JP4570375B2 - Rack rail for dishwasher - Google Patents
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Description
本発明は、食器洗浄機内部で食器を収納するラックを下方より支持する食器洗浄機用ラックレールに関する。 The present invention relates to a rack rail for a dishwasher that supports a rack for storing tableware inside the dishwasher from below.
従来の食器洗浄機1の断面図を図10に示す。食器洗浄機1においては、取っ手2を持って開閉扉3を開閉して食器を内部に収納して食器類の洗浄を行う。食器洗浄機1の内部では、上下に配置された回転式の洗浄ノズル4,5から洗浄液を噴射して洗浄を行い、その後、上下に配置された回転式のすすぎノズル6,7からすすぎ液を噴射してすすぎを行う。このとき、食器類は、ラックと呼ばれる食器収納用の箱体に収納された状態で、ラック(図示せず)ごと食器洗浄機1内にセットされる。ラックの底部は閉鎖されておらず、上方だけでなく下方からの洗浄水やすすぎ水も食器に噴射されるようになっている。ラックは、食器洗浄機内ではラックレール8によって下方より支持される。食器洗浄機用のラックレールとしては、[特許公報1]や[特許公報2]に記載のものなどがある。また、従来のラックレール8の全体図を図11に示す。
ラックは使い勝手を考慮して矩形状の底面形を有しているのが通常である。ラックにはラックレールとほぼ同じ大きさの底面積のものの他に、半分の底面積を持つハーフラック等、様々な大きさのラックが用意されている。ラックによっては、コップ専用や皿専用というように構造的に異なるものが用意されている場合もある。このようなフルサイズのラックやハーフラック等の大きさの異なるラックをうまく利用して、効率的な洗浄を行えるようになされている。ラックレール8は、上述したハーフラックも下方より確実に支持しなくてはならないし、食器を収納して重くなったラックを確実に支持しなくてはならない。このため、ラックレール8には、ラックの支持やラックレール8自体の補強のために支持棒(ラックサポートバー)9が取り付けられている。従来のラックレール8の支持棒9は、ラックレール8の各枠辺部に対して直角又は平行には位置されている。
The rack usually has a rectangular bottom shape for convenience. In addition to racks having the same bottom area as rack rails, racks of various sizes such as a half rack having a half bottom area are prepared. Depending on the rack, there are cases in which different structures such as a cup and a dish are prepared. Efficient cleaning can be performed by making good use of racks of different sizes such as full size racks and half racks. The
一方、食器洗浄機1の内部には、図12や図13に示されるように、食器洗浄後の残菜などを捕集するためのフィルタ(捕集カゴ)10が洗浄室下方(洗浄水タンク内)にセットされる。図12中には、フィルタ10の他に、フィルタ10に残菜などを導く仕切り板11,12を示されている。洗浄室側(上方)から洗浄水タンク側を見下ろした図を図14に示す。図12〜図13に示されるように、上方から、ラックレール8、ノズル類、フィルタ10の順に配置されることとなる。なお、図12には、洗浄ノズル5及びすすぎノズル7は示されていない。また、図14には、すすぎノズル7は示されていない。
On the other hand, inside the
上述した従来の食器洗浄機1におけるラックレール8では、フィルタ10を取り出して残菜などを捨てようとした際には、ラックレール8の支持棒が邪魔になってしまう。図10〜図12に示した食器洗浄機1では、ラックレール8がヒンジ部13を軸にして跳ね上げることが可能となっている。このため、ラックレール8を跳ね上げれば、フィルタ10を取り出すことは可能となるが動作は増えるしできればフィルタ10を簡単に取り外せるようにしたいという要望があった。また、フィルタ10の取り外しだけでなく、仕切り板11,12の取り出しや、洗浄水タンク内の清掃時にもやはり支持棒9が邪魔になる。ラックレールが跳ね上げ式となっていない場合は、ラックレールを洗浄機の外部に取り外さなければならず、さらに作業は行いにくいものとなる。
In the
支持棒9の数を減らせばフィルタ10を通過させることのできる開放区画部を形成させることができるが、ラックレール8の強度低下が懸念される。従って、本発明の目的は、食器洗浄機内部のメンテナンスを行いやすく、かつ、ラックを確実に支持することのできる食器洗浄機用ラックレールを提供することにある。
If the number of
請求項1に記載の食器洗浄機用ラックレールは、食器を収納するラックを前方又は側方から食器洗浄機内に収納させる際に、該ラックを下方より支持するための四角形状の枠体を主要構成部として有しているラックレールにおいて、枠体の一対の隣接する枠辺部同士を連結する第一支持棒と、該第一支持棒が連結されていない残りの一対の隣接する枠辺部同士を連結する第二支持棒と、を備えており、第一及び第二支持棒の各端部が枠辺部の中央部近傍にそれぞれ連結され、第一及び第二支持棒の各端部が、平面視において枠辺部に対して直角をなすようにそれぞれ連結され、第一及び第二支持棒の各端部の延設方向は、互いに直交するラックの挿入方向に一致しており、ラックが第1及び第2支持棒の端部によって挿入方向にガイドされることを特徴としている。なお、中央部近傍とは、各枠辺部を三分割したときにその中央となる部分を指す。
The rack rail for a dishwasher according to
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の食器洗浄機用ラックレールにおいて、第一及び第二支持棒は、それらの中央部分が互いに平行になるように配置されており、互いの間に枠体の対角線を含む単一の開放区画部を有していることを特徴としている。なお、開放区画部とは、開放枠体、第一支持棒、及び/又は、第二支持棒によって囲まれた部分のことである。開放区画部を介して、ラックレールの上側の空間と下側の空間とが連通される。
The invention according to
請求項1に記載の食器洗浄機用ラックレールによれば、第一及び第二支持棒によってラックレール自体の強度を向上させつつ、第一及び第二支持棒の間に大きな開放区画部を確保することができる。このため、この開放区画部を介して内部のフィルタ(残菜などを捕集するカゴ)や内部の部品を容易に取り出すことができ、メンテナンス性が向上する。また、フルサイズのラックのみならず、ハーフサイズのラックも確実に下方より支持することができる。このとき、ハーフサイズのラックは、縦方向であっても横方向であっても確実に支持される。
According to the rack rail for a dishwasher according to
さらに、第一及び第二支持棒の端部が枠体の各枠辺部に対して直角となるので、第一及び第二支持棒の端部の延設方向がラックの挿入方向に一致する。このため、ラックを食器洗浄機内に挿入する際、即ち、ラックレール上に載置させる際に第一及び第二支持棒の端部によって挿入方向がガイドされるので、ラックのセッティングが行いやすくなる。なお、ラックの食器洗浄機内への挿入は、前方から挿入する場合もあれば、側方から挿入する場合もある。本発明は何れの場合もラックの挿入を容易にすることができる。
Furthermore, since the end portions of the first and second support rods are perpendicular to the respective frame side portions of the frame body, the extending direction of the end portions of the first and second support rods matches the rack insertion direction. . For this reason, when the rack is inserted into the dishwasher, that is, when it is placed on the rack rail, the insertion direction is guided by the end portions of the first and second support bars, so that the setting of the rack is facilitated. . The rack may be inserted into the dishwasher from the front or from the side. The present invention can facilitate the insertion of the rack in any case.
請求項2に記載の食器洗浄機用ラックレールによれば、第一及び第二支持棒の間に枠体の対角線を含む単一の開放区画部を形成させることで、大きな開放区画部を確保することができる。開放区画部が大きいほど、食器洗浄機内部へのアクセスはしやすく、メンテナンス性が向上する。なお、ラックレールの下方空間から上方空間に何らかの部品を取り出すことを考えた場合、四角形状のラックレールの対角線を上述した単一の開放区画部に含ませておくことで、より大きな部品の取り出しが可能となる。
According to the rack rail for a dishwasher according to
本発明の食器洗浄機用ラックレールの実施形態について以下に説明する。なお、本実施形態のラックレールを利用する食器洗浄機は、図10に示した従来の食器洗浄機1(ラックレール8を除く)と同様である。このため、以下には食器洗浄機1についての詳しい説明を省略し、本発明の実施形態となるラックレールについてのみ詳しく説明することとする。本発明の第一実施形態のラックレール80を、図1〜図5に示す。
An embodiment of a rack rail for a dishwasher according to the present invention will be described below. In addition, the dishwasher using the rack rail of this embodiment is the same as the conventional dishwasher 1 (except for the rack rail 8) shown in FIG. For this reason, below, detailed description about the
図1の全体斜視図に示されるように、ラックレール80の主要構造部分は、ほぼ三角形状の閉断面形状を有する中空パイプによって形成された四角形状の枠体801を主要構成部として有している。そして、この枠体801に対して、腕部802、一対の軸部803、並びに、追って詳しく説明する第一支持棒(第一ラックサポートバー)804及び第二支持棒(第二ラックサポートバー)805が取り付けられている。なお、第一支持棒804及び第二支持棒805における「第一」及び「第二」の語は、説明の便宜上つけたもので、どちらが「第一」であっても構わない。「第一」でない方が「第二」となる。
As shown in the overall perspective view of FIG. 1, the main structural portion of the
枠体801は、ステンレス製の中空パイプ状によって形成されているため、重量を抑えつつ十分な剛性を得ることができている。ラックレール80上には、上述したように食器類を収納したラックが載せられるが、この食器を収納したラックの重量は重いので、十分な剛性が確保されていることが重要である。なお、図1の枠体801の角部はほぼ直角に各辺が接合されているが、図11のように曲率を持って曲げられたような形態であっても良い。また、枠体801は、各辺を構成する四つのパイプ材を接合したものであっても良いし、一本のパイプ材を曲げてその両端を接合させたものであっても良い。
Since the
腕部802、一対の軸部803、並びに、第一支持棒804及び第二支持棒805もステンレス製であり、中空パイプ(中実棒材でもよい)によって構成されている。ただし、軸部803に関してはその端部は閉じられている。枠体801やこれらの部材の内部に水が浸入すると衛生上好ましくないため、これらの部材は枠体801に対して溶接によって接合されている。溶接によって接合することで、接合部に隙間が形成されず、内部への水の浸入が防止される。腕部802は、ラックレール80を食器洗浄機1に取り付けた際に、洗浄水タンク(洗浄室)の棚部に当接し、ラックレール80を水平状態に維持させる。
The
一対の軸部803は、それぞれラックレール80の外側に向けて屈曲されている。この外側に屈曲された部分は一直線上にあり、それぞれの端部は、食器洗浄機1の洗浄タンク(洗浄室)の奥側上方に形成されたU字状の係止部に係止される(図12の従来のものと同様)。食器洗浄機1側の係止部は、洗浄タンク(洗浄室)の内側面上に隆起された部分であり、上方から軸部803を係止させることができ、ラックレール80の取り外し時には軸部803を上方に外す。
The pair of
枠体801は、上方に載置されるラック(図示せず)の底部形状と対応しており、四角形とされている。ラックには、枠体801と同じ大きさの底部のものの他、その半分の大きさのものなどもある(フルサイズのラックの底面四辺の長さを1:1:1:1とすれば、ハーフラックの底面四辺の長さは1:0.5:1:0.5となるのが通常である)。このため、このようなハーフラックであっても下方からより確実に支持する必要があり、枠体801に一対の支持棒804,805が取り付けられている。
The
また、上述したように、ラックレール80には、食器類を収納した重いラックを下方からしっかりと支持するという役割がある。一対の支持棒804,805には、ラックレール80の強度・剛性を向上させるという役割もある。このため、一対の支持棒804,805は、ラックの支持及び枠体801の強度・剛性の向上の観点から、以下のようにして枠体801に対して接合されている。まず、第一支持棒804は、枠体801の一対の隣接する枠辺部同士(図1では左側と上側の枠辺部)を連結するように接合されている。一方、第二支持棒805は、第一支持棒804が連結されていない残りの一対の隣接する枠辺部同士(図1では右側と下側の枠辺部)を連結するように接合されている。なお、第一支持棒804又は第二支持棒805の各端部は、各枠辺部の中央部近傍に接合されている。
Further, as described above, the
このようにすることで、各支持棒804,805が枠体801に対してブレース(斜め材)として作用し、枠体801の強度・剛性を向上させる。また、フルラックのみならずハーフラックを枠体801上に載置した際に、ラックの下面を第一支持棒804又は第二支持棒805で確実に支持することができる。なお、ハーフラックは、図1において縦長方向に載置されても、横長に載置されても、第一支持棒804又は第二支持棒805によって下方より支持される。
By doing in this way, each support bar 804,805 acts as a brace (oblique material) with respect to the
また、ハーフラックの支持を考慮すると、図1において、第一支持棒804の上側端部は枠辺部の中央よりやや右側に、第一支持棒804の左側端部は枠辺部の中央よりやや下側に、第二支持棒805の下側端部は枠辺部の中央よりやや左側に、第二支持棒805の右側端部は枠辺部の中央よりやや上側に位置していることが好ましい。このようになっていると、ハーフラックは、枠体801以外に、第一支持棒804及び第二支持棒805の双方によって下方を支持されることとなる。
Further, considering the support of the half rack, in FIG. 1, the upper end of the
さらに、第一支持棒804と第二支持棒805の間に大きな開放区画部806を確保することができる。このため、図3に示すように、この開放区画部806を介して内部のフィルタ10や内部の部品(仕切り板11,12など)を容易に取り出すことができ、メンテナンス性が向上する。従来の食器洗浄機1であると、フィルタ10を取り外す際には、ラックレール8を動かさなくてはならなかったが、本実施形態のラックレール80によれば、フィルタ10等を簡単に取り外すことができる。このため、フィルタ10の清掃も億劫にならずに頻繁に行え、衛生的である。
Furthermore, a large
特に、本実施形態では、第一支持棒804及び第二支持棒805は、それらの中央部分が互いに平行になるように配置されており、互いの間に枠体801の対角線を含む単一の開放区画部806を有するようになされている。このような形態とすることで、大きな開放区画部を確保することができる。開放区画部が大きいほど、食器洗浄機1(洗浄タンク)内部へのアクセスはしやすく、メンテナンス性が向上する。また、ラックレール80の下方空間(洗浄タンク側)から上方空間(洗浄室側)に何らかの部品(仕切り板11,12など)を取り出すことを考えた場合、四角形状のラックレール80の対角線を上述した単一の開放区画部に含ませておくことで、より大きな部品の取り出しが可能となる。
In particular, in the present embodiment, the
またさらに、本実施形態では、第一支持棒804及び第二支持棒805の各端部が、平面視において枠辺部に対して直角をなすようにそれぞれ連結されている。このようにされていると、第一支持棒804及び第二支持棒805の端部の延設方向がラックの挿入方向に一致するため、ラックを食器洗浄機1内に挿入する際に、これらの端部によって挿入方向がガイドされ、ラックのセッティングが行いやすくなる。なお、ラックの食器洗浄機1内への挿入は、洗浄機前方から挿入する場合もあれば、側方から挿入する場合もあるが、本実施形態のラックレール80によれば何れの場合もラックの挿入を容易にすることができる。
Furthermore, in the present embodiment, the respective ends of the
上述したように、各支持棒804,805の各端部は枠体801に対して溶接される。この部分の拡大図が図4に示されている。ほぼ三角形端面を有する中空の枠体801に対して円形断面の支持棒804,805を接合させるため、枠体801には、図5に示されるような切り込み807を形成させることとなる。このとき、上述したように、各支持棒804,805の端部は枠体801の各枠辺部に対して直角に接合されるため、切り込み807も枠辺部に対して直角に形成される。このため、切り込み807の形成や、溶接作業が行いやすくなる。また、溶接強度も高くすることができる。さらに、このようにすることで、各支持棒804,805と枠体801との接合部に鋭角な部分が存在しなくなるため、この鋭角部内側に残菜などが詰まって非衛生的となる、あるいは、清掃が行いにくく非衛生的となることも防止できる。各支持棒804,805の端部を枠体801の各枠辺部に対して直角に接合することにはこのような利点もある。
As described above, the end portions of the
なお、本実施形態のラックレール80は、食器洗浄機1に取り付けられた状態で、跳ね上げることができるように構成されている。洗浄タンクの内部の清掃時などには、このラックレール80を跳ね上げるだけで清掃作業を行うことができ、ラックレール80を食器洗浄機1の外部に取り外さなくて良い。ラックレール80を取り出すスペースが十分ないことも多く、床などに置くと非衛生的である。このため、本実施形態のように食器洗浄機1の内部で跳ね上げることができると作業も行いやすく衛生的である。
In addition, the
また、図2に示されるように、枠体801は、ラックを載置させるほぼ水平な上面801aと、この上面801aの内側端縁に連続する表面を下方内側に向けられた傾斜面801bとを備えている。ここに言う内側とは、洗浄ノズル5の位置している側を言う。上面801aは、ラックの底部外周縁と点接触ではなく面接触又は線接触し、より確実にラックを下方より支持する。特に、本実施形態では、この上面801aの外周部に全周にわたって隆起部801cが形成されている。この隆起部801cは、ラックの底部外周縁よりも一回り大きく形成されており、ラックが横に移動するのを規制している。また、ラックをラックレール80上に載せると、自重によってラックが隆起部801cの内側にセットされやすくなり、ラックの収容作業が行いやすくなるという利点もある。
Further, as shown in FIG. 2, the
枠体801の断面は、上面801a及び傾斜面801bを含んで閉断面とされている。このため、枠体801の内部に水分が浸入することがなく、常に衛生的である。また、閉断面とされることでラックレール80を跳ね上げたり取り外したりする際に、手と線接触せずに面接触するため、操作しやすいと共に手に優しい。特に、本実施形態では、コーナー部を丸めてあるので、手で持ったときの感触がよい。また、アングル材などと異なり、奥まったコーナー部が発生しないため、清掃なども行いやすく衛生的である。そして、ここでは、上述したように、傾斜面801bが下方の洗浄ノズル5に向けて傾斜されている。
The cross section of the
このため、洗浄ノズル5の噴射口から噴射された洗浄水は、この傾斜面801bにあたって反射され、その飛沫の多くがラックの底部方向に飛ぶ。これらの飛沫も、食器の洗浄に有効に用いられる。洗浄中の洗浄ノズル5は常に回転しており、その一部は常にラックレール80にあたるため、このような飛沫の利用は効果的である。また、このようなことは下方のすすぎノズル7から噴射されるすすぎ水に関しても同様である。
For this reason, the cleaning water sprayed from the spray nozzle of the cleaning
なお、上述した第一実施形態においては、切り込み807の加工が多少難しくなる。そこで、次に説明する第二実施形態は、この点を改良しようとするものである。第二実施形態の図6〜図8に示す。なお、本実施形態のラックレール81も上述した第一実施形態のものに準じた構成を有しているので、同一又は同等の構成部分には同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。以下には、特に異なる点のみを詳しく説明する。本実施形態のラックレール81では、各支持棒804,805の枠体801への接合部の構造が第一実施形態のものと多少異なる。
In the first embodiment described above, the machining of the
図1及び図7に示されるように、第一実施形態の形状の複雑な切り込み807の形成を避けるため、本実施形態では、図8に示されるように、上述した傾斜面801bにほぼ円形の孔808を穿孔し、各支持棒804,805の端部を傾斜面801bに対してほぼ直角となるように、孔808に挿入して溶接している。このため、支持棒804,805の端部は、傾斜面801bに対してほぼ直角となるように二回ほど屈曲されている(図2と図7とを比較)。
As shown in FIG. 1 and FIG. 7, in order to avoid the formation of the
なお、この場合も、各支持棒804,805の各端部は、平面視において枠辺部に対して直角をなすようにそれぞれ連結されており、このことによる効果は本実施形態でも実現されている。このように、支持棒804,805の端部を枠体801の表面(傾斜面801b)に対してほぼ直角となるように接合させることで、接合部の孔808の形成を簡略化し、かつ、溶接作業を簡便化することができる。ただし、その分、各支持棒804,805の端部を屈曲させる行程が必要となる。さらに、本実施形態のようにすれば、第一実施形態のように枠体801の上面801aに突起状の部分(支持棒804,805の接合部分:図4参照)が無くなるため、ラック底面が上面801aと全体的に面接触し、ラックがより安定する。
Also in this case, the end portions of the
なお、各支持棒804,805の端部を枠体801の各枠変部に対して直角となるようにすることの利点は上述したとおりであるが、図9に示される第三実施形態のラックレール82のように、各支持棒804,805をそれぞれの全長にわたって直線状に形成しても良い。この場合は、確かに、第一実施形態における切り込み807に相当する部分の切り込みの形成が多少困難となり、この部分の溶接作業も多少困難となるかもしれない。ただし、各部材(特に各支持棒804,805)の形状自体は簡略化でき、各部材の加工自体は簡単になる部分もある。なお、図9の実施形態も、上述した第一及び第二実施形態に順じるものであるため、同一又は同等の構成部分に同一の符号を付して詳しい説明は省略するものとする。
The advantages of making the end portions of the
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。たとえば、上述した実施形態では、ラックレール80の主要構成部分である枠体をほぼ三角形状の閉断面を有するものとして形成した。このように形成することの利点は上述したとおりであるが、これに限られるものではなく、三角形以外の多角形断面であっても良いし、必ずしも閉断面でなくても良い。
The present invention is not limited to the embodiment described above. For example, in the above-described embodiment, the frame that is the main component of the
1…食器洗浄機、3…開閉扉、4,5…洗浄ノズル、6,7…すすぎノズル、10…フィルタ、11,12…仕切り板、80〜82…ラックレール、801…枠体、801a…上面、801b…傾斜面、801c…隆起部、802…腕部、803…軸部、804…第一支持棒、805…第二支持棒、806…開放区画部、807…切り欠き、808…孔。
DESCRIPTION OF
Claims (2)
前記枠体の一対の隣接する枠辺部同士を連結する第一支持棒と、該第一支持棒が連結されていない残りの一対の隣接する枠辺部同士を連結する第二支持棒と、を備えており、前記第一及び第二支持棒の各端部が前記枠辺部の中央部近傍にそれぞれ連結され、
前記第一及び第二支持棒の各端部が、平面視において前記枠辺部に対して直角をなすようにそれぞれ連結され、
前記第一及び第二支持棒の前記各端部の延設方向は、互いに直交する前記ラックの挿入方向に一致しており、前記ラックが前記第1及び第2支持棒の前記端部によって挿入方向にガイドされることを特徴とする食器洗浄機用ラックレール。 In a rack rail having a rectangular frame as a main component for supporting the rack from below when the rack for storing tableware is stored in the dishwasher from the front or side,
A first support rod that connects a pair of adjacent frame sides of the frame, a second support rod that connects the remaining pair of adjacent frame sides that are not connected to the first support rod, Each end of the first and second support rods is connected to the vicinity of the center of the frame side,
Each end portion of the first and second support rods is connected so as to be perpendicular to the frame side portion in plan view,
The extending direction of each end of the first and second support rods coincides with the insertion direction of the rack orthogonal to each other, and the rack is inserted by the end portions of the first and second support rods. A rack rail for a dishwasher characterized by being guided in the direction .
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