JP4600875B2 - マルチメディア情報処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マルチメディア電子装置分野に関し、特に、記媒体及び/又は電子ネットワークから生じる符号化ビットストリームを復号しマルチメディアコンテンツを表示する装置を含む、マルチメディア情報を符号化及び復号する方法、マルチメディア情報を伝送する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオ/ビジュアル(AV)の素材は、デジタルデータの使用によって、ますます蓄積、伝送、表示が可能になってきている。AV素材のデジタルビデオ表示によって、コンピュータ制御電子機器によるその用法を容易にし、品質の画像及び音声の再生も容易にする。デジタルAV素材は、デジタルデータを格納し、伝送するために必要なコンピュータ資源を減らすために、一般に圧縮される(「符号化される」)。マルチメディアコンテンツ、特にビデオのサイズは非常に大きいので、マルチメディアコンテンツを伝送する装置は、それらの伝送チャンネルを効率的に使うために、コンテンツを符号化及び/又は圧縮するデジタルAV素材は、多くの周知の規格を用いて符号化することができる。例えば2、3例を挙げると、DV(デジタルビデオ)規格、MPEG(モーションピクチャエキスパートグループ)規格、JPEG規格、H.261規格、H.263規格及びモーションJPEG規格等である。符号化規格は、その上、関連した復号プロセスも規定している。マルチメディアコンテンツは、一般的に、媒体に蓄積されて、ビットストリームとして伝送される。
【0003】
圧縮のH.261及びH.263規格は、オーディオ及びビジュアルデータ用である。これらの規格は、ITU−T(国際電気通信連合)によって記載されている。H.261規格は、TV会議装置のために使われ一方、H.263規格、移動体通信のために使われる。
【0004】
H.261及びH.263規格は、動き補償(MC)と離散コサイン変換(DCT)のハイブリッド符号化を採用している。これらの仕様書の詳細は、周知のITU−T勧告に記載されている
【0005】
JPEGは、静止画像のために用いられる圧縮規格である。それは、ISO−IEC/JTC1/SC29/WG1文書において規格化されている。JPEG規格は、またJPEG規格において使われている変換符号化(DCT)を用いる。WG1は現在JPEG2000を規格化し、それは、静止画像処理のためのより効率的な符号化技術である。JPEG2000規格ウエーブレット変換を使用する。モーションJPEGは、ビデオ処理のための事実上の規格である。モーションJPEGにおいて、ビデオの個々のフレームは、JPEGによって符号化される。それはデジタルビデオ(DV)規格において使われており、それは今日市場で使われている。フレーム間の相関は圧縮のために使われていない。
【0006】
MPEG、オーディオ、ビデオ及びグラフィックス情報のための圧縮規格であり、例えばMPEG1、MPEG2、MPEG4及びMPEG7を含む。それは、ISO−IEC/JTC1/SC29/WG11文書において規格化されている。MPEG1は、CD−ROM(コンパクトディスクリードオンリーメモリ)装置において記憶のために、オーディオ及びビデオデータを符号化する規格である。MPEG1規格は、IS−11393規格に記載されている
【0007】
MPEG2は、記媒体、例えばDVD(デジタルビデオディスク)等に蓄積するために、及びデジタル放送で送出するために、オーディオ/ビデオデータを符号化復号及び伝送する規格である。またMPEG2は、MPEG1がサポートしないインターレースビデオをサポートする。したがって、MPEG2は、テレビ装置に品質のビデオを表示するために使われる。MPEG2規格は、IS−13818規格に記載されている
【0008】
MPEG4規格は、オーディオ、ビデオ及びコンピュータグラフィックスデータを符号化、復号及び伝送するために使われる。それは、コンテンツベースビットストリームの処理及び表示をサポートする。規格はIS14496規格に記載されている
【0009】
MPEG7はマルチメディア(MM)コンテンツのメタ情報の規格である。メタデータは、MMコンテンツを記述した又は関連するデータ、例えば作者の識別及び/又は他の説明、制作者情報、ディレクタ、俳優等である
【0010】
MPEG7規格は、まだ規格化の途上にあり、草稿ではあるけれども、入手可能である。草稿仕様書は、ISO−IEC−JTC1/SC29/WG11文書に記載されている
【0011】
過去に、マルチメディア装置は、閉じられたアプリケーションであった。既存の閉じたマルチメディア情報検索装置の一具体例が、DVD装置である。オーディオ/ビジュアルコンテンツはMPEG2により符号化されて、DVD記媒体(ディスク)に蓄積される。DVDプレーヤは、DVDディスクからビットストリームを読み出し、そのビットストリームを復号し、そして復号コンテンツを関連したテレビに表示する。DVDディスク内の全てのコンテンツ常に、単一の圧縮技術を使って符号化されているので、DVD装置内のデコーダ回路は、1つの復号技術によって構成する必要があるだけなので、DVDプレーヤは「閉じている」。例えば、DVDプレーヤは、DVDを使って符号化されビットストリームを復号する必要があるだけである。
【0012】
また、セットトップボックス(STB)は、そのSTBによって復号されるように特別に開発された所定の符号化技術を使う1つのグループの放送業者からのビットストリームを復号する必要があるだけである例えば、STBが、復号できない(例えば、それは、異なる圧縮技術を使って符号化された)情報を受信した場合、STBは、復号プロセスの間に、クラッシュするかもしれないしたがって、既知のクライアント装置において、既知の復号フォーマットによって復号することを保証するように全てのビットストリームは閉じられたアプリケーションにおいて符号化される。
【0013】
最近、多くの会社が、種々の圧縮技術を使って多種のデジタルマルチメディア装置製造しているが、これまで、デジタルAVマルチメディア装置プロフェッショナルな製品しか使われなかった。
【0014】
LSI及び信号処理技術の進歩により最近デジタル装置のコストが低減されて、結果として、民生用製品においてAVマルチメディア装置が使われている。そのようなデジタル民生用製品の具体例は、ビデオCD、DVD、DV(デジタルビデオ)、デジタルカメラである。
【0015】
デジタル計算機技術及びデジタルネットワーク技術は、また、最近の10年にいて著しく進歩した。コンピュータは、デジタル通信ネットワークにより互いに接続されて、ネットワークの資源と情報を共有することができる。インターネットは非常に普及し、現在多くのビジネス及び家庭のユーザに不可欠なツールである。ユーザは、インターネットを介して、様々な種類の情報及びサービスにアクセスすることができる。企業では、イントラネット非常に普及している。イントラネットについて、オフィスの全てのコンピュータは互いに接続され、それらのユーザは、同じオフィスにある情報及び資源を共有することができる。
【0016】
これらのネットワーク技術は、情報又は資源アクセスすることを許すだけでなく、ネットワークの幾つかの端末装置に演算能力を分散する。分散システムは、幾つかのアプリケーションを実行するために必要な計算能力を減らすことができるので、計算能力が限られた端末装置に非常に有益である
【0017】
また、ネットワーク技術は、民生用電子機器の分野に導入されている。多くの会社がこの通信規格の製品を開発しているので、高速ネットワーク(シリアル通信規格IEEE1394の)の規格化は非常に成功している。インターネット、イントラネットの広範囲に亘る使用を考慮すると、及びIEEE1394通信規格を介して互いに接続する民生用電子機器の発展を考慮すると、多くのデジタル装置は、現在、様々な異なるデジタル装置から情報を受信することができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
サーバがデジタル情報の要求を受信したとき、サーバは、情報をデジタルビットストリーム形で情報を送信する。しかしながら、送信装置(サーバ)により使われた符号化フォーマットが、受信装置(クライアント装置)により使われている復号フォーマットと一致しないという問題を起こす場合がある。
【0019】
この場合、クライアント装置は、送信装置により送られてきた要求したマルチメディアコンテンツを復号することができないかもしれない。望まれるものは、ネットワーク化されたデジタル装置が、様々な異なるデジタル装置から送られてきた符号化ビットストリーム情報を受信して、復号することを可能にする効率的な装置である。
【0020】
【課題を解決するための手段】
したがって、本発明は、ネットワーク化されたデジタル装置が、様々な異なるデジタル装置から送信されてきた符号化ビットストリーム情報を受信して、復号することを可能にする方法及び装置を提供る。
【0021】
本発明は、符号化ビットストリーム情報を1つのフォーマットから他のフォーマットに自動的に変換(トランスコード)し、クライアント装置受信装置)が、受信情報を表示することができるようにするフォーマット変換器を備えるまた、本発明のフォーマット変換器は、適切なフォーマットに変換するのに必要なコンピュータ資源自動的に割り当てる。
【0022】
マルチメディア情報検索装置及び方法は、自動フォーマット変換方法及び装置を含む。発明は、個々の要求されたマルチメディアビットストリーム関連するデータ構造(「コンテンツ情報」)を含む。データ構造は、符号化フォーマット、例えばコンテンツサーバにより生成された符号化マルチメディアビットストリームにおいて使われている圧縮技術を識別する。自動フォーマット変換プロセスは、そして、クライアント装置(要求)から情報を問い合わせ、符号化フォーマットを識別るデータ構造を受信する。クライアント情報はクライアント装置と互換性がある復号フォーマットを識別する。
【0023】
そして、自動フォーマット変換により、ビットストリームを、その符号化フォーマットから、クライアント装置によって認識されフォーマットに変換するために必要なトランスコードプロセスが決定される。また、本発明のフォーマット変換プロセスは、トランスコードを実行する前に、復号が必要であるか否かを判定し、これによって、復号が必要でない場合、処理時間及びコンピュータ資源を節約するすることができる。
【0024】
更に、フォーマット変換プロセスは、トランスコードプロセスを実行するために必要なコンピュータメモリ(フレームメモリ)サイズ自動的に決定し、これによって、コンピュータメモリ資源を効率的に使うことができる。フォーマット変換器ソフトウェアによってアプリケーションとして実現することができまた、データアクセスサーバに統合することもできる
【0025】
データアクセスサーバはクライアント装置内又はコンテンツサーバ内統合することができる。発明のフォーマット変換器は、特に、送信装置の符号化フォーマットが受信装置の復号フォーマットと互換性がない通信ネットワークで接続された電子装置に有益であり、したがって、フォーマット間トランスコード必要である
【0026】
本発明の実施例のマルチメディア情報を処理するマルチメディア情報処理方法は、クライアント装置から要求信号に応じて、符号化マルチメディア情報を蓄えているデータベースから、符号化マルチメディア情報の一部にアクセスするマルチメディア情報アクセスステップと、符号化マルチメディア情報の一部の符号化フォーマットを記述したコンテンツ情報にアクセスするとともに、クライアント装置の復号フォーマットを記述したクライアント情報にアクセスするクライアント情報アクセスステップと、コンテンツ情報及びクライアント情報に基づいて符号化マルチメディア情報をトランスコードして、クライアント装置の復号フォーマットと互換性があるトランスコードマルチメディア情報を生成するステップとを有する。
【0027】
更に実施例のトランスコードステップは、コンテンツ情報及びクライアント情報に基づいて符号化マルチメディア情報の一部を復号するが必要あるか否かを定するステップと、復号が必要な場合符号化マルチメディア情報の一部を復号するために必要なメモリ資源を決定するステップと、復号が必要場合、符号化マルチメディア情報の一部を復号して、復号マルチメディア情報を生成するステップと、コンテンツ情報及びクライアント情報に基づいて復号マルチメディア情報をトランスコードして、トランスコードマルチメディア情報を生成するステップとを有する。
【0028】
【発明の実施の形態】
自動フォーマット変換方法及び装置を含む、本発明のマルチメディア情報検索装置及び方法は、以下の詳細な説明において、完全なる理解を提供する。
【0029】
本発明の実施例は、トランスコーダ、トランスコード方法符号化方法、視聴覚エンコーダ、デコーダ、復号方法及び情報検索装置(記憶装置と記憶装置方法を備える)に関する
【0030】
本発明は、記媒体及び/又はネットワーク通信システムから生じる符号化ビットストリームを復号し、得られるマルチメディアコンテンツを表示するデジタル装置に関する。これらのデジタル装置具体例は、TV会議装置、テレビ電話装置、放送装置及びマルチメディアデータベース装置を含む。端末装置(また、クライアント装置ともいう。)は、ネットワーク及び/又は記媒体からマルチメディアコンテンツにアクセスし、復号コンテンツを表示し、及び/又は情報を編集する。発明はトランスコード装置を備えトランスコード装置は、例えばコンテンツサーバとクライアント装置間の自動フォーマット変換を容易にするデータアクセスマネージャ内にある
【0031】
図1は、本発明のマルチメディアコンテンツアクセスシステム200の実施例の構成を示すブロック図であるマルチメディアコンテンツアクセスシステム200は、デジタルビットストリームマルチメディア(MM)情報の送信装置であるマルチメディアコンテンツサーバ210を備える。クライアント装置230は、ビットストリームの受信装置であり、また、ビットストリームマルチメディアコンテンツサーバ(以下、単にコンテンツサーバ又はサーバともいう。)210に要求する。クライアント装置230は、例えばセットトップボックス、CD、DVD、コンピュータシステム、テレビ装置、ビデオデッキのような電子装置である
【0032】
クライアント装置230とサーバ210には、本発明のデータアクセスサーバ220が配置されているまた、データアクセスサーバ220はクライアント装置230内統合することができ又は、代わりに、サーバ210内統合することができる。データアクセスサーバ220は、通信チャンネル(ネットワーク又は伝送チャンネル)240bを介してサーバ210接続され、通信チャンネル(ネットワーク又は伝送チャンネル)240aを介してクライアント装置230接続されている。多くの周知のデジタル通信ネットワーク及び/又は規格は、本発明に基づく通信チャンネル240a240bを実現するために使用することができる。実施例では、通信チャンネル240a、240bインターネットである。
【0033】
別の実施例では、通信チャンネル240a、240bIEEE1394シリアル通信規格である。
【0034】
クライアント情報及びコンテンツ要求242はクライアント装置230からデータアクセスサーバ220に伝達される。MMコンテンツ(例えばビットストリーム)244は、データアクセスサーバ220からクライアント装置230に伝達される。MMコンテンツ244はトランスコードコンテンツである。コンテンツ情報要求及びコンテンツ要求248はデータアクセスサーバ220からサーバ210に伝達されクライアント装置230から要求に応じて開始される
【0035】
コンテンツ情報及びMMコンテンツ246は、サーバ210からデータアクセスサーバ220に伝達される。MMコンテンツ246は、符号化ビットストリームである(以下、符号化ビットストリーム246b、MMコンテンツ信号246bともいう)
【0036】
本発明のデータアクセスサーバ220の機能は、符号化ビットストリーム246を、クライアント装置230と互換性があるフォーマットのトランスコードバージョンのMMコンテンツ244にトランスコードすることである。
【0037】
マルチメディアコンテンツはマルチメディアコンテンツサーバ210に蓄えられている。マルチメディアコンテンツは列データ、すなわちビットストリームとして蓄えられており周知のフォーマット規格、例えばMPEG、JPEG、H.263、H.261、モーションJPEG、ビデオCD、DVD、DV(デジタルビデオ)、デジタルカメラ等の規格でフォーマットすることができる。クライアント装置230はマルチメディアコンテンツアクセスシステム200の端末装置である。ユーザこのクライアント装置230からマルチメディアコンテンツにアクセスする。
【0038】
クライアント装置230は、特定のコンテンツ、例えば特定の映像又はオーディオの番組又はタイトルを要求するコンテンツ要求1信号242を送信する
【0039】
コンテンツ要求1信号242bの別の具体例は映画のタイトルである。実施例において、コンテンツ要求1信号242bは、例えばMPEG7規格に記載されているコンテンツに関する意味情報であるまた、クライアント装置230は、メモリサイズ、ディスプレイサイズ、計算能力、バッファサイズ、及びクライアント装置230によってサポートされている(例えば互換性がある)復号フォーマットのようなクライアント資源を含むクライアント装置を記述した情報であるクライアント情報信号242aを転送する。
【0040】
図1のデータアクセスサーバ220は、クライアント装置230からコンテンツ要求1信号242b及びクライアント情報信号242受信する。データアクセスサーバ220は、要求されたマルチメディアビットストリームに関するコンテンツ情報の要求であるコンテンツ情報要求信号248をサーバ210に送信する。
【0041】
また、データアクセスサーバ220は、MMコンテンツ(ビットストリーム)246bの要求であるコンテンツ要求2信号248bをサーバ210に送信する。サーバ210は、例えばビットストリーム形式のマルチメディアコンテンツと、例えばタイトル、「コンテンツ情報」と称するディレクタ、制作者、作者、俳優関する情報のようなそれらのマルチメディアコンテンツを記述した情報のデータベースの両方を蓄えている。
【0042】
サーバ210はコンテンツ情報要求信号248a受信して、コンテンツ情報信号246をデータアクセスサーバ220に送り返す。コンテンツ情報信号246aは、サーバ210に蓄えられているMMコンテンツを記述した情報を含んでいる。コンテンツ情報信号246aの具体例はファイル名である。コンテンツ情報信号246aは、MPEG7規格に記載されている、例えばファイル名ビットストリームの適切な位置へのポインタのコンテンツ意味情報と構文情報との両方である。
【0043】
また、コンテンツ情報は、その関連したMMコンテンツにより使われている符号化フォーマットに関する様々な情報(表1、表2、表3に示よう)も含んでいる
【0044】
データアクセスサーバ220はコンテンツ要求1信号242bを受信して、サーバ210において適切なフォーマットの該当するコンテンツを検出するそして、データアクセスサーバ220は、サーバ210から該当するMMコンテンツ(ビットストリーム)246bを要求するコンテンツ要求2信号248を送信する。コンテンツ要求2信号248b具体例はファイル名である。コンテンツ要求2信号248bは、MPEG7規格に記載されている、例えばファイル名ビットストリームの適切な位置へのポインタコンテンツの構文情報である。
【0045】
サーバ210は、要求されたMMコンテンツ246をデータアクセスサーバ220に送信する。データアクセスサーバ220は、サーバ210からコンテンツ情報信号246a及びMMコンテンツ246b受信する。データアクセスサーバ220は、クライアント情報信号242a及びコンテンツ情報信号246aを使ってMMコンテンツ246bクライアント装置230に適したフォーマットに変換(トランスコード)する。そして、データアクセスサーバ220は、変換(トランスコード)MMコンテンツ244をクライアント装置230に送信する。
【0046】
図1において、MMコンテンツのフォーマット変換を処理するデータアクセスサーバ220は、サーバ210及びクライアント装置230から独立しているなお、データアクセスサーバ220は、サーバ210又はクライアント装置230モジュールとして実装すること可能である。
【0047】
図2は、図1のマルチメディアコンテンツサーバ210の実施例の構成を示すブロック図である(以下、マルチメディアコンテンツサーバ210aという)。コンテンツ情報及び他のメタデータは、メタデータ記憶装置320に格納されている。マルチメディアコンテンツはマルチメディアコンテンツ記憶装置330に蓄えられている。メタデータ記憶装置320330は、デジタルメモリハードディスクドライブの適当なデジタル媒体を使って実現することができる。コンテンツ情報はメタデータであり、メタデータは、表1〜3に記載している他の情報だけでなく、関連したMMコンテンツの意味情報と構文情報の両方を含んでいる
【0048】
映画を構成している符号化ビットストリームがMMコンテンツである場合、意味情報の具体例は、映画のタイトル又はディレクタである。構文情報の具体例は、ビットストリームのファイル名、URLロケータ及び適切な位置である。コンテンツ情報の具体例は、MPEG7規格記載されているメタデータである。更に以下に説明するように、コンテンツ情報は、MMコンテンツに採用された符号化技術を判定するために使われた特定の情報も含んでいる
【0049】
MMコンテンツ、例えばデジタルビットストリームデータは、様々な周知のフォーマット、例えばMPEG、H.261、H.263、モーションJPEG、DV、DVD、CD等のフォーマットで、図2のマルチメディアコンテンツ記憶装置330に格納されている。図2のマルチメディアコンテンツサーバ210aは、メタデータマネージャ310と、マルチメディアコンテンツマネージャ(以下、MMコンテンツマネージャともいう)とを備えるデータアクセスサーバ220から受信されたコンテンツ情報要求信号248aは、メタデータマネージャ310に入力され、メタデータマネージャ310は、メタデータ記憶装置320に蓄えられているコンテンツ情報を処理する
【0050】
メタデータマネージャ310は、クライアント装置230により要求された指定のコンテンツ情報をメタデータ記憶装置320い合わせるコンテンツ情報要求信号をメタデータ記憶装置320に送信する。メタデータ記憶装置320は、該当するコンテンツ情報をメタデータマネージャ310に送信する。そして、メタデータマネージャ310はコンテンツ情報信号246aをデータアクセスサーバ220に送信する。
【0051】
リンク325は、メタデータ記憶装置320のメタデータコンテンツを、マルチメディアコンテンツ記憶装置330のその対応したビットストリーム情報に関連付け、及び必要に応じて、このビットストリーム情報の伝送を同期させるために、使用される。
【0052】
データアクセスサーバ220から受信されたコンテンツ要求2信号248bは、マルチメディアコンテンツマネージャ335に入力され、マルチメディアコンテンツマネージャ335は、マルチメディアコンテンツ記憶装置330においてマルチメディアコンテンツを処理するマルチメディアコンテンツマネージャ335は、伝送する特定のビットストリームを識別するコンテンツ要求2信号をマルチメディアコンテンツ記憶装置330に送信する。
【0053】
マルチメディアコンテンツ記憶装置330は、該当する符号化MMコンテンツをマルチメディアコンテンツマネージャ335に送信する。そして、マルチメディアコンテンツマネージャ335は、指定されたMMコンテンツ246bをデータアクセスサーバ220に送信する。
【0054】
マルチメディアコンテンツマネージャ335からのMMコンテンツ246bは、符号化された形式である。
【0055】
図3は、本発明のデータアクセスサーバ220の実施例の構成を示すブロック図である(以下、データアクセスサーバ220aという)データアクセスサーバ220aは、トランスコードマネージャ340と、トランスコード装置(又はプロセス)350とトランスコードツールライブラリ360備える。クライアント装置230から受信されるクライアント情報信号242aは、トランスコードマネージャ340入力され、クライアント装置230によってサポートされている復号規格出力フォーマット)をトランスコードマネージャ340に知らせる。
【0056】
マルチメディアコンテンツサーバ210aから受信されるコンテンツ情報信号246aは、トランスコードマネージャ340入力され、関連したMMコンテンツ246bによって用いられている符号化規格入力フォーマット)に関する情報を含んでいる。
【0057】
これから、トランスコードマネージャ340は、関係している入力フォーマット及び出力フォーマットをトランスコード装置350に知らせ入出力フォーマット信号362を生成する。
【0058】
本発明のトランスコードマネージャ340は、クライアント情報信号242aを使ってMMコンテンツの出力フォーマットを決定し、本発明のコンテンツ情報246aを使ってMMコンテンツの入力フォーマットを定する。
【0059】
トランスコードマネージャ340は入力MMコンテンツ246bを変換ビットストリーム244bに変換する方法を決定する。
【0060】
トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364をトランスコード装置350に供給する。トランスコードタイプ情報信号364は、MMコンテンツの出力フォーマットと、変換ビットストリーム244bを生成するために採用されたトランスコードプロセスを指定する。トランスコードタイプ情報信号364を決定するために利用されたプロセス、更に以下に説明する
【0061】
図3のトランスコードマネージャ340は、有効及びコンテンツ情報信号244aもクライアント装置230(図1)に供給する。トランスコードマネージャ340は、マルチメディアコンテンツサーバ210aにコンテンツがない場合、又は指定されたクライアント要求に合ったコンテンツがない場合有効及びコンテンツ情報信号244aを「0」に設定する。トランスコードマネージャ340は、マルチメディアコンテンツサーバ210aにコンテンツがある場合有効及びコンテンツ情報信号244aを「1」に設定する。
【0062】
トランスコード装置350は、トランスコードタイプ情報信号364に基づいて、MMコンテンツ246bのフォーマットを変換して、クライアント装置230に転送する変換ビットストリーム244bを生成する
【0063】
図4は、図1のマルチメディアコンテンツサーバ210の実施例の構成を示すブロック図である(以下、マルチメディアコンテンツサーバ210bという)
【0064】
この実施例のマルチメディアコンテンツサーバ210bは、マルチプレクサ305とデマルチプレクサ307を除いて、マルチメディアコンテンツサーバ210a(図2の実施例に類似している。マルチプレクサ305は、MMコンテンツ246bのビットストリームとコンテンツ情報信号246aを、単一の通信チャンネル250上に多重化する。この場合、単一の通信チャンネル250は、マルチメディアコンテンツサーバ200bからの情報をデータアクセスサーバ220に伝達するために使われる。
【0065】
一方デマルチプレクサ307は単一の通信チャンネル260からコンテンツ要求2信号248bとコンテンツ情報要求信号248aとを分離するように機能する。この場合、単一の通信チャンネル307は、データアクセスサーバ220からの情報をマルチメディアコンテンツサーバ200bに伝達するために使われる。
【0066】
図5は、図1のデータアクセスサーバ220の実施例の構成を示すブロック図である(以下、データアクセスサーバ220bという)
【0067】
この実施例のデータアクセスサーバ220bは、マルチプレクサ372376及びデマルチプレクサ374378を除いて、データアクセスサーバ220a(図2の実施例類似している。マルチプレクサ372はコンテンツ情報要求信号248aコンテンツ要求2信号248b(図5において示されない)を、単一の通信チャンネル260上に多重化する。デマルチプレクサ374は単一の通信チャンネル250から、コンテンツ情報信号246aとMMコンテンツ信号246b分離する。
【0068】
更に、マルチプレクサ376は、有効及びコンテンツ情報信号244a変換ビットストリーム244bを、単一の通信チャンネル270上に多重化する。この場合、単一の通信チャンネル270は、データアクセスサーバ220bからの情報をクライアント装置230(図1)に伝達するために使われる。デマルチプレクサ378は、通信チャンネル280(クライアント装置230に接続されている)からクライアント情報信号242aを分離する。
【0069】
この場合、単一の通信チャンネル280は、クライアント装置230(図1)からの情報をデータアクセスサーバ220bに伝達するために使われる。
【0070】
図6はトランスコード装置350の実施例の構成を示すブロック図である
【0071】
図6において、トランスコード装置350には、例えばトランスコードツール412〜418の全てが実装されている。この実施例において、トランスコード装置350は、トランスコードタイプ情報信号364に基づいて、適切なトランスコード機能を実行するために、トランスコードツール412〜418のうちの1つを選択するスイッチ410として機能する。トランスコードツール412〜418所定の変換プロセスを実行するようにプログラムされており通常は、ハードウェアを用いて実現することができるが、ソフトウェアを用いて実現することできる
【0072】
スイッチ410は、入力MMコンテンツ信号246b入力端子412a〜418aの1つに供給するように機能する。したがって、トランスコードツール412〜418のうちの択されたツールだけが、常にアクティブであり、したがって、それらの出力端子412b〜418bは、単一のトランスコード出力244bを供給するように接続することができる。
【0073】
例えば入力ビットストリーム246bがMPEG2フォーマットであり、出力ビットストリームフォーマットDVフォーマットにする場合、入力MPEG2ビットストリームは「MPEG2DV」変換器モジュール414に入力される。
【0074】
そして、「MPEG2DV」変換器モジュール414、入力MPEG2ビットストリームをDVフォーマットビットストリームにトランスコードし、このトランスコードビットストリーム244bが図1のクライアント装置230に出力される。
【0075】
個々のトランスコードツール412〜418は、トランスコードプロセスを実行するのに必要なあらゆる要求された復号を実行する。
【0076】
復号は、全てのトランスコードプロセス必ずしも必要とされない、例えばDVからMPEG2に変換するトランスコードツール412は、入力ビットストリームを復号することを要求されない。
【0077】
図3及び図5は、図6に示す所定の組合せというよりも、ソフトウェアツールを使って実されトランスコード装置350のより一般的な実施例を示している
【0078】
これらの実施例において、トランスコード装置350は、通常は、コンピュータシステム(図11のコンピュータシステム112)のプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)上で実行されるソフトウェアモジュールである。
【0079】
この実施例において、トランスコード装置350は、コンピュータシステム112のコンピュータ読取り可能な記憶装置に実装されたトランスコードツールライブラリ360に格納された適切なトランスコードツールを用いる。全ての予されるフォーマットの組合せは、トランスコードツールライブラリ360を用いることによって、実現することができる。トランスコードタイプ情報信号364からの情報に基づいて、トランスコード装置350は、MMコンテンツ246bと変換ビットストリーム244b間の適切な変を実行するために必要なソフトウェアツールを示す(トランスコードタイプ情報信号364に基づく)ツール要求信号366を送出する。
【0080】
異なるソフトウェアツールは、トランスコード装置350により実行されトランスコードプロセスに適用されることが期待される入出力フォーマットの各異なる組合せのために使われる。そして、トランスコードツールライブラリ360は、ソフトウェアモジュールである選択されたトランスコードツール368をトランスコード装置350に送り返す。そして、トランスコード装置350は、選択されたトランスコードツール368をサポートするために、コンピュータシステム112(図11)内の適切な資源〈メモリのサイズ〉を割り当てる。トランスコードマネージャ340からのトランスコードタイプ情報信号364、MMコンテンツ246bの復号が、トランスコードが実行する前に必要否かを示している
【0081】
そして、トランスコード装置350は、一旦、適切なトランスコードツールプログラムされ、適切なメモリ資源設定され、復号を実行するか否かが設定されると、トランスコードプロセスを実行して、変換ビットストリーム244bを生成する
【0082】
以下の表13は、個々のMMコンテンツ246bビットストリーム関連するコンテンツ情報信号246aの具体例を示している。下に説明するコンテンツ情報は、符号化ビットストリーム(MMコンテンツ246b)に関する統計量を表しているが、この統計量は、まず符号化ビットストリーム246b全体を復号しないと、符号化ビットストリーム246bからは分からない本発明では、この情報をコンテンツ情報246aとして供給することによって、トランスコードが実行する前に、MMコンテンツ246bを常に復号する必要がないので、非常に効率的なトランスコードプロセスを達成することができる
【0083】
表1
ApplicationDescriptor {
int ApplicationID;
int SizeofServiceInfo;
}
【0084】
表2
VariableBitRateInfo {
int MaxBitRate;
int AverageBitRate;
}
【0085】
表3
VisualBit streamParameter_Descriptor {
bool isI_Picture;
bool isP_Picture;
bool isB_Picture;
bool isFrameStruct;
bool isFieldStruct;
bool isFrameMC;
bool isFieldMC;
bool isSpecialMC;
bool isFrameDCT;
bool isFieldDCT;
}
【0086】
本発明に基づいて、データアクセスサーバ220は、マルチメディアコンテンツサーバ210上に保存されているデータが、クライアント装置230によってサポートされている復号技術と互換有することを必要とせずに、マルチメディアコンテンツサーバ210が情報をクライアント装置230に送信することができるように、自動フォーマット変換を実行するために使用される。
【0087】
本発明により、自動フォーマット変換実行るために、送信アプリケーションは、そのビットストリームにおいて使われた符号化フォーマットを識別する。
【0088】
表1に示す記述子は、MMコンテンツ246bのビットストリームを符号化するために使用されたアプリケーションを識別するためのものである。
【0089】
本発明のApplication記述子は、アプリケーションの識別子を含み、ビットストリームを符号化したアプリケーションを特定しているデコーダは、この情報を用いて、復号可能か否か識別することができる。表1は、ApplicationIDフィールドとSizeofServiceInfoフィールド有するApplication記述子の具体例を示している。ApplicationIDは、符号化アプリケーション、例えばDV、MPEG2、DVDを識別するために使用されるフラグである。SizeofServiceInfoは、ユーザデータ内にあるサービス情報の最大サイズ(バイト)を指定するために使用されるフラグである。それは、通常、ビットストリームに多重されており、バッファ管理のために使われる。例えば、ユーザデータが大きい場合、デコーダはクラッシュする可能性がある。したがって、デコーダは、このフィールドを使って、ユーザデータの最大サイズをチェックすることができる。
【0090】
表2は、MaxBitRateフィールドとAverageBitRateフィールドを有する本発明のVariableRateInfo記述子の具体例を示す。可変ビットレート符号化を使うMMコンテンツの場合、デコーダは、ビットストリームがビットストリームの情報の検査から可変ビットレート制御により符号化されていると分かるだけである。デコーダは、このVariableRateInfo記述子を使ってビットストリームの最大ビットレート、最小ビットレート及び平均ビットレートを知ることができる。
【0091】
表3は本発明のBitstreamParameter記述子の具体例を示す。BitstreamParameter記述子は、ビットストリーム自体では記述されない符号化パラメータを指定する記述子である。ビットストリームに、ビットストリームを復号するために必要な情報だけが記述される。しかしながら、その情報(ビットストリームの)だけでは、どのようにビットストリームが効率的にトランスコードされたか識別するのに十分ではないときもある。
【0092】
この理由により、本発明は、効率的なトランスコードができる特別な符号化パラメータを提供する。例えば、ビットストリーム内の全てのピクチャが、MPEG2フォーマットのイントラタイプとして符号化されている場合全てのフレームは、独立してアクセスすることが可能である。この場合、ビットストリームは、DCT係数復号することなく、DVフォーマットにトランスコードすることができる
【0093】
しかしながら、本発明のBitstreamParameter記述子がない場合、最初ビットストリーム全体を復号しないと、全てのピクチャがイントラタイプとして符号化されているか否か識別することはできない
【0094】
isI_Pictureフィールドは、Iピクチャがビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。そして、Iピクチャがビットストリームに存在する場合、このフラグは「1()」に設定され、存在しない場合、「0()」に設定される。
【0095】
isP_Pictureフィールドは、Pピクチャがビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。Pピクチャがビットストリームに存在する場合、このフラグは「1()」に設定され、存在しない場合、「0()」に設定される。
【0096】
isB_Pictureフィールドは、Bピクチャがビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。Bピクチャがビットストリームに存在する場合、このフラグは「1()」に設定され、存在しない場合、「0()」に設定される。そして、全てのビットストリームがイントラピクチャだけ符号化されている場合、isI_Pictureフィールド「1」等しく、isP_Pictureフィールドは「0」等しく、isB_Pictureフィールドは「0」等しい。
【0097】
isFrameStructフィールドは、フレーム構造がビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。少なくとも1つのフレーム構造ピクチャが存在する場合、このフラグは「1()」に設定され存在しない場合、「0()」に設定される。isField_structフィールドは、フィールド構造がビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。少なくとも1つのフィールド構造ピクチャが存在する場合このフラグは「1()」に設定され、存在しない場合、「0()」に設定される。
【0098】
isFrameMCは、ビットストリームにおいてフレーム動き補償(MC)が使われているか否かを指定する1ビットフラグである。少なくとも1つのフレームMCが使われている場合このフラグは「1()」に設定され、使われていない場合、「0()」に設定される。
【0099】
isField_MCフィールドは、フィールド構造がビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。少なくとも1つのフィールドMCが使われている場合このフラグは「1()」に設定され、使われていない場合、「0()」に設定される。
【0100】
isSpecial_MCフィールドは、ビットストリームにおいて別の種類のMC、例えばデュアルプライム等が使われているか否かを指定する1ビットフラグである。
【0101】
少なくともつの特別なMCが使われている場合このフラグは「1()」に設定され、使われていない場合、「0()」に設定される。
【0102】
isFrameDCTフィールドは、ビットストリームにおいてフレーム離散コサイン変換(DCT)が使われているか否かを指定する1ビットフラグである。少なくとも1つのフレームDCTが使われている場合このフラグは「1()」に設定され、使われていない場合、「0()」に設定される。
【0103】
isField_DCTフィールドは、フィールド構造がビットストリームに存在するか否かを指定する1ビットフラグである。少なくとも1つのフィールドDCTが使われている場合このフラグは「1()」に設定され、使われていない場合、「0()」に設定される。
【0104】
本発明のデータアクセスサーバの自動フォーマット変換プロセス
図7は、ソフトウェアトランスコードプロセスを実行する実施例に関するトランスコードマネージャ340及びトランスコード装置350によって実行される処理を示すフローチャートである処理510は、コンピュータシステム112(図11)のコンピュータ読取り可能な記憶装置格納され、プロセッサ101により実行されるインストラクションとして実現される。ステップ515において、データアクセスサーバ220は、マルチメディア情報に対するクライアントの要求に応じてマルチメディアコンテンツサーバ210から転送する符号化ビットストリーム(例えばMMコンテンツ246b)にアクセスする。ステップ515においてまた、表1、2、3に示すようなコンテンツ情報信号内の特定の記述子も受信される。ステップ520において、データアクセスサーバ220は、クライアント装置230によってサポートされている復号フォーマットを指定特定のクライアント情報を、クライアント装置230から得る。
【0105】
ステップ525において、データアクセスサーバ220は、クライアント情報とともにコンテンツ情報の記述子情報をして、(1)トランスコードする前にMMコンテンツ246bを復号する必要があるか、更に(2)トランスコードを実行するのに必要なバッファメモリサイズを判定する。
【0106】
この情報はトランスコードタイプ情報信号364の形でトランスコード装置350に供給される。ステップ530において、ステップ525での判定により復号が必要とされた場合、MMコンテンツ246bは、ステップ535において、コンテンツ情報において指定されている符号化プロセスを使って復号され、復号が必要でない場合処理は、復号を行うことなく、ステップ540に進む。復号が実行される場合、ステップ535において、MMコンテンツ246b復号バージョン生成される
【0107】
ステップ540において、トランスコード装置350は、トランスコードツールライブラリ360に適切なトランスコードツール368を要求し、それを受け取り、MMコンテンツ246bのトランスコードプロセスを実行し、トランスコードビットストリームに変換する。復号が必要でない場合、ステップ540において、MMコンテンツ246bはトランスコードビットストリームに直接トランスコードすることができ復号が必要な場合はステップ540において、トランスコードプロセス、MMコンテンツ246b復号バージョンに対して実行される。
【0108】
トランスコードプロセスを実行するために、ステップ540において、多くの周知のトランスコードプロセス何でも使用することができる。ステップ545において、データアクセスサーバ220は、表示又は他の表現のために、トランスコードビットストリームをクライアント装置230に転送する。ステップ550において処理510は次のビットストリームのために繰り返される。
【0109】
図7のステップ525の処理を、図8、図9及び図10を用いて更に詳細説明する
【0110】
図8は、表3のVisualBitstreamParameter記述子を使ってトランスコードタイプ情報信号364を決定するプロセスを示すフローチャートである。ステップ610において、isI_Pictureが1等しく、isP_Picture及びisB_Picture両方0である場合、ビットストリーム全てのフレームは、イントラピクチャタイプとして符号化されている。したがって、MMコンテンツの全てのフレームは、他の特別なフレーム復号することなく、アクセス、(例えばランダムアクセス)することができ、また、ビットストリームの任意のフレームにおいて編集例えばカットアンドペーストすることができる
【0111】
更にビットストリームを、MMコンテンツのDCT係数を復号することなく、DCT変換符号化を用いる他のフォーマットにトランスコードすることができ、したがってトランスコードプロセスには、フレームメモリが必要とされない
【0112】
したがって、処理がステップ615に入るフラグが、復号が必要でなく、且つフレームバッファ資源が必要でないことを示すように、設定される。アプリケーションは、この情報を用いて、このビットストリームを任意のフレームにおいて編集及びアクセスできるか否かを識別することができる。ステップ615の後、ステップ525の処理は終了する
【0113】
図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364を「復号せずにトランスコード可能」としてトランスコード装置350供給する。トランスコード装置350は、それが供給されたときには、フレームメモリ空間をトランスコードプロセスには全く割り当てない。
【0114】
8のステップ620において、isI_Pictureが1等しく、isP_Pictureが1等しく、isB_Pictureが0に等しく、MMコンテンツには、Bピクチャがなく、ビットストリームには、少なくとものPピクチャが使われている場合、処理は、ステップ625に入る。
【0115】
この場合、フレーム予測、このビットストリームを符号化するために使われている。また、出力フォーマット(クライアント情報により指定される)がフレーム間符号化をサポートしている場合処理は、ステップ650(図9)MMコンテンツは、そのDCT係数復号することなく、トランスコードすることができる
【0116】
しかしながら出力フォーマットがフレーム間符号化をサポートしていない場合、すなわちDVフォーマット、JPEGフォーマット、MPEG2フォーマット又はMPEG4フォーマットにおいて、MMコンテンツDCT係数復号する必要がある場合処理は、ステップ635に入り、フラグを、復号が必要であり、バッファメモリのうちの1つのフレームメモリを割り当てるように設定する。
【0117】
ステップ635において出力フォーマットは、フレーム間符号化をサポートしておらず、トランスコード装置350は、MMコンテンツからDCT係数を復号する必要がある。この場合、トランスコードを実行するには、少なくとも1つのフレームメモリが必要である。
【0118】
図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364を「1フレームメモリが必要」として供給する。ステップ635の後、ステップ525の処理は終了する。ステップ625において出力フォーマットがフレーム間符号化をサポートしている場合判定処理は、図9の規則に従う。
【0119】
図9ステップ650において、isFrameStructが1等しく、isFieldStructが0等しく、isFrameMCが1等しく、isFieldMCが0等しく、isSpecialMCが0等しく、isFrameDCTが1等しく、isFieldDCTが0等しい場合処理は、ステップ665に入る。
【0120】
この場合ビットストリームには、フィールドベースの符号化は使われていない。したがって、DCT係数を復号することなくトランスコードが可能であり、復号プロセス必要とされない。ステップ665の後、ステップ525の処理は終了する
【0121】
図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364を、「復号せずにトランスコード可能」としてトランスコード装置350に供給する。トランスコード装置350は、それが供給されたときには、フレームメモリトランスコードプロセスにには全く割り当てない
【0122】
isFieldStructが1等しい、isFieldMC等しい、又はisFieldDCT等しい場合、ビットストリームに、フィールドベースの符号化が使われているので、処理は、図9のステップ670に入る。ステップ670において出力フォーマットが、フィールドベースの符号化をサポートしている場合、DCT係数を復号することなく、トランスコードすることが可能であり、処理は、ステップ660に入る。ステップ660において、isSpecialMCが0等しい場合、DCT係数を復号することなく、トランスコードすることが可能であり、処理は、ステップ665に入る。
【0123】
図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364を「復号せずにトランスコード可能」としてトランスコード装置350を供給する。トランスコード装置350は、それが供給されたときには、フレームメモリトランスコードプロセスには全く割り当てない。
【0124】
図9のステップ670において出力フォーマットがフィールドベースの符号化をサポートしていない場合処理は、ステップ675に入る。ステップ675において、トランスコード装置350はMMコンテンツのDCT係数を復号する必要がありトランスコードするには、少なくとも1つのフレームメモリ必要である。図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364「1フレームメモリが必要」としてトランスコード装置350に供給し、復号が必要であることを示すフラグを設定する。ステップ665675の後、ステップ525の処理は終了する
【0125】
図8にいて、isI_Pictureが1等しく、isP_Picture等しく、isB_Picture等しい場合処理は、ステップ630に入る。この場合、ビットストリーム(MMコンテンツ)には、Bピクチャ使われている。出力フォーマットも、Bピクチャサポートしている場合処理は、図10のステップ680入り、MMコンテンツのDCT係数を復号することなく、トランスコードすることが可能である。しかしながら、出力フォーマットがIピクチャとPピクチャのみをサポートしている場合、例えばH.261及びH.263フォーマットをサポートしている場合処理は、ステップ640に入り、DCT係数復号する必要ある。
【0126】
ステップ640において出力フォーマットは、Bピクチャをサポートしていないので、トランスコード装置350はMMコンテンツのDCT係数を復号する必要がある。更に、この場合は、少なくとものフレームメモリ空間が、トランスコードするのに必要である。図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364を、「2フレームメモリが必要として、トランスコード装置350に供給する。ステップ640の後、ステップ525の処理は終了する
【0127】
図8のステップ630において、出力フォーマットがBピクチャをサポートしている場合判定処理図10の規則に従う。図10にいて、isFrameStrucが1等しく、isFieldStructが0等しく、isFrameMCが1等しく、isFieldMCが0等しく、isSpecialMCが0等しく、isFrameDCTが1等しく、isFieldDCTが0等しい場合処理は、ステップ695に入る。この場合ビットストリームでは、フィールドベースの符号化は使われていない。したがって、DCT係数を復号することなく、トランスコードすることが可能である。図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364「復号せずにトランスコードが可能」としてトランスコード装置350に供給する。トランスコード装置350は、それが供給されたときには、フレームメモリトランスコードプロセスには全く割り当てない。ステップ695の後、ステップ525の処理は終了する
【0128】
図10にいて、isFieldStruct、isFieldMC又はisFieldDCTのうちの1つが1等しい場合処理は、ステップ710に入る。この場合ビットストリームには、フィールドベースの符号化が使われている。出力フォーマットが、フィールドベースの符号化をサポートしている場合処理は、ステップ690入り、MMコンテンツのDCT係数を復号することなく、トランスコードすることが可能である。
【0129】
ステップ690において、isSpecialMCが0等しい場合、DCT係数を復号することなく、トランスコードすることが可能であり、処理は、ステップ695入る。図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364、「復号せずにトランスコードが可能」としてトランスコード装置350に供給する。
【0130】
トランスコード装置350は、それが供給されたときには、フレームメモリトランスコードプロセスには全く割り当てない。ステップ695の後、ステップ525の処理は終了する
【0131】
図10のステップ715において、トランスコード装置350は、MMコンテンツのDCT係数を復号する必要があり、少なくとものフレームメモリ空間が必要である。図3にいて、トランスコードマネージャ340は、トランスコードタイプ情報信号364を「2フレームメモリが必要」としてトランスコード装置350に供給する
【0132】
コンピュータシステムプラットフォーム
図11は、本発明の実施例であり、データアクセスサーバ220内に組み込むことができる汎用コンピュータシステム112の構成を示すブロック図である。コンピュータシステム112は、図7図8、図9及び図10の処理を実行するプラットフォームとして使われる。
【0133】
コンピュータシステム112は、情報を転送するアドレス/データバス(以下、単にバスという。)100バス100に接続され、情報及びインストラクションを処理するプロセッサ101バス100に接続され、プロセッサ101の静的な情報及びインストラクション記憶した不揮発メモリ103(例えば、リードオンリーメモリROMと、バス100に接続され、プロセッサ101の情報及びインストラクション記憶する揮発性メモリ102(例えば、ランダムアクセスメモリRAM備えるまた、コンピュータシステム112は、バス100に接続され、情報及びインストラクションを格納した例えば磁気ディスク又は光ディスクディスクドライブようなデータ記憶装置104(「ディスクサブシステム」)と、バス100に接続され、コンピュータユーザに情報を表示する表示装置105とを備える。
【0134】
また、図11のコンピュータシステム112バス100に接続され、情報及びコマンド選択をプロセッサ101に伝達する英数字及びファンクションキーを有するオプションの英数字入力装置106を備える。また、コンピュータシステム112は、バス100に接続され、ユーザの入力情報及びコマンド選択をプロセッサ101に伝達するオプションのカーソル制御又は指示装置107を備える。カーソル制御又は指示装置107、トラックボール、トラックパッド、電子パッド及びスタイラス、光学トラック装置、タッチスクリーン、マウスの多くの周知の装置を使って実現することができる。コンピュータシステム112に用いられる表示装置105はオプションであり、液晶装置、陰極線管(CRT)、電界放出装置(FEDフラットパネルCRTとも呼ばれる)、又はユーザが認識可能なグラフィック画像及び英数字文字を生成するのに適した他の表示装置からなる
【0135】
したがって、本発明の好ましい実施例である自動フォーマット変換方法及び装置を含むマルチメディア情報検索装置及び方法を説明した。本発明は、このような実施例によって制限されるものではなく、多様な変形が可能であり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって解釈されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のマルチメディアコンテンツアクセスシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明のマルチメディアコンテンツサーバの実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】 トランスコード装置及びトランスコードマネージャを備える本発明のデータアクセスサーバの実施例の構成を示すブロック図である。
【図4】 多重伝送を利用した本発明のマルチメディアコンテンツサーバの実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】 トランスコード装置及びトランスコードマネージャを備え、多重伝送を利用した本発明のデータアクセスサーバの実施例の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明に基づくトランスコード装置の実施例の構成を示すブロック図である。
【図7】 マルチメディア情報の入力ビットストリームトランスコードを実行する本発明のデータアクセスマネージャにより実行される処理を示すフローチャートある。
【図8】 本発明のデータアクセスサーバの実施例の処理の一部を示すフローチャートである。
【図9】 本発明のデータアクセスサーバの実施例の処理の一部を示すフローチャートである。
【図10】 本発明のデータアクセスサーバの実施例の処理の一部を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の実施例を実現するコンピュータシステムプラットフォームの構成を示すブロック図である。

Claims (13)

  1. トランスコードを行う情報処理装置において、
    符号化マルチメディア情報をトランスコードする際に、該符号化マルチメディア情報の符号化フォーマット及び符号化ピクチャタイプを示すピクチャタイプ情報が記述されたコンテンツ情報と、クライアント装置がサポートする復号フォーマットが記述されたクライアント情報に基づいて、該クライアント情報の復号フォーマットが該コンテンツ情報の符号化ピクチャタイプをサポートするかにより、該符号化マルチメディア情報を復号する必要があるかを判定する判定手段と、
    上記判定手段により復号する必要があると判定された場合に、上記コンテンツ情報に基づいて、上記符号化マルチメディア情報を復号して、復号マルチメディア情報を生成し、該コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、該復号マルチメディア情報をトランスコードして、上記クライアント装置の復号フォーマットと互換性があるトランスコードマルチメディア情報を生成し、該判定手段により復号する必要はないと判定された場合に、該コンテンツ情報及び該クライアント情報に基づいて、該符号化マルチメディア情報をトランスコードして、該トランスコードマルチメディア情報を生成する生成手段とを備える情報処理装置。
  2. 上記符号化マルチメディア情報を復号する際に必要なバッファサイズを決定する決定手段を更に備え、
    上記生成手段は、上記決定手段により決定されたバッファサイズを使用して、上記トランスコードマルチメディア情報を生成する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上記トランスコードマルチメディア情報を上記クライアント装置に送信する送信手段を更に備える請求項1記載の情報処理装置。
  4. 上記クライアント装置から上記クライアント情報を受信する受信手段を更に備える請求項1記載の情報処理装置。
  5. 上記ピクチャタイプ情報は、Iピクチャを示すフラグ、Pピクチャを示すフラグ、及び、Bピクチャを示すフラグを含む請求項記載のマルチメディア情報処理装置。
  6. 上記コンテンツ情報は、ピクチャの構造のタイプを示すピクチャ構造情報を更に含む請求項記載のマルチメディア情報処理装置。
  7. 上記コンテンツ情報は、動き補償のタイプを示す動き補償情報を更に含む請求項記載のマルチメディア情報処理装置。
  8. 上記動き補償情報は、フレーム動き補償フラグ及びフィールド動き補償フラグを含む請求項記載のマルチメディア情報処理装置。
  9. 上記コンテンツ情報は、DCT係数のタイプを示すDCT情報を更に含む請求項記載のマルチメディア情報処理装置。
  10. 上記DCT情報は、フレームDCTフラグ及びフィールドDCTフラグを含む請求項記載のマルチメディア情報処理装置。
  11. マルチメディア情報を処理するマルチメディア情報処理方法において、
    クライアント装置からの要求信号に応じて、符号化マルチメディア情報を蓄えているデータベースから、該符号化マルチメディア情報の一部にアクセスするマルチメディア情報アクセスステップと、
    上記符号化マルチメディア情報の一部の符号化フォーマット及び符号化ピクチャタイプを示すピクチャタイプ情報を記述したコンテンツ情報にアクセスするとともに、上記クライアント装置の復号フォーマットを記述したクライアント情報にアクセスするコンテンツ情報アクセスステップと、
    上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、上記符号化マルチメディア情報の一部をトランスコードして、上記クライアント装置の復号フォーマットと互換性があるトランスコードマルチメディア情報を生成するトランスコードステップとを有し、
    上記トランスコードステップは、
    上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、該クライアント情報の復号フォーマットが該コンテンツ情報の符号化ピクチャタイプをサポートするかにより、上記符号化マルチメディア情報の一部を復号する必要があるかを判定するステップと、
    上記復号する必要があると判定した場合、上記符号化マルチメディア情報の一部を復号するために必要なメモリ資源を決定するステップと、
    上記復号する必要があると判定した場合、上記符号化マルチメディア情報の一部を復号して、復号マルチメディア情報を生成するステップと、
    上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、上記復号マルチメディア情報をトランスコードして、上記トランスコードマルチメディア情報を生成するステップと、
    上記復号する必要ないと判定した場合、上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、上記符号化マルチメディア情報の一部をトランスコードして、上記トランスコードマルチメディア情報を生成するステップとを有することを特徴とするマルチメディア情報処理方法。
  12. トランスコードを行う情報処理装置において、
    符号化マルチメディア情報をトランスコードする際に、該符号化マルチメディア情報を符号化したアプリケーションを指定する識別情報及び符号化ピクチャタイプを示すピクチャタイプ情報が記述されたコンテンツ情報と、クライアント装置がサポートする復号フォーマットが記述されたクライアント情報に基づいて、該クライアント情報の復号フォーマットが該コンテンツ情報の符号化ピクチャタイプをサポートするかにより、該符号化マルチメディア情報を復号する必要があるかを判定する判定手段と、
    上記判定手段により復号する必要があると判定された場合に、上記コンテンツ情報に基づいて、上記符号化マルチメディア情報を復号して、復号マルチメディア情報を生成し、該コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、該復号マルチメディア情報をトランスコードして、上記クライアント装置の復号フォーマットと互換性があるトランスコードマルチメディア情報を生成し、該判定手段により復号する必要はないと判定された場合に、該コンテンツ情報及び該クライアント情報に基づいて、該符号化マルチメディア情報をトランスコードして、該トランスコードマルチメディア情報を生成する生成手段とを備える情報処理装置。
  13. マルチメディア情報を処理するマルチメディア情報処理方法において、
    クライアント装置からの要求信号に応じて、符号化マルチメディア情報を蓄えているデータベースから、該符号化マルチメディア情報の一部にアクセスするマルチメディア情報アクセスステップと、
    上記符号化マルチメディア情報の一部を符号化したアプリケーションを指定する識別情報及び符号化ピクチャタイプを示すピクチャタイプ情報を記述したコンテンツ情報にアクセスするとともに、上記クライアント装置の復号フォーマットを記述したクライアント情報にアクセスするコンテンツ情報アクセスステップと、
    上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、上記符号化マルチメディア情報の一部をトランスコードして、上記クライアント装置の復号フォーマットと互換性があるトランスコードマルチメディア情報を生成するトランスコードステップとを有し、
    上記トランスコードステップは、
    上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、該クライアント情報の復号フォーマットが該コンテンツ情報の符号化ピクチャタイプをサポートするかにより、上記符号化マルチメディア情報の一部を復号する必要があるかを判定するステップと、
    上記復号する必要があると判定した場合、上記符号化マルチメディア情報の一部を復号するために必要なメモリ資源を決定するステップと、
    上記復号する必要があると判定した場合、上記符号化マルチメディア情報の一部を復号して、復号マルチメディア情報を生成するステップと、
    上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、上記復号マルチメディア情報をトランスコードして、上記トランスコードマルチメディア情報を生成するステップと、
    上記復号する必要ないと判定した場合、上記コンテンツ情報及び上記クライアント情報に基づいて、上記符号化マルチメディア情報の一部をトランスコードして、上記トランスコードマルチメディア情報を生成するステップとを有することを特徴とするマルチメディア情報処理方法。
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