JP4629707B2 - 無段変速装置 - Google Patents

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本発明は、原動機等の回転を無段階に変速して伝達する無段変速装置に関する。
原動機の回転を変速して伝達するには変速装置が必要である。変速装置にギアを用いれば、伝達される回転はギア比によって段階的になるが、スムーズな変速を得るには無段変速装置が用いられる。
このような無段変速装置に関し、特許文献1には、入力軸に平歯車を介して3個の第1の円錐ローラを配置し、差動機構の差動かさ歯車に連結軸を介して第2の円錐ローラを配置し、第1及び第2の円錐ローラを逆向きに配置するとともに、第1及び第2の円錐ローラ間に連結ローラを配置した構造が開示されている。
また、特許文献2には、駆動軸の先端に円錐形状の回転軸を連結し、この回転軸と円錐状のシリンダとの間に複数の回転車を配置し、回転軸の端部側に回転車の位置を移動させる連結機構を備える無段変速機構が開示されている。
特開平7−127702号公報(要約、図1) 特開2001−182795公報(要約、図1)
ところで、無段変速装置は、スムーズな変速を得る上で不可欠であり、変速構造が簡単であるという特徴がある。中心の円錐ローラに対し、複数の円錐ローラを配置する構造(特許文献1)ではローラ構成が複雑化する。また、回転軸の先端部側に回転車を移動させるための連結機構を備えた構成(特許文献2)では、連結機構が複雑化するため、無段変速装置のコンパクト化を妨げ、また、回転軸に当たる回転車の周面が磨耗した場合には、回転の伝達が低下するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、無段変速装置に関し、無段変速機構のコンパクト化を図ることにある。
また、本発明の他の目的は、無段変速装置に関し、無段変速機構の回転伝達ローラの磨耗による回転伝達の低下を抑制することにある。
上記目的を達成するため、本発明の無段変速装置では、円錐ローラと円錐ドラムとの間の間隙部に回転伝達ローラを設置し、円錐ローラと円錐ドラムとの間の回転伝達を回転伝達ローラによって実現している。円錐ローラと円錐ドラムとの回転伝達比を回転伝達ローラの位置によって調節可能にし、その手段として位置調節機構を備えており、この位置調節機構が円錐ローラの円錐周面と円錐ドラムの円錐内面に接触する回転伝達ローラの位置を調整するねじ軸と、このねじ軸に回転を加えるためのハンドル部と、このハンドル部の回転操作による回転をねじ軸に伝達する歯車機構とを備えることにより、上記目的を達成している。斯かる目的を達成するための本発明の構成は以下の通りである。
本発明の無段変速装置は、回転を無段変速する無段変速装置であって、筐体と、この筐体に回転可能に支持されるとともに、軸方向に摺動可能に支持された回転軸と、前記筐体に前記回転軸と同一中心軸上に支持させた支持軸と、前記回転軸に固定されるとともに前記支持軸に軸受部により回転可能及び摺動可能に支持され、円錐周面を備えて前記回転軸とともに回転可能な円錐ローラと、前記円錐ローラと前記筐体との間の前記回転軸を覆い且つ前記円錐ローラ側に設置した軸受部と前記筐体側に設置した軸受部との間に圧接させ、前記円錐ローラと前記筐体との間に復元力を作用させるスプリングと、前記筐体に回転可能に支持されて円錐内面を持ち、該円錐内面を前記円錐ローラの前記円錐周面と対向させた円錐ドラムと、前記円錐内面と前記円錐周面との間の間隙部に設置され前記円錐周面と前記円錐内面とに接触し前記円錐ローラ前記円錐ドラムとの間で回転を伝達する複数の回転伝達ローラと、前記支持軸に被嵌されて前記支持軸に回転可能に支持され、前記円錐ドラムを回転可能に支持する支持筒部と、前記回転伝達ローラが軸受部により回転可能に取り付けられ、前記支持軸に固定された軸受部に一端を回転可能に支持させ、前記筐体に固定された軸受部により他端を回転可能に支持させることにより、前記間隙部に前記円錐周面及び前記円錐内面と平行に置され、回転により前記回転伝達ローラを移動させる複数のねじ軸と、前記支持筒部に固定されて前記支持筒部を回転させるハンドル部と、このハンドル部による前記支持筒部の回転を前記ねじ軸に伝達し、前記ねじ軸の回転によって前記回転伝達ローラの位置を調整する歯車機構とを備え、前記ハンドル部の回転操作に応じて位変更される前記回転伝達ローラにより、前記円錐ローラ及び前記円錐ドラム間の回転比率を無段階に変更可能にしたことである。
本発明の無段変速装置において、好ましくは、前記回転伝達ローラは、前記円錐周面及び前記円錐内面に接触する少なくともローラ面が弾性体である構成としてもよい。
本発明の無段変速装置において、好ましくは、前記円錐ローラには原動機から回転が加えられる構成としてもよい。
本発明の無段変速装置において、好ましくは、前記円錐ドラムは、回転を伝達するベルトを掛け回すベルト掛回し部を備えてもよい。
本発明の無段変速装置において、好ましくは、前記円錐ドラムは、その一端部が前記支持筒部に軸受部を以て回転可能に支持され、その他端部が前記筐体に軸受部を以て回転可能に支持された構成でもよい。
本発明によれば、次の効果が得られる。
(1) コンパクトな無段変速装置を提供でき、変速のための回転伝達ローラを移動させる構造も簡略化することができる。
(2) 回転伝達ローラが磨耗しても、円錐ローラがスプリングによって回転伝達ローラに押しつけられているので、回転伝達が低下することが無く、効率よく無段変速を行える。
本発明の実施の形態について、図1及び図2を参照する。図1及び図2は、本発明の無段変速装置の概要を示す図である。
この無段変速装置2には、図1に示すように、円錐ローラ4と、円錐ドラム6と、回転伝達ローラ8とが備えられている。
円錐ローラ4は、円錐周面10を持ち、筐体12に回転軸14によって支持されて回転可能である。円錐周面10は、回転伝達面であって、例えば、鏡面仕上げされている。回転軸14は、円錐ローラ4及び円錐ドラム6の回転中心に設置されている。
円錐ドラム6は、円錐ローラ4と同様に筐体12に回転可能に配設されており、円錐ローラ4の円錐周面10と平行な円錐内面16を持ち、該円錐内面16と円錐周面10との間には間隙部18が設定されている。
回転伝達ローラ8は、間隙部18に設置され、円錐周面10と円錐内面16とに接触して円錐ローラ4及び円錐ドラム6間で回転を伝達する。回転伝達ローラ8の周面部には耐磨耗性材料からなる弾性体20(外輪部114:図9)が設置されている。
そして、この回転伝達ローラ8には、既述の位置を調整して変速比を調節する変速比調節機構22が設置され、この変速比調節機構22により設定された回転伝達ローラ8の位置により、円錐ローラ4と円錐ドラム6との間で回転比が設定されて変速された回転が得られる。
また、この無段変速装置2において、図2に示すように、回転軸14が筐体12に回転可能に取付けられているとともに、円錐ローラ4が回転軸14上に回転軸14とともに回転可能であるとともに、回転軸14に対して軸方向に移動可能に設置され、この円錐ローラ4と筐体12との間にはスプリング24が設置されている。このスプリング24が圧縮状態で維持されれば、円錐ローラ4と筐体12との間にスプリング24の復元力を作用させることができ、この復元力により、円錐ローラ4の円錐周面10が回転伝達ローラ8の弾性体20に押し付けられる。斯かる構成とすれば、回転伝達ローラ8の弾性体20には、円錐ローラ4の円錐周面10が弾性体20の磨耗に関係なく弾性体20に密着し、回転伝達の低下を防止できる。
本発明の実施例について、図3を参照する。図3は、無段変速装置の実施例を示す断面図である。図3において、図1及び図2と同一部分には同一符号を付してある。
この無段変速装置2の中心部には円錐ローラ4が設置され、この円錐ローラ4は、その径大部側を回転軸14に固定されているとともに、その径小部側を支持軸26に回転可能且つ軸方向に摺動可能に支持されている。回転軸14は筐体12の支持部28に回転可能であるとともに、軸方向に移動可能に支持され、また、支持軸26は筐体12の支持部30に固定されている。支持部28、30は、筐体12のテーブル32の上面に一定の間隔を設けて立設されている。回転軸14には原動機34が取り付けられ、原動機34から回転力が付与される。
支持軸26には外筒部36が遊嵌されており、この外筒部36は支持軸26に対して回転可能である。そこで、円錐ドラム6は、その径小部側を外筒部36に回転可能に支持させるとともに、その径大部側をボールベアリング37を介して支持部28に回転可能に支持させている。
円錐ドラム6は、外筒部36に回転可能に支持されたベルト掛回し部38を備えており、このベルト掛回し部38には回転を伝達する伝達手段ないし無端ベルトとして例えば、Vベルト40が掛け回され、原動機34の回転が円錐ローラ4、複数の回転伝達ローラ8を通して円錐ドラム6を回転させ、Vベルト40を通して外部に伝達される。
円錐ローラ4と円錐ドラム6との間の間隙部18に設置された例えば、3つの回転伝達ローラ8は、円錐ローラ4の円錐周面10の中心軸を中心に120度の間隔を以て設置され、各ねじ軸42に内輪部44を介在させて回転可能に支持されている。各ねじ軸42は支持部28側の軸受部46と、支持軸26に固定された軸受部48との間に回転可能に支持されている。
そして、筐体12に立設された支持部50には外筒部36が回転可能に支持され、外筒部36にはハンドル部52を備え、ハンドル部52によって調節される既述の変速比調節機構22が設置されている。
次に、円錐ローラ4及び回転軸14について、図4、図5及び図6を参照する。図4は、円錐ローラ部及び回転軸部を抽出して示した断面図、図5は、図4のV−V線断面図、図6は、円錐ローラの可動状態を示す図である。図4、図5及び図6において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
円錐ローラ4には図4及び図5に示すように、回転軸14を挿入する挿入孔54が形成され、回転軸14に埋め込まれて固定されたキー55が挿入孔54側のキー溝57に挿入され、円錐ローラ4は軸方向に摺動可能であるとともに、回転軸14によって回転可能である。
挿入孔54の開口側には挿入孔54よりも径大な軸受孔56が形成されている。挿入孔54の終端部側には固定部58が形成されており、回転軸14の先端側にある固定ねじ部60が挿入されている。円錐ローラ4の径小部側に開口された凹部62側には、固定部58に挿通させた固定ねじ部60にワッシャ64とともに固定ナット66が取り付けられ、固定ねじ部60と固定ナット66には回転防止手段として、回り止め割ピン67が取付けられている。
支持部28には、回転軸14が軸受部68、70、72により回転可能に支持されている。軸受部70にはボールベアリング、軸受部72にはスラストボールベアリングを用いればよい。円錐ローラ4の軸受孔56には、軸受部74が設置されている。軸受部74は例えば、スラストボールベアリングを使用すればよい。軸受部74と支持部28側の軸受部72との間にはコイルスプリング78が圧縮状態で挿入され、このコイルスプリング78の復元力が円錐ローラ4に作用している。
円錐ローラ4の凹部62には支持軸26の径小部80が挿入され、径小部80には軸受部82が取付られている。軸受部82は円錐ローラ4の凹部62と摺動可能である。径小部80には抜止めとして、ピン83が挿入されている。軸受部82は、円錐ローラ4を回転可能且つ軸方向に摺動可能に支持している。
従って、円錐ローラ4は回転軸14に固定されているから、回転軸14の回転を受けて回転する。この回転によって、回転伝達ローラ8が磨耗すれば、その磨耗に応じてコイルスプリング78の復元力を受けて円錐ローラ4が軸方向に移動する。図6のAは、移動前の円錐ローラ4の位置を示し、図6Bは、移動後の円錐ローラ4の位置(限界位置)を示している。このように、円錐ローラ4がスプリング78の復元力を受けて回転伝達ローラ8に密着するので(図3)、回転の伝達が低下することがなく、円錐ローラ4と円錐ドラム6との間で安定した回転伝達が行われる。
次に、円錐ドラム6及び変速比調節機構22について、図7を参照する。図7は、円錐ドラム及び変速比調節機構を抽出して示した断面図である。図7において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
円錐ドラム6の径大部側には、サブドラム部84がボルト86及びナット88で固定されている。サブドラム部84は、支持部28に固定された軸受部46にボールベアリング37を介して支持されている。軸受部46は支持部28にボルト90及びナット92で固定されている。
支持軸26は、支持部30にワッシャ94及びナット96をもって固定されている。この支持軸26に遊嵌された外筒部36は、軸受部98、100を介して支持部50に支持され、外筒部36の一端にはハンドル部52が固定されている。また、外筒部36には、円錐ドラム6のベルト掛け回し部38が軸受部102、104、106を介して支持している。
そして、変速比調節機構22は例えば、歯車機構で構成され、この変速比調節機構22には外筒部36の端部にかさ歯車108が摺動可能に取り付けられ、このかさ歯車108には、ねじ軸42側に取り付けられているかさ歯車110が噛み合わされている。かさ歯車108と円錐ドラム6の軸受部106との間には、コイルスプリング112が圧縮状態で挿入され、このコイルスプリング112の復元力がかさ歯車108とかさ歯車110との間に作用し、両者の噛み合い状態が密に保持されている。
従って、円錐ローラ4の回転が回転伝達ローラ8を通して円錐ドラム6に伝達され、その回転はベルト掛け回し部38からVベルト40に伝達される。
また、ハンドル部52を回転させると、その回転が外筒部36からかさ歯車108に伝達され、その回転がかさ歯車110からねじ軸42に伝達される。ねじ軸42が回転すると、その回転に応じて回転伝達ローラ8がねじ軸42上を移動し、回転伝達ローラ8の位置によって円錐ローラ4から円錐ドラム6との回転伝達比が設定される。即ち、回転伝達ローラ8の回転は円錐ローラ4の径大部より径小部に向かって増加し、円錐ドラム6の回転が増加する。
次に、回転伝達ローラについて、図8及び図9を参照する。図8は、回転伝達ローラを示す図、図9は、図8のIX−IX線断面図である。図8及び図9において、図3と同一部分には同一符号を付してある。
回転伝達ローラ8は、図8及び図9に示すように、内輪部44と、外輪部114と、コロベアリング部116とを備えている。内輪部44は、2つの内輪部材118、120を備えており、一方の内輪部材118にはボス部122を備え、このボス部122にはねじ軸42(図7)に噛み合うねじ部124が備えられている。他方の内輪部材120には、ボス部122を挿入させる凹部126が形成され、この凹部126の中心部にはねじ軸42を挿通させる貫通孔128が形成されている。これら内輪部材118、120はボス部122を凹部126に噛み合わせ、共通の複数の貫通孔130に挿通させたリベット132を以て一体化されている。
また、内輪部44にはねじ部124に平行にガイド孔134、136が形成され、各ガイド孔134、136には、軸受部46、48に支持させたガイドシャフト138、140を挿通させてある。従って、内輪部44はねじ軸42の回転を受け、ガイドシャフト138、140上を軸方向に移動可能である。
そして、内輪部44の周面部には、凹部142が形成され、この凹部142に設置された複数のコロベアリング116を介して外輪部114が設置されている。凹部142は内輪部材120側に形成されており、この凹部142に設置されたコロベアリング116が内輪部材118、120で挟み込まれている。外輪部114は耐磨耗性の高いゴムや合成樹脂等の弾性体20(図1)で形成され、その内側には凹部144が形成されている。従って、コロベアリング116は、内輪部44の凹部142と外輪部114の凹部144との間に挟み込まれて維持され、内輪部44からのコロベアリング116及び外輪部114の脱落が阻止されているとともに、内輪部44に対してコロベアリング116を介して外輪部114が回転可能に取り付けられている。コロベアリング116は、内輪146と外輪148との間に複数のコロ150が設置されている。
以上述べた無段変速装置2によれば、原動機34から加えられた回転力が円錐ローラ4から回転伝達ローラ8を介して円錐ドラム6に伝えられ、回転伝達ローラ8の位置によって調節された変速比に応じた回転がベルト掛け回し部38から取り出される。この実施の形態では、原動機34を円錐ローラ4側に取付けて駆動しているが、円錐ドラム6側に原動機34からの回転力を賦与し、その回転力を回転伝達ローラ8を介して円錐ローラ4から取り出すこともできる。
また、回転の取出しにベルト掛け回し部38を以てVベルト40が用いられているが、図示しないギア機構を用いてもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、無段変速装置に関し、コンパクトな無段変速装置を提供でき、変速のための回転伝達ローラを移動させる構造も簡略化することができ、また、回転伝達ローラが磨耗しても、円錐ローラがスプリングによって円錐ローラに押しつけられているので、回転伝達が低下することが無く、効率よく無段変速を行える等、高機能化された無段変速装置を提供できる等、有用である。
本発明の無段変速装置の実施の形態を示す図である。 本発明の無段変速装置の実施の形態を示す図である。 無段変速装置の実施例を示す図である。 円錐ローラ部を示す図である。 図4のV−V線断面図である。 円錐ローラの可動前及び可動後を示す図である。 円錐ドラム部及び変速比調節機構を示す図である。 回転伝達ローラを示す図である。 図8のIX−IX線断面図である。
符号の説明
2 無段変速装置
4 円錐ローラ
6 円錐ドラム
8 回転伝達ローラ
18 間隙部
22 変速比調節機構
34 原動機
78 コイルスプリング

Claims (5)

  1. 回転を無段変速する無段変速装置であって、
    筐体と、
    この筐体に回転可能に支持されるとともに、軸方向に摺動可能に支持された回転軸と、
    前記筐体に前記回転軸と同一中心軸上に支持させた支持軸と、
    前記回転軸に固定されるとともに前記支持軸に軸受部により回転可能及び摺動可能に支持され、円錐周面を備えて前記回転軸とともに回転可能な円錐ローラと、
    前記円錐ローラと前記筐体との間の前記回転軸を覆い且つ前記円錐ローラ側に設置した軸受部と前記筐体側に設置した軸受部との間に圧接させ、前記円錐ローラと前記筐体との間に復元力を作用させるスプリングと、
    前記筐体に回転可能に支持されて円錐内面を持ち、該円錐内面を前記円錐ローラの前記円錐周面と対向させた円錐ドラムと、
    前記円錐内面と前記円錐周面との間の間隙部に設置され前記円錐周面と前記円錐内面とに接触し前記円錐ローラ前記円錐ドラムとの間で回転を伝達する複数の回転伝達ローラと、
    前記支持軸に被嵌されて前記支持軸に回転可能に支持され、前記円錐ドラムを回転可能に支持する支持筒部と、
    前記回転伝達ローラが軸受部により回転可能に取り付けられ、前記支持軸に固定された軸受部に一端を回転可能に支持させ、前記筐体に固定された軸受部により他端を回転可能に支持させることにより、前記間隙部に前記円錐周面及び前記円錐内面と平行に置され、回転により前記回転伝達ローラを移動させる複数のねじ軸と、
    前記支持筒部に固定されて前記支持筒部を回転させるハンドル部と、
    このハンドル部による前記支持筒部の回転を前記ねじ軸に伝達し、前記ねじ軸の回転によって前記回転伝達ローラの位置を調整する歯車機構と、
    を備え、
    前記ハンドル部の回転操作に応じて位変更される前記回転伝達ローラにより、前記円錐ローラ及び前記円錐ドラム間の回転比率を無段階に変更可能にしたことを特徴とする、無段変速装置。
  2. 請求項1の無段変速装置において、
    前記回転伝達ローラは、前記円錐周面及び前記円錐内面に接触する少なくともローラ面が弾性体であることを特徴とする、無段変速装置。
  3. 請求項1の無段変速装置において、
    前記円錐ローラには原動機から回転が加えられることを特徴とする、無段変速装置。
  4. 請求項1の無段変速装置において、
    前記円錐ドラムは、回転を伝達するベルトを掛け回すベルト掛回し部を備えたことを特徴とする、無段変速装置。
  5. 請求項1の無段変速装置において、
    前記円錐ドラムは、その一端部が前記支持筒部に軸受部を以て回転可能に支持され、その他端部が前記筐体に軸受部を以て回転可能に支持されたことを特徴とする、無段変速装置。
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