JP4584954B2 - Rotation detecting device and electric power steering control device using the same - Google Patents
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Description
本発明は、車輌のステアリング軸などの被検出体である回転体の回転角度を検出する回転検出装置及びこれを用いた電動式パワーステアリング制御装置に関する。 The present invention relates to a rotation detection device that detects a rotation angle of a rotating body that is a detection target such as a steering shaft of a vehicle, and an electric power steering control device that uses the rotation detection device.
図8は、従来の電動式パワーステアリング制御装置(以下、EPS制御装置という)と、ステアリング軸の回転角度を検出する回転検出装置の構成を示す概略図である。 FIG. 8 is a schematic diagram showing the configuration of a conventional electric power steering control device (hereinafter referred to as an EPS control device) and a rotation detection device that detects the rotation angle of the steering shaft.
図8に示すように、ステアリングホイール1の中心に固定されたステアリング軸2は、車内のダッシュボード内に設けられた支持体6に回転自在に支持されている。前記ステアリング軸2は、その先部に検出軸部3が一体にまたは固定されて設けられ、さらにその先部にステアリング出力部4が設けられている。前記ステアリング出力部4の先部に、マニュアルステアリングギヤが連結されており、このマニュアルステアリングギヤの両端に設けられたホイールに、前輪のタイヤが取り付けられている。
As shown in FIG. 8, the
前記ステアリング出力部4には、パワーアシスト回転体としてウオームホイール5が固定されている。ウオームホイール5の近傍には、電動式のパワーアシストモータ7が設けられている。前記パワーアシストモータ7の出力軸7aにウオームギヤ8が固定されており、このウオームギヤ8が、前記ウオームホイール5の外周の歯部5aに噛み合っている。
A
前記検出軸部3にはトルク検出装置9と回転検出装置10が設けられている。前記トルク検出装置9で、検出軸部3に加わるトルクが電圧などに変換され、その出力がマイクロコンピュータなどのトルク検出制御部へ与えられる。前記トルク検出制御部では、前記トルク出力および車速信号やイグニション・オン信号などに基づいてアシスト量が演算される。この演算値に基づいてパワーアシストモータ7が制御されて、パワーアシストモータ7の動力がステアリング軸2に与えられて、ステアリング1の操舵力が設定される。
The detection shaft 3 is provided with a torque detection device 9 and a
また前記回転検出装置10は、前記ステアリング軸2の回転角度を検出するものである。例えば運転中の車にオーバーステアやアンダーステアなどが生じた場合には、前記回転検出装置10により検出されたステアリング角度と、前記車速信号などから、マイクロコンピュータにより最適な操舵角度などが割り出される。そして、前記パワーアシストモータ7が制御されて、前輪の操舵角度が調整され、またはブレーキ力が調整されるなどして、自動車が最適な状態で操舵されるようになる。
しかし、従来の回転検出装置10は、その中心部にステアリング軸2の検出軸部3が挿通される構造である。この回転検出装置10内には、前記検出軸部3の外周部に嵌合して前記検出軸部3と一体に回転する回転部と、この回転部によって動作させられる検出回転部材が設けられ、この検出回転部材の回転角度が検出素子で検出されるものとなっている。このように、前記回転検出装置10では、前記検出回転部材や検出素子が、前記ステアリング軸2の外周の領域に配置される構造であるため、回転検出装置10の外径寸法が大きくなる。
However, the conventional
また、前記回転検出装置10では、ステアリング軸2の360度未満の回転角度をリニアに検出できることが必要である。したがって、本来はステアリング軸の回転角度に対して1:1に対応して回転する検出回転部材を設けて、この検出回転部材の回転角度を検出することが好ましい。しかし、回転角度を1:1に設定するためには、前記回転検出装置10内に、検出軸部3の外周部に嵌合している前記回転部と同じ直径の歯車を配置することが必要になる。したがって、前記回転検出装置10がさらに大型化する。
Further, the
しかし、ステアリング軸2の周囲に、大型の回転検出装置10を配置するスペースを確保するのが困難であるため、従来の前記回転検出装置10では、その内部に直径の小さい歯車を配置している。その結果、ステアリング軸2の回転が増速されて検出回転部材に伝達され、例えばステアリング軸2が1回転する間に、前記検出回転部材が2回転、または3回転することになる。よって、ステアリング軸2の回転角度を正確に検出するためには、例えば前記検出回転部材が1回転するごとにパルスを発生させる検知手段を新たに設けることが必要である。すなわち前記の検知手段が設けられていないと、ステアリング軸2が360度回転するまでに、前記検出回転部材の回転角度を検出する検知素子から同じ信号が2回または3回出力されることになってステアリング角度を正確に検出できないことになる。
However, since it is difficult to secure a space for arranging the large
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、小型の構造にでき、しかも被検出体と、検出回転部材との回転角度を1:1などに対応させることも可能な回転検出装置及びこれを用いた電動式パワーステアリング制御装置を提供することを目的としている。 The present invention is intended to solve the above-described conventional problems, and can be reduced in size, and rotation detection can also be performed such that the rotation angle between the detection target and the detection rotation member is 1: 1. It is an object of the present invention to provide a device and an electric power steering control device using the same.
また本発明は、ステアリング軸の周囲のスペースを有効利用できるようにした回転検出装置及びこれを用いた電動式パワーステアリング制御装置を提供することを目的としている。 It is another object of the present invention to provide a rotation detection device and an electric power steering control device using the rotation detection device that can effectively use the space around the steering shaft.
本発明は、自動車のステアリング軸に、パワーアシスト動力が歯部を介して与えられるパワーアシスト回転体が固定されており、前記パワーアシスト回転体によって回転させられる検出軸と、前記検出軸によって回転させられる検出回転部材と、前記検出回転部材の回転角度を検出する検出部材と、が設けられており、
前記パワーアシスト回転体の下面に形成されたリング状の凹部の周壁に沿って前記パワーアシスト回転体の歯部よりも径の小さい歯車が一体に形成され、前記検出軸に設けられた入力歯車が前記凹部内で前記歯車と噛み合っており、前記検出回転部材の回転角度と、ステアリング軸の回転角度とが1:1に設定されていることを特徴とするものである。
The present invention rotates to a steering shaft of an automobile, power assist rotator power assist power is applied through the teeth and is fixed, a detection shaft is caused to thus rotate the power assist rotator, by the detection axis A detection rotation member to be detected, and a detection member for detecting a rotation angle of the detection rotation member,
A gear having a smaller diameter than the tooth portion of the power assist rotator is integrally formed along a peripheral wall of a ring-shaped recess formed on the lower surface of the power assist rotator, and an input gear provided on the detection shaft is The gear is meshed with the gear in the recess, and the rotation angle of the detection rotating member and the rotation angle of the steering shaft are set to 1: 1.
また前記検出部材から、位相が相違する複数の波形出力が得られるものが好ましい。 From or prior Symbol detection member, a plurality of waveform output whose phase difference is obtained is preferred.
複数の波形出力を処理しアークタンジェントの演算処理などを行うことにより、回転角度をリニアの出力に変換できるようになる。 The rotation angle can be converted into a linear output by processing a plurality of waveform outputs and performing arctangent calculation processing or the like.
本発明では、回転検出装置を小型に構成でき、しかも被検出体である回転体の回転角度と、装置内の検出回転部材の回転角度を1:1や整数分の1の関係に設定できるようになる。 In the present invention, the rotation detection device can be configured in a small size, and the rotation angle of the rotation body that is the detection target and the rotation angle of the detection rotation member in the device can be set to a relationship of 1: 1 or a fraction of an integer. become.
またステアリング軸の回転角度を検出するにあたり、パワーアシスト回転体の配置領域を利用することで、回転検出部材をステアリング軸に直接に設けなくても回転検出が可能になり、ステアリング軸の周囲のスペースを有効に使用することができる。 In addition, when detecting the rotation angle of the steering shaft, the rotation area can be detected without providing a rotation detection member directly on the steering shaft by using the area where the power assist rotating body is arranged. Can be used effectively.
図1は、回転検出装置及びこれを用いたEPS制御装置(電動式パワーステアリング制御装置)の構成の概略を示す正面図である。 FIG. 1 is a front view showing an outline of the configuration of a rotation detection device and an EPS control device (electric power steering control device) using the rotation detection device.
図2ないし図3は、回転検出装置の主要部である検出ユニットの配置状態を示すものであり、図2Aは第1の参考例を示す正面図、図2Bはその底面図、図3Aは第2の参考例を示す正面図、図3Bはその底面図、図4Aは本発明の実施の形態を示す正面図、図4Bはその底面図である。また図5Aは回転検出装置の主要部となる検出ユニットの平面断面図、BはAのV−V線断面図である。 2 to 3 show the arrangement state of the detection unit which is the main part of the rotation detection device. FIG. 2A is a front view showing a first reference example , FIG. 2B is a bottom view thereof, and FIG. front view of a second reference example, FIG. 3B is a bottom view thereof, FIG. 4A is a front view showing an embodiment of the present invention, FIG. 4B is a bottom view thereof. 5A is a plan cross-sectional view of a detection unit that is a main part of the rotation detection device, and B is a cross-sectional view taken along line VV of A. FIG.
図1に示すEPS制御装置の基本的な構造は、図8に示した従来のEPS制御装置と同じである。 The basic structure of the EPS control device shown in FIG. 1 is the same as that of the conventional EPS control device shown in FIG.
すなわち、回転検出装置の被検出体の回転体であるステアリング軸12の上端にステアリングホイール11が固定されている。ステアリング軸12の下部はステアリング出力部14であり、このステアリング出力部14は、前記ステアリング軸12の一部である。そして、このステアリング出力部14がベアリング軸受13,13によって回転自在に支持されている。前述のように、ステアリング軸12の回転は、前記ステアリング出力部14からマニュアルステアリングギヤに伝達されて、前輪のタイヤを支持するホイールの操舵角が制御される。
That is, the
前記ステアリング出力部14には、パワーアシスト回転体であるウオームホイール15が固定されている。前記ステアリング出力部14の近傍には、電動式のパワーアシストモータ17が設けられ、その出力軸17aにはウオームギヤ18が固定されている。そして、前記ウオームギヤ18は、前記ウオームホイール15の外周に形成された歯部15aに噛み合っている。
A
図示省略しているが、前記ステアリング軸12の一部となる検出軸16には、トルク検出装置が設けられており、ステアリング軸12を回転させる際の負荷トルクが前記トルク検出装置により検出される。この検出出力が、マイクロコンピュータに与えられて演算処理が行われ、その演算結果に応じて前記パワーアシストモータ17の出力が制御される。これにより、パワーアシストモータ17からウオームホイール15に与えられる動力が調節されて、ステアリングホイール11の操舵時の負荷を可変できるようになっている。
Although not shown, the
図1に示すように、前記ウオームホイール15の回転力が直接に回転検出装置の主要部である検出ユニット20に与えられ、ステアリング軸12の回転角度を検出できるようになっている。
As shown in FIG. 1 , the rotational force of the
図5A,Bに示すように、この検出ユニット20は、箱型形状のケース21に検出軸22が回転自在に支持されている。前記検出軸22の一部はケース21の外部に突出しており、その先端に入力歯車22aが固定されている。
As shown in FIGS. 5A and 5B, in the
ケース21の内部には、前記検出軸22の回転を減速させる減速機構が設けられている。図5に示すものでは、前記減速機構として、ウォームギヤ22bと、このウォームギヤ22bに噛み合うピニオンギヤ(ウォームホイール)23が設けられている。前記ウォームギヤ22bは、前記検出軸22に固定されている。また前記ピニオンギヤ23は、前記検出軸22と直角に交叉して配置された軸23aに回転自在に支持されている。このように、減速機構をウォームギヤ22bとピニオンギヤ23とで構成することにより、ケース21を薄型のものとすることができる。
Inside the
前記ピニオンギヤ23が検出回転部材23bと一体に形成されており、この検出回転部材23bにリング状のマグネットMが固設されている。図5Bに示すように、検出回転部材23bは外周に前記ピニオンギヤ23の歯が形成され、その内側に前記マグネットMが埋設されている。このようにピニオンギヤ23の内側にマグネットMが埋設されていることにより、前記検出回転部材23bを薄型化できるようになっている。
The pinion gear 23 is formed integrally with the
前記ケース21内では、前記検出回転部材23bと平面どうしが対向するように基板24が固定されており、この基板24に検出部材25が固定されている。この検出部材25は、前記検出回転部材23bの回転中心部分に対向している。
In the
図6に示すように、前記マグネットMは、180度の範囲の半リングマグネットMaとMbとが合わされたものであり、一方の半リングマグネットMaは、前記基板24に対向する表面がN極に着磁され、他方の半リングマグネットMbは、前記基板24に対向する表面がS極に着磁されている。
As shown in FIG. 6, the magnet M is a combination of half-ring magnets Ma and Mb in a range of 180 degrees, and one half-ring magnet Ma has an N-pole surface facing the
前記検出部材25には、4つの磁気検出素子が平面的に配列して取り付けられている。この検出部材25は、基板上に、第1群の2つの磁気検出素子25a,25aおよび第2群の2つの磁気検出素子25b,25bがブリッジ回路を構成するように接続されている。
Four magnetic detection elements are arranged in a plane on the
前記第1群の2つの磁気検出素子25a,25aは、磁界の方向が右方向(X方向)のときに検知出力がプラス側の最大値となり、その逆向きの左方向への磁界が与えられたときにマイナス側の最小値となるように組み合わされている。また、前記第2群の2つの磁気検出素子25b,25bは、磁界の方向が上方向(Y方向)のときに検知出力がプラス側の最大値となり、その逆向きの下方向への磁界が与えられたときにマイナス側の最小値となるように組み合わされている。
When the direction of the magnetic field is the right direction (X direction), the detection output of the first group of two
前記各磁気検出素子25a,25bは、磁気抵抗効果素子、または巨大磁気抵抗効果素子などの小型の磁気センサーである。
Each of the
前記基板24には、前記制御部26が搭載されており、この制御部26に接続された配線ケーブル27が、ケース21の外部に延びている。
The
図6に示す構成により、前記検出部材25からは、マグネットMが360度回転するときに1周期となる三角関数曲線に近似した波形出力S1と、この波形出力S1と位相が90度ずれた同じく三角関数曲線に近似した波形出力S2とが得られる(図7参照)。この2つの波形出力S1,S2が前記制御部26に与えられることにより、マグネットMの360度の回転角度を知ることができる。
With the configuration shown in FIG. 6, from the
例えば、波形出力S1,S2の値の絶対値を用い、|S1|>|S2|のときにはtan−1(|S1|/|S2|)を演算し、|S1|<|S2|のときにはtan−1(|S2|/|S1|)を演算することにより、マグネットMの回転角度を知ることができる。 For example, the absolute values of the waveform outputs S1 and S2 are used, tan −1 (| S1 | / | S2 |) is calculated when | S1 |> | S2 |, and tan when | S1 | <| S2 | By calculating −1 (| S2 | / | S1 |), the rotation angle of the magnet M can be known.
前記延出ユニット20の取付けとして、図2A,Bに示す第1の参考例では、前記ウオームホイール15の下面に、リング状の平面歯車15bが一体に形成されており、この平面歯車15bに前記検出ユニット20の入力歯車22aが噛み合っている。そして、この平面歯車15bから入力歯車22aへの動力伝達経路が増速機構を構成している。
In the first reference example shown in FIGS. 2A and 2B, the ring-shaped
図3A,Bに示す第2の参考例では、前記ウオームホイール15に、その歯部15aよりも径の小さい歯車15cが一体に形成されて、2段歯車となっている。そして、前記歯車15cに前記検出ユニット20の入力歯車22aが噛み合って、増速機構が構成されている。
In the second reference example shown in FIGS. 3A and 3B, the
図4A,Bに示す本発明の実施の形態では、前記ウオームホイール15の下面に凹部15dがリング状に形成され、この凹部15d内において、前記歯部15aの内側に内歯歯車15d1が一体に形成されている。そして、前記内歯歯車15d1に前記入力歯車22aが噛み合って、増速機構が構成されている。
In the embodiment of the present invention shown in FIGS. 4A and 4B, a
この回転検出装置では、ステアリング出力部14が回転すると、ウオームホイール15が一緒に回転するが、このときの回転が前記平面歯車15b、歯車15c、内歯歯車15d1のいずれかから入力歯車22aおよび検出軸22に増速して伝達される。さらにケース21内において、検出軸22の回転が、ウオームギヤ22bとピニオンギヤ23との減速機構により減速されて、ピニオンギヤ23と一体の検出回転部材23bが回転させられる。
In this rotation detection device, when the
この実施の形態では、前記増速機構の増速比に対して、前記減速機構の減速比が逆数となるように設定されており、ステアリング出力部14の回転角度と、検出回転部材23bの回転角度とが1:1に対応している。
In this embodiment, the speed reduction ratio of the speed reduction mechanism is set to be a reciprocal of the speed increase ratio of the speed increase mechanism, and the rotation angle of the
したがって、図7に示す波形出力S1,S2からマグネットMの回転角度が演算されると、それがステアリング軸12の回転角度と一致するようになる。したがって、従来のように、検出出力の他に検出回転部材の回転数を知るための検知手段を別個に設けることが不要になる。
Accordingly, when the rotation angle of the magnet M is calculated from the waveform outputs S1 and S2 shown in FIG. 7, it matches the rotation angle of the steering
なお、前記増速機構の増速比と前記減速機構の減速比の設定により、検出回転部材23bの回転角度が、ステアリング軸12の回転角度の1/N(Nは整数)としてもよい。例えば前記Nが「2」の場合、図7に示す波形出力S1,S2の1周期をステアリング軸12の回転の720度分として検知すればよいことになる。
The rotation angle of the
このように、増速機構と減速機構とを組み合わせることにより、検出回転部材23bと一体のピニオンギヤ23のピッチ円直径が、ウオームホイール15のピッチ円直径よりも充分に小さいものであっても、検出回転部材23bを、ウオームホイール15と同じ回転角度、またはそれよりも小さい回転角度で回転させることができ、検出出力の演算制御を簡単にできるとともに、検出ユニット20を小型のものとして構成できる。
In this way, by combining the speed increasing mechanism and the speed reducing mechanism, even if the pitch circle diameter of the pinion gear 23 integrated with the
なお、前記増速機構として、前記平面歯車15b、歯車15c、内歯歯車15d1のいずれかと、入力歯車22aとの間にさらに他の歯車を介在させ、またケース21内においても、前記ウオームギヤ22bとピニオンギヤ23との間にさらに他の歯車を介在させてもよい。いずれにせよ、前記のように増速比と減速比を設定することにより前記と同様の検知を行うことが可能である。
As the speed increasing mechanism, another gear is interposed between any one of the
前記検出ユニット20から、ステアリング軸12の回転角度に応じた出力が得られるが、この回転角度を自動車に搭載したマイクロコンピュータで処理することにより、急カーブや急ハンドル操作のときのパワーアシストモータ17の制御やブレーキ制御が行われるようになる。
An output corresponding to the rotation angle of the steering
なお、本発明では、パワーアシスト回転体である前記ウオームホイール15の回転を取り出して検出回転部材を回転させる構造であれば、図5に示す検出ユニット20以外の構造のものを使用してもよい。
In the present invention, a structure other than the
また図5に示す検出ユニット20は、小型であるため、ステアリング軸12の回転角度の検出以外の回転検出を必要とする箇所、例えば回転自在に支持されたロボットアームなどの回転角度を検出するために用いてもよい。
Further, since the
11 ステアリングホイール
12 ステアリング軸(被検出体となる回転体)
14 ステアリング出力部
15 ウオームホイール(パワーアシスト回転体)
15b 平面歯車
15c 小径の歯車
15d1 内歯歯車
20 検出ユニット
21 ケース
22 検出軸
22a 入力歯車
22b ウオームギヤ
23 ピニオンギヤ
23b 検出回転部材
25 検出部材
26 制御部
M マグネット
14
Claims (4)
前記パワーアシスト回転体(15)の下面に形成されたリング状の凹部(15d)の周壁に沿って前記パワーアシスト回転体(15)の歯部(15a)よりも径の小さい歯車(15d1)が一体に形成され、前記検出軸(22)に設けられた入力歯車(22a)が前記凹部(15d)内で前記歯車(15d1)と噛み合っており、前記検出回転部材(23b)の回転角度と、ステアリング軸(12)の回転角度とが1:1に設定されていることを特徴とする回転検出装置。 An automotive steering shaft (12), power assist rotator power assist power is applied through teeth the (15a) (15) is fixed, the power assist rotator (15) to thus detected being rotated A shaft (22) , a detection rotation member (23b) rotated by the detection shaft (22) , and a detection member (25) for detecting a rotation angle of the detection rotation member (23b) ;
A gear (15d1) having a smaller diameter than a tooth portion (15a) of the power assist rotator (15) is formed along a peripheral wall of a ring-shaped recess (15d) formed on the lower surface of the power assist rotator (15). An integrally formed input gear (22a) provided on the detection shaft (22) meshes with the gear (15d1) in the recess (15d), and a rotation angle of the detection rotation member (23b) ; A rotation detection device characterized in that the rotation angle of the steering shaft (12) is set to 1: 1.
前記パワーアシスト回転体(15)の下面に形成されたリング状の凹部(15d)の周壁に沿って前記パワーアシスト回転体(15)の歯部(15a)よりも径の小さい歯車(15d1)が一体に形成され、前記検出軸(22)に設けられた入力歯車(22a)が前記凹部(15d)内で前記歯車(15d1)と噛み合っており、前記検出回転部材(23b)の回転角度と、ステアリング軸(12)の回転角度とが1:1に設定されていることを特徴とする電動式パワーステアリング制御装置。 An automotive steering shaft (12), power assist rotator power assist power is applied through teeth the (15a) (15) is fixed, the power assist rotator (15) to thus detected being rotated A shaft (22) , a detection rotation member (23b) rotated by the detection shaft (22) , and a detection member (25) for detecting a rotation angle of the detection rotation member (23b) ;
A gear (15d1) having a smaller diameter than a tooth portion (15a) of the power assist rotator (15) is formed along a peripheral wall of a ring-shaped recess (15d) formed on the lower surface of the power assist rotator (15). An integrally formed input gear (22a) provided on the detection shaft (22) meshes with the gear (15d1) in the recess (15d), and a rotation angle of the detection rotation member (23b) ; An electric power steering control device characterized in that the rotation angle of the steering shaft (12) is set to 1: 1.
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