JP4622059B2 - ジェットエンジンの制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、相互干渉のある複数制御を同時に行うことができるジェットエンジンの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、超音速機用ジェットエンジンの全体構成図である。この図に示すように、ジェットエンジンは、ファン1、コンプレッサ2、燃焼器3、高圧タービン4、低圧タービン5、バイパスダクト6、混合器7、排気ノズル8等からなる。また、かかるジェットエンジンのエンジン効率を向上させ、燃料消費量を低減するために、従来から、ストールマージン制御、二次空気流量制御、チップクリアランス制御、等を行っている。
【0003】
ストールマージン制御は、巡航時等のエンジン入口状態が安定な時には、ストールマージン量を減少させて圧縮機の効率を向上させる制御である。また、二次空気流量制御は、タービン温度等の高温部が制限値以下のとき、二次空気流量を減らしてエンジン全体の効率を向上させる制御である。更に、チップクリアランス制御は、二次空気でタービンケースを冷却し、タービン翼とケース間の間隙を減少させてタービンの効率を向上させる制御である。
【0004】
図7(A)は、タービン翼温度と二次空気流量との関係図である。従来の二次空気流量制御では、圧縮機から抽気する二次空気流量流量は、タービン翼温度に対するこの図に示すようなスケジュールで決められる。このとき、タービン翼冷却のための二次空気流量を考慮してエンジンの効率が最適になるようにエンジンの可変要素(ファンVSV,圧縮機VSV,低圧タービンVSV,排気ノズル面積、バイパス比)の制御スケジュールが予め設計時に決められる。なお、VSVとは、可変静翼角度(Variable Stator Vane)の意である。
【0005】
図7(B)は、チップクリアランスと二次空気流量との関係図である。従来のチップクリアランス制御では、ファンから抽気しタービンケースに流す二次空気流量は、この図に示すようなスケジュールで決められる。このとき、チップクリアランス制御で流す空気流量を考慮してエンジンの効率が最適になるようにエンジンの可変要素(ファンVSV,圧縮機VSV,低圧タービンVSV,排気ノズル面積、バイパス比)の制御スケジュールが予め設計時に決められる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のジェットエンジンの制御方法では、二次空気流量制御とチップクリアランス制御を同時に行うと、圧縮機とファンから抽気する二次空気流量が一元的には決まらない。そのため、二次空気流量のスケジュールが複雑なものになる問題点があった。
また、制御システムの変更、例えば、二次空気流量制御、チップクリアランス制御、等の機能の追加や削除があると、エンジン全体の制御プログラム(ファンVSV,圧縮機VSV,低圧タービンVSV,排気ノズル面積、バイパス比、二次空気流量のスケジュール)をその都度変更しなければならない。しかし、制御システム全体を変更・再設計には、プログラムの作成・チェック等に多大な労力と時間が必要となる問題点があった。
【0007】
本発明は、これらの問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の第1の目的は、相互干渉のある複数の制御(例えば二次空気流量制御とチップクリアランス制御)を同時におこなっても最適なエンジンサイクルをリアルタイムに実現でき、これにより常に高いエンジン効率と低い燃料消費量を実現することができるジェットエンジンの制御方法を提供することにある。また、本発明の第2の目的は、装置(ハード)の変更なしに新たな制御システムを追加し、或いは修正又は削除することが容易にできるジェットエンジンの制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、エンジンからのセンサデータとパワーレバー角によりエンジンを予め定めた基本スケジュールに従って制御する基本制御ユニット(12)と、前記センサデータによりエンジンの最適運転条件を演算する性能追求制御ユニット(14)とを備え、性能追求制御ユニットにより前記基本スケジュールを修正して最適化し、
前記性能追求制御ユニット(14)は、エンジンモデル(15)、同定モジュール(16)及び最適化ロジック(17)からなり、エンジンモデルにより実際のエンジン特性をシュミレートし、同定モジュールにより前記センサデータからエンジンモデルの係数を修正し、最適化ロジックによりエンジンの可変要素を振って最適となる条件を繰り返し計算で求め、この条件に基本スケジュールを修正し、
前記センサデータは、エンジン入口空気温度、エンジン入口圧力、ローター回転速度、タービン翼温度のうちの少なくとも1つであり、前記エンジンモデルの係数は、ファン効率係数、ファン流量係数、圧縮機効率係数、圧縮機流量係数、燃焼器効率、高圧タービン効率係数、高圧タービン流量係数、低圧タービン効率係数、低圧タービン流量係数、バイパス流量係数のうちの少なくとも1つであり、前記エンジンの可変要素は、ファンVSV,圧縮機VSV,低圧タービンVSV,排気ノズル面積、バイパス比、二次空気流量のうちの少なくとも1つである、ことを特徴とするジェットエンジンの制御方法が提供される。
【0010】
前記性能追求制御ユニット(14)は、エンジンモデル(15)、同定モジュール(16)及び最適化ロジック(17)からなり、エンジンモデルにより実際のエンジン特性をシュミレートし、同定モジュールにより前記センサデータからエンジンモデルの係数を修正し、最適化ロジックによりエンジンの可変要素を振って最適となる条件を繰り返し計算で求め、この条件に基本スケジュールを修正する。また、この方法により、エンジンの各可変要素の最適条件を求め、これにより基本スケジュールを修正して最適化することができる。
【0013】
本発明の好ましい実施形態によれば、二次空気流量制御ユニット(18)とチップクリアランス制御ユニット(19)とを備え、二次空気流量制御ユニットから前記性能追求制御ユニット(14)にタービン翼温度信号を入力し、チップクリアランス制御ユニットから性能追求制御ユニットにチップクリアランス信号を入力し、性能追求制御ユニットにより前記エンジンの可変要素の最適値を決定し、二次空気流量制御ユニットに圧縮機から抽気する二次空気流量の指令値を出力し、チップクリアランス制御ユニットにファンから抽気する二次空気流量の指令値を出力する。
【0014】
この方法により、相互干渉がある二次空気流量制御とチップクリアランス制御を同時に行っても最適なエンジンサイクルを実現できる。
【0015】
また、個々の制御機能をユニット化してデータバスで信号の送受を行う。
個々の制御機能をエンジンコントローラ(基本制御ユニット)とは別のユニットに分散させることにより、設計の簡素化、機能の追加や削除等のシステムの柔軟性が得られる。また、個々の制御ユニットをデータバスで信号の送受を行うことで、ハードの設計変更も不要になる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
【0017】
図1は、本発明のジェットエンジンの制御方法の制御ブロック図である。この図に示すように、本発明のジェットエンジンの制御方法は、基本制御ユニット12と性能追求制御ユニット14とを備える。基本制御ユニット12は、いわゆるエンジンコントローラであり、エンジンからのセンサデータとパワーレバー角(PLA)によりエンジンを予め定めた基本スケジュールに従って制御する。また、性能追求制御ユニット14は、センサデータによりエンジンの最適運転条件を演算し、基本制御ユニット12の基本スケジュールを修正して最適化するようになっている。
【0018】
図1に示すように、性能追求制御ユニット14は、エンジンモデル15、同定モジュール16及び最適化ロジック17からなる。
【0019】
図2は、エンジンモデルの制御ブロック図である。この図に示すように、エンジンモデル15は、ジェットエンジンを構成するファン1、コンプレッサ2、燃焼器3、高圧タービン4、低圧タービン5、バイパスダクト6、混合器7、排気ノズル8の各特性をシュミレートする。
【0020】
同定モジュール16は、実際のエンジンの特性に合うように、センサデータからエンジンモデルの係数を修正する。なおセンサデータは、エンジン入口空気温度、エンジン入口圧力、ローター回転速度、タービン翼温度、等である。また、エンジンモデルの係数は、ファン効率係数、ファン流量係数、圧縮機効率係数、圧縮機流量係数、燃焼器効率、高圧タービン効率係数、高圧タービン流量係数、低圧タービン効率係数、低圧タービン流量係数、バイパス流量係数、等である。
【0021】
図3は、最適化ロジックの説明図である。この図に示すように、最適化ロジック17は、エンジンの可変要素を振って最適となる条件を繰り返し計算で求める。エンジンの可変要素とは、ファンVSV,圧縮機VSV,低圧タービンVSV,排気ノズル面積、バイパス比、二次空気流量、等である。
【0022】
性能追求制御ユニット14は、上述したエンジンモデル15、同定モジュール16及び最適化ロジック17の連携により得られたエンジンの最適運転条件により、基本制御ユニット12の基本スケジュールを修正して最適化する。
【0023】
図4は、性能追求制御ユニットと個々の制御ユニットとの関係を示す図である。この例において、本発明のジェットエンジンの制御方法では、二次空気流量制御ユニット18とチップクリアランス制御ユニット19とを備える。二次空気流量制御ユニット18から性能追求制御ユニット14にタービン翼温度信号が入力され、チップクリアランス制御ユニット19から性能追求制御ユニット14にチップクリアランス信号が入力される。また、性能追求制御ユニット14によりエンジンの可変要素の最適値が決定され、二次空気流量制御ユニット18に圧縮機から抽気する二次空気流量の指令値を出力し、チップクリアランス制御ユニット19にファンから抽気する二次空気流量の指令値を出力する。
【0024】
この方法によって、相互干渉がある二次空気流量制御とチップクリアランス制御を同時に行っても最適なエンジンサイクルを実現できる。
【0025】
図5は、性能追求制御ユニットと個々の制御ユニットとの関係を示す別の図である。この例において、本発明のジェットエンジンの制御方法では、個々の制御機能をユニット化してデータバスで信号の送受を行うようになっている。従って、個々の制御機能をエンジンコントローラ(基本制御ユニット)とは別のユニットに分散させることにより、設計の簡素化、機能の追加や削除等のシステムの柔軟性が得られる。また、個々の制御ユニットをデータバスで信号の送受を行うことで、ハードの設計変更も不要になる。
【0026】
上述したように、本発明のジェットエンジンの制御方法では、性能追求制御を用いて、制御機能の追加でズレたエンジンサイクルを自動的に補正・最適化する。また、基本制御部(設計時の制御ロジック)は、性能に影響を与える制御パラメータ(X,Y,Z...)を変数としておき、性能追求で補正・最適化された結果に基づいてパラメータ量を修正する(X+ΔX、Y+ΔY、Z+ΔZ...)。また、基本制御部と追加される制御装置間の信号のやりとりは、データバスを介して行う。
【0027】
なお制御機能の追加・削除によってズレた分を修正量(ΔX、ΔY、ΔZ...)で修正する。修正量は性能追求制御で自動設定されるので、機能の追加、削除時に、基本制御部の変更は不要となる。また、基本となる制御部と追加される制御装置間の信号のやりとりはデータバスで行うことにより、ハード的にも基本制御部の変更が不要となる。これにより、制御システムの変更が容易となる。更に、多機能(複雑)な制御システムの設計に要する労力を減らすことができる。
【0028】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】
上述したように、本発明の方法によれば、性能追求制御ユニット14により基本スケジュール12を修正して最適化するので、相互干渉のある複数の制御を同時に行う場合でも、性能追求制御ユニットにより最適条件を求め、最適なエンジンサイクルをリアルタイムに実現できる。また、基本制御ユニット(エンジンコントローラ)とは別に性能追求制御ユニットを備えるので、このユニットにより装置(ハード)の変更なしに新たな制御システムを追加し、或いは修正又は削除することが容易にできる。
【0030】
また、個々の制御機能をエンジンコントローラ(基本制御ユニット)とは別のユニットに分散させることにより、設計の簡素化、機能の追加や削除等のシステムの柔軟性が得られる。更に、個々の制御ユニットをデータバスで信号の送受を行うことで、ハードの設計変更も不要になる。
【0031】
従って、本発明のジェットエンジンの制御方法は、相互干渉のある複数の制御(例えば二次空気流量制御とチップクリアランス制御)を同時におこなっても最適なエンジンサイクルをリアルタイムに実現でき、これにより常に高いエンジン効率と低い燃料消費量を実現することができ、かつ装置(ハード)の変更なしに新たな制御システムを追加し、或いは修正又は削除することが容易にできる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジェットエンジンの制御方法の制御ブロック図である。
【図2】エンジンモデルの制御ブロック図である。
【図3】最適化ロジックの説明図である。
【図4】性能追求制御ユニットと個々の制御ユニットとの関係を示す図である。
【図5】性能追求制御ユニットと個々の制御ユニットとの関係を示す別の図である。
【図6】超音速機用ジェットエンジンの全体構成図である。
【図7】ジェットエンジンの機能スケジュールの例である。
【符号の説明】
1 ファン、2 コンプレッサ、3 燃焼器、4 高圧タービン、
5 低圧タービン、6 バイパスダクト、7 混合器、8 排気ノズル、
12 基本制御ユニット、14 性能追求制御ユニット、
15 エンジンモデル、16 同定モジュール、17 最適化ロジック、
18 二次空気流量制御ユニット、19 チップクリアランス制御ユニット

Claims (3)

  1. エンジンからのセンサデータとパワーレバー角によりエンジンを予め定めた基本スケジュールに従って制御する基本制御ユニット(12)と、前記センサデータによりエンジンの最適運転条件を演算する性能追求制御ユニット(14)とを備え、性能追求制御ユニットにより前記基本スケジュールを修正して最適化し、
    前記性能追求制御ユニット(14)は、エンジンモデル(15)、同定モジュール(16)及び最適化ロジック(17)からなり、エンジンモデルにより実際のエンジン特性をシュミレートし、同定モジュールにより前記センサデータからエンジンモデルの係数を修正し、最適化ロジックによりエンジンの可変要素を振って最適となる条件を繰り返し計算で求め、この条件に基本スケジュールを修正し、
    前記センサデータは、エンジン入口空気温度、エンジン入口圧力、ローター回転速度、タービン翼温度のうちの少なくとも1つであり、前記エンジンモデルの係数は、ファン効率係数、ファン流量係数、圧縮機効率係数、圧縮機流量係数、燃焼器効率、高圧タービン効率係数、高圧タービン流量係数、低圧タービン効率係数、低圧タービン流量係数、バイパス流量係数のうちの少なくとも1つであり、前記エンジンの可変要素は、ファンVSV,圧縮機VSV,低圧タービンVSV,排気ノズル面積、バイパス比、二次空気流量のうちの少なくとも1つである、ことを特徴とするジェットエンジンの制御方法。
  2. 二次空気流量制御ユニット(18)とチップクリアランス制御ユニット(19)とを備え、二次空気流量制御ユニットから前記性能追求制御ユニット(14)にタービン翼温度信号を入力し、チップクリアランス制御ユニットから性能追求制御ユニットにチップクリアランス信号を入力し、性能追求制御ユニットにより前記エンジンの可変要素の最適値を決定し、二次空気流量制御ユニットに圧縮機から抽気する二次空気流量の指令値を出力し、チップクリアランス制御ユニットにファンから抽気する二次空気流量の指令値を出力する、ことを特徴とする請求項1に記載のジェットエンジンの制御方法。
  3. 個々の制御機能をユニット化してデータバスで信号の送受を行う、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のジェットエンジンの制御方法。
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