JP4585898B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置に係り、特に製造時に取り扱いが容易な液晶表示装置に関する。
近年、液晶テレビや液晶モニタ等の液晶表示装置を用いた電子機器が普及し、多数の液晶表示装置が製造されている。そこで、より低コストで信頼性のある液晶表示装置を製造する技術が要求されている。例えば、製造工程において取り扱いが容易で、試験の作業性を向上することができる液晶表示装置への要望が高まっている。
従来の液晶表示装置の一例を図1及び図2に示す。図1は液晶表示装置を表示パネル側からみた斜視図であり、図2は図1に示す液晶表示装置を裏側から見た斜視図である。
図1及び図2に示す液晶表示装置は、表示部分である液晶パネル1と、液晶パネル1の下に配置され液晶パネル1を裏側から照明するためのバックライト装置(図に表れない)とからなる。バックライト装置と液晶パネル1とは板金製の筐体2に収容され、表側にはフロントベゼルカバー3が設けられる。
液晶パネル1には液晶駆動回路が設けられた基板が接続され、基板から液晶駆動信号が表示パネル1に供給される。基板は液晶パネル1の一辺に接続され、液晶パネル1の裏側に折り曲げられた状態で配置される。この基板を保護するために、液晶表示装置の裏側に、筐体2と同様に板金製の基板カバー4が設けられる。すなわち、液晶パネル1から折り曲げられた基板は基板カバー4に覆われるように収納される。したがって、液晶表示装置の裏側には、筐体2から基板カバー4が突出した状態で設けられており、液晶表示装置の裏側(筐体2の面)は平坦ではない。
このような液晶表示装置は例えば液晶テレビに用いられる(特許文献1参照。)。
特開平9−121317号公報
図1及び図2に示す液晶表示装置は、多くの枚数が一度に同じ製造工程で処理される。したがって、多くの液晶表示装置をまとめて運搬したり、保管したりたりする必要がある。また、例えば信頼性試験を行なう際には、多数の液晶表示装置をまとめて試験を行なう必要がある。
液晶表示装置は薄い板状の形状であるため、何枚も重ねて置いておくことが効率的で場所をとならい。ところが、液晶表示装置の裏側には、上述のように板金製の基板カバー4のような突起部分があり、同じ向きで重ねると、上になった液晶表示装置の裏側の基板カバー4が下になった液晶表示装置の表側の液晶パネル1に接触することとなり、液晶パネル1に傷が付くおそれがある。
そこで、現状では、2枚の液晶表示装置を互いに表面(液晶パネル1の面)を向かい合わせにして重ね合わせて載置したり、運搬したりしている。したがって、運搬する際に一方の液晶表示装置を裏返し、その後、液晶表示装置に作業を行なう場合は裏返した液晶表示装置を液晶パネル1が表になるように再度裏返す必要がある。このような作業は、液晶表示装置が大型になると非常に手間のかかるやっかいな作業となる。
また、液晶表示装置の評価試験や最終試験を行なうような場合、液晶パネル1の表示を見ながら試験行なう場合がある。このような場合には、液晶パネル1自体は薄い板状で起立しないので、液晶表示装置をスタンドや他の物体に立てかけておく必要がある。ところが、液晶表示装置の傾斜角度を調整したいような場合は、うまく傾斜角度を設定することができないという問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みなされたものであり、同じ方向のまま重ね合わせて置くことができ、且つ複数まとめて持ち運びができて、それ自体で起立させておくことのできる液晶表示装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によれば、液晶パネルを筐体に収納して構成される液晶表示装置であって、該液晶パネルが露出した表面側において、該液晶パネルの周囲を覆うカバーに設けられた凹部と、該液晶パネルを収容する筐体の該表面とは反対側の裏面側において、該凹部に対応する位置に設けられた突起部と、を有し、前記突起部の該裏面からの突出高さから前記凹部の深さを引いた高さは、前記突起部以外で前記裏面から突出する部分の高さより大きく、前記カバーの側面に、棒状の取手が回動可能且つスライド可能に支持されたことを特徴とする液晶表示装置が提供される。
上述の発明による液晶表示装置において、前記突起部は、前記裏面に対して実質的に垂直に延在する垂直部と、該垂直に延在する部分から前記裏面に対して実質的に平行に延在する先端部とを有し、前記凹部の内面の一部に、前記突起部の該先端部と係合する開口部が形成されることが好ましい。また、前記筐体は板金製であり、前記突起部は前記板金製の筐体の一部を切り起こして形成され、前記カバーは板金製であり、前記凹部は前記板金製のカバーの一部を変形させて形成されることが好ましい。
また、上述の発明による液晶表示装置において、前記カバーの側面に沿って延在する部分の取手を覆う保護カバーが前記カバーの側面に取り付けられたこととしてもよい。前記カバー及び前記筐体は板金製であり、前記取手をスライド可能且つ回動可能に支持する回動支持部が該板金の加工により形成さることとしてもよい。
本発明によれば、液晶表示装置の裏側に突起部を設け、表側に凹部を設けることで、液晶表示装置を重ねた場合に、上側の液晶表示装置の裏面の突出部分が下側の液晶表示装置の液晶パネルに接触しない構成とすることができる。この場合、突起部の突出高さから凹部の深さを引いた高さは、突起部以外で裏面から突出する部分の高さより大きくなるように、突起部が形成される。また、突起部は、筐体の裏面に対して実質的に垂直に延在する垂直部と、垂直に延在する部分から裏面に対して実質的に平行に延在する先端部とを有し、凹部の内面の一部に、突起部の先端部と係合する開口部が形成されこととすれば、複数の液晶表示装置を重ねて置いた場合でも、互いの位置がずれることがなく、容易に運搬することができる。さらに、液晶表示装置の筐体とフロンベゼルカバーが板金製であれば、突起部と凹部とをプレス加工により容易に形成することができ、特別な部品を追加することなく簡単な構成で位置ずれなく重ねることができる構成を実現することができる。
また、液晶表示装置に、回動可能な取手を設けることで、液晶表示装置を容易に運搬することができ、且つ、取手を支えとして液晶表示装置を傾斜した状態で起立しておくことができる。また、取手と利用して液晶表示装置を吊るしておくこともできる。
次に、本発明の一実施の形態による液晶表示装置について、図3乃至図5を参照しながら説明する。
図3は本発明の一実施の形態による液晶表示装置10を表側から見た斜視図であり、図4は図3に示す液晶表示装置10を裏側から見た斜視図である。また、図5は、図3に示す絞り部に図4に示す突起部が入り込んだ状態を示す拡大断面図である。図3及び図4に示す液晶表示装置10は、図1及び図2に示す液晶表示装置と基本的な構造は同じであり、同等な部品には同じ符号を付す。
本実施の形態による液晶表示装置10は、表示部分である液晶パネル1と、液晶パネル1の下に配置され液晶パネル1を裏側から照明するためのバックライト装置(図に表れない)とからなる。バックライト装置と液晶パネル1とは板金製の筐体2に収容され、表側にはフロントベゼルカバー3が設けられる。
液晶パネル1には液晶駆動回路が設けられた基板が接続され、基板から液晶駆動信号が表示パネル1に供給される。基板は液晶パネル1の一辺に接続され、液晶パネル1の裏側に折り曲げられた状態で配置される。この基板を保護するために、液晶表示装置10の裏側に、筐体2と同様に板金製の基板カバー4が設けられる。すなわち、液晶パネル1から折り曲げられた基板は基板カバー4に覆われるように収納される。したがって、液晶表示装置の裏側には、筐体2から基板カバー4が突出した状態で設けられており、液晶表示装置の裏側(筐体2の面)は平坦ではない。
以上のような構成の液晶表示装置10は、裏側に基板カバー4が突出して設けられているため、液晶表示装置10を同じ向きで重ねようとすると、上側の液晶表示装置10の基板カバー4が下側の液晶表示装置10の液晶パネル1に接触してしまう。
そこで、本実施の形態では、図4に示すように、液晶表示装置10の裏側の周囲部分における筐体2に、複数(図4では4個)の突起部5を形成している。突起部5は筐体2を形成する板金を切り起こして形成される。突起部5の筐体2の裏面からの突出高さは、基板カバー4の突出高さより大きく設定されており、液晶表示装置10を、表面(液晶パネル1側)を上にして置いた場合、突起部5に支えられて基板カバー4は浮いた状態となる。
突起部5は、表側のフロントベゼルカバー3の縁部に対応する位置に設けられており、液晶表示装置10を同じ向きでずれないように重ね合わせた場合、上側の液晶表示装置10の突起部5は下側の液晶表示装置10のフロントベゼルカバー3に当接する。したがって、上側の液晶表示装置10の基板カバー4は、下側の液晶表示装置10の液晶パネル1に接触することはない。したがって、基板カバー4が液晶パネル1に接触することにより液晶パネル1に傷が付くなどの問題を回避することができる。
ここで、重ねた液晶表示装置10が互いにずれた場合、突起部5が液晶パネル1に接触するおそれがある。そこで、本実施の形態では、図3に示すように、フロントベゼルカバー3における裏側の突起部5に対応する位置に、凹部6を設けている。
凹部6は、例えば板金製のフロントベゼルカバー3をプレス等で凹ませて形成された凹部(又は絞り部)であり、突起部5の先端が収容される形状に形成される。すなわち、上側の液晶表示装置10の突起部5が下側の液晶表示装置10の凹部に入った状態で重ねあわせることで、図6に示すように、何枚もの液晶表示装置10を重ね合わせた場合でも、液晶表示装置10同士が互いにずれることがなくなる。
なお、上述の凹部6を形成する場合、凹部6の深さを考慮して突起部5の高さを設定する必要がある。すなわち、突起部5の高さは、少なくとも基板カバー4の突出高さに凹部6の深さを加えた高さ以上にする必要がある。
ここで、上述の実施の形態において、突起部と凹部を利用して上下の液晶表示装置を接続することのできる構成について、図7及び図8を参照しながら説明する。図7は上下の液晶表示装置を接続することができるよう構成された液晶表示装置を表側から見た斜視図であり、図8は図7の液晶表示装置の凹部に突起部が係合した状態を示す拡大断面図である。
図7に示す液晶表示装置10Aは、凹部6が異なる点以外は図3及び図4に示す液晶表示装置10と同じ構成を有する。液晶表示装置10Aは図4に示す液晶表示液晶10と同様に裏面に突起部5が形成されている。そして、図7に示すように、液晶表示装置10Aの表側のフロントベゼルカバー3には、切欠き凹部6Aが形成されている。切欠き凹部6Aは、図3に示す凹部6と同様に突起部5に対応した位置に形成される。切欠き凹部6Aは、図8に示すように、凹部の内壁の一部が切り落とされて開口部6Aaが形成されている。
開口部6Aaの位置は、突起部5の曲げられた先端部5aが入り込むような位置となっている。液晶表示装置10Aの場合、突起部5の先端部5aは装置の内側に向かって折り曲げられているため、開口部6Aaは凹部6Aの装置内側の内壁を切り落として形成されている。フロントベゼルカバー3を板金製とした場合、切り落として形成された開口6Aaを有する凹部は、プレス加工で容易に形成できる。
以上の構成の突起部5と凹部6Aとを有する液晶表示装置10を、図6に示すように重ね合わせた場合、上側の液晶表示装置10Aの突起部5は下側の液晶表示装置10Aの凹部6Aに収容され、図8に示すように、突起部5の先端部5aが凹部6Aの開口部6Aaに入り込む。突起部5は液晶表示装置10Aの両側に設けられており、上側の液晶表示装置10Aを持ち上げると、突起部5の先端部5aの開口部6Aaに入り込んだ部分がフロンとベゼルカバー3の内面に係合し、下側の液晶表示装置10Aが上側の液晶表示装置10Aに接続された状態となり、下側の液晶表示装置10Aも一緒に持ち上がる。
したがって、図6に示すように3枚以上の液晶表示装置10Aを重ね合わせても、一番上の液晶表示装置10Aを持ち上げることで、全ての液晶表示装置を持ち上げることができる。ただし、上から2番目以降の液晶表示装置10Aの重量が、上から2番目のフロントベゼルカバー3にかかるため、多くの枚数の液晶表示装置を重ねた場合は、下側の液晶表示装置を持ち上げることが好ましい。上下の液晶表示装置10Aを図8に示すような係合構造で接続する利点は、むしろ、上側の液晶表示装置10Aに横方向の力が加わった際に、下側の液晶表示装置10Aに対して水平方向にずれないようにすることである。
以上のように、本実施の形態によれば、液晶表示装置の裏側に突起部を設け、表側に凹部を設けることで、液晶表示装置を重ねた場合に、上側の液晶表示装置の裏面の突出部分が下側の液晶表示装置の液晶パネルに接触しない構成とすることができる。この場合、突起部の突出高さから凹部の深さを引いた高さは、突起部以外で裏面から突出する部分の高さより大きくなるように、突起部が形成される。また、突起部は、筐体の裏面に対して実質的に垂直に延在する垂直部と、垂直に延在する部分から裏面に対して実質的に平行に延在する先端部とを有し、凹部の内面の一部に、突起部の先端部と係合する開口部が形成されこととすれば、複数の液晶表示装置を重ねて置いた場合でも、互いの位置がずれることがなく、容易に運搬することができる。さらに、液晶表示装置の筐体とフロントベゼルカバーが板金製であれば、突起部と凹部とをプレス加工により容易に形成することができ、特別な部品を追加することなく簡単な構成で位置ずれなく重ねることのできる液晶表示装置を実現することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について図9以降を参照しながら説明する。
図9は取手が設けられた液晶表示装置を裏側から見た斜視図である。例えば、製造工程中の搬送等で作業者が液晶表示装置を運搬する際は、液晶表示装置をかかえて移動するなど取り扱いが面倒である。そこで、図9に示す液晶表示装置20は、作業者が持ち易いように取手21を設けている。
取手21は、例えば金属棒をコの字状に折り曲げて形成され、フロントベゼルカバー22の側面に設けられた回動支持部22aにその端部21aが取り付けられる。図10は図9におけるA部拡大図である。図10に示すように、回動支持部22aは、板金製のフロントベゼルカバー22の側面の一部を切り起こして形成される。回動支持部22aには貫通孔が形成され、この貫通孔に取手21の端部21aが挿入される。回動支持部22aはフロントベゼルカバー22の両側に設けられており、取手21の両側の端部21aが、回動支持部22aの貫通孔に挿入されるので、取手21は回動支持部22aに支持された部分を中心として回動することができる。
取手21を設けたことにより、例えば図11に示すように、取手21を束ねて持つことで、3枚の液晶表示装置20を一度に持ち運びすることができる。なお、図11に示す液晶表示装置20には、上述の実施の形態における突起部5と凹部6又は6Aとが設けられて、重ね合わせてもよいようにしておくことが好ましい。
なお、フロントベゼルカバー22に設けた回動支持部22aの代わりに、図12に示すように筐体23の裏側に回動支持部23aを設けることとしてもよい。すなわち、取手21の両端部21aは、筐体23の裏側に設けられた2つの回動支持部23aに取り付けられる。図13は図12示す回動支持部23aの拡大図である。筐体23が板金製であれば、回動支持部23aはプレス加工等で筐体23の一部を切り起こすことで、容易に形成することができる。
ただし、筐体23の裏側に回動支持部23aを設けた場合は、回動支持部23aは液晶表示装置20の裏側に突出するため、上述の実施例のように、回動支持部23aより突出高さの高い突起部5を設けることが好ましい。あるいは、突起部5に貫通孔を形成して取手21を取り付けることとし、突起部5を回動支持部23aとして利用することもできる。
上述の取手21が設けられた液晶表示装置20は、取手21をチルトスタンドのような支えとして用いて縦にして置くこともできる。図14は取手21で支えて縦に置いた状態の液晶表示装置20を示す斜視図である。図14に示すように、ゴムなどの滑りにくい材料で形成したチューブ状のカバー24を取り付けておけば、取手21を把持しやすくなるばかりでなく、支えとして取手を用いるときに滑りにくくなり、液晶表示装置20を斜めにしても安定して支えることができる。
取手21は、単純なコの字型の形状ばかりでなく、例えば図15に示すように、両脇を曲げて壁掛け部21bを形成し、壁掛け部21bを用いて液晶表示装置20を吊るしておくこともできる。液晶表示装置20を吊るして保持することは、液晶表示装置内の下部に配置された蛍光管に圧力を加得ないという意味において好ましい。
上述の取手21は、製造時や試験時に必要な部品であり、液晶表示装置が製品として出荷されるときには取り外す必要がある。取手21を弾性を有する材料で形成しておけば、取手21を曲げて端部21aを回動支持部22a又は23aの貫通孔から外すことで、取手21は容易に取り外すことができる。
ただし、取手21を邪魔にならないように液晶表示装置に付けたままで、製品として出荷することもできる。すなわち、図16に示すように、取手21を液晶表示装置の周囲に沿って配置して固定することができるような取り付け構造を採用することで、取手21を邪魔にならないように液晶表示装置に付けたまま、製品として出荷することができる。
図16において、回動支持部22aはフロントベゼルカバー22の側面に沿って縦長に形成されている。そして、取手21の端部21aが入る貫通孔の代わりにスライド溝22bを形成して取手21の端部21aがスライド溝22bに沿って移動できるようにしておく。
取手21を使用する際には、端部21aはスライダ溝22bの上端に移動しており、この位置で取手21を持って液晶表示装置を持ち上げて運搬することができる。液晶表示装置の製造が完了して取手21が不要となった際には、図17に示すように、取手21をスライダ溝22bに沿って下方に移動し、取手21の端部21aがスライド溝22bの下端に位置するように移動する。この状態で、図18に示すように、取手21の水平部21cはフロントベゼルカバー22の側面に沿って延在した状態となる。この状態で、保護カバー25をフロントベゼルカバー22の側面に取り付けて、回動支持部22aを保護カバー25により覆ってしまう。
保護カバー25は、箱型の形状であり、縁部に突起25aが設けられていて、突起25aがフロントベゼルカバー22に設けられた孔22dに嵌合することで、フロントベゼルカバー22の側面に取り付けられる。保護カバー25が取り付けられると、取手21はスライド溝22bに沿って移動することはできなくなり、水平部21cがフロントベゼルカバー22の側面に沿って延在した状態に維持されるので、取手21が邪魔になることはない。
以上のように本実施の形態では、液晶表示装置に取手を設けて液晶表示装置を運搬しやすくしている。また、取手を利用して液晶表示装置を縦に置くことができる。本実施の形態における取手は単独で液晶表示装置に設けることとしてもよいが、上述の実施の形態による突起部と凹部とを有する液晶表示装置に取手を設けることにより、複数の液晶表示装置を重ねた状態でまとめて運搬できることにおいて好ましい。
以上の如く、本明細書は以下の発明を開示する。
(付記1)
液晶パネルを筐体に収納して構成される液晶表示装置であって
該液晶パネルが露出した表面側において、該液晶パネルの周囲を覆うカバーに設けられた凹部と、
該液晶パネルを収容する筐体の該表面とは反対側の裏面側において、該凹部に対応する位置に設けられた突起部と、
を有し、
前記突起部の突出高さから前記凹部の深さを引いた高さは、前記突起部以外で前記裏面側に突出する部分の高さより大きいことを特徴とする液晶表示装置。
(付記2)
付記1記載の液晶表示装置であって、
前記突起部は、前記裏面に対して実質的に垂直に延在する垂直部と、該垂直に延在する部分から前記裏面に対して実質的に平行に延在する先端部とを有し
前記凹部の内面の一部に、前記突起部の該先端部と係合する開口部が形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
(付記3)
付記1又は2記載の液晶表示装置であって、
前記筐体は板金製であり、前記突起部は前記板金製の筐体の一部を切り起こして形成され、
前記カバーは板金製であり、前記凹部は前記板金製のカバーの一部を変形させて形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
(付記4)
付記1乃至3のうちいずれか一項記載の液晶表示装置であって、
前記カバーと前記筐体のいずれか一方に、棒状の取手が回動可能に支持されたことを特徴とする液晶表示装置。
(付記5)
付記4記載の液晶表示装置であって、
前記カバー及び前記筐体は板金製であり、前記取手を回動可能に支持する回動支持部が該板金の加工により形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
(付記6)
付記4又は5記載の液晶表示装置であって、
前記取手は、前記液晶表示装置を傾斜して起立した位置に支える位置まで回動可能であることを特徴とする液晶表示装置。
(付記7)
付記4記載の液晶表示装置であって、
前記取手は、前記カバーの側面の長手方向に移動可能に支持されることを特徴とする液晶表示装置。
(付記8)
液晶パネルを有する液晶表示装置であって
該液晶パネルを収容する筐体と、
該液晶パネルの周囲を覆うカバーと
を有し、
該カバーと前記筐体のいずれか一方に、棒状の取手が回動可能に支持されたことを特徴とする液晶表示装置。
従来の液晶表示装置を表示パネル側から見た斜視図である。 図1に示す液晶表示装置を裏側から見た斜視図である。 本発明の一実施の形態による液晶表示装置を表側から見た斜視図である。 図3に示す液晶表示装置を裏側から見た斜視図である。 図3に示す凹部に図4に示す突起部が入り込んだ状態を示す拡大断面図である。 図3に示す液晶表示装置を複数枚重ね合わせた状態を示す側面図である。 上下の液晶表示装置を接続することができるよう構成された液晶表示装置を表側から見た斜視図である。 図7の液晶表示装置の凹部に突起部が係合した状態を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施の形態による液晶表示装置を裏側から見た斜視図である。 図9のA部拡大図である。 図9に示す液晶表示装置を持ち運ぶ形態を示す図である。 図9に示す回動支持部が筐体に設けられた液晶表示装置の斜視図である。 図12に示す回動支持部の拡大図である。 図9に示す液晶表示装置を縦に置いた状態を示す斜視図である。 取手に壁掛け部を形成した液晶表示装置の斜視図である。 取手収納構造を示す液晶表示装置の一部の斜視図である。 取手収納構造を示す液晶表示装置の一部の斜視図である。 保護カバーが取り付けられた状態の液晶表示装置の一部の断面図である。
符号の説明
1 液晶パネル
2,23 筐体
3,22 フロントベゼルカバー
4 基板カバー
5 突起部
5a 端部
6,6A 凹部
6Aa 開口部
10,10A,20 液晶表示装置
21 取手
21a 端部
21b 壁掛け部
21c 水平部
22a,23a 回動支持部
22b スライド溝
24 カバー
25 保護カバー

Claims (5)

  1. 液晶パネルを筐体に収納して構成される液晶表示装置であって、
    該液晶パネルが露出した表面側において、該液晶パネルの周囲を覆うカバーに設けられた凹部と、
    該液晶パネルを収容する筐体の該表面とは反対側の裏面側において、該凹部に対応する位置に設けられた突起部と、
    を有し、
    前記突起部の該裏面からの突出高さから前記凹部の深さを引いた高さは、前記突起部以外で前記裏面から突出する部分の高さより大きく、
    前記カバーの側面に、棒状の取手が回動可能且つスライド可能に支持されたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 請求項1記載の液晶表示装置であって、
    前記突起部は、前記裏面に対して実質的に垂直に延在する垂直部と、該垂直に延在する部分から前記裏面に対して実質的に平行に延在する先端部とを有し、
    前記凹部の内面の一部に、前記突起部の該先端部と係合する開口部が形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 請求項1又は2記載の液晶表示装置であって、
    前記筐体は板金製であり、前記突起部は前記板金製の筐体の一部を切り起こして形成され、
    前記カバーは板金製であり、前記凹部は前記板金製のカバーの一部を変形させて形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の液晶表示装置であって、
    前記カバーの側面に沿って延在する部分の取手を覆う保護カバーが前記カバーの側面に取り付けられたことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 請求項4記載の液晶表示装置であって、
    前記カバー及び前記筐体は板金製であり、前記取手をスライド可能且つ回動可能に支持する回動支持部が該板金の加工により形成されたことを特徴とする液晶表示装置。
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