JP4584406B2

JP4584406B2 - Tile manufacturing method

Info

Publication number: JP4584406B2
Application number: JP2000135527A
Authority: JP
Inventors: 暢彦横井
Original assignee: 織部製陶株式会社; 株式会社丸新
Priority date: 2000-05-09
Filing date: 2000-05-09
Publication date: 2010-11-24
Anticipated expiration: 2020-05-09
Also published as: JP2001322864A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば建築物の内外壁装飾材或いは床材などに使用して好適なタイルの製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、建築物の内外壁装飾材或いは床材等として使用するタイルが種々提案されている。ところで、近年、タイルの中でも、表面が自然風化様に形成されたものが好まれる傾向があり、例えばそのようなものとして、比較的軟質な原材料にて成形焼成した後、自然風化様に個々に研削加工或いは分断加工したものがある。また、原材料に発泡剤を添加して表面側が凹凸面となるように焼成したものなどがある。
【０００３】
しかし、上記従来のものは、いずれも吸水性が高く強度性にも劣るため、凍結するとクラックが生じるなど、特に外壁材としての長期使用に際して不具合が生じることがあった。また、焼成後に自然風化様に加工するものは、加工中に欠損したり脆弱部ができたりして、安定した製品の作製が困難であった。さらに、作製に熟練を要すると共に著しく手間と時間を要した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の課題は、表面が恰も自然風化様であると共に、低吸水性で、かつ強度性にも優れたタイルを極めて容易かつ品質的に安定した製品に作製できるタイルの製造方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するものは、陶磁原料を用いて所要形態の基体部を成形する工程と、前記基体部の表面側に凹凸を形成する工程と、前記基体部の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させ表面部を形成する工程と、前記表面部を備えた前記基体部を焼成する工程とを有するタイルの製造方法であって、前記基体部の表面側に凹凸を形成する工程は、前記基体部の表面側に交差する複数の凹条溝を切り掻いて形成し粗面形成した後、サイズおよび形態の異なる多数の突起物をランダムに配設した押圧台に、前記基体部の表面側を押圧して表面側にランダムかつ部分的な凹部を多数形成する工程であることを特徴とするタイルの製造方法である。
【０００６】
本発明のタイルは、焼成前に基体部の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させているため、恰も表面が自然風化した様に形成される。
【０００７】
また、基体部には特に軟質な陶磁原料を用いる必要もなく、基体部は表面部とは別に成形されるため、低吸水性で、かつ強度性に優れた基体部が構成できる。さらに、焼成後には、研削などの表面加工によって製品に衝撃を与えないため、極めて容易かつ品質的に安定した製品が作製される。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のタイルを図１および図２に示した一実施例を用いて説明する。図１は、本発明のタイルの一実施例の斜視図であり、図２は図１のＡ−Ａ線断面図である。
【０００９】
この実施例のタイル１は、図２に示すように、陶磁原料を用いて所要形態に成形された基体部２と、基体部２の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体を付着させた表面部３とを有し、基体部２に表面部３を形成した後、焼成されている。以下、各構成について順次詳述する。
【００１０】
基体部２は、タイル１の本体を構成する部位であり、陶磁原料を用いて所要形態に成形されている。この実施例のタイル１は二丁掛けタイルであり、基体部２はそのようなサイズの長方体に形成され、裏面側には長手方向に延在する裏足６を備えている。
【００１１】
表面部３は、タイル１の表面模様を構成する部位であり、陶磁原料からなる粉状体または粒状体５を付着させて基体部２に表面部３を形成した後、焼成されることにより自然風化様に形成されている。
【００１２】
粉状体または粒状体５は、陶磁原料から構成されており、この実施例では、基体部２と同一陶磁原料の粉状体が用いられている。ただし、本発明における粉状体または粒状体５は、基体部２と同一陶磁原料の粉状体に限定されるものではなく、陶磁原料を主材料とした粉状体または粒状体を広く包含するものであり、例えば、基体部２と同一陶磁原料の粒状体、基体部２と同一陶磁原料の粉状体と粒状体との混合体、基体部２と近似或いは異種の陶磁原料の粉状体または粒状体、さらには、陶磁原料に釉薬を練り込んだ後、粉状体または粒状体に形成したもの、陶磁原料からなる粉状体または粒状体に顔料を混合させたもの、陶磁原料からなる粉状体に長石などの粉砕物（粒状体）を混合させたものなどでもよい。
【００１３】
つぎに、本発明のタイルの製造方法について、図３ないし図８に示した一実施例を用いて説明する。この実施例のタイル１の製造方法は、陶磁原料を用いて所要形態の基体部２を成形する工程と、基体部２の表面側に凹凸４を形成する工程と、基体部２の表面側に陶磁原料からなる粉状体または粒状体５を付着させ表面部３を形成する工程と、表面部３を備えた基体部２を焼成する工程とを有している。以下、各工程について順次詳述する。
【００１４】
陶磁原料を用いて所要形態の基体部２を成形する工程では、図３に示すように、二丁掛けタイルを裏面側同士で二枚重ねに形成したものを押出成形により作製する。なお、押出成形機の口部（図示せず）には、切断手段（例えばピアノ線）が張設されているため、押出方向に沿って二分できるような状態で押し出される。また、押出成形機の口部の内面には微細な凹凸部が設けられているため、押し出しに伴って基体部２の表面側３ａに長手方向（押出方向）に沿った多数の凹条溝７が形成される。
【００１５】
ただし、本発明のタイルの製造方法は、この実施例のように押出成形によって基体部２を成形するものに限定されず、所要形態の基体部２を成形可能な方法であればどのような方法でもよく、例えばプレス成形などによるものでもよい。また、本発明のタイルの製造方法は、基体部の成形工程において、表面側に凹凸（例えばこの実施例の凹条溝７）を形成する工程を含んでいてもよい。
【００１６】
基体部２の表面側に凹凸４を形成する工程は、基体部２の表面側３ａを切り掻いてスクラッチ８を形成する工程と、基体部２の表面側３ａを押圧台１０にて押圧する工程とを有している。
【００１７】
基体部２の表面側３ａにスクラッチ８を形成する工程では、図４に示すように、長手方向に交差する方向に複数の凹条溝を形成する。より具体的には、突出ピンを多数配設したスクラッチ形成具（図示しない）を用いて、長手方向に対して斜め方向或いは直交する方向にスクラッチ（櫛目などのかき傷）８を入れる。このスクラッチ８は基体部２の成形工程で設けられた凹条溝７より深めに形成されることが好ましく、また、この工程によって表面側３ａが粗面となるように十分に切り掻かれることが好ましい。
【００１８】
基体部２の表面側３ａを押圧台１０にて押圧する工程では、図５に示すように、サイズおよび形態の異なる多数の突起物（例えば石）１１などをランダムに配設した押圧台１０に、基体部２の表面側３ａを押圧して、表面側３ａにランダム（無秩序的で）かつ部分的な凹部を多数形成する。
【００１９】
上記のように、この実施例のタイルの製造方法では、基体部２の成形工程において表面側３ａに長手方向に延びる多数の凹条溝７を形成し、次いで基体部２の表面側３ａを切り掻いて粗面を形成し、さらに基体部２の表面側３ａを突起物１１を配した押圧台１０に押圧することにより、基体部２の表面側に、図６に示すような凹凸４を形成している。特に、粗面形成と凹部形成を行うことがより好ましく、これにより、自然風化とほぼ同様の表面部３が形成される。
【００２０】
基体部２の表面側３ａに陶磁原料からなる粉状体または粒状体５を付着させ表面部３を形成する工程では、図７に示すように、粉状体または粒状体５を収容した容器１２内において、基体部２の表面側３ａに軽く押し当て、表面側３ａに粉状体または粒状体５を付着させる。図８はこの付着後の状態を示している。
【００２１】
なお、粉状体または粒状体５については前述した通りであり詳述を省略する。また、この実施例では、粉状体または粒状体５の付着を上記のような方法にて行っているがこれに限定されるものではなく、基体部２の表面側３ａに粉状体または粒状体５を付着できる方法であればどのような方法でもよく、例えば粉状体または粒状体５を振り掛ける方法、塗布する方法、噴霧する方法などにより付着させてもよい。さらに、この実施例では、基体部２の表面側３ａに凹凸４を形成し未乾燥な状態で粉状体または粒状体５を付着させるため、特に付着用材料を使用しておらず、また使用しない方が自然風化様に表面部３を形成できるが、例えば同一陶磁原料の泥漿などの付着用材料を介して粉状体または粒状体５を基体部２に付着させたものなども本発明の範疇に包含される。
【００２２】
表面部３を備えた基体部２を焼成する工程では、図８の状態のものを乾燥させた後、公知の焼成方法により焼成すればよく詳述は省略する。そして、焼成した後に成形工程で設けられた切断面に沿って二分すれば、図１に示したタイル１が作製される。
【００２３】
【発明の効果】
請求項１に記載した発明によれば、表面が恰も自然風化様であると共に、低吸水性で、かつ強度性にも優れたものとなる。
請求項２に記載した発明によれば、上記請求項１に記載した発明の効果を有するタイルを極めて容易に作製できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の製造方法で作製したタイルの一実施例の斜視図である。
【図２】図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図４】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図５】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図６】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図７】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための斜視図である。
【図８】本発明のタイルの製造方法の一工程を説明するための説明図である。
【符号の説明】
１タイル
２基体部
３表面部
４凹凸
５粉状体または粒状体
６裏足
７凹条溝
８スクラッチ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for manufacturing a tile suitable for use in, for example, an interior / exterior wall decoration material or a flooring material of a building.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various tiles have been proposed for use as interior and exterior wall decoration materials or flooring materials of buildings. By the way, in recent years, among tiles , there has been a tendency to prefer tiles whose surface is formed like natural weathering. For example, as such, after being molded and fired with relatively soft raw materials, individually like natural weathering. There are those that have been ground or cut. In addition, there are those obtained by adding a foaming agent to the raw material and firing so that the surface side becomes an uneven surface.
[0003]
However, all of the above conventional products have high water absorbency and inferior strength, so that there are cases where problems occur particularly when used as an outer wall material for a long time, such as cracks when frozen. In addition, those that are processed into natural weathering after firing have been damaged during processing or have fragile parts, making it difficult to produce stable products. In addition, skill was required for production, and remarkably labor and time were required.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a method for manufacturing a tile that can produce a tile having a surface that is naturally weathered, that has low water absorption, and that is excellent in strength, in an extremely easy and quality stable product. There is to do.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
What solves the above-mentioned problems are a step of forming a base portion of a required form using a ceramic raw material, a step of forming irregularities on the surface side of the base portion, and a powder made of a ceramic raw material on the surface side of the base portion. A method for manufacturing a tile comprising a step of forming a surface portion by attaching a solid body or a granular body, and a step of firing the base portion provided with the surface portion , wherein irregularities are formed on the surface side of the base portion A step of cutting and forming a plurality of concave grooves intersecting the surface side of the base portion to form a rough surface, and then, on a pressing table in which a large number of protrusions having different sizes and shapes are randomly arranged, The tile manufacturing method is a step of forming a large number of random and partial concave portions on the surface side by pressing the surface side of the base portion .
[0006]
The tile of the present invention is formed so that the surface of the tile is naturally weathered because a powdery or granular material made of a ceramic raw material is adhered to the surface side of the base portion before firing.
[0007]
In addition, it is not necessary to use a particularly soft ceramic raw material for the base portion, and the base portion is formed separately from the surface portion, so that a base portion having low water absorption and excellent strength can be configured. Furthermore, since the product is not impacted by surface processing such as grinding after firing, a product that is extremely easy and stable in quality is produced.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the tile of the present invention will be described with reference to one embodiment shown in FIGS. FIG. 1 is a perspective view of an embodiment of the tile of the present invention, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
[0009]
As shown in FIG. 2, the tile 1 of this embodiment has a base portion 2 formed into a required form using a ceramic raw material, and a powdery or granular material made of a ceramic raw material is attached to the surface side of the base portion 2. After the surface portion 3 is formed on the base portion 2, the surface portion 3 is fired. Hereinafter, each configuration will be described in detail.
[0010]
The base portion 2 is a part constituting the main body of the tile 1 and is formed into a required form using a ceramic raw material. The tile 1 of this embodiment is a double-cage tile, and the base portion 2 is formed in a rectangular shape having such a size, and has a back foot 6 extending in the longitudinal direction on the back surface side.
[0011]
The surface portion 3 is a part constituting the surface pattern of the tile 1, and the surface portion 3 is formed on the base portion 2 by adhering a powdery or granular material 5 made of a ceramic raw material, and then fired naturally. It is formed like weathering.
[0012]
The powdery or granular material 5 is made of a ceramic raw material, and in this embodiment, a powdery material of the same ceramic raw material as that of the base portion 2 is used. However, the powder or granule 5 in the present invention is not limited to the same ceramic raw material powder as that of the base body 2, and widely includes powders or granules mainly made of the ceramic raw material. For example, a granular material of the same ceramic raw material as the base portion 2, a mixture of a powdery material and granular material of the same ceramic raw material as the base portion 2, and a powdery material of a ceramic raw material that is similar to or different from the base portion 2 Or a granular material, and further, a material formed by kneading glaze into a ceramic material, and then formed into a powdered material or granular material, a powdered material made of a ceramic material or a mixture of pigments, or a ceramic material What mixed the pulverized material (granular material), such as a feldspar, with the powdery body etc. may be used.
[0013]
Next, the tile manufacturing method of the present invention will be described with reference to one embodiment shown in FIGS. The manufacturing method of the tile 1 of this embodiment includes a step of forming a base portion 2 of a required form using a ceramic raw material, a step of forming irregularities 4 on the surface side of the base portion 2, and a surface side of the base portion 2. It has the process of attaching the powdery body or granular material 5 which consists of ceramic raw materials, and forming the surface part 3, and the process of baking the base | substrate part 2 provided with the surface part 3. Hereinafter, each step will be described in detail.
[0014]
In the step of forming the base portion 2 of the required form using the ceramic raw material, as shown in FIG. 3, a double-clad tile formed by overlapping two backside tiles is produced by extrusion molding. In addition, since the cutting | disconnection means (for example, piano wire) is stretched by the opening | mouth part (not shown) of an extrusion molding machine, it is extruded in the state which can be divided into 2 along an extrusion direction. Moreover, since the fine uneven part is provided in the inner surface of the mouth part of the extrusion molding machine, a large number of grooves 7 along the longitudinal direction (extrusion direction) are formed on the surface side 3a of the base part 2 as it is extruded. Is formed.
[0015]
However, the tile manufacturing method of the present invention is not limited to the method of forming the base portion 2 by extrusion molding as in this embodiment, and any method can be used as long as the base portion 2 of the required form can be formed. Alternatively, for example, press molding may be used. In addition, the tile manufacturing method of the present invention may include a step of forming irregularities (for example, the concave groove 7 of this embodiment) on the surface side in the base body forming step.
[0016]
The step of forming the irregularities 4 on the surface side of the base portion 2 includes a step of cutting the surface side 3 a of the base portion 2 to form a scratch 8 and a step of pressing the surface side 3 a of the base portion 2 with the pressing table 10. And have.
[0017]
In the step of forming the scratch 8 on the surface side 3a of the base portion 2, as shown in FIG. 4, a plurality of concave grooves are formed in a direction intersecting the longitudinal direction. More specifically, a scratch (scratches such as combs) 8 is made in a direction oblique to or perpendicular to the longitudinal direction using a scratch forming tool (not shown) provided with a number of protruding pins. The scratch 8 is preferably formed deeper than the concave groove 7 provided in the forming process of the base portion 2, and this process may be sufficiently scraped so that the surface side 3a becomes a rough surface. preferable.
[0018]
In the step of pressing the surface side 3a of the base 2 with the pressing table 10, as shown in FIG. 5, the pressing table 10 in which a large number of protrusions (for example, stones) 11 having different sizes and forms are randomly arranged. Then, the surface side 3a of the base portion 2 is pressed to form a lot of random (disordered) and partial recesses on the surface side 3a.
[0019]
As described above, in the tile manufacturing method of this embodiment, a number of groove grooves 7 extending in the longitudinal direction are formed in the surface side 3a in the molding process of the base portion 2, and then the surface side 3a of the base portion 2 is cut. A rough surface is formed by scratching, and the surface side 3a of the base portion 2 is pressed against the pressing base 10 on which the protrusions 11 are arranged, thereby forming the unevenness 4 as shown in FIG. is doing. In particular, it is more preferable to perform rough surface formation and concave portion formation, whereby the surface portion 3 substantially the same as natural weathering is formed.
[0020]
In the step of forming the surface portion 3 by attaching a powdery body or granular material 5 made of a ceramic raw material to the surface side 3a of the base body portion 2, as shown in FIG. 7, a container 12 containing the powdery body or granular material 5 is contained. In the inside, it presses lightly on the surface side 3a of the base | substrate part 2, and the powdery body or the granular material 5 is made to adhere to the surface side 3a. FIG. 8 shows a state after the adhesion.
[0021]
In addition, about the powdery body or the granular material 5, it is as above-mentioned and detailed description is abbreviate | omitted. Further, in this embodiment, the powdery body or the granular body 5 is attached by the method as described above. However, the present invention is not limited to this, and the powdery body or the granular body 5a is formed on the surface side 3a of the base portion 2. Any method may be used as long as the body 5 can be attached. For example, the powder 5 or the granular material 5 may be sprinkled, applied, sprayed, or the like. Furthermore, in this embodiment, since the irregularities 4 are formed on the surface side 3a of the base portion 2 and the powdery or granular material 5 is adhered in an undried state, no adhering material is used. However, the surface portion 3 can be formed in a natural weathering manner. However, for example, a powdered or granular material 5 attached to the base portion 2 via an attachment material such as slurry of the same ceramic raw material is also included in the present invention. Included in the category.
[0022]
In the step of firing the base portion 2 provided with the surface portion 3, it is sufficient to dry the substrate in the state shown in FIG. And if it bisects along the cut surface provided at the formation process after baking, the tile 1 shown in FIG. 1 will be produced.
[0023]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, the surface is naturally weathered and has low water absorption and excellent strength.
According to the invention described in claim 2, a tile having the effect of the invention described in claim 1 can be manufactured very easily.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of an embodiment of a tile manufactured by the manufacturing method of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along line AA in FIG.
FIG. 3 is a perspective view for explaining one step of the tile manufacturing method of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view for explaining one step of the tile manufacturing method of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view for explaining one step of the tile manufacturing method of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view for explaining one step of the tile manufacturing method of the present invention.
FIG. 7 is a perspective view for explaining one step of the tile manufacturing method of the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram for explaining one step of the tile manufacturing method of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 tile 2 base portion 3 surface portion 4 unevenness 5 powdery or granular material 6 back foot 7 concave groove 8 scratch

Claims

A step of forming a base portion of a required form using a ceramic raw material, a step of forming irregularities on the surface side of the base portion, and a powder or granule made of a ceramic raw material is attached to the surface side of the base portion. A method for manufacturing a tile , comprising: a step of forming a surface portion; and a step of firing the base portion provided with the surface portion , wherein the step of forming irregularities on the surface side of the base portion includes: After cutting and forming a plurality of concave grooves intersecting the surface side to form a rough surface, the surface side of the base portion is pressed against a pressing table in which a large number of projections having different sizes and shapes are randomly arranged. And a method of manufacturing a tile , characterized in that it is a step of forming many random and partial recesses on the surface side .