JP4580075B2 - Expansion and contraction structure of air levitation belt conveyor - Google Patents
Expansion and contraction structure of air levitation belt conveyorInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気層によって浮上保持した状態で駆動される搬送ベルトを備える空気浮上式ベルトコンベヤの熱伸縮を吸収する伸縮部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉱石や石炭等の搬送機構として、近年、搬送ベルトを空気層によって浮上保持する空気浮上式ベルトコンベヤが提案されている。
空気浮上式ベルトコンベヤは、図3に示すように、搬送ベルト1の往路側の形状を谷状に、復路側の形状を山状に規定するトラフ2、3が、左右両側に配置された側板4、4に固定されたトラフフレーム5を備えており、トラフ2、3の中央下面側にはトラフフレームの長さ方向に沿って空気ダクト6が設けられ、さらにトラフ2、3には空気ダクト6に沿って複数の貫通孔7が開口されている。そして、給気ブロワ8から空気ダクト6に供給された空気を貫通孔7からトラフ2、3の上面側に噴出させることで搬送ベルト1とトラフ2、3との間に空気層を形成して搬送ベルト1を浮上させるように構成されている。
【0003】
空気浮上式ベルトコンベヤは、上記のような構成により、従来のローラ支持式ベルトコンベヤに比べて搬送コンベヤに作用する抵抗を大幅に低減させるとともに、ローラの回転による騒音や振動をなくすことができるものである。
【0004】
この種のベルトコンベヤは密閉構造として長距離に亙って設置されるが、トラフやトラフフレームが鉄鋼物で形成されるため、気温に応じて熱伸縮が発生する。そこで、通常ベルトコンベヤには、この熱伸縮を吸収するための伸縮部が設けられている。すなわち、図4に示すように、このベルトコンベヤには、トラフ2および空気ダクト6(およびトラフフレーム)を分断して隙間Sが形成された伸縮部9が設けられている。
【0005】
そして、温度変動によりトラフやトラフフレームに熱伸縮、特に熱膨張が発生した場合は、この隙間Sによってトラフやトラフフレームの伸びを吸収できるため、熱伸縮に起因して鉱石や石炭等の搬送に支障を来すことがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造には、以下のような問題が存在する。
トラフ2と搬送ベルト1との間に噴出された空気が伸縮部9の隙間から流出してしまうため、伸縮部9付近においては所定の空気層が形成されない。そのため、搬送ベルト1が正常に浮上せずに、搬送に係る抵抗が増大するという問題があった。
【0007】
また、このように伸縮部9に空気を供給できないため、隙間を大きくすることができず、熱伸縮の吸収量が制限されるという問題もあった。さらに、伸縮部9において、隙間を挟んで設置されるトラフ同士を位置合わせする必要があるが、組立時の調整が困難であるとともに、熱伸縮に伴ってトラフ間に段差が生じ、ベルト接触による摩擦抵抗が増大するという問題もあった。
【0008】
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、搬送ベルトを正常に浮上させつつ熱伸縮を吸収できる空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造を提供することを目的とする。また、本発明の別の目的は、分断して設置されるトラフの組立が容易であり、また熱伸縮に伴う段差が生じない空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
請求項1記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、トラフと、該トラフとの間に空気が供給されて浮上走行する搬送ベルトとを備え、前記トラフが長さ方向に隙間をあけて分断配置される空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造において、前記分断配置されたトラフの一方には、前記長さ方向に延出して前記トラフの他方を摺動自在に支持する裏当て部材が設けられ、前記分断配置されたトラフの一方または他方には、前記隙間に突出して前記搬送ベルトへ向けて空気を噴出する空気ダクトが設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
従って、本発明の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、裏当て部材が隙間を塞いで空気の流出を防ぐため、伸縮部においても所定の空気層を形成でき、搬送ベルトを正常に浮上させることができる。また、伸縮するトラフの他方は、裏当て部材を摺動して、隙間に対する閉塞を維持するため、熱伸縮に起因する空気の流出を防止できる。
【0011】
請求項2記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、請求項1記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造において、前記分断配置されたトラフの一方または他方には、前記隙間に突出して前記搬送ベルトへ向けて空気を噴出する空気ダクトが設けられていることを特徴とするものである。
【0012】
従って、本発明の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、分断配置されたトラフ間の隙間上の搬送ベルトに対しても空気を噴出して浮上させることができる。
【0013】
請求項3記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、請求項2記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造において、前記裏当て部材には、前記長さ方向に沿って嵌合溝が形成され、前記空気ダクトは、前記トラフの他方に設けられ、且つ前記嵌合溝に前記長さ方向に移動自在に嵌合することを特徴とするものである。
【0014】
従って、本発明の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、トラフが伸縮した際にも、空気ダクトが裏当て部材に対して移動できる。また、分断配置されるトラフを組み立てるときには、空気ダクトを嵌合溝に嵌合させることでトラフ同士の位置合わせを行うことができる。
【0015】
請求項4記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、請求項3記載の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造において、前記トラフの一方の裏面には、前記空気ダクトを前記長さ方向に移動自在に嵌合し、且つ前記搬送ベルトへ向けて空気を噴出する第2空気ダクトが設けられていることを特徴とするものである。
【0016】
従って、本発明の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、空気ダクトがトラフの裏面側で位置合わせされる。そのため、トラフの他方は、空気ダクトを介してトラフの一方に上方向および左右方向の移動が拘束される。またトラフの他方は、裏当て部材に支持されることで下方向の移動が拘束される。このため、トラフ同士は、組立時の位置合わせが行われるとともに、伸縮時、長さ方向への移動が可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造の実施の形態を、図1および図2を参照して説明する。これらの図において、従来例として示した図3および図4と同一の構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0018】
図1は、伸縮部9において、ほぼ同一の曲率を有する断面円弧形状のトラフ(トラフの一方)10およびトラフ(トラフの他方)11が隙間Sをあけて分断配置された外観斜視図である。
【0019】
トラフ10の裏面には、隙間Sへ向けて延出する裏当てトラフ(裏当て部材)12が設けられており、裏当てトラフ12の上面(内周面)は、トラフ10、11の裏面と同一曲率の円弧で形成されている。従って、裏当てトラフ12は、その上面にトラフ11が載置された際に、トラフ11に面接触して上記長さ方向に摺動自在に支持する。なお、裏当て部材12の延出長さは、トラフ10、11の熱伸縮に対応可能なように充分大きく設定されている。また、裏当てトラフ12は、幅方向中央において2つに分断されており、分断部の各端縁から下方に垂設された嵌合壁13、13間に、トラフ10、11の長さ方向に沿った嵌合溝14を形成している。
【0020】
トラフ10の裏面には、トラフ10の上面側へ空気を供給するための空気ダクト(第2空気ダクト)15が設けられており、空気ダクト15の隙間S側端部は上記長さ方向に沿って互いに平行して伸びるように分岐されている。これら分岐された空気ダクト15間には、上記長さ方向に延び、嵌合溝14と連通し、且つほぼ同じ幅の嵌合溝16が形成される。また、トラフ10には、空気ダクト15の配置に応じて貫通孔10aが所定のピッチで複数形成され、トラフ10上の搬送ベルトを浮上させる空気を噴出する構成になっている。
【0021】
一方、トラフ11の裏面には、幅方向中央に上記長さ方向に沿って空気ダクト18が設けられており、トラフ11には空気ダクト18の配置に応じて貫通孔19が所定のピッチで複数形成されている。この空気ダクト18は、トラフ11の端縁から隙間Sに向けて突出しており、その幅は嵌合溝14、16よりも僅かに小さく設定されている。また、空気ダクト18の突出量は、嵌合溝16のトラフ11の端縁からの凹み量よりも小さく設定され、空気ダクト18が嵌合溝16に嵌合した際にも空気ダクト15に干渉しない構成になっている。
【0022】
図2に示すように、トラフ11から突出する空気ダクト18の上部は、トラフ11の下面に固着された上部壁20により閉塞されており、この上部壁20には、貫通孔21が所定のピッチで複数形成されている。従って、貫通孔19から噴出される空気によりトラフ11上の搬送ベルト1が浮上し、貫通孔21から噴出される空気により上部壁20上の搬送ベルト1が浮上する。
【0023】
上記の構成の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造の作用について以下に説明する。ここでは、まずトラフ10、11の組立手順について説明する。
図1に示すように、トラフ10、11をほぼ対向配置した状態から、例えばトラフ11をトラフ10に対して接近させ、空気ダクト18の先端を嵌合溝14、16に挿入する。また、トラフ11が裏当てトラフ12の上面側に乗り上げて支持される。
【0024】
このとき、空気ダクト18は、空気ダクト15および嵌合壁13、13に幅方向(左右方向)の移動が拘束され、図2に示すように、上部壁20がトラフ10の裏面に係合することで上方への移動が拘束される。また、トラフ11は、裏当てトラフ12に下方から支持されることで、下方への移動が拘束される。これにより、トラフ11は、トラフ10に対して左右方向および上下方向に拘束され、組立が完了する(組み立てられたトラフ11および空気ダクト18の位置は、図1中、二点鎖線で示される)。
【0025】
このように組み立てられたベルトコンベヤにおいて熱膨張が発生した場合、トラフ10、11は、互いに接近する方向に移動するが、トラフ10、11間に隙間Sが形成されているため、トラフ同士が当接することはなく熱伸縮を吸収できる。また、嵌合溝16の凹み量の方が空気ダクト18の突出量よりも大きいため、これらが干渉することもない。
【0026】
一方、ベルトコンベヤにおいて熱収縮が発生した場合、トラフ10、11は、互いに離間する方向に移動し、トラフ11が裏当て部材12上を摺動するが、トラフ11は裏当てトラフ12に支持されており、裏当て部材12とトラフ11とは接触状態は維持される。従って、熱伸縮が発生してもトラフ10、11との間の隙間Sの下方は、裏当てトラフ12により閉塞されるため、搬送ベルト1を浮上させるための空気がこの隙間Sから流出することを防止する。
【0027】
本実施の形態の空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、このように裏当てトラフ12が隙間Sからの空気流出を防止するので、熱伸縮対策でトラフ10、11間に隙間Sを形成した場合でも、搬送ベルト1と裏当てトラフ12との間に空気層を形成して搬送ベルト1を浮上させることができる。そのため、空気層が形成されない場合のように、搬送抵抗が増したり、騒音が発生する等の不具合を未然に防ぐことができる。また、裏当てトラフ12の延出量を調整することで、隙間Sを大きくできるので、熱伸縮の吸収量に制限を受けることがなくなる。
【0028】
特に、本実施の形態では、トラフ11が空気ダクト18を介してトラフ10に対して左右方向および上下方向に拘束され位置合わせされるため、熱伸縮に伴ってトラフ間の距離が変動した場合でも、トラフ間に段差が生じず、ベルト接触による摩擦抵抗も発生することがない。また、このように、空気ダクト18が嵌合溝14、16に上記長さ方向に移動自在に嵌合することで、トラフ10、11の組立を容易に行うことができ、調整に要する時間を短くすることができる。しかも、トラフ11から突出する空気ダクト18にも貫通孔21を設け、空気を噴出させるようにしたので、隙間S上の搬送ベルト1を確実に浮上させることができ、搬送抵抗の増加および騒音の発生をより効果的に防止することができる。
【0029】
また、本実施の形態では、トラフ10に設けられた空気ダクト15をコ字状に構成して嵌合溝16を形成しているので、図2に示すように、空気ダクト15の先端側の貫通孔21がトラフ10に閉塞され搬送ベルト1に空気を噴出できない状態であっても、トラフ10上の搬送ベルト1に対して確実に空気を供給でき、空気層を形成することができる。
【0030】
なお、上記実施の形態において、トラフ10に裏当てトラフ12を設け、トラフ11の空気ダクト18を突出させる構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば裏当てトラフ12の下方まで空気ダクト15を延長させる構成も採用可能である。この場合、トラフ10、11の左右方向の位置拘束はできないが、構造が簡単になるという効果がある。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、分断配置されたトラフの一方に、長さ方向に延出してトラフの他方を摺動自在に支持する裏当て部材が設けられる構成となっている。
これにより、この空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、熱伸縮対策でトラフ間に隙間を形成した場合でも、空気層を形成して搬送ベルトを浮上させることができるため、空気層が形成されない場合のように、搬送抵抗が増したり、騒音が発生する等の不具合を未然に防ぐことができる。また、熱伸縮の吸収量に制限を受けることがなくなるという効果も得られる。
【0032】
請求項2に係る空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、トラフの一方または他方に、隙間に突出して搬送ベルトに向けて空気を噴出する空気ダクトが設けられる構成となっている。
これにより、この空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、隙間上の搬送ベルトを確実に浮上させることができ、搬送抵抗の増加および騒音の発生をより効果的に防止できるという効果が得られる。
【0033】
請求項3に係る空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、空気ダクトが裏当て部材に形成された嵌合溝に長さ方向に移動自在に嵌合する構成となっている。
これにより、この空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、トラフの組立を容易に行うことができ、組立調整に要する時間を短くできるという効果が得られる。
【0034】
請求項4に係る空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造は、トラフの一方に、空気ダクトを長さ方向に移動自在に嵌合し、搬送ベルトへ空気を噴出する第2空気ダクトが設けられる構成となっている。
これにより、この空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造では、トラフ同士が左右方向および上下方向に位置合わせされるため、熱伸縮に伴ってトラフ間の距離が変動した場合でも、トラフ間に段差が生じず、ベルト接触による摩擦抵抗も発生することがないことに加えて、トラフの組立を容易に行うことができ、調整に要する時間を短くできるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図であって、トラフ間に裏当てトラフが設けられた伸縮部の外観斜視図である。
【図2】図1における部分断面図である。
【図3】ベルトコンベヤの一例を示す外観斜視図である。
【図4】従来の伸縮部の一例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
S 隙間
9 伸縮部
1 搬送ベルト
10 トラフ(トラフの一方)
11 トラフ(トラフの他方)
12 裏当てトラフ(裏当て部材)
14 嵌合溝
15 空気ダクト(第2空気ダクト)
18 空気ダクト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a stretchable part structure that absorbs thermal expansion and contraction of an air levitation belt conveyor that includes a conveyor belt that is driven while being floated and held by an air layer.
[0002]
[Prior art]
In recent years, an air levitation belt conveyor that floats and holds a conveyance belt by an air layer has been proposed as a conveyance mechanism for ore and coal.
As shown in FIG. 3, the air-floating type belt conveyor is a side plate in which
[0003]
The air-floating belt conveyor can greatly reduce the resistance acting on the transport conveyor as compared to the conventional roller-supported belt conveyor, and can eliminate noise and vibration caused by the rotation of the rollers. It is.
[0004]
This type of belt conveyor is installed as a sealed structure over a long distance, but because the trough and trough frame are made of steel, thermal expansion and contraction occurs according to the temperature. Therefore, the normal belt conveyor is provided with an expansion / contraction portion for absorbing this thermal expansion / contraction. That is, as shown in FIG. 4, the belt conveyor is provided with an expansion /
[0005]
And when thermal expansion or contraction, especially thermal expansion, occurs in the trough or trough frame due to temperature fluctuations, this gap S can absorb the elongation of the trough or trough frame, so it can transport ore, coal, etc. due to thermal expansion and contraction. There will be no hindrance.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
However, the following problems exist in the stretchable part structure of the conventional air-floating belt conveyor as described above.
Since the air jetted between the
[0007]
Moreover, since air cannot be supplied to the expansion /
[0008]
The present invention has been made in consideration of the above points, and an object of the present invention is to provide a stretchable part structure of an air levitation belt conveyor capable of absorbing thermal expansion and contraction while normally lifting the conveyor belt. Another object of the present invention is to provide a stretchable structure of an air-floating belt conveyor that can easily assemble a trough that is divided and does not cause a step due to thermal expansion and contraction.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention employs the following configuration.
The telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to claim 1 comprises a trough and a conveyor belt that floats when air is supplied between the trough, and the trough has a gap in the length direction. In the telescopic structure of the air levitation belt conveyor that is divided, one of the divided troughs is provided with a backing member that extends in the length direction and slidably supports the other of the troughs. One or the other of the divided troughs is provided with an air duct that protrudes into the gap and ejects air toward the conveyor belt .
[0010]
Therefore, in the telescopic structure of the air floating belt conveyor of the present invention, the backing member closes the gap and prevents the outflow of air, so that a predetermined air layer can be formed also in the telescopic section, and the conveyor belt is normally levitated. be able to. In addition, the other of the expanding and contracting troughs slides on the backing member and maintains the blockage with respect to the gap, so that the outflow of air due to thermal expansion and contraction can be prevented.
[0011]
The telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to
[0012]
Therefore, in the telescopic structure of the air levitation belt conveyor of the present invention, air can be jetted and floated also to the conveying belt on the gap between the troughs arranged in a divided manner.
[0013]
The stretchable portion structure of the air levitation belt conveyor according to claim 3 is the stretchable portion structure of the air levitation belt conveyor according to
[0014]
Therefore, in the telescopic structure of the air floating belt conveyor of the present invention, the air duct can move relative to the backing member even when the trough expands and contracts. Moreover, when assembling the troughs to be divided, the troughs can be aligned by fitting the air duct into the fitting groove.
[0015]
The telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to claim 4 is the telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to claim 3, wherein the air duct is disposed in the length direction on one back surface of the trough. A second air duct is provided, which is movably fitted and ejects air toward the conveyor belt.
[0016]
Therefore, in the telescopic structure of the air floating belt conveyor of the present invention, the air duct is aligned on the back side of the trough. Therefore, the other trough is restrained from moving in the upward and leftward directions by one of the troughs via the air duct. Further, the other trough is supported by the backing member to restrain the downward movement. For this reason, the troughs are aligned at the time of assembly, and can be moved in the length direction during expansion and contraction.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment of a telescopic structure of an air levitation belt conveyor according to the present invention will be described with reference to FIG. 1 and FIG. In these drawings, the same components as those in FIGS. 3 and 4 shown as conventional examples are denoted by the same reference numerals, and the description thereof is omitted.
[0018]
FIG. 1 is an external perspective view in which a trough (one of the troughs) 10 and a trough (one of the troughs) 11 having substantially the same curvature are separated with a gap S in the
[0019]
A backing trough (backing member) 12 extending toward the gap S is provided on the rear surface of the
[0020]
An air duct (second air duct) 15 for supplying air to the upper surface side of the
[0021]
On the other hand, the rear surface of the
[0022]
As shown in FIG. 2, the upper portion of the
[0023]
The effect | action of the expansion-contraction part structure of the air floating type belt conveyor of said structure is demonstrated below. Here, the assembly procedure of the
As shown in FIG. 1, for example, the
[0024]
At this time, the movement of the
[0025]
When thermal expansion occurs in the belt conveyor assembled in this way, the
[0026]
On the other hand, when thermal contraction occurs in the belt conveyor, the
[0027]
In the stretchable part structure of the air-floating belt conveyor of the present embodiment, the
[0028]
In particular, in the present embodiment, the
[0029]
Further, in the present embodiment, the
[0030]
In the above embodiment, the
[0031]
【The invention's effect】
As described above, the telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to claim 1 has a backing that extends in the length direction and slidably supports the other trough on one of the divided troughs. A member is provided.
As a result, in the stretchable part structure of the air levitation belt conveyor, even when a gap is formed between the troughs as a countermeasure against thermal expansion and contraction, an air layer can be formed and the conveyor belt can be levitated, so an air layer is not formed. As in the case, it is possible to prevent problems such as increased conveyance resistance and noise. Further, there is an effect that the absorption amount of thermal expansion and contraction is not limited.
[0032]
The telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to
Thereby, in the expansion-contraction part structure of this air floating type belt conveyor, the conveyance belt in a clearance gap can be floated reliably and the effect that the increase in conveyance resistance and generation | occurrence | production of noise can be prevented more effectively is acquired.
[0033]
The telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to claim 3 is configured such that the air duct is fitted in a fitting groove formed in the backing member so as to be movable in the length direction.
Thereby, in the expansion-contraction part structure of this air floating type belt conveyor, the assembly of a trough can be performed easily and the effect that the time which assembly adjustment requires can be shortened is acquired.
[0034]
The telescopic structure of the air levitation belt conveyor according to claim 4 is provided with a second air duct that is fitted to one of the troughs so that the air duct is movably movable in the length direction and jets air to the conveyor belt. It has become.
As a result, in the stretchable part structure of the air-floating belt conveyor, the troughs are aligned in the left-right direction and the up-down direction. In addition to the fact that no frictional resistance occurs due to belt contact, the trough can be easily assembled and the time required for adjustment can be shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing an embodiment of the present invention, and is an external perspective view of an expansion / contraction section provided with a backing trough between troughs.
FIG. 2 is a partial cross-sectional view in FIG.
FIG. 3 is an external perspective view showing an example of a belt conveyor.
FIG. 4 is a partial cross-sectional view showing an example of a conventional stretchable part.
[Explanation of symbols]
11 trough (the other trough)
12 Backing trough (backing member)
14
18 Air duct
Claims (3)
前記分断配置されたトラフの一方には、前記長さ方向に延出して前記トラフの他方を摺動自在に支持する裏当て部材が設けられ、
前記分断配置されたトラフの一方または他方には、前記隙間に突出して前記搬送ベルトへ向けて空気を噴出する空気ダクトが設けられていることを特徴とする空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造。In the telescopic part structure of an air levitation belt conveyor comprising a trough and a conveyor belt that floats with air supplied between the trough, and the trough is divided and disposed with a gap in the length direction,
One of the divided troughs is provided with a backing member that extends in the length direction and slidably supports the other of the troughs ,
One or the other of the divided troughs is provided with an air duct that protrudes into the gap and ejects air toward the conveyor belt.
前記裏当て部材には、前記長さ方向に沿って嵌合溝が形成され、
前記空気ダクトは、前記トラフの他方に設けられ、且つ前記嵌合溝に前記長さ方向に移動自在に嵌合することを特徴とする空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造。In the stretchable part structure of the air levitation belt conveyor according to claim 1 ,
A fitting groove is formed in the backing member along the length direction,
The air duct is provided on the other side of the trough, and is fitted in the fitting groove so as to be movable in the length direction.
前記トラフの一方の裏面には、前記空気ダクトを前記長さ方向に移動自在に嵌合し、且つ前記搬送ベルトへ向けて空気を噴出する第2空気ダクトが設けられていることを特徴とする空気浮上式ベルトコンベヤの伸縮部構造。In the stretchable part structure of the air levitation belt conveyor according to claim 2 ,
The back surface of one side of the trough is provided with a second air duct that fits the air duct movably in the length direction and jets air toward the conveyor belt. The telescopic structure of an air-floating belt conveyor.
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