JP4579863B2 - 表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置 - Google Patents

表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4579863B2
JP4579863B2 JP2006139726A JP2006139726A JP4579863B2 JP 4579863 B2 JP4579863 B2 JP 4579863B2 JP 2006139726 A JP2006139726 A JP 2006139726A JP 2006139726 A JP2006139726 A JP 2006139726A JP 4579863 B2 JP4579863 B2 JP 4579863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
shot
molding
molding condition
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006139726A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007307807A (ja
Inventor
修 齋藤
哲明 根子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2006139726A priority Critical patent/JP4579863B2/ja
Publication of JP2007307807A publication Critical patent/JP2007307807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4579863B2 publication Critical patent/JP4579863B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、射出成形技術に関し、射出成形条件の管理、成形条件変更履歴の表示に関する。
射出成形機で成形を行なう際は、多くの成形条件を設定しなければならず、良成形品を得るために、この成形条件を最適なものにする成形条件出しの作業を行なう必要がある。種々の成形条件を変更しながら、射出成形を行い、成形品を検査して、良成形品が得られるまでこの成形条件出し作業を行う必要がある。この成形条件出しの過程を記録するための技術として、成形条件の変更履歴を記録する技術が知られている。
例えば、オペレータの設定値変更作業に対して、設定変更した月日と時刻、設定変更項目、変更前、変更後の設定値を記憶するとともに表示するようにしたもの(特許文献1参照)、成形条件を変える毎に1組みの成形条件を過去成形条件ファイルに記憶し、必要に応じて、過去成形条件ファイルから過去に試作した1組みの成形条件を呼び出し表示するもの(特許文献2参照)、全成形条件項目の成形条件と入力された成形不良の項目とを履歴として記憶するものが知られている(特許文献3参照)。
さらに、成形条件の設定項目毎にその設定値変更がなされた日時、時刻と共に変更前後の設定値を最新5回分記憶しておき、成形条件を変更しようとする際に、変更しようとする設定項目の過去の設定値変更経歴(日時、時刻、変更前後の設定値)を表示することによって、設定値変更経歴を見ながら設定値の変更ができるようにしたもの(特許文献4参照)、又、設定変更履歴データ、異常発生履歴データを過去の所定の時間分だけ記憶し、少なくとも生産達成率、異常発生の有無、成形条件変更の有無、及び品質データトレンドグラフを共通の時間軸で表示するものも知られている(特許文献5参照)。
さらに、ある成形サイクルで複数の成形条件の設定値を変更し、一括して入力することによって、次の成形サイクルから、この一括して変更された設定値に基づいて駆動制御されるようにしたものも知られている(特許文献6参照)。
又、射出成形機における各工程をモニタするものとして、各工程の作業開始から終了までの時刻に該当する時間帯を表示して、時間軸に沿って並列的に表示して、工程動作をモニタできるようにしたものや(特許文献7、8、9参照)、実測データを取り込んでおき、各工程毎にその実測データをスクリュ位置又は時間の関数としてグラフ表示し、成形状態を監視できるようにしたものも知られている(特許文献10参照)。又、射出成形機の段取り動作シーケンスについて、動作の基準タイミングからの経過時間と作動時間を一覧表示するようにしたものも知られている(特許文献11参照)。
特開昭62−197262号公報 特開昭63−51119号公報 特開平1−244819号公報 特開平7−241894号公報 特開2001−293761号公報 特開平7−156236号公報 特開平2−55117号公報 特開平4−133712号公報 特開2006−15527号公報 特開平5−42575号公報 特開2004−227380号公報
射出成形機の成形条件出しは、一般に射出成形機を運転しながら行なうため、成形条件変更を行なったタイミングによっては、その成形条件変更が今回のショットの成形サイクルに反映される場合もあるし、次回のショットの成形サイクルに反映される場合もある。上述した特許文献6に記載された発明のように、複数の成形条件の設定値を一括して入力し、次の成形サイクルからこの変更した設定値に基づいて成形作業を行うようにするものは別として、一般に、変更した設定値は、その変更タイミングによって、その設定値が反映される成形サイクルが変わる。例えば、計量条件(背圧やスクリュー回転速度など)の変更を例に挙げると、型閉じ工程中に計量条件を変更した場合は、計量工程は型閉じ工程より後の工程なので、同じ成形サイクルの計量工程で条件変更は反映されるが、型開き工程(計量工程より後の工程)中に計量条件を変更した場合は、次の成形サイクルの計量工程で条件変更が反映される。
従来の設定値の変更履歴を記憶し表示する技術では、この例のような計量条件の変更は、成形条件の変更履歴として、変更時の日付・時刻や変更時のショット番号といっしょに記録される。しかし、従来技術の成形条件変更履歴では、成形条件を変更した時に射出成形機が実行していた工程(型閉じ工程・射出工程など)がどの工程なのかは記録していないし、変更した成形条件が実際にどの成形サイクルから反映されたのかも記録していない。
そのため、例えば、100ショット目の型閉じ中に計量条件を変更した(100ショット目に反映される)場合も、100ショット目の型開き中に計量条件を変更した(101ショット目に反映される)場合も、従来技術では、100ショット目に計量条件を変更したと記録されるだけである。そのため、後から成形条件の変更履歴を見ても、100ショット目の計量条件の変更が100ショット目から反映されたのか、101ショット目から反映されたのかは分からない。
上述した特許文献6に記載の発明のように、次のショットの成形サイクルから変更した設定値が適用されるものとすれば、この点は明確となる。しかし、成形条件の中には、温度条件などのように、設定値の変更に対して応答に時間がかかる成形条件がある。例えば、温度条件について、変更された成形条件が次の成形サイクルから使用されるように構成すると、変更した温度設定は次の成形サイクルから使用されるため、次の成形サイクル開始から温度が変化し始めることになる。サイクルタイムが長い場合は、温度設定を変更してから次の成形サイクルが開始するまでの時間も長くなるのが一般的なので、温度設定を変更してから温度が変化し始めるまでの時間も長くなる。そのため、実際の温度が変更した設定値になるまでの時間も長くなることになる。
従って、成形条件の中には、変更された成形条件が次のショットの成形サイクルから使用されるようにするのが望ましくないものもある。
そこで、本発明の目的は、このような問題点を改善した射出成形機の表示装置、射出成形機、管理装置を提供することにある。
本願請求項1に係る発明は、射出成形機の表示装置において、少なくとも成形条件変更項目と、成形条件変更時のショットを特定する情報と、該ショット中の成形条件変更時の工程を特定する情報とを成形条件の変更履歴として記憶する履歴記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶した成形条件の変更履歴の成形条件変更項目、成形条件変更時のショットを特定する情報及び該ショット中の工程を特定する情報を表示器に表示する表示制御手段とを備え、成形条件変更時のショットにおける成形条件変更時の工程を特定し、成形条件が変更された時点を表示することによって、変更された成形条件の設定値が反映するショットが把握できるようにした。又、請求項2に係る発明は、前記表示制御手段で、ショットにおける各工程を表す方法として、帯または線分を実行順に表示器に表示するようにした。請求項3に係る発明は、各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を記憶する工程時間記憶手段を備え、各ショットの各工程を表示画面に設けられた時間軸に沿って表示するようにした。
請求項4に係る発明は、射出成形機の表示装置において、各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を記憶する工程時間記憶手段と、成形条件変更項目、成形条件変更時のショットを特定する情報及び成形条件変更時を示す情報とを成形条件の変更履歴として記憶する履歴記憶手段と、前記工程時間記憶手段に記憶された情報と前記履歴記憶手段に記憶した情報に基づいて、成形条件が変更されたショット中の工程を特定し、前記履歴記憶手段に記憶された成形条件変更項目と成形条件変更時のショットを特定する情報と共に前記特定した工程をも表示器に表示する表示制御手段とを備えた表示装置であり、工程時間記憶手段と履歴記憶手段に記憶された情報に基づいて、成形条件変更履歴を表示し、変更した成形条件の設定値が反映するショットを把握できるようにしたものである。
又、請求項5に係る発明は、前記履歴記憶手段に、成形条件変更項目の変更前後の設定値をも記憶しておき、前記表示制御手段は該変更前後の設定値をも表示するようにした。さらに、請求項6に係る発明は、前記表示制御手段によって、ショットの工程を実行順序にしたがって表示すると共に、成形条件変更項目と該項目の変更前後の設定値を成形条件変更時のショットにおける工程とを対応付けて表示するようにした。
請求項7に係る発明は、前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を、時計手段によって得られる日時データとし、請求項8に係る発明は、ショットの開始日時と、ショットの開始からの経過時間で構成するものとし、請求項9に係る発明は、射出成形機への電源投入時の日時と各工程の開始時、完了時の電源投入時からの経過時間で構成するものとした。また、請求項10に係る発明は、前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報を、時計手段によって得られる日時データとし、請求項11に係る発明は、成形条件を変更したショットの開始日時と、成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間で構成するものとした。また、請求項12に係る発明は、前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報を、成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間とし、前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を、時計手段によって得られる日時データとし、前記表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記憶された成形条件変更時のショットを特定する情報と成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間及び工程時間記憶手段に記憶された各ショットの各工程の開始時、完了時の日時データに基づいて、成形条件が変更されたショット中の工程を特定するようにした。
請求項13に係る発明は、前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報を、成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間とし、前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を、各ショットの開始からの経過時間とし、前記表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記憶された成形条件変更時のショットを特定する情報と成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間及び工程時間記憶手段に記憶された各工程の開始時、完了時の各ショットの開始からの経過時間に基づいて、成形条件が変更されたショット中の工程を特定するようにした。
さらに、請求項14に係る発明は、前記履歴記憶手段に、成形条件変更項目の変更された設定値が反映するショットを特定する情報を記憶し、前記表示制御手段は該変更された設定値が反映するショットを特定する情報をも前記表示器に表示するものとした。また、請求項15に係る発明は、前記表示制御手段により、成形条件変更時の工程を特定する情報に基づいて、変更された項目の設定値が反映するショットを特定し表示するようにした。
請求項16に係る発明は、上述した各表示装置を備える射出成形機とした。また、請求項17に係る発明は、射出成形機と射出成形機の管理装置で構成され、上述した各表示装置を射出成形機の管理装置に設けたものとした。さらに、請求項18に係る発明は、射出成形機と射出成形機の管理装置で構成され、前記各記憶手段を射出成形機に設け、前記前記表示制御手段と前記表示器を前記管理装置に設けるものとした。
成形条件の設定値を変更したショットとそのショットにおける設定値変更時点の工程が表示されるので、変更した設定値が反映するショットを判別することができる。特に、変更した設定値が反映するショットを示す情報をも表示することによって、変更した設定値が反映するショットをより明確に判別することができる。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における表示装置の画面表示の一例である。この図1では、11ショット目から14ショット目までの成形条件変更履歴を、各ショットの成形サイクルの各工程の開始日時と完了日時の変化を示す帯と共に表示している。
例えば、12ショット目では、背圧2段目の設定値を5.0MPaから6.0MPaに変更したことを「背圧2段目:5.0MPa→6.0MPa」と表示し、その変更は同じショットの成形サイクルの12ショット目から反映されたことを「現12ショットから反映」と表示している。この「現12ショットから反映」という表示の中の「現」というのは、成形条件を変更したのと同じ成形サイクルでその変更が反映されたことを示す文字である。そして、この成形条件変更履歴の表示箇所から12ショット目の射出工程に向かって引いてある矢印は、この成形条件変更が、12ショット目の射出工程中に行なわれたことを示している。
同様に、13ショット目では、保圧工程中にノズル温度の設定値を200℃から205℃に変更し、その変更は同じショットの成形サイクルの13ショット目から反映されたことを示している。また、同じく13ショット目では、冷却工程中に冷却時間の設定値を1.0秒から1.1秒に変更し、その変更は次のショットの成形サイクルの14ショット目から反映されたことを示している。なお、この冷却時間の変更履歴表示の中に「次14ショットから反映」と表示されているが、この表示の中の「次」というのは、成形条件の変更が次のショットの成形サイクルから反映されたことを示す文字である。
14ショット目についても同様である。
図1では、複数の工程を並行して実行する同時動作(並列動作)を行なう例を示しており、型閉じ工程の途中で射出を開始し、計量工程・減圧工程と並行して型開き・突出し・型閉じの各工程を行なっている。
図1において、成形条件変更履歴と共に表示されているのは、成形サイクルの各工程の開始日時と完了日時の変化をショット毎に示す帯状のグラフである。この帯状のグラフは、3段になっており、上段はエジェクタの動作(突出し工程)を示し、中段は型開閉の動作(型閉じ工程、型開き工程)と冷却工程を示し、下段はスクリューの前後進動作(射出工程、保圧工程、減圧工程)とスクリュー回転の動作(計量工程)を示している。
図1において、縦方向の点線は、サイクルタイムや工程の所要時間の変動を見やすくするため、対応する工程の開始時点同士または完了時点同士を結ぶものである。
なお、図1では、型閉じ開始時点(ショットのサイクル開始時点)が原点になるように表示しているが、計量開始時点などが原点になるように表示してもよい。
図2は、本発明において、成形条件変更履歴を履歴記憶手段M1に記憶する例を示している。この例は、図1の表示内容に対応する内容を記憶した例を示している。
図2において、「変更時の工程」が成形条件を変更した時に実行していた工程である。この変更時の工程に記憶するのは、成形運転中の工程に関する情報(型閉じ・射出・保圧・計量・型開き・突出しなど)に限らず、例えば、射出成形機が停止している時に成形条件を変更した場合は停止中という情報を記憶したり、手動運転中に成形条件を変更した場合は手動運転中という情報を記憶したりするなど、射出成形機の運転状態に関する情報を記憶する。また、停止中や手動運転中などをさらに細分化して、段取り中・昇温中・アラーム中などの情報を記憶してもよい。
なお、図2において、「No.」が「i+2」の変更時の工程に「冷却中、計量中」と記憶されているのは、冷却工程と計量工程が同時に実行されている時に成形条件が変更されたという意味である。又、「No.」が「i+4」の変更時の工程に「計量中、型開き中」と記憶されているのは、計量工程と型開き工程が同時に実行されている時に成形条件が変更されたという意味である。
「変更時ショット番号」は、成形条件変更時におけるショット数を計数するショットカウンタの成形条件変更時における計数値を求めて記憶すればよく、「変更日時」は、成形条件変更時における射出成形機が有する時計手段で求められる年、月、日、時、分、秒を記憶すればよく、「変更項目」、「変更後の設定値」は、オペレータの入力に基づいて記憶すればよく、「変更前の設定値」は、変更前の設定値を記憶すればよい。又、「変更時の工程」は、成形条件変更時の変更設定値が入力されたときの実施している工程を記憶すればよい。
さらに、「設定値反映ショット番号」については、成形条件項目毎にその成形条件項目の設定値を利用する工程が記憶されており、変更された成形条件項目に対応するこの記憶された工程とその成形条件項目の変更設定値が入力されたとき実行している工程とを比較し、変更設定値が入力されたときの工程が、その設定値変更の成形条件項目を利用する工程より前の工程であれば、「設定値反映ショット番号」としては、現在実行中のショット番号を記憶し、後の工程(設定値変更の成形条件項目を利用する工程が開始された後に設定値変更が入力されたとき)であれば次のショット番号を記憶することになる。
例えば、図1において、12ショットの背圧2段目の設定値変更を例に挙げて説明すると、背圧の設定値を利用する工程は計量工程であることから、成形サイクルにおいて計量工程の開始より前の工程(型閉じ、減圧、射出、保圧の各工程)での背圧の設定値の変更は、当該ショット番号が「設定値反映ショット番号」として記憶され、それ以後の工程(計量工程の開始より後の工程)中における背圧の設定値の変更は、次のショット番号が「設定値反映ショット番号」として記憶されることになる。そのため、図1の12ショットの例では、射出工程時に背圧2段目の設定値が変更されているから、当該ショットの成形サイクルからこの変更された背圧で計量が制御されることになり、「設定値反映ショット番号」としては、当該ショット番号として「12」が記憶されることになる。又、図1の13ショットの例では、保圧工程中にノズル温度の設定値が変更されているが、温度の設定値変更はすぐに反映されるため、現在のショット番号「13」が「設定値反映ショット番号」として記憶される。また、冷却時間の設定値が冷却工程中(冷却工程の開始後)に変更されているが、冷却工程の開始後の冷却時間の設定値の変更であるから、次のショット番号「14」が「設定値反映ショット番号」として記憶される。
なお、この「設定値反映ショット番号」を履歴記憶手段M1に記憶せずに、成形条件変更履歴を表示するときに、「変更時の工程」に記憶されている工程が、成形サイクルにおいてその成形条件項目の設定値を利用する工程よりも前の工程か後の工程かを前述したようにして判断し、変更した設定値が反映するショット番号を表示するようにしてもよいものである。
図3は、各ショットの成形サイクルにおけるサイクル開始日時・完了日時、各工程の開始日時・完了日時を工程時間記憶手段M2に記憶する例を示している。射出成形機が有する時計手段に基づいて、成形を行なっている時は各ショット毎、ショットのサイクル開始日時とサイクル完了日時、各工程の開始日時と完了日時を記憶する。ただし、図3では各成形サイクルにおけるサイクル開始日時・完了日時を記憶するようにしているが、成形サイクルの最初の工程の開始日時と成形サイクルの開始日時は同じであり、成形サイクルの最後の工程の完了日時と成形サイクルの完了日時は同じであるから、成形サイクルの最初の工程の開始日時と成形サイクルの最後の工程の完了日時を成形サイクルの開始日時と完了日時として、サイクル開始日時・完了日時の記憶を省略してもよい。図1、図3に示す例では、型閉じ工程の開始日時が、ショットの成形サイクルの開始日時であり、突出し工程の完了日時がショットの成形サイクルの完了日時である。
工程時間記憶手段M2に記憶されたデータは、図1の画面表示において、各工程の開始日時と完了日時の変化をショット毎に示す帯状のグラフを表示するのに用いる。
また図3のデータを用いると、必ずしも成形条件変更時の実行工程を記憶しなくても、成形条件変更時の実行工程を特定することができる。このことについては後述する。
なお、図3に示す各工程の開始日時や完了日時の測定には、射出成形機の時計機能だけでなく、毎サイクルのサイクル開始時点でゼロにリセットされるタイマや、射出成形機の電源が投入された時から計時を開始するタイマなどを適宜用いることができる。
そして、本発明において、各工程の開始日時と完了日時の「日時」として用いることができるのは、文字どおりに時計から読み取る日時に限らない。毎ショットのサイクル開始時点でゼロにリセットされるタイマから読み取る経過時間に基づいて、各工程の開始時点のサイクル開始からの経過時間と各工程の完了時点のサイクル開始からの経過時間とを工程時間記憶手段M2に記憶してもよいし、射出成形機の電源が投入された時から計時を開始するタイマから読み取る経過時間に基づいて、各工程の開始時点の電源投入からの経過時間と各工程の完了時点の電源投入からの経過時間とを工程時間記憶手段M2に記憶してもよい。
本発明では、「日時」と表現しているが、この「日時」とは、日付と時刻から成るデータに限らず、上述したように、毎サイクルのサイクル開始時点でゼロにリセットされるタイマから得られる経過時間や、射出成形機の電源が投入された時から計時を開始するタイマから得られる経過時間も、本発明における「日時」である。
成形条件変更時の実行工程を特定する方法としては、図2に示す履歴記憶手段M1に記憶することによって、又は、履歴記憶手段M1に記憶しなくても、図3に示す工程時間記憶手段M2に記憶するデータを用いることによって特定することもできる。この成形条件変更時の実行工程を特定する方法として、次のような方法がある。
(1)成形条件変更時点の実行工程のデータ
(2)成形条件変更時点の日付・時刻のデータ
各工程開始時点の日付・時刻のデータ
各工程完了時点の日付・時刻のデータ
(3)成形条件変更時点の日付・時刻のデータ
毎ショットのサイクル開始時点の日付・時刻のデータ
各工程開始時点のサイクル開始からの経過時間のデータ
各工程完了時点のサイクル開始からの経過時間のデータ
(4)成形条件変更時点の日付・時刻のデータ
電源投入時点の日付・時刻のデータ
各工程開始時点の電源投入からの経過時間のデータ
各工程完了時点の電源投入からの経過時間のデータ
(5)成形条件を変更したショットの成形サイクル開始時点の日付・時刻のデータ
成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータ
各工程開始時点の日付・時刻のデータ
各工程完了時点の日付・時刻のデータ
(6)成形条件を変更したショットの成形サイクル開始時点の日付・時刻のデータ
成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータ
毎ショットのサイクル開始時点の日付・時刻のデータ
各工程開始時点のサイクル開始からの経過時間のデータ
各工程完了時点のサイクル開始からの経過時間のデータ
(7)成形条件を変更したショットの成形サイクル開始時点の日付・時刻のデータ
成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータ
電源投入時点の日付・時刻のデータ
各工程開始時点の電源投入からの経過時間のデータ
各工程完了時点の電源投入からの経過時間のデータ
(8)成形条件変更時点における成形サイクル開始からの経過時間のデータ
成形条件変更時のショット番号のデータ
サイクル開始時点の日付・時刻のデータ
各工程開始時点の日付・時刻のデータ
各工程完了時点の日付・時刻のデータ
(9)成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータ
成形条件変更時のショット番号のデータ
各工程開始時点のサイクル開始からの経過時間のデータ
各工程完了時点のサイクル開始からの経過時間のデータ
(1)の方法は、上述したように図2に示す履歴記憶手段M1に成形条件変更時点の実行工程を記憶する方法である。
(2)の方法は、履歴記憶手段M1には「変更時の工程」のデータは記憶されておらず、履歴記憶手段M1に記憶された「変更日時」のデータと工程時間記憶手段M2に記憶されたデータに基づいて成形条件変更時点の実行工程を特定するものである。
成形条件変更履歴を表示する際は、まず、履歴記憶手段M1から変更時ショット番号と変更日時のデータを読み出す。次に、工程時間記憶手段M2から変更時ショット番号に対応する各工程の開始日時・完了日時のデータを読み出す。次に、変更日時のデータと各工程の開始日時・完了日時のデータとを比較し、変更日時がどの工程の開始日時と完了日時との間にあるのかを求めることによって、その成形条件変更を行なった工程を特定するものである。例えば、変更日時が射出開始日時と射出完了日時との間にあれば(射出開始日時≦変更日時≦射出完了日時)、その成形条件変更は射出工程中に行なったと特定することができる。
(3)の方法は、(2)の方法と同じく履歴記憶手段M1には「変更時の工程」のデータは記憶されておらず、履歴記憶手段M1に記憶された「変更日時」のデータを利用するものである。又、この方法では、毎ショットのサイクル開始時点でゼロにリセットされるタイマを用いるものであり、工程時間記憶手段M2には、毎サイクルのサイクル開始時点でゼロにリセットされるタイマから読み取る経過時間に基づいて、各工程の開始時点のサイクル開始からの経過時間と各工程の完了時点のサイクル開始からの経過時間とをそれぞれ「開始日時」「完了日時」として記憶しておく。さらに、毎ショットのサイクル開始時点の日付と時刻を記憶しておくものである。そうすれば、各工程の開始時点・完了時点のサイクル開始からの経過時間(日時)から、各工程の開始時点・完了時点の日付・時刻を求めることができ、この求めた各工程の開始時点・完了時点の日付・時刻と履歴記憶手段M1に記憶する「変更日時」とを比較することによって、上述したのと同様にして、成形条件変更時の実行工程を特定するものである。
(4)の方法は、射出成形機の電源が投入された時から計時を開始するタイマを用いるものであり、工程時間記憶手段M2(又は履歴記憶手段M1)に射出成形機の電源が投入された時点の日付と時刻を記憶しておき、工程時間記憶手段M2の各工程の「開始日時」「完了日時」として、射出成形機の電源が投入された時から計時を開始するタイマから読みとれる経過時間を記憶しておくことで、(3)の方法と同様に、工程の開始時点・完了時点の日付・時刻を求め、この求めた各工程の開始時点・完了時点の日付・時刻と履歴記憶手段M1に記憶する「変更日時」とを比較することによって、成形条件変更時の実行工程を特定するものである。
(5)の方法は、各成形サイクル開始から計時を開始するタイマを設け、履歴記憶手段M1の「変更日時」のデータとして、成形条件を変更したショットの成形サイクル開始時点の日付・時刻のデータと、前記タイマで計時された成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータを記憶しておき、このサイクル開始時点の日付・時刻のデータと成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータに基づいて成形条件変更変更時の日付・時刻を求めるようにしたものである。こうして、成形条件変更変更時の日付・時刻を求めた後は、(2)の方法と同一の方法で成形条件変更時の実行工程を特定する。
(6)の方法は、(5)の方法と同様に、履歴記憶手段M1の「変更日時」のデータとして、成形条件を変更したショットの成形サイクル開始時点の日付・時刻のデータと、前記タイマで計時された成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータを記憶しておき、これらのデータで成形条件変更変更時の日付・時刻を求め、その後は、(3)の方法と同じ方法で成形条件変更時の実行工程を特定する。
(7)の方法は、(5)、(6)と同じ方法によって成形条件変更時の日付・時刻を求め、その後は、(4)の方法と同じ方法で成形条件変更時の実行工程を特定する。
(8)、(9)の方法は、成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータと成形条件変更時のショット番号のデータを用いて成形条件変更時の実行工程を特定するものであり、履歴記憶手段M1の「変更日時」のデータとして、成形条件を変更した成形サイクルの開始からの経過時間のデータが記憶されるものである。
(8)の方法は、工程時間記憶手段M2に各工程の開始時点と完了時点の日付・時刻のデータを記憶する場合であり、まず、履歴記憶手段M1に記憶される成形条件変更時のショット番号のデータを元に、工程時間記憶手段M2の中から、このショット番号の成形条件変更時の成形サイクルにおける各工程の開始日時を求める。次に、成形条件変更時の成形サイクルにおける「サイクル開始日時」(型閉じ工程の開始日時)と各工程の開始日時との差から各工程の開始時点におけるサイクル開始からの経過時間を求め、同様にして、各工程の完了時点におけるサイクル開始からの経過時間を求める。そして、求めた経過時間(成形条件変更時の成形サイクルにおける各工程の開始時点と完了時点におけるサイクル開始からの経過時間)と履歴記憶手段M1に記憶する成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータとから、成形条件変更時の実行工程を特定するものである。
(9)の方法は、工程時間記憶手段M2に各工程の開始時点と完了時点におけるサイクル開始からの経過時間のデータを記憶する場合であり、まず、履歴記憶手段M1に記憶される成形条件変更時のショット番号のデータを元に、工程時間記憶手段M2の中から、成形条件変更時の成形サイクルにおける各工程の開始時点と完了時点におけるサイクル開始からの経過時間のデータを読み出す。そして、読み出したデータ(成形条件変更時の成形サイクルにおける各工程の開始時点と完了時点におけるサイクル開始からの経過時間のデータ)と履歴記憶手段M1に記憶する成形条件変更時点における当該成形サイクル開始からの経過時間のデータとから成形条件変更時の実行工程を特定するものである。
図4は、履歴記憶手段M1及び工程時間記憶手段M2に記憶されたデータに基づいて、図1に示すような成形条件変更の履歴を表示するために、射出成形機のプロセッサが、表示装置の表示制御手段として実施する処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。この図4に示す例では、履歴記憶手段M1に図2に示すような各データが記憶されているものとし、工程時間記憶手段M2には図3に示すようなデータが記憶されているものとする。
まず、オペレータは、表示すべきショットの開始ショット番号Aと表示を終了させるショット番号Bを設定して表示すべき区間を設定し、成形条件変更履歴の表示指令を入力すると射出成形機のプロセッサは、図4に示す処理を開始する。
設定した表示開始ショット番号Aを指標iにセットし(ステップS1)、工程時間記憶手段M2からショット番号iにおける各工程の開始時刻と完了時刻を読み出し、この開始時刻と完了時刻を示す帯状のグラフを表示する。又、各工程の所要時間を完了時刻から開始時刻を減じて求め、数字で表示する(ステップS2)。
次に、履歴記憶手段M1の「変更時のショット番号」にショット番号iが記憶されているか判断し(ステップS3,S4)、記憶されていなければステップS6に進む。また、記憶されていれば、ショット番号iの成形条件変更履歴データである変更項目、変更前の設定値、変更後の設定値、設定値が反映されるショット番号を読み出し表示し、記憶されている変更時の工程に向かって矢印を描画し表示する(ステップS5)。なお、設定値が反映されるショット番号を表示するとき、「設定値反映ショット番号」として記憶されているショット番号が、指標iのショット番号と同じであれば「現」を付けて「現iショットから反映」と表示し、指標iのショット番号より1つ大きい番号が記憶されていれば、「次」を付けて「次i+1ショットから反映」と表示する。又、ショット番号iが「変更時ショット番号」として複数記憶され、成形条件変更履歴データが複数記憶されている場合は、ステップS5の処理をその記憶された数だけ行い成形条件変更履歴データを表示する。次に、ステップS6に進み、指標iを1インクリメントし、指標iが設定された表示終了ショット番号B以下か判断し(ステップS7)、B以下ならば、ステップS2に戻り前述したステップS2以下の処理を実行する。そして、指標iが設定された表示終了ショット番号Bを越えたことがステップS7で判別されると、この表示処理は終了する。こうして図1に示すように、指定した表示開始ショット番号Aから表示終了ショット番号Bまでの各ショットの成形サイクルの各工程と、成形条件の変更があったときには、その変更項目、変更前後の設定値、変更された設定値が反映するショット番号、及び設定変更があった工程を示すデータが表示されることになる。
なお、図4に示した例では、「変更時の工程」が履歴記憶手段M1に記憶されているものとして、説明したが、履歴記憶手段M1に「変更時の工程」が記憶されておらず、上述した(2)〜(9)の方法で特定する場合には、ステップS5において、(2)〜(9)に示した方法を実行して、成形条件項目の設定値変更をしたときの工程を特定する処理が含まれることになる。
図5は、別の画面表示の例である。図5は、図1における各成形サイクルの表示を画面横方向に並べた形となっていて、横軸を時刻として、各工程を示す帯の長さが実際の各工程の所要時間に対応するように表示した画面の例である。図5の画面表示の最上部の「ABCD1234」という帯は、成形品を特定するための情報で、金型を変えたとき、金型は変わらないが樹脂を変えたとき、金型も樹脂も変わらないが成形条件を変えたとき、金型も樹脂も成形条件も変わらないが生産ロットが変わったときなどに、適宜異なる記号・番号を付与するものである。例えば、成形する部品の名称や番号、金型の名称や番号、樹脂の名称や番号、成形条件の名称や番号、生産ロットの番号などに基づいて付与するのが一般的である。この帯の下の「自動運転」・「停止」・「自動運転」という帯は、射出成形機の稼動状態を表わすもので、12ショット目と13ショット目の間で運転が停止したことが示されている。
この表示処理は、図4に示すフローチャートと同じ処理で行うものであり、表示パターンが相違するものである。成形品を特定するための情報としては予め設定された情報が表示され、稼動状況は時間に応じて射出成形機の状態が表示され、工程時間記憶手段M2に記憶されている成形サイクルの完了日時と次の成形サイクルの開始日時は、自動運転中ほぼ同時であるが、この完了日時と次の成形サイクルの開始日時に差がある場合には、停止中として表示する。
図6は、さらに別の画面表示例である。図5に示す表示例と似ているが、横軸はショット番号で、各工程を示す帯は各工程とも同じ長さに表示している。図6の画面表示の最上部の「ABCD1234」という帯は、図5と同様の成形品を特定するための情報である。なお、射出成形機が成形運転を行なっていない(停止中、段取り中など)時はショット番号が更新されないため、図6のような横軸がショット番号の表示の場合、成形運転を行なっていない状態は表示に表れない。この図6の表示処理も図4に示すフローチャートと同じ処理で行うものであり、表示パターンが相違するものである。成形品を特定するための情報としては、図5と同じように、予め設定された情報が表示される。
なお、図5、図6とも説明図の都合上省略しているが、図1と同様に、各工程の所要時間を数値で表示するものである。
又、図6に示すような表示の場合、必ずしも工程時間記憶手段M2を必要としない。ショットの成形サイクルは既知のものであり、知られているものであるから、ショットの成形サイクルの各工程の表示パターンは、工程時間記憶手段M2がなくても表示することができる。この各工程を表す成形サイクルパターンを表示して、履歴記憶手段M1に記憶するデータに基づいて、成形条件変更履歴を表示すればよい。この場合、図4のステップS2の処理が各工程を表す成形サイクルパターンの表示処理に変わり、他の処理は同じである。
図7はさらに別の画面表示例である。図5に示した表示例と同様の横軸を時刻とした画面表示の例であるが、図7の表示例は図5の表示例に比べて長い時間分のデータを表示している点が異なる。そのため、図7の表示例では、図5の表示例で表示していた各成形サイクルの各工程を示す帯の表示がなくなり、代わりに、クッション量やピーク圧などの毎成形サイクル毎に得られるモニタデータの変化を表示している。図7の画面最上部の帯は、図5と同様の成形品を特定するための情報を示す帯で、その下の帯も図5と同様の射出成形機の稼動状態を表わす帯である。図7に示す表示例では、成形品「ABCD1234」を成形している途中で成形運転を停止したこと、成形品「ABCD1234」の成形を終了し、段取りを経て、成形品「EFGH5678」の成形を開始したことなどが表示されている。
なお、図7の表示例では、成形運転の停止中にノズル温度を200℃から205℃に変更しているが、このノズル温度の変更は、次に成形運転を再開した成形サイクルから反映されるため、成形条件変更が反映されたショット番号として、成形運転を停止した時のショット番号の次のショット番号が、「1310ショットから反映」と表示されている。
図7の横軸は時刻であるが、横軸の目盛りには、時刻の他に、当該目盛りの時刻におけるショット番号も併記している。
この図7に示す表示例においては、各ショットの成形サイクルの各工程を表示することはなくなることから、工程時間記憶手段M2に記憶されたデータとしては、成形サイクルの開始日時のデータのみが利用されることになり、この図7に示す表示例しか表示しない場合には、工程時間記憶手段M2にショットの成形サイクルの開始日時のデータのみを記憶するようにしてもよい。又、成形状態を検出するモニタデータの取得については、従来から周知、慣用の方法によって行い記憶されるものであり、従来と同様に各ショット毎に検出され記憶されている。
そして、この図7に示す表示処理については、表示すべきモニタデータと、表示開始日時と表示終了日時が入力され、この入力された表示開始日時に近い成形サイクルの開始日時のショット番号(表示開始ショット番号)から入力された表示終了日時に近い成形サイクルの開始日時のショット番号(表示終了ショット番号)までのショット番号を工程時間記憶手段M2に記憶された成形サイクルの開始日時から特定し、これらショット番号の成形サイクルの開始日時のデータと、ショット番号に対応して記憶されている指定されたモニタデータ(図7の例ではピーク圧とクッション量)を読みだし、横軸を時刻、縦軸をモニタデータの値の大きさとして図7に示すようにプロットしてモニタデータのグラフを表示する。さらに、所定時間間隔(図7に示す例では30分間隔)でショット番号と、日時データを表示する。
又、履歴記憶手段M1を参照して、成形条件を変更した変更日時に対応する箇所に成形条件の変更の内容、すなわち、変更項目、変更前後の設定値、変更日時、変更設定値が反映されたショット番号を表示する。
図8は別の表示例であり、図6の表示例と同様の横軸をショット番号とした画面表示の例であるが、図8の表示例は図6の表示に比べて長いショット数分のデータを表示している点が異なる。そのため、図8の表示例では、図6の表示例で表示していた各成形サイクルの各工程を示す帯の表示がなくなり、代わりに、クッション量やピーク圧などの毎成形サイクル毎に得られるモニタデータの変化を表示している。図8の画面最上部の帯は、図6と同様の成形品を特定するための情報を示す帯である。図8では、成形品「ABCD1234」の成形を終了し、成形品「EFGH5678」の成形を開始したことなどが表示されている。なお、図6の表示例と同様であるが、射出成形機が成形運転を行なっていない(停止中、段取り中など)時はショット番号が更新されないため、図8のような横軸がショット番号の表示の場合、成形運転を行なっていない状態は表示に表れない。
図8の横軸はショット番号であるが、横軸の目盛りには、ショット番号の他に、当該目盛りのショット番号における日時も併記している。
この図8に示す表示例での表示処理は、表示すべきモニタデータと、表示開始ショット番号と表示終了ショット番号が入力され、この入力された表示開始ショット番号から表示終了ショット番号までのショットにおける指定されたモニタデータ(図8の例ではピーク圧とクッション量)を読み出し、横軸をショット番号、縦軸をモニタデータの値の大きさとして図8に示すようにプロットしてモニタデータのグラフを表示する。さらに、所定ショット数間隔(図8に示す例では200ショット間隔)でショット番号と、日時データを表示する。日時データは、工程時間記憶手段M2に記憶されているショット番号に対応するサイクル開始日時を読み取って、このサイクル開始日時を日時データとして表示する。
さらに、履歴記憶手段M1を参照して、成形条件を変更した「変更時ショット番号」を読み出し、その変更時ショット番号に対応した表示画面上の箇所に成形条件の変更の内容、すなわち、変更項目、変更前後の設定値、変更日時、変更設定値が反映されたショット番号を表示する。
図9は、さらに別の画面表示の例で、図1において各工程を帯で表示しているのを線分で表示したものである。他は図1の表示例と同じである。図5や図6のような画面表示の場合も、図9のように各工程を線分で表示してもよい。
図10は、成形条件変更履歴を表形式で画面に表示した例である。表の左から6列目に成形条件変更時の実行工程が表示され、表の左から7列目(右端の列)に当該成形条件変更が反映されたショット番号を表示している。この当該成形条件変更が反映されたショット番号の表示では、図1で説明したのと同様に、当該成形条件変更が今回の成形サイクルから反映された場合は「現」と表示し、次回の成形サイクルから反映された場合は「次」と表示している。
図10の表形式の表示は、少なくとも図2の履歴記憶手段M1の記憶内容があれば表示することができる。
上述した表示例では、成形条件変更がその成形サイクルに反映されたか次の成形サイクルに反映されたかどうかを、「現」「次」の文字で区別して表示しているが、文字による区別だけでなく、色分けや網掛けや印によって区別して表示してもよい。
又、図1、図5〜図6、図9に示す成形サイクルの各工程を表示する例では、各工程の所要時間を各工程の帯(図9では線分)の箇所に数値で表示している(図5・図6は図示省略)が、この数値は必ずしも各工程の帯または線分の箇所に表示する必要はない。各工程の所要時間の数値を各工程の帯または線分から離れた場所に表示してもよく、その場合、例えば、各工程の所要時間の数値表示と対応する工程の帯または線分表示に共通の印を付する、あるいは、各工程の所要時間の数値表示と対応する工程の帯または線分表示とを線で結ぶなどによって、各工程の所要時間の数値表示と対応する工程の帯または線分表示との対応付けが分かるようにすることができる。
また、図1、図5〜図6、図9の表示例では、工程を区別するために工程の帯(図9では線分)の箇所に工程名称を表わす「型閉じ」・「射出」などの文字を表示しているが、工程を区別して表示するに当たっては、工程の帯に網掛けを施してもよいし、工程の帯の色を変えてもよいし、工程の帯の箇所に印を表示してもよい。工程名称を表わす文字を表示する場合は、工程名称を表わす文字を工程の帯から離れた場所に表示してもよく、その場合は、工程名称を表わす文字と工程の帯に共通の印を表示する、あるいは、工程名称を表わす文字と工程の帯とを線で結ぶなどによって、工程名称を表わす文字と工程の帯との対応付けが分かるようにすることができる。さらに、これらの文字の表示、網掛け、色分け、印の表示など、表示形態による区別を適宜組合わせてもよい。
上述した実施形態では、成形条件の設定値が変更になったとき、その変更になった設定値が反映するショット番号を表示するようにしたが、この表示は行わなくてもよい。すなわち、成形条件の設定値を変更した工程を表示すれば、オペレータは、その変更した成形条件項目と、変更したときの工程から、変更した設定値が反映するショットを推定することができるので、変更になった設定値が反映するショット番号を表示することは必ずしも必要ではない。この場合には、履歴記憶手段M1に設定値変更を反映するショット番号を記憶する必要もない。
上述した図1、図5〜図10に示すような各表示は、射出成形機の表示装置によって行なってもよいし、射出成形機を管理する管理装置の表示装置で行なってもよい。
図11は、射出成形機が有する表示装置で本発明の表示装置3を構成したときの本発明の一実施形態の要部ブロック図である。従来の射出成形機の表示装置と比較し、ハードウェア構成はほぼ同じであるが、記憶手段内に、図2に示すような履歴記憶手段M1、図3に示すような工程時間記憶手段M2が設けられている点と、表示制御手段4として図4に示すような表示制御処理のソフトウェアが格納されている点で従来と相違するものである。
射出成形機のプロセッサは、成形サイクルが実行される毎、成形サイクルの開始日時、完了日時、各工程の開始日時、完了日時のデータを図3に示したように工程時間記憶手段M2に記憶していく。又、成形条件の変更設定があると、その成形条件変更履歴を図2に示すように、履歴記憶手段M1に記憶していく。そして、成形条件変更履歴の表示指令が入力されると、表示制御手段4としてプロセッサは図4に示す処理を実行し、表示器5に図1、図5〜図10に示すような表示画面を表示する。
図12は、射出成形機を管理する管理装置の表示装置で本発明の表示装置3を構成したときの実施形態の要部ブロック図である。射出成形機の管理装置と1以上の射出成形機が通信路を介して接続されており、射出成形機の管理装置には、上述した図11に示す射出成形機の表示装置と同じ構成の表示装置3が構成されている。管理装置2のプロセッサは、各射出成形機から成形サイクルの各データを通信路6を介して読み取り、各射出成形機1a,1b,…毎に各工程の開始、完了日時を工程時間記憶手段M2に図3に示すように記憶する。又、成形条件の変更設定が射出成形機に入力されると、その成形条件変更履歴を図2に示すように、射出成形機毎に履歴記憶手段M1に記憶していく。そして、射出成形機を指定して成形条件変更履歴の表示指令が入力されると、表示制御手段4としてプロセッサは図4に示す処理を実行し、工程時間記憶手段M2及び履歴記憶手段M1に記憶された指定された射出成形機に対するデータに基づいて、管理装置2の表示器5に図1、図5〜図10に示すような表示画面を表示する。
図13は、射出成形機を管理する管理装置の表示装置で本発明の表示装置を構成したときの実施形態の要部ブロック図である。図12に示す実施形態と比較し、履歴記憶手段M1、工程時間記憶手段M2を射出成形機1a,1b,…側に備えている点で相違するのみである。この実施形態では、各射出成形機1a,1b,…のプロセッサが各工程の開始、完了時間等の工程時間を工程時間記憶手段M2に記憶し、成形条件変更履歴を履歴記憶手段M1に記憶し、管理装置2は、この工程時間記憶手段M2、履歴記憶手段M1に記憶されたデータを読み取って、管理装置2の表示制御手段4により管理装置2の表示器5に図1、図5〜図10に示すような表示画面を表示するものである。
本発明の各実施形態における表示装置の画面表示の第1の例である。 同実施形態における成形条件変更履歴を記憶した履歴記憶手段M1の説明図である。 同実施形態における成形サイクル、各工程の開始、完了日時を記憶する工程時間記憶手段M2の説明図である。 成形条件変更履歴の表示処理のアルゴリズムを示すフローチャートである。 本発明における画面表示の第2の例である。 本発明における画面表示の第3の例である。 本発明における画面表示の第4の例である。 本発明における画面表示の第5の例である。 本発明における画面表示の第6の例である。 成形条件変更履歴を表形式で画面に表示した例である。 射出成形機が有する表示装置で本発明の表示装置を構成したときの実施形態の要部ブロック図である。 射出成形機を管理する管理装置の表示装置で本発明の表示装置を構成したときの実施形態の要部ブロック図である。 射出成形機を管理する管理装置の表示装置で本発明の表示装置を構成したときの別の実施形態の要部ブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b 射出成形機
2 管理装置
3 表示装置
4 表示制御手段
5 表示器
6 通信路
M1 履歴記憶手段
M2 工程時間記憶手段

Claims (18)

  1. 射出成形機の表示装置において、
    少なくとも成形条件変更項目と、成形条件変更時のショットを特定する情報と、該ショット中の成形条件変更時の工程を特定する情報とを成形条件の変更履歴として記憶する履歴記憶手段と、
    前記履歴記憶手段に記憶した成形条件の変更履歴の成形条件変更項目、成形条件変更時のショットを特定する情報及び該ショット中の工程を特定する情報を表示器に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、ショットにおける各工程を示す帯または線分を実行順に表示器に表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を記憶する工程時間記憶手段を備え、各ショットの各工程を表示画面に設けられた時間軸に沿って表示する請求項2に記載の表示装置。
  4. 射出成形機の表示装置において、各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報を記憶する工程時間記憶手段と、成形条件変更項目、成形条件変更時のショットを特定する情報及び成形条件変更時を示す情報とを成形条件の変更履歴として記憶する履歴記憶手段と、前記工程時間記憶手段に記憶された情報と前記履歴記憶手段に記憶した情報に基づいて、成形条件が変更されたショット中の工程を特定し、前記履歴記憶手段に記憶された成形条件変更項目と成形条件変更時のショットを特定する情報と共に前記特定した工程をも表示器に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする表示装置。
  5. 前記履歴記憶手段には成形条件変更項目の変更前後の設定値をも記憶し、前記表示制御手段は該変更前後の設定値をも表示する請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記表示制御手段は、ショットの工程を実行順序にしたがって表示すると共に、成形条件変更項目と該項目の変更前後の設定値を成形条件変更時のショットにおける工程とを対応付けて表示することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報は、時計手段によって得られる日時データである請求項4乃至6の内いずれか1項に記載の表示装置。
  8. 前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報は、ショットの開始日時と、ショットの開始からの経過時間で構成されている請求項4乃至6の内いずれか1項に記載の表示装置。
  9. 前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報は、射出成形機への電源投入時の日時と各工程の開始時、完了時の電源投入時からの経過時間で構成されている請求項4乃至6の内いずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報は、時計手段によって得られる日時データである請求項7乃至9の内いずれか1項に記載の表示装置。
  11. 前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報は、成形条件を変更したショットの開始日時と、成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間で構成されている請求項7乃至9の内いずれか1項に記載の表示装置。
  12. 前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報は、成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間であり、前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報は、時計手段によって得られる日時データであり、前記表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記憶された成形条件変更時のショットを特定する情報と成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間及び工程時間記憶手段に記憶された各ショットの各工程の開始時、完了時の日時データに基づいて、成形条件が変更されたショット中の工程を特定する請求項4乃至6の内いずれか1項に記載の表示装置。
  13. 前記履歴記憶手段に記憶される成形条件変更時を示す情報は、成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間であり、前記各ショットの各工程の開始時、完了時を示す情報は、各ショットの開始からの経過時間であり、前記表示制御手段は、前記履歴記憶手段に記憶された成形条件変更時のショットを特定する情報と成形条件変更時点におけるショットの開始からの経過時間及び工程時間記憶手段に記憶された各工程の開始時、完了時の各ショットの開始からの経過時間に基づいて、成形条件が変更されたショット中の工程を特定する請求項4乃至6の内いずれか1項に記載の表示装置。
  14. 前記履歴記憶手段には、成形条件変更項目の変更された設定値が反映するショットを特定する情報を記憶し、前記表示制御手段は該変更された設定値が反映するショットを特定する情報をも前記表示器に表示する請求項1乃至13のいずれか1項に記載の表示装置。
  15. 前記表示制御手段は、成形条件変更時の工程を特定する情報に基づいて、変更された項目の設定値が反映するショットを特定し表示する請求項1乃至13のいずれか1項に記載の表示装置。
  16. 請求項1乃至15の内いずれか1項に記載の表示装置を射出成形機に備えたことを特徴とする射出成形機。
  17. 射出成形機と射出成形機の管理装置とからなり、請求項1乃至15の内いずれか1項に記載の表示装置を射出成形機の管理装置に設けたことを特徴とする射出成形機の管理装置。
  18. 射出成形機と射出成形機の管理装置とからなり、前記記憶手段を射出成形機に設け、前記表示制御手段と前記表示器を前記管理装置に設けたことを特徴とする請求項1乃至15の内いずれか1項に記載の表示装置。
JP2006139726A 2006-05-19 2006-05-19 表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置 Expired - Fee Related JP4579863B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139726A JP4579863B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006139726A JP4579863B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007307807A JP2007307807A (ja) 2007-11-29
JP4579863B2 true JP4579863B2 (ja) 2010-11-10

Family

ID=38841092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006139726A Expired - Fee Related JP4579863B2 (ja) 2006-05-19 2006-05-19 表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4579863B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173253A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Fanuc Ltd 射出成形機の表示装置
DE102010018475A1 (de) * 2010-04-28 2011-11-03 Netstal-Maschinen Ag Verfahren zur Darstellung eines programmierbaren Ablaufs für eine oder mehrere Maschinen mit einem zyklisch wiederkehrenden Maschinenbetriebsablauf
JP6560158B2 (ja) * 2016-05-30 2019-08-14 株式会社松井製作所 金型温度調節装置及び金型温度調節方法
JP7460428B2 (ja) * 2020-03-31 2024-04-02 住友重機械工業株式会社 射出成形機の段取支援装置及び段取支援方法
JP2022161499A (ja) * 2021-04-09 2022-10-21 セイコーエプソン株式会社 成形機管理システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021470A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Fanuc Ltd 射出成形機のモニタリング装置及びモニタリング方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006021470A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Fanuc Ltd 射出成形機のモニタリング装置及びモニタリング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007307807A (ja) 2007-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4579863B2 (ja) 表示装置、射出成形機、射出成形機の管理装置
JP4261596B2 (ja) 射出成形機の工程時間表示装置
JP2021051698A5 (ja) 情報処理方法、情報処理装置、機械設備、物品の製造方法、プログラム、記録媒体
JP5654064B2 (ja) 射出成形機の表示装置および表示方法
JP2006021470A (ja) 射出成形機のモニタリング装置及びモニタリング方法
US20130041480A1 (en) Method for the representation of a programmable sequence for one or more machines with a cyclically recurring machine operating sequence
US20200368953A1 (en) Display device and display method
US20240210927A1 (en) Visualization system
JP2007196390A (ja) 成形機の管理装置
US11712827B2 (en) Molding machine management system
CN112114564A (zh) 用于监控生产设施的设备
JP2002248665A (ja) 射出成形機の制御方法及び制御装置
JP2013043336A (ja) 成形機の表示装置および表示方法
JP5384053B2 (ja) 設定画面、射出成形機及び設定画面の表示方法
KR100296546B1 (ko) 다이캐스트제품의품질관리방법및다이캐스트머신제어장치
JP4364147B2 (ja) 射出成形機の履歴管理方法及び装置
TW201401087A (zh) 資料管理裝置、資料管理方法及資料管理程式
JP2012153077A (ja) 射出成形機の稼働状態監視装置
JP5820701B2 (ja) 成形機の制御装置と制御方法
JP5661710B2 (ja) 設定画面、射出成形機及び設定画面の表示方法
JP4291175B2 (ja) 成形機の管理方法及び管理システム
JP2022161499A (ja) 成形機管理システム
US20160332347A1 (en) Injection molding machine including operating state storage unit
JP5138926B2 (ja) 射出成形機
WO2022085580A9 (ja) 成形条件設定装置及び成形条件設定方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130903

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4579863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees