JP4616380B2 - 携帯端末 - Google Patents

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本発明は、近接した距離で電界伝達媒体を介して電界通信を行う電界通信機能を内蔵した携帯端末に関する。
近年、電界通信を行うウェアラブルコンピュータとしてのマイクロチップCPUと電界通信を行うトランシーバとを1枚のカードに組み込んだICカード型の携帯端末が開発されている。特開2006−86584号公報(特許文献1)にはそのような携帯端末が記載されている。
この従来の携帯端末101は、図7に示すようにユーザ102がこれを携帯していれば、ユーザ102の体の一部が別の電界通信装置103の電界通信電極104に触れることで伝送経路105が形成され、電界通信を開始し、逆に電界通信電極104から離れることで電界通信を終了することができる。
そこで、図7において、電界通信装置103がある部屋の入退出管理装置として、登録されたIDの人物しか入退室を許可しないセキュリティサービスを提供するものである場合、次のようにして電界通信技術を利用できる。ユーザ102の携帯する携帯端末101にはユーザ毎に割当てられたID番号を登録しておく。そして、電界通信装置103の送受信機、少なくともその電界通信電極104を出入り口のドア106あるいはドアの近くの壁に設置しておき、入室を許可されているユーザ102のID番号が登録されている携帯端末101であれば、それを携帯しているユーザがドア106若しくは壁の電界通信電極104にタッチすると携帯端末101と電界通信装置103との間で電界通信を行い、ID認証処理を行い、認証成立すれば電界通信装置103がドアロック解除を許可してドアロックを解除させ、当該ユーザ102によるドア開操作を可能にしたり、自動ドアを開動させたりする。
このように、電界通信ができる携帯端末をユーザに携帯させることで、ユーザに何らかのID入力操作をさせたりセキュリティICカードを読み取り装置に近づけたり挿入させたりする操作を要求することなく、本来のドアノブに触れるだけでドアロックを外してドアを開ける操作、あるいは自動ドアに向かって近づく動作だけでID照合を自動的に完了させることができる利便さがある。
ところが、このような電界通信機能を内蔵した携帯端末の場合、携帯機器であるということでユーザが常時携行するものであるので、ユーザがそれを置き忘れによって紛失したり、ポケットやカバンから気づかずに落下させて紛失したりすることが避けられない。そのような場合に、この携帯端末を拾った他者が正規ユーザになりすまして使用する可能性がある。
電界通信機能を内蔵した携帯端末の場合には、また、ポーリング間隔を可能な限り短くすることによって電界通信開始時の反応速度を速くすることが望ましいが、ポーリングにも電力を消費するために電池消耗が大きくなってしまう問題点もある。
さらに、電界通信機能を内蔵した携帯端末の場合には、その携帯端末が鉄製什器上のような金属物の上に放置されたり置かれたままになったりすると、電界通信の特性上、その電界が金属面を通じて遠くにまで伝搬し、意図しない電界通信が起こる可能性も否定できない問題点がある。
特開2006−86584号公報
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、自機の物理的な動きを監視し、動きの大きさや速さに基づいて自機の置かれている状態を想定し、想定した状態に応じてポーリング間隔を調整したり電界通信用の電源を自動的に切ったりして、上記従来技術の問題点を解決した携帯端末を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、携帯端末であって、電源としての電池と、電界通信機能を司るトランシーバと、前記トランシーバの電界通信機能を制御するコンピュータと、電界通信用信号電極及びグランド電極と、当該携帯端末の空間的な動きを検出するモーションセンサとを備え、前記コンピュータは、前記モーションセンサの検出する前記携帯端末の空間的な動きの有無に基づいて前記トランシーバのポーリング間隔を可変に制御することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1の携帯端末において、前記モーションセンサは、加速度センサ、速度センサ又は振動センサであることを特徴とする携帯端末である。
請求項3の発明は、請求項1又は2の携帯端末において、前記コンピュータは、前記モーションセンサの検出する前記携帯端末の空間的な動きの停止が一定時間以上継続した時に、前記ポーリング間隔を無限大にする制御をすることを特徴とする携帯端末である。
請求項4の発明は、請求項1又は2の携帯端末において、前記コンピュータは、前記モーションセンサの検出する前記携帯端末の空間的な動きが単位時間当たりに所定回数以上あるときに前記トランシーバのポーリング間隔を所定値よりも短くし、前記携帯端末の空間的な動きが単位時間当たりに所定回数よりも少ないときに、前記トランシーバのポーリング間隔を所定値よりも長くすることを特徴とする携帯端末である。
請求項5の発明は、請求項2の携帯端末において、前記コンピュータは、前記加速度センサの検出する加速度が所定値よりも大きいとき、速度センサの検出する速度が所定値よりも大きいときに、又は前記振動センサの検出する振動が所定値よりも大きいときに前記電池から前記トランシーバに電力を供給する電源系統を遮断する制御をすることを特徴とする携帯端末である。
本発明の電界通信機能を内蔵した携帯端末によれば、内蔵しているモーションセンサの信号によって自機の物理的な動きを監視し、動きの大きさや速さに基づいて自機の置かれている状態を想定し、想定した状態に応じてポーリング間隔を調整したり電界通信用の電源を自動的に切ったりすることで、ユーザが当該携帯端末を置き忘れによって紛失したり、ポケットやカバンから気づかずに落下させて紛失したりしたとき、当該携帯端末を拾った他者が正規ユーザになりすまして電界通信機能を利用することを防止し、また無駄に短い間隔でポーリングすることにより無駄に電池消耗を早めることを防止し、さらには意図しない電界通信の発生を効果的に防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
<1の実施の形態>図1は、本発明の1つの実施の形態の携帯端末として、電界通信機能を内蔵した折り畳み式の携帯電話機11の外観を示し、図2はその内部機能のブロック図である。図1(a)、(b)に示すように、電界通信機能を内蔵した携帯電話機11は、操作部110に対してディスプレイ部111が折り畳み開閉回転可能な態様で接続されている。この携帯電話機11において、ディスプレイ部111のディスプレイ面112に透明な電界通信用の信号電極又はグランド電極の一方(ここでは信号電極113とする)を設置し、ディスプレイ部111の背面に信号電極とグランド電極との他方(ここではグランド電極114)を設置してあり、これらの電極113,114は後述するトランシーバと電気的に接続してある。
尚、本発明においては、電界通信用の信号電極、グランド電極の設置場所や設置の形態は特に本実施の形態のものに限定されるものではない。また、携帯電話機11の形式も、図示の折り畳み式だけではなく、スライド式、ディスプレイ回転式、ストレート型等のいずれでもよい。
また、本発明の電界通信機能を内蔵した携帯端末としては、このような携帯電話機に限らず、PDAのようなコンピュータを内蔵し、操作部、ディスプレイを装備した携帯情報端末や電界通信専用の携帯端末のいずれをも使用することができる。
図2に示すように、携帯電話機11の内部には、携帯電話通信のための信号処理と諸機能を司る携帯電話部115、電源としての電池116に加えて、電界通信機能を司るトランシーバ117とコンピュータ(マイコン)118が組み込まれていて、電界通信用の信号電極(S)113とグランド電極(G)114はトランシーバ117に接続されている。
さらに、本発明の実施の形態の特徴として、当該携帯電話機11の空間的な動きを検出するためのモーションセンサ120として加速度を検出するGセンサが内蔵され、また電池116からトランシーバ117へ電力を供給するライン上に電源制御部121が設置され、コンピュータ118がモーションセンサ120の信号を入力し、この信号に基づいてトランシーバ117のポーリング機能の起動間隔を制御し、また電源制御部121による電池電源の給電・遮断を制御するようになっている。尚、モーションセンサ120には、この実施の形態にて採用したGセンサ(加速度センサ)に代えて、速度センサや振動センサを採用することもできる。
次に、図3を用いて、本実施の形態の携帯電話機11を電界通信端末として、かつID認証装置として利用し、セキュリティゾーンのドアロック解除を行う場合の電界通信動作について説明する。セキュリティゾーンのドア5の近くの壁に電界通信機能を内蔵した携帯電話機11と電界通信を執り行う相手方の電界通信用トランシーバ6が設置してあり、またコンピュータで構成される制御装置7がこの電界通信用トランシーバ6とLANのようなネットワークにて接続されている。
電界通信用トランシーバ6は、送信すべき情報に基づく電界を電界伝達媒体である生体に誘起させ、この誘起した電界を利用して情報の送受信を行うトランシーバである。尚、携帯電話機11の内部の電界通信用のトランシーバ117もこれと同様の内部構成である。どちらの電界通信用トランシーバも電界通信信号の送受信方式は電気式、光学式、あるいはその他の方式であってもよく、特に限定されるものではない。
図4に示すように、この電界通信用トランシーバ6は、コンピュータで成る制御装置7からの送信データを入出力(I/O)回路601を介して受け取ると、この送信データを送信部602を介して送受信電極603に供給し、該送受信電極603及び絶縁膜604を介して電界伝達媒体Aに電界を誘起させ、この電界を電界伝達媒体Aの他の部位に伝達させる。また、電界伝達媒体Aに誘起されて伝達されてくる電界を絶縁膜604を介して送受信電極603で検出し、この電界の変化に対して信号処理回路606にて増幅、雑音除去などの信号処理を施し、さらに波形整形回路607で波形整形してから、入出力(I/O)回路601を介して制御装置7に出力する。
制御装置7は、信号送信部71、ID照合、セキュリティドア制御、その他の必要な演算制御をあらかじめ登録されているプログラムにしたがって実行する制御部72、正規資格者の電界通信端末それぞれのID番号を保持しているID記憶部73、電界通信のログ、セキュリティドア5の制御ログ等を保持するログ情報記憶部74を備えている。この制御装置7は後述するID照合が成立すればセキュリティドア5のドアロックの解除制御を行う。
図3に示したように、セキュリティゾーンのセキュリティドア5に正規のユーザAが近づいて電界通信用トランシーバ6の電極603の部分にタッチすれば、以下のID照合処理によりセキュリティドア5のドアロックの解除制御が行われる。本実施の形態の電界通信機能内蔵の携帯電話機11がユーザAの着衣のポケットに入れられているものとする。ユーザAが携帯電話機11を閉じた状態にしてあるいは開いた状態にして手に握っていてもよい。
ユーザAが電界通信用トランシーバ6の電極603に接触することにより、電界伝達媒体Aであるユーザの人体及びトランシーバ6を介してID信号を制御装置7に送信する。そして、制御装置7は、ID信号を受信すると記憶装置等に登録されているIDとの照合を実施し、ID照合が成立すればReceived信号を携帯電話機11に送信する。そして、携帯電話機11に内蔵されたトランシーバ117がこのReceived信号を受信してコンピュータ118に転送し、コンピュータ118が受信処理してAction信号を生成し、トランシーバ117と信号電極113を通じて制御装置7に送信する。そして、制御装置7は、Action信号を受信すると、ロック解除の制御信号をセキュリティドア5に送信し、セキュリティドア5はドアロックを解除する。
次に、上記構成の携帯電話機11を放置したり、知らずに落下させて紛失したような場合の電界通信機能の電源制御、ポーリング間隔制御について、図5、図6のフローチャートを用いて説明する。携帯電話機11の電源投入にて、コンピュータ118が本フローチャートの処理を一定周期にて繰り返し起動する。コンピュータ118は、起動時にはポーリング間隔を通常設定として高速に設定し、最初にタイマの計時を開始する(ST11)。この後、タイマに設定されている時間Toutのうちに、モーションセンサ120からモーション検出信号として所定の加速度(携帯電話機11を落下させた時の衝撃加速度に相当する加速度)よりも小さな加速度の加速度信号が何回入力されるかをカウントする(ST12〜ST15)。
そして、モーションセンサ120からタイマ設定期間Tout内の所定の加速度よりも小さな加速度信号の入力回数Nが所定値N1よりも多い場合、ユーザが携帯電話機11を携帯して活発に活動している(例えば、歩行中のように)ものとみなし、ポーリング間隔は高速のままに維持する(ST16,ST17A)。
しかしながら、例えば、デスクワークのようにユーザがあまり移動しない状況では、携帯電話機11のモーションセンサ120は加速度信号を頻繁に出力することはないので、そのような場合には、タイマがカウントアップするまでのモーション検出信号の入力回数Nは少なくなる。そこで、回数NがN2≦N<N1である場合には、電界通信機能の動作をそれほど必要としないものとみなし、ポーリング間隔を低速、つまり、ある回のポーリングから次回のポーリングまでの繰り返し時間間隔を長いものに設定し直す(ST16,ST17B)。これにより、上述したデスクワーク中、業務用のパソコンにて仕事中のように電界通信機能の動作をそれほど必要としない状況では電界通信機能の起動回数を減らして電池電源の消耗を抑制する。
さらに、携帯電話機11を置き忘れたような場合、モーションセンサ120が加速度信号を入力することはまずあり得ない。そして、このような状況では、ユーザにとって電界通信機能を利用することもまたあり得ないのでポーリングの必要はない。そこで、タイマがタイムアップするまでにモーションセンサ120から加速度信号が入力されなくなった場合、つまり、回数N<N2の場合にはポーリング間隔を無限大に再設定することで、次に加速度信号が入力されるまで、電界通信機能のために電源である電池の消耗を極力抑えるためにポーリングを起動しないようにする(ST16,ST17C)。そして、この後、所定時間(例えば、5秒間)を経過するまでに加速度信号が入力されなければ電源を停止する(ST18〜ST20)。
また、ユーザが携帯電話機11を鉄製什器上のような金属物の上に放置したままにすると、電界通信の特性上、その電界が金属面を通じて遠くにまで伝搬し、意図しない電界通信が起こる可能性も否定できないが、そのような場合にも、モーションセンサ120から加速度信号がほとんど入力されなくなるので、ポーリング間隔を無限大に再設定することで、次に加速度信号が入力されるまでポーリングを起動しないようにでき、このような状況では無用な電界通信機能の起動を防止することもできる。そしてこの場合にも、所定時間(例えば、5秒間)を経過するまでに加速度信号が入力されなければ電源を停止する(ST18〜ST20)。
電源を停止した後は、コンピュータ118は携帯電話機11側のディスプレイ部に、例えば、「現在、電界通信機能は停止しています。機能再開のための暗証番号を入力してください。」というような暗証番号入力を促す画面を表示し(ST21)、正規のユーザがあらかじめ登録している暗証番号を操作部から入力しなければ電源制御部121がトランシーバ117の電源供給を再開できないようにしている(ST22,ST23)。
一方、ユーザがカバンに入れたり着衣のポケットに入れたりして携帯している内に気づかずに携帯電話機11を落として紛失してしまう場合もあり得る。そのような場合、悪意のある他者に拾われてもID認証が悪用できないようにすることが望ましい。そこで、本実施の形態の携帯電話機11では、モーションセンサ120にて検出する加速度が、当該携帯電話機11を落下させたときに発生する衝撃加速度相当の所定の加速度よりも大きいか否かを判断し(ST13)、所定の加速度よりも大きい加速度を検出したときには、コンピュータ118は電源制御部121により電池116からトランシーバ117に至る給電経路を開路して電界通信機能をいったん停止させる(ST17D)。
この電源停止の場合にも、コンピュータ118は携帯電話機11側のディスプレイ部に、例えば、「現在、電界通信機能は停止しています。機能再開のための暗証番号を入力してください。」というような暗証番号入力を促す画面を表示し、正規のユーザがあらかじめ登録している暗証番号を操作部から入力しなければ電源制御部121がトランシーバ117の電源供給を再開できないようにしている(ST21〜ST23)。
以上により、本実施の形態の電界通信機能を内蔵した携帯端末によれば、内蔵しているモーションセンサ120の加速度検出信号によって自機の物理的な動きを監視し、動きの大きさや速さに基づいて自機の置かれている状態を想定し、想定した状態に応じてポーリング間隔を調整したり電界通信用の電源を自動的に切ったりすることで、ユーザが当該携帯端末を置き忘れたり、ポケットやカバンから気づかずに落下させて紛失したりしたとき、当該携帯端末を拾った他者が正規ユーザになりすまして電界通信機能を利用することを防止し、また無用に短い間隔でポーリングすることにより電池消耗を早めることを防止し、さらには意図しない電界通信の発生を効果的に防止できる。
尚、本実施の形態において、モーションセンサ120としてGセンサを採用し、加速度信号に基づいて自機の物理的な動きを監視し、動きの大きさや速さに基づいて自機の置かれている状態を想定し、想定した状態に応じてポーリング間隔を調整したり電界通信用の電源を自動的に切ったりするようにしているが、モーションセンサ120としては速度センサや振動センサを採用することも可能である。そして、速度センサを採用した場合には、加速度信号の大小ではなく、速度信号によって自機の物理的な動きを監視し、自機の置かれている状態を想定し、想定した状態に応じてポーリング間隔を調整したり電界通信用の電源を自動的に切ったりするようにすることもできる。また、モーションセンサ120として振動センサを採用した場合には、その振動センサの検出する振動信号の大小にて同様にポーリング間隔を調整し、また電界通信用の電源を自動停止する制御をするようにすることもできる。
<他の実施の形態>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、本発明の実施の形態に対して種々の変形や変更を施すことができる。また、上記の実施の形態では、自動ドアやオートロックドアの開閉にID番号を利用する電界通信技術について例示したが、これに限らず、例えば、プリンタ側に設置されている電界通信電極に携帯端末を携帯しているユーザがタッチすれば、その携帯端末に登録されているID番号にて該当ユーザのドキュメントを指定してプリントアウトする文書印刷システムに適用することもできる。
図1(a),(b)は、本発明の1つの実施の形態の携帯端末としての携帯電話機の折り畳み状態の側面図及び展開状態の側面図。 図2は、上記携帯電話機の回路ブロック図。 図3は、上記実施の形態の携帯端末を使用するセキュリティドアのドアロック解除に利用する使用態様を説明する説明図。 図4は、上記実施の形態の携帯端末と電界通信を行い、セキュリティドアのドアロック解除制御を行うトランシーバ及び制御装置のブロック図。 図5は、上記実施の形態の携帯端末における電界通信機能の電源制御のフローチャートの前半部。 図6は、上記携帯端末における電界通信機能の電源制御のフローチャートの後半部。 図7は、従来の電界通信システムの説明図。
符号の説明
5 セキュリティドア
6 トランシーバ
7 制御装置(コンピュータ)
11 携帯電話機
110 操作部
111 ディスプレイ部
112 ディスプレイ面
113 信号電極
114 グランド電極
115 携帯電話部
116 電池
117 トランシーバ
118 コンピュータ
120 モーションセンサ
121 電源制御部
A ユーザ(電界伝達媒体)

Claims (5)

  1. 携帯端末であって、
    電源としての電池と、
    電界通信機能を司るトランシーバと、
    前記トランシーバの電界通信機能を制御するコンピュータと、
    電界通信用信号電極及びグランド電極と、
    当該携帯端末の空間的な動きを検出するモーションセンサとを備え、
    前記コンピュータは、前記モーションセンサの検出する前記携帯端末の空間的な動きの有無に基づいて前記トランシーバのポーリング間隔を可変に制御することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記モーションセンサは、加速度センサ、速度センサ又は振動センサであることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記コンピュータは、前記モーションセンサの検出する前記携帯端末の空間的な動きの停止が一定時間以上継続した時に、前記ポーリング間隔を無限大にする制御をすることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記コンピュータは、前記モーションセンサの検出する前記携帯端末の空間的な動きが単位時間当たりに所定回数以上あるときに前記トランシーバのポーリング間隔を所定値よりも短くし、前記携帯端末の空間的な動きが単位時間当たりに所定回数よりも少ないときに、前記トランシーバのポーリング間隔を所定値よりも長くすることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  5. 前記コンピュータは、前記加速度センサの検出する加速度が所定値よりも大きいとき、速度センサの検出する速度が所定値よりも大きいときに、又は前記振動センサの検出する振動が所定値よりも大きいときに前記電池から前記トランシーバに電力を供給する電源系統を遮断する制御をすることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
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