JP4580512B2

JP4580512B2 - IC card

Info

Publication number: JP4580512B2
Application number: JP2000195466A
Authority: JP
Inventors: 尚宮川; 祐子岡田; 亮太千葉
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2000-06-29
Filing date: 2000-06-29
Publication date: 2010-11-17
Anticipated expiration: 2020-06-29
Also published as: JP2002015196A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＩＣカードおよび携帯電話端末およびそれらを利用したマルチポイントアップシステムに関する。
【０００２】
【従来技術】
購買金額や利用回数等に応じて顧客に得点を与えるポイントによる顧客固定化手法は広く行われている。しかし各店（各小売り事業者）毎の個別のポイントシステムであるため、顧客は複数のポイントカードを携帯し利用する店に応じて使い分ける必要がある。複数の店（小売り事業者）が共通のポイントシステムを採用して多数の店で１つのポイントカードが使える場合や、クレジットカード会社の行うポイントシステムの場合には、複数の店で共通のポイント加算方式をとることになるが、その場合には、店毎に異なるポイント加算方式をとることは普通できない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
共通のポイントシステムを用いるが、ポイント加算方式に関して各店に一定の自由度を許す方式が望まれている。例えば、ある店では千円につき１０ポイントを与えるのに対し、他の店では百円毎に１ポイントずつ与えたい場合がある。また、スポーツや音楽興行のチケット販売の場合には、チケット購入時点ではなく当日会場に入場した時点でポイントを付与したいという場合がある。
【０００４】
また、顧客の購買意欲を引き出すために、年齢や性別など顧客の属性に応じてポイント加算ルールを変えたり、購入する商品に応じてポイント加算ルールを変えたり、これらのポイント加算ルールの設定変更を店毎に、あるいはまた期間限定で行うことができるような、顧客の多様な嗜好やニーズ、店側の販促企画等に対応できる柔軟できめ細かな運用が可能なポイントシステムが望まれている。
【０００５】
さらに近年、インターネットやモバイルデータ通信などの通信インフラストラクチャの発達が目覚しい。このような通信インフラストラクチャの発達を効果的に利用した利便性の高いポイントシステムの実現も望まれている。
【０００６】
本発明は以上のような問題点を考慮してなされたものであり、複数の店で複数のポイント加算ルールを設定可能なポイントカードとして用いることができるＩＣカードを提供することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、店舗における商品の購入金額に応じて付与されるポイントをデータメモリに蓄積するポイントカードとして用い、かつ、少なくともカード所有者の識別情報と、カードの正当性を証明する情報と、が前記データメモリに記憶されているＩＣカードであって、前記ＩＣカードのデータメモリに、利用者が前記ＩＣカードを提示して商品を購入する際、リーダーライター装置より購入金額等を示す取り引き内容情報と、ポイント加算ルールを識別するポイント加算情報を受取り、前記取り引き内容情報に基づき、前記ポイント加算情報で指定されたポイント加算ルールに従って累積ポイントを計算するポイント合算集計手段として動作する実行形式プログラムがインストールされており、前記ポイント加算情報は、取引き内容情報の金額データに基づいて、ポイント加算情報で指定されたポイント加算ルールにしたがって今回の加算ポイントを計算し、これを、データメモリに記録されている累積ポイントに即座に加えて新しい累積ポイントとする即座のポイント加算処理を行うか、受け取った取引き内容情報とポイント加算情報を、データメモリの適当な領域に一時記録する保留のポイント加算処理を行うか、受け取った取引き内容情報に含まれている内容を手がかりにデータメモリを検索し、前記保留のポイント加算処理を行った時に一時記録した取引き内容情報とポイント加算情報を読み出し、これらの情報に基づいて新しい累積ポイントを得る入場のポイント加算処理を行うかのいずれかを指定する制御フラグ部分を含み、前記ポイント合算集計手段は、前記ＩＣカードがリーダーライター装置から取引き内容情報、前記ポイント加算情報を受信した際に、前記ポイント加算情報が前記即座のポイント加算処理を行うことを要求するものである時は、その場で前記取り引き内容情報に基づき、前記ポイント加算情報で指定されたポイント加算ルールに従って今回の加算ポイントを計算し、これを、データメモリに記録されている累積ポイントとし、前記ポイント加算情報が前記保留のポイント加算処理を行うことを要求するものである時は、前記ポイント加算情報と取り引き内容情報を該ＩＣカードのデータメモリに一旦記録し、保留処理が終わったことを前記リーダーライター装置に通知する処理を行い、前記ポイント加算情報が前記入場のポイント加算処理を行うことを要求するものである時は、受取った取引き内容情報に対応する該ＩＣカードのデータメモリに記憶されていた取引き内容情報とポイント加算情報に基づいて累積ポイントを計算することを要旨とする。
【００２６】
ＲＷ装置２０は、実際には様々な形態のＩＣカード対応の端末装置であることが考えられる。ＩＣカードリードライトインターフェースを備え、ＩＣカードとの間のコマンドプロトコルを解釈実行する処理手段（通常はソフトウエアで実現される）を備えた店舗のＰＯＳ端末やデスクトップコンピュータ、携帯型コンピュータ等である。
【００２７】
まず本発明の第１の実施形態に係るポイントアップシステム１について説明する。図８は、第１の実施形態の全体を説明するブロック図である。まず、ポイントアプリケーション登録前のＩＣカード１０は、店舗のＲＷ装置２１により、ポイント合算集計手段１８として動作する実行形式プログラムをデータメモリ１５にインストールされる。同時に利用者（カード所有者）の識別情報と、カードの正当性を証明する情報もデータメモリ１５に記録される。図８の店舗ＲＷ装置２１ａは、そのような登録に必要な機能を備えたＲＷ装置２１であることを表している。このようにして必要なプログラムとデータを登録されたＩＣカードはＩＣポイントカード１１となる。
【００２８】
図３は、店舗ＲＷ装置２１とＩＣポイントカード１１のデータのやり取りと処理の流れを説明するフローチャートである。次に、図３にしたがってポイント合算集計手段１８の処理動作を説明する。
【００２９】
ＲＷ装置２１にＩＣポイントカード１１が挿入されると、まずＲＷ装置２１はカードの有効性をチェックするコマンドを発行する（Ｓ１０）。ＩＣポイントカード１１はこのコマンドを受けて、カード所有者の識別情報などカードに記録されている正当性を証明するデータを返答する（Ｓ２０）。次に、ＲＷ装置２１はポイントアプリケーションを行うことを指示するコマンドを発行する（Ｓ１２）。ＩＣポイントカード１１は、このコマンドを受付けて、ポイント合算集計手段１８を実行するために必要な初期化等を行う（Ｓ２２）。次にＲＷ装置２１は、カード所有者がその店で購入した商品、金額にしたがって、取引き内容情報、ポイント加算情報を作成してＩＣポイントカード１１に送信する（Ｓ１４）。
【００３０】
ここで、取引き内容情報とは、購入金額と内容を含む。内容とはポイントアップシステムが必要とする購入した物を特定する情報である。また、ポイント加算情報とは、制御フラグと加算ルール識別情報を含む。制御フラグとは、ポイント加算を即座に行う場合（加算）、時間差を設けたポイント加算を行う場合（保留）、保留した情報に基づきポイント加算する場合（入場）のいずれかを指定する。加算ルール識別情報とは、ポイント加算ルールを識別する情報である。例えば千円毎に１０ポイント加算するのか、１００円毎に１ポイントずつ加算するのかなどの加算方法を指定する。店（事業者）ごとに、どのようなポイント加算ルールを用いるかを決めておく。
【００３１】
ＩＣポイントカード１１は、取引き内容情報、ポイント加算情報を受取り、制御フラグにしたがって、必要な処理を行う。すなわち、制御フラグが「加算」であった場合は即座にポイント加算処理を行う。取引き内容情報の金額データに基づいて、ポイント加算情報で指定された加算ルールにしたがって今回の加算ポイントを計算し、これを、データメモリ１５に記録されている累積ポイント値に加えて新しい累積ポイントとする（Ｓ２６）。
【００３２】
制御フラグが「保留」であった場合は、受付けた取引き内容情報とポイント加算情報を、データメモリ１５の適当な領域に一時記録する（Ｓ２９）。
【００３３】
制御フラグが「入場」であった場合は、受付けた取引き内容情報に含まれている内容を手がかりにデータメモリ１５を検索し、保留時に一時記憶した取引き内容情報とポイント加算情報を読み出し、これらの情報に基づいて新しい累積ポイント値を得る（Ｓ２８）。尚、「入場」の時にＩＣポイントカード１１に送付される取引き内容情報の中には有効な金額データは含まれていない。保留した取引き内容を特定するのに必要な情報だけがＩＣポイントカード１１に通知される。
【００３４】
制御フラグが「加算」または「入場」であった場合は、累積ポイントが更新されたので、処理が終ったことを伝えるため、更新前後の累積ポイントをＲＷ装置２１に通知する。制御フラグが「保留」の場合は、保留処理が終ったことをＲＷ装置２１に通知する。このとき現在の累積ポイント値を送ってもよい。ＲＷ装置２１は、これらの通知を受けて、オペレータの確認このためにこれを表示部に表示して（Ｓ１６）、カード１１を排出する（Ｓ１８）。
【００３５】
以上説明した、ステップＳ２４、Ｓ２６、Ｓ２８、Ｓ２９の各処理がポイント合算集計手段１８の行う動作である。
【００３６】
図８に戻る。以上説明したようなポイント合算集計手段１８を搭載したＩＣポイントカード１１を用いれば、店で何かを購入して即座にポイント加算する、時間差を設けてポイント加算させるため、必要な情報を一時記憶させておく、保留した情報に基づいてポイント加算を実行する、といったポイントアップシステム１が実現される。図８はそのようなポイントアップシステムの流れを示している。ＩＣポイントカード１１の所有者は、店舗での商品購入、チケット購入、イベント会場への入場を繰り返し、ポイントが一定の点数貯まったら店舗のＲＷ装置２１ｅ（ポイントクリア機能を備えたＲＷ端末２１）で一定数のポイントを商品券やその他の特典と交換することができる。
【００３７】
以上説明したポイントシステム１において、制御フラグに「加算＋保留」の意味のフラグを加えて、購入時にポイント加算処理を行った後、取引き内容情報とポイント加算情報をデータメモリ１５に記憶し、後に、このカードが「入場」の制御フラグを受ける時にもポイント加算を行うように実現することもできる。ポイント合算集計手段１８をそのように構成すればよい。
【００３８】
このように、ポイントアップシステム１では、ＩＣポイントカード１１に搭載するポイント合算集計手段１８の機能次第でいろいろなポイント加算ルールを実施させることが可能である。ポイント加算する時に顧客のある属性の値により加算点数を変えるようにプログラムしておくこともできる。したがって必要に応じて店舗ＲＷ装置２１ａや店舗ＲＷ装置２１ｅにて、ＩＣポイントカード１１に新しいポイント合算集計手段１８をインストールしたり、カード所有者の属性記録を変更させることにより、ポイント加算ルールを変更することが可能である。例えば、店舗ＲＷ装置２１ｅにてポイントクリアするときに、ＩＣポイントカード１１内の顧客の特定の属性情報を変更させて、それ以後は、優良顧客としてさらに優遇されたポイント加算ルールを適用させる、などが可能である。
【００３９】
また、店舗ＲＷ装置２１が発生させる取引き情報の中に、販促キャンペーン対象商品など、ある特定の商品が購入されたかどうかを明確に区別できる値を含ませることにより、キャンペーン対象商品を購入した場合はポイント加算を２倍にするなどのポイント加算ルールを実施させることも可能である。例えば店舗ＲＷ装置２１が、取引き情報の内容データとして購入商品のＪＡＮコードを含んだデータを与えることでこのようなポイントシステムが実現できる。
【００４０】
次に、本発明の第２の実施形態に係るポイントアップシステム２を説明する。
図９は、第２の実施形態の全体の運用の流れを説明するブロック図である。まず、ポイントアプリケーション登録前のＩＣカード１０は、店舗のＩＣカードリードライト装置（以下店舗ＲＷ装置）２２ａにより、ポイント管理手段１９として動作する実行形式プログラムをデータメモリ１５にインストールされる。同時に利用者（カード所有者）の識別情報と、カードの正当性を証明する情報もデータメモリ１５に記録される。図９の店舗ＲＷ装置２２ａは、そのような登録に必要な機能を備えたＲＷ装置２２であることを表している。このようにして必要なプログラムとデータを登録されたＩＣカードはＩＣポイントカード１２となる。第１の実施形態では、ＩＣポイントカード１１がポイント合算集計手段１８を搭載することにより、ＩＣカード内部でポイント加算処理を行っていたが、これに対して、第２の実施形態では、ＩＣポイントカード１２は、ポイント値（複数のポイントシステムに応じた複数のポイント値）を適切に管理するだけであり、ポイント加算処理自体は店舗ＲＷ装置２２の側で行われる。
【００４１】
図４から図７の各図は、店舗ＲＷ装置２２とＩＣポイントカード１２のデータのやり取りと処理の流れを説明するフローチャートである。以下にこれらの図にしたがって、本発明の第２の実施形態に係るポイントアップシステム２の働きを説明する。
【００４２】
ＲＷ装置２２にＩＣポイントカード１２が挿入されると、まずＲＷ装置２２はカードの有効性をチェックするコマンドを発行する（Ｓ４０）。ＩＣポイントカード１２はこのコマンドを受けて、正当性を証明するデータを返答する（Ｓ６０）。次に、ＲＷ装置２２はポイントアプリケーションを行うことを指示するコマンドを発行する（Ｓ４２）。ここまでの動作は、図３の対応する処理ステップと同じである。ＩＣポイントカード１２は、このコマンドを受付けて、ポイント管理手段１９を実行するために必要な初期化等を行う（Ｓ６２）。次にＲＷ装置２２は、カード所有者がその店で購入した商品、金額にしたがって、制御フラグ、取引き内容情報、ポイントシステム識別番号を作成してＩＣポイントカード１２に送信する（Ｓ４４）。
【００４３】
ここで、取引き内容情報は、ポイントアップシステム１（実施形態１）の場合と同じく、購入金額と内容を含む情報である。制御フラグは、ポイント加算を即座に行う場合（加算）、時間差を設けたポイント加算を行う場合（保留）、保留した情報に基づきポイント加算する場合（入場）のいずれかを指定するフラグであり、これも実施形態１の場合と同じ意味のフラグである。ポイントシステム識別番号は、現在ＲＷ装置２２を使っている店が扱うポイントシステムを特定する識別番号である。ＩＣポイントカード１２は、複数のポイントシステムに対応した複数のポイント値を１つのカードで管理する。
【００４４】
ＩＣポイントカード１２は、制御フラグ、取引き内容情報、ポイントシステム識別番号を受取る（Ｓ６４）。制御フラグが「加算」の場合は、図５に示すように、即座にポイントシステム識別番号で指定された累積ポイント値を現在のポイント値としてＲＷ装置２２に送出する（Ｓ６６）。ＲＷ装置２２は、顧客の購入した金額や購入内容から加算ポイント値を計算し、ポイント値に加える（Ｓ４８）。そして新しいポイント値をＩＣポイントカード１２に送付する（Ｓ５０）。
ＩＣポイントカード１２は、新しいポイント値を受け、元のポイント値の記憶領域に上書きする（Ｓ６８）。そして、ポイント更新処理が終了したことをＲＷ装置２２に知らせて（Ｓ７０）、一連の処理が終る（Ｓ５２）。尚、「加算」の場合には、ステップＳ４４で、ＩＣポイントカード１２に送られる情報のうち、取引き内容情報は必要無いので、無効なデータとするか省略してよい。
【００４５】
制御フラグが「保留」の場合は、図６に示すように、受付けた取引き内容情報とポイントシステム識別番号をデータメモリ１５の適当な領域に一時記憶する（Ｓ６７）。そして、終了通知をＲＷ装置２２に返し（Ｓ６９）、一連の処理が終る（Ｓ５２）。
【００４６】
制御フラグが「入場」であった場合は、図７に示すように、ポイントシステム識別番号で指定された累積ポイント値と、受付けた取引き内容に合致する一時記憶した情報から、購入金額など必要なデータをＲＷ装置２２に送付する（Ｓ６５）。ＲＷ装置はそれらのデータを受け（Ｓ４７）、加算ポイントを計算し（Ｓ４９）、新しい累積ポイント値をＩＣポイントカード１２に送付する（Ｓ５０）。
ＩＣポイントカード１２は、新しいポイント値を受け、元のポイント値の記憶領域に上書きする（Ｓ６８）。そして、ポイント更新処理が終了したことをＲＷ装置２２に知らせて（Ｓ７０）、一連の処理が終る（Ｓ５２）。尚、「入場」の時にＩＣポイントカード１２に送付される取引き内容情報の中には有効な金額データは含まれていない。保留した取引き内容を特定するのに必要な情報だけがＩＣポイントカード１２に通知される。
【００４７】
ＲＷ装置２２は、ステップＳ５２の後、カード１２を排出して（Ｓ１８）一連の処理を終了する。以上説明した、ステップＳ６４〜Ｓ７０の処理がポイント管理手段１９の行う動作である。
【００４８】
図９に戻る。以上説明したようなポイント管理手段１９を搭載したＩＣポイントカード１２を用いれば、店で何かを購入して即座にポイント加算する、時間差を設けてポイント加算させるため必要な情報を一時記憶させておく、保留した情報に基づいてポイント加算を実行する、といったポイントアップシステム１と同様な特徴をもつポイントアップシステム２が実現される。図９はそのようなポイントアップシステムの流れを示している。ＩＣポイントカード１２の所有者は、店舗での商品購入、チケット購入、イベント会場への入場を繰り返し、ポイントが一定の点数貯まったら店舗のＲＷ装置２２ｅ（ポイントクリア機能を備えたＲＷ端末２２）で一定数のポイントを商品券やその他の特典と交換することができる。
【００４９】
ポイントアップシステム１とポイントアップシステム２の比較を行う。ポイントアップシステム１では、ポイント合算集計処理はＩＣカード内部で行うので、ＲＷ装置２１のポイントアップ支援処理機能は単純なものでよい。ＩＣカード内部のポイントアップ合算集計手段１８の機能次第で、多様できめ細かなポイントアップシステムを実現できる。ただし、カード作成後にポイント加算ルールの変更を行いたい場合は何らかの方法でカード１１のプログラムまたはデータの書換えが必要である。一方、ポイントアップシステム２では、１回限りの販促キャンペーンのため期間限定でポイント加算ルールを変更する場合などは、店舗ＲＷ装置２２のソフトウエアを変更するだけで済み、顧客のカードに何ら変更を施す必要が無い。これは小規模な店の場合には都合がよい。また、ＩＣポイントカード１２では、複数のポイント値を、それぞれのポイントシステムで管理するので、店毎に、ポイント還元レート（１ポイントに必要な標準購入金額）を自由に設定できる。
【００５０】
また、ＩＣポイントカード１２では、店舗ＲＷ装置２２のソフトウエア次第でいろいろなポイント加算ルールを実施させることが可能である。ポイントアップシステム１と同様に、制御フラグに「加算＋保留」の意味のフラグを加えて、購入時にポイント加算し、さらに、このカードが「入場」の制御フラグを受ける時にもポイント加算を行うように実現することもできる。店舗ＲＷ装置２２と、ＩＣポイントカード１２のポイント管理手段をそのように構成すればよい。あるいは、ＩＣポイントカード１２に所有者識別番号のほかに、年齢性別などカード所有者の属性を入れておき、カードの有効性チェック時にこれらの属性データもＲＷ装置２２が入手するようにしておけば、店舗ＲＷ装置２２のソフトウエア次第でカード所有者の属性に応じてポイント加算ルールを変えることが可能である。
【００５１】
次に本発明の第３の実施形態に係るポイントアップシステム３について説明する。図１０は、ポイントアップシステム３の概要図である。ポイントアップシステム３は、ＩＣポイントカード１１または１２を搭載した携帯電話端末９０によりネットワーク上での商品の購入にも対応させたポイントアップシステムである。実際に携帯電話端末９０に搭載するのは通常のＩＣカードよりも小さいサイズのＩＣカード（以下ミニＩＣカードと記す）１１ｅまたは１２ｅである。１１ｅまたは１２ｅは、アダプタカードに取付けることにより通常のＩＣカードサイズのＩＣポイントカード１１または１２となるものである。
【００５２】
ミニＩＣカード、および、ミニＩＣカードを通常のＩＣカードサイズとして利用するためのアダプタカードは既存技術であり、例えば特開平１０−１４３５７０号公報に、外観図とともに詳しい記載がなされている。あるいはミニＩＣカードとしてＳＩＭ（Subscriber Identify Module）カードと称するカードを用いてもよい。
【００５３】
携帯電話からインターネットにアクセスすることができるモバイル通信サービスは商用サービスとしてすっかり定着してきた。携帯電話サービス会社は、携帯電話のデータ回線網１００とインターネット２００との間にゲートウエイ１１０を設置し、ここで、インターネットと携帯電話データ回線網のプロトコル変換を行うことで上記サービスを提供している。このサービスを利用することにより、携帯電話ユーザーは携帯電話からインターネット上のＷｅｂサイトにアクセスして、様々な情報を得ることができる。携帯電話に搭載されている機能によっては、インターネット上での商品の購入、さらには電子決済も可能になるのである。
【００５４】
図１１はポイントアップシステム３で用いる携帯電話端末９０を説明する図である。携帯電話端末９０はミニＩＣカードアダプタを備え、インターネットに接続してＷｅｂブラウザの動作をエミュレーションするＷｅｂ端末手段９１３、利用者を認証するための利用者認証手段９１０、ポイント表示手段９１２を備える。さらに、ＩＣポイントカードとして１１ｅを用いる場合には携帯電話端末にＲＷ端末装置２１に相当する機能を実現させるためポイントアップ支援手段９１１を搭載する。あるいは、ＩＣポイントカードとして１２ｅを用いる場合には携帯電話端末にＲＷ端末装置２２に相当する機能を実現させるためポイントアップ実行手段９１４を搭載する。
【００５５】
次に、ＩＣポイントカード１１ｅまたは１２ｅを接続した携帯電話端末により、インターネット上の店舗で商品を購入する時の処理の流れを図１２のフローチャートによって説明する。以下図１２では、スポーツ観戦や音楽興行のチケットを購入する場合を想定して説明する。
【００５６】
まず、利用者は携帯電話端末９０に記憶されたＵＲＬを発信することにより、店舗のセンターサーバー２０１にアクセスする。センターサーバー２０１は様々なイベント情報を案内する（Ｓ２００）。利用者は望みの情報を検索して（Ｓ１００）、チケット購入申込みを行う（Ｓ１０３）。このような操作は、Ｗｅｂ端末手段９１３により、携帯電話端末のボタン操作がコンピュータのキー操作、マウスの操作を代行することにより可能である。センターサーバ２０１は購入申込みのメッセージを受けると、カードの有効性を示す証明情報（カードの登録情報）を送るよう要求する（Ｓ２０３）。
【００５７】
上記要求を携帯電話端末９０が受けると、認証支援手段９１０の働きにより、ＩＣポイントカードの正当性をチェックするコマンドメッセージ（カードＲＷ装置２１または２２がステップＳ１０で発行したコマンドと同じ）をミニＩＣカード１１ｅまたは１２ｅに対して発行し、このコマンドに対するレスポンスデータを、所定の方式で暗号化（スクランブル）するなどして携帯電話のデータ通信プロトコルに載せて通信センターサーバー２０１に転送する（Ｓ１０６）。カード登録情報とは、カード作成時にカード発行者（店、複数の店の集合体など）が記録した情報で、カード所有者の識別番号や個人情報（氏名、住所、電話番号等）である。センターサーバー２０１側はこれらの情報を受け、復号化して、カードの有効性および登録カード所有者の確認を行う（Ｓ２０６）。この処理は、カードＲＷ装置２１または２２がステップＳ１０で行う処理と同じである。
【００５８】
ステップＳ２０６で、カードが有効であると判断がされればセンターサーバー２０１は、次に、申込み者がカードに登録された本人かどうかを確認するためにパスワード等の本人認証情報を要求する（Ｓ２０９）。利用者は携帯電話端末上で暗証番号等を入力し、認証支援手段９１０がこれを暗号化（スクランブル）するなどして、センターサーバー２０１に送付する（Ｓ１０９）。この後、ポイントアップ支援手段９１１またはポイント実行手段９１４が起動されその働きによりＩＣポイントカードに対してポイントアプリケーションを行うことを指示するコマンドを発行する（Ｓ１１０）。センターサーバー２０１は、受付けたパスワードを復号化し、何らかの方法でパスワードの確認を行う。例えば、先に入手したカードの登録情報に顧客のパスワードが記録されているのであれば、それと照合する。または、顧客の暗証番号等が記録されている顧客データベースと照合する、等である。本人であることが確認されれば、センターサーバー２０１は、チケットの取引き情報を携帯電話端末に送信する（Ｓ２１５）。携帯電話端末はチケットの取引き情報を受信する（Ｓ１１５）。
【００５９】
ＩＣポイントカード１１を使用したポイントアップシステムの場合は、ポイントアップ支援手段９１１の働きにより、受信した取引き情報をステップＳ１４と同様にＩＣポイントカード１１に転送し、カード１１の処理結果をステップＳ１６と同様に受取る（Ｓ１１８）。ＩＣポイントカード１１では、ステップＳ２４〜Ｓ２９の処理を行い、制御フラグに従いカード１１の内容を適切に更新する。
【００６０】
ＩＣポイントカード１２を使用したポイントアップシステムの場合は、ポイントアップ実行手段９１４の働きにより、受信した取引き情報に基づいて、ＩＣポイントカード１２に送るべき制御フラグ、取引き内容情報、ポイントシステム識別番号のデータを用意し、ＩＣポイントカード１２に転送する。その後、制御フラグに従い、ポイントアップ実行手段９１４とＩＣポイントカード１２は、ポイントアップシステム２（実施形態２）の場合と同様、図５、図６および図７のいずれかの処理を行う（Ｓ１１９）。ここではポイントアップ実行手段９１４が、ＲＷ装置２２になり代わってポイント加算処理（Ｓ４８、Ｓ４９）など必要な処理を行うわけである。
【００６１】
以上の説明は、カードは店が発行したものという想定で述べた。尚、カードが単なるポイントカードではなくクレジットカードやデビットカードの場合で電子決済を利用する場合にも、本発明のポイントアップシステム３は対応できる。その場合には、図１２のＳ２０３からＳ２１８の各ステップは、採用する電子決済サービス技術に準拠する必要がある。特にステップＳ２０６は、カードに対して信用供与するかどうかの判断を行う意味合いの処理ステップとなり、決済代行機関に対してネットワーク上で問合せを行う処理ステップを伴うことも考えられる。いずれにしてもそれはセンターサーバー側のみに関わることであり、携帯電話端末９０に必要な装置構成、機能は変わらない。ただし、採用する電子決済サービス技術が提供するクライアント側のソフトウエアである携帯電話端末用の電子財布プログラムの一部が、ここで述べた認証支援手段９１０に対応することになろう。
【００６２】
また、最後のステップＳ２１８は、電子決済で無い場合、店は購入者に対して請求書を発行し、振込用紙等を同封して郵送するが、電子決済の場合は、店は決済代行機関（クレジット会社や銀行）に代金請求を行うことになる。
【００６３】
尚、ＩＣカードアダプタとＷｅｂブラウザを備えたコンピュータ８０に、このコンピュータ上で動作する、認証支援手段９１０、ポイントアップ支援手段９１１またはポイントアップ実行手段９１４、ポイント表示手段９１２を搭載すれば例えば顧客の自宅で顧客所有のコンピュータからインターネットを介して、センターサーバー２０１にアクセスして商品を購入しＩＣカード１１または１２にポイントアップさせることも可能である。
【００６４】
アプリケーションプログラム実行環境の一つであるＪａｖａを搭載した携帯電話端末であれば、ネットワークを通じてＪａｖａで作成されたプログラム（アプレット）をダウンロードすることにより様々な機能を携帯電話端末上に載せることができる。例えば、Ｊａｖａアプレットとして作成されたポイントアップ加算手段９１４、ポイント表示手段９１２をネットワークを通じてダウンロードすることにより、ＩＣポイントカード１２を用いたポイントアップシステムへの参加登録がネットワークを通じて可能となる。また、ポイントアップ加算手段９１４を必要に応じてダウンロードさせることにより、期間限定の販促キャンペーンに応じたポイント加算ルールに対応させることも可能である。
【００６５】
図１３は、ポイントアップシステム３の実施形態のバリエーションを説明する図である。１１ｆはミニＩＣポイントカード１１ｅに合算手段更新手段１８１を加えたカードである。携帯電話端末９１はプログラム実行環境Ｊａｖａを搭載した携帯電話端末で、利用者認証手段９１０、ポイントアップ支援手段９１１、ポイント表示手段９１２、Ｗｅｂ端末手段９１３の他に、第２のダウンロード手段９１５が搭載されている。第２のダウンロード手段９１５は、ネットワークを通じてダウンロードしたＩＣポイントカード１１に搭載すべきプログラムデータを、ＩＣポイントカード１１に転送するために備えられたものである。第２のダウンロード手段９１５は合算手段更新手段１８１と連携して動作して、プログラムデータをＩＣポイントカード１１に転送する。合算手段更新手段１８１は、受取ったプログラムデータが以後、従来のポイント合算集計手段を実行するプログラムの代わりに動作するように適切な設定を行う。
【００６６】
このような構成の携帯電話端末９１とミニＩＣポイントカード１１ｆを用いれば、ＩＣポイントカード１１を用いたポイントアップシステムへの参加登録がネットワークを通じて可能となる。また、携帯電話端末９１により必要に応じて新しいプログラムデータをダウンロードさせることにより、これをミニＩＣポイントカード１１ｆにインストールさせて、販促キャンペーンに応じたポイント加算ルールに対応させることが可能である。
【００６７】
尚、ＩＣカードアダプタとＷｅｂブラウザを備え、認証支援手段９１０、ポイントアップ支援手段９１１またはポイントアップ実行手段９１４、ポイント表示手段９１２を搭載たコンピュータ８０が、さらにＪａｖａプログラム実行環境、第２のダウンロード手段９１５を搭載していれば、インターネットを介して、センターサーバー２０１にアクセスしてこれらの手段を実現するプログラム（Ｊａｖａアプレット）をダウンロードすることができるので、例えば顧客の自宅で顧客所有のコンピュータ上で、新しいポイントシステムへの登録や、ポイントルールの変更などを行うことも可能である。
【００６８】
図１４は、ポイント表示手段９１２のみを搭載した携帯電話端末９２である。
ポイント表示手段９１２は、ミニＩＣポイントカード１１ｅ、１１ｆまたは１２ｅを挿入した時、または既に挿入されている状態で、ボタン９０２により定義された番号を指定した時に、ＲＷ装置２１または２２がカードに記録されているポイント値を読み出す時に発行するコマンドメッセージと同じコマンドメッセージを発行し、その結果を携帯電話のディスプレイ９０１に表示するものである。ＩＣカードまたは磁気カードをポイントカードとして使用する場合、ポイント数が簡単に確認できないという欠点があるが、携帯電話端末９２はそのような不便さを解消する。
【００６９】
【発明の効果】
以上３つの実施形態によって詳しく説明してきたように、本発明によるＩＣポイントカードおよびこれを用いたポイントアップシステムによれば、顧客の購買意欲を引き出すために、年齢や性別など顧客の属性に応じてポイント加算ルールを変えたり、購入する商品に応じてポイント加算ルールを変えたり、時間差を設けたポイント加算を行うなど、これらのポイント加算ルールの設定変更を店毎に、あるいはまた期間限定で行うことができるような、顧客の多様な嗜好やニーズ、店側の販促企画等に対応できる柔軟できめ細かな運用が可能なポイントシステムを提供することが可能である。
【００７０】
また、ポイントシステムへの参加登録や商品購入に伴うポイント加算を携帯電話端末からネットワークを通じて行うことができるポイントアップシステムを提供することが可能となる。このような近年のモバイル通信インフラストラクチャの発達を効果的に利用した利便性の高いポイントシステムは、顧客の新しいニーズにきめ細かく対応できるので、顧客固定化効果が大いに期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＩＣカード構成図である。
【図２】ＩＣカード処理フロー図である。
【図３】ＩＣカードとカードリーダーライター装置の動作フロー図。
【図４】ＩＣカードとカードリーダーライター装置の動作フロー図。
【図５】ＩＣカードとカードリーダーライター装置の動作フロー図。
【図６】ＩＣカードとカードリーダーライター装置の動作フロー図。
【図７】ＩＣカードとカードリーダーライター装置の動作フロー図。
【図８】ポイントアップシステム１の概要図である。
【図９】ポイントアップシステム２の概要図である。
【図１０】ポイントアップシステム３の概要図である。
【図１１】携帯電話端末の構成図である。
【図１２】携帯電話端末とセンターサーバーの動作フロー図である。
【図１３】携帯電話端末の構成図である。
【図１４】携帯電話端末の構成図である。
【符号の説明】
１０ＩＣカード
１１ポイントアップシステム１用ＩＣポイントカード
１２ポイントアップシステム２用ＩＣポイントカード
１８ポイント合算集計手段
１８１合算手段更新手段
１９ポイント管理手段
２０カードリーダーライター装置
２１カードリーダーライター装置
２２カードリーダーライター装置
８０コンピュータ
９０携帯電話端末
９１携帯電話端末
９２携帯電話端末
１００携帯電話データ回線網
１１０携帯電話データ回線網とインターネット間のゲートウエイ
１１１携帯電話基地局
２００インターネット
２０１センターサーバー
９１０認証支援手段
９１１ポイントアップ支援手段
９１２ポイント表示手段
９１３Ｗｅｂ端末手段
９１４ポイントアップ加算手段
９１５第２のダウンロード手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an IC card, a mobile phone terminal, and a multipoint up system using them.
[0002]
[Prior art]
A customer immobilization method based on points for giving a score to a customer in accordance with the purchase price or the number of times of use is widely used. However, since it is an individual point system for each store (each retailer), the customer needs to use different points according to the store that carries and uses a plurality of point cards. Multiple stores (retailers) adopt a common point system and one point card can be used at many stores, or in the case of a point system operated by a credit card company, common points are added at multiple stores In this case, it is usually not possible to take a point addition method that differs for each store.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
A common point system is used, but a method that allows a certain degree of freedom to each store regarding the point addition method is desired. For example, one store may give 10 points per thousand yen, while another store may want to give 1 point for every 100 yen. Also, in the case of ticket sales for sports and music performances, there are cases where it is desired to give points when entering the venue on the day, not at the time of ticket purchase.
[0004]
In addition, in order to bring out the customer's willingness to purchase, the point addition rules are changed according to customer attributes such as age and gender, the point addition rules are changed according to the products to be purchased, and the setting of these point addition rules can be changed. There is a demand for a point system that can be operated flexibly and finely so that it can respond to various tastes and needs of customers, sales promotion plans on the store side, etc. that can be performed for each store or for a limited time.
[0005]
In recent years, the development of communication infrastructure such as the Internet and mobile data communication has been remarkable. Realization of a highly convenient point system that effectively utilizes the development of such communication infrastructure is also desired.
[0006]
The present invention has been made in consideration of the above problems, and a plurality of point addition rules can be set at a plurality of stores. IC card that can be used as a point card It is an issue to provide.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for solving the above problems uses a point card that is awarded according to the purchase price of a product in a store as a point card that accumulates in a data memory, and at least the identification information of the card holder and the validity of the card Is an IC card stored in the data memory, and in the data memory of the IC card, When a user purchases a product by presenting the IC card, he / she receives transaction content information indicating a purchase price and the like from a reader / writer device, and point addition information for identifying a point addition rule, based on the transaction content information, An executable program that operates as a point totaling means for calculating accumulated points according to the point addition rule specified by the point addition information is installed, and the point addition information is based on the amount data of transaction content information. Calculate the current addition point according to the point addition rule specified in the addition information, and immediately add this to the accumulated point recorded in the data memory and perform an immediate point addition process as a new accumulated point, The received transaction details information and point addition information are A temporary point addition process that temporarily records in an appropriate area of the data memory is performed, or the data memory is searched using the contents included in the received transaction content information as a clue, and the temporary point addition process is temporarily performed. The recorded transaction content information and the point addition information are read out, and include a control flag part for designating whether to perform point addition processing for admission to obtain new accumulated points based on these information, When the IC card receives transaction content information and the point addition information from the reader / writer device, when the point addition information requests that the immediate point addition process be performed, Based on the transaction content information, the current addition is performed according to the point addition rule specified by the point addition information. When the point addition information is a request to perform the pending point addition processing, the point addition information and the transaction content information are calculated. Is temporarily recorded in the data memory of the IC card, the process of notifying the reader / writer device that the hold process has been completed is performed, and the point addition information is requested to perform the point addition process of the entrance. At the time, the accumulated points are calculated based on the transaction content information and the point addition information stored in the data memory of the IC card corresponding to the received transaction content information. This is the gist.
[0026]
The RW device 20 may actually be a terminal device compatible with various forms of IC cards. A POS terminal, a desktop computer, a portable computer, or the like in a store having an IC card read / write interface and processing means (usually realized by software) that interprets and executes a command protocol with the IC card.
[0027]
First, the point-up system 1 according to the first embodiment of the present invention will be described. FIG. 8 is a block diagram illustrating the entirety of the first embodiment. First, the IC card 10 before registering the point application is installed in the data memory 15 by the RW device 21 of the store, and an execution format program that operates as the point totaling means 18 is installed. At the same time, the identification information of the user (card holder) and the information that proves the validity of the card are also recorded in the data memory 15. The store RW apparatus 21a in FIG. 8 represents the RW apparatus 21 having a function necessary for such registration. The IC card in which necessary programs and data are registered in this way becomes the IC point card 11.
[0028]
FIG. 3 is a flowchart for explaining the data exchange and processing flow between the store RW device 21 and the IC point card 11. Next, the processing operation of the point totaling means 18 will be described with reference to FIG.
[0029]
When the IC point card 11 is inserted into the RW device 21, the RW device 21 first issues a command for checking the validity of the card (S10). Upon receiving this command, the IC point card 11 returns data verifying the validity recorded on the card, such as identification information of the cardholder (S20). Next, the RW device 21 issues a command instructing to perform a point application (S12). The IC point card 11 accepts this command and performs initialization and the like necessary for executing the point totaling means 18 (S22). Next, the RW device 21 creates transaction content information and point addition information according to the product and the amount of money purchased by the card owner at the store, and transmits them to the IC point card 11 (S14).
[0030]
Here, the transaction content information includes the purchase price and the content. The contents are information that identifies purchased items that the point up system needs. The point addition information includes a control flag and addition rule identification information. The control flag designates one of a case where point addition is performed immediately (addition), a point addition provided with a time difference (holding), and a point addition based on the held information (entrance). The addition rule identification information is information for identifying the point addition rule. For example, an addition method such as whether to add 10 points for every 1000 yen or 1 point for every 100 yen is specified. Decide what point addition rules to use for each store (business).
[0031]
The IC point card 11 receives transaction content information and point addition information, and performs necessary processing according to the control flag. That is, when the control flag is “addition”, the point addition processing is immediately performed. Based on the amount data of the transaction contents information, the current addition point is calculated according to the addition rule specified by the point addition information, and this is added to the accumulated point value recorded in the data memory 15 to obtain a new accumulated point. (S26).
[0032]
If the control flag is “pending”, the received transaction content information and point addition information are temporarily recorded in an appropriate area of the data memory 15 (S29).
[0033]
When the control flag is “entrance”, the data memory 15 is searched for the content included in the accepted transaction content information, and the transaction content information and the point addition information temporarily stored at the time of holding are read. Based on these pieces of information, a new accumulated point value is obtained (S28). It should be noted that valid transaction amount data is not included in the transaction content information sent to the IC point card 11 at the time of “entrance”. Only the information necessary for specifying the pending transaction details is notified to the IC point card 11.
[0034]
If the control flag is “addition” or “entrance”, the accumulated points have been updated, and therefore the accumulated points before and after the update are notified to the RW device 21 in order to inform the end of the process. When the control flag is “hold”, the RW device 21 is notified that the hold processing is finished. At this time, the current accumulated point value may be sent. Upon receiving these notifications, the RW device 21 displays this on the display unit for operator confirmation (S16), and ejects the card 11 (S18).
[0035]
Each process of steps S24, S26, S28, and S29 described above is an operation performed by the point summation totaling unit 18.
[0036]
Returning to FIG. If the IC point card 11 equipped with the point totaling means 18 as described above is used, it is necessary to temporarily store necessary information in order to purchase points at a store and immediately add points. The point-up system 1 is realized in which point addition is executed based on the reserved information. FIG. 8 shows the flow of such a point-up system. The owner of the IC point card 11 repeatedly purchases a product at the store, purchases a ticket, and enters the event venue. When a certain number of points are accumulated, the store RW device 21e (RW terminal 21 having a point clear function) is used. A certain number of points can be exchanged for gift certificates or other benefits.
[0037]
In the point system 1 described above, after adding a flag meaning “addition + hold” to the control flag and performing point addition processing at the time of purchase, the transaction content information and the point addition information are stored in the data memory 15, Later, when this card receives a control flag of “entry”, it can be realized to perform point addition. What is necessary is just to comprise the point totalization means 18 in that way.
[0038]
As described above, in the point-up system 1, various point addition rules can be implemented depending on the function of the point totaling means 18 mounted on the IC point card 11. When adding points, it can be programmed to change the number of points added depending on the value of an attribute of the customer. Therefore, the point addition rule can be changed by installing a new point totaling means 18 in the IC point card 11 or changing the attribute record of the cardholder as necessary at the store RW device 21a or the store RW device 21e. Is possible. For example, when the point is cleared at the store RW device 21e, the specific attribute information of the customer in the IC point card 11 is changed, and thereafter, the point addition rule further favored as a good customer is applied. Is possible.
[0039]
In addition, when the purchase target product is included by including in the transaction information generated by the store RW device 21 a value that can clearly distinguish whether a specific product such as a promotion campaign target product has been purchased. It is also possible to implement a point addition rule such as doubling the point addition. For example, such a point system can be realized by the store RW device 21 providing data including the JAN code of the purchased product as the content data of the transaction information.
[0040]
Next, the point up system 2 which concerns on the 2nd Embodiment of this invention is demonstrated.
FIG. 9 is a block diagram illustrating the overall operational flow of the second embodiment. First, the IC card 10 before registering the point application is installed in the data memory 15 by the IC card read / write device (hereinafter referred to as store RW device) 22a of the store with an execution format program that operates as the point management means 19. At the same time, the identification information of the user (card holder) and the information that proves the validity of the card are also recorded in the data memory 15. The store RW apparatus 22a in FIG. 9 represents the RW apparatus 22 having a function necessary for such registration. The IC card in which necessary programs and data are registered in this way becomes the IC point card 12. In the first embodiment, the IC point card 11 is equipped with the point totaling means 18 to perform the point addition processing inside the IC card. On the other hand, in the second embodiment, the IC point card 11 The card 12 only appropriately manages the point value (a plurality of point values corresponding to a plurality of point systems), and the point addition process itself is performed on the store RW device 22 side.
[0041]
Each of FIGS. 4 to 7 is a flowchart for explaining the exchange of data and the flow of processing between the store RW device 22 and the IC point card 12. The operation of the point-up system 2 according to the second embodiment of the present invention will be described below with reference to these drawings.
[0042]
When the IC point card 12 is inserted into the RW device 22, first, the RW device 22 issues a command for checking the validity of the card (S40). In response to this command, the IC point card 12 returns data proving validity (S60). Next, the RW device 22 issues a command instructing to perform a point application (S42). The operations so far are the same as the corresponding processing steps in FIG. The IC point card 12 receives this command and performs initialization necessary for executing the point management means 19 (S62). Next, the RW device 22 creates a control flag, transaction content information, and a point system identification number according to the product and the amount of money purchased by the card owner at the store, and transmits them to the IC point card 12 (S44).
[0043]
Here, the transaction content information is information including the purchase amount and the content as in the case of the point-up system 1 (Embodiment 1). The control flag is a flag that specifies one of a case where point addition is performed immediately (addition), a case where point addition with a time difference is performed (hold), and a case where points are added based on the held information (entrance). This is also a flag having the same meaning as in the first embodiment. The point system identification number is an identification number that identifies a point system handled by a store that currently uses the RW device 22. The IC point card 12 manages a plurality of point values corresponding to a plurality of point systems with one card.
[0044]
The IC point card 12 receives a control flag, transaction content information, and a point system identification number (S64). When the control flag is “addition”, as shown in FIG. 5, the accumulated point value designated by the point system identification number is immediately sent to the RW device 22 as the current point value (S66). The RW device 22 calculates an additional point value from the amount of money purchased by the customer and purchase details, and adds it to the point value (S48). Then, a new point value is sent to the IC point card 12 (S50).
The IC point card 12 receives the new point value and overwrites the original point value storage area (S68). Then, the RW device 22 is notified that the point update processing is completed (S70), and a series of processing is completed (S52). In the case of “addition”, transaction content information is not necessary in the information sent to the IC point card 12 in step S44, and may be invalid data or omitted.
[0045]
When the control flag is “pending”, as shown in FIG. 6, the received transaction content information and the point system identification number are temporarily stored in an appropriate area of the data memory 15 (S67). Then, an end notification is returned to the RW device 22 (S69), and a series of processing ends (S52).
[0046]
If the control flag is “entrance”, as shown in FIG. 7, the purchase amount etc. are required from the accumulated point value specified by the point system identification number and the temporarily stored information that matches the received transaction details. Data is sent to the RW device 22 (S65). The RW device receives the data (S47), calculates the addition points (S49), and sends the new accumulated point value to the IC point card 12 (S50).
The IC point card 12 receives the new point value and overwrites the original point value storage area (S68). Then, the RW device 22 is notified that the point update processing is completed (S70), and a series of processing is completed (S52). It should be noted that the transaction amount information sent to the IC point card 12 at the time of “entrance” does not include valid amount data. Only the information necessary for specifying the pending transaction content is notified to the IC point card 12.
[0047]
After step S52, the RW device 22 ejects the card 12 (S18) and ends the series of processes. The processing in steps S64 to S70 described above is the operation performed by the point management means 19.
[0048]
Returning to FIG. If the IC point card 12 equipped with the point management means 19 as described above is used, it is possible to temporarily store information necessary to purchase points at a store and immediately add points, and to add points with a time difference. In addition, the point-up system 2 having the same characteristics as the point-up system 1 such as executing point addition based on the reserved information is realized. FIG. 9 shows the flow of such a point-up system. The owner of the IC point card 12 repeatedly purchases a product at the store, purchases a ticket, and enters the event venue. When a certain number of points are accumulated, the store RW device 22e (RW terminal 22 with a point clear function) is used. A certain number of points can be exchanged for gift certificates or other benefits.
[0049]
The point up system 1 and the point up system 2 are compared. In the point-up system 1, since the point totaling process is performed inside the IC card, the point-up support processing function of the RW device 21 may be simple. Depending on the function of the point-up totaling means 18 inside the IC card, various and detailed point-up systems can be realized. However, if it is desired to change the point addition rule after creating the card, it is necessary to rewrite the program or data of the card 11 by some method. On the other hand, in the point-up system 2, when the point addition rule is changed for a limited time for a one-time promotional campaign, it is only necessary to change the software of the store RW device 22, and any change is made to the customer's card. There is no need to apply. This is convenient for small shops. Further, since the IC point card 12 manages a plurality of point values by each point system, a point return rate (standard purchase amount required for one point) can be freely set for each store.
[0050]
The IC point card 12 can execute various point addition rules depending on the software of the store RW device 22. Like the point-up system 1, a flag indicating “addition + hold” is added to the control flag, points are added at the time of purchase, and points are also added when this card receives the “admission” control flag. It can also be realized. What is necessary is just to comprise the store RW apparatus 22 and the point management means of the IC point card 12 as such. Alternatively, in addition to the owner identification number, an attribute of the card owner such as age and gender is entered in the IC point card 12, and the RW device 22 obtains these attribute data when checking the validity of the card. Depending on the software of the store RW device 22, the point addition rule can be changed according to the attribute of the cardholder.
[0051]
Next, a point-up system 3 according to the third embodiment of the present invention will be described. FIG. 10 is a schematic diagram of the point-up system 3. The point-up system 3 is a point-up system in which the mobile phone terminal 90 equipped with the IC point card 11 or 12 is also adapted to purchase products on the network. The mobile phone terminal 90 is actually mounted with an IC card (hereinafter referred to as a mini IC card) 11e or 12e having a size smaller than that of a normal IC card. 11e or 12e becomes an IC point card 11 or 12 of a normal IC card size by being attached to an adapter card.
[0052]
A mini IC card and an adapter card for using the mini IC card as a normal IC card size are existing technologies. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-143570 discloses a detailed description together with an external view. Or you may use the card | curd called a SIM (Subscriber Identify Module) card as a mini IC card.
[0053]
Mobile communication services that can access the Internet from a mobile phone have been firmly established as commercial services. The mobile phone service company installs a gateway 110 between the mobile phone data line network 100 and the Internet 200, and provides the above service by performing protocol conversion between the Internet and the mobile phone data line network. . By using this service, a mobile phone user can access a website on the Internet from a mobile phone and obtain various information. Depending on the functions installed in the mobile phone, it is possible to purchase products on the Internet and to make electronic payments.
[0054]
FIG. 11 is a diagram for explaining a mobile phone terminal 90 used in the point-up system 3. The mobile phone terminal 90 includes a mini IC card adapter, and includes a Web terminal unit 913 that emulates the operation of a Web browser by connecting to the Internet, a user authentication unit 910 for authenticating a user, and a point display unit 912. Further, when 11e is used as an IC point card, a point-up support unit 911 is installed in order to realize a function corresponding to the RW terminal device 21 in the mobile phone terminal. Alternatively, when using 12e as an IC point card, a point-up execution unit 914 is installed in order to realize a function corresponding to the RW terminal device 22 in the mobile phone terminal.
[0055]
Next, the flow of processing when purchasing a product at a store on the Internet using a mobile phone terminal connected to the IC point card 11e or 12e will be described with reference to the flowchart of FIG. In the following, FIG. 12 will be described assuming a case where a ticket for watching sports or performing music is purchased.
[0056]
First, the user accesses the center server 201 of the store by transmitting a URL stored in the mobile phone terminal 90. The center server 201 guides various event information (S200). The user searches for desired information (S100) and makes a ticket purchase application (S103). Such an operation can be performed by using the Web terminal means 913, in which the button operation of the mobile phone terminal substitutes the computer key operation and the mouse operation. Upon receiving the purchase application message, the center server 201 requests to send certification information (card registration information) indicating the validity of the card (S203).
[0057]
When the mobile phone terminal 90 receives the above request, the authentication support means 910 causes the mini IC to send a command message (same as the command issued by the card RW device 21 or 22 in step S10) for checking the validity of the IC point card. Issued to the card 11e or 12e, the response data to this command is encrypted (scrambled) by a predetermined method, etc., and transferred to the communication center server 201 on the data communication protocol of the mobile phone (S106). Card registration information is information recorded by a card issuer (a store, a collection of a plurality of stores, etc.) at the time of card creation, and is an identification number of a cardholder or personal information (name, address, telephone number, etc.). The center server 201 receives the information, decrypts it, and checks the validity of the card and the registered card holder (S206). This process is the same as the process performed by the card RW device 21 or 22 in step S10.
[0058]
If it is determined in step S206 that the card is valid, the center server 201 next requests personal authentication information such as a password in order to confirm whether the applicant is the person registered in the card (S209). ). The user inputs a personal identification number or the like on the mobile phone terminal, and the authentication support means 910 encrypts (scrambles) it and sends it to the center server 201 (S109). Thereafter, the point-up support unit 911 or the point execution unit 914 is activated and issues a command for instructing the IC point card to perform a point application by its function (S110). The center server 201 decrypts the accepted password and confirms the password by some method. For example, if the customer's password is recorded in the card registration information obtained earlier, it is verified. Or, it is checked against a customer database in which a customer password is recorded. If the identity is confirmed, the center server 201 transmits ticket transaction information to the mobile phone terminal (S215). The mobile phone terminal receives ticket transaction information (S115).
[0059]
In the case of a point-up system using the IC point card 11, the received transaction information is transferred to the IC point card 11 similarly to step S14 by the function of the point-up support means 911, and the processing result of the card 11 is transferred to step S16. (S118). The IC point card 11 performs the processing of steps S24 to S29, and appropriately updates the contents of the card 11 according to the control flag.
[0060]
In the case of a point-up system using the IC point card 12, the control flag, transaction content information, and point system identification to be sent to the IC point card 12 based on the received transaction information by the function of the point-up execution means 914 Number data is prepared and transferred to the IC point card 12. After that, according to the control flag, the point-up execution unit 914 and the IC point card 12 perform any one of the processes of FIG. 5, FIG. 6, and FIG. 7 as in the case of the point-up system 2 (Embodiment 2) (S119). . Here, the point-up execution means 914 performs necessary processing such as point addition processing (S48, S49) instead of the RW device 22.
[0061]
The above explanation is based on the assumption that the card was issued by the store. Note that the point-up system 3 of the present invention can also cope with the case where the card is not a simple point card but a credit card or a debit card and electronic payment is used. In that case, each step from S203 to S218 in FIG. 12 needs to comply with the electronic payment service technology to be employed. In particular, step S206 is a meaningful processing step for determining whether or not to provide credit to the card, and it may be accompanied by a processing step for inquiring on the network to a settlement agency. In any case, it is only related to the center server side, and the device configuration and functions required for the mobile phone terminal 90 are not changed. However, a part of the electronic wallet program for mobile phone terminals, which is client-side software provided by the electronic payment service technology to be adopted, will correspond to the authentication support means 910 described here.
[0062]
In the final step S218, if it is not electronic payment, the store issues an invoice to the purchaser and encloses the transfer paper and mails it. You will be billed to a credit company or bank.
[0063]
If an authentication support means 910, a point-up support means 911 or a point-up execution means 914, and a point display means 912 that operate on this computer are mounted on a computer 80 equipped with an IC card adapter and a Web browser, for example, the customer's home Thus, it is also possible to purchase a product by accessing the center server 201 from a customer-owned computer via the Internet and point it up to the IC card 11 or 12.
[0064]
If the mobile phone terminal is equipped with Java, which is one of the application program execution environments, various functions can be loaded on the mobile phone terminal by downloading a program (applet) created with Java through the network. For example, by downloading the point-up addition means 914 and the point display means 912 created as a Java applet through the network, participation registration in the point-up system using the IC point card 12 becomes possible through the network. Further, by downloading the point-up addition means 914 as necessary, it is possible to correspond to a point addition rule corresponding to a limited-time sales promotion campaign.
[0065]
FIG. 13 is a diagram for explaining a variation of the embodiment of the point-up system 3. 11f is a card obtained by adding a summing means updating means 181 to the mini IC point card 11e. The mobile phone terminal 91 is a mobile phone terminal equipped with a program execution environment Java. In addition to the user authentication means 910, the point-up support means 911, the point display means 912, and the Web terminal means 913, the second download means 915 is installed. Has been. The second download means 915 is provided for transferring program data to be loaded on the IC point card 11 downloaded through the network to the IC point card 11. The second download means 915 operates in cooperation with the summation means update means 181 to transfer the program data to the IC point card 11. The summing means updating means 181 performs appropriate settings so that the received program data will operate instead of the program that executes the conventional point summing and summing means.
[0066]
If the mobile phone terminal 91 and the mini IC point card 11f having such a configuration are used, participation registration in the point up system using the IC point card 11 can be performed through the network. In addition, by downloading new program data as required by the mobile phone terminal 91, it is possible to install the new program data in the mini IC point card 11f so as to correspond to the point addition rule corresponding to the sales promotion campaign.
[0067]
A computer 80 having an IC card adapter and a Web browser, and equipped with authentication support means 910, point-up support means 911 or point-up execution means 914, and point display means 912, further includes a Java program execution environment and second download means 915. Can be downloaded to the center server 201 via the Internet and a program (Java applet) that realizes these means can be downloaded. For example, on a customer-owned computer at the customer's home, It is also possible to register for a new point system and change point rules.
[0068]
FIG. 14 shows a mobile phone terminal 92 equipped with only point display means 912.
The point display means 912 records the RW device 21 or 22 on the card when the mini IC point card 11e, 11f or 12e is inserted or when the number defined by the button 902 is designated in the already inserted state. A command message that is the same as the command message that is issued when the point value is read is issued, and the result is displayed on the display 901 of the mobile phone. When an IC card or a magnetic card is used as a point card, there is a drawback that the number of points cannot be easily confirmed, but the mobile phone terminal 92 eliminates such inconvenience.
[0069]
【The invention's effect】
As described above in detail with reference to the three embodiments, according to the IC point card and the point-up system using the IC point card according to the present invention, in order to bring out the customer's purchasing motivation, according to customer attributes such as age and gender. Change these point addition rules for each store or for a limited time, such as changing the point addition rules, changing the point addition rules according to the product to be purchased, or adding points with a time difference. It is possible to provide a point system that can be operated flexibly and finely so that it can respond to various tastes and needs of customers and sales promotion plans on the store side.
[0070]
In addition, it is possible to provide a point-up system capable of performing point registration associated with point system registration and product purchase from a mobile phone terminal through a network. Such a convenient point system that effectively uses the development of the mobile communication infrastructure in recent years can respond to the new needs of customers in detail, so that the effect of fixing the customers can be greatly expected.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of an IC card.
FIG. 2 is an IC card processing flowchart.
FIG. 3 is an operation flowchart of an IC card and a card reader / writer device.
FIG. 4 is an operation flowchart of the IC card and the card reader / writer device.
FIG. 5 is an operation flowchart of the IC card and the card reader / writer device.
FIG. 6 is an operation flowchart of an IC card and a card reader / writer device.
FIG. 7 is an operation flowchart of the IC card and the card reader / writer device.
FIG. 8 is a schematic diagram of the point-up system 1;
9 is a schematic diagram of the point-up system 2. FIG.
10 is a schematic diagram of a point-up system 3. FIG.
FIG. 11 is a configuration diagram of a mobile phone terminal.
FIG. 12 is an operation flowchart of the mobile phone terminal and the center server.
FIG. 13 is a configuration diagram of a mobile phone terminal.
FIG. 14 is a configuration diagram of a mobile phone terminal.
[Explanation of symbols]
10 IC card
11 IC point card for Point Up System 1
12 IC point card for Point Up System 2
18 points total counting means
181 Summing means updating means
19 point management means
20 Card reader / writer device
21 Card reader / writer device
22 Card reader / writer device
80 computers
90 Mobile phone terminals
91 Mobile phone terminal
92 Mobile phone terminals
100 Cellular phone data network
110 Gateway between mobile phone data network and the Internet
111 Mobile phone base station
200 Internet
201 Center server
910 Authentication support means
911 point up support means
912 point display means
913 Web terminal means
914 point up addition means
915 Second download means

Claims

The points given according to the purchase price of the product at the store are used as a point card that accumulates in the data memory, and at least the card owner identification information and the information that proves the validity of the card are stored in the data memory. A stored IC card,
When the user purchases a product by presenting the IC card to the data memory of the IC card, the transaction content information indicating the purchase amount and the like from the reader / writer device and the point addition information for identifying the point addition rule are received, Based on the transaction content information, an executable program is installed that operates as a point totaling means for calculating accumulated points according to the point addition rule specified by the point addition information,
The point addition information is calculated based on the amount data of transaction content information according to the point addition rule specified in the point addition information, and this is added to the accumulated points recorded in the data memory. Immediately add a point to the new accumulated points, or perform a pending point addition process that temporarily records the received transaction information and point addition information in an appropriate area of the data memory. Search the data memory using the contents contained in the transaction content information as a clue, read the transaction content information and the point addition information temporarily recorded when the pending point addition processing was performed, and based on these information Includes a control flag part that specifies whether to perform point addition processing for admission to obtain new accumulated points. ,
The point sum totaling means requests that the point addition information perform the immediate point addition processing when the IC card receives transaction content information and the point addition information from a reader / writer device. At that time, based on the transaction content information on the spot, the current addition point is calculated according to the point addition rule specified by the point addition information, and this is used as the accumulated point recorded in the data memory, and the point addition is performed. When the information requests to perform the pending point addition process, the point addition information and the transaction content information are once recorded in the data memory of the IC card, and the reader / writer indicates that the pending process is completed. Process to notify the device, the point addition information is the point addition process of the entrance When a request for the Ukoto is characterized in that to calculate the cumulative points based on the received dealings traded was stored in the data memory of the IC card corresponding to the content information content information and point addition information IC card.