JP4621913B2 - 超音波速度・減衰係数計測方法 - Google Patents
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Description
従来技術では、固体試料の音速及び減衰係数の計測において、VHF帯以下ではバッファーロッドから固体試料へ超音波を伝導するための音響カプラとして水などの液体が用いられており、またUHF帯では液体での超音波の減衰が大きいため、液体の代わりに減衰の小さいサロール(サリチル酸フェニル)などで接着する方法が用いられている。このような技術は、例えば[非特許文献4]、[非特許文献5]に開示されている。しかし、接着剤を用いると、接着状態や凝固条件により音響特性が大きく変化するため安定した計測には熟練とプロセスの安定化が必要となるとともに、計測を開始するまでの準備に時間がかかるという欠点がある。
また、固体試料、液体試料及び生体試料の音速及び減衰係数の計測を高精度に行なう場合には、バッファーロッドと固体試料との距離と平行度の調整が不可欠である。しかし、試料の交換の都度、試料を乗せている試料台をバッファーロッドから大きく離して試料交換し、再びバッファーロッドの近くに近づける必要があるため、距離及び角度を調節可能な機構を有する大掛かりな装置が必要になるとともに、計測前の調整に時間がかかるという問題があった。
J. Kushibiki, N.Akashi, N.Chubachi and F.Dunn,"VHF/UHF Range Bioultrasonic Spectroscopy System and Method", IEEE Trans. Ultrason., Ferroelect., Freq. Contr., Vol. 42, pp. 1028-1039 (1995). J. Kushibiki and M. Arakawa, "Diffraction effects on bulk-wave ultrasonic velocity and attenuation measurements", J. Acoust. Soc. Am., Vol. 108, pp. 564-573 (2000). J. Kushibiki, R. Okabe, and M. Arakawa, "Precise measurements of bulk-wave ultrasonic velocity dispersion and attenuation in solid materials in the VHF range," J. Acoust. Soc. Am., Vol. 113, pp. 3171-3178 (2003). 櫛引、荒川、岡部、 信学技報,"超高周波超音波材料解析システムによる固体試料の縦波音響特性の測定" Vol. US2003-46, pp.7-12 (2003.9). 櫛引、荒川、 信学技報,"超高周波平面超音波材料解析システムによるUHF帯における固体試料の縦波音響特性の測定" Vol. US2004-11, pp.37-42 (2004.11). J.Kushibiki, T.Sannomiya and N.Chubachi, "A useful acoustic measurement system for pulse mode in VHF and UHF ranges, "IEEE Trans.Sonics and Ultrason., Vol.SU-29, pp.338-342 (1982). W. Kroebel and K. -H. Mahrt, "Recent results of absolute sound velocity measurements in pure water and sea water at atmospheric pressure," Acustica, Vol. 35, pp. 154-164 (1976). A. O. Williams, Jr., "The piston source at high frequencies," J. Acoust. Soc. Am., vol. 23, pp. 1-6 (1951). M. Arakawa, J. Kushibiki, and N. Aoki, "An evaluation of effective radiuses of bulk-wave ultrasonic transducers as circular piston sources for accurate velocity measurements," IEEE Trans. Ultrason., Ferroelect., Freq. Contr., Vol. 51, pp.496-501 (2004).
数計測方法を提供することを目的としている。
また、本発明によれば、液体試料及び生体試料における超音波速度及び減衰係数の周波数特性を計測する装置において、バッファーロッドと、音響特性が既知の固体参照試料との間にスペーサを介在させて間隙を形成し、その間隙に計測する液体試料、或いは、生体試料を薄層化して挿入し、加重印加手段により固体参照試料をバッファーロッドに対し押圧することでUHF帯まで高精度に計測できることを特徴とする超音波速度・減衰係数計測
方法が得られる。
試料として合成石英ガラスあるいはZ軸伝搬のα-水晶を用い、固体試料計測の場合は純水をカプラとして用いることで、高精度に計測できることを特徴とする超音波速度・減衰係数計測方法が得られる。
また、本発明によれば、固体、液体及び生体試料における超音波速度・減衰係数計測装置によって行う計測法において、超音波を放射するバッファーロッドの材料として、合成石英ガラス、或いはZ軸伝搬のα-水晶、或いはZ軸伝搬のサファイアを用い、液体試料計
測の場合は固体参照試料として合成石英ガラスあるいはZ軸伝搬のα-水晶を用い、固体試料計測の場合は純水をカプラとして用いることで、高精度に計測できることを特徴とする超音波速度・減衰係数計測方法が得られる。
薄層液体3は非常に薄いためATT2=ATT0と近似すると、V2/V0の絶対値は、
しかし、Δθも|ATT2/ATT3|も回折の影響を表しているため、v3及びα3をそれぞれ(14)式、(15)式から直接求めるためには、回折の影響を高精度に求める必要があるが、Δθも|ATT2/ATT3|もそれ自体にv3及びα3の項を含んでいるため、求めるのが困難である。そこで、v3及びα3を求める手法として、v3及びα3をある値に仮定し、それらの仮定した値を使ってΔθ及び|ATT2/ATT3|をWilliamsの厳密式[非特許文献8]に従って数値計算により求め、それらの計算値を用いて(14)式、(15)式からv3及びα3を改めて求めたときに、それらの値が仮定した値と、所定の誤差の範囲内で一致した場合に、仮定したv3及びα3の値を真のv3及びα3として決定する、という方法を用いる。
次に、具体的な超音波デバイスの設計手順と、被計測試料の超音波速度及び減衰係数の導出の手順について、図5のフローチャートを用いて説明する。
[超音波デバイスの設計手順]
ステップS1:使用する超音波周波数帯により、バッファーロッド2の材料を選択する。UHF帯で計測を行う場合には、バッファーロッド2での超音波の減衰が大きくなるため、伝搬損失が小さい材料を選択する必要がある。例えば、合成石英ガラスを固体試料(或いは固体参照試料)とした場合には、バッファーロッド2としては、500 MHz以下では合成石英ガラスまたはZ軸伝搬のα-水晶、500MHzを超え1.5 GHz以下ではZ軸伝搬のα-水晶、1.5 GHz超ではZ軸伝搬のサファイアを選択する。
ステップS2:選択したバッファーロッド2にトランスジューサ1を設置し、薄層液体(或いは生体試料)と固体試料等を設置したときのV3信号の周波数特性を数値計算により求め、V3信号の値が一定以上の強度(音速、減衰を高精度に測定できる信号レベルであり、例えば-60 dBm以上)となる周波数範囲内に計測に使用する周波数範囲が含まれるようにトランスジューサ1の厚さを選択する。通常は、基本共振モードがトランスジューサの変換損失が小さいため、上記測定周波数に基本共振モード内の周波数を用いる場合が多いが、高次の共振モードの周波数を用いてもよい。このとき、V3信号の値は、d2の厚さによっても変化するので、トランスジューサ1の厚さだけでは測定周波数範囲でのV3信号の値が所定の強度以上とならない場合には、d2の厚さを薄くして媒体M2での減衰量を減らす必要がある。
ステップS3:V2信号の周波数特性を数値計算或いは実際に測定し、V2の最小値が一定以上の強度(例えば-60 dBm以上)となる周波数範囲内に計測に使用する周波数範囲が含まれるようにスペーサ厚を選択する。このとき、ステップS2の条件(V3信号の値が一定以上の強度となること)も同時に満たす必要がある。
ステップS4:d2の精密値を(11)式で表される|RM13|のディップ周波数から求める場合には、更に、V2信号の周波数特性が一定値以上の強度(例えば-60 dBm以上)となる周波数範囲内に|RM13|のディップの周波数が含まれるようにスペーサ厚を決定する。このとき、ステップS2の条件(V3信号の値が一定以上の強度となること)、及び、ステップS3の条件(V2信号の値が一定以上の強度となること)、も同時に満たす必要がある。d2の精密値を光干渉計を用いるなど別の方法で求める場合には、このステップは省略できる。
|RM13|が最小となるディップの周波数fdは、
ステップS5: 固体試料4の音速v3’と減衰係数α3’を仮定する。
ステップS6: 薄層液体3の厚さ(伝搬長)d2を(16)式から求める。d2はスペーサの厚さとほぼ同じとなるが、液体の表面張力や粘性により必ずしも一致しないため、d2を精密に求める必要がある。具体的には、薄層液体3が純水で固体試料4が合成石英ガラスの場合には、熱電対15の起電力をディジタルボルトメータ16で測定することにより得られた温度に対応する純水の音速v2を[非特許文献7]より求め、ディップの周波数fdを求め、(16)式の関係から液体試料の厚さd2が求まる。レーザー干渉計を用いるなどして、別途精密なd2を求めることが可能な場合はこの手順は省略可能である。
ステップS7:信号V0, V2, V3を測定し、仮定した音速v3’と減衰係数α3’、およびステップS6で求めたd2を使って式(8), (9), (10), (14), (15)により回折の影響を補正した固体媒体4の音速v3、減衰係数α3を求める。式(14), (15)中の回折の影響Δθ、|ATT2/ATT3|は仮定したv3’とα3’からWilliamsの厳密式[非特許文献8]を用いた数値計算により補正する。
ステップS8:ステップS7で求めた音速v3、減衰係数α3と、ステップS5で仮定した音速v3’、減衰係数α3’とが所定の誤差以内(音速は±0.03%、減衰係数は±10%)で一致すれば、その値を固体試料の音速、減衰係数とする(ステップS9)。もし一致しなければ、ステップS5に戻り、仮定する音速と減衰係数を変えて、それらの差が所定誤差以下となるまで同様の手続きを繰り返し行なう。仮定する音速と減衰係数を変えたときのステップS7で求められる音速と減衰係数とそれらの仮定値との差の変化をあらかじめ調べることにより、それらの差が小さくなるように、仮定する音速と減衰係数を変化させる。
ここで、液体試料(或いは生体試料)3の音速と減衰係数の導出手順は、図5のステップS5において、固体試料の音速v3’と減衰係数α3’の代わりに、液体試料(或いは生体試料)の音速v2’と減衰係数α2’の値を仮定する。ステップS6以降は、固体試料の場合と同様で、仮定した値v2とα2を用いて前述したように計算により固体参照試料の音速v3と減衰係数α3を求める。求めた値と、実際の固体参照試料の音速v3、減衰係数α3(既知の値)が所定の誤差範囲内(音速は±0.03%、減衰係数は±10%)で一致すれば、仮定した音速v2と減衰係数α2を液体試料(或いは生体試料)に対する音速、減衰係数とする。もし一致しなければステップS5に戻り、仮定するv2’とα2’の値を変えて、同様の手続きを一致するまで繰り返し行なう。
実施例1
まず、スペーサの効果について確認した実験結果を示す。図6に示すような直径3mmの円形状のスペーサ5をバッファーロッド2上に直径15mmの円周上に等間隔で5つ配列形成した。スペーサ5としては、RFプレーナマグネトロンスパッタリング装置を用いてZnO薄膜(厚さ1.05 μm)をバッファーロッド2上に形成した。ここではスペーサの材料としてZnOを用いたが、スペーサは固体試料4とバッファーロッド2間の距離と平行度を維持する目的であるので、SiO2等のガラスやアモルファスSi等、強度が確保できるものであれば他の材料でも良いことはもちろんである。スペーサとしては、内側と外側を連通するスリットを1つ以上形成した円環状薄膜でもよい。図8のバッファーロッド2の中央に純水を1滴(約0.008 cc)滴下し、その上に図1で示したように合成石英ガラスの固体試料4を置いて、薄層液体の厚さの時間に関する変動を調べた。
実施例2
次に固体試料4の音速と減衰係数を計測した実験結果を示す。固体試料4として合成石英ガラスを用い、カプラには純水を用いた。用いたRFパルスの幅Wは500nsで、計測して求めたd2は、1.108μmであった。図10Aは音速の計測結果である。比較のために液体を薄層化せず、多重反射する信号を分離してVHF帯で計測したときの値(5953.36m/s)を記入してある。本装置での測定値は、従来法での測定値と良く一致している。673 MHz付近で測定値に変動が見られるのは、反射係数|RM13|のディップ付近であるためであり、600 MHz付近におけるわずかな変動は回折の補正に関連するものと考えられる。音速がほぼ一定の値に計測されている300MHzから550MHzまでの平均の音速を、同図に併せて記入すると、従来法での計測値と差が0.04m/sという極めて高い精度で計測されていることがわかる。一方、図10Bは減衰係数の計測結果である。音速の場合と同様に比較のために液体を薄層化せず、多重反射する信号を分離してVHF帯で計測したときの値(1.3×10-16s2/m)で表される曲線を記入してある。本装置での測定値は、従来法での測定値と良く一致している。音速の場合と同様に673 MHzと600 MHz付近で測定値の変動が見られる。このように、本計測の有効性が確認できている。
実施例3
次に液体試料の音速と減衰係数を計測した実験結果を示す。液体試料3としては綿実油を用い、固体参照試料4には合成石英ガラスを用いた。図11Aは音速の計測結果であり、図11Bは減衰係数の計測結果である。比較のために液体を薄層化せず、多重反射する信号を分離して計測したときの値(f掃引型:周波数掃引して計測したもの、z掃引型:液体試料厚を掃引して計測したもの)を記入してある。音速、減衰係数ともに、従来法と今回の方法は非常によく一致しており、本計測の有効性が液体試料の場合でも確認できている。
Claims (4)
- 厚さd3の板状の固体試料における超音波速度v3及び減衰係数α3の周波数特性を計測する装置において、パルス幅WのRFトーンバースト信号により所望の周波数範囲の超音波を放射するバッファーロッドと計測する上記固体試料との間に所定の厚さのスペーサを超音波測定経路の外側で挟んで設け、上記バッファーロッドと上記固体試料との間隙を満たす超音波速度v2の液体の薄層をカプラとして設置し、上記固体試料を上記バッファーロッドに対し押圧する加重印加手段を設け、上記薄層の厚さd2が2d2/v2<Wを満たすように上記スペーサの厚さが選択されており、上記薄層で超音波を多重反射及び透過させる超音波速度・減衰係数計測方法であり、
(a) 上記薄層からの第1反射信号と上記固体試料からの第2反射信号を上記バッファーロッドを介して受信し、
(b) 上記固体試料の超音波速度と減衰係数の仮定値を決め、
(c) 上記仮定値を使って上記固体試料内における回折の影響を計算により求め、
(d) 上記第1および第2反射信号と上記回折の影響を使って回折の影響を補償した超音波速度と減衰係数を計算し、
(e) 上記補償した超音波速度と減衰係数が上記仮定値と所定誤差範囲内で一致するか判定し、
(f) 所定誤差範囲内で一致しない場合は上記仮定値を変化させて上記工程(c), (d), (e)を実行することを繰り返すことにより得られた最終の仮定値を上記固体試料の超音波速度と減衰係数とする、
ことを特徴とする超音波速度・減衰係数計測方法。 - 液体試料または生体試料における超音波速度v2及び減衰係数α2の周波数特性を計測する装置において、パルス幅WのRFトーンバースト信号により所望の周波数範囲の超音波を放射するバッファーロッドと、音響特性が既知の固体試料との間に、所定の厚さのスペーサを超音波測定経路の外側で挟んで設け、上記バッファーロッドと上記固体試料との間隙を埋める計測対象である推定超音波速度v2’の液体、或いは、生体試料の薄層を設置し、上記固体試料を上記バッファーロッドに対し押圧する加重印加手段を設け、上記薄層の厚さd2が2d 2 /v 2 '<Wを満たするように上記スペーサの厚さが選択されており、上記薄層で超音波を多重反射及び透過させる超音波速度・減衰係数計測方法であり、
(a) 上記薄層からの第1反射信号と上記固体試料からの第2反射信号と、上記カプラを挿入しない状態での第3反射信号を上記バッファーロッドを介して受信し、
(b) 上記薄層の厚さを測定し、上記薄層の超音波速度と減衰係数の仮定値を決め、それら仮定値から上記薄層の伝搬定数を求め、
(c) 上記既知の超音波速度及び減衰係数から上記固体試料内における回折の影響を計算により求め、
(d) 上記第1、第2及び第3反射信号と、上記回折の影響と、上記薄層の厚さと伝搬定数とを使って回折の影響を補償した上記固体試料の超音波速度と減衰係数を計算し、
(e) 上記補償した超音波速度と減衰係数が上記固体試料の上記既知の超音波速度及び減衰係数と所定誤差範囲内で一致するか判定し、
(f) 所定誤差範囲内で一致しない場合は上記仮定値を変化させて上記工程(c), (d), (e)を実行することを繰り返すことにより得られた最終の仮定値を上記薄層の超音波速度と減衰係数とする、
ことを特徴とする超音波速度・減数係数計測方法。 - 請求項1記載の超音波速度・減衰係数計測方法において、上記バッファーロッドの材料として、合成石英ガラス、或いはZ軸伝搬のα-水晶、或いはZ軸伝搬のサファイアのいずれかを用い、純水を上記カプラとして用いることを特徴とする超音波速度・減衰係数計測方法。
- 請求項2に記載の超音波速度・減衰係数計測方法において、上記バッファーロッドの材料として、合成石英ガラス、或いはZ軸伝搬のα-水晶、或いはZ軸伝搬のサファイアのいずれかを用い、上記固体試料として合成石英ガラスあるいはZ軸伝搬のα-水晶のいずれかを用いることを特徴とする超音波速度・減衰係数計測方法。
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