JP4603029B2 - 固形乳,及びその製造方法 - Google Patents
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Description
本発明の固形乳は,空隙率が30%〜50%の固形乳である。空隙率が大きいほど,溶解性が高くなるが,強度が弱くなる。また,空隙率が小さいと,溶解性が低くなる。この空隙率は,おもに圧縮工程の圧縮力によって制御される。なお,本発明において,好ましい空隙率は,35%〜50%であるが,空隙率をその用途などに応じて調整し30%〜35%,30%〜45%,40%〜45%,又は40%〜50%としてもよい。これらのような空隙率の範囲となるように調整すれば,後述のとおり,オイルオフなどの問題を解決した良好な固形乳を得ることができる。
本発明の固形乳の製造方法は,粉乳を圧縮し固形状の粉乳圧縮物を得るための圧縮工程と,圧縮工程で得られた粉乳圧縮物を湿らせるための加湿工程と,加湿工程で加湿された粉乳圧縮物を乾燥させるための乾燥工程とを含む。
圧縮工程は,粉乳を圧縮し固形状の粉乳圧縮物を得るための工程である。圧縮工程では,粉乳を次工程へ移行できる程度の比較的低い圧力で粉乳を打錠することにより,水が侵入するための空隙を確保した粉乳圧縮物を得る。圧縮工程では,適切な空隙を設けた保形性のある粉乳圧縮物を製造するという要件を満たすように粉乳を圧縮する。すなわち,この圧縮工程での空隙率が,固形乳の空隙率と密接に関連する。また,粉乳圧縮物の潤滑性が乏しければ,打錠機などの装置に粉乳圧縮物の一部が付着するという打錠障害の問題を生ずる。さらに,粉乳圧縮物の保形性が悪ければ,固形乳を製造する過程において,形状を保てないものができるという問題を生ずる。
加湿工程は,圧縮工程で得られた粉乳圧縮物を湿らせるための工程である。粉乳圧縮物を湿らせることにより,粉乳圧縮物の表面近傍の粒子が一部溶解し,架橋する。これにより,粉乳圧縮物の表面近傍の強度が増大することとなる。
乾燥工程は,加湿工程で加湿された粉乳圧縮物を乾燥させるための工程である。乾燥工程により,加湿工程で加湿された粉乳圧縮物が乾燥するので,表面タック(べとつき)がなくなり,固形乳を製品として扱うことができるようになる。乾燥工程における乾燥方法として,加湿工程で加湿された粉乳圧縮物を乾燥させることができる公知の方法を採用でき,例えば,低湿度・高温度条件下に置く方法,乾燥空気・高温乾燥空気を接触させる方法などがあげられる。
本発明の粉乳及び固形乳の製造方法は,粉乳を製造する工程と,その粉乳を原料として固形乳を製造する工程とを含む。なお,粉乳を製造する工程で製造された粉乳の一部を,そのまま粉乳として容器に充填し,製品としても良い。このようにすることにより,粉乳及び固形乳を得ることができる。
粉乳の製造工程は全粉乳、脱脂粉乳、育児用粉乳に代表される調製粉乳など製品の種類によって詳細は異なる。しかし,基本的には,「原料(調整)→清澄化→殺菌→濃縮→(均質化)→噴霧乾燥→篩過→充填」の工程により,粉乳を製造できる。なお,噴霧乾燥後の粉乳の大きさは,5μm〜150μm程度であり,粉乳の造粒物の大きさは,100μm〜500μm程度である。また,粉乳とその造粒物とが混ざり合った状態では,その空隙は5μm〜150μm程度である。
清澄化工程は,遠心分離機またはフィルタ−など公知の手段によって,牛乳などに含まれる微細な異物を除去するための工程である。
殺菌工程は,牛乳などに含まれる細菌などの微生物を死滅させるための工程である。殺菌工程での殺菌温度と保持時間は,粉乳の種類によって様々であり,公知の殺菌処理に関する条件を採用できる。
濃縮工程は,後述の噴霧乾燥工程の前に牛乳などを予備的に濃縮するための任意の工程であり,真空蒸発缶など公知の手段と条件を採用できる。
均質化工程は,牛乳などに分散している脂肪球などの固形成分を一定以下の大きさに均質化するための任意の工程であり,処理液に高圧を加えて狭い間隙を通過させるなど公知の手段と条件を採用できる。
噴霧乾燥工程は,濃縮乳中の水分を蒸発させて粉体を得るための工程であり,噴霧乾燥機など公知の手段や,公知の条件を採用できる。
篩過工程は,噴霧乾燥工程で得られた粉体を篩に通すことで,固まり粉など粒径が大きなものを除去し,整粒するための工程である。
充填工程は,粉乳を袋や缶などに充填するための工程である。
本発明の粉乳及び固形乳の製造方法では,上記のとおり粉乳を製造した後,上記の固形乳製造方法を採用できる。すなわち,上記の篩過工程を経た粉乳を原料として,上記の圧縮工程を行えばよい。
本発明の固形乳は,一般的には温水に溶かして,飲用する。より具体的には,蓋のできる容器に,温水を入れた後,本発明の固形乳を必要個数投入する。そして,好ましくは容器を軽く振ることにより固形乳を早く溶かし,適温の状態で飲用する。
以下に,実施例を示し,本発明の特徴を説明するが,本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。以下では,まず実施例における各評価項目の評価方法について説明した後に,参考例及び実施例を説明する。
固形乳の空隙率は,次式により求めた。
空隙率(%)=(1−W/PV)×100
W:固形物の重量(g)
P:ベックマン空気式密度計を用いて測定した固形物の密度(g/cm3)
V:固形物の直径,厚みをマイクロメ−タ−で測定して算出した体積(cm3)
遊離脂肪の含有率は,以下のようにして測定した。まず,固形乳をすり潰さないように留意しながらカッタ−で細かくし粉砕した(粉砕工程)。その後,32メッシュ篩に粉砕された固形乳を通過させた(篩工程)。篩工程を経たものを試料とし,‘Determination of Free Fat on the Surface of Milk Powder Particles’,Analytical Method for Dry Milk Products,A/S NIRO ATOMIZER(1978)に記載された方法にしたがって遊離脂肪の含有率を測定した。なお,この方法によれば,遊離脂肪の含有率は,一定速度,時間の振とうにより四塩化炭素で抽出された脂肪の重量%で示される。
固形乳の錠剤硬度は,藤原製作所製ハ−ドネステスタ−を使用して測定した。すなわち,試料の破断面の面積が最小となる方向に荷重をかけ,破断したときの荷重を測定した。
固形乳の溶解性は,以下のようにして測定した。まず,200mlの蓋付きのガラス容器に水100ml入れ50℃とした。この水に固形乳を1個入れ,直ちに振とうし,固形乳が完全になくなるまでに要した時間を測定した。なお,振とう条件は,1.5往復/s,振幅30cmとした。
浮遊オイル(オイルオフ)は,以下のようにして測定した。まず,100mlのビーカーに,50℃の水50mlを用意した。その水に固形乳1個を入れ,完全に溶かした。2時間静置後に,油滴の有無を目視により判定した。
過酸化物価は,以下のようにして測定した。試料に60〜70℃の熱湯を加え,よく混合して溶解し乳化液とする。これにノニオン界面活性剤(ポリオキシオクチルフェノ−ルエ−テル)及びトリポリリン酸ナトリウムの水溶液を加え,乳化を破壊した後,遠心分離により油層と水層に分ける。油層をとり,ヨウ素滴定法(日本油脂化学協会,基準油脂分析試験法,過酸化物価(クロロホルム法))を用いて測定する。本法の測定値は,試料にヨウ化カリウムを加えた場合に遊離されるヨウ素を試料1kgに対するミリ当量数で表したものであり,脂質の酸化劣化の指標に用いられる。
風味試験は,試料を14重量%の濃度となるように50℃の水に溶かし,パネラ−10名に飲んでもらい,美味しさの観点で1〜7の7段階(4が中央値で普通の味)に点数をつけてもらい,その平均値で評価した。
水に脂肪,糖質,たん白質,乳及びミネラル類を加えて混合した液を,均質化,濃縮,噴霧乾燥の工程の順で処理することにより,様々な成分を含む粉乳を製造した。
参考例の製造法により得た粉乳(脂肪25重量%,糖質58.3重量%,たん白質11.7重量%,その他ミネラル,及び水分を含む)を万能試験機オ−トグラフ(島津製作所製)にて圧縮力0.5〜30MPa,杵の降下速度10mm/minの条件で圧縮成形した。その後,恒温恒湿器(TABAI ESPEC製)に40℃・95%RHの条件で5分間放置した。その後,エアーオーブン(ヤマト科学)により,40℃で30分間乾燥した。このようにして,直径25mm,重量約5gの固形乳を得た。原料に使用した粉乳及びここで得た固形乳を試験例1〜5により評価した。その結果を表1に示す。また,表1のうち,空隙率と溶解時間の関係を図1に示す。表1のうち,圧縮力と遊離脂肪の関係を図2に示す。
脂肪含量5〜40%の粉乳を,圧縮力5MPaで成形した他は,実施例1と同じ工程,条件により直径25mm,重量約5gの固形乳を得た。これらを試験例1〜5により評価した。この結果を表2に示す。なお,オイルオフの評価項目は,実施例1と同様である。
実施例2において,脂肪含量5%の粉乳を用いたものは,加湿・乾燥処理前の圧縮成形物の硬度が著しく低い結果となった。この脂肪5%を含んだ粉乳にバタ−油(Corman製)をそれぞれ,(i)0.5重量%,(ii)1.0重量%,及び(iii)2.0重量%加えてよく混合した後,実施例2に示した条件で圧縮成形することにより,遊離脂肪の硬度増強効果を調べた。その結果を表3に示す。
参考例の製造法により得た粉乳(脂肪25%,糖質58.3%,たん白質11.7%,その他ミネラル,水分)を単発式打錠機(岡田精工製)にて圧縮力5MPa,20個/min(1200個/h)の条件で1時間連続して圧縮成形した。その後,恒温恒湿器(TABAI ESPEC製)に40℃・95%RHの条件で5分間放置し,エアーオーブン(ヤマト科学)にて40℃で30分間乾燥することにより直径25mm,重量約4.2gの固形乳を得た。
粉乳(脂肪25%,糖質58.3%,たん白質11.7%,ミネラル,水分)を万能試験機オ−トグラフ(島津製作所製)にて,圧縮力5MPa,圧縮速度10mm/minの条件で得た圧縮成形物(直径27mm,重量約7g)を試料に用いて加湿の条件について調べた。
実施例1の5MPaの圧縮力で製造した固形乳、及び原料として用いた粉乳をアルミ製の袋に入れ,30℃の条件下での3ヶ月間保存し,溶解時間,錠剤硬度,遊離脂肪,過酸化物性,オイルオフ,風味の項目を試験例に従って調べた。この結果を表6に示す。表6から,溶解時間,錠剤硬度,遊離脂肪,オイルオフ,風味の項目は,製造時の初期値と差がないことがわかる。過酸化物価は,原料に用いた粉乳と同程度の値を示した。以上より,本発明の製造方法で得られた乳固形物は長期保存性に優れていることがわかる。
Claims (3)
- 脂肪として,乳化した脂肪と遊離脂肪とを含み,
前記遊離脂肪の含有率が0.7重量%〜3重量%であり,
空隙率が,30%〜50%であり,
試料の破断面の面積が最小となる方向に荷重をかけて破断するときの力が,30N〜300Nである固形乳。
- 水の含有率が,1重量%〜4重量%である請求項1に記載の固形乳。
- 粉乳を圧縮して固形状の粉乳圧縮物を得るための圧縮工程と,
前記圧縮工程で得られた粉乳圧縮物を湿らせるための加湿工程と,
前記加湿工程で加湿された粉乳圧縮物を乾燥させるための乾燥工程とを含み,
前記粉乳の水分含有率が,1重量%〜4重量%であり,
前記粉乳の脂肪含有率が5重量%以上70重量%以下であり,
前記圧縮工程は,打錠機により粉乳を圧縮する工程であり,
前記圧縮工程において,粉乳を圧縮する圧縮力が,1MPa〜15MPaであり,
前記加湿工程において,前記粉乳圧縮物に加えられる水分の量が,前記圧縮工程後の粉乳圧縮物の質量の0.5%〜3%であり,
前記乾燥工程において,固形乳の水分含有率を原料として用いる粉乳の水分含有率の前後1%以内に制御する固形乳の製造方法により製造された,
請求項1に記載の固形乳。
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