位置するときにおいて,前記搬送ベルト22の間欠送りにより前記二本のガイドローラ25の箇所につる苗Aが送り込まれると,前記間欠が送りが停止しているときにおいて,このつる苗Aを摘んで下降動することにより,つる苗Aを畝に対して押し込むように植付けして,元の上昇位置に戻ると,前記搬送ベルト22が一ピッチPだけ間欠送りするように,前記搬送ベルト22の間欠送りと連動するように構成されている。
The
また,前記鎮圧機構15は,前記苗植付け機構14の植付け体27における上下方向への往復動に連動して上下動する鎮圧体15aを備え,前記植付け体27が畝に対するつる苗Aの押し込み植付けを終わって上昇動すると,前記鎮圧体15aがその下降動にて畝のうち前記つる苗Aの植付け箇所を押圧して,固めるように構成している。
Moreover, the said
そして,本発明において,前記苗搬送機構13における搬送ベルト22を,前記矢印Bの方向に,その苗収容部23のピッチPの間隔で間欠送りするに際しては,以下に述べるように,図5〜図7に示す構成を採用している。
In the present invention, when the conveying
すなわち,前記搬送ベルト22を巻掛けした左右の案内軸20,21のうち一方の案内軸20上には,回転体28が回転自在に被嵌され,この回転体28と前記一方の案内軸20との間には,ワンウエイクラッチ30が設けられている。
That is, a rotating
このワンウエイクラッチ29は,前記一方の案内軸20に被嵌した状態でキー止めされたクラッチ体30を備え,このクラッチ体30の外周には,三つの爪片31を円周方向に120度の間隔で設けられ,この120度の回転角度が,前記搬送ベルト22における1ピッチPの間隔と等しくするように構成されている。
The one-way clutch 29 includes a
一方,前記回転体28には,これに装着した半円形ばね32による押圧で前記三つの爪片31のうち少なくとも一つに対して着脱自在に係合するピン33が半径方向に自在に摺動するように設けられ,前記回転体28が前記搬送ベルト22の矢印Bで示す間欠送りの方向に回転するとき,この回転が前記ピン33を介して前記クラッチ体30に伝達され,前記一方の案内軸20が矢印B方向に回転する一方,前記回転体28が前記矢印Bと逆方向に回転するとき,前記ピン33がクラッチ体30の爪片31における後ろ側傾斜面に乗り上げることにより,前記一方の案内軸20には,前記回転体28における逆方向の回転は伝達されないように構成している。
On the other hand, on the
なお,図7において,符号34は,前記一方の案内軸21における矢印Bと逆方向への回転を阻止するための手段の一つの例であるところの板ばね体である。
In FIG. 7,
そして,前記回転体28の外周面には,細い金属線を撚りあわせて成るワイヤー等の可撓性線状体35を巻き付け,この可撓性線状体35の一端35aを,前記苗供給機構13の支持フレーム36等に対して弾性手段としての一つの例であるところの線材をコイル状に巻いた構成にした引っ張りばね37を介して係着する一方,他端35bを,前記支持フレーム36等に対してピン38にて回転自在に枢着したレバー39の一端39aに,長さ調節によって前記引っ張りばね37におけるばね力の増減調節を行うようにしたばね力調節手段40を介して係着する。
A flexible
なお,このばね力調節手段40は,前記引っ張りばね37と可撓性線状体35の一端との間,又は,前記引っ張りばね37と支持フレーム36との間に設ける構成にすることができる。
The spring force adjusting means 40 can be provided between the
前記苗供給機構13に対する前記駆動軸19には,クランク円板41を固着し,このクランク円板41には,その回転中心から偏芯した位置にクランクピン42を設け,このクランクピン42に,前記レバー39の他端39bを,ロッド43を介して連結することにより,前記駆動軸19にて,この一回転中において,前記可撓性線状体35を前記引っ張りばね37に抗して前記回転体28を120度だけ回転するように引っ張ったのちこの引っ張りを解除するように構成している。
A
つまり,前記駆動軸19の回転により,その一回転中において前記可撓性線状体35が前記引っ張りばね37に抗して前記回転体28を120度だけ回転するように引っ張られ,この回転体28における120度の回転がワンウエイクラッチ29を介して一方の案内軸20に伝達されるから,前記苗供給機構13における搬送ベルト22は,矢印Bの方向に,その苗収容部23のピッチPの間隔で間欠送りされる。
That is, due to the rotation of the
前記可撓性線状体35は,駆動軸19の回転に伴って前記引っ張りが解除されると,前記引っ張りばね37によって,前記回転体28を前記間欠送り方向Bとは逆方向に120度だけ戻し回転するように引き戻されるのであり,これを繰り返すことにより,前記苗搬送機構13における搬送ベルト22を,前記矢印Bの方向に,その苗収容部23のピッチPの間隔で間欠送りするのである。
When the tension is released along with the rotation of the
また,前記回転体28と,一方の案内軸20との間には,前記した構成のワンウエイクラッチ29が存在していることにより,前記搬送ベルト22を,前記駆動軸19の回転にかかわらず,所定の間欠送り方向に,手動操作で自由に手動送りすることができる。
In addition, since the one-way clutch 29 having the above-described configuration exists between the
前記実施の形態においては,レバー39において,その回転中心(ピン38の中心)から一端39a,つまり,前記可撓性線状体35の他端に対する連結点までの長さL1を,その回転中心(ピン38の中心)から他端39b,つまり,前記ロッド43に対する連結点までの長さL2よりも可成り長くすることによって,前記駆動軸19の回転中心から前記クランクピン42までのクランク半径Rを小さくするという構成にしているが,前記L1とL2との比率を適宜変更することにより,前記クランク半径Rを大きくしたり,小さくしたりするように任意に設定することができ,また,前記可撓性線状体35の回転体28に対する接触圧を,ばね力調節手段40にて,前記可撓性線状体35及び前記引っ張りばね37の延び変形に対して略一定に保持するように調節できる。
In the above-described embodiment, the lever 39 has a length L1 from the center of rotation (the center of the pin 38) to one
なお,前記実施の形態は,前記回転体28を120度ずつ送り回転する場合であったが,本発明はこれに限らず,前記回転体28を,360度,180度又は90度ずつ送り回転するように構成することができるほか,前記実施の形態のように,可撓性線状体35を引っ張りばね37に抗して引っ張るときに前記回転体28を送り回転することに代えて,前記可撓性線状体35を引っ張りばね37にて引き戻すときにおいて前記回転体28を送り回転するように構成することができる。
In the above embodiment, the rotating
1 苗移植機
2 前輪
3 後輪
4 走行機体
5 エンジン
7 ミッションケース
13 苗搬送機構
14 苗植付け機構
19 駆動軸
20,21 案内軸
22 搬送ベルト(無端搬送体)
28 回転体
29 ワンウエイクラッチ
35 可撓性線状体
37 引っ張りばね
39 レバー
40 ばね力調節手段
41 クランク円板
42 クランクピン
DESCRIPTION OF
28
Claims (5)
前記苗搬送機構における無端搬送体を巻掛けした少なくとも一本の案内軸と,これに回転自在に被嵌した回転体との間に,前記回転体の一方向への回転のみを前記案内軸に伝達するようにしたワンウエイクラッチを設ける一方,前記回転体に,一端を弾性手段に連結して成る可撓性線状体を巻き付け,この可撓性線状体の他端を,動力源にて回転する駆動軸に偏芯して設けたクランクピンに,当該駆動軸における一回転中に前記弾性手段に抗して引っ張ったのち引っ張りを解除するように連結することを特徴とする苗移植機。 A seedling transport mechanism for transporting seedlings placed on the upper surface of the endless transport body at a predetermined interval to the traveling machine one by one by intermittent feeding in the endless transport body, and a descending movement of the seedling transported by the seedling transport mechanism In a seedling transplanting machine, which is equipped with a seedling planting mechanism so that it can be planted in a farm,
Between the at least one guide shaft around which the endless transport body is wound in the seedling transport mechanism and the rotary body that is rotatably fitted thereto, only the rotation of the rotary body in one direction is used as the guide shaft. While providing a one-way clutch for transmission, a flexible linear body having one end connected to an elastic means is wound around the rotating body, and the other end of the flexible linear body is connected to a power source. A seedling transplanter characterized in that it is connected to a crank pin eccentrically provided on a rotating drive shaft so as to release the tension after pulling against the elastic means during one rotation of the drive shaft.
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