JP4622754B2 - 通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム - Google Patents

通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4622754B2
JP4622754B2 JP2005260308A JP2005260308A JP4622754B2 JP 4622754 B2 JP4622754 B2 JP 4622754B2 JP 2005260308 A JP2005260308 A JP 2005260308A JP 2005260308 A JP2005260308 A JP 2005260308A JP 4622754 B2 JP4622754 B2 JP 4622754B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packet
identification information
header
mac
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005260308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007074479A (ja
Inventor
博之 茂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005260308A priority Critical patent/JP4622754B2/ja
Publication of JP2007074479A publication Critical patent/JP2007074479A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4622754B2 publication Critical patent/JP4622754B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラムに関し、例えば、サーバとクライアント端末からなる閉じたネットワークに用いて好適な通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラムに関する。
パーソナルコンピュータや各種AV(Audio and Visual)機器などを接続して構成するホームネットワークやLAN(Local Area Network)においては、インタネットを介する通信に使用されるTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)やUDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)が使用されている。IPアドレスを用いた通信については、例えば特許文献1に記載されている。
特開2003−273896号公報
図1は、TCP/IPやUDP/IPに従って通信されるパケットの構造を示している。当該パケットは、リンク層のMAC(Media Access Control)ヘッダ/フッタ(16+4バイト)、インタネット層のIPヘッダ(20バイト)、およびトランスポート層のTCPヘッダ(20バイト)またはUDPヘッダ(8バイト)が設けられ、この後ろにアプリケーション層のペイロードが配置されている。以下、TCP/IPに従うパケットを例に、TCP/IPパケットをホームネットワークやLANのような限られたネットワーク内において通信するときの弊害について説明する。
図1から明らかなように、当該パケットはオーバヘッドが大きいので、ペイロードのデータサイズが小さいと通信の物理帯域を有効に利用できないことがある。
図2は、当該パケットを受信するクライアント端末の構成例を示している。このクライアント端末1は、ハードウェアからなるMAC処理部2、ソフトウェア(OS(Operation System))によって実現されるTCP/IP処理部3、ハードウェアあるいはソフトウェアに実現されるポートの異なるストリーム処理部4−1乃至4−3から構成される。
このクライアント端末1に対して、3種類のストリームst1乃至st3が送信された場合、MAC処理部2によってパケットのMACヘッダが処理され、TCP/IP処理部3によってIPヘッダが処理され、さらにTCPヘッダに記載されているポート番号に従って各ストリームのペイロードがストリーム処理部4−1乃至4−3に入力される。そして、ストリーム処理部4−1によりストリームst1のペイロードが、ストリーム処理部4−2によりストリームst2のペイロードが、ストリーム処理部4−3によりストリームst3のペイロードが処理される。
上述したように、TCP/IP処理部3はソフトウェアにより実現されるのでその処理速度が遅く、ストリーム処理部4−1乃至4−3にペイロードが入力されるまでの遅延の原因となっている。
図3は、ホームネットワークなどに相当するLAN11とインタネットに相当するWAN(Wide Area Network)13がルータ12を介して接続されている状態を示している。このLAN11において、TCP/IPパケットが通信されている場合、ルータ12の設定によっては、LAN11内において通信しているTCP/IPパケットがWAN(Wide Area Network)13側に漏洩してしまうことが起こり得る。これは、例えば、LAN11において通信されている放送コンテンツのデータが、WAN13側に流出することを意味するので、放送コンテンツの著作権を考慮した場合、好ましくない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ホームネットワークのような閉じたネットワークにおいて、通信帯域を効率的に使用できるようにするものである。
本発明の第1の側面である通信システムは、送信装置と受信装置から構成され通信システムにおいて、前記受信装置が、前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知する通知手段と、前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する分配手段とを含み、前記送信装置が、前記受信装置から通知された前記物理回線数以上の数の識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付ける対応付け手段と、前記対応付け手段による対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成する生成手段とを含み、前記識別情報は、MACアドレスであり、前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
本発明の第1の側面である通信方法は、送信装置と受信装置から構成され通信システムの通信方法において、前記受信装置により、前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知し、前記送信装置により、前記受信装置から通知された前記物理回線数以上の数の識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付け、前記送信装置により、前記対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成し、前記受信装置により、前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配するステップを含み、前記識別情報は、MACアドレスであり、前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
本発明の第1の側面おいては、前記受信装置により、前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報が前記送信装置に通知され、前記送信装置により、前記受信装置から通知された前記物理回線数以上の数の識別情報が、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付けられ、前記送信装置により、前記対応付けに従い、前記識別情報がヘッダに格納され、前記送信すべきデータがペイロードに格納されたパケットが生成され、前記受信装置により、前記送信装置から送信されたパケットが受信されて、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータが分配される。
本発明の第2の側面である送信装置は、信装置とデータを通信する送信装置において、前記受信装置から通知された、前記受信装置が前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と前記受信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付ける対応付け手段と、前記対応付け手段による対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成する生成手段とを含み、前記識別情報は、MACアドレスであり、前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
本発明の第2の側面である送信方法よびプログラムは、信装置から通知された、前記受信装置が前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と前記受信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付け、前記対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成するステップを含み、前記識別情報は、MACアドレスであり、前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
本発明の第2の側面おいては、信装置から通知された、前記受信装置が前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と前記受信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報が、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付けられ、前記対応付けに従い、前記識別情報がヘッダに格納され、前記送信すべきデータがペイロードに格納されたパケットが生成される。
本発明の第3の側面である受信装置は、信装置とデータを通信する受信装置において、前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と接続された物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知する通知手段と、前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する分配手段とを含み、前記識別情報は、MACアドレスであり、前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
前記通知手段は、貸与用の前記識別情報を保持する識別情報サーバから、前記識別情報を借用するようにすることができる。
本発明の第3の側面である受信方法およびプログラムは、信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と接続された物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知し、前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配するステップを含み、前記識別情報は、MACアドレスであり、前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
本発明の第3の側面おいては、送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と接続された物理回線数以上の数の前記識別情報が前記送信装置に通知され、前記送信装置から送信されたパケットが受信され、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータが分配される。
以上のように、本発明の第1の側面によれば、ホームネットワークのような閉じたネットワークにおいて、通信帯域を効率的に使用することが可能となる。
また、本発明の第2の側面によれば、ホームネットワークのような閉じたネットワークにおいて、通信帯域を効率的に使用できるように、パケットのオーバヘッド部分のデータサイズを縮小して送信することが可能となる。
さらに、本発明の第3の側面によれば、ホームネットワークのような閉じたネットワークにおいて、パケットのオーバヘッド部分のデータサイズが縮小されたパケットを受信することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の一実施の形態であるホームネットワークは、サーバ31(図5)とクライアント端末41(図6)から構成される。ここで、サーバ31とは、データを送信する側の機器を指す。これに対してクライアント端末41とは、データを受信する側の機器を指す。したがって、ホームネットワークに接続されている機器は、サーバ31またはクライアント端末41の一方のみならず、その状況に応じて他方にもなり得る。
サーバ31およびクライアント端末41は、それぞれ1つのIPアドレスを有している。そしてクライアント端末41は、従来、1つしか持ち得なかったMACアドレスを複数持ちえるようになされている。サーバ31は、クライアント端末41に対して、複数のストリームデータを送信できるようになされている。例えば、画像データをR,G,Bの各ストリームデータとして送信したり、画像データとそれに対応する音声データを異なるストリームデータして送信したりできるようになされている。
図4は、サーバ31とクライアント端末41の間で通信されるパケットの構造を示している。
当該パケットは、リンク層のMACヘッダ/フッタ(16+4バイト)、およびアプリケーション層のペイロードから構成される。当該パケットは、図1に示された従来のパケットと比較して明らかなように、インタネット層およびトランスポート層を持たないので、その分(28乃至40バイト)だけ、ペイロードを効率的に通信できる。特に、ペイロードのデータサイズが小さいものに対してはオーバヘッドを縮小した効果が期待できる。
図5は、サーバ31の構成例を示している。このサーバ31は、クライアント端末41との通信を確立するネゴシエーション部32、送信すべきストリームデータとクライアント端末41のMACアドレスとの対応表(LUT)34を生成するLUT(Look Up Table)生成部33、LUT34に基づいて図4に示されたMACヘッダとペイロードから構成されるパケットを生成するパケット生成部35、および送信すべきストリームデータを保持する送信データ保持部36から構成される。
図6は、クライアント端末41の構成例を示している。このクライアント端末41は、サーバ31との通信を確立するネゴシエーション部42、クライアント端末41のMACアドレスとストリーム処理部46−1乃至46−3との対応表(LUT)44を生成するLUT生成部43、受信したパケットのペイロードをMACアドレスに基づいて、ネゴシエーション部42あるいはストリーム処理部46−1乃至46−3に振り分けるMAC処理部45、およびストリームデータを処理するストリーム処理部46−1乃至46−3から構成される。
なお、ネゴシエーション部42は、ソフトウェアにより実現され、MAC処理部45は、ハードウェアにより実現される。
次に、サーバ31とクライアント端末41の5通りの動作について説明する。
図7は、サーバ31とクライアント端末41がそれぞれ事前に使用するアプリケーションと通信するMACアドレスの数(以下に説明する例の場合、3)を静的(Static)に認識しているときの動作(以下、スタティック型動作と称する)を示すタイミングチャートである。クライアント端末41は、予め4種類のMACアドレス1乃至4を保有しているものとする。
ステップS1において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACヘッダ内の送信元にMACアドレス1を記載したパケットにより、サーバ31のネゴシエーション部32に対して通信開始要求を送信する。このとき、当該パケットのペイロードには、以降において使用する3種類のMACアドレス2,3,4が格納されている。
クライアント端末41からの要求に対応し、ステップS11においてサーバ31のネゴシエーション部32のLUT生成部33は、クライアント端末41から通知されたMACアドレス2,3,4を順に送信すべきストリーム1,2,3に割り当ててLUT34を生成する。そして、ネゴシエーション部32は、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載したパケットにより、クライアント端末41のネゴシエーション部42に対して通信開始要求を了解した旨を示すACK(Acknowledgement)を送信する。なお、このACKにて、LUT生成部33によって割り当てたMACアドレスとストリームの対応も通知する。
このACKに対応し、ステップS2においてクライアント端末41のLUT生成部43は、LUT生成部33において生成されたLUT34に対応するLUT44を生成する。そして、ネゴシエーション部42は、ステップS11の処理として送信されたACKを受信した旨を示すACKを、サーバ31のネゴシエーション部32に送信する。
このACKに対応し、サーバ31のパケット生成部35は、ステップS12において、送信データ保持部36に保持されているストリーム1のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス2を記載して送信し、ステップS13において、送信データ保持部36に保持されているストリーム2のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス3を記載して送信し、ステップS14において、送信データ保持部36に保持されているストリーム3のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス4を記載して送信する。なお、ステップS12乃至S14の処理は、実際には平行して行われる。
送信されたパケットは、ステップS3乃至S5において、クライアント端末41のMAC処理部45により、LUT44に基づいてストリーム処理部46−1乃至46−3に分配される。具体的には、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス2が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム1のデータはストリーム処理部46−1に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム2のデータはストリーム処理部46−2に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム3のデータはストリーム処理部46−3に分配される。
以上説明したように、サーバ31から送信されるパケットは、MACヘッダとペイロードによって構成されるので、通信帯域を効率的に使用することができる。また、送信されたパケットは、クライアント端末41においてはMACヘッダのみによって分配され、この分配を行うMAC処理部45はハードウェアにより実現されるので、受信したパケットにペイロードに格納されたデータを速やかに目的のストリーム処理部46−1乃至46−3に入力することができる。
次に、図8は、クライアント端末41がサーバ31に対して自己が処理できるMACアドレス数を通知し、これをサーバ31が承認するときの動作(以下、クライアント端末要求型動作と称する)を示すタイミングチャートである。クライアント端末41は、予め4種類のMACアドレス1乃至4を保有しているものとする。
クライアント端末41のネゴシエーション部42はステップS21の処理として、サーバ31のネゴシエーション部32はステップS31の処理として、TCP/IPあるいはUDP/IPパケットを用いて通信を確立する。
ステップS22において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACヘッダ内の送信元にMACアドレス1を記載したパケットにより、サーバ31のネゴシエーション部32に対して通信開始要求を送信する。このとき、当該パケットのペイロードには、以降において使用する3種類のMACアドレス2,3,4が格納されている。
クライアント端末41からの要求に対応し、ステップS32においてサーバ31のネゴシエーション部32のLUT生成部33は、クライアント端末41から通知されたMACアドレス2,3,4を順に送信すべきストリーム1,2,3に割り当ててLUT34を生成する。そして、ネゴシエーション部32は、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載したパケットにより、クライアント端末41のネゴシエーション部42に対して通信開始要求を了解した旨を示すACKを送信する。なお、このACKにて、LUT生成部33によって割り当てたMACアドレスとストリームの対応も通知する。
このACKに対応し、ステップS23においてクライアント端末41のLUT生成部43は、LUT生成部33において生成されたLUT34に対応するLUT44を生成する。そして、ネゴシエーション部42は、ステップS32の処理として送信されたACKを受信した旨を示すACKを、サーバ31のネゴシエーション部32に送信する。
このACKに対応し、サーバ31のパケット生成部35は、ステップS33において、送信データ保持部36に保持されているストリーム1のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス2を記載して送信し、ステップS34において、送信データ保持部36に保持されているストリーム2のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス3を記載して送信し、ステップS35において、送信データ保持部36に保持されているストリーム3のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス4を記載して送信する。なお、ステップS33乃至S35の処理は、実際には平行して行われる。
送信されたパケットは、ステップS24乃至S26において、クライアント端末41のMAC処理部45により、LUT44に基づいてストリーム処理部46−1乃至46−3に分配される。具体的には、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス2が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム1のデータはストリーム処理部46−1に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム2のデータはストリーム処理部46−2に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム3のデータはストリーム処理部46−3に分配される。
以上説明したように、サーバ31とクライアント端末41の通信が確立した後、サーバ31から送信されるパケットは、MACヘッダとペイロードによって構成されるので、通信帯域を効率的に使用することができる。また、送信されたパケットは、クライアント端末41においてはMACヘッダのみによって分配され、この分配を行うMAC処理部45はハードウェアにより実現されるので、受信したパケットにペイロードに格納されたデータを速やかに目的のストリーム処理部46−1乃至46−3に入力することができる。
次に、図9は、クライアント端末要求型動作であって、サーバ31が最大で3つのMACアドレスにまで対応できる場合の動作を示すタイミングチャートである。クライアント端末41は、予め4種類のMACアドレス1乃至4を保有しているものとする。
クライアント端末41のネゴシエーション部42はステップS41の処理として、サーバ31のネゴシエーション部32はステップS51の処理として、TCP/IPあるいはUDP/IPパケットを用いて通信を確立する。
ステップS42において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACヘッダ内の送信元にMACアドレス1を記載したパケットにより、サーバ31のネゴシエーション部32に対して通信開始要求を送信する。このとき、当該パケットのペイロードには、以降において使用する3種類のMACアドレス2,3,4が格納されている。
クライアント端末41からの要求に対応し、ステップS52においてサーバ31のネゴシエーション部32のLUT生成部33は、クライアント端末41から通知されたMACアドレス2,3,4を順に送信すべきストリーム1,2,3に割り当ててLUT34を生成するが、サーバ31においては、MACアドレス1を含め最大で3つのMACアドレスまでしか対応できないので、ストリーム1のデータはMACアドレス2に、ストリーム2のデータはMACアドレス3に、ストリーム3のデータを含むその他のデータはMACアドレス1に対応付けたLUT34を生成する。そして、ネゴシエーション部32は、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載したパケットにより、クライアント端末41のネゴシエーション部42に対して通信開始要求を了解した旨を示すACKを送信する。なお、このACKにて、LUT生成部33によって割り当てたMACアドレスとストリームの対応も通知する。
このACKに対応し、ステップS43においてクライアント端末41のLUT生成部43は、LUT生成部33において生成されたLUT34に対応するLUT44を生成する。そして、ネゴシエーション部42は、ステップS52の処理として送信されたACKを受信した旨を示すACKを、サーバ31のネゴシエーション部32に送信する。
このACKに対応し、サーバ31のパケット生成部35は、ステップS53において、送信データ保持部36に保持されているストリーム1のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス2を記載して送信し、ステップS54において、送信データ保持部36に保持されているストリーム2のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス3を記載して送信し、ステップS55において、送信データ保持部36に保持されているストリーム3のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載して送信する。なお、ステップS53乃至S55の処理は、実際には平行して行われる。
送信されたパケットは、ステップS44乃至S46において、クライアント端末41のMAC処理部45により、LUT44に基づいてストリーム処理部46−1または46−2、あるいはネゴシエーション部42に分配される。具体的には、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス2が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム1のデータはストリーム処理部46−1に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム2のデータはストリーム処理部46−2に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス1が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム3のデータはネゴシエーション部42に分配された後にストリーム処理部46−3に分配される。
以上説明したように、サーバ31とクライアント端末41の通信が確立した後、サーバ31から送信されるパケットは、MACヘッダとペイロードによって構成されるので、通信帯域を効率的に使用することができる。また、送信されたパケットは、クライアント端末41においてはMACヘッダのみによって分配され、この分配を行うMAC処理部45はハードウェアにより実現されるので、受信したパケットにペイロードに格納されたデータを速やかに目的のストリーム処理部46−1乃至46−3に入力することができる。なお、クライアント端末41が対応可能なMACアドレスの最大数と、サーバ31が対応可能なMACアドレスの最大数が異なる場合、いずれか小さい方の数に対応して動作することができる。
次に、図10は、サーバ31とクライアント端末41からなるホームネットワーク上に、クライアント端末41に対して貸与するための複数のMACアドレスを保持しているMACサーバを設け、クライアント端末41がMACサーバからMACアドレスを借り受けてサーバ31と通信を行うときの動作(以下、ネットワーク制御型動作と称する)を示すタイミングチャートである。クライアント端末41は、予め1種類のMACアドレス1を保有しているものとする。
クライアント端末41のネゴシエーション部42はステップS61の処理として、サーバ31のネゴシエーション部32はステップS71の処理として、TCP/IPあるいはUDP/IPパケットを用いて通信を確立する。
ステップS62において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACサーバにアクセスし、3種類のMACアドレスの貸与を要求する。この要求に対応し、ステップS81において、MACサーバは、3種類のMACアドレス2,3,4をクライアント端末41に貸与する。
ステップS63において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACヘッダ内の送信元にMACアドレス1を記載したパケットにより、サーバ31のネゴシエーション部32に対して通信開始要求を送信する。このとき、当該パケットのペイロードには、MACサーバから貸与され、以降において使用する3種類のMACアドレス2,3,4が格納されている。
クライアント端末41からの要求に対応し、ステップS72においてサーバ31のネゴシエーション部32のLUT生成部33は、クライアント端末41から通知されたMACアドレス2,3,4を順に送信すべきストリーム1,2,3に割り当ててLUT34を生成する。そして、ネゴシエーション部32は、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載したパケットにより、クライアント端末41のネゴシエーション部42に対して通信開始要求を了解した旨を示すACKを送信する。なお、このACKにて、LUT生成部33によって割り当てたMACアドレスとストリームの対応も通知する。
このACKに対応し、ステップS64においてクライアント端末41のLUT生成部43は、LUT生成部33において生成されたLUT34に対応するLUT44を生成する。そして、ネゴシエーション部42は、ステップS72の処理として送信されたACKを受信した旨を示すACKを、サーバ31のネゴシエーション部32に送信する。
このACKに対応し、サーバ31のパケット生成部35は、ステップS73において、送信データ保持部36に保持されているストリーム1のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス2を記載して送信し、ステップS74において、送信データ保持部36に保持されているストリーム2のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス3を記載して送信し、ステップS75において、送信データ保持部36に保持されているストリーム3のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス4を記載して送信する。なお、ステップS73乃至S75の処理は、実際には平行して行われる。
送信されたパケットは、ステップS65乃至S67において、クライアント端末41のMAC処理部45により、LUT44に基づいてストリーム処理部46−1乃至46−3に分配される。具体的には、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス2が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム1のデータはストリーム処理部46−1に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム2のデータはストリーム処理部46−2に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム3のデータはストリーム処理部46−3に分配される。
そして、ストリーム1乃至3の通信が終了された後、ステップS68において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACサーバにアクセスし、貸与されていた3種類のMACアドレスを返却し、MACサーバがステップS82において、MACアドレスが返却された旨をクライアント端末41に応答して一連の処理が終了される。
以上説明したように、クライアント端末41はMACサーバからMACアドレスを借り受けることできる。サーバ31から送信されるパケットは、MACヘッダとペイロードによって構成されるので、通信帯域を効率的に使用することができる。また、送信されたパケットは、クライアント端末41においてはMACヘッダのみによって分配され、この分配を行うMAC処理部45はハードウェアにより実現されるので、受信したパケットにペイロードに格納されたデータを速やかに目的のストリーム処理部46−1乃至46−3に入力することができる。
なお、MACサーバは、サーバ31が兼ねてもかまわない。MACサーバは、MACアドレスをクライアント端末41に貸与した後、所定の周期でクライアント端末41にアクセスし、クライアント端末41の存在を確認する。そして、クライアント端末41の存在が確認できなかった場合、MACアドレスが返却されたものとして返却されたMACアドレスを保持し直すことができる。
次に、図11は、ネットワーク制御型動作であって、サーバ31が最大で3つのMACアドレスにまで対応できる場合の動作を示すタイミングチャートである。クライアント端末41は、予め1種類のMACアドレス1を保有しているものとする。
クライアント端末41のネゴシエーション部42はステップS101の処理として、サーバ31のネゴシエーション部32はステップS111の処理として、TCP/IPあるいはUDP/IPパケットを用いて通信を確立する。
ステップS102において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACサーバにアクセスし、3種類のMACアドレスの貸与を要求する。この要求に対応し、ステップS121において、MACサーバは、3種類のMACアドレス2,3,4をクライアント端末41に貸与する。
ステップS103において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACヘッダ内の送信元にMACアドレス1を記載したパケットにより、サーバ31のネゴシエーション部32に対して通信開始要求を送信する。このとき、当該パケットのペイロードには、MACサーバから貸与され、以降において使用する3種類のMACアドレス2,3,4が格納されている。
クライアント端末41からの要求に対応し、ステップS112においてサーバ31のネゴシエーション部32のLUT生成部33は、クライアント端末41から通知されたMACアドレス2,3,4を順に送信すべきストリーム1,2,3に割り当ててLUT34を生成するが、サーバ31においては、MACアドレス1を含め最大で3つのMACアドレスまでしか対応できないので、ストリーム1のデータはMACアドレス2に、ストリーム2のデータはMACアドレス3に、ストリーム3のデータを含むその他のデータはMACアドレス1に対応付けたLUT34を生成する。そして、ネゴシエーション部32は、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載したパケットにより、クライアント端末41のネゴシエーション部42に対して通信開始要求を了解した旨を示すACKを送信する。なお、このACKにて、LUT生成部33によって割り当てたMACアドレスとストリームの対応も通知する。
このACKに対応し、ステップS104においてクライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACサーバにアクセスし、貸与されていた3種類のMACアドレスのうち、不要となったMACアドレス4を返却する。これに対して、MACサーバがステップS122において、MACアドレスが返却された旨をクライアント端末41に応答する。
ステップS105において、クライアント端末41のLUT生成部43は、LUT生成部33において生成されたLUT34に対応するLUT44を生成する。そして、ネゴシエーション部42は、ステップS112の処理として送信されたACKを受信した旨を示すACKを、サーバ31のネゴシエーション部32に送信する。
このACKに対応し、サーバ31のパケット生成部35は、ステップS113において、送信データ保持部36に保持されているストリーム1のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス2を記載して送信し、ステップS114において、送信データ保持部36に保持されているストリーム2のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス3を記載して送信し、ステップS115において、送信データ保持部36に保持されているストリーム3のデータをペイロードとするパケットのMACヘッダ内の送信先にMACアドレス1を記載して送信する。なお、ステップS113乃至S115の処理は、実際には平行して行われる。
送信されたパケットは、ステップS106乃至S108において、クライアント端末41のMAC処理部45により、LUT44に基づいてストリーム処理部46−1乃至46−3に分配される。具体的には、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス2が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム1のデータはストリーム処理部46−1に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム2のデータはストリーム処理部46−2に分配され、MACヘッダ内の送信先にMACアドレス3が記載されていたパケットのペイロードに格納されたストリーム3のデータはネゴシエーション部42に分配された後にストリーム処理部46−3に分配される。
そして、ストリーム1乃至3の通信が終了された後、ステップS109において、クライアント端末41のネゴシエーション部42は、MACサーバにアクセスし、貸与されていた残りの2種類のMACアドレス2,3を返却し、MACサーバがステップS123において、MACアドレスが返却された旨をクライアント端末41に応答して一連の処理が終了される。
以上説明したように、クライアント端末41はMACサーバからMACアドレスを借り受けることできる。さらに、借り受けたMACアドレスのうち、使用しないものだけを返却することができる。サーバ31から送信されるパケットは、MACヘッダとペイロードによって構成されるので、通信帯域を効率的に使用することができる。また、送信されたパケットは、クライアント端末41においてはMACヘッダのみによって分配され、この分配を行うMAC処理部45はハードウェアにより実現されるので、受信したパケットにペイロードに格納されたデータを速やかに目的のストリーム処理部46−1乃至46−3に入力することができる。
なお、MACサーバは、サーバ31が兼ねてもかまわない。MACサーバは、MACアドレスをクライアント端末41に貸与した後、所定の周期でクライアント端末41にアクセスし、クライアント端末41の存在を確認する。そして、クライアント端末41の存在が確認できなかった場合、MACアドレスが返却されたものとして返却されたMACアドレスを保持し直すことができる。
以上説明した5通りの動作のいずれにおいても、サーバ31からクライアント端末41に送信される送信されるパケットは、MACヘッダとペイロードによって構成されるので、通信帯域を効率的に使用することができる。また、当該パケットには、IPヘッダを含まないので、例えば図12に示すように構成されるLAN51に本発明を適用すれば、ルータ12の設定の如何に拘わらず、LAN51内において通信しているパケットがWAN(インタネットに相当)53側に漏洩してしまうことが無い。したがって、LAN51において秘匿性の高いデータを通信したり、著作権を考慮して使用すべきデータを通信したりする場合に好適である。
なお、本発明は、TCP/IP通信に代わることができるだけでなく、UDP/IP通信に代わることができる。また、TCP/IPやUDP/IPだけでなく、独自プロトコルにより、IP上に複数のストリームデータを流すものにも代わることができる。
また、クライアント端末においてMACアドレスを複数準備するのではなく、MACアドレスを1つ用い、VLAN(Virtual LAN) TAGをパケットのヘッダに記載してペイロードに格納されたストリームデータを分配するようにしてもよい。
なお、以上説明した例においては、サーバとクライアント端末を繋ぐ1本の物理回線上において、MACアドレスヘッダとペイロードからなるパケットを通信するようにしたが、サーバとクライアント端末を複数の物理回線で繋いだ場合においても当該パケットを通信することによって通信帯域を効率的に使用するできること以外の効果を生じさせることができる。
例えば、図13Aに示すように、サーバとクライアント端末が100Mbpsの通信帯域を有するFE(First Ethernet(登録商標))で繋がれている状態において、120Mbps以上の通信速度でデータを通信したい場合、従来考えられる方法は、同図Bに示すように、FEを2回線に増設してリンクアグリゲーションにより通信帯域を広げるか、同図Cに示すように、FEをGbE(Gigabit Ethernet(登録商標))に置換して通信帯域を広げる方法が考えられる。しかしながら、同図Bの方法では、サーバ、ハブ、およびクライアント端末がリンクアグリゲーションに対応している必要があり、同図Cの方法では、サーバ、ハブ、およびクライアント端末がGbEに対応する必要があって、いずれの方法もコスト高となってしまう。
しかしながら、図14に示すように、本発明をサーバとクライアント端末を2本のFEで繋き、MACアドレスヘッダとペイロードからなるパケットを通信するようにすれば、FE1本分の増設にかかるコストだけで容易に通信帯域を広げることができる。
図14のように、複数の物理回線を用いる場合、P2P(Peer to Peer)であれば、MACアドレスと物理回線の対応関係を固定せず柔軟に負荷分散を行うことができる。ただし、アプリケーションとして、パケットの追い越しを許容する場合に限る。
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
TCP/IPやUDP/IPに従って通信されるパケットの構造を示す図である。 図1のパケット処理するクライアント端末の構成例を示すブロック図である。 TCP/IPやUDP/IPを用いた従来のホームネットワークの問題を説明するための図である。 本発明を適用したホームネットワークで通信されるパケットの構造を示す図である。 本発明を適用したサーバの構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したクライアント端末の構成例を示すブロック図である。 本発明を適用したホームネットワークの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したホームネットワークの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したホームネットワークの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したホームネットワークの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したホームネットワークの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明を適用したLANの効果を説明するための図である。 サーバとクライアント端末を複数の物理回線で繋いだネットワークに本発明を適用したときの効果を説明するための図である。 サーバとクライアント端末を複数の物理回線で繋いだネットワークに本発明を適用したときの効果を説明するための図である。
符号の説明
31 サーバ, 32 ネゴシエーション部, 33 LUT生成部, 34 LUT, 41 クライアント端末, 42 ネゴシエーション部, 43 LUT生成部, 44 LUT, 45 MAC処理部, 46 ストリーム処理部

Claims (9)

  1. 送信装置と受信装置から構成され通信システムにおいて、
    前記受信装置は、
    前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知する通知手段と、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する分配手段とを含み、
    前記送信装置は、
    前記受信装置から通知された前記物理回線数以上の数の識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付ける対応付け手段と、
    前記対応付け手段による対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成する生成手段とを含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    通信システム。
  2. 送信装置と受信装置から構成され通信システムの通信方法において、
    前記受信装置により、前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知し、
    前記送信装置により、前記受信装置から通知された前記物理回線数以上の数の識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付け、
    前記送信装置により、前記対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成し、
    前記受信装置により、前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する
    ステップを含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    通信方法。
  3. 信装置とデータを通信する送信装置において、
    前記受信装置から通知された、前記受信装置が前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と前記受信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付ける対応付け手段と、
    前記対応付け手段による対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成する生成手段と
    を含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    送信装置。
  4. 信装置とデータを通信する送信装置の送信方法において、
    前記受信装置から通知された、前記受信装置が前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と前記受信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付け、
    前記対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成する
    ステップを含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    送信方法。
  5. 信装置とデータを通信する送信装置の制御用のプログラムであって、
    前記受信装置から通知された、前記受信装置が前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と前記受信装置との間の物理回線数以上の数の前記識別情報を、送信すべき複数のデータにそれぞれ対応付け、
    前記対応付けに従い、前記識別情報をヘッダに格納し、前記送信すべきデータをペイロードに格納したパケットを生成する
    ステップを含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  6. 信装置とデータを通信する受信装置において、
    前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と接続された物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知する通知手段と、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する分配手段と
    を含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    受信装置。
  7. 前記通知手段は、貸与用の前記識別情報を保持する識別情報サーバから、前記識別情報を借用する
    請求項に記載の受信装置。
  8. 信装置とデータを通信する受信装置の受信方法において、
    前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と接続された物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知し、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する
    ステップを含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    受信方法。
  9. 信装置とデータを通信する受信装置の制御用のプログラムであって、
    前記送信装置と接続するためのインタフェース部に固有の識別情報であって、前記送信装置と接続された物理回線数以上の数の前記識別情報を前記送信装置に通知し、
    前記送信装置から送信されたパケットを受信し、前記パケットのヘッダに格納された前記識別情報に基づき、前記パケットのペイロードに格納されているデータを分配する
    ステップを含み、
    前記識別情報は、MAC(Media Access Control)アドレスであり、
    前記パケットは、インタネット層およびトランスポート層のヘッダを持たず、MAC層のヘッダを有する
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
JP2005260308A 2005-09-08 2005-09-08 通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム Expired - Fee Related JP4622754B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005260308A JP4622754B2 (ja) 2005-09-08 2005-09-08 通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005260308A JP4622754B2 (ja) 2005-09-08 2005-09-08 通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007074479A JP2007074479A (ja) 2007-03-22
JP4622754B2 true JP4622754B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=37935528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005260308A Expired - Fee Related JP4622754B2 (ja) 2005-09-08 2005-09-08 通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4622754B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158703A (ja) * 2000-11-22 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信制御装置及び通信制御方法
JP2002290479A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Seiko Precision Inc ターミナルアダプタ、リモートアクセスサーバ及びデータ通信方法
JP2003152729A (ja) * 2001-11-19 2003-05-23 Nec Access Technica Ltd 負荷分散方法、コンテンツ配信システム及び負荷分散装置
JP2004173148A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Sony Corp 情報処理装置、サーバクライアントシステム、および方法、並びにコンピュータ・プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002158703A (ja) * 2000-11-22 2002-05-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信制御装置及び通信制御方法
JP2002290479A (ja) * 2001-03-28 2002-10-04 Seiko Precision Inc ターミナルアダプタ、リモートアクセスサーバ及びデータ通信方法
JP2003152729A (ja) * 2001-11-19 2003-05-23 Nec Access Technica Ltd 負荷分散方法、コンテンツ配信システム及び負荷分散装置
JP2004173148A (ja) * 2002-11-22 2004-06-17 Sony Corp 情報処理装置、サーバクライアントシステム、および方法、並びにコンピュータ・プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007074479A (ja) 2007-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8565237B2 (en) Concurrent data transfer involving two or more transport layer protocols over a single one-way data link
US8913613B2 (en) Method and system for classification and management of inter-blade network traffic in a blade server
US9571382B2 (en) Method, controller, and system for processing data packet
JP4425277B2 (ja) ネットワーク内の動的リアルタイム・ストリーム集約のための方法、システムおよび装置
US20120331160A1 (en) Multi-path transmission control protocol proxy service
US20070280230A1 (en) Method and system for service discovery across a wide area network
KR20100066526A (ko) 자동 서비스 발견 및 동적 접속 관리
CN110035421B (zh) 层2服务的wi-fi直连服务应用服务平台
WO2013040942A1 (zh) 数据中心系统及装置和提供服务的方法
US10154004B2 (en) DHCP communications configuration system
US7957279B2 (en) Session border control using multiple processors
US11895009B2 (en) Intelligently routing internet traffic
WO2013121487A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP2017517220A (ja) OpenFlow通信方法及びシステム、制御部、並びにサービスゲートウェイ
CN110120897A (zh) 链路探测方法、装置、电子设备及机器可读存储介质
JP2006203575A (ja) 通信方法
CN102427452B (zh) 同步报文发送方法、装置和网络设备
TWI660284B (zh) 網路封鎖方法及設備,以及電腦可讀取儲存媒體
CN112968965A (zh) Nfv网络节点的元数据服务方法、服务器及存储介质
US20060222181A1 (en) Method for transporting real-time audio and video data
JP4622754B2 (ja) 通信システム、通信方法、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、およびプログラム
US8782137B2 (en) Multi-hop MIMO system and method
CN101686265B (zh) 网络设备、网络系统以及建立数据通讯的方法
JP2008060747A (ja) レイヤ2負荷分散システム、レイヤ2負荷分散装置及びそれらに用いるレイヤ2負荷分散方法
US8068434B2 (en) Network infrastructure capability detection

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101005

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101018

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees