JP4617971B2 - ユーザ認証システム - Google Patents

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本願発明は、グループ毎に使用される複数台のクライアントコンピュータとサーバとがネットワークを介して、クライアントコンピュータのユーザ認証を行うユーザ認証システムに係り、より詳しくは、学校等において、複数のクライアントコンピュータを同一のグループでほぼ同時に使用するときのユーザ認証システムに関する。
従来は、コンピュータにログオンするときや、サーバとアクセスするときには、ユーザID(アカウント)とパスワードを入力し、それらが一致すると正規のユーザであると判断しコンピュータの使用を許可したり、サーバへのアクセスを許可していた。
また、ユーザIDとパスワードを入力する代わりに、識別用のデータを記録させておいた磁気カードやICカード等の識別用カードを各ユーザに配布しておき、このカードに記憶されたデータをカードリーダに読み取らせてユーザ認証をしたり、指紋、静脈パターン、目の虹彩、声紋などの生体情報を照合して、ユーザ認証をしていた。
さらに、コンピュータの表示画面を複数の領域に区分し、マウス等のポインティングデバイスが移動する領域や、クリックした領域等の操作軌跡データを予め記憶しておき、この操作軌跡データと実際にユーザがポインティングデバイスの操作軌跡とが一致するか否かによってユーザ認証をするユーザ識別方法などがある(例えば、特許文献1参照。)
また、一斉学習やグループ学習等で使用されるコンピュータでは、ユーザIDとそのユーザIDが所属するグループデータとを、サーバに予め記憶させ、ユーザがグループデータ(例えば、「1年1組」、「コンピュータクラブ」、「初心者クラス」等)とユーザIDとを入力して、それらが予め記録させておいたデータと一致すればクライアントコンピュータからサーバへのアクセスを許可したり、クライアントコンピュータの使用を許可していた。
さらに、学校におけるコンピュータを利用した一斉学習では、予め記憶していたグループデータとユーザIDとをクライアントコンピュータの表示部に表示し、ユーザは自身が所属するグループデータ(例えば、1年1組)と、ユーザID(例えば、自分の名前)とをそれぞれマウス等を操作して選択することで、クライアントコンピュータからサーバへのアクセスを許可したり、クライアントコンピュータの使用を許可していた。
特開2000−29837号公報
しかしながら、ユーザIDやパスワードを入力する場合、子供やお年寄りなどのコンピュータを使い慣れていない人などは、キーボードの操作に不慣れであったり、ユーザIDやパスワードを忘れたり等の理由で、正規なユーザとして認証されなかったり、ユーザ認証に長い時間を要することがあった。
また、磁気カードやICカード等のカードによるユーザ認証や、生体情報を用いたユーザ認証では、ユーザIDやパスワードの入力のときの課題は無くなるものの、カードのデータや生体情報を読み取って解析するためのハードウエアやソフトウエアが新たに必要となり、各クライアントコンピュータにそれらを装備させるには、非常に高いコストが必要であった。さらに、カード等によるユーザ認証では、カードを紛失しユーザ認証ができないだけでなく、カードの発行(配布)や再発行等による管理者の作業負担があった。
また、特許文献1によるユーザ認証方法では、キーボード操作の不慣れから起こる問題は解決するものの、ポインティングデバイスの操作軌跡をユーザが覚えておかなければならず、ユーザ認証がスムーズにできないこともあった。
また、学校における一斉学習やグループ学習では、ユーザが自身が使用するクライアントコンピュータの表示部に表示されたグループデータとユーザIDとを選択して該クライアントコンピュータの利用を許可することで、ユーザIDやパスワードの入力による問題は無くなるものの、ユーザの不注意や悪戯で、自身が属しないグループを選択して、他人のアカウントを使用しクライアントコンピュータを使用することがあった。
本願発明は、係る問題に鑑み、一斉学習やグループ学習等のよう同一グループにほぼ同一時間帯で使用されるクライアントコンピュータのユーザ認証として、ユーザIDやパスワード等を入力すること無く、かつ、他のグループのアカウントでクライアントコンピュータを使用することを防止できるユーザ認証システムを提供することを目的とする。
本願発明に係るユーザ認証システムは、グループ毎に使用される複数のクライアントコンピュータと、前記クライアントコンピュータからの要求に応答するサーバとがネットワークを介して通信接続が可能になっており、複数のグループのそれぞれに対応したグループデータと、各グループに属するユーザIDデータとを含むユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、前記ユーザデータ記憶手段に記憶されているユーザデータを前記クライアントコンピュータに送信するユーザデータ送信手段と、前記ユーザデータ送信手段によって送信されたグループデータの中から、ユーザによって選択されたグループデータを、それぞれのグループ毎に何人が選択したかをカウントするグループカウント手段と、前記グループカウント手段によってカウントされたグループの中から、そのカウント数に基づいて、アクセスできる所属グループを特定するグループ特定手段と、前記グループ特定手段によって特定されたグループに、前記ユーザデータ送信手段によって送信されたユーザIDデータの中からユーザによって選択されたユーザIDが属するか否かを識別するユーザ識別手段と、前記ユーザ識別手段によって特定グループに属するユーザIDであると識別されると、該ユーザIDを選択したクライアントコンピュータにアクセスを許可するアクセス許可手段とを、前記サーバに備え、前記グループ特定手段は、カウントされたグループデータが予め設定されている選択数又は選択比率より多くなったときに、最も多いカウント数のグループをアクセスできる所属グループとして特定する
したがって、ユーザは文字を入力することなく選択するだけなので、コンピュータの操作に不慣れな人でも容易にユーザ認証が可能となる。また、ユーザIDやパスワードを忘れたとしてもユーザ認証が可能となる。また、クライアントコンピュータの使用時間と使用グループのデータを事前に登録しなくても、使用するグループを特定することができる。さらに、少数のユーザが間違ったグループを選択しても、正規のグループを特定するので、間違ったグループを選択したユーザがいたとしても、そのユーザは正規なユーザでないと判断され、他のグループのユーザIDでのログイン等を防止することができる。
前記サーバは、クライアントコンピュータを使用する予定時刻データを記憶する予定時刻データ記憶手段を備えてなり、前記グループ特定手段は、前記予定時刻データ記憶手段に記憶されている予定時刻内に限って、アクセスできる所属グループを特定してもよい。
前記サーバは、クライアントコンピュータを使用する予定時刻データを記憶する予定時刻データ記憶手段を備え、前記アクセス許可手段は、前記予定時刻データ記憶手段に記憶されている予定時刻内に限って、特定グループに属するユーザのみにアクセスを許可してもよい。
前記グループ特定手段によって特定された特定グループデータを通知する特定グループ通知手段を前記サーバに備え、前記特定グループ通知手段から通知された特定グループデータを受信すると、強制的に該特定グループを選択して画面に表示する特定グループ選択表示手段を、前記クライアントコンピュータに備えてもよい。
前記アクセス許可手段は、1つのユーザIDに対して1台のクライアントコンピュータのアクセスを許可してもよい。
以上にしてなる本願発明に係るユーザ認証システムは、クライアントコンピュータからの要求に基づき、グループデータとユーザIDとを画面に表示させるので、ユーザはユーザIDやパスワードを入力しなくても、正しいグループ(クラス)とユーザID(名前)とを選択するだけでアクセス許可を得ることができ、コンピュータに不慣れな子供やお年寄りも容易に操作することができる。さらに、カードに記録されている識別情報や生体情報を読み取ったり、解析することもないので、低コストかつ操作性に優れている。
また、選択されたグループを、グループ毎に選択数をカウントし、最も多いカウント数が予め設定した数より多くなったときに、最も多いカウント数のグループを正規のグループとして特定し、該特定グループに属するユーザIDのみにアクセス許可をするので、間違ってグループデータを選択したときでも、該特定グループに属さないユーザIDに対してアクセス許可をしないので、他のグループを間違って選択しても、アクセス許可(ログイン許可)得ることできず、他人のユーザIDのログインを防ぐことができる。また、予め使用する時間帯と使用するグループとを対応させたデータベースを構築すること無く、アクセス許可の制御が可能となるので、サーバの管理者にも負担にならない。さらに、急な時間割の変更等によるデータベースを変更する必要性もないので、管理者の作業負担を軽減できる。
また、前記特定グループは、予め設定された選択数や、選択比率より多くなったときにグループを特定するので、間違ったグループを特定する可能性が少なくなり、かつ、グループを特定するまでにカウントする数を低くして、アクセス許可を得るまでの待ち時間を短くすることもできる。
また、コンピュータを使用する予定時刻データに基づいて、アクセスできる所属グループを特定するので、一斉授業やグループ学習を実施する日時のデータを予め登録しておくだけで、通常の授業時間には他人のユーザIDでのアクセス(ログイン)を防止でき、かつ、授業時間以外の放課後などには、グループに関係なく使用するときには、その時間対を予定時刻データに登録する必要性もなく、グループに関係なく自由に使用することができる。また、予定時刻データに対応させてその時刻に使用するグループデータを予め記憶させる必要性もないので、時間帯(授業時間帯)毎に使用するグループが変更したときでも、データベース等を変更する必要性もなく、管理者の作業負担を軽減できる。
また、特定グループ通知手段から通知されたデータに基づき、クライアントコンピュータは、特定グループを選択した画面を表示するので、間違ってグループデータを選択したユーザに、正しいグループデータを既に選択した状態で、自身のユーザIDの選択を促すことができる。
また、1つのユーザIDに対して1台のクライアントコンピュータのアクセスしか許可しないので、間違ってユーザIDデータを選択したときでも、再度ユーザIDデータを選択するように、ユーザに促すことができる。
以下に、本願発明に係るユーザ認証システムの一実施例を図面に基づき説明する。
本願発明に係るユーザ認証システムは、図1に示すように、複数台のクライアントコンピュータ(以下、クライアントと称す。)C(C1,C2,…,Cn,…)と、サーバSとがネットワークNを介して通信可能となっている。本実施例では、学校のコンピュータ教室に設置されるサーバSと生徒が使用する複数のクライアントC(C1,…)がLANによって通信可能となっている。なお、ネットワークとしてはLANに限られるものではなく、パーソナルコンピュータ等のコンピュータが通信可能であればよく、インターネットや専用線等を利用してもよい。
また、前記クライアントC(C1,C2,…,Cn,…)は、学校の授業やクラブ活動、パソコン教室等で使用されものであり、○年○組、○○クラブ、初級者クラスのようなグループで同時に使用される。
前記サーバSには、ユーザデータ記憶手段1、ユーザデータ送信手段2、受信手段3、グループカウント手段4、グループ特定手段5、ユーザ識別手段6、アクセス許可手段7、予定時刻データ記憶手段8、特定グループ通知手段9を備えている。また、クライアントCには、送受信手段10、表示手段11、特定グループ選択表示手段12、選択手段13を備えている。
前記ユーザデータ記憶手段1は、図3に示すような「1年1組」、「1年2組」、…「6年3組」などの、クライアントCを同時に使用するときのグループを識別するためのグループデータと、その各グループに所属するユーザ(生徒)のユーザIDのデータとが含まれるユーザデータを記憶する手段である。ユーザデータとしては、図3に示すように、例えば、グループデータ「1年1組」16に対応するユーザIDデータ17aは、「あおぞら たろう」、…であり、グループデータ「2年1組」16に対応するユーザIDデータ17bは、「おおぞら はなこ」、…などのデータである。なお、ユーザデータとしては、グループデータとユーザIDデータ以外にも、ユーザ毎の習熟度を評価したデータ等を含んでいてもよい。
前記ユーザデータ送信手段2は、クライアントC(C1,C2,…,Cn,…)からのアクセス要求等を受けたときに、前記ユーザデータ記憶手段1に記憶されているユーザデータを該クライアントCに送信する手段である。ユーザデータの送信方法としては、最初に前記グループデータのみを送信し、クライアントCから選択されたグループデータ16を受信した後に該グループに対応するユーザIDデータ17を送信してもよいし、グループデータ16とユーザIDデータ17とを同時に送信し、クライアントCにおいて、選択したグループデータに対応するユーザIDデータ17を表示するようにしてもよい。
前記受信手段3は、前記クライアントCから送信されるデータを受信する手段であり、選択されたグループデータ、選択されたユーザIDデータ等のデータを受信する手段である。
前記グループカウント手段4は、ユーザによって選択されたグループデータを、それぞれのグループ毎に何人が選択したかをカウントする手段である。
前記グループ特定手段5は、前記グループカウント手段4によってカウントされたグループの中から、最も多くカウントされたグループのカウント数と、予め設定されている選択数(例えば、10人)や、予め設定されている選択比率数(例えば、最も多くカウントされたグループの人数の30%の人数)等の選択基準と比較して、該カウント数が該選択基準より多くなったときのグループを正規のグループとして特定する手段である。つまり、グループに属するユーザが意識的に自身が属さないグループを選択しない限り、通常、選択するグループを間違える人数よりも、正しいグループを選択する人数の方が遙かに多く、そのグループのメンバー数の20〜30%以上(又は、10〜20人)の人数が選択した段階で、その選択されたグループが正規のグループである確率が非常に高くなる。
なお、この特定数や特定比率は、上述の数値に限定されるものではなく、ユーザの習熟度等に要因を考慮して変更してもよい。
前記ユーザ識別手段6は、前記グループ特定手段5によって特定された特定グループに、ユーザが選択したユーザIDが属するか否かを識別する手段である。なお、このユーザ識別手段6は、選択されたユーザIDが重複して選択されているか否かも識別し、ユーザIDが重複しているときには、該ユーザIDを選択したクライアントCにエラーメッセージを送信するようにしてもよい。
前記アクセス許可手段7は、前記ユーザ識別手段6によって前記特定グループに属するユーザIDであると識別されると、該ユーザIDを選択したクライアントCにアクセスを許可する手段である。本願発明におけるアクセスとは、クライアントCからサーバSに要求されたサービスの提供することや、サーバSからクライアントCに対して、該クライアントCへのログオン等の認証などを示す。
前記予定時刻データ記憶手段8は、クライアントCを使用する予定時刻データを記憶する手段である。予定時刻データとは、例えば、学校における1時間目の開始時刻と終了時刻、2時間目の開始時刻と終了時刻などのデータである。
前記特定グループ通知手段9は、前記グループ特定手段5によって特定された特定グループデータを、該特定グループ以外のグループを選択したクライアントCに通知する手段である。そして、この通知を受信したクライアントCは、表示部14にエラーメッセージを表示したり、強制的に前記特定グループを選択した状態の画面を表示する。
また、クライアントCに備えられる前記送受信手段10は、前記サーバSから送信されたユーザデータ、前記アクセス許可手段7から送信されるアクセス許可データ、前記特定グループ通知手段より通知されるデータを受信し、ユーザによって選択されたグループデータやユーザIDデータ等を送信する手段である。
前記表示手段11は、サーバSから送信されたグループデータ、ユーザIDデータ等を表示部14に表示する手段である。
前記特定グループ選択表示手段12は、前記特定グループ通知手段9からデータが通知されると、前記特定グループを強制的に選択して画面に表示する手段である。例えば、特定グループが「1年1組」であれば、図5に示すログオン画面18の学年欄19、組欄20に「1年」と「1組」がそれぞれ選択された状態で表示する。このとき、学年欄19と組欄20とは、ユーザの操作によって変更できないようにロック(固定)するようにしてもよい。
前記選択手段13は、マウス等のポインティングデバイス(選択部15)をユーザが操作して選択したグループデータやユーザIDデータ等を入力する手段である。
以下に、小学校の1年1組がコンピュータ教室で、コンピュータ授業(コンピュータを利用した実習)を行うときに、クライアントC(C1,…,Cn,…)からサーバSにアクセス要求(ログオン認証要求)が送信されたときのサーバSの処理を図4に示すフロー図と、図5に示すグループデータ及びユーザIDを選択するログオン画面18に基づいて説明する。
まず、起動した各クライアントCは、予め記憶していたサーバSのIPアドレスに基づき、アクセス要求を送信する。このアクセス要求を受信したサーバSは、記憶しているグループデータとユーザIDとを含むユーザデータをクライアントCに送信する(S1)。クライアントCの送受信手段10が該ユーザデータを受信すると、表示手段11が表示部14にグループ及びユーザIDを選択できるログオン画面18(図5参照)を表示する。そして、ユーザは、ログオン画面18の学年欄19と組欄20を操作して「1年」と「1組」とを選択すると、送受信手段10は、この選択されたグループデータをサーバSに送信する。サーバSは、この送信されたグループデータを受信する(S2)。「1年1組」が選択されたクライアントCは、図5に示すように、該グループに属する全ユーザIDを全ユーザID表示欄21に表示する。ユーザは、全ユーザID表示欄21の中から自身のユーザID(図5では、自身の名前)を選択し、サーバSに選択したユーザIDのデータを送信する(S1)。サーバSは、この送信されたユーザIDデータを受信する(S3)。
なお、図5の全ユーザID表示欄21の2行目から6行目の各ユーザID欄23は、空欄になっているが、図面上省略しているだけである。また、ユーザID欄23は、ユーザIDとして名前を表示しているが、これに限定されるものではなく、ニックネーム等であってもよい。
そして、ステップ2(S2)で受信した選択されたグループデータに基づいて、グループ毎に選択された数をカウントする(S4)。その後、ステップ4でカウントされた数が最も多いグループのカウント数と、予め設定されているカウント数(例えば、10カウント)とを比較する(S5)。そして、選択されたグループのカウント数が、予め設定しているカウント数より少ない場合(たとえば、予め設定しているカウント数が「10」で、選択されたグループのカウント数が「9」以下の場合)、サーバSは前記ステップ2に移行して上述の処理を繰り返す。一方、選択されたグループのカウント数が、予め設定しているカウント数以上の場合(たとえば、予め設定しているカウント数が「10」で、選択されたグループのカウント数が「10」以上の場合)、ステップ6(S6)に移行し、この最も多く選択されているグループが正規のグループであると特定する(S6)。この時点で、クライアントCを使用する正規のグループが特定される(例えば、「1年1組」)。
上述のように、選択されたグループをカウントすることによって、クライアントCを使用するグループを特定するためのデータを予め設定していなくても、正規のグループを識別することができる。
正規のグループが特定される(S6)と、前記ユーザ識別手段6は、サーバSが受信したユーザIDが、この特定グループに対応したユーザID中に存在するか否かを識別する(S7)。該特定グループに対応したユーザIDの中に、該受信したユーザIDが存在するとき(ユーザが正規のグループを選択したとき)には、ステップ8(S8)に移行する(S7)。一方、該特定グループに該受信したユーザIDが存在しないとき(ユーザが間違ったグループを選択したとき)には後述するステップ12(S12)に移行して(S7)、再度ユーザIDを選択するように促す。
前記ステップ7(S7)で、前記特定グループに対応したユーザIDの中に、受信したユーザIDが存在するとき(ユーザが正規のグループを選択したとき)には、受信したユーザIDが重複して選択されているか否かを判断する(S8)。ユーザIDの重複がないときには、該ユーザIDを送信したクライアントCにアクセス許可をする(S9)。一方、ユーザIDの重複があるときには、該ユーザIDを選択したクライアントCに通知し、後述するステップS12(S12)に移行して、再度ユーザIDを選択するように促す。
ステップ8(S8)でユーザIDの重複がないと判断したときには、ステップ9(S9)で該ユーザIDを選択したクライアントCのアクセス許可を行う。その後、アクセス許可されたクライアントCの数(アクセス許可数)(図4のA)と、ユーザIDデータを送信したクライアントCの数(図4のB)とが、一致するか否かを判断する(S10)。この判断において、前記2つの数が一致したときには、選択されたグループデータとユーザID(選択されたユーザデータ)を送信したクライアントCの全てに関して、正規のグループと正規のユーザIDとが選択されていると判断できる。そして、ステップ10において、アクセス許可されたクライアントCの数(アクセス許可数)(図4のA)と、ユーザIDデータを送信したクライアントCの数(図4のB)とが、一致するときには、ステップ11(S11)に移行する。
一方、前記2つの数が一致しないときには、選択されたグループデータとユーザID(選択されたユーザデータ)を送信したクライアントCの全てに関して、正規のグループとユーザIDとが選択されたか否かを判定していないので、上述のステップ7〜ステップ9までの処理を繰り返す。
ステップ10でアクセス許可数(図4のA)とユーザIDデータを送信したクライアントCの数(図4のB)とが一致すると判断した後は、前記特定グループの全ユーザ数(図4のC)と前記アクセス許可数(図4のA)とが一致するか否かを判断する(S11)。前記2つの数が一致するときは、特定グループに属するユーザのクライアントCに対してアクセス許可をしているので、ユーザ認証の処理を終了する。一方、前記2つの数が一致しないときには、後述するステップ13に移行し、クライアントCからの新たなアクセス要求に対応する。
前記ステップ7(S7)において、前記特定グループに前記受信したユーザIDが存在しないときには、前記特定グループ通知手段9は、該特定グループに属さないユーザIDを送信したクライアントCに特定グループデータを通知する。そして、通知された特定グループデータに基づいて、前記特定グループ選択表示手段12が、ステップS6で特定したグループを選択したログオン画面18(図5参照)を表示部14に強制的に表示する。なお、ログオン画面18を表示した後に、「学年、組の選択が間違っていました。もう一度、選んでください。」のように、改めてユーザIDの選択を促すメッセージを表示して、ユーザに通知するようにしてもよい。そして、ユーザによって新たに選択されたグループデータとユーザIDデータとを受信するのを待ち(イベントループ等で受信するのを待つ)(イベントドリブン型処理をする)、新たに選択されたデータを受信すると、前記ステップ7に移行する(S13)。
なお、前記ステップ8において、ユーザIDが重複していると判定されたときも同様に、該ユーザIDを送信したクライアントCに特定グループデータを通知し、表示部にステップS6で特定したグループを選択したログオン画面18(図5参照)を表示部14に強制的に表示する。
以上のように、本願発明では、ユーザIDとパスワードを入力することなく、ユーザのユーザIDデータと所属するグループデータとを、ポインティングデバイスを操作して選択するだけで、サーバからアクセス許可を得ることができる。特に、一斉授業やグループ学習のように、グループ毎に複数のコンピュータがほぼ同時に使用されるときに、間違って学年や組などのグループを間違ったユーザのクライアントに対してアクセス許可(ログオン許可)をしないので、他のグループを間違って選択しても、アクセス許可(ログイン許可)得ることできず、他人のユーザIDのログインを防ぐことができる。また、予め使用する時間帯と使用するグループとを対応させたデータベースを構築すること無く、アクセス許可の制御が可能となるので、サーバの管理者にも負担にならない。さらに、急な時間割の変更等によるデータベースを変更する必要性もないので、管理者の負担を軽減できる。
なお、クライアントCを使用する予定時刻データ(例えば、月曜日の8:40〜9:30、月曜日〜金曜日の13:00〜13:50、○月○日の15:00〜16:00等のデータ)を、サーバSに備えられている予定時刻データ記憶手段8に予め記憶させておき、前記グループ特定手段5は、該予定時刻データに指定された時間に限って、グループを特定するようにすることもできる。これによって、学校のコンピュータ教室において、授業時間と同じ予定時刻データを記憶させておくだけで、通常の授業時間には間違って他人のユーザIDでのアクセス(ログイン)を防止でき、かつ、授業時間以外の放課後などには、グループに関係なく自由に使用することができる。
ユーザ認証システムの概略を説明した説明図である。 ユーザ認証システムを説明したブロック図である。 グループデータとユーザIDデータとの対応を説明した説明図である。 ユーザ認証システムのフロー図である。 グループデータとユーザIDデータを選択するログイン画面の説明図である。
符号の説明
1 ユーザデータ記憶手段
2 ユーザデータ送信手段
3 受信手段
4 グループカウント手段
5 グループ特定手段
6 ユーザ識別手段
7 アクセス許可手段
8 予定時刻データ記憶手段
9 特定グループ通知手段
10 送受信手段
11 表示手段
12 特定グループ選択表示手段
13 選択手段
14 表示部
15 選択部
16 グループデータ
17 ユーザIDデータ
18 ログオン画面
19 学年欄
20 組欄
21 全ユーザID表示欄
23 ユーザID欄
C クライアント
N ネットワーク
S サーバ

Claims (5)

  1. グループ毎に使用される複数のクライアントコンピュータと、前記クライアントコンピュータからの要求に応答するサーバとがネットワークを介して通信接続が可能になっており、
    複数のグループのそれぞれに対応したグループデータと、各グループに属するユーザIDデータとを含むユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、
    前記ユーザデータ記憶手段に記憶されているユーザデータを前記クライアントコンピュータに送信するユーザデータ送信手段と、
    前記ユーザデータ送信手段によって送信されたグループデータの中から、ユーザによって選択されたグループデータを、それぞれのグループ毎に何人が選択したかをカウントするグループカウント手段と、
    前記グループカウント手段によってカウントされたグループの中から、そのカウント数に基づいて、アクセスできる所属グループを特定するグループ特定手段と、
    前記グループ特定手段によって特定されたグループに、前記ユーザデータ送信手段によって送信されたユーザIDデータの中からユーザによって選択されたユーザIDが属するか否かを識別するユーザ識別手段と、
    前記ユーザ識別手段によって特定グループに属するユーザIDであると識別されると、該ユーザIDを選択したクライアントコンピュータにアクセスを許可するアクセス許可手段とを、
    前記サーバに備え、
    前記グループ特定手段は、カウントされたグループデータが予め設定されている選択数又は選択比率より多くなったときに、最も多いカウント数のグループをアクセスできる所属グループとして特定する
    ことを特徴とするユーザ認証システム。
  2. 前記サーバは、クライアントコンピュータを使用する予定時刻データを記憶する予定時刻データ記憶手段を備えてなり、
    前記グループ特定手段は、前記予定時刻データ記憶手段に記憶されている予定時刻内に限って、アクセスできる所属グループを特定する請求項1記載のユーザ認証システム。
  3. 前記グループ特定手段によって特定された特定グループデータを通知する特定グループ通知手段を前記サーバに備えてなり、
    前記特定グループ通知手段から通知された特定グループデータを受信すると、強制的に該特定グループを選択して画面に表示する特定グループ選択表示手段を、前記クライアントコンピュータに備えてなる請求項1又は2に記載のユーザ認証システム。
  4. 前記アクセス許可手段は、1つのユーザIDに対して1台のクライアントコンピュータのアクセスを許可してなる請求項1〜のいずれかに記載のユーザ認証システム。
  5. 複数のクライアントコンピュータとこれに通信接続されるサーバとを、それぞれ請求項1〜4の何れか1項に記載のユーザ認証システムにおける各手段として機能させるためのユーザ認証プログラムであって、
    前記サーバを、
    複数のグループのそれぞれに対応したグループデータと、各グループに属するユーザIDデータとを含むユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段、
    前記ユーザデータ記憶手段に記憶されているユーザデータを前記クライアントコンピュータに送信するユーザデータ送信手段、
    前記ユーザデータ送信手段によって送信されたグループデータの中から、ユーザによって選択されたグループデータを、それぞれのグループ毎に何人が選択したかをカウントするグループカウント手段、
    前記グループカウント手段によってカウントされたグループの中から、そのカウント数に基づいて、アクセスできる所属グループを特定するグループ特定手段、
    前記グループ特定手段によって特定されたグループに、前記ユーザデータ送信手段によって送信されたユーザIDデータの中からユーザによって選択されたユーザIDが属するか否かを識別するユーザ識別手段、
    前記ユーザ識別手段によって特定グループに属するユーザIDであると識別されると、該ユーザIDを選択したクライアントコンピュータにアクセスを許可するアクセス許可手段、
    として機能させ、
    前記グループ特定手段は、カウントされたグループデータが予め設定されている選択数又は選択比率より多くなったときに、最も多いカウント数のグループをアクセスできる所属グループとして特定する
    ことを特徴とするユーザ認証プログラム。
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