JP4605565B2

JP4605565B2 - Self-propelled tea cutter

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Publication number: JP4605565B2
Application number: JP33099099A
Authority: JP
Inventors: ▲きよ▼久川口; 広志斉藤
Original assignee: New Delta Industrial Co Ltd
Current assignee: New Delta Industrial Co Ltd
Priority date: 1999-11-22
Filing date: 1999-11-22
Publication date: 2011-01-05
Anticipated expiration: 2019-11-22
Also published as: JP2001145410A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、茶畝を跨いで移動しながら茶刈作業を行う自走式茶刈機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に、茶刈装置を吊設した自走式茶刈機は知られている。そして、このような自走式茶刈機においては、前後進や左右旋回等を行う主変速レバー、副変速レバー、サイドクラッチレバーなどの走行操作部材は、走行中でも操作のしやすい走行装置近傍の操作部に集約して設けられていた。一方、茶刈装置の刈刃駆動や位置・姿勢制御のためのアクセルレバー、クラッチレバーなどの刈取作業操作部材は、走行操作とは直接関係がなく、しかも、一般に茶刈装置の位置・姿勢制御は走行装置を停止させて行うようにしていたことから、茶刈装置の刈取駆動用のエンジンや高さ調節機構の近傍に配置される場合が多かった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
このような自走式茶刈機により茶葉を摘採する茶畝は、同じ列の中でも茶葉の密度や茶畝表面の形状は必ずしも一定ではなく、ある範囲内で変化している場合の多いのが現状であり、そのために、たとえ走行中であっても、茶刈装置の刈刃の往復動速度、茶刈装置の高さや上下傾斜角などを微調節する必要がある。しかしながら、従来の刈取作業操作部材は、前述のように走行操作部材を設けた操作部と離間して配設され、走行操作しながらの刈取作業操作が難しく、誤操作が発生しやすい、という問題があった。また、自走式茶刈機のコスト低減を目的に、手持ちの可搬式茶刈機を自走式茶刈装置に流用する手段が考えられるが、この場合は、特に刈取作業操作部材の配設位置が重要となる。すなわち、可搬式茶刈機をそのまま本体に吊設しただけで使用すると、該可搬式茶刈機に最初から設けてある操作部材と、本体の走行装置近傍に設けてある操作部との間が離れているため、走行操作しながらの刈取作業操作は非常に難しく、可搬式茶刈機の流用でコスト低減は図れるものの、操作性が良くない、という問題もあった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【０００５】
列状の茶畝（６）を跨ぎ、該茶畝（６）の両側畝間を自走する左右の走行装置（２Ｌ・２Ｒ）を有する本体（１）に、茶刈装置（５）を吊設し、該茶刈装置（５）として、手持ちの可搬式茶刈機を自走式茶刈装置に流用可能な、取付構造を本体（１）に設けると共に、前記走行装置（２Ｌ・２Ｒ）の近傍に、前記走行装置（２Ｌ・２Ｒ）の走行操作部材（４６・４７・４８・４９・５０）を設けた操作部（１３）を配設する自走式茶刈機において、該操作部（１３）に、茶刈装置（５）の刈取作業操作部材（６７・６８・１２７・１２８）を併設し、刈取作業操作を走行操作と同じ操作部（１３）において操作可能な構成とし、該刈取作業操作部材（６７・６８・１２７・１２８）は、刈刃駆動用刈刃エンジン（２２）制御用の刈取アクセルレバー（１２７）と、刈取クラッチレバー（１２８）からなる駆動操作部材と、該茶刈装置（５）の高さ調節機構（５３）を操作する高さ調節スイッチ（６７）と、傾斜角調節機構（５６）を操作する傾斜角調節スイッチ（６８）からなる操作部材とし、走行操作中においても、前記茶刈装置（５）の位置と姿勢を調節可能な構成とし、前記本体（１）を構成する後部の固定側フレーム（１８ｂ）に、前記操作部（１３）を付設し、前記操作部（１３）は、前記本体（１）の進行方向の内側に収納可能に配設したものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を用いて説明する。図１は本発明の自走式茶刈機の全体正面図、図２は同じく側面図、図３は前部動力伝達系を示す斜視図、図４は後部動力伝達系を示す斜視図、図５は茶刈装置の全体斜視図、図６は操作部の正面図、図７は本体上部の斜視図、図８は操作部と茶刈エンジンとのリンク機構の斜視図、図９は左右位置調整機構の斜視図である。
【０００７】
図１０は同じく斜視図、図１１は高さ調節機構の斜視図、図１２は高さ調節機構の昇降動作の説明図、図１３は水平角度調節機構の下方からの斜視図、図１４は同じく上方からの斜視図、図１５は左右位置微調節機構の斜視図、図１６は傾斜角調節機構の斜視図、図１７は前後傾斜角調節機構の内側装着部の斜視図、図１８は同じく外側装着部の斜視図である。
【０００８】
まず、本発明に係わる自走式茶刈機の全体構成、及び走行操作部材による走行操作について、図１乃至図７により説明する。図１、図７に示すように、左右の走行装置２Ｌ・２Ｒによって前後の門型フレーム１７・１８が走行可能に支持され、該門型フレーム１７・１８の左右両側は、左右のサイドフレーム１６ａ・１６ｂによって前後に連結されている。そして、前記門型フレーム１７・１８は略中央部で左右に２分割されており、左方には、前記左側走行装置２Ｌに下端が固定された固定側フレーム１７ｂ・１８ｂが配設され、右方には、該固定側フレーム１７ｂ・１８ｂに上部が内挿され下端が右側走行装置２Ｒに固定されたスライド側フレーム１７ａ・１８ａが配設され、該スライド側フレーム１７ａ・１８ａを前後に連結する前記右側サイドフレーム１６ｂの内壁にはアーム２０の先端が固定されている。
【０００９】
該アーム２０の基部は、前記固定側フレーム１７ｂ・１８ｂ上部に固設された架台１１側面に摺動可能に支持され、このアーム２０を伸縮させることによって走行装置２Ｌ・２Ｒ間の間隔を自在に調節できるようにしている。また、この架台１１には、支持部３が左右動可能に配設され、該支持部３には装着部４を介して、茶刈装置５が位置・姿勢を自在に調節可能に配置されている。
【００１０】
図１、図５に示すように、該茶刈装置５は、長さ方向に湾曲した機体ケース２１を有し、該機体ケース２１の一側上には刈取エンジン２２と送風機２３が同軸かつ一体的に搭載され、該送風機２３の下方には刈刃駆動ケース２４が設けられ、該刈刃駆動ケース２４から機体ケース２１の前縁部に沿ってはバリカン式の刈刃２５が配設されている。前記送風機２３の吹出口と連通する送風管２６は、刈刃２５の斜め前上方に沿って配設されると共に、送風管２６には刈刃２５の方向に多数の排風口２７が所定の間隔で並設されている。
【００１１】
すなわち、このような茶刈装置５を茶畝６の片面側上を移動させながら前記刈取エンジン２２を駆動させると、送風機２３及び刈刃２５が作動して往復動する刈刃２５によって茶葉７が刈り取られ、この刈り取られた茶葉７は、送風機２３で起風された風が送風管２６を経て排風口２７から吹き出されることにより、後方に吹き飛ばされて茶葉収容袋２８に収容される構成となっている。
【００１２】
また、図２に示すように、前記左側走行装置２Ｌには、前後部に誘導輪３０、駆動輪２９とが配設され、該駆動輪２９と誘導輪３０との間にはクローラ３２が捲回され、該クローラ３２は、複数の転輪３１・３１・・によって走行装置２Ｌに回動可能に張設されている。なお、右側走行装置２Ｒについても同様である。
【００１３】
そして、図１乃至図４、図６、図７に示すように、本体１の左後部上方には、エンジン３３が搭載され、該エンジン３３の出力軸には出力プーリ３４が固設されると共に、エンジン３３に隣接して設けられたミッションケース３５の入力軸にも入力プーリ３６が固設され、該入力プーリ３６と前記出力プーリ３４との間にはベルト３７が捲回されている。
【００１４】
前記ミッションケース３５の出力軸には、出力プーリ３９、走行動力伝達軸３８、及び図示せぬスプロケットが固設され、該スプロケットは、左側走行伝達ケース４４内の図示せぬチェーンを介して、前記駆動輪２９と同軸上のスプロケットと連結されており、前記エンジン３３の動力がミッションケース３５内で変速されて前記左側走行装置２Ｌに伝達されるようにしている。
【００１５】
また、前記走行動力伝達軸３８は、右方に延出されて、右側サイドフレーム１６ｂ側面に固設された右側走行伝達ケース４５上部に内挿され、その延出端には図示せぬスプロケットが固設されており、該スプロケットに伝達された動力は、前記左側走行装置２Ｌの場合と同様にして、右側走行伝達ケース４５内の図示せぬチェーン、スプロケット、及び駆動輪を介して、右側走行装置２Ｒに伝達されるようにしている。
【００１６】
ここで、前記後部の固定側フレーム１８ｂには、操作部１３が本体内側に収納可能に配設され、該操作部１３には主変速レバー４６及び副変速レバー４７が配置され、これらの主変速レバー４６及び副変速レバー４７は、前記ミッションケース３５と図示せぬリンク機構を介して連結されており、主変速レバー４６及び副変速レバー４７を操作することにより、前記ミッションケース３５内で変速及び回転方向の切り換えを行い、左右の走行装置２Ｌ・２Ｒの前後進や変速を行うようにしている。操作部１３には左右のサイドクラッチレバー４８・４９も配設され、該左右のサイドクラッチレバー４８・４９を操作することにより、前記ミッションケース３５内の旋回側の走行装置のクラッチを切断してクローラの回動を停止し、他側の走行装置のクラッチはそのままでクローラを回動させて、機体を旋回できるようにし、一つの茶畝での刈取作業が終わり隣接する茶畝に移動する際の枕地での方向転換が、自在に行えるようにしている。
【００１７】
また、前記出力プーリ３９は、さらに前方に配設された駆動プーリ４３との間でベルト４０により捲回され、該ベルト４０は、両プーリ３９・４３間に配設したテンションプーリ４１・４２によって張設されている。そして、前記駆動プーリ４３は、アーム支持フレーム５１に内装された図示せぬ螺子シャフトの基部に固設され、該螺子シャフトは、内面に雌ねじが螺刻された前記アーム２０に螺挿されている。
【００１８】
ここで、前記操作部１３には機幅調節レバー５０が配置され、該機幅調節レバー５０は前記テンションプーリ４１・４２と図示せぬリンク機構を介して連結されており、機幅調節レバー５０を操作することにより、前記テンションプーリ４１・４２がベルト４０に押しつけられ、該ベルト４０が緊張されて両プーリ３９・４３間が連結状態となり、出力プーリ３９の回転力が駆動プーリ４３に伝達される。該駆動プーリ４３により前記螺子シャフトが回動されると、該螺子シャフトが螺挿された前記アーム２０が伸縮されて、走行装置２Ｌ・２Ｒ間の間隔が調節されて、予め走行前に機幅を畝幅に合わせられるようにしている。なお、アーム２０の伸縮の切り換えは、機体の前後進を切り換えて前記出力プーリ３９の回転方向を逆転させ、ベルト４０・駆動プーリ４３を介して連動される螺子シャフトの回転方向を逆転させることによって行うことができる。
【００１９】
このように、走行装置２Ｌ上部に設けた操作部１３には、主変速レバー４６、副変速レバー４７、左右のサイドクラッチレバー４８・４９、及び機幅調節レバー５０からなる走行操作部材が設けられており、これらの走行操作部材を操作することによって、畝幅に適した機幅に本体１を変更し、その上で走行装置２Ｌ・２Ｒを前進させて、本体１に配設した茶刈装置５を茶畝６の一方の片面側上を移動させ、前記刈刃２５により茶葉７を刈り取る。そして、茶畝端にまできたら、後述する水平角度調節機構によって茶刈装置５のみを１８０度回動させた後、走行装置２Ｌ・２Ｒを後進させて、他方の片面側に残った茶葉７を刈り取るようにしているのである。
【００２０】
次に、本発明に係わる刈取作業操作のうち、前記刈刃エンジン２２の駆動操作について、図５、図６、図８により説明する。前記装着部４を構成する上部フレーム７１ａの外側部の上面にはリンク台１１３が載置固定され、該リンク台１１３の内側辺からは側板１１３ａが立設され、該側板１１３ａには、前記操作部１３から延設された本体側のアクセルリンクコード１１４とクラッチリンクコード１１５の外装部が固設されている。
【００２１】
本体側アクセルリンクコード１１４からは、本体側アクセルワイヤー１１４ａが延出され、該本体側アクセルワイヤー１１４ａは、前記リンク台１１３上に枢支された本体側リンク板１２１に連結され、該本体側リンク板１２１上方には、同軸上に刈取側リンク板１２２が回動可能に設けられている。そして、該刈取側リンク板１２２の一端にはフック１２２ａが形成され、該フック１２２ａには、刈取側アクセルワイヤー１１６ａの先端が係合し、その上を押えレバー１２５で押さえることにより、刈取側アクセルワイヤー１１６ａを刈取側リンク板１２２に係止できるようにしている。なお、刈取側アクセルワイヤー１１６ａは刈取側アクセルリンクコード１１６から延出されており、該刈取側アクセルリンクコード１１６は、前記リンク台１１３の外側辺に立設した係止部１１９に係止されている。
【００２２】
軸を挟んで押えレバー１２５と反対側の刈取側リンク板１２２には、左右方向に長孔１２２ｂを開口すると共に、該長孔１２２ｂには、ロックネジ１２３を挿通し、刈取側リンク板１２２と前記本体側リンク板１２１とを自由な角度で締結固定できるようにすると共に、本体側リンク板１２１とリンク台１１３との間には保持バネ１２４を弾装され、ロックネジ１２３解除時には、本体側リンク板１２１が内側に回動して保持されるようにしている。
【００２３】
また、本体側クラッチリンクコード１１５からは、本体側クラッチワイヤー１１５ａが延出され、該本体側クラッチワイヤー１１５ａは、前記リンク台１１３上に枢支されたリンク板１２０に連結固定され、該リンク板１２０上にはフック１２０ａが形成され、該フック１２０ａには、刈取側クラッチワイヤー１１７ａの先端が係合し、その上を押えレバー１２６で押さえることにより、刈取側クラッチワイヤー１１７ａをリンク板１２０に係止できるようにしている。なお、刈取側クラッチワイヤー１１７ａは刈取側クラッチリンクコード１１７から延出されており、該刈取側クラッチリンクコード１１７は、前記リンク台１１３の外側辺に立設した係止部１１８に係止されている。
【００２４】
このような構成において、押えレバー１２５・１２６により、刈取側のアクセルワイヤー１１６ａ・クラッチワイヤー１１７ａを各リンク板１２２・１２０に係止した上で、前記ロックネジ１２３を締結し、該刈取側リンク板１２２を前記本体側リンク板１２１と一体化すると、本体側アクセルワイヤー１１４ａと刈取側アクセルワイヤー１１６ａ、本体側クラッチワイヤー１１５ａと刈取側クラッチワイヤー１１７ａとの間が連結された構造となる。
【００２５】
この状態で、操作部１３に設けた刈取アクセルレバー１２７・刈取クラッチレバー１２８を操作することにより、本体側のアクセルワイヤー１１４ａとクラッチワイヤー１１５ａが伸縮し、その伸縮に応じて各リンク板１２０・１２１・１２２が回動し、刈取側のアクセルワイヤー１１６ａとクラッチワイヤー１１７ａに操作力が伝達され、該刈取側のアクセルワイヤー１１６ａとクラッチワイヤー１１７ａに連結された前記刈取エンジン２２のアクセルやクラッチを操作することができるようにしている。
【００２６】
なお、この操作部１３と刈取エンジン２２の間との連結は、アクセルリンク系については、前記ロックネジ１２３を緩めて、上下のリンク板１２１・１２２を互いに長孔１２２ａに沿って回動可能とし、クラッチリンク系については、前記押えレバー１２６を操作して刈取側クラッチワイヤー１１７ａをリンク板１２０から取り外すだけで、簡単に切断することができるようにしている。本実施例においては、この断接自在なリンク機構１１１によって、茶刈装置５の位置の微調節等の後に茶刈装置５の刈取エンジン２２を再始動する場合であっても、作業者は該リンク機構１１１を切断した上で、刈取エンジン２２のスターター等で手元操作を行うことにより、わざわざ茶畝６を迂回して操作部１３側まで行く必要がなく、簡単に刈取エンジン２２を始動させることができる。
【００２７】
このように、走行操作部を設けた前記操作部１３には、刈取アクセルレバー１２７・刈取クラッチレバー１２８からなる刈刃エンジン２２の駆動操作部材も併設されており、前述のようにして操作部１３と刈取エンジン２２の間との連結を確保した上で、この駆動操作部材を操作することにより、走行中でも刈刃２５の往復動速度などを適正化し、茶畝の状況に応じた適切な茶刈作業を行うことができるのである。
【００２８】
次に、茶刈装置５の各位置・姿勢制御調節機構、及び本発明に係わる刈取作業操作のうちの茶刈装置５の配置操作について説明する。まず、左右位置調節機構５２について、図１、図７、図９、図１０により説明する。前記架台１１上には、前記支持部３上部を形成する移動台１９が載置され、該移動台１９に設けたガイド１９ａは、架台１１に横設されるガイドバー６０ａ・６０ｂに摺動可能に外嵌されると共に、架台１１からはゲージ１９ｂが延出されている。一方、架台１１の側方には左右動レバー５８が配置され、該左右動レバー５８の前端は前部の固定側フレーム１７ｂに軸支されると共に、左右動レバー５８の前後途中部にはアーム６１の一端が枢結され、該アーム６１の他端は前記移動台１９に連結されている。
【００２９】
このような構成よりなる左右位置調節機構５２において、前記左右動レバー５８の把持部５８ａを掴んで左右に回動させると、移動台１９も左右にスライドし、下方に吊設された茶刈装置５の左右位置を前記ゲージ１９ｂで確認しながら移動させることができ、茶刈装置５を本体１の左右略中央部に調節可能としている。なお、調節後は、ノブねじなどの固定部材５９により、左右動レバー５８を後部の固定側フレーム１８ｂに固定できるようにしている。
【００３０】
また、高さ調節機構５３について、図１、図６、図７、図１１、図１２により説明する。前記移動台１９には、操作部１３の高さ調節スイッチ６７と接続された昇降モータ１０とギアケース６６とが載置固定され、該ギアケース６６内には、前記昇降モータ１０からの出力軸に固設されたウォームギア６２と、該ウォームギア６２と噛合するウォームホイールの枢軸と同軸上に固設したスプロケット６３と、該スプロケット６３とチェーン６５を介して連結連動するスプロケット６４とを回動可能に配設している。
【００３１】
そして、該スプロケット６３・６４にＳ字状に捲回された前記チェーン６５の上端は、昇降フレーム８の上フレーム８ａに延出固定され、チェーン６５の下端は、下方の昇降ディスク９の平面視略中央位置に固定され、該昇降ディスク９の左右直径端からはサイドバー８ｂ・８ｂが立設され、移動台１９内を摺動可能に挿通して、前記上フレーム８ａの左右両端に連結固定されている。従って、この高さ調節機構５３では、従来の門柱型昇降装置とは異なり、茶刈機を運搬車などで移送する際であっても、昇降フレーム８を最下位置にまで下降させるだけで本体１上方の突出部をほとんどなくすことができるため、高さ制限にかかることがなく、また車庫への保管も容易である。
【００３２】
このような構成において、前記高さ調節スイッチ６７を操作することにより、昇降モータ１０が作動してスプロケット６３・６４が回動され、チェーン６５が上方又は下方に巻かれ、該チェーン６５に連結した昇降フレーム８も昇降し、走行中であっても茶刈装置５の高さを簡単かつ迅速に調節することができる。
【００３３】
次に、水平角度調節機構５４について、図１、図５、図１３、図１４により説明する。前記昇降ディスク９の下面には、該昇降ディスク９と同じ軸芯を中心にして回動可能な回転ディスク７０が隣接され、該回転ディスク７０の下方には、連結部材７２・７２・・を介して、後で詳述する左右位置微調節機構５５が一体的に形成されており、該左右位置微調節機構５５には、下方に茶刈装置５を係止する装着用フレーム７１の前記上部フレーム７１ａが、左右にスライド可能に係合されている。
【００３４】
そして、上板の昇降ディスク９上面に固設した固定フレーム９ａには、ノブねじ等の固定具７４がばね７５により下方に付勢された状態で配設され、該固定具７４下部は、直下の昇降ディスク９に設けた孔を通して、互いに１８０度開いて回転ディスク７０の対向位置に開口した係止用孔７３の一つに挿通されており、これによって上下のディスク９・７０が連結固定できるようにしている。また、前記昇降ディスク９の外縁近傍には締め付け具７６が配設され、上下のディスク９・７０を任意角度で挟持固定できるようにしている。
【００３５】
このような構成において、前記締め付け具７６のレバー７６ａを操作してディスク９・７０間の挟持を解除した後、固定具７４を引き上げて前記係止用孔７３から脱着させた上で、前記装着用フレーム７１を把持して回転させることにより、下方に茶刈装置５を係止した回転ディスク７０を、昇降ディスク９に対して所定の水平角度まで回動することができる。
【００３６】
この際、茶刈装置５を走行方向に対して直角に配設する場合は、前記固定具７４は前後の係止用孔７３のうちのいずれかに固定し、また、茶刈装置５を走行方向に対して直角以外の任意の角度に配設する場合は、前記固定具７４を脱着し、軽く浮かせたままで昇降ディスク９上面を滑らせ、所定の水平角度まで回動させてから前記レバー７６ａを操作し、締め付け具７６によってディスク９・７０間を挟持固定させることができる。
【００３７】
すなわち、茶畝の一方の片面側の刈り取りが終わり、他方の片面側の刈り取りを行う際、このような水平角度調節機構５４を用いて茶刈装置５を回動させ、刈刃２５の向きを１８０度回転した後に走行装置２Ｌ・２Ｒを後進させるだけで、本体１を枕地で反転させる必要もなく、簡単かつ迅速に、他方の片面側の刈り取りを行うことができる。
【００３８】
さらに、茶刈装置５を走行方向に対して斜めにも配設可能であるため、水平角度を微調節することにより、刈刃２５が茶畝６に実際に当たる面の幅や形状を自在に変更することができ、狭い上に様々な畝幅を有する茶畝や、上面の円弧形状が異なる茶畝であっても、精度良く刈り取りを行うことができる。
【００３９】
また、左右位置微調節機構５５について、図５、図１３、図１５により説明する。前記回転ディスク７０には、前記連結部材７２・７２・・等を介して保持部材８０が固設され、該保持部材８０には、前記上部フレーム７１ａが左右方向にスライド可能に内挿されると共に、該上部フレーム７１ａの側面には、チェーン７７が固設されている。そして、前記保持部材８０にはラチェット式のハンドル８１が枢設され、該ハンドル８１の基部に設けた図示せぬ爪が、前記チェーン７７に一方向でのみ係止できるようにしている。
【００４０】
このような構成において、前記ハンドル８１の基部に設けた切換部材８１ａにより、前記爪の係止可能向きを変更した上で、ハンドル８１を左右のいずれかに揺動することにより、クリックによって前記上部フレーム７１ａを左右いずれかの方向に移動させることができ、下方に茶刈装置５を係止した装着用フレーム７１を所定の左右位置まで移動し、茶刈装置５の左右位置を微調節することができる。
【００４１】
すなわち、前記左右位置調節機構５２で茶刈装置５を本体１の左右略中央部に調節した後であっても、ハンドル８１を操作することにより、茶畝６の状況に応じて最適な左右位置まで茶刈装置５を移動させることができ、刈り残しなどを防止することができる。なお、調節後は、上部フレーム７１ａを固定ネジ７９によって保持部材８０の側に固定できるようにしている。
【００４２】
次に、傾斜角調節機構５６について、図５、図６、図１６により説明する。前記上部フレーム７１ａから外方への延出端からは、正面視で菱形状の平行クランク機構からなるパンタグラフ部８２が垂設され、該パンタグラフ部８２の下端には、前記装着用フレーム７１の下部フレーム７１ｂを連結すると共に、連結部８２ａ・８２ｂの間隔を変更可能な伸縮機構を設けている。
【００４３】
該伸縮機構においては、傾斜角モータ８３の回動軸に固設した螺子シャフト８５が外方に延出され、該螺子シャフト８５は前記連結部８２ａ・８２ｂに挿通されており、そのうちの機体外側の連結部８２ｂには、螺子シャフト８５の延出端が回動可能突出不能に嵌合され、機体内側の連結部８２ａには、内面に雌ねじが螺刻され、該雌ねじに前記螺子シャフト８５の途中部が螺挿されている。
【００４４】
このような構成において、前記操作部１３の傾斜角調節スイッチ６８を操作するとにより、該傾斜角調節スイッチ６８に接続された傾斜角モータ８３が駆動されて螺子シャフト８５が回動し、機体外側の連結部８２ｂはそのままで、機体内側の連結部８２ａのみを前記雌ねじを介して左右に自在に移動させることができ、これによって、パンタグラフ部８２の上下高さを変更させ、走行中であっても茶刈装置５の傾斜角を簡単かつ迅速に調節することができる。
【００４５】
なお、前記のように螺子シャフト８５は決して連結部８２ｂより外方には突出しない構成としているため、茶刈装置５の左右位置・水平角度等を調節すべく本体１の内側で作業を行う場合であっても、螺子シャフト８５の突出部が邪魔になることはなく、良好な作業性を確保できる。
【００４６】
次に、前後傾斜角調節機構５７について、図５、図１７、図１８により説明する。前記下部フレーム７１ｂの内側辺７１ｃには内側装着部１４を介して内側支持アーム８６が係止され、下部フレーム７１ｂの外側辺７１ｄには外側装着部１５を介して外側支持アーム８７が係止され、これら内外の支持アーム８６・８７によって茶刈装置５が支持されるようにしている。
【００４７】
前記内側装着部１４においては、内側辺７１ｃの一端に、取付部材８８の一端が上下回動可能に枢結され、該取付部材８８の他端には、前後傾斜用長孔８８ａが上下に長く開口され、該前後傾斜用長孔８８ａには固定具９２が挿通され、該固定具９２によって取付部材８８の他端を内側辺７１ｃの他端に所定の高さで締結固定できるようにすると共に、該取付部材８８の下辺前後には、支持ステー８８ｃ・８８ｃが側方に突設されている。そして、該支持ステー８８ｃ・８８ｃ上には前記内側支持アーム８６が載置され、該内側支持アーム８６上面には押止部材８９が載置され、該押止部材８９の前後に横架されたガイドバー９０・９０は、その両端部を前記取付部材８８のスライド用長孔８８ｂに昇降可能に挿通されると共に、押止部材８９の前後上端と取付部材８８下部との間には押止バネ９１が弾装されている。
【００４８】
一方、外側装着部１５においては、外側辺７１ｄの一端に、取付部材９３の一端が上下回動可能に枢結され、該取付部材９３の他端には、前後傾斜用長孔９３ａが上下に長く開口され、該前後傾斜用長孔９３ａにはガイド部材９４が挿通され、該ガイド部材９４によって取付部材９３の他端を外側辺７１ｄの他端に対して上下動できるようにすると共に、取付部材９３の前後下辺には、左右回動可能に連結板９５が連結されている。なお、該取付部材９３の下端と、装着用フレーム７１との間には戻りバネ１１２を弾装されている。そして、該連結板９５の下辺から側方に突設された支持ステー９５ａ上面部と、該連結板９５と下部で軸支された押止部材９７の下辺部との間に、前記外側支持アーム８７が挟持されると共に、連結板９５と押止部材９７の間には板バネ９６が弾装されている。
【００４９】
このような構成において、内側装着部１４で前記ガイドバー９０を引き上げると共に、外側装着部１５で前記押止部材９７を左方に押して回動すると、内外の支持アーム８６・８７を簡単に外すことができる。また、逆の手順を踏むことにより、内側支持アーム８６は支持ステー８８ｃ・８８ｃと押止部材８９の下辺部との間に、同様にして、外側支持アーム８７は支持ステー９５ａと押止部材９７の下辺部との間に、それぞれ押止バネ９１と板バネ９６の弾性力によって確実に挟持することができる。
【００５０】
すなわち、茶刈装置５として可搬式茶刈機が使用可能に前記内側装着部１４・外側装着部１５などの連結部材からなる取付構造を設けたので、それまでの可搬式茶刈機が流用できるようになり、自走式茶刈機に切り換える際のコスト低減を図ることができ、さらには、前記固定具９２を緩めて内側支持アーム８６を前後回動すると、外側支持アーム８７も追従して回動するため、固定具９２を締め付けて所定の前後傾斜角に設定することができ、刈刃２５が茶畝６に実際に当たる面の幅や形状を自在に変更することが可能となり、上面の円弧形状が異なる茶畝６にも柔軟に対応することができる。
【００５１】
以上のような茶刈装置５の位置・姿勢制御調節機構のうち、刈取性に影響の大きな高さ調節機構５３と傾斜角調節機構５６については、それぞれ高さ調節スイッチ６７と傾斜角調節スイッチ６８とに連結され、該高さ調節スイッチ６７と傾斜角調節スイッチ６８は、図６に示すように、いずれも前記走行操作部を設けた操作部１３に併設されており、これらの配置操作部材を操作することにより茶刈装置５の高さや上下傾斜角を自在に変更し、前記刈取アクセルレバー１２７・刈取クラッチレバー１２８の場合と同様、走行中でも茶畝６表面への刈刃２５の当たりを適正化し、茶畝６の状況に応じた適切な茶刈作業を行うことができるのである。
【００５２】
特に、前述の如く手持ちの可搬式茶刈機を自走式茶刈装置に流用するような場合においては、このように操作部１３に刈取作業操作部材を併設し、刈取作業操作を走行操作と同じ操作部１３おいて実施可能な構成とすることで、可搬式茶刈機に最初から設けてある刈刃エンジン２２制御のための駆動操作部材などの操作部材を、走行操作部材と同じ位置で操作できるため、走行操作しながらの刈取作業操作を簡単に行うことができるようになる。
【００５３】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、以下の効果を奏するものである。
列状の茶畝（６）を跨ぎ、該茶畝（６）の両側畝間を自走する左右の走行装置（２Ｌ・２Ｒ）を有する本体（１）に、茶刈装置（５）を吊設し、該茶刈装置（５）として、手持ちの可搬式茶刈機を自走式茶刈装置に流用可能な、取付構造を本体（１）に設けると共に、前記走行装置（２Ｌ・２Ｒ）の近傍に、前記走行装置（２Ｌ・２Ｒ）の走行操作部材（４６・４７・４８・４９・５０）を設けた操作部（１３）を配設する自走式茶刈機において、該操作部（１３）に、茶刈装置（５）の刈取作業操作部材（６７・６８・１２７・１２８）を併設し、刈取作業操作を走行操作と同じ操作部（１３）において操作可能な構成とし、該刈取作業操作部材（６７・６８・１２７・１２８）は、刈刃駆動用刈刃エンジン（２２）制御用の刈取アクセルレバー（１２７）と、刈取クラッチレバー（１２８）からなる駆動操作部材と、該茶刈装置（５）の高さ調節機構（５３）を操作する高さ調節スイッチ（６７）と、傾斜角調節機構（５６）を操作する傾斜角調節スイッチ（６８）からなる操作部材とし、走行操作中においても、前記茶刈装置（５）の位置と姿勢を調節可能な構成とし、前記本体（１）を構成する後部の固定側フレーム（１８ｂ）に、前記操作部（１３）を付設し、前記操作部（１３）は、前記本体（１）の進行方向の内側に収納可能に配設したので、走行中でも誤操作することなく、茶刈装置による刈取速度、高さ、上下傾斜角などを微調節することができるため、茶葉の密度や茶畝表面の形状などの茶畝の状況に最適な刈取作業を行うことができ、作業効率の向上や刈り取った茶葉品質の均質化などを図ることができるのである。
【００５４】
また、列状の茶畝を跨ぎ、該茶畝の両側畝間を自走する左右の走行装置を有する本体に茶刈装置を吊設し、該茶刈装置として可搬式茶刈機が利用可能な取付構造を設けると共に、前記走行装置の近傍に、走行操作部材を設けた操作部を配設する自走式茶刈機において、該操作部に刈取作業操作部材を併設し、刈取作業操作を走行操作と同じ操作部おいて実施可能な構成としたので、操作性を悪化させることなく、可搬式茶刈機を自走式茶刈装置に流用できてコスト低減を図ることができる。
【００５５】
また、刈取作業操作部材は、刈刃駆動用のエンジン制御のための駆動操作部材と、茶刈装置の位置・姿勢制御のための配置操作部材とを含むと共に、該配置操作部材を操作することにより、走行中でも茶刈装置を適正な位置と姿勢に調節可能な構成とするので、茶刈装置を、位置と姿勢と、刈刃動作の両面から確実に制御することができ、最適な刈取作業を実施できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の自走式茶刈機の全体正面図である。
【図２】同じく側面図である。
【図３】前部動力伝達系を示す斜視図である。
【図４】後部動力伝達系を示す斜視図である。
【図５】茶刈装置の全体斜視図である。
【図６】操作部の正面図である。
【図７】本体上部の斜視図である。
【図８】操作部と茶刈エンジンとのリンク機構の斜視図である。
【図９】左右位置調整機構の斜視図である。
【図１０】同じく斜視図である。
【図１１】高さ調節機構の斜視図である。
【図１２】高さ調節機構の昇降動作の説明図である。
【図１３】水平角度調節機構の下方からの斜視図である。
【図１４】同じく上方からの斜視図である。
【図１５】左右位置微調節機構の斜視図である。
【図１６】傾斜角調節機構の斜視図である。
【図１７】前後傾斜角調節機構の内側装着部の斜視図である。
【図１８】同じく外側装着部の斜視図である。
【符号の説明】
１本体
２Ｌ・２Ｒ走行装置
５茶刈装置
６茶畝
１３操作部
２２エンジン
４６・４７・４８・４９・５０走行操作部材
６７・６８配置操作部材
６７・６８・１２７・１２８刈取作業操作部材
１２７・１２８駆動操作部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a self-propelled tea cutter that performs tea cutting work while moving across a teacup.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, a self-propelled tea cutter has been known in which a tea-cutting device is suspended from a main body having a left and right traveling device that straddles a row of teacups and that self-propels between both sides of the teacup. In such a self-propelled tea-cutting machine, traveling operation members such as a main transmission lever, a sub-transmission lever, and a side clutch lever that move forward and backward, turn left and right, etc. are located near a traveling device that is easy to operate even during traveling. It was provided in the operation unit. On the other hand, the cutting operation members such as the accelerator lever and clutch lever for driving the cutting blade and controlling the position / posture of the tea-cutting device are not directly related to the driving operation, and generally the position / posture control of the tea-cutting device Has been performed with the traveling device stopped, so it is often placed near the cutting drive engine or height adjustment mechanism of the tea cutting device.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
Teacups that pick up tea leaves with such a self-propelled tea cutter are not always constant in the same row, and the shape of the teacup surface is not always constant, and often changes within a certain range. For this reason, it is necessary to finely adjust the reciprocating speed of the cutting blade of the tea-cutting device, the height of the tea-cutting device, the vertical inclination angle, etc. even during traveling. However, the conventional cutting work operation member is disposed apart from the operation portion provided with the traveling operation member as described above, and it is difficult to perform the cutting operation while traveling, and erroneous operation is likely to occur. there were. In addition, for the purpose of reducing the cost of the self-propelled tea cutter, a means of diverting the hand-held portable tea cutter to the self-propelled tea cutter is conceivable. Position is important. In other words, when the portable tea cutter is used by simply suspending it from the main body, there is a gap between the operation member provided from the beginning of the portable tea cutter and the operation portion provided near the traveling device of the main body. Since it is far away, it is very difficult to carry out the cutting operation while traveling, and there is also a problem that the operability is not good although the cost can be reduced by diverting the portable tea mower.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
[0005]
A tea-cutting device (5) is suspended from a main body (1) having left and right traveling devices (2L, 2R) that straddle a row of teacups (6) and self-propelled between both sides of the teacup (6). The main body (1) is provided with a mounting structure that can be used for a self-propelled tea-cutting device as a hand-held portable tea-cutting device as the tea-cutting device (5), and the traveling device (2L, 2R) In the vicinity, Above In the self-propelled tea trimmer provided with the operation unit (13) provided with the travel operation members (46, 47, 48, 49, 50) of the travel device (2L, 2R), the operation unit (13) The trimming operation member (67, 68, 127, 128) of the tea cutting device (5) is also provided, and the trimming operation is performed in the same operation section (13) as the traveling operation. operation The cutting operation member (67, 68, 127, 128) includes a cutting accelerator lever (127) for controlling the cutting blade engine (22) for cutting blade drive and a cutting clutch lever (128). A drive operating member; Height adjustment mechanism (53) of the tea cutting device (5) From the height adjustment switch (67) for operating the tilt angle adjustment switch (68) for operating the tilt angle adjustment mechanism (56) As an operation member Even during driving operation, Above The configuration is such that the position and posture of the tea cutting device (5) can be adjusted, The operation portion (13) is attached to the fixed frame (18b) at the rear portion constituting the main body (1), and the operation portion (13) can be stored inside the main body (1) in the moving direction. Arranged Is.
[0006]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings. FIG. 1 is an overall front view of a self-propelled tea cutter according to the present invention, FIG. 2 is a side view of the same, FIG. 3 is a perspective view showing a front power transmission system, and FIG. 4 is a perspective view showing a rear power transmission system. 5 is an overall perspective view of the tea cutting device, FIG. 6 is a front view of the operation unit, FIG. 7 is a perspective view of the upper part of the main body, FIG. 8 is a perspective view of a link mechanism between the operation unit and the tea cutting engine, and FIG. It is a perspective view of an adjustment mechanism.
[0007]
10 is a perspective view, FIG. 11 is a perspective view of the height adjustment mechanism, FIG. 12 is an explanatory view of the elevation operation of the height adjustment mechanism, FIG. 13 is a perspective view from below of the horizontal angle adjustment mechanism, and FIG. FIG. 15 is a perspective view of the right / left position fine adjustment mechanism, FIG. 16 is a perspective view of the inclination angle adjustment mechanism, FIG. 17 is a perspective view of the inner mounting portion of the front / rear inclination angle adjustment mechanism, and FIG. It is a perspective view of a mounting part.
[0008]
First, the overall configuration of the self-propelled tea cutter according to the present invention and the traveling operation by the traveling operation member will be described with reference to FIGS. As shown in FIGS. 1 and 7, the front and rear portal frames 17 and 18 are supported by the left and right traveling devices 2L and 2R so as to be able to travel, and the left and right sides of the portal frames 17 and 18 have left and right side frames 16a. -It is connected back and forth by 16b. The portal frames 17 and 18 are divided into left and right parts at a substantially central portion, and on the left side, fixed side frames 17b and 18b having lower ends fixed to the left traveling device 2L are arranged. On the other hand, slide side frames 17a and 18a having an upper portion inserted into the fixed side frames 17b and 18b and a lower end fixed to the right traveling device 2R are disposed, and the slide side frames 17a and 18a are connected to the front and rear. The tip of the arm 20 is fixed to the inner wall of the right side frame 16b.
[0009]
The base portion of the arm 20 is slidably supported on the side surface of the mount 11 fixed on the fixed side frames 17b and 18b. By extending and contracting the arm 20, the distance between the traveling devices 2L and 2R can be freely set. It can be adjusted. Further, a support portion 3 is disposed on the gantry 11 so as to be movable left and right, and a tea-cutting device 5 is disposed on the support portion 3 via a mounting portion 4 so that the position and posture thereof can be freely adjusted. Yes.
[0010]
As shown in FIGS. 1 and 5, the tea cutting device 5 has a body case 21 that is curved in the length direction, and a cutting engine 22 and a blower 23 are coaxially and integrally formed on one side of the body case 21. A cutting blade drive case 24 is provided below the blower 23, and a clipper-type cutting blade 25 is disposed along the front edge of the body case 21 from the cutting blade drive case 24. Yes. The blower pipe 26 communicating with the blower outlet of the blower 23 is disposed along the diagonally upper front of the cutting blade 25, and a large number of air outlets 27 are provided in the blow pipe 26 in the direction of the cutting blade 25 at a predetermined interval. It is installed side by side.
[0011]
That is, when the harvesting engine 22 is driven while moving the teabrushing device 5 on one side of the teacup 6, the tea leaves 7 are moved by the cutting blades 25 that are operated and reciprocated by the blower 23 and the cutting blades 25. The trimmed tea leaves 7 are configured such that the wind blown by the blower 23 is blown out from the air outlet 27 through the blower pipe 26 so that the tea leaves 7 are blown rearward and accommodated in the tea leaf storage bag 28. It has become.
[0012]
As shown in FIG. 2, the left traveling device 2 </ b> L is provided with guide wheels 30 and drive wheels 29 at the front and rear portions, and a crawler 32 is interposed between the drive wheels 29 and the guide wheels 30. The crawler 32 is stretched around the traveling device 2L by a plurality of rollers 31, 31. The same applies to the right traveling device 2R.
[0013]
As shown in FIGS. 1 to 4, 6, and 7, an engine 33 is mounted on the upper left rear portion of the main body 1, and an output pulley 34 is fixed to an output shaft of the engine 33. An input pulley 36 is also fixed to an input shaft of a mission case 35 provided adjacent to the engine 33, and a belt 37 is wound between the input pulley 36 and the output pulley 34.
[0014]
An output pulley 39, a travel power transmission shaft 38, and a sprocket (not shown) are fixed to the output shaft of the transmission case 35, and the sprocket is connected to the left travel travel case 44 via a chain (not shown). The driving wheel 29 is connected to a sprocket coaxial with the driving wheel 29 so that the power of the engine 33 is shifted in the transmission case 35 and transmitted to the left traveling device 2L.
[0015]
The traveling power transmission shaft 38 extends rightward and is inserted into the upper portion of the right traveling transmission case 45 fixed to the side surface of the right side frame 16b. A sprocket (not shown) is provided at the extended end. The power transmitted to the sprocket is fixed to the right traveling device via the chain, sprocket, and drive wheels (not shown) in the right traveling transmission case 45 as in the case of the left traveling device 2L. It is transmitted to the device 2R.
[0016]
Here, an operating portion 13 is disposed in the rear fixed side frame 18b so as to be housed inside the main body, and a main speed change lever 46 and a sub speed change lever 47 are provided in the operation portion 13, and these main speed changes. The lever 46 and the sub-transmission lever 47 are connected to the transmission case 35 via a link mechanism (not shown). By operating the main transmission lever 46 and the sub-transmission lever 47, the transmission and transmission can be performed within the transmission case 35. The direction of rotation is switched to move the left and right traveling devices 2L and 2R forward and backward and to change gears. The operation unit 13 is also provided with left and right side clutch levers 48 and 49. By operating the left and right side clutch levers 48 and 49, the clutch of the traveling device on the turning side in the transmission case 35 is disconnected. When the crawler is stopped and the crawler is rotated while the clutch of the other side of the travel device remains unchanged, the machine can be turned. The direction of the headland can be changed freely.
[0017]
Further, the output pulley 39 is wound around a drive pulley 43 disposed further forward by a belt 40, and the belt 40 is supported by tension pulleys 41 and 42 disposed between the pulleys 39 and 43. It is stretched. The drive pulley 43 is fixed to a base portion of a screw shaft (not shown) provided in the arm support frame 51, and the screw shaft is screwed into the arm 20 having a female screw threaded on the inner surface. .
[0018]
Here, a machine width adjusting lever 50 is disposed in the operation portion 13, and the machine width adjusting lever 50 is connected to the tension pulleys 41 and 42 via a link mechanism (not shown). , The tension pulleys 41 and 42 are pressed against the belt 40, the belt 40 is tensioned and the pulleys 39 and 43 are connected, and the rotational force of the output pulley 39 is transmitted to the drive pulley 43. The When the screw shaft is rotated by the drive pulley 43, the arm 20 into which the screw shaft is screwed is expanded and contracted to adjust the distance between the traveling devices 2L and 2R, so Can be adjusted to the heel width. The expansion / contraction switching of the arm 20 is performed by switching the forward / backward movement of the airframe to reverse the rotation direction of the output pulley 39 and by reversing the rotation direction of the screw shaft linked via the belt 40 / drive pulley 43. It can be carried out.
[0019]
As described above, the operation unit 13 provided at the upper portion of the traveling device 2L is provided with a traveling operation member including the main transmission lever 46, the auxiliary transmission lever 47, the left and right side clutch levers 48 and 49, and the machine width adjusting lever 50. By operating these travel operation members, the main body 1 is changed to a machine width suitable for the ridge width, and then the travel devices 2L and 2R are moved forward so that the tea cutting device disposed in the main body 1 5 is moved on one side of the teacup 6, and the tea leaves 7 are cut by the cutting blade 25. Then, after reaching the teacup end, only the tea-cutting device 5 is rotated 180 degrees by a horizontal angle adjusting mechanism, which will be described later, and then the traveling devices 2L and 2R are moved backward so that the tea leaves 7 remaining on the other one side are removed. I try to reap.
[0020]
Next, of the cutting operation according to the present invention, the driving operation of the cutting blade engine 22 will be described with reference to FIGS. 5, 6, and 8. A link base 113 is placed and fixed on the upper surface of the outer portion of the upper frame 71a constituting the mounting portion 4, and a side plate 113a is erected from the inner side of the link base 113. The exterior portion of the accelerator link cord 114 and the clutch link cord 115 on the main body side extending from the portion 13 is fixed.
[0021]
A main body side accelerator wire 114a extends from the main body side accelerator link cord 114, and the main body side accelerator wire 114a is connected to a main body side link plate 121 pivotally supported on the link base 113, and the main body side link On the upper side of the plate 121, a cutting-side link plate 122 is coaxially provided so as to be rotatable. A hook 122a is formed at one end of the cutting-side link plate 122, and the tip of the cutting-side accelerator wire 116a is engaged with the hook 122a. The wire 116 a can be locked to the cutting side link plate 122. The mowing side accelerator wire 116 a extends from the mowing side accelerator link cord 116, and the mowing side accelerator link cord 116 is latched by a latching portion 119 erected on the outer side of the link base 113. Yes.
[0022]
The cutting-side link plate 122 opposite to the presser lever 125 across the shaft is provided with a long hole 122b in the left-right direction, and a lock screw 123 is inserted into the long hole 122b so that the cutting-side link plate 122 The main body side link plate 121 can be fastened and fixed at a free angle, and a holding spring 124 is mounted between the main body side link plate 121 and the link base 113, and when the lock screw 123 is released, the main body side link plate 121 is rotated and held inside.
[0023]
A main body side clutch wire 115a extends from the main body side clutch link cord 115, and the main body side clutch wire 115a is connected and fixed to a link plate 120 pivotally supported on the link base 113, and the link plate A hook 120 a is formed on 120, and the tip of the cutting-side clutch wire 117 a is engaged with the hook 120 a, and the holding lever 126 holds the top of the cutting-side clutch wire 117 a so that the cutting-side clutch wire 117 a is engaged with the link plate 120. I can stop it. The cutting-side clutch wire 117a extends from the cutting-side clutch link cord 117, and the cutting-side clutch link cord 117 is locked to a locking portion 118 standing on the outer side of the link base 113. Yes.
[0024]
In such a configuration, the presser levers 125 and 126 are used to lock the cutting-side accelerator wire 116 a and the clutch wire 117 a to the link plates 122 and 120, and then the lock screw 123 is fastened. Is integrated with the main body side link plate 121, the main body side accelerator wire 114a and the cutting side accelerator wire 116a, and the main body side clutch wire 115a and the cutting side clutch wire 117a are connected.
[0025]
In this state, by operating the cutting accelerator lever 127 and the cutting clutch lever 128 provided in the operation unit 13, the accelerator wire 114a and the clutch wire 115a on the main body side expand and contract, and the link plates 120 and 121 according to the expansion and contraction. Rotating 122, operating force is transmitted to the mowing side accelerator wire 116a and the clutch wire 117a, and the accelerator and clutch of the mowing engine 22 connected to the mowing side accelerator wire 116a and the clutch wire 117a are operated. To be able to.
[0026]
As for the connection between the operation unit 13 and the cutting engine 22, for the accelerator link system, the lock screw 123 is loosened so that the upper and lower link plates 121 and 122 can rotate along the long holes 122a. The clutch link system can be easily disconnected simply by operating the presser lever 126 and removing the reaping-side clutch wire 117a from the link plate 120. In the present embodiment, even when the cutting engine 22 of the tea cutting device 5 is restarted after fine adjustment of the position of the tea cutting device 5 or the like by the connectable / disconnectable link mechanism 111, the operator can By cutting the link mechanism 111 and performing a hand operation with a starter or the like of the cutting engine 22, it is not necessary to bypass the tea bowl 6 and go to the operation unit 13 side, and the cutting engine 22 can be started easily. Can do.
[0027]
As described above, the operation unit 13 provided with the traveling operation unit is also provided with a drive operation member of the cutting blade engine 22 including the cutting accelerator lever 127 and the cutting clutch lever 128. As described above, the operation unit 13 is provided. By operating this drive operation member after securing the connection between the cutting engine 22 and the cutting engine 22, the reciprocating speed of the cutting blade 25 is optimized even during traveling, and appropriate tea cutting according to the situation of the teacup is achieved. Work can be done.
[0028]
Next, the position / posture control adjustment mechanism of the tea cutting device 5 and the placement operation of the tea cutting device 5 in the cutting operation according to the present invention will be described. First, the left / right position adjustment mechanism 52 will be described with reference to FIGS. 1, 7, 9, and 10. A movable table 19 that forms the upper portion of the support 3 is placed on the platform 11, and a guide 19 a provided on the movable table 19 is slidable on guide bars 60 a and 60 b installed on the platform 11. A gauge 19 b is extended from the gantry 11. On the other hand, a left and right moving lever 58 is disposed on the side of the gantry 11, and the front end of the left and right moving lever 58 is pivotally supported by the front fixed side frame 17b. One end of 61 is pivoted, and the other end of the arm 61 is connected to the movable table 19.
[0029]
In the left / right position adjusting mechanism 52 having such a configuration, when the gripping portion 58a of the left / right moving lever 58 is gripped and rotated leftward / rightward, the moving table 19 also slides left / right and is suspended from below. 5 can be moved while confirming with the gauge 19 b, and the tea cutting device 5 can be adjusted to the substantially right and left central portion of the main body 1. After the adjustment, the left and right moving lever 58 can be fixed to the rear fixed side frame 18b by a fixing member 59 such as a knob screw.
[0030]
The height adjusting mechanism 53 will be described with reference to FIGS. 1, 6, 7, 11, and 12. A lift motor 10 and a gear case 66 connected to the height adjustment switch 67 of the operation unit 13 are placed and fixed on the movable table 19. An output shaft from the lift motor 10 is placed in the gear case 66. The worm gear 62 fixed to the worm gear, the sprocket 63 fixed coaxially with the pivot shaft of the worm wheel meshing with the worm gear 62, and the sprocket 64 coupled to the sprocket 63 via the chain 65 are rotatable. It is arranged.
[0031]
The upper end of the chain 65 wound in an S-shape on the sprockets 63 and 64 extends and fixed to the upper frame 8a of the lifting frame 8, and the lower end of the chain 65 is a plan view of the lower lifting disk 9 Side bars 8b and 8b are erected from the left and right diameter ends of the elevating disc 9, and are slidably inserted into the movable table 19 and fixed to both left and right ends of the upper frame 8a. Has been. Therefore, in this height adjustment mechanism 53, unlike the conventional gate pole type lifting device, the main body is simply lowered to the lowest position even when the tea mower is transported by a transport vehicle or the like. 1 Since the upper protruding portion can be almost eliminated, the height is not restricted, and storage in the garage is easy.
[0032]
In such a configuration, by operating the height adjustment switch 67, the elevating motor 10 is actuated to rotate the sprockets 63 and 64, and the chain 65 is wound upward or downward and connected to the chain 65. The elevating frame 8 is also raised and lowered, and the height of the tea cutting device 5 can be easily and quickly adjusted even during traveling.
[0033]
Next, the horizontal angle adjusting mechanism 54 will be described with reference to FIGS. 1, 5, 13, and 14. A rotating disk 70 that is rotatable about the same axis as that of the elevating disk 9 is adjacent to the lower surface of the elevating disk 9, and a connecting member 72, 72,. The left and right position fine adjustment mechanism 55, which will be described in detail later, is integrally formed. The left and right position fine adjustment mechanism 55 includes the upper frame of the mounting frame 71 that holds the tea cutting device 5 below. 71a is engaged so that sliding to right and left is possible.
[0034]
Then, a fixing frame 9a fixed on the upper surface of the upper and lower lifting disk 9 is provided with a fixing tool 74 such as a knob screw biased downward by a spring 75, and the lower part of the fixing tool 74 is directly below. Is inserted into one of the locking holes 73 opened at a position opposite to the rotating disk 70 through the holes provided in the elevating disk 9, so that the upper and lower disks 9, 70 can be connected and fixed. I am doing so. Further, a fastening tool 76 is disposed in the vicinity of the outer edge of the elevating disk 9 so that the upper and lower disks 9, 70 can be clamped and fixed at an arbitrary angle.
[0035]
In such a configuration, after operating the lever 76a of the tightening tool 76 to release the clamping between the disks 9, 70, the fixing tool 74 is pulled up and detached from the locking hole 73, and then the mounting is performed. By gripping and rotating the work frame 71, the rotating disk 70 that holds the tea cutting device 5 below can be rotated to a predetermined horizontal angle with respect to the lifting disk 9.
[0036]
At this time, in the case where the tea cutting device 5 is disposed at a right angle to the traveling direction, the fixing tool 74 is fixed to one of the front and rear locking holes 73 and the tea cutting device 5 is driven. In the case of disposing at an arbitrary angle other than a right angle with respect to the direction, the fixing member 74 is detached, the upper surface of the lifting / lowering disk 9 is slid with the lightly floated, rotated to a predetermined horizontal angle, and then the lever 76a. , And the discs 9 and 70 can be clamped and fixed by the fastening tool 76.
[0037]
That is, when the cutting of one side of the teacup is finished and the other side is cut, the teabrushing device 5 is rotated using such a horizontal angle adjusting mechanism 54 and the orientation of the cutting blade 25 is changed. By simply moving the traveling devices 2L and 2R backward after rotating 180 degrees, it is not necessary to reverse the main body 1 with the headland, and the other side can be trimmed easily and quickly.
[0038]
Furthermore, since the tea cutting device 5 can be disposed obliquely with respect to the traveling direction, the width and shape of the surface where the cutting blade 25 actually hits the tea cup 6 can be freely changed by finely adjusting the horizontal angle. Therefore, it is possible to cut with high accuracy even in a narrow bowl with various bowl widths or a bowl with a different top surface arc shape.
[0039]
The left / right position fine adjustment mechanism 55 will be described with reference to FIGS. 5, 13, and 15. A holding member 80 is fixed to the rotating disk 70 via the connecting members 72, 72, etc., and the upper frame 71a is slidably inserted in the holding member 80 in the left-right direction, A chain 77 is fixed to the side surface of the upper frame 71a. The holding member 80 is provided with a ratchet-type handle 81 so that a claw (not shown) provided at the base of the handle 81 can be locked to the chain 77 only in one direction.
[0040]
In such a configuration, the switching member 81a provided at the base of the handle 81 changes the direction in which the claw can be locked, and then the handle 81 is swung to the left or right, so that the upper portion can be clicked. The frame 71a can be moved in either the left or right direction, and the mounting frame 71 with the tea cutting device 5 locked downward is moved to a predetermined left and right position to finely adjust the left and right position of the tea cutting device 5. Can do.
[0041]
That is, even after adjusting the tea-cutting device 5 to the left and right substantially central portion of the main body 1 by the left-right position adjusting mechanism 52, the optimum left-right position according to the situation of the teacup 6 can be obtained by operating the handle 81. The tea-cutting device 5 can be moved to the end, and uncutting can be prevented. After the adjustment, the upper frame 71a can be fixed to the holding member 80 side by a fixing screw 79.
[0042]
Next, the tilt angle adjusting mechanism 56 will be described with reference to FIGS. 5, 6, and 16. A pantograph part 82 composed of a rhombus parallel crank mechanism is vertically suspended from an end extending outward from the upper frame 71a, and a lower part of the mounting frame 71 is provided at a lower end of the pantograph part 82. An expansion / contraction mechanism is provided that connects the frame 71b and can change the interval between the connecting portions 82a and 82b.
[0043]
In the telescopic mechanism, a screw shaft 85 fixed to the rotating shaft of the tilt angle motor 83 is extended outward, and the screw shaft 85 is inserted into the connecting portions 82a and 82b, and the outer side of the machine body The extending end of the screw shaft 85 is fitted to the connecting portion 82b so as not to be rotatable and the inner end of the connecting portion 82a is screwed into the inner surface of the connecting portion 82a. The middle part is screwed.
[0044]
In such a configuration, when the tilt angle adjustment switch 68 of the operation unit 13 is operated, the tilt angle motor 83 connected to the tilt angle adjustment switch 68 is driven to rotate the screw shaft 85, and the outer side of the machine body is rotated. The connecting portion 82b is left as it is, and only the connecting portion 82a on the inner side of the fuselage can be freely moved to the left and right via the female screw, thereby changing the vertical height of the pantograph portion 82, even while traveling The inclination angle of the tea cutting device 5 can be adjusted easily and quickly.
[0045]
Since the screw shaft 85 never protrudes outward from the connecting portion 82b as described above, the work is performed inside the main body 1 to adjust the left and right position, horizontal angle, etc. of the tea cutting device 5. Even so, the protruding portion of the screw shaft 85 does not get in the way, and good workability can be ensured.
[0046]
Next, the front / rear inclination angle adjusting mechanism 57 will be described with reference to FIGS. 5, 17, and 18. An inner support arm 86 is locked to the inner side 71c of the lower frame 71b via the inner mounting portion 14, and an outer support arm 87 is locked to the outer side 71d of the lower frame 71b via the outer mounting portion 15. The tea-cutting device 5 is supported by these inner and outer support arms 86 and 87.
[0047]
In the inner mounting portion 14, one end of the attachment member 88 is pivotally connected to one end of the inner side 71 c so as to be vertically rotatable, and a longitudinally inclined long hole 88 a is elongated vertically at the other end of the attachment member 88. The fixing tool 92 is inserted into the opening and tilting long hole 88a, and the other end of the attachment member 88 can be fastened and fixed to the other end of the inner side 71c at a predetermined height by the fixing tool 92. Support stays 88c and 88c are provided on the front and rear sides of the lower side of the mounting member 88 so as to protrude laterally. The inner support arm 86 is placed on the support stays 88c and 88c, and a holding member 89 is placed on the upper surface of the inner support arm 86, and is placed horizontally on the front and rear of the holding member 89. Both ends of the guide bars 90 and 90 are inserted into the sliding long holes 88b of the mounting member 88 so as to be movable up and down, and between the front and rear upper ends of the pressing member 89 and the lower portion of the mounting member 88, a holding spring. 91 is mounted.
[0048]
On the other hand, in the outer mounting portion 15, one end of the mounting member 93 is pivotally connected to one end of the outer side 71 d so that the mounting member 93 can be pivoted up and down. The guide member 94 is inserted into the elongated hole 93a for front and rear inclination, and the other end of the attachment member 93 can be moved up and down with respect to the other end of the outer side 71d by the guide member 94 and attached. A connecting plate 95 is connected to the front and rear lower sides of the member 93 so as to be rotatable left and right. A return spring 112 is mounted between the lower end of the mounting member 93 and the mounting frame 71. The outer support arm is disposed between the upper surface portion of the support stay 95a projecting laterally from the lower side of the connecting plate 95 and the lower side portion of the holding member 97 pivotally supported at the lower portion. A plate spring 96 is elastically mounted between the connecting plate 95 and the pressing member 97.
[0049]
In such a configuration, when the guide bar 90 is pulled up by the inner mounting portion 14 and the holding member 97 is pushed leftward and rotated by the outer mounting portion 15, the inner and outer support arms 86 and 87 are easily removed. Can do. Further, by taking the reverse procedure, the inner support arm 86 is placed between the support stays 88c and 88c and the lower side of the holding member 89. Similarly, the outer support arm 87 is moved to the support stay 95a and the holding member 97. Can be securely held by the elastic force of the retaining spring 91 and the leaf spring 96, respectively.
[0050]
That is, since the attachment structure which consists of connection members, such as the said inner side mounting part 14 and the outer side mounting part 15, was provided so that a portable tea-cutting machine can be used as the tea-brushing device 5, the portable tea-making machine until then can be diverted. Thus, the cost for switching to a self-propelled tea cutter can be reduced, and further, when the inner support arm 86 is rotated back and forth by loosening the fixture 92, the outer support arm 87 follows. Because of the rotation, the fixing tool 92 can be tightened and set to a predetermined forward / backward tilt angle, and the width and shape of the surface on which the cutting blade 25 actually contacts the teacup 6 can be freely changed. It is possible to flexibly deal with teacups 6 having different arc shapes.
[0051]
Among the position / posture control adjustment mechanisms of the tea cutting device 5 described above, the height adjustment switch 67 and the inclination angle adjustment switch 68 for the height adjustment mechanism 53 and the inclination angle adjustment mechanism 56, which have a large effect on the cutting performance, respectively. As shown in FIG. 6, the height adjustment switch 67 and the inclination angle adjustment switch 68 are both provided in the operation unit 13 provided with the travel operation unit. By operating, the height and vertical inclination angle of the tea cutting device 5 can be freely changed so that the cutting blade 25 hits the surface of the tea cup 6 even during running as in the case of the cutting accelerator lever 127 and the cutting clutch lever 128. Thus, an appropriate tea cutting operation according to the situation of the teacup 6 can be performed.
[0052]
In particular, in the case where a portable tea cutter that is held by hand as described above is diverted to a self-propelled tea cutter, a cutting operation member is provided in the operation unit 13 in this way, and the cutting operation is referred to as a traveling operation. By adopting a configuration that can be implemented in the same operation unit 13, an operation member such as a drive operation member for controlling the cutting blade engine 22 that is provided from the beginning in the portable tea cutter is placed at the same position as the traveling operation member. Since it can be operated, it is possible to easily perform the cutting operation while traveling.
[0053]
【The invention's effect】
Since the present invention is configured as described above, the following effects can be obtained.
A tea-cutting device (5) is suspended from a main body (1) having left and right traveling devices (2L, 2R) that straddle a row of teacups (6) and self-propelled between both sides of the teacup (6). The main body (1) is provided with a mounting structure that can be used for a self-propelled tea-cutting device as a hand-held portable tea-cutting device as the tea-cutting device (5), and the traveling device (2L, 2R) In the vicinity, Above In the self-propelled tea trimmer provided with the operation unit (13) provided with the travel operation members (46, 47, 48, 49, 50) of the travel device (2L, 2R), the operation unit (13) The trimming operation member (67, 68, 127, 128) of the tea cutting device (5) is also provided, and the trimming operation is performed in the same operation section (13) as the traveling operation. operation The cutting operation member (67, 68, 127, 128) includes a cutting accelerator lever (127) for controlling the cutting blade engine (22) for cutting blade drive and a cutting clutch lever (128). A drive operating member; Height adjustment mechanism (53) of the tea cutting device (5) From the height adjustment switch (67) for operating the tilt angle adjustment switch (68) for operating the tilt angle adjustment mechanism (56) As an operation member Even during driving operation, Above The configuration is such that the position and posture of the tea cutting device (5) can be adjusted, The operation portion (13) is attached to the fixed frame (18b) at the rear portion constituting the main body (1), and the operation portion (13) can be stored inside the main body (1) in the moving direction. Arranged Therefore, it is possible to finely adjust the cutting speed, height, vertical tilt angle, etc. with the tea cutting device without misoperation even while traveling, so it is optimal for the situation of teacups such as tea leaf density and teacup surface shape. The mowing operation can be performed, so that the work efficiency can be improved and the quality of the harvested tea leaves can be homogenized.
[0054]
In addition, a tea-cutting device is suspended from a main body having a left and right traveling device that travels between both sides of the teacup, and a portable tea-making machine can be used as the tea-cutting device. In a self-propelled teabrusher provided with an attachment structure and provided with an operation unit provided with a travel operation member in the vicinity of the traveling device, a mowing work operation member is attached to the operation unit to travel the mowing operation. Since it can be implemented in the same operation unit as the operation, the portable tea cutter can be diverted to the self-propelled tea cutter without deteriorating the operability, and the cost can be reduced.
[0055]
The cutting operation member includes a drive operation member for engine control for driving the cutting blade and an arrangement operation member for controlling the position / posture of the tea cutting device, and operates the arrangement operation member. Makes it possible to adjust the tea cutting device to an appropriate position and posture even while traveling. And posture, The cutting blade operation can be reliably controlled from both sides, and the optimum cutting operation can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall front view of a self-propelled tea cutter according to the present invention.
FIG. 2 is a side view of the same.
FIG. 3 is a perspective view showing a front power transmission system.
FIG. 4 is a perspective view showing a rear power transmission system.
FIG. 5 is an overall perspective view of the tea cutting device.
FIG. 6 is a front view of an operation unit.
FIG. 7 is a perspective view of the upper part of the main body.
FIG. 8 is a perspective view of a link mechanism between an operation unit and a tea cutting engine.
FIG. 9 is a perspective view of a left-right position adjustment mechanism.
FIG. 10 is a perspective view of the same.
FIG. 11 is a perspective view of a height adjustment mechanism.
FIG. 12 is an explanatory diagram of a lifting operation of the height adjustment mechanism.
FIG. 13 is a perspective view from below of the horizontal angle adjusting mechanism.
FIG. 14 is a perspective view similarly from above.
FIG. 15 is a perspective view of a lateral position fine adjustment mechanism.
FIG. 16 is a perspective view of an inclination angle adjusting mechanism.
FIG. 17 is a perspective view of an inner mounting portion of the front / rear inclination angle adjustment mechanism.
FIG. 18 is a perspective view of the outer mounting portion.
[Explanation of symbols]
1 Body
2L / 2R traveling device
5 Tea-cutting device
6 Teacup
13 Operation unit
22 engine
46, 47, 48, 49, 50 Traveling operation members
67/68 Positioning operation member
67 ・ 68 ・ 127 ・ 128 Cutting operation member
127/128 Drive operation member

Claims

A tea-brushing device (5) is suspended from a main body (1) having left and right traveling devices (2L, 2R) that straddle a row of teacups (6) and self-propelled between both sides of the teacup (6). The main body (1) is provided with a mounting structure that can be used for a self-propelled tea-cutting device as a hand-held portable tea-cutting device as the tea-cutting device (5), and the traveling device (2L, 2R) In a self-propelled teabrusher in which an operation unit (13) provided with a travel operation member (46, 47, 48, 49, 50) of the travel device (2L, 2R) is disposed in the vicinity, the operation unit ( 13) is provided with a cutting operation member (67, 68, 127, 128) of the tea cutting device (5) so that the cutting operation can be operated in the same operation section (13) as the traveling operation. The work operating members (67, 68, 127, 128) are cutting blade accelerators for controlling the cutting blade engine (22) for driving the cutting blade. Bar and (127), a drive operation member consisting of a clutch lever (128) cutting, a height adjustment switch for operating the height adjustment mechanisms (53) of the tea bush device (5) (67), the inclination angle adjusting mechanism (56) and an operating member consisting of inclination adjustment switch (68) for operating the even during traveling operation, and adjusted configurable the position and orientation of the tea bush device (5), constituting the main body (1) The operation part (13) is attached to the fixed side frame (18b) of the rear part, and the operation part (13) is disposed so as to be housed inside the main body (1) in the traveling direction. A self-propelled tea cutter.