JP4592536B2 - 原子燃料の核定数作成方法およびこの核定数作成方法を用いた炉心設計方法ならびに原子燃料の核定数作成装置およびこの核定数作成装置を用いた炉心設計装置 - Google Patents
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Description
散乱角を収集し算術平均により前記散乱前のエネルギ多群平均散乱余弦を算出する演算ステップと、前記散乱断面積と前記平均散乱余弦と前記エネルギ群多群反応断面積であるエネルギ多群吸収断面積からエネルギ多群拡散係数を算出するステップと、一様でない濃縮度分布をもつ原子燃料集合体に対し少なくとも2つの注目領域に分割し、この分割した各注目領域についてエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記分割した各注目領域の前記エネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数に前記分割した各注目領域のエネルギ多群中性子束またはこのエネルギ多群中性子束の逆数を重みとして原子燃料集合体全体の重み付平均を算出することで前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記原子燃料集合体を均質とした定数を作成するステップと、前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を適用して拡散計算により炉心設計を行なうステップとを有し、前記微分散乱断面積は有限体系に適用可能とする方法である。
図1は、本発明に係る原子燃料の核定数作成装置およびこの核定数作成装置を用いた炉心設計装置の第1実施形態を示す構成図である。
[数14]
D = J+/(B2φ) ……(14)
この式(14)から、拡散係数Dを算出する。
図4は、本発明に係る原子燃料の核定数作成装置およびこの核定数作成装置を用いた炉心設計装置の第2実施形態を示す構成図である。
図6は、本発明に係る原子燃料の核定数作成装置およびこの核定数作成装置を用いた炉心設計装置の第3実施形態を示す構成図である。
11 記録媒体
11a 核定数作成プログラム
11b 初期データファイル
11c 反応断面積データファイル
12 入出力装置
13 演算装置
13a 発生手段
13b 追跡手段
13c 領域内データ取得手段
13d 中性子束演算手段
13e 反応率演算手段
13f 散乱時データ取得手段
13g 反応断面積演算手段
13h 微分散乱断面積演算手段
13i 流出中性子束演算手段
14 計算結果記録装置
14a 中性子束データファイル
14b 反応率データファイル
14c ウェイトデータファイル
14d 散乱角データファイル
14e 流出中性子束データファイル
20、20A、20B 炉心設計装置
21 記録媒体
21a 炉心設計プログラム
22 入出力装置
23 演算装置
23a 平均散乱余弦演算手段
23b 拡散係数演算手段
23c 集合体均質化核定数演算手段
23d 拡散計算演算手段
23e 角度依存微分散乱断面積演算手段
23f 輸送計算演算手段
23g ノード法計算演算手段
24 計算結果記録装置
Claims (9)
- 連続エネルギモンテカルロ法による中性子輸送計算を用いて、計算体系の幾何学的配置、構成物質、構成物質の反応断面積、中性子の漏れが生じる有限体系における注目領域および多群に分類されたエネルギ群を入力情報とし、
乱数により中性子を模擬的に発生させるステップと、
発生した前記中性子の位置、エネルギおよび方角を模擬的に追跡するステップと、
この中性子が前記注目領域に入射した場合にこの注目領域に入射してから出射するまでの前記中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得するステップと、
前記ウェイトとトラック長を乗じ前記注目領域の中性子束を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群中性子束を求める演算ステップと、
前記注目領域のエネルギ多群中性子束に対し前記注目領域の中性子の反応断面積を乗ずることにより前記注目領域の反応率を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群反応率を求める演算ステップと、 前記注目領域内での前記中性子の散乱の有無を判別し、散乱が有る場合に前記中性子の散乱前のエネルギおよびウェイトを取得し、前記中性子のウェイトをこの散乱の前後のエネルギにより2次元配列に分類し収集するステップと、
前記注目領域のエネルギ多群反応率を前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより前記注目領域のエネルギ多群反応断面積を求める演算ステップと、
前記注目領域のエネルギ2次元配列に収集された前記ウェイトを前記散乱前のエネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより、前記散乱前のエネルギ群から前記散乱後のエネルギ群に遷移する確率である前記注目領域の微分散乱断面積を算出する演算ステップと、
前記注目領域から出射する中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得し流出中性子束を算出するステップと、
この流出中性子束を前記注目領域の前記エネルギ多群中性子束で除しさらに幾何学的バックリングの二乗で除することによりエネルギ多群拡散係数を算出するステップとを有し、
有限体系に対する微分散乱断面積を評価可能とすることを特徴とする原子燃料の核定数作成方法。 - 連続エネルギモンテカルロ法による中性子輸送計算を用いて、計算体系の幾何学的配置、構成物質、構成物質の反応断面積、中性子の漏れが生じる有限体系における注目領域および多群に分類されたエネルギ群を入力情報とし、
乱数により中性子を模擬的に発生させるステップと、
発生した前記中性子の位置、エネルギおよび方角を模擬的に追跡するステップと、
この中性子が前記注目領域に入射した場合にこの注目領域に入射してから出射するまでの前記中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得するステップと、
前記ウェイトとトラック長を乗じ前記注目領域の中性子束を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群中性子束を求める演算ステップと、
前記注目領域のエネルギ多群中性子束に対し前記注目領域の中性子の反応断面積を乗ずることにより前記注目領域の反応率を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群反応率を求める演算ステップと、
前記注目領域内での中性子の散乱の有無を判別し、散乱が有る場合に前記中性子の散乱前のエネルギおよびウェイトを取得し、前記中性子のウェイトをこの散乱の前後のエネルギにより2次元配列に分類し収集するステップと、
前記注目領域のエネルギ多群反応率を前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより前記注目領域のエネルギ多群反応断面積を求める演算ステップと、
前記注目領域のエネルギ2次元配列に収集された前記ウェイトを前記散乱前のエネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより、前記散乱前のエネルギ群から前記散乱後のエネルギ群に遷移する確率である前記注目領域の微分散乱断面積を算出する演算ステップと、
一様でない濃縮度分布をもつ原子燃料集合体に対し少なくとも2つの注目領域に分割し、この分割した各注目領域についてエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記分割した各注目領域のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数に前記分割した各注目領域のエネルギ多群中性子束またはこのエネルギ多群中性子束の逆数を重みとして原子燃料集合体全体の重み付平均を算出することで前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記原子燃料集合体を均質とした定数を作成するステップとを有し、
有限体系に対する微分散乱断面積を評価可能とすることを特徴とする原子燃料の核定数作成方法。 - 連続エネルギモンテカルロ法による中性子輸送計算を用いて、計算体系の幾何学的配置、構成物質、構成物質の反応断面積、中性子の漏れが生じる有限体系における注目領域および多群に分類されたエネルギ群を入力情報とし、
乱数により中性子を模擬的に発生させるステップと、
発生した前記中性子の位置、エネルギおよび方角を模擬的に追跡するステップと、
この中性子が前記注目領域に入射した場合にこの注目領域に入射してから出射するまでの前記中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得するステップと、
前記ウェイトとトラック長を乗じ前記注目領域の中性子束を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群中性子束を求める演算ステップと、
前記注目領域のエネルギ多群中性子束に対し前記注目領域の中性子の反応断面積を乗ずることにより前記注目領域の反応率を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群反応率を求める演算ステップと、
前記注目領域内での中性子の散乱の有無を判別し、散乱が有る場合に前記中性子の散乱前のエネルギおよびウェイトを取得し、前記中性子のウェイトをこの散乱の前後のエネルギにより2次元配列に分類し収集するステップと、
前記注目領域のエネルギ多群反応率を前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより前記注目領域のエネルギ多群反応断面積を求める演算ステップと、
前記注目領域のエネルギ2次元配列に収集された前記ウェイトを前記散乱前の前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより、前記散乱前のエネルギ群から前記散乱後のエネルギ群に遷移する確率である前記注目領域の微分散乱断面積を算出する演算ステップと、
この微分散乱断面積を前記散乱後のエネルギについて積分することにより前記散乱前のエネルギ多群散乱断面積を算出する演算ステップと、
散乱角を収集し算術平均により前記散乱前のエネルギ多群平均散乱余弦を算出する演算ステップと、
前記散乱断面積と前記平均散乱余弦と前記エネルギ群多群反応断面積であるエネルギ多群吸収断面積からエネルギ多群拡散係数を算出するステップと、
一様でない濃縮度分布をもつ原子燃料集合体に対し少なくとも2つの注目領域に分割し、この分割した各注目領域についてエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記分割した各注目領域の前記エネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数に前記分割した各注目領域のエネルギ多群中性子束またはこのエネルギ多群中性子束の逆数を重みとして原子燃料集合体全体の重み付平均を算出することで前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記原子燃料集合体を均質とした定数を作成するステップと、
前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を適用して拡散計算により炉心設計を行なうステップとを有し、
前記微分散乱断面積は有限体系に適用可能とすることを特徴とする炉心設計方法。 - 前記拡散係数は、前記注目領域から出射する中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得して流出中性子束を算出し、この流出中性子束を前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除しさらに幾何学的バックリングの二乗で除することにより算出する請求項3記載の炉心設計方法。
- 前記炉心設計は、前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群平均散乱余弦を適用して輸送計算により行なう請求項3記載の炉心設計方法。
- 前記炉心設計は、近代ノード法により行なう請求項3記載の炉心設計方法。
- 連続エネルギモンテカルロ法による中性子輸送計算を用いて、計算体系の幾何学的配置、構成物質、構成物質の反応断面積、中性子の漏れが生じる有限体系における注目領域および多群に分類されたエネルギ群を入力情報とし、
乱数により中性子を模擬的に発生させる発生手段と、
発生した前記中性子の位置、エネルギおよび方角を模擬的に追跡する追跡手段と、
この中性子が前記注目領域に入射した場合に、この注目領域に入射してから出射するまでの前記中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得する領域内データ取得手段と、
前記ウェイトとトラック長を乗じ前記注目領域の中性子束を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群中性子束を求める中性子束演算手段と、
前記注目領域のエネルギ多群中性子束に対して前記注目領域の中性子の反応断面積を乗ずることにより前記注目領域の反応率を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群反応率を求める反応率演算手段と、
前記注目領域内での中性子の散乱の有無を判別し、散乱が有る場合に前記中性子の散乱前のエネルギおよびウェイトを取得し、前記中性子のウェイトをこの散乱の前後のエネルギにより2次元配列に分類し収集する散乱時データ取得手段と、
前記注目領域のエネルギ多群反応率を前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより前記注目領域のエネルギ多群反応断面積を求める反応断面積演算手段と、
前記注目領域のエネルギ2次元配列に収集された前記ウェイトを前記散乱前の前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより、前記散乱前のエネルギ群から前記散乱後のエネルギ群に遷移する確率である前記注目領域の微分散乱断面積を算出する微分散乱断面積演算手段と、
前記注目領域から出射する中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得し流出中性子束を算出する流出中性子束演算手段と、
この流出中性子束を前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除しさらに幾何学的バックリングの二乗で除することにより前記エネルギ群の拡散係数を算出する手段とを備え、
有限体系に対する微分散乱断面積を評価可能に構成したことを特徴とする原子燃料の核定数作成装置。 - 連続エネルギモンテカルロ法による中性子輸送計算を用いて、計算体系の幾何学的配置、構成物質、構成物質の反応断面積、中性子の漏れが生じる有限体系における注目領域および多群に分類されたエネルギ群を入力情報とし、
乱数により中性子を模擬的に発生させる発生手段と、
発生した前記中性子の位置、エネルギおよび方角を模擬的に追跡する追跡手段と、
この中性子が前記注目領域に入射した場合に、この注目領域に入射してから出射するまでの前記中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得する領域内データ取得手段と、
前記ウェイトとトラック長を乗じ前記注目領域の中性子束を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群中性子束を求める中性子束演算手段と、
前記注目領域のこのエネルギ多群中性子束に対し前記注目領域の中性子の反応断面積を乗ずることにより前記注目領域の反応率を算出し、前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群反応率を求める反応率演算手段と、
前記注目領域内での中性子の散乱の有無を判別し、散乱が有る場合に前記中性子の散乱前のエネルギおよびウェイトを取得し、前記中性子のウェイトをこの散乱の前後のエネルギにより2次元配列に分類し収集する散乱時データ取得手段と、
前記注目領域のエネルギ多群反応率を前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより前記注目領域のエネルギ多群反応断面積を求める反応断面積演算手段と、
前記注目領域のエネルギ2次元配列に収集された前記ウェイトを前記散乱前の前記エネルギ群に対応する前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除することにより、前記散乱前のエネルギ群から前記散乱後のエネルギ群に遷移する確率である前記注目領域の微分散乱断面積を算出する微分散乱断面積演算手段と、
散乱角を収集し算術平均により前記散乱前のエネルギ多群平均散乱余弦を算出する平均散乱余弦演算手段と、
前記微分散乱断面積を前記散乱後のエネルギについて積分することにより算出される前記散乱前のエネルギ多群散乱断面積と、前記エネルギ多群平均散乱余弦と、前記エネルギ群多群反応断面積であるエネルギ多群吸収断面積とからエネルギ多群拡散係数を算出する拡散係数演算手段と、
一様でない濃縮度分布をもつ原子燃料集合体に対し少なくとも2つの注目領域に分割し、この分割した各注目領域についてエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、
微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記分割した各注目領域のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数に前記分割した各注目領域のエネルギ多群中性子束またはこのエネルギ多群中性子束の逆数を重みとして原子燃料集合体全体の重み付平均を算出することで前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を求め、前記原子燃料集合体を均質とした定数を作成する集合体均質化核定数取得手段と、
前記原子燃料集合体平均のエネルギ多群吸収断面積、エネルギ多群生成断面積、微分散乱断面積およびエネルギ多群拡散係数を適用し、拡散計算による炉心設計を行なう拡散計算演算手段とを備え、
前記微分散乱断面積演算手段によって算出される微分散乱断面積は有限体系に適用可能となるよう構成されたことを特徴とする炉心設計装置。 - 前記拡散係数演算手段は、前記注目領域から出射する中性子のウェイト、トラック長およびエネルギを取得して流出中性子束を算出して前記エネルギに対応して前記エネルギ群に分類し収集することにより前記注目領域のエネルギ多群流出中性子束を求める流出中性子束演算手段からこの流出中性子束を受け、この流出中性子束を前記注目領域のエネルギ多群中性子束で除しさらに幾何学的バックリングの二乗で除することにより拡散係数を算出するよう構成された請求項8記載の炉心設計装置。
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