JP4580599B2 - Synthetic resin cap weakening line forming device - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タンパーエビデントバンドを有する合成樹脂製キャップの弱化線形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、タンパーエビデントバンド(以下、TEバンドという)を有する合成樹脂製キャップ(以下、単にキャップという)の製造において、TEバンドとスカート壁との間に形成される弱化線を後加工でカッターによって形成する場合の弱化線形成方法として、一般にはスカート壁の下部に該スカート壁の肉厚を貫通する貫通スリットを周方向にブリッジ部となる部分を残して間欠的に形成し、次いで、残ったブリッジ部分をその肉厚の半分位の切込を入れてブリッジ部の厚み薄くして破断し易くする方法が提案されている(例えば、特公平2−23313号公報参照)。また、他の方法として、スカート壁下部内周面に複数本の縦方向リブを突出形成し、該リブを残してスカート壁全厚を全周にわたってスリットを連続形成することによって、縦方向リブのみが残ってブリッジとなり、弱化線が形成される方法が知られている。
【0003】
いずれの方法においても、キャップを上下より挾んで公転させながら自転させて、その公転経路の外周部にスカート壁を貫通するスリットを形成する1枚又は2枚のカッターを配置し、キャップが1回転する間に全周に亘って間欠又は連続のスリットを形成するようになっている。従って、カッターは、一気にTEバンドの厚さ分だけ切込む必要がある。そのため、特に肉厚のTEバンドでは切込み抵抗が大きくてカッターの刃がうねり、切り口が波打つ現象が生じる欠点があった。また、切り込んだ衝撃により樹脂白化や割れが生じることもあった。さらに、切込抵抗により、キャップがスリップして空回りしてしまい良好なスリット形成ができなくなる等の問題点があった。
【0004】
特に、PETボトル等の合成樹脂製ボトルにポリエチレン等の材質の相違するキャップを装着してある場合、ボトルからTEバンドを分離して分別収集し易くして資源のリサイクルを図るために、近年、TEバンドに縦方向切れ目を入れて除去し易くしたものが提案されているが、このようなTEバンドは肉厚となっているため、周方向スリット形成時の抵抗が一段と大きく、上記の問題点がより顕著になっている。そのため、例えばTEバンドへの縦方向切れ目を目立たなくするためにTEバンドの厚さ方向に重なり部を有するように形成し、TEバンドに厚肉部と薄肉部が存在するキャップにおいては、特に薄肉部に樹脂白化や割れの発生が生じ、歩留まりを悪くする問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記実情に鑑み創案されたものであって、TEバンド付きキャップの製造において、TEバンドとスカート壁下端との間に形成される弱化線をカッターで後加工により形成する場合においてカッターの切込み抵抗が大きいために発生する切り口のうねり、樹脂白化や割れ、及び回転中のキャップの空回り等の現象の発生を防ぐことができる合成樹脂製キャップの弱化線形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を本発明の合成樹脂製キャップの弱化線形成装置は、合成樹脂製キャップのスカート壁下端とタンパーエビデントバンドを区画する弱化線を後加工により形成する弱化線形成装置であって、ターレット本体の外周部に、キャップを1個づつ上下より挾持し、且つ前記ターレット本体の回転に伴ってキャップを自転させる多数のキャップ挾持装置を等間隔に配置し、該キャップ挾持装置が公転する経路に面して、予備カッティング用カッターを有する予備カッター組立体と本カッティング用カッターを有する本カッター組立体が順次配置されてなるカッター装置を設けてなり、前記予備カッティング用カッターと前記本カッティング用カッターは、予備カッティングカッターの予備カッティング終了基部の断面厚さが、本カッティング用カッターの本カッティング終了基部の断面厚さと同等か、本カッティング用カッターの本カッティング終了基部の断面厚さが予備カッティングカッターの予備カッティング終了基部の断面厚さよりも若干大きい関係にあることを特徴とする技術的手段により解決することができた。
【0007】
前記キャップ挾持装置の構成は、特に限定されないが、一形態として、キャップ受け部とキャップ押え部とから構成され、キャップ受け部は、固定の円筒カムによって上下駆動されるリフター軸と、該リフター軸の頂部に設けられたキャップ支持回転台からなり、該キャップ支持回転台は、前記リフター軸に対して回転可能に且つキャップ挾持圧調整用のバネを介して支持されている。
【0008】
また、前記キャップ押え部は、キャップを前記キャップ受け部とでキャップ天面を挾持する回転可能なスピンドルに、前記各カッターの切込深さを調節するカムを有して構成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は合成樹脂製キャップ製造ラインにおける弱化線形成装置の配置状態を示し、図2は図1におけるI−I断面図であり、弱化線形成装置の要部を示している。
図1において、1は弱化線形成装置であり、2は該弱化線形成装置へキャップを供給する供給ターレット、3は排出ターレットである。なお、4は成形されたキャップのフラップを内側に折り曲げるフラップ折曲装置である。このキャップ製造ラインにおいてキャップは、成形後図示しないコンベヤ装置を介してフラップ折曲装置4に供給され、該装置でフラップ片をTEバンドの内側に折り返してから、供給ターレット2を介して弱化線形成装置1に供給され、該弱化線形成装置1でTEバンドとスカート壁との境目に周方向にスリットを形成する。周方向へのスリットの形成が終了したキャップは、排出ターレット3を介して検査装置等に送られ、合格品は出荷のための包装装置に送られる。
【0011】
本実施形態の弱化線形成装置1は、図2に示すように一体に回転する下側回転盤8と上側回転盤9とからなるターレット本体10の外周部に、キャップを1個づつ上下より挾持し、且つターレット本体の回転に伴ってキャップを自転させる多数のキャップ挾持装置13が等間隔に配置され、該キャップ挾持装置が公転する経路に面して2個の予備カッティング用カッター組立体111、112と2個の本カッティング用カッター組立体121、122が順次配置されている。キャップ挾持装置13は、ターレット本体10のポケットの下顎部14に設けられたキャップ受け部と上顎部15に設けられたキャップ押え部とから構成されている。キャップ受け部は、下顎部14に固定されたスリーブ16に軸方向摺動可能にリフター軸17が嵌合され、該リフター軸17の頂部にキャップ支持回転台18が設けられている。キャップ支持回転台は、キャップを反転した状態でキャップ天面が載る台板19と、該台板の下面中心から下方に延びる軸部20有し、該軸部をベアリングに回転自在に嵌合し、その下端部リフター軸17の頂部に設けられた所定深さの縦穴21内に位置させている。そして、該縦穴の下面と軸部との間にキャップ挾持圧調整用のバネ22が設けられている。リフター軸17の下部には、装置本体固定部分に設けられた円筒カム23に嵌合するカムフォロワー24が設けられ、ターレット本体が回転するのに応じて、円筒カム23のカム形状に応じてリフター軸17が上下動し、それによりリフター軸の頂部に設けられているキャップ支持回転台が上下して、キャップ押え部との間で所定の挟持圧でキャップを挟持するようになっている。
【0012】
一方、キャップ押え部は、ターレット本体の上側回転盤9に垂下して設けられ、図3に要部を拡大して示すように、上側回転盤9に回転可能に設けられたスピンドル25の下端にキャップ天壁係合部材29を取り付けて構成されている。該キャップ天壁係合部材29が、キャップ支持回転台18に載って上昇してくるキャップ50の天壁内面と係合して、キャップ支持回転台18とでキャップ50を挟持する。キャップ天壁係合部材29は、スピンドル25の下端に螺合され、その中央部にねじ孔が形成されて中央部下端が開口した状態となり、キャップ天壁係合部材29がキャップの天壁の内面中央部にある湯溜りに直接接触しないようにして、その下端が環状部でキャップ天壁内面を均一に押圧して、カッティング中の滑り回転を防止するようになっている。前記環状部の下端面には、上記合成樹脂キャップの天壁内面に形成された空回り防止突起とより効果的に係合するように、格子状又は菱形等の変形格子状の溝が設けられている。なお、キャップ天壁係合部材29は、その上部が、カッター40でスリットを形成する際のスカート壁下端部をバックアップするバックアップ部材も兼ねている。スピンドル25の途中には、カムローラ26と歯車27が設けられている。カムローラ26は、カッター装置30のカッター取付台35に固定して設けられた偏心ローラカム38と係合し、偏心ローラカムの偏心量を調節することによってカッターの切込み深さを制御する。一方、歯車27は、固定部に設けられた大歯車28と噛み合っており、ターレット本体が回転することに応じて、スピンドル25が自転し、それによりキャップを介してキャップ支持回転台も共に回転して、キャップを自転させる。
【0013】
カッター装置30は、予備カッティング用カッター組立体111、112と本カッティング用カッター組立体121、122の4組のカッター組立体から構成され、各カッター組立体はターレット本体10の回転経路の外周部の固定フレーム5に配置された支柱33に間隔調整可能に支持されている。各カッター組立体は、それぞれ支柱に固定されたカッター支持台34、該カッター支持台にターレット本体方向に変位可能に支持されているカッター取付台35、該カッター取付台35に取り付けられたカッター刃チャック37とから構成されている。カッター取付台35は、カッター支持台34に設けられたリニアガイド36に摺動可能に装着され、カッター刃40を着脱自在に固定するチャック37、前記ターレット本体に設けられたカムローラ26と係合する偏心ローラカム38が取り付けられ、カッター支持台34との間に、カッター取付台35を偏心ローラカム38が常時カムローラ26と圧接するように付勢するバネ39が設けられている。
【0014】
予備カッティング用カッター組立体111、112に取り付けられる予備カッティング用カッター刃41は、図4(a)に示すような形状をし、本カッティング用カッター組立体121、122に取り付けられる本カッティング用カッター刃42は図4(b)に示すような形状をしている。予備カッティング用カッター刃と本カッティング用カッター刃は刃先先端が共にテーパー状となっているが、予備カッター刃の要件は、後述するように、キャップの弱化線形成部の肉厚のほぼ40〜60%まで切り込んだ際(即ち、予備カッティングを終了した際)のカッター刃の切込基部の断面厚さ(即ち、予備カッティング終了基部の厚さt1)が、刃先のうねりがなく良好に切断でき、且つ大きな衝撃や抵抗を与えることなく切断できる最適な厚みを有していることである。一方、本カッティング用カッター刃は、予備カッティングに続いて残りの厚さ、即ち60〜40%を切断するものであるので、もしその形状が予備カッティング用カッター刃と同じテーパー角度で拡がっていると、全厚を切断した際の切込深さの基部の厚さが厚くなり過ぎて弱化線形成部に大きな抵抗を与えることになるので、本カッティング用カッター刃では、全厚切込深さの基部、即ち本カッティング終了基部の断面厚さt2が前記予備カッテイング用カッターの予備カッティング終了基部の厚さt1と同じかやや大きい厚さとなるように形成されている。厚さt1及びt2の最適値は、キャップの弱化線を形成する部分の肉厚によって左右され、特定値に限定されるものではない。
【0015】
上記観点で本実施形態では、通常の口径28mmのボトル用キャップに採用されている肉厚の合成樹脂製キャップ用として、先端部のテーパー角度α及びその高さは予備カッティング用カッター41と本カッティング用カッター42はほぼ同じで、α=20°〜45°であるが、テーパー部のテーパー角度βは予備カッティング用カッターを本カッティング用カッターより大きくして、予備カッティング用カッター41の予備カッティング終了基部の厚さt1が0.3〜0.45mm、本カッティング用カッター42の本カッティング終了基部の厚さt2が0.3〜0.5mmの範囲内となるように選択した。なお、本実施形態では、両カッター刃とも刃先先端部からさらに別の角度のテーパー部が続くように構成されているが、刃先先端部から続く個所は必ずしもテーパー状に形成する必要はなく、上記t1及びt2の値が上記範囲となるように等厚に形成してもよい。上記t1及びt2の値が上記範囲より小さいと、刃先のうねりや破断が生じ易くなり、上記範囲より大きいと切断抵抗が大きくなり、樹脂白化や割れの原因となるので、上記範囲が望ましい。
【0016】
このように、予備カッティング用カッターのテーパー部のテーパー角度を大きくして刃先の厚みを厚くすることによって、刃先のうねりが無くなり良好に切断することができ、切り口の波打ちを防ぐことができる。予備カッティング用カッターの刃先の厚みを厚くしても、肉厚の途中までしか切断しないので、薄肉部に衝撃を与えることが少ない。そして、抵抗の大きくなる本カッティングでは本カッターのテーパー角度を小さくして厚みを薄くすることによって、切削抵抗をより小さくすることができ、薄肉部の白化・割れ・うねりをより効果的に無くすることができる。
【0017】
本実施形態の弱化線形成装置は、以上のように形成され、キャップ供給位置で供給ターレット2から、ターレット本体10と一体に回転しているキャップ支持回転台18の台板19上にキャップ50が供給される。ターレット本体の回転に伴って、円筒カム23によってリフター軸17が上昇し、台板19上のキャップ内面に、キャップ天壁係合部材29がキャップに嵌合し、キャップ天壁係合部材29と台板18とでキャップ天壁58を挟持する。その際の挟持圧は、周方向スリット形成時に切断抵抗によってキャップが空周りしない保持力が得られなければならず、リフター軸17とキャップ支持回転台18との間に設けられたスプリング22のクッション量(ばね圧)を調節することによって得られる。従って、クッション量の小さいスプリングを選択することによって、強い挟持圧が得られ、クッション量が多いスプリングを選択するとこによって、挟持圧を小さくすることができる。
【0018】
キャップ天壁係合部材29と台板18とでキャップ天壁58が挟持されると同時に、スピンドルの回転力がキャッブ支持回転台18に伝達され、キャップ支持回転台18もキャップを挟持した状態で一体に回転する。従って、キャップは回転しながら、予備カッティング用カッター組立体111、112及び本カッティング用カッター組立体121、122が配置されて位置を通過することにより、それぞれに所定の切込厚さになるように設定されているカッターが切り込み、周方向スリットの予備カッティングに続いて本カッティングの2段階で周方向スリットを形成する。その際、カッター取付台35は、リニアガイド36を介してカッター支持台34に摺動可能に取り付けられ、スプリング39によって所定のバネ圧でカッターの切込み圧を付与しているので、切込み抵抗が所定値より大きくなる不測の事態が発生した場合、スプリング34がクッションすることによって、カッター刃の損傷等の事故を防ぐことができる。
【0019】
図7は、キャップ50へのスリット形成工程順序を示し、(a)〜(b)は予備カッティング工程を示し、(c)〜(d)は本カッティング工程を示している。予備カッテング工程(a)では、予備カッティング組立体111により矢印aで示すように半周の予備カッティングを行う。続いて、予備カッティング工程(b)で残り半周の予備カッティングを予備カッティング組立体112で行う。予備カッティング工程での切りみ込深さは、肉厚の約40〜60%である。予備カッティングの切込深さが前記範囲外であると、予備カッティングと本カッティングに分けて抵抗を分散させる効果が少なくなる。望ましくは該効果が最も発揮される45〜55%範囲とする。また、予備カッティングの開始位置は任意であるが、予備カッティングの終了位置と薄肉部が重なると、終了時の衝撃で薄肉部に白化や割れが発生し易くなるので、予備カッティング終了位置がTEバンドの縦切れ目のある位置(即ち、薄肉部のある位置)とならないようにするのが望ましい。
【0020】
予備カッティング工程が終ると、本カッティング工程(c)で本カッティング組立体121により予備カッティングでの残厚部分を、矢印cで示すように180°の範囲でカッティングし、続いて本カッティング組立体122による本カッティング工程(d)で矢印dで示す残りの残厚部分をカッティングする。その場合、本実施例では、本カッティング開始位置及び終了位置は、予備カッティング開始位置及び終了位置と180°ずれるように、前記予備カッティング用カッター組立体111、112及び本カッティング用カッター組立体121、122の配置位置を調節してある。しかしながら、本カッティング開始位置及び終了位置は、必ずしも本実施例の場合に限らず、その配置は任意であるが、予備カッティング終了位置とずれた位置となるようにするのが望ましい。
【0021】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内で種々の設計変更が可能である。例えば、上記実施形態では予備カッティング工程及び本カッティング工程をそれぞれ2枚のカッターで行っているが、必ずしもそれに限定されるものでなく、切り込み深さを2段階に分けてカッティングするものであればよく、それぞれを1枚のカッター若しくは2枚以上のカッターで行うようにすることも可能である。
【0022】
【実施例】
図4及び図5に示すキャップ50は、開封後ボトル口からTEバンド52を簡単に除去でき、ボトルとキャップを分別収集してリサイクルし易いように、TEバンド52に縦方向に完全な縦切れ目53を形成してある。しかしながら、単に縦方向に切れ目を形成した場合、ボトルにキャッピングした状態で、縦切れ目が開きボトル口が露見して体裁が悪くなる。それを避けるために、本実施例のキャップでは、縦切れ目53をTEバンド52の厚み方向の切れ目入口54と切れ目出口55を段差状の周方向縦切れ目56を経て周方向にずらし、縦切れ目部が厚み方向に重なり部を持たせることによって、縦切れ目をから直接ボトル口が露見するのを防いでいる。そのため、本実施例のキャップにおけるTEバンドは、全体としては肉厚となっているが、縦切れ目形成部が薄肉部となっているため、従来のカッティング方法及び装置で周方向スリットのカッティングを行うと、縦切れ目形成部の薄肉部に白化・割れが生じ易かった。なお、このキャップのTEバンドの肉厚は1.8mmであり、縦切れ目部の薄肉部の厚さは0.25〜1.0mmであった。
【0023】
なお、図5及び図6において、51はキャップ本体のスカート壁であり、その内周面にはねじ57が形成されている。また、頂壁58には、スリット形成時に、カッターの抵抗によりキャップ天壁係合部材29とキャップとの間に滑りが生じにくくするために、複数の微細な突起59を設け、摩擦力を強めている。60はTEバンドを形成する周方向スリットであり、内方に複数の微小ブリッジ61を突出形成してある。弱化線を形成する部分の内周面には、縦方向に細幅のリブが所定間隔で複数個形成されており、外周面から後加工により周方向スリットを形成する際に、前記細幅のリブを残すようにカッティングすることによって、該リブが内周面に突出した破断可能な微小ブリッジ61となる。62はキャップ開栓時にボトル口頸部に係止して、TEバンドの上昇を阻止するフラップである。
【0024】
以上のような構成から成るキャップに、上記実施形態の弱化線形成装置により、TEバンドの周方向弱化線を形成した。その結果、予備カッティングと本カッティングにおいて、カッティング抵抗を分散することができ、薄肉部の白化・割れの発生は全く観察されなかった。また、カッターのうねりもなくなり、スリットの切り口が波打つ現象も全く観察されなかった。さらに、カッティング中の切込抵抗により、キャップが空回りすることもなく、良好にスリット形成することができ、本発明による弱化ラインの形成方法及び装置の有用性が確認できた。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の合成樹脂製キャップの弱化線形成方法及びその装置によれば、弱化線の形成を切込み深さを2段階に分けて行うのでカッティングの抵抗を分散することができ、縦方向スリットが形成された肉厚のTEバンドであっても、厚肉化によるカッティング抵抗の増大を抑え、薄肉部等の白化・割れを完全に防ぐことができる。また、カッターのうねりもなくなり、スリットの切り口が波打つこともなくなり、キャップ製造の歩留まりを高めると共に、刃先の寿命を長くすることができる。さらに、カッティング中の切込抵抗により、キャップが空回りしてしまうなどのこともなく、良好に且つ確実にスリット形成することができ、高品質のキャップを得ることができる。また、本発明に係る合成樹脂製キャップの弱化線形成装置は、従来のキャップ製造装置を大幅に改良することなく容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成樹脂製キャップ製造ラインにおける本発明の実施形態に係る弱化線形成装置の配置状態を示している。
【図2】図1におけるI−I断面図であり、弱化線形成装置の要部を示している。
【図3】図2における要部拡大図である。
【図4】本発明の実施形態に係るカッター刃の断面を示し、(a)は予備カッティング用カッター刃、(b)は本カッティング用カッター刃である。
【図5】実施例におけるキャップの一部断面正面図である。
【図6】その底面図である。
【図7】(a)〜(b)は予備カッティング工程、(c)〜(d)は本カッティング工程を示す工程図である。
【符号の説明】
1 弱化ライン形成装置 2 供給ターレット
3 排出ターレット 10 ターレット本体
111、112 予備カッティング用カッター組立体
121、122 本カッティング用カッター組立体
13 キャップ挟持装置 17 リフター軸
18 キャップ支持回転台 22 スプリング
23 円筒カム 25 スピンドル
26 カムローラ 29 天壁係合部材
30 カッター装置 34 カッター支持台
35 カッター取付台 37 カッター刃チャック
41 予備カッター 42 本カッター
50 合成樹脂製キャップ 52 TEバンド
53 縦切れ目 56 周方向縦切れ目
59 突起 60 周方向スリット(弱化線)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a line of weakness forming equipment of synthetic resin cap having a tamper evident band.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the production of a synthetic resin cap (hereinafter simply referred to as a cap) having a tamper evident band (hereinafter referred to as a TE band), a weakening line formed between the TE band and the skirt wall is post-processed by a cutter. As a weakening line formation method in the case of forming, in general, a through slit that penetrates the thickness of the skirt wall is intermittently formed at the lower part of the skirt wall, leaving a portion that becomes a bridge portion in the circumferential direction, and then left. A method has been proposed in which the bridge portion is cut by half the thickness of the bridge portion to make the bridge portion thin and easy to break (see, for example, Japanese Patent Publication No. 2-3313). As another method, only a plurality of longitudinal ribs are formed by continuously forming a plurality of longitudinal ribs on the inner peripheral surface of the lower part of the skirt wall, and continuously forming slits over the entire circumference of the skirt wall leaving the ribs. There is known a method in which a weakening line is formed by remaining as a bridge.
[0003]
In either method, the cap is rotated while being revolved from above and below, and one or two cutters that form a slit that penetrates the skirt wall are arranged on the outer periphery of the revolving path, and the cap rotates once. In the meantime, intermittent or continuous slits are formed over the entire circumference. Therefore, it is necessary to cut the cutter by the thickness of the TE band at once. Therefore, particularly in the case of a thick TE band, there is a drawback that the cutting resistance is large, the blade of the cutter undulates, and the cutting edge is wavy. In addition, whitening and cracking of the resin may occur due to the impact of cutting. In addition, there is a problem that the cap slips due to the cutting resistance and becomes idle, making it impossible to form a good slit.
[0004]
In particular, in the case where a cap made of different materials such as polyethylene is attached to a synthetic resin bottle such as a PET bottle, in order to recycle resources by separating the TE band from the bottle for easy collection and collection, The TE band has been proposed to be easy to remove by making a longitudinal cut, but since such a TE band is thick, the resistance at the time of forming the circumferential slit is much larger, and the above problems Has become more prominent. For this reason, for example, a cap having a thick part and a thin part in the TE band is formed so as to have an overlapping part in the thickness direction of the TE band in order to make the vertical cut in the TE band inconspicuous. Resin whitening and cracking occurred in the part, and there was a problem of poor yield.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention was devised in view of the above circumstances, and in the manufacture of a cap with a TE band, when the weakening line formed between the TE band and the lower end of the skirt wall is formed by post-processing with a cutter, the cutter swell of incision occur because the cut resistance is large, the resin whitening and cracking, and to provide a line of weakness forming equipment of synthetic resin cap capable of preventing the occurrence of the phenomenon of idling or the like of the cap during rotation Objective.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The weakened line forming device for the synthetic resin cap of the present invention is the weakened line forming device for forming the weakened line that partitions the lower end of the skirt wall of the synthetic resin cap and the tamper evident band by post-processing, On the outer periphery of the turret body, a plurality of cap holding devices that hold the caps one by one from the top and bottom and rotate the caps according to the rotation of the turret main body are arranged at equal intervals, and the path through which the cap holding devices revolve A preliminary cutter assembly having a preliminary cutting cutter and a main cutter assembly having a main cutting cutter are sequentially arranged, and the preliminary cutting cutter and the main cutting cutter are provided. The cross section thickness of the preliminary cutting end base of the preliminary cutting cutter is Cross-sectional thickness and equal to or of the cutting completion base of use cutters, and wherein the cross-sectional thickness of the cutting ends the base of the cutting cutter is slightly greater relationship than cross-sectional thickness of the pre-cutting finished base of the pre-cutting cutter Could be solved by technical means.
[0007]
The configuration of the cap holding device is not particularly limited. As one form, the cap holding device includes a cap receiving portion and a cap pressing portion. The cap receiving portion is driven up and down by a fixed cylindrical cam, and the lifter shaft. The cap support turntable is supported by a cap holding pressure adjusting spring so as to be rotatable with respect to the lifter shaft.
[0008]
Further, the cap pressing portion can be configured by having a cam that adjusts the cutting depth of each cutter on a rotatable spindle that holds the cap top surface with the cap receiving portion.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
FIG. 1 shows an arrangement state of the weakening line forming device in the synthetic resin cap manufacturing line, and FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II in FIG. 1, showing the main part of the weakening line forming device.
In FIG. 1, 1 is a weakening line forming apparatus, 2 is a supply turret for supplying a cap to the weakening line forming apparatus, and 3 is a discharge turret. Reference numeral 4 denotes a flap bending device that bends the flap of the molded cap inward. In this cap manufacturing line, the cap is supplied to the flap folding device 4 through a conveyor device (not shown) after molding, and the flap piece is folded inside the TE band by the device, and then a weakening line is formed through the
[0011]
As shown in FIG. 2, the weakening
[0012]
On the other hand, the cap presser portion is provided to hang down from the upper turntable 9 of the turret main body, and as shown in an enlarged view of the main part in FIG. 3, at the lower end of the
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
From this point of view, in the present embodiment, the taper angle α and the height of the tip end of the thick synthetic resin cap employed in a normal bottle cap with a diameter of 28 mm are the same as the
[0016]
In this way, by increasing the taper angle of the taper portion of the preliminary cutting cutter and increasing the thickness of the blade edge, the blade edge can be undulated and can be cut well, and the waviness of the cut edge can be prevented. Even if the cutting edge of the pre-cutting cutter is thickened, it cuts only halfway through the wall thickness, so that the impact on the thin wall portion is small. In this cutting where resistance increases, the cutting angle can be reduced by reducing the taper angle of the cutter and reducing the thickness, thereby eliminating whitening, cracking and waviness of the thin part more effectively. be able to.
[0017]
The weakening line forming apparatus of the present embodiment is formed as described above, and the
[0018]
At the same time that the
[0019]
FIG. 7 shows the order of the slit forming process on the
[0020]
When pre-cutting process is completed, the remaining thickness portion of the present cutting assembly 12 1 Preliminary cutting in the cutting step (c), was cut in the range of 180 ° as indicated by the arrow c, followed by the cutting assembly In the main cutting step (d) according to 12 2, the remaining remaining thickness indicated by the arrow d is cut. In this case, in the present embodiment, the preliminary cutting cutter assemblies 11 1 and 11 2 and the main cutting cutter assembly are arranged so that the main cutting start position and the end position are shifted from the preliminary cutting start position and the end position by 180 °. The arrangement positions of 12 1 and 12 2 are adjusted. However, the actual cutting start position and end position are not necessarily limited to those in the present embodiment, and the arrangement thereof is arbitrary, but it is desirable that the position be shifted from the preliminary cutting end position.
[0021]
As mentioned above, although embodiment of this invention was described, this invention is not limited to the said embodiment, A various design change is possible within the range of the technical idea. For example, in the above-described embodiment, the preliminary cutting process and the main cutting process are each performed by two cutters. However, the present invention is not necessarily limited thereto, and any cutting process may be used as long as the cutting depth is divided into two stages. Each of them can be performed by one cutter or two or more cutters.
[0022]
【Example】
4 and 5, the
[0023]
5 and 6,
[0024]
A TE-band circumferential direction weakening line was formed on the cap having the above-described configuration by the weakening line forming apparatus of the above embodiment. As a result, it was possible to disperse the cutting resistance in the preliminary cutting and the main cutting, and no occurrence of whitening and cracking of the thin wall portion was observed. Further, the undulation of the cutter disappeared, and the phenomenon that the slit edge was undulated was not observed at all. Furthermore, the slit can be formed satisfactorily without cutting the cap due to the cutting resistance during cutting, and the usefulness of the weakening line forming method and apparatus according to the present invention was confirmed.
[0025]
【The invention's effect】
As described above, according to the weakening line forming method and apparatus of the synthetic resin cap of the present invention, the cutting resistance can be divided into two stages so that the cutting resistance can be dispersed. Even with a thick TE band in which a longitudinal slit is formed, an increase in cutting resistance due to thickening can be suppressed, and whitening and cracking of a thin-walled portion or the like can be completely prevented. Further, the undulation of the cutter is eliminated, and the slit is not undulated, so that the yield of manufacturing the cap can be increased and the life of the blade edge can be extended. Furthermore, the slit can be formed satisfactorily and reliably without the cap being idle due to the cutting resistance during cutting, and a high-quality cap can be obtained. Moreover, the synthetic resin cap weakening line forming apparatus according to the present invention can be easily applied without greatly improving the conventional cap manufacturing apparatus.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 shows an arrangement state of weakening line forming apparatuses according to an embodiment of the present invention in a synthetic resin cap production line.
FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II in FIG. 1, showing the main part of the weakening line forming apparatus.
FIG. 3 is an enlarged view of a main part in FIG. 2;
4A and 4B show a cross section of a cutter blade according to an embodiment of the present invention, in which FIG. 4A is a preliminary cutting cutter blade, and FIG. 4B is a main cutting cutter blade.
FIG. 5 is a partial cross-sectional front view of a cap in the embodiment.
FIG. 6 is a bottom view thereof.
FIGS. 7A to 7B are preliminary cutting steps, and FIGS. 7C to 7D are process diagrams showing the main cutting step. FIGS.
[Explanation of symbols]
1 weakening
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