JP4613183B2 - 指標値算出装置、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、指標値算出装置およびプログラムに関する。
コンピュータ上で動作するシステムを構築する際に、そのシステムを動作させる適切なコンピュータ、ハードウェアを選定することは、効率良く、安全なシステムを構築するために重要である。
従来、ハードウェア性能を評価するために、同一のプログラムを異なるアーキテクチャ、ハードウェアで動作させることで、ハードウェアの性能を測るベンチマークプログラムが開発されてきた。今日では、このようなベンチマークプログラムを用いてハードウェアの性能評価を測定した結果であるベンチマーク値が、サーバ性能の指標値としてハードウェア毎に公表されている場合がある。
例えば、システム更改時に、このようなベンチマーク値を用いてサーバ選定を行うことは一般に行われている。
図1の従来手法に示されるように、従来技術によるシステム更改時のサーバ選定では、まず、稼動中のシステムの業務量を実測し、任意のハードウェア、OS(Operating System)、ミドルウェア上で動作するプロトタイプアプリケーションに、算出した業務量の業務を処理させ、その処理性能実測値に基づいて指標値(例えば、SPECintなど)を算出する。サーバ選定者は、性能の実測を行った上記OSとミドルウェアとを利用することを前提として、業務量の増加を考慮した業務性能要件と、算出された指標値とに基づいて、適応するベンチマーク結果を有するサーバを選定している。
例えば、特許文献1では、ユーザからの業務実行要求頻度(業務量)の実績から、コンピュータ機種ごとに適応可能なトランザクション数を算出し、さらに各パラメータを変動させて算出した複数の適応可能トランザクション数を用いてグラフを生成し、このグラフをハードウェア構成の参考資料とする方法が提案されている。
また、稼動中のシステムの更改時にこのようなハードウェアを選定する場合において、一定の業務処理データを入力して動作させ、計測された対象システムのコンピュータ負荷値と、対象システムの稼動業務量データの実績から算出するコンピュータ負荷値との比較に基づいて予測増加業務量を算出し、この予測増加業務量に基づいた更改後のコンピュータ負荷値を算出し、負荷値と用途ごとに最適なコンピュータ機種が対応付けられた換算テーブルを参照して、最適なハードウェアを選定する方法が提案されている(特許文献2参照)。
特開2000−172537号公報 特開2006−155137号公報
しかしながら、このような指標値はシステム全体としてのサーバ性能要件を満たすといえるが、近年用いられるシステムは、信頼性、可用性、保守性、保全性、安全性などを考慮して、機能ごとに階層化(例えば3層構造化)されたシステム構成をとる場合が多い。すなわち、例えば3層構造である場合はWEBサーバ、AP(アプリケーション)サーバ、DB(データベース)サーバごとに負荷が異なる構成となっている。このような場合、システム更改要件によっては、例えば、WEBサーバへの業務量は増えるが、APサーバへの業務量は変わらないような場合も多い。しかし、従来技術によるサーバ選定では、一定の業務量に基づいてシステム全体としてのハードウェア選定を行うものであるため、例えばサーバ性能を上げる必要のないAPサーバも性能を上げたものに変更する場合があった。
このように、システムの稼動のために必要な本来のサーバ性能を超えた、オーバスペックなサーバマシンが選定されており、システム更改時に過剰な費用を必要とさせることがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、システムを稼動させるための最適なサーバ装置を選定するための指標値算出装置を提供する。
上述した課題を解決するために、本発明は、処理用途の分類である適用種別ごとに公開されるサーバ装置の公開指標値と、予め定められる負荷条件にて適用種別ごとにサーバ装置が処理する第1の業務量とを性能評価情報として入力する性能評価入力手段と、性能評価入力手段が入力する複数の性能評価情報の線形的な特性を換算倍率として算出する算出手段と、負荷条件にて要求される要件業務量を入力する要件業務量入力手段と、算出手段が算出する換算倍率と、要件業務量とに基づいて、適用種別ごとの選定指標値を算出する指標値算出手段とを備えることを特徴とする指標値算出装置である。
本発明は、負荷条件にてサーバ装置が処理する業務量である第1の実測業務量と、当該第1の実測業務量を測定した際のサーバ装置の第1の負荷状況と、サーバ装置が備える処理資源を効率的に利用するように調整されたサーバ装置が負荷条件にて処理する業務量である第2の実測業務量と、当該第2の実測業務量を測定した際の第2の負荷状況とを入力する実測値入力手段と、第1の実測業務量と、第1の負荷状況と、第2の実測業務量と、第2の負荷状況とに基づいて、サーバ装置が理論的に処理可能な業務量を算出して第1の業務量とする理論限界値算出手段と、をさらに備えることを特徴とする上述の指標値算出装置である。
本発明は、算出手段は、線形的な特性を、公開指標値と第1の業務量とを二次元空間に配し、最小二乗法を適用することにより得られる回帰直線の傾きとして算出することを特徴とする上述の指標値算出装置である。
本発明は、コンピュータに、性能評価入力手段が、処理用途の分類である適用種別ごとに公開されるサーバ装置の公開指標値と、予め定められる負荷条件にて適用種別ごとにサーバ装置が処理する第1の業務量とを性能評価情報として入力するステップと、算出手段が、性能評価入力手段が入力する複数の性能評価情報の線形的な特性を換算倍率として算出するステップと、要件業務量入力手段が、負荷条件にて要求される要件業務量を入力するステップと、算出手段が算出する換算倍率と、要件業務量とに基づいて、適用種別ごとの選定指標値を算出するステップとを実行させるためのプログラムである。
以上説明したように、本発明によれば、適用種別ごとにサーバ装置の選定指標値を算出するようにしたので、要件業務量に応じた最適なサーバ装置を選定するための指標値算出装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の実施形態の全体像を説明する。図1に示される新手法は、本発明の実施形態によるサーバ選定を行う概念を示す図である。本実施形態では、サーバ選定者が、稼動中のシステム(以下、稼働中システム)に対する更改後のシステム(以下、更改システム)の業務要件から、WEBサーバと、APサーバと、DBサーバとの各サーバ装置に更改システムにて要求される処理量を、要件業務量として算出し確定する。要件業務量は、WEBサーバとAPサーバとDBサーバとのいずれにも影響するため、これを全体指標と考える。
そして、サーバ選定者は、稼動中システムにて、一定の負荷条件でシステムを動作させた場合の各サーバ装置の処理業務量と負荷状況とを測定する。ここで、各サーバ装置が処理可能な業務量を、個別指標と考える。本実施形態による指標値算出装置100は、上記処理業務量と負荷状況と、各サーバ装置に対応して公開された公開指標値とに基づいて、個別指標の換算倍率を算出する。指標値算出装置100は、要件業務量と個別指標の換算倍率とに基づいて、サーバを選定するための選定指標値を算出するものである。
このように、本実施形態による指標値算出装置100は、要件業務量(全体指標)と、WEBサーバに関する個別指標およびAPサーバに関する個別指標およびDBサーバに関する個別指標とに基づいた選定指標値を算出することによって、階層化されたハードウェア構成における各サーバ装置の適切な性能指標値を算出する。
図2は、本実施形態による指標値算出装置100の構成を示すブロック図である。
指標値算出装置100は、制御部110と、入力部120と、出力部130とを備えている。
入力部120は、サーバ選定者が情報を入力するキーボードやマウスなどの入力デバイスと、例えば、WEB性能値入力部121と、AP性能値入力部122と、DB性能値入力部123との性能値入力部と、要件業務量入力部124とを備えている。
このように、入力部120には、WEBサーバと、APサーバと、DBサーバとの適用種別ごとに、性能値入力部が備えられる。適用種別は、システム構成やハードウェア構成などによりその用途が分類される種別であり、ここでは、適用種別をWEBサーバと、APサーバと、DBサーバの3種として説明する。なお、システム構成やハードウェア構成によっては、2種以下のサーバを適用種別としても良いし、4種以上のサーバを適用種別としても良い。
WEB性能値入力部121は、WEBサーバの性能値を入力する。WEBサーバの性能値とは、例えば、性能の計測対象である計測対象サーバ装置に対応して公開されたベンチマーク値などの公開指標値と、特定の負荷条件でこの計測対象サーバ装置が例えば1秒間に処理可能な業務量の実測値と、その特定の負荷条件で計測対象サーバ装置が処理を行った際の負荷状況などの情報である。
ここで、公開指標値とは、例えば、図4に示すような公開されたベンチマーク値であり、特定のサーバ装置に対応して公開される複数の公開指標値のうちいずれの公開指標値を用いるかについては、以下の点に留意する。
まず、第1の留意点は、3層モデル(WEB、AP、DB)の各層のサーバ用途に適した指標値であることとする。第2の留意点は、単体処理の性能ではなく、並列処理の性能(単位時間当たりの処理量)を評価する指標であることとする。第3の留意点は、ベンチマークソフトウェア、およびベンチマーク値の入手が容易であることとする。
上記3点の留意点を考慮し、例えば本実施形態では、WEBサーバの指標値としてSPECwebを、APサーバの指標値としてはSPECjbbを、DBサーバの指標値としてはTPC−Cを、それぞれ指標値とする。
また、特定の負荷条件とは、例えば、図5に示されるように、負荷シナリオ条件と負荷データ条件との複合条件の情報であり、システムを稼動させる際の各種条件である。負荷シナリオ条件は、各サーバに対して行われる処理要求に関する条件である。例えば、SO(サービスオーダ)リクエストの処理要求であれば、仮想端末数、業務種別割合、SO種別割合、業務毎のSO数、画面遷移定義、などの条件である。
上記仮想端末数は、SOリクエストを送信してくる端末の数である。業務種別割合は、個別のSOリクエストと、複数件の処理要求を一括して送信するSOリクエストとの割合である。SO種別割合は、データの新規登録を要求するSOリクエストと既にあるデータの更新登録を要求するSOリクエストとの割合である。業務毎のSO数とは、個別入力のひとつのSOリクエストに含まれる処理要求の件数であり、例えば、個別入力と一括入力との場合の処理件数の条件である。画面遷移定義とは、計測対象であるシステムが画面表示を伴って処理を行うシステムである場合、どのような工程の画面遷移を行うかの条件である。
上記負荷データ条件とは、計測対象システムにおけるDBサーバが保持するデータに関する条件であり、例えば、DBサーバが予め記憶する情報件数に関する条件である。
上述の負荷状況とは、サーバ装置が備える各部の稼働状況であり、例えば、いわゆるCPU(Central Processing Unit)の使用率や、メモリの使用量や、ネットワークの通信容量などの数値情報で示される情報である。本実施形態では、特にCPU使用率を負荷状況として説明する。
SOリクエストの処理とは、例えば図6に示されるように行われる。
すなわち、複数件のSOリクエストが記録されたファイルによる処理要求(図6のパターン(1))と、1件ずつのSOリクエストが端末からの個別の処理要求(図6のパターン(2))とが、処理サーバに送信される。処理サーバは処理要求されたSOリクエストを受け付ける。受け付けたSOリクエスト情報は、外部のデータベース400に保存される。処理サーバは、SOリクエストに従って処理を行い、処理結果を外部のデータベース500に保存させた後、SOリクエストの要求元に処理結果を送信する。
AP性能値入力部122は、WEBサーバと同様の負荷条件にて計測されたAPサーバの性能値を入力する。
DB性能値入力部123は、WEBサーバとAPサーバと同様の負荷条件にて計測されたDBサーバの性能値を入力する。
要件業務量入力部124は、更改システムでのサーバ装置が処理する業務量の要件である要件業務量を入力する。
制御部110は、指標値算出装置100の主制御部であり、理論限界算出部111と、換算倍率算出部112と、指標値算出部113とを備えている。
理論限界算出部111は、性能値入力部から入力される業務量実測値と負荷状況とに基づいて、図7に示すように理論限界値を算出する。すなわち、サーバ選定者は、一定の負荷状況でのサーバ装置に処理可能な業務量と、負荷状況とを計測する(図7のグラフ中の点Q)。そして、サーバ選定者は、サーバ装置のチューニングを行う。チューニングとは、OS、ミドルウェア、アプリケーションについてボトルネックを求め、サーバ性能を最大限活かす調整作業である。
例えば、アプリケーションからデータベースへのアクセスにおいて、アプリケーション側で用意した接続プールの数を超えたデータベースへの接続要求が発生しており、複数の処理スレッドがデータベース接続の取得待ちとなっていることがボトルネックとして判明すれば、CPUがリソース待ちの状態となって性能を発揮できていないので、アプリケーションに接続プールの数を増やす設定をすることによって、CPUの使用率を上げるように調整する。また、例えば、APサーバからDBサーバへの処理要求が断続的に大量に送信されていることによるネットワーク遅延がボトルネックとして判明すれば、APサーバが複数の処理要求を一括して送信し、一括された処理要求をDBサーバが分解して処理するようなシステム改変を行ってネットワーク越しの処理要求の頻度を下げ、通信時間を減らすように調整する。
そして、サーバ装置のチューニング後、さらに上記負荷状況でのサーバ装置に処理可能な業務量と、負荷状況とを計測する(図7のグラフ中の点R)。理論限界算出部111は、入力される業務量実測値と負荷状況とから、例えば、負荷状況であるCPU使用率が100%となる場合の業務量を理論限界値として算出する(図7のグラフ中の点P)。
換算倍率算出部112は、図8に示すように、性能値入力部から入力される複数のサーバ装置の公開指標値と、理論限界値とに基づいて、その線形的な特性を、最小二乗法を用いて回帰直線として求め、その回帰直線の傾きを換算倍率として算出する。
指標値算出部113は、図9に示すように、要件業務量入力部124から入力される要件業務量と、上記算出された換算倍率との積を、選定指標値として算出する。
出力部130は、算出された選定指標値を出力する。出力部130は、例えばディスプレイなどの表示部として選定指標値を表示しても良いし、プリンタなどの印刷部として紙などの選定指標値を印字して出力する構成としても良い。
次に、図3を参照して、本発明による指標値算出装置100が、選定指標値を算出する動作例を説明する。
サーバ選定者は、選定指標値を算出する適用種別と、適用種別のそれぞれについて用いる公開指標値(公開ベンチマーク値)を決定する。適用種別は、例えばWEB、AP、DBの3種であり、サーバ選定者は、この3種それぞれについて、サーバ装置に対応する選定指標値を算出する処理を指標値算出装置100に行わせる(ステップS100)。図10には、サンプルのサーバ装置として、A社製品から機種AA、B社製品から機種BB、C社製品から機種CCの計3台を用いた例が示されている。図10の(a)には、メーカ3社(A社、B社、C社)のサーバ装置についての公開指標値が、適用種別ごとに示されている。
サーバ選定者は、例えば、稼動中システムで利用している各サーバ装置をサンプルのサーバ装置として、一定の負荷条件での業務量を測定する。また、この際、サーバ装置の負荷状況をも測定する。この際、少なくとも3種以上のサーバ装置について業務量と負荷状況とを測定することが望ましい。図10の(b)は、業務量と負荷状況とを測定した例である。サーバ選定者は、すべてのサンプル装置について理論限界値を算出する処理を指標値算出装置100に行わせる(ステップS110)。
サーバ選定者は、一定の負荷条件で、機種AAについて測定した業務量と負荷状況をWEB性能値入力部121に入力する(ステップS120)。そして、サーバ選定者は、機種AAのチューニングを行い、チューニング後の機種AAについて測定した業務量と負荷状況とをWEB性能値入力部121に入力する(ステップS130)。
そして、理論限界算出部111は、WEB性能値入力部121から入力された業務量と負荷状況と、チューニング後の業務量と負荷状況とに基づいて、理論限界値を算出する(ステップS140)。図10の(b)には、サーバ装置ごとに算出した理論限界値の例が示されている。
ここで、従来技術によるサーバ選定では、CPU使用率や仮想メモリ利用量などのコンピュータリソースを有効に活用できる状態でないまま指標値を算出する場合があった。このため、サーバ装置で本来発揮できる性能を活用していない指標値に基づいて、更改サーバを選定する場合があった。そこで、このように、実測業務量と、チューニング後の実測業務量とから理論限界値を算出すれば、サーバ装置のコンピュータリソースを充分に活用した状態での選定指標値を算出できる。
さらに、サーバ選定者は、このサーバ装置に対応して公開された、WEBサーバに関する公開指標値を、WEB性能値入力部121に入力する(ステップS150)。
サーバ選定者は、例えば、サンプルのサーバ装置である機種AA、機種BB、機種CCの3台について、ステップS120からステップS150までの処理を指標値算出装置100に行わせる(ステップS160)。
そして、換算倍率算出部112が、理論限界算出部111が算出した理論限界値と、WEB性能値入力部121から入力された公開指標値とに基づいて、換算倍率を算出する(ステップS170)。
そして、サーバ選定者は、要件業務量入力部124から要件業務量を入力する(ステップS180)。図10の(c)には、WEBサーバについて回帰直線を求め、換算倍率を算出した例が示されている。指標値算出部113は、上記換算倍率と更新後業務量との積を、選定指標値として算出する。そして、例えば、出力部130が、選定した指標値を表示部に表示する。サーバ選定者は、ステップS110からステップS190までの処理を、適用種別ごとに、AP、DBについても指標値算出装置100に行わせる(ステップS200)。図10の(d)には、APサーバについて回帰直線を求め、換算倍率を算出した例が示されている。図10の(e)には、DBサーバについて回帰直線を求め、換算倍率を算出した例が示されている。
サーバ選定者は、このように指標値算出装置100が出力する選定値に基づいて、最適なサーバ装置を選定する。例えば、図11に示されるように、APサーバの換算倍率が271として算出され、要件業務量が200である場合には、選定指標値は54200となる。機種AAと、機種BBと、機種CCとの指標値(SPECjbb2005)(公開性能値)は、いずれも54200を超えているので、いずれの機種も性能要件を満たしていることがわかる。このような場合は、サーバ選定者は、拡張性、信頼性、価格などの要件を総合的に考慮してサーバ装置を選定しても良い。またこの際、図12に示されるように、算出された指標値にリスクを考慮してサーバを選定しても良い。
上記の実施形態の構成により、WEB、AP、DBなどの用途の異なるサーバごとに、適切なサーバ装置を選定するための選定指標値を算出することが可能である。
さらに、本発明によれば、適用種別ごとに性能評価を行うことができるため、WEBサービスアプリケーション、DBサービスアプリケーションなどの各種ミドルウェアをも置き換えて選定指標値を算出させることで、ミドルウェアの再選定を行うことも容易になる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより指標値の算出を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
従来技術によるサーバ選定と本発明に係る本実施形態によるサーバ選定とを比較する図である。 本発明の実施形態による指標値算出装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による指標値算出装置の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態による指標値選定例を示す概念図である。 本発明の実施形態による負荷条件を示す概念図である。 本発明の実施形態によるSO業務を示す概念図である。 本発明の実施形態による理論限界値を算出する例の概念図である。 本発明の実施形態による換算倍率を算出する例の概念図である。 本発明の実施形態による選定指標値を算出する例の概念図である。 本発明の実施形態による選定指標値を算出する例の概念図である。 本発明の実施形態による選定指標値を算出する例の概念図である。 本発明の実施形態による選定指標値を算出する例の概念図である。
符号の説明
100 指標値算出装置
110 制御部
111 理論限界算出部
112 換算倍率算出部
113 指標値算出部
120 入力部
121 WEB性能値入力部
122 AP性能値入力部
123 DB性能値入力部
124 要件業務量入力部
130 出力部
400 データベース
500 データベース

Claims (3)

  1. 処理用途の分類である適用種別ごとに公開されるサーバ装置の性能を示す公開指標値と、予め定められる負荷条件にて当該サーバ装置が処理する業務量の実測値が含まれる性能評価情報を、複数の前記サーバ装置ごとに入力する性能評価入力手段と、
    一軸を前記公開指標値とし、他軸を前記業務量とする二次元の座標系において、前記性能評価入力手段によって前記複数のサーバ装置ごとに入力される前記性能評価情報に含まれる前記公開指標値と前記業務量の実測値とに対応する複数の点に応じた回帰直線の傾きである換算倍率を、前記適用種別ごとに最小二乗法により算出する換算倍率算出手段と、
    前記負荷条件にて要求される要件業務量を入力する要件業務量入力手段と、
    前記適用種別ごとに、前記換算倍率算出手段によって算出される前記換算倍率と、前記要件業務量入力手段によって入力される前記要件業務量との積である選定指標値を算出する指標値算出手段と
    前記指標値算出手段によって算出された前記選定指標値を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする指標値算出装置。
  2. 前記性能評価入力手段は、前記適用種別ごとに、前記サーバ装置の前記公開指標値と、前記業務量の実測値と、当該実測値を測定した際の前記サーバ装置の負荷状況を示す第1の負荷と、前記サーバ装置が備える処理資源を効率的に利用するように調整された前記サーバ装置が前記負荷条件にて処理する業務量である推定限界値と、当該推定限界値を測定した際の前記負荷状況を示す第2の負荷とを、前記複数のサーバ装置ごとに入力
    前記適用種別ごとに、一軸を前記業務量とし、他軸を前記負荷値とした二次元の座標系において、前記業務量の実測値および前記第1の負荷値に応じた第1の点と、前記推定限界値および前記第2の負荷値に応じた第2の点とを通過する線の傾きに基づいて、前記サーバ装置の負荷値が最大となる場合に対応する業務量である理論限界値を前記複数のサーバ装置ごとに算出する理論限界値算出手段を備え、
    前記換算倍率算出手段は、前記適用種別ごとに、一軸を前記公開指標値とし、他軸を前記業務量とする二次元の座標系において、前記性能評価入力手段によって前記複数のサーバ装置ごとに入力される前記性能評価情報に含まれる前記公開指標値と、当該公開指標値に対応する前記業務量の実測値に基づいて前記理論限界値算出手段によって算出される前記理論限界値とに対応する複数の点に応じた回帰直線の傾きである換算倍率を、前記適用種別ごとに最小二乗法により算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の指標値算出装置。
  3. コンピュータ
    理用途の分類である適用種別ごとに公開されるサーバ装置の性能を示す公開指標値と、予め定められる負荷条件にて当該サーバ装置が処理する業務量の実測値とが含まれる性能評価情報を、複数の前記サーバ装置ごとに入力する性能評価入力手段と、
    軸を前記公開指標値とし、他軸を前記業務量とする二次元の座標系において、前記性能評価入力手段によって前記複数のサーバ装置ごとに入力される前記性能評価情報に含まれる前記公開指標値と前記業務量の実測値とに対応する複数の点に応じた回帰直線の傾きである換算倍率を、前記適用種別ごとに最小二乗法により算出する換算倍率算出手段と、
    記負荷条件にて要求される要件業務量を入力する要件業務量入力手段と、
    記適用種別ごとに、前記換算倍率算出手段によって算出される前記換算倍率と、前記要件業務量入力手段によって入力される前記要件業務量との積である選定指標値を算出する指標値算出手段と、
    記指標値算出手段によって算出された前記選定指標値を出力する出力手段
    として機能させるためのプログラム。
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