JP4575600B2 - アナログ送信のためにデジタル信号を処理する方法および装置 - Google Patents
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Description
本発明は、一般にデジタル信号処理に関し、さらに詳しくは、デジタル信号を処理し、その後でアナログ送信を行うための改善された方法およびシステムに関する。
【0001】
(発明の背景)
デジタル−アナログ(D/A)変換は、デジタル・コードをアナログ信号に変換する工程である。アナログ−デジタル(A/D)変換は、連続する範囲のアナログ信号をデジタル・コードに変換する、その相補的な工程である。このような変換工程は、通常、連続的に変化するアナログ信号を監視する実際的なシステムを、アナログ値を処理,格納,解釈および操作するデジタル・システムとインタフェースするために必要である。
【0002】
セルラ電話,手持ち式カムコーダ,携帯コンピュータおよびセットトップ・ケーブルテレビ・ボックスが高度になるにつれて、D/AおよびA/D回路の要件または性能規準が上がってきた。これらやその他同様の用途では、一般的に低電力でバッテリ寿命の長いことが要求される。また、このような用途では、高速で高解像度が要求される。
【0003】
高性能デジタル・アナログ変換器(DAC:digital-to-analog converter)に関する用途の一例では、デジタル送信機内に所望の被変調出力信号を表すデジタル信号を、比較的高い中間周波数を有するアナログ信号に変換する。比較的高い中間周波数が望ましいのは、その後のミキサ画像の濾波が、アナログ信号が最終的な無線周波数にミキシングされた後では容易になるためである。
【0004】
従来は、低価格のDACから有用な高い中間周波数信号を得ることは困難であった。これは、DACのサンプル−ホールド作用に特有のsinx/x濾波特性が、より高い中間信号を伴う信号の振幅を低くするためである。
【0005】
図1は、被変調デジタル中間周波数信号を、無線周波数送信などの送信に適するアナログ信号に変換するために用いられるDACの従来技術による用例を示す。図1に示すように、デジタル信号源20は、送信すべきデータを表す被変調デジタル中間周波数信号を提供する。このようなデータは、音声,ビデオまたはデータ・ファイルを表し、これらはソフトウェアまたは文書などのある種のユーザ・データである。被変調デジタル中間周波数信号は、通常は、チャネル上での送信のために処理された記号によって構成されるデジタル・ビットのシリアル・ストリームである。この処理には、チャネル上での送信の効率を改善するための挟み込みおよびエラー・コーディングが含まれる。
【0006】
デジタル信号源20の出力は、デジタル−アナログ変換器(DAC)22に結合される。DAC22は、デジタル・コードを個別のアナログ電圧を有する信号に変換する。
【0007】
DAC22の出力は、低域通過フィルタ24の入力に結合される。フィルタ24は、DAC22により出力されるアナログ信号において、第1ベースバンド画像以外のすべてを減衰する。低域通過フィルタ24は、当技術で周知の表面弾性波装置または他の周波数選択装置により構築することができる。
【0008】
低域通過フィルタ24の出力に続いて、アナログ信号は周波数FLO1の局部発振器からの入力を有するミキサ26によりミキシングされて、中間周波数(IF)となる。このミキシング関数は、「周波数転換関数」と考えることもできる。なぜなら、信号成分の周波数が新たな周波数に向かって上方にあるいは下方に転換されるためである。ある実施例においては、200MHz付近のIF(局部発振器周波数FLO1)が用いられる。ミキサ26は、ニューヨーク州ブルックリンMini-Circuits社から部品番号JYM-20Hとして販売される集積回路により構築することができる。
【0009】
ミキサ26の後には、帯域フィルタ27と、ミキサ26の中間周波数出力をミキシングして無線周波数(RF)である最終送信周波数とする第2ミキサ28が続く。ある実施例においては、2GHz付近のRF(局部発振器周波数FL02)が用いられる。ミキサ28も、Mini-Circuits社から部品番号JYM-20Hとして販売される集積回路により構築することができる。帯域フィルタ27は、ミキサ26が生成するミキシング産物信号の1つを選択する、あるいは通過させる。
【0010】
200MHzの第1段IFで2つのミキシング段を利用することで、ミキサ28の出力においてミキシング産物信号対の間に400MHzの周波数間隔ができる。この多少広い間隔により、ミキサ28(図示せず)の後に経済的な低次のフィルタを利用して、ミキサ画像対の信号の1つを選択し、最終的な振幅と送信を行うことができる。
【0011】
次にミキサ28の出力は、信号をチャネル上に送信することのできるレベルまで増幅する増幅器(図示せず)に送られる。このチャネルは、無線周波数チャネルとすることができるが、その場合、信号は送信機から受信機にワイヤレスに送信される。あるいは、このチャネルは同軸ケーブルまたは光ファイバなどの他の媒体でもよい。このような代替の媒体においては、DAC22が出力する信号は、分周多重の目的でミキシングされ、さらに別の周波数となることもある。
【0012】
次に図2を参照して、DAC22が出力するアナログ信号内に存在する周波数成分とその振幅のグラフを示す。
【0013】
グラフ40では、振幅が周波数に対して描かれる。周波数軸上では、FLはデジタル信号源20のサンプル周波数である。ベースバンド信号成分42とエイリアス信号成分(aliased signal component)44とを含む複数の信号成分が様々な周波数において示される。各信号成分は、別個のナイキスト帯域(Nyquist band)内にある。第1ナイキスト帯域は参照番号46に示され、ベースバンド信号成分42を含む。デジタル信号源20が複素デジタル信号を与える場合、第1ナイキスト帯域46は、2倍の大きさになり、ゼロからサンプル周波数FLまで広がる。第1ナイキスト帯域の周波数よりも高い周波数を有するナイキスト帯域を「スーパーナイキスト帯域(super-Nyquist band)」と呼ぶ。このスーパーナイキスト帯域は、参照番号48に示される。
【0014】
エイリアス信号成分44の振幅は、DAC22の濾波特性(filtering characteristics)により決まる。図2に破線で示す濾波特性50は、数学関数sinx/xの形をもつ。このような濾波関数は、サンプル−ホールド出力信号を有するDACには典型的なものである。このため、エイリアス信号成分44の振幅は、エイリアス信号成分の特定の周波数における濾波特性関数の値により決まる。
【0015】
信号成分42〜44はグラフ40において単独の周波数を有するものとして表現されるが、これらの信号成分は、ある有限帯域幅を有することもある。これは、信号がこのような帯域幅に広がるいくつかの周波数成分を有することがあるためである。
【0016】
従来技術のある実施例においては、FLは100MHzに等しいことがある。DAC22の出力において、低域通過フィルタ24はベースバンド信号42を選択し、エイリアス信号成分44を除去する。ミキサ26,28は共に、ベースバンド信号42をミキシングして2GHz周波数とする。これはFLの周波数の20倍である。2つのミキサが通常必要とされるのは、送信周波数においては、ミキサ画像を被送信信号から濾波する必要があり、その周波数が被送信信号の周波数に近い場合、このようなミキサ画像を濾波することが困難なためである。2つのミキサを用いて、2段階でミキシングすることにより、被送信信号とそのミキサ画像とが周波数において隔てられる。それによってミキサ画像フィルタが実現し易くなる。これは、このフィルタをより少ない極で構成できるためである。
【0017】
極数の多いフィルタは構成と実現がより難しくなるので、DACの前にアップサンプラ(upsampler)を用いて、エイリアス信号成分からベースバンド信号を分離することもできる。これにより、より少ない極を持つフィルタで、エイリアス信号成分をベースバンド信号から濾波することができる。
【0018】
図3に示すように、アップサンプラ60と低域通過デジタル・フィルタ62を用いて、デジタル信号源20が出力する信号がDAC66に入力される前に処理する。アップサンプラ60は、「ゼロスタッフィング(zero stuffing)」関数を実行し、1つのデジタル記号がアップサンプラ60に入力され、たとえば3つのデジタル記号がアップサンプラ60から出力される。これらの出力記号のうち、1つの記号は本来の入力記号であり、それに続く記号はゼロ値の記号である。図3および図4に示す例では、アップサンプラ60は、因子Mでアップサンプリングを行う。ただし、Mは3である。
【0019】
低域通過デジタル・フィルタ62は、新たな、より大きな第1ナイキスト帯域64内でアップサンプラ60により出力されるエイリアス信号成分を除去する。図4のナイキスト帯域は、アップサンプリング関数のためにより大きく、すなわち広くなっていることに留意されたい。
【0020】
低域通過デジタル・フィルタ62の出力がDAC66に入力される。DAC66は、この例では、図1に示すDAC22よりも3倍速いサンプリング周波数FHにおいて動作する。図4に示すグラフは、DAC66の出力の周波数成分を示す。ベースバンド信号成分42は、第1ナイキスト帯域64内に位置する。エイリアス信号成分44は、スーパーナイキスト帯域68に位置する。図4のナイキスト帯域は、図2のナイキスト帯域の3倍の幅があることに注目されたい。ナイキスト帯域の幅が広くなったのは、アップサンプラ60と、3倍速く動作するDAC66の結果である。
【0021】
DAC66の出力は、スーパーナイキスト帯域68内のエイリアス信号成分44を除去するために低域通過フィルタ70により濾波される。低域通過フィルタ70に続き、ミキサ26,28がベースバンド信号成分42を、所望の送信周波数に周波数転換する。低域通過フィルタ70は、低域通過フィルタ24(図1参照)よりも少ない極を有するフィルタで構築することができることに注目されたい。これにより、低域通過フィルタ70の構築が、より安価でより容易になる。少ない極で済むのは、ベースバンド信号42が図2と図4との差により示すように、エイリアス信号成分44から周波数においてさらに離れているためである。
【0022】
図3に示すデジタル信号処理は、DACの出力においてより簡単な低域通過フィルタで済むが、図3の回路は、DAC出力を所望の送信周波数に転換するために2つのミキサを必要とする。従って、DACの出力をミキシングして所望の送信周波数とするために2つのミキサを必要とせず、より簡単な低次のフィルタを利用して、ミキサ画像を濾波し送信用の信号を生成する、デジタル信号をアナログ周波数送信のために処理する改善された方法およびシステムが従来技術においては必要とされる。
【0023】
(好適な実施例の説明)
図5を参照して、本発明の方法およびシステムによる、アナログ送信のためにデジタル信号を処理するシステムが図示される。図示される如く、データ源20は、変調された波形の電圧サンプルを表す記号のシーケンスによって構成される被変調デジタル中間周波数信号を出力する。データ源20の記号速度はFLである。デジタル信号源20が出力する記号は、アップサンプラ60に結合され、アップサンプラ60は、この信号を因子Mによりアップサンプリングする。このアップサンプリング関数は、通常、1つの記号を受け取り、その記号の後にM−1個のゼロ値記号を付けて出力する。これについては、従来技術を参照して上記に説明した。アップサンプリング済みの記号速度はFHである。
【0024】
アップサンプラ60の出力は、スーパーナイキスト画像プロセッサ80の入力に結合される。このプロセッサは修正済みのデジタル信号を出力する。この被修正デジタル信号については、下記にさらに詳細に説明する。
【0025】
スーパーナイキスト画像プロセッサ80の出力は、DAC66の入力に結合される。DAC66は、アップサンプラ60の出力と同じ速度で、デジタル信号入力をアナログ信号出力に変換する。DAC66は、アリゾナ州タクソンのBurr-Brown社から部品番号DAC600として販売される集積回路により構築することができる。
【0026】
DAC66の出力は、帯域フィルタ27に結合される。帯域フィルタ27の目的は、ベースバンド信号成分86の画像である、エイリアス信号成分84(図6を参照)の1つを選択することである。帯域フィルタ27の帯域幅は、スーパーナイキスト帯域68のうちの1つの帯域で1つのエイリアス信号成分84を選択できる程度に小さくなければならない。
【0027】
帯域フィルタ27の出力はミキサ28に結合され、ミキサ28は選択されたエイリアス信号成分をミキシングして送信周波数とする。このミキシングを、周波数転換(frequency translating)とも呼ぶ。ミキサ28は、周波数FLO2で動作する局部発振器からの入力を有する。
【0028】
図6を参照して、DAC66が出力するアナログ信号の信号成分の周波数を示すグラフが図示される。これらの信号成分は、第1ナイキスト帯域64に示されるベースバンド信号成分86と、各々が第1ナイキスト帯域64よりも高い周波数を有する種々のスーパーナイキスト帯域68に示されるエイリアス信号成分84とを含む。ベースバンド信号成分86も、エイリアス信号成分84も、DAC66の濾波特性72により決定される振幅を有する。濾波特性72は、それぞれ参照番号88,90で表される周波数に示すピーク振幅とヌル振幅とを有する。本明細書で用いる「ヌル」という語は、デジタル−アナログ変換器の濾波特性72を表すプロットまたは曲線における局所極小を指す。
【0029】
本発明は、実数デジタル信号を利用する例で示されるが、複素デジタル信号を処理するためにも利用することができる。複素デジタル信号を利用する場合、第1ナイキスト帯域は2倍の大きさになり、ゼロからサンプル周波数まで広がる。
【0030】
図5においてスーパーナイキスト画像プロセッサ80が実行する関数を再び参照して、この関数はDAC66などの後続のデジタル−アナログ変換器に、ベースバンド信号成分42により生成される可能性があったのと同じスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分よりも、DAC66の濾波特性72の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数において、選択された信号成分を出力するものとして説明することができる。
【0031】
図4を参照して図示および説明されるように、DAC66はベースバンド画像成分42からエイリアス画像成分44を出力し、このエイリアス信号成分44は濾波特性72において、ヌル付近あるいはピークからさらに遠くに位置する。図4に示すように、濾波特性72は、サンプル−ホールド出力信号の結果としてDAC内に得られる典型的なsinx/x濾波関数である。本発明の重要な局面により、スーパーナイキスト画像プロセッサ80により出力される信号成分は、濾波特性72のスーパーナイキスト帯域68において、ピーク88(図6を参照)により近く位置する。対照的に、図3においてDAC66に入力される周波数成分は、図4においては、濾波特性72内でヌルにより近いもの(すなわち周波数FH,2FH...)として示される。
【0032】
図7を参照して、本発明の方法およびシステムによる、デジタル信号をアナログ送信のために処理するシステムの第2実施例が図示される。図示される如く、図7は、アップサンプラ60に結合されるデジタル信号源20を備える。アップサンプラ60の出力は、スーパーナイキスト画像プロセッサ80に結合され、プロセッサ80はデジタル・ミキサ94に結合されるデジタル低域通過フィルタ62を備える。ミキサ94は、周波数FD1の局部発振器からの入力を有する。この実施例では、低域通過デジタル・フィルタ62は、図2に示すベースバンド信号成分42などのベースバンド信号成分を選択し、この信号成分がより高い周波数に周波数転換されて、DAC66の出力が、DACの濾波特性の予想されるピーク振幅により近いスーパーナイキスト帯域においてエイリアス信号成分を生成することができるようにする。このようにして、スーパーナイキスト画像プロセッサ80は、複数の信号成分のうち選択される1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、ベースバンド信号成分が生成するスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分よりもデジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近い帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数において出力する。言い換えると、ベースバンド信号成分をより高い周波数に周波数転換することによって、新たに生成されるエイリアス信号成分を、DACの濾波関数のピーク付近に置く。
【0033】
デジタル・ミキサ94に与えられる周波数転換信号の周波数FD1は、アップサンプリング済みの記号速度FHの1/2に等しいことが好ましい。この周波数を選択することにより、デジタル・ミキサ94に与えられるデジタル転換信号は、数列{1,−1,1,−1,1,−1,...}によって構成される。この数列は、デジタル・ミキサ94を実現するために必要な回路構成を大幅に削減する。
【0034】
代替の実施例において、FD1はアップサンプリング済みの記号速度FHの1/4に等しい。これを選択すると、デジタル・ミキサ94に与えられるデジタル転換信号は、数列{1,0,−1,0,1,0,−1,0,1,...}によって構成される。
【0035】
図8を参照して、本発明の方法およびシステムによる、アナログ送信のためにデジタル信号を処理するシステムの第3実施例が図示される。図示される如く、このシステムは図7に示すシステムと似ているが、スーパーナイキスト画像プロセッサ80の実施例が異なる。この実施例では、スーパーナイキスト画像プロセッサ80は、中心周波数FDを有するデジタル帯域フィルタ96を利用することにより信号成分を選択および出力し、第1ナイキスト帯域のエイリアス信号成分を選択して、選択した成分をDAC66に出力する。第1ナイキスト帯域64内の任意のエイリアス信号成分を選択すると、DACはベースバンド信号成分42がDAC66に直接入力された場合に出力されるエイリアス信号成分よりも、濾波特性72のピークに近いエイリアス信号成分を出力することになる。
【0036】
スーパーナイキスト画像プロセッサ80の利点は、ミキシングされて送信周波数となる、信号対雑音比を伴う振幅を有するエイリアス信号成分を含む出力をDACが生成することである。すなわち、エイリアス信号成分は、図4に示す従来技術による信号よりも高い信号対雑音比を有するので有用な信号であり、これによって信号が送信に適する。
【0037】
エイリアス信号成分の信号対雑音比が高いだけでなく、このエイリアス信号成分は、ベースバンド信号成分42の周波数よりも高い周波数において発生するので、RFミキサ28が出力するミキシング済み画像対から送信信号を選択または濾波することが容易になる。ミキサ産物の対の間の距離が大きくなるということは、より低次のフィルタを用いて送信のために成分の1つを選択することができるということである。
【0038】
かくして、図7に示す実施例は、信号成分を選択しそれを移動させる。デジタル低域通過フィルタを用いて信号成分を選択すると、ベースバンド信号成分が選択され移動される。あるいは、第1ナイキスト帯域のエイリアス信号成分が図8に示す帯域フィルタを用いて選択され、次に周波数転換により移動される。
【0039】
要するに、本発明は、単独段のミキサでミキシングされ、濾波されてアナログ送信信号を生成する周波数において、充分な信号対雑音比を有する信号をDACが出力するように、信号をデジタルに処理するという利点を有する。
【0040】
本発明の好適な実施例の上記の説明は、図示および説明のために提示されたものである。本発明を、排他的なものとしたり、開示される特定の形式に制限する意図はない。上記の教義に照らして明らかな修正または変形が可能である。実施例は本発明の原理とその実際的な用途を最良に説明するために選択され説明されたものであり、また当業者が種々の実施例において、企図する特定の用途に適するように種々の修正を加えて本発明を利用することを可能にするために選択され、説明されたものである。これらすべての修正および変形は、正当に、合法的にまた公正に権利を与えられる範囲により解釈される場合、添付の請求項により定められる本発明の範囲内にある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 被変調デジタル中間周波数信号を送信に適するアナログ信号に変換する従来技術による回路を示す。
【図2】 図1のDACにより出力されるアナログ信号の信号成分に関して、周波数と振幅とを対比するグラフである。
【図3】 デジタル信号をアナログ送信のために処理するアップサンプラと低域通過デジタル・フィルタとを備える従来技術による回路である。
【図4】 図3のDACにより出力される信号の周波数成分のグラフである。
【図5】 本発明の方法およびシステムによる、アナログ送信のためにデジタル信号を処理するシステムである。
【図6】 本発明の方法およびシステムによる、図5のDACにより出力されるアナログ信号の信号成分に関して、周波数と振幅とを対比するグラフである。
【図7】 本発明の方法およびシステムによる、図5の回路の代替実施例を示す。
【図8】 本発明の方法およびシステムによる、図5の回路のさらに別の代替実施例を示す。
Claims (21)
- アナログ送信のためにデジタル信号を処理する方法であって:
デジタル信号をアップサンプリングして、第1ナイキスト帯域と前記第1ナイキスト帯域よりも高い周波数における複数のスーパーナイキスト帯域とを含む複数のナイキスト帯域において信号成分を有するデジタルのアップサンプリング済み信号を生成する段階であって、前記第1ナイキスト帯域がベースバンド信号成分と複数のエイリアス信号成分とを含む複数の信号成分を含む、前記生成する段階;
前記のデジタルのアップサンプリング済み信号から、前記第1ナイキスト帯域における前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する段階;および
前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数において出力する段階;
帯域フィルタによって、前記濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域において前記エイリアス信号成分を選択する段階;
を備えるデジタル信号処理方法。 - 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数に周波数転換する段階であって、
周波数転換済みの信号成分が生成される段階;および
前記周波数転換済み信号成分を出力する段階;
をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル信号処理方法。 - 前記第1ナイキスト帯域内の前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する前記段階が、前記ベースバンド信号成分を選択する段階をさらに含むことを特徴とする請求項2記載のデジタル信号処理方法。
- 前記第1ナイキスト帯域内の前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する前記段階が、前記ベースバンド信号成分を低域通過濾波する段階をさらに含むことを特徴とする請求項3記載のデジタル信号処理方法。
- 前記第1ナイキスト帯域内の前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する前記段階が、前記エイリアス信号成分の1つを選択する段階をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のデジタル信号処理方法。
- 前記第1ナイキスト帯域内の前記エイリアス信号成分のうち1つを選択する前記段階が、前記複数のエイリアス信号成分のうち1つの信号成分を帯域濾波する段階をさらに含むことを特徴とする請求項5記載のデジタル信号処理方法。
- 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数に周波数転換する段階であって、周波数転換済み信号成分が生成される前記段階が、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分をミキシングして、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数として、周波数転換済み信号成分を生成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項2記載のデジタル信号処理方法。
- 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分をミキシングする前記段階が、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分のサンプル速度の1/2に等しい周波数を有する信号とミキシングして、周波数転換済み信号成分を生成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項7記載のデジタル信号処理方法。
- 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分をミキシングする前記段階が、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分のサンプル速度の1/4に等しい周波数を有する信号とミキシングして、周波数転換済み信号成分を生成する段階をさらに含むことを特徴とする請求項7記載のデジタル信号処理方法。
- アナログ送信のためにデジタル信号を処理するシステムであって:
デジタル信号をアップサンプリングして、第1ナイキスト帯域と前記第1ナイキスト帯域よりも高い周波数における複数のスーパーナイキスト帯域とを含む複数のナイキスト帯域において信号成分を有するデジタルのアップサンプリング済み信号を生成する手段であって、前記第1ナイキスト帯域がベースバンド信号成分と複数のエイリアス信号成分とを含む複数の信号成分を含む、前記生成する手段;
前記デジタルのアップサンプリング済み信号から、前記第1ナイキスト帯域における前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する手段;
前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数において出力する手段;
前記濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域において前記エイリアス信号成分を選択する帯域フィルタ;
を備えるデジタル信号処理システム。 - 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数に周波数転換する手段であって、周波数転換済み信号成分が生成される手段;および
前記周波数転換済み信号成分を出力する手段;
をさらに含むことを特徴とする請求項10記載のデジタル信号処理システム。 - 前記第1ナイキスト帯域内の前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する前記手段が、前記ベースバンド信号成分を選択する手段をさらに含むことを特徴とする請求項11記載のデジタル信号処理システム。
- 前記第1ナイキスト帯域内の前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する前記手段が、前記ベースバンド信号成分を低域通過濾波する手段をさらに含むことを特徴とする請求項12記載のデジタル信号処理システム。
- 前記第1ナイキスト帯域内の前記複数の信号成分のうち1つの信号成分を選択する前記手段が、前記エイリアス信号成分の1つを選択する手段をさらに含むことを特徴とする請求項10記載のデジタル信号処理システム。
- 前記第1ナイキスト帯域内の前記エイリアス信号成分のうち1つを選択する前記手段が、前記複数のエイリアス信号成分のうち1つの信号成分を帯域濾波する手段をさらに含むことを特徴とする請求項14記載のデジタル信号処理システム。
- 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数に周波数転換する手段であって、このとき周波数転換済み信号成分が生成される前記手段が、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分をミキシングして、デジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分により生成される前記スーパーナイキスト帯域内のエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数とし、周波数転換済み信号成分を生成する手段をさらに含むことを特徴とする請求項11記載のデジタル信号処理システム。
- 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分をミキシングする前記手段が、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分のサンプル速度の1/2に等しい周波数を有する信号とミキシングして、周波数転換済み信号成分を生成する手段をさらに含むことを特徴とする請求項16記載のデジタル信号処理システム。
- 前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分をミキシングする前記手段が、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分を、前記複数の信号成分のうち前記の選択された1つの信号成分のサンプル速度の1/4に等しい周波数を有する信号とミキシングして、周波数転換済み信号成分を生成する手段をさらに含むことを特徴とする請求項16記載のデジタル信号処理システム。
- デジタル信号を送信のためにアナログ信号に変換する前に、前記デジタル信号を処理する信号処理システムであって:
前記デジタル信号をアップサンプリングして、ベースバンド信号成分と複数のエイリアス信号成分とを含む複数の信号成分を有するデジタルのアップサンプリング済み信号を生成するアップサンプラ;
前記デジタルのアップサンプリング済み周波数に結合され、前記複数の信号成分の選択される信号成分を選択し、前記被選択信号成分を処理するデジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分を処理する前記デジタル−アナログ変換器により出力されるスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数において、前記被選択信号成分を出力する信号成分および周波数セレクタ;
前記デジタル−アナログ変換器の出力から前記エイリアス信号成分を選択する帯域フィルタであって、前記帯域フィルタの帯域は、前記スーパーナイキスト帯域のうちの1つの帯域において、前記濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域における1つのエイリアス信号成分を選択可能な程度の狭さに設定される、前記帯域フィルタ;
を備える信号処理システム。 - 前記信号成分および周波数セレクタが:
ベースバンド信号成分を選択する低域通過フィルタ;および
前記ベースバンド信号成分を、前記被選択信号成分を処理するデジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分を処理する前記デジタル−アナログ変換器により出力される前記スーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数に周波数転換するデジタル・ミキサ;
によってさらに構成されることを特徴とする請求項19記載の信号処理システム。 - 前記信号成分および周波数セレクタが、前記被選択信号成分を処理するデジタル−アナログ変換器に、前記ベースバンド信号成分を処理する前記デジタル−アナログ変換器により出力される前記スーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分よりも、前記デジタル−アナログ変換器の濾波特性の予想されるピーク振幅に近いスーパーナイキスト帯域におけるエイリアス信号成分を出力させる周波数を有する信号成分を選択する帯域フィルタによってさらに構成されることを特徴とする請求項19記載の信号処理システム。
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