JP4614531B2 - Shaker - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工業製品等の被試験体について振動試験を行う為の加振機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、工業製品等の振動試験に使用する加振機としては、例えば図5に示すものがある。この図5に示す様に加振機100は、加振部本体101によりその主要部が構成される。加振部本体101の内部には、上下2段に配設された励磁コイル102,102と、コイル枠103に装着された駆動コイル104を有する振動部105とが備えられている。
【0003】
以下、この加振機100の動作原理を説明する。励磁コイル102,102には、電源(図示せず)から直流電流が給電されており、その周囲に静磁場が生じている。ここで、駆動コイル104に電源(図示せず)から交流電流が給電されると、その交流電流が励磁コイル102,102によって生じる磁場と作用して、支持バネ106にて加振部本体101に拘束された振動部105が上下方向に振動する。これにより、振動部105に載置される被試験体(図示せず)について振動試験が行われる様になっている。
【0004】
次に、この加振機100の振動特性について説明する。図6は、加振機100における振動部105の振動特性を示す図であり、横軸は周波数(振動数)、縦軸は加速度(振動レベル)を示す。この図6に示す様に、振動部105は、周波数がその共振周波数fに達したときに共振して振動レベルが最大となる。ここで、共振周波数fは、コイル枠103の質量及び駆動コイル104の質量を含めた等価質量mと、これらコイル枠103及び駆動コイル104の間のバネ定数kとで決まり、次の式(1)で表される。
【数1】
【0005】
尚、等価質量mは、コイル枠103の質量をma、駆動コイル104の質量をmbとすると、次の式(2)で表される。
【数2】
【0006】
一方、図6に示す様に、共振周波数fを若干越える周波数fb以上の高周波領域では、振動部105の振動レベルが所定の値以下となる。そこで、加振機100で試験可能な最大周波数をfbと設定している。
【0007】
ところで、工業製品の信頼性確保などの理由から、より高周波領域での振動試験を実施するための試みが従来よりなされている。これを実現するためには、振動部105の共振周波数fをより高周波領域に引上げる必要があり、具体的には、式(1)及び式(2)に示す関係に従って、コイル枠103の質量及び駆動コイル104の質量を小さくするか、又はこれらコイル枠103及び駆動コイル104の間のバネ定数kを大きくするといった試みがなされていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コイル枠103の質量及び駆動コイル104の質量を小さくするならば、加振機100の安定性及び剛性が低下し、一方、コイル枠103及び駆動コイル104の間のバネ定数kを大きくすることには物理的限界があるため、高周波領域での試験が可能な加振機の設計は非常に困難なのが現状である。
【0009】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、最大周波数を容易に引上げることの出来る加振機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の目的を達成すべく次の様な特徴を備える。尚、以下には発明特定事項に対応する実施の形態の構成を、図面参照符号を付して括弧書きにて記す。
【0013】
請求項1記載の発明は、
コイル(例えば、図1に示す駆動コイル104)及び該コイルを装着する為のコイル枠(103)を備えた振動部(2)と、該振動部を加振する加振手段(例えば、図1に示す励磁コイル102,102)と、を具備する加振機(1)において、
前記振動部は、
前記コイル枠に取り付けられる座体(21)と、
前記座体に一部のみを拘束され、前記加振手段による加振時には、前記座体に拘束されない部分が自重により撓み得る少なくとも一つの蓋体(22)と、を備え、
前記加振手段により前記振動部を加振させた場合に、
前記蓋体における、前記座体に拘束されない部分の質量と、当該蓋体の撓みに起因するバネ定数と、により決まる第1の共振周波数、及び
前記蓋体、前記座体、前記コイル枠、及び前記コイルの等価質量と、前記コイルと前記コイル枠との間のバネ定数と、により決まる第2の共振周波数、
の少なくとも2つの共振周波数を有することを特徴としている。
【0014】
ここで、前記等価質量Mは、前記蓋体の質量をM1、前記座体の質量をM2、前記コイル枠の質量をM3、前記コイルの質量をM4とすると、次の式(3)で表される。
【数3】
【0015】
請求項1記載の発明において、振動部は、コイルと、そのコイルを装着する為のコイル枠と、そのコイル枠に取り付けられる座体と、その座体に一部のみを拘束される少なくとも一つの蓋体とを備える。加振手段は、この振動部を加振するが、このとき蓋体における座体に拘束されない部分が自重により撓むので、蓋体において1つの振動系が構成される。その振動系の共振周波数、即ち第1の共振周波数は、蓋体における座体に拘束されない部分の質量と、蓋体の撓みに起因するバネ定数とにより決まる。
【0016】
また、非剛体である前記コイルと剛体である前記コイル枠との間は、あたかもバネが設けられている様な構造となっているので、広い観点でみると、蓋体と座体とコイル枠とコイルとにおいてもう一つの振動系が構成される。その振動系の共振周波数、即ち第2の共振周波数は、蓋体、座体、コイル枠、及びコイルの等価質量Mと、コイルとコイル枠との間のバネ定数とにより決まる。
【0017】
従って、振動部は第1の共振周波数と第2の共振周波数の少なくとも2つの共振周波数を有することとなる。これにより、振動部を加振する過程で、第2の共振周波数における最初の共振が終了した後に再び第1の共振周波数における共振をむかえることとなり、最初の共振が終了した後に振動部の振動レベルが低下するのを回避出来るので、最大周波数を確実かつ容易に引上げることが出来る。
【0018】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の加振機において、
前記蓋体(22)は、平面円形を成す板状のものであって、平面視において半径方向周端部が前記座体(21)に均等に支持され、且つ半径方向周端部の一部のみが前記座体に固着されるものであることを特徴とする。
【0019】
請求項2記載の発明によれば、平面円形をなす板状の蓋体は、平面視において半径方向周端部の一部のみが座体に固着されるが、この周端部が座体に均等に支持されているので、加振手段による振動時においても蓋体の撓みに起因して蓋体と座体との固着部分に生じる応力集中を低減出来ると共に、振動部の剛性を確保出来る。また、蓋体が座体に均等に支持されるので、振動部の安定性を確保出来る。
【0020】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の加振機において、
前記座体(21)は、凹部(21a)を有し、前記蓋体(22)は当該凹部を閉塞する様に取り付けられていることを特徴とする。
【0021】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加え、蓋体が座体の凹部を閉塞する様に取り付けられており、蓋体と座体との間には中空部分が形成されるので、その分だけ振動部全体としての質量を軽量化出来る。従って、剛性及び安定性を確保しつつ、共振周波数を引上げることが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図4を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。先ず図1は、本発明に係る加振機1の主要部構成を示す縦断面概略図である。この加振機1は、振動部2、加振部本体101、一対の励磁コイル102,102、コイル枠103に装着された駆動コイル104、及び支持バネ106から略構成されている。
【0023】
尚、図1に示す加振機1おいて、図4と同じ符号を付した各部は、図4に示す加振機100の構成要素と同様である為それらについての詳細な説明は省略する。
【0024】
本発明に係る加振機1は、振動部2を、凹部21aを有する座体21と、該座体21の凹部21aを閉塞する蓋体22と、を備えて構成した点を最大の特徴としている。座体21は、アルミ等からなる円柱状の金属の内部をくりぬいて形成されたものである。蓋体22は、平面視において円形状を成す板状のものである。また、この蓋体22は、高炭素鋼等の金属から成るものであり、当該振動部2の振動時には、微小ではあるが撓む様になっている。
【0025】
また、図1に示す如く蓋体22は、その周縁部が座体21によって均等に支持されており、且つその周縁部の一部のみが複数のテーブルインサート23…によって座体21に固着されている。かくして、振動部2の内部には、円柱状の中空部分が形成されている。
【0026】
尚、テーブルインサート23…は、図2に示す如く蓋体22の上面周縁部に均等間隔で配置されている。これらテーブルインサート23…は、上述の様に座体21と蓋体22とを固着する為のものであるが、更にその頭部には、被試験体を取り付ける為の螺子溝23aが形成されている。
【0027】
図3は、被試験体の取付態様を示す図である。図3において、符号30は被試験体、符号31は治具、符号32はボルトを表している。被試験体30は、振動試験の対象となるものであり、例えば工業製品としてのプリント基板や小型電子機器等がこれに相当する。治具31には、種々の形状を有する被試験体30が直接固定される様になっている。また、この治具31には、ボルト32が貫通し得る貫通孔が設けられている。
【0028】
被試験体30を振動部2に取り付ける際は、治具31の貫通孔にボルト32を貫通させ、貫通させたボルト32をテーブルインサート23の頭部に形成された螺子溝23aに螺合させる。この様にして、治具31に直接固定される被試験体30を、振動部2に取り付けることが出来る。
【0029】
次に、振動部2の振動態様について説明する。振動部2は、支持バネ106を介して上下方向に振動するわけであるが、このとき、蓋体22におけるテーブルインサート23…で拘束されない中央部分は、自重による慣性力で振動方向に微小ではあるが撓む。
【0030】
従って、振動部2の振動時には、蓋体22において1つの振動系が構成され、振動部2の振動周波数が一定の値に達すると、当該蓋体22が共振する。この共振周波数(以下、「fx」と表記する。)は、蓋体22の一部(テーブルインサート23…で拘束されない中央部分)の質量m1と、蓋体22の撓みに起因するバネ定数k1とで決まり、次の式(4)で表される。
【数4】
【0031】
また、非剛体の駆動コイル104は、剛体のコイル枠103に装着されているので、これら駆動コイル104とコイル枠103とを合わせたものは剛体を構成するものではない。一方、座体21と蓋体22とコイル枠103とは固着されており、これらにおいて剛体が構成されている。
【0032】
従って、広い観点でみると、座体21、蓋体22、コイル枠103、及び駆動コイル104において、もう一つの振動系が構成されている。そして、振動部2の振動周波数が一定の値に達すると駆動コイル104が共振する。この共振周波数(以下、「fy」と表記する。)は、座体21、蓋体22、コイル枠103、及び駆動コイル104の等価質量Mと、コイル枠103と駆動コイル104間のバネ定数k2とで決まり、次の式(5)で表される。
【数5】
【0033】
ここで、等価質量Mは、蓋体22の質量(全質量)をM1、座体21の質量をM2、コイル枠103の質量をM3、駆動コイル104の質量をM4とすると、次の式(6)で表される。
【数6】
【0034】
従って、当該加振機1は、振動時には、2つの共振周波数fx及びfyを有することとなる。以下、加振機1の振動特性について説明する。図4は、加振機1における振動部2の振動特性を示す。図4において、横軸は周波数(振動数)、縦軸は加速度(振動レベル)を示している。上述の様に、当該加振機1は、2つの共振周波数fx及びfyを有するので、周波数がそれらfx及びfyに達したとき蓋体22又は駆動コイル104が共振して振動レベルが著しく増大する。
【0035】
尚、振動部2は、式(4)、式(5)、及び式(6)に従って、2つの共振周波数fxとfyとが適度に近隣する様に設計するのが好ましい。この様にすれば、図4に示す様に、共振周波数fyにおける最初の共振を経た後も、共振周波数fxにおける次の共振までは、振動レベルが所定の値を下回ることを回避出来る。
【0036】
一方、図4に示す様に、共振周波数fxを若干越える周波数fmax以上の高周波領域では、振動部2の振動レベルが所定の値以下となる。従って、当該加振機1で試験可能な最大周波数をfmaxに予め設定しておくとよい。
【0037】
以上説明した様に、本実施の形態における加振機1によれば、2つの共振周波数を有するので、周波数が上昇する過程で振動部2は、最初の共振が終了した後に、再び共振をむかえる。これにより、最初の共振が終了した直後に振動部2の振動レベルが所定の値を下回るのを回避出来る。従って、加振機2で試験可能な最大周波数を実質的に引上げることが出来る。即ち、振動部2を上記の様に構成するだけで、加振機1の最大周波数を容易に引上げることが出来る。
【0038】
また、蓋体22は、平面視において半径方向周端部の一部のみがテーブルインサート23…にて座体21に固着されるが、この周端部が座体21に均等に支持されているので、振動時においても蓋体22の撓みに起因して蓋体22と座体21との固着部分に生じる応力集中を低減出来ると共に、振動部2の剛性を確保出来る。また、蓋体22が座体21に均等に支持されるので、振動部2の安定性を確保出来る。
【0039】
更に、蓋体22が座体21の凹部21aを塞ぐように取り付けられており、蓋体22と座体21との間には中空部分が形成されるので、その分だけ振動部2全体としての質量を軽量化出来る。従って、剛性及び安定性を確保しつつ、共振周波数を引上げることが出来る。
【0040】
更に、本実施の形態における加振機1は、図5に示すような周知の一般的な加振機の振動部に相当する部分のみを設計変更するだけで構成出来る。従って、当該加振機1は比較的容易に実現出来る。
【0041】
尚、本実施の形態における記述内容は、本発明を適用した加振機の好適な一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
【0042】
例えば、振動部2は共振周波数を2つ有する構成としたが、振動部2に複数の蓋体22を同時に備えることで、2つ以上の共振周波数を有する加振機を構成することも出来る。
【0043】
また、振動部2は、質量やバネ定数が異なる複数の蓋体22を、座体21に適宜取替え得る様に構成してもよい。その様にすれば、様々な条件の振動試験を容易に実施出来る。一方、振動部2の蓋体22と座体21とを一体的に形成してもよい。この場合は、振動部2の構成を簡素化出来る。
【0044】
更に、加振機1は、振動部2の中空部分の気圧を調節する機構を備る様にしてもよい。その場合は蓋体22のバネ定数k1を可変に出来る。更に、中空部分に弾性体などを充填してもよい。
【0045】
更に、振動部2の加振方法は特に限定されない。例えば、励磁コイル102,102を永久磁石で代用してもよい。また、ポンプ等の周知の圧力調節手段を採用し、気圧や油圧により振動部2を加振する様にしてもよい。
【0046】
その他、ボルト32やテーブルインサート23の数量といった加振機1の細部構成、及び動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜に変更可能であることは勿論である。
【0048】
請求項1記載の発明によれば、振動部を加振する過程で、第2の共振周波数における最初の共振が終了した後に再び第1の共振周波数における共振をむかえることとなり、最初の共振が終了した後に振動部の振動レベルが低下するのを阻止出来るので、最大周波数を確実かつ容易に引上げることが出来る。
【0049】
請求項2記載の発明によれば、蓋体が座体に均等に支持されるので、加振手段による振動時においても蓋体の撓みに起因して蓋体と座体との固着部分に生じる応力集中を低減出来ると共に、振動部の剛性を確保出来る。また、振動部の安定性も確保出来る。
【0050】
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明による効果に加え、蓋体と座体との間には中空部分が形成されるので、その分だけ振動部全体としての質量を軽量化出来る。従って、剛性及び安定性を確保したまま、共振周波数を引上げることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態による加振機を示す縦断面概略図。
【図2】実施の形態による加振機の平面概略図。
【図3】被試験体の加振機への取付態様を示す図。
【図4】実施の形態による加振機の周波数特性を示す図。
【図5】従来技術に係る加振機の縦断概略図。
【図6】従来技術に係る加振機の周波数特性を示す図。
【符号の説明】
1 加振機
2 振動部
21 座体
21a 凹部
22 蓋体
23 テーブルインサート
23a 螺子溝
30 被試験体
31 治具
32 ボルト
100 加振機
101 加振部本体
102 励磁コイル
103 コイル枠
104 駆動コイル
105 振動部
106 支持バネ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a vibration exciter for performing a vibration test on a test object such as an industrial product.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a vibration exciter used for a vibration test of an industrial product or the like, for example, there is one shown in FIG. As shown in FIG. 5, the main part of the
[0003]
Hereinafter, the operation principle of the vibration exciter 100 will be described. A direct current is supplied to the
[0004]
Next, the vibration characteristics of the
[Expression 1]
[0005]
The equivalent mass m is expressed by the following equation (2), where ma is the mass of the
[Expression 2]
[0006]
On the other hand, as shown in FIG. 6, the vibration level of the
[0007]
By the way, for the reason of ensuring the reliability of industrial products and the like, attempts have been made to perform a vibration test in a higher frequency region. In order to realize this, it is necessary to raise the resonance frequency f of the vibrating
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, if the mass of the
[0009]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is to provide a vibration exciter capable of easily raising the maximum frequency.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has the following features to achieve the above object. In the following, the configuration of the embodiment corresponding to the invention-specific matters is given in parentheses with reference numerals attached to the drawings.
[0013]
The invention described in
A vibrating part (2) having a coil (for example, the
The vibrating part is
A seat (21) attached to the coil frame;
At least one lid body (22) that is restrained only partly by the seat body and that is not restrained by the seat body when being vibrated by the vibration means, can be bent by its own weight,
When the vibration unit is vibrated by the vibration means,
A first resonance frequency determined by a mass of a portion of the lid that is not constrained by the seat and a spring constant caused by the deflection of the lid, and the lid, the seat, the coil frame, and A second resonance frequency determined by an equivalent mass of the coil and a spring constant between the coil and the coil frame;
It is characterized by having at least two resonance frequencies.
[0014]
Here, the equivalent mass M is expressed by the following equation (3), where M1 is the mass of the lid, M2 is the mass of the seat, M3 is the mass of the coil frame, and M4 is the mass of the coil. Is done.
[Equation 3]
[0015]
In the first aspect of the present invention, the vibration unit includes a coil, a coil frame for mounting the coil, a seat attached to the coil frame, and at least one part of which is restricted by the seat. And a lid. The vibrating means vibrates the vibrating portion. At this time, a portion of the lid that is not restrained by the seat is bent by its own weight, so that one vibration system is formed in the lid. The resonance frequency of the vibration system, that is, the first resonance frequency is determined by the mass of the portion of the lid that is not restrained by the seat and the spring constant caused by the deflection of the lid.
[0016]
In addition, since the structure is as if a spring is provided between the coil that is a non-rigid body and the coil frame that is a rigid body, from a wide viewpoint, the lid, the seat, and the coil frame And another coil constitute a vibration system. The resonance frequency of the vibration system, that is, the second resonance frequency is determined by the lid, the seat, the coil frame, and the equivalent mass M of the coil and the spring constant between the coil and the coil frame.
[0017]
Therefore, the vibration part has at least two resonance frequencies, the first resonance frequency and the second resonance frequency. Thus, in the process of exciting the vibration part, the resonance at the first resonance frequency is changed again after the first resonance at the second resonance frequency is finished, and the vibration level of the vibration part after the first resonance is finished. Therefore, the maximum frequency can be reliably and easily raised.
[0018]
The invention described in
The lid body (22) is a plate-like plate having a flat circular shape, and a radial circumferential end portion thereof is evenly supported by the seat body (21) in a plan view, and a part of the radial circumferential end portion. Only is fixed to the seat body.
[0019]
According to the second aspect of the present invention, the plate-like lid having a flat circular shape is fixed to the seat body only in a part in the radial peripheral end in plan view. Since it is supported evenly, it is possible to reduce the stress concentration generated in the fixing portion between the lid and the seat due to the bending of the lid even during vibration by the vibration means, and to ensure the rigidity of the vibration part. Further, since the lid body is evenly supported by the seat body, the stability of the vibration part can be ensured.
[0020]
The invention described in claim 3 is the vibrator according to
The seat (21) has a recess (21a), and the lid (22) is attached so as to close the recess.
[0021]
According to the invention described in claim 3 , in addition to the effect of the invention described in
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to FIGS. First, FIG. 1 is a schematic vertical cross-sectional view showing a main part configuration of a
[0023]
In addition, in the
[0024]
The
[0025]
Further, as shown in FIG. 1, the periphery of the
[0026]
The table inserts 23 are arranged at equal intervals on the peripheral edge of the upper surface of the
[0027]
FIG. 3 is a view showing an attachment mode of the DUT. In FIG. 3, reference numeral 30 represents a device under test, reference numeral 31 represents a jig, and
[0028]
When attaching the DUT 30 to the
[0029]
Next, the vibration mode of the
[0030]
Therefore, when the
[Expression 4]
[0031]
Further, since the
[0032]
Therefore, from a broad viewpoint, the
[Equation 5]
[0033]
Here, the equivalent mass M is expressed by the following equation (M1), where the mass (total mass) of the
[Formula 6]
[0034]
Therefore, the
[0035]
Note that the
[0036]
On the other hand, as shown in FIG. 4, in the high frequency region of the frequency fmax that is slightly higher than the resonance frequency fx, the vibration level of the
[0037]
As described above, according to the
[0038]
Further, the
[0039]
Further, the
[0040]
Furthermore, the
[0041]
In addition, the description content in this Embodiment is a suitable example of the vibrator to which this invention is applied, and this invention is not limited to this.
[0042]
For example, although the
[0043]
The vibrating
[0044]
Further, the
[0045]
Furthermore, the vibration method of the
[0046]
In addition, it is needless to say that the detailed configuration and operation of the
[0048]
According to the first aspect of the present invention, in the process of exciting the vibration section, after the first resonance at the second resonance frequency is completed, the resonance at the first resonance frequency is changed again, and the first resonance is completed. Therefore, it is possible to prevent the vibration level of the vibration part from being lowered, so that the maximum frequency can be reliably and easily raised.
[0049]
According to the second aspect of the present invention, since the lid body is evenly supported by the seat body, the lid body and the seat body are caused to bend due to the deflection of the lid body even during vibration by the vibration means. The stress concentration can be reduced and the rigidity of the vibration part can be secured. Moreover, the stability of the vibration part can be ensured.
[0050]
According to the invention described in claim 3 , in addition to the effect of the invention described in
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic longitudinal sectional view showing a vibration exciter according to an embodiment.
FIG. 2 is a schematic plan view of the vibrator according to the embodiment.
FIG. 3 is a view showing a manner in which the device under test is attached to a vibration exciter.
FIG. 4 is a diagram showing frequency characteristics of the vibrator according to the embodiment.
FIG. 5 is a longitudinal schematic view of a vibrator according to the prior art.
FIG. 6 is a diagram illustrating frequency characteristics of a vibration exciter according to a conventional technique.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記振動部は、
前記コイル枠に取り付けられる座体と、
前記座体に一部のみを拘束され、前記加振手段による加振時には、前記座体に拘束されない部分が自重により撓み得る少なくとも一つの蓋体と、を備え、
前記加振手段により前記振動部を加振させた場合に、
前記蓋体における、前記座体に拘束されない部分の質量と、当該蓋体の撓みに起因するバネ定数と、により決まる第1の共振周波数、及び
前記蓋体、前記座体、前記コイル枠、及び前記コイルの等価質量と、前記コイルと前記コイル枠との間のバネ定数と、により決まる第2の共振周波数、
の少なくとも2つの共振周波数を有することを特徴とする加振機。In a vibration exciter comprising: a vibration part including a coil and a coil frame for mounting the coil; and a vibration means for vibrating the vibration part.
The vibrating part is
A seat attached to the coil frame;
At least one lid body that is restrained only partly by the seat body and that can be deflected by its own weight when being vibrated by the vibration means,
When the vibration unit is vibrated by the vibration means,
A first resonance frequency determined by a mass of a portion of the lid that is not constrained by the seat and a spring constant caused by the deflection of the lid, and the lid, the seat, the coil frame, and A second resonance frequency determined by an equivalent mass of the coil and a spring constant between the coil and the coil frame;
A vibration exciter having at least two resonance frequencies.
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