JP4568104B2 - はすば歯車と軸部材との接合方法、及びはすば遊星歯車減速機における太陽歯車と回転軸との接合方法。 - Google Patents

はすば歯車と軸部材との接合方法、及びはすば遊星歯車減速機における太陽歯車と回転軸との接合方法。 Download PDF

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Description

本発明は、駆動源の回転駆動力を受けて回動する軸部材とはすば歯車との接合構造に関する。
従来、歯車機構を介して駆動モータの回転駆動力を被駆動体に伝達する動力伝達機構が知られている。
例えば、駆動モータの回転駆動力を受けて回動する回転軸(所謂、本発明の軸部材である。)に接続されこの回転軸と共に回動する太陽歯車と、太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設された内歯車と、空隙に配設され太陽歯車及び内歯車に噛合する複数の遊星歯車と、遊星歯車を回転自在に支持すると共に太陽歯車と同軸状に回転自在に支持されたキャリア(所謂、回動体である)と、を備え、内歯車を固定し、太陽歯車の回転速度を減速してキャリアに伝達する遊星歯車減速機が知られている。そして、被駆動体は、キャリアに接続されることにより、駆動モータの回転駆動力を受けて所定の動作が得られる。
また、前述の太陽歯車、遊星歯車及び内歯車がはすば歯車で形成され、太陽歯車を回転軸に接合するために、太陽歯車の一端から軸部を延出し、この軸部を回転軸に備えた開口穴に嵌入して固定する方法がある。この際、一般に、歯車の一端から延出した軸部の外径は、歯車の歯底径に対して小さく形成されている(例えば、特許文献1参照)。つまり、はすば歯車は、歯車のはすじが軸方向に対して傾斜しているので、その歯車の外径部を回転軸の開口穴に圧入することが困難であり、前述の軸部を回転軸に圧入する方法が採用されている。
特開平8−247223号公報
前述の遊星歯車減速機は、被駆動体を動作させるための回転トルクが太陽歯車及び回転軸に伝達されるので、この回転トルクに対して十分な耐久力が要求される。
しかしながら、特許文献1に記載の太陽歯車と回転軸との接合方法によれば、回転軸の開口穴に嵌入して固定される太陽歯車の軸部が、歯車の歯底径より小さく形成されているので、過大な回転トルクが伝達された際に折損する虞があった。そして、前述の太陽歯車と回転軸との接合方法を用いて構成された動力伝達機構においては、許容回転トルクがこの軸部の径に依存し、更に大きな許容回転トルクを得ることが困難であった。
そこで、本発明は、はすば歯車の外径部を回転軸に備えた開口穴に容易に圧入でき、モータの回転駆動力を受けて回動しその回転駆動力を被駆動体に伝達する際の、太陽歯車と回転軸との接合強度を向上し、大きな許容回転トルクを得ることができる、はすば歯車と軸部材との接合方法、及び、はすば遊星歯車減速機における太陽歯車と回転軸との接合方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、一端側に開口穴を有する軸部材にはすば歯車の外径部を圧入する、はすば歯車と軸部材との接合方法であって、前記軸部材の他端側を該軸部材と同軸状に回動自在に配設された回動体上に載置し、前記開口穴への前記はすば歯車の圧入に伴って、該はすば歯車のはすじの周方向の変位分だけ、前記軸部材を前記回動体と共に回動させることにより、前記開口穴の内壁にはすば状の溝が形成されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、軸部材の他端側を軸部材と同軸状に回動自在に配設された回動体上に載置し、開口穴へのはすば歯車の圧入に伴って、はすば歯車のはすじの周方向の変位分だけ、軸部材を回動体と共に回動させることにより、はすば歯車の外径部を軸部材に備えた開口穴に容易に圧入できる。
つまり、はすば歯車のはすじがはすば歯車の軸方向に対して傾斜しているので、軸部材が回動することがないように固定されていれば、はすば歯車の外径部を開口穴に圧入する際に、軸部材とはすば歯車との間に回転モーメントが作用し、互いの圧入が抑制される。そこで、本発明のように、開口穴へのはすば歯車の圧入に伴って、はすば歯車のはすじの周方向の変位分だけ軸部材を回動体と共に回動させることにより、前述の圧入を抑制する回転モーメントが低減され、はすば歯車を軸部材に容易に圧入できる。
また、請求項1に記載の発明によれば、軸部材の開口穴には歯車の外径部が圧入されるので、歯底径に対して小径の軸部を開口穴に嵌入する従来の接合方法に較べ、歯車と軸部材との接合強度が向上し、大きな許容回転トルクを得ることができる、さらに、本発明によれば、はすば歯車を軸部材に圧入する際に、軸部材の開口穴の内壁に沿って、はすば歯車の外径部がはすば状に圧入される(開口穴の内壁にはすば状の溝が形成され、この溝内にはすば歯車の歯先が圧入される)ので、互いに圧入されて接合されたはすば歯車と軸部材の、軸方向の接合強度や回転方向の接合強度が優れたものとなる。
また、請求項1に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法は、請求項2に記載の発明のように、前記回動体として、一対の軌道輪が転動体を介して回動自在に支持されたスラスト軸受を用いることにより、一対の軌道輪の何れかの上面に軸受部材を載置し、開口穴へのはすば歯車の圧入に伴って、軸受部材が載置された軌道輪と共に軸部材を回動させることができる。
次に、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法において、前記軸部材の他端に前記開口穴と同軸状に第二開口穴を設け、前記一対の軌道輪の何れかの上面に載置される台座を備えると共に、該台座の上端から上方に延出し前記第二開口穴に嵌合する第一軸部と、該台座の下端から下方に延出し、前記台座が載置された軌道輪の内周に嵌合する第二軸部とを備えた位置決め部材を用い、前記位置決め部材を前記一対の軌道輪のいずれかの上面に載置し、前記第一軸部を前記第二開口穴に嵌合させると共に前記第二軸部を前記位置決め部材が載置された軌道輪の内周に嵌合させ、前記スラスト軸受と前記軸部材との中心軸を合わせる、ことを特徴とする。
請求項3に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、位置決め部材を一対の軌道輪のいずれかの上面に載置し、第一軸部を前記第二開口穴に嵌合させると共に第二軸部を位置決め部材が載置された軌道輪の内周に嵌合させ、スラスト軸受と軸部材との中心軸を合わせることにより、軸部材とはすば歯車との軸ずれを抑制し、はすば歯車を軸部材の開口穴に精度よく圧入できる。
次に、請求項4に記載の発明は、請求項2または請求項3に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法において、前記はすば歯車の外径部が嵌合する第一嵌合穴を備えた筒状部材と、上壁に第一筒状部材の外径部がスライド自在に挿通される貫通孔を有すると共に該上壁の下方に前記軸部材の外径部が嵌合する第二嵌合穴を備えた第二位置決め部材とを用い、前記第ニ嵌合穴に前記軸部材を嵌合させて、該第二位置決め部材を前記台座に載置し、前記はすば歯車の上端側を前記筒状部材の第一嵌合穴に嵌合させて、該筒状部材の外径部を前記第二位置決め部材の前記貫通孔に挿通し、前記はすば歯車と前記軸部材との中心軸を合わせる、ことを特徴とする。
請求項4に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、第ニ嵌合穴に軸部材を嵌合させて第二位置決め部材を台座に載置し、はすば歯車の上端側を筒状部材の第一嵌合穴に嵌合させて筒状部材の外径部を第二位置決め部材の貫通孔に挿通し、はすば歯車と軸部材との中心軸を合わせることにより、軸部材とはすば歯車との軸ずれを抑制し、はすば歯車を軸部材の開口穴に精度よく圧入できる。
次に、請求項5に記載の発明は、請求項2乃至請求項4の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法において、前記スラスト軸受を介して前記軸部材とは反対側に、前記一対の軌道輪の何れかの外径部に係合する係合穴を備えた支持具を配設し、前記係合穴に前記一対の軌道輪の何れかの外径部を係合させ、前記支持具によって前記スラスト軸受を支持する、ことを特徴とする。
請求項5に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、スラスト軸受の回動中心を安定して支持することができ、はすば歯車を軸部材に圧入する際に、スラスト軸受の安定した回動が得られる。
次に、請求項6に記載の発明は、請求項2乃至請求項4の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法において、前記スラスト軸受を介して前記軸部材とは反対側に、前記軌道輪の内周に係合する係合突起を備えた支持具を配設し、前記支持具側に配設された前記軌道輪の内周に前記係合突起を係合させ、前記支持具によって前記スラスト軸受を支持する、ことを特徴とする。
請求項6に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、請求項5に記載の発明と同様に、スラスト軸受の回動中心を安定して支持することができ、はすば歯車を軸部材に圧入する際に、スラスト軸受の安定した回動が得られる。
次に、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法において、前記はすば歯車には、該はすば歯車の軸方向の両端から該はすば歯車の同軸上に延出し、該はすば歯車の中心から歯底までの径より小さい径で形成された軸部を一対備え、前記軸部材には、前記開口穴の底壁に該開口穴と同軸上に前記軸部の一方が嵌合する第三嵌合穴を備え、前記軸部の他方が嵌合する第四嵌合穴を備えた第二筒状部材を用い、前記一方の軸部を前記第三嵌合穴に嵌合させると共に前記他方の軸部を前記第四嵌合穴に嵌合させて前記はすば歯車と前記軸部材との中心軸を合わせ、前記はすば歯車の外径部を前記開口穴に圧入する、ことを特徴とする。
請求項7に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、はすば歯車の一方の軸部を軸部材の第三嵌合穴に嵌合させると共にはすば歯車の他方の軸部を第二筒状部材の第四嵌合穴に嵌合させて前記はすば歯車と前記軸部材との中心軸を合わせ、前記はすば歯車の外径部を前記開口穴に圧入することにより、はすば歯車の外径部と軸部材との芯ズレや傾きの発生が抑制され、はすば歯車の外径に比較的高い精度を必要とすることなく、圧入精度を向上できる。
すなわち、一般に、はすば歯車の外径部を開口孔に圧入する際に回転モーメントが発現し、はすば歯車に対する軸部材の芯ズレや傾きが発生しやすいが、請求項7に記載した接合方法により、芯ズレや傾きを低減できる。
また、一般に、歯車を製作する際に、機械工具に歯車を固定するために、歯車の軸方向の両端から延出する軸部が必要とされるので、歯車の製作後にこの軸部を残し、一方の軸部を前記第三嵌合孔に嵌合させると共に他方の軸部を前記第四嵌合孔に嵌合させるとよい。これにより、はすば歯車と軸部材との接合における生産性を向上できる。
次に、請求項8に記載の発明は、駆動源の駆動力を受けて回動する駆動回転軸と、該駆動回転軸に接合され該駆動回転軸と共に回動する太陽歯車と、該太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設された内歯車と、前記空隙に配設され前記太陽歯車及び前記内歯車に噛合する遊星歯車と、該遊星歯車を回転自在に支持すると共に前記太陽歯車と同軸状に回転自在に支持された回動体と、を備え、前記太陽歯車、前記遊星歯車及び前記内歯車がはすば歯車で形成され、該太陽歯車の回転動作を、該遊星歯車及び前記内歯車を介して減速し、前記回動体に伝達するはすば遊星歯車減速機において、前記太陽歯車と前記駆動回転軸との接合方法として、請求項1乃至請求項7の何れか記載の、はすば歯車と軸部材との接合方法を用いる、ことを特徴とする。
請求項8に記載の太陽歯車と駆動回転軸との接合方法によれば、太陽歯車と駆動回転軸との接合方法として、請求項1乃至請求項7の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法を用いることにより、太陽歯車と駆動回転軸との接合強度が良好であって、許容回転トルクを向上させることができる。また、駆動回転軸の回転運動を芯ずれなく精度よく太陽歯車に伝達できる。
本発明のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、軸部材の他端側を軸部材と同軸状に回動自在に構成された回動体上に載置し、開口穴へのはすば歯車の圧入に伴って、はすば歯車のはすじの周方向の変位分だけ、軸部材を回動体と共に回動させることにより、はすば歯車を軸部材に容易に圧入できる。また、軸部材の開口穴にははすば歯車の外径部が圧入されるので、歯底径に対して小径の軸部を開口穴に嵌入する従来の接合構造に較べ、はすば歯車と軸部材との接合強度が向上し、許容回転トルクを向上させることができる。また、本発明のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、はすば歯車の外径部が、軸部材の開口穴の内壁にはすば状に圧入されるので、圧入されたはすば歯車と軸部材は、その軸方向の接合強度や回転方向の接合強度が優れたものとなる。
さらに、本発明のはすば歯車と軸部材との接合方法によれば、はすば歯車の外径部と軸部材との芯ズレや傾きの発生が抑制され、はすば歯車の外径に比較的高い精度を必要とすることなく、精度良く圧入できる。
次に、本発明のはすば歯車と回転軸(軸部材)との接合方法、及び、はすば遊星歯車減速機における太陽歯車と回転軸との接合方法の一実施例を、図面にもとづいて説明する。図1は、本実施例が適用された遊星歯車減速機の全体構成を表す断面図、図2は同実施例の遊星歯車減速機における、太陽歯車と回転軸との形状の詳細を表す断面図、図3は、同実施例の太陽歯車と回転軸との接合構造を表す断面図、図4、図5は同実施例の太陽歯車及び回転軸の接合方法を表す説明図である。
図1に表したように、遊星歯車減速機1は、図示されない駆動モータ(所謂、駆動源である。)の駆動力を受けて回動する回転軸(本発明の、請求項1〜7に記載の軸部材、及び、請求項8に記載の駆動回転軸である。)2、回転軸2に接続され回転軸2と共に回動する太陽歯車3、太陽歯車3に空隙を介して同軸状に配設された内歯車6、前記空隙に配設され太陽歯車3及び内歯車6に噛合する遊星歯車5、遊星歯車5を連結ピン8を介して回転自在に支持すると共に太陽歯車3と同軸状に回転自在に支持されたキャリア(所謂、本発明の、請求項8に記載の回動体である。)7、ケーシング9、10、11、歯車機構の潤滑剤をシールするためのオイルシール25等を備えている。また、太陽歯車3、遊星歯車5、内歯車6等は、はすば歯車で形成されている。
回転軸2は、第二開口穴2cとネジ孔2dを備え、第二開口穴2cに駆動モータの回転軸(図示せず)が挿入され、ネジ孔2dを介して駆動モータの回転軸に固定されている。
ケーシング10とケーシング11はボルト24によって一体に固定され、ケーシング11、内歯車6、ケーシング9は、ボルト23によって一体に固定されている。
回転軸2は、ベアリング26、27を介してケーシング10及びケーシング11に回動自在に支持され、キャリア(回動体)7は、ベアリング28、29を介してケーシング9に回動自在に支持されている。
前述のように構成された遊星歯車減速機1は、回転軸2を介して駆動モータの回転駆動力が伝達されると、回転軸2と一体に太陽歯車3が回動し、遊星歯車5が太陽歯車3の周囲に沿って公転すると共に連結ピン8を回転軸に自転する。そして、遊星歯車5の公転に伴ってキャリア(回動体)7が回動する。キャリア(回動体)7の軸部7aはケーシング9の外方に延出し、図示されない被駆動体に接続される。そして、遊星歯車減速機1は、被駆動体を動作させるための回転トルクが太陽歯車3及び回転軸2に伝達されるので、その接合部にはこの回転トルクに対して十分な耐久力が要求される。次に、太陽歯車3と回転軸2との接合方法について記述する。
先ず、図2に表したように、太陽歯車3には、その径が歯底径D5より小さく形成され一端側より延出する軸部3bが備えられ、回転軸2には、太陽歯車3側に配置されて太陽歯車3の外径部3aが圧入される開口穴2aと開口穴2aの底壁に形成され軸部3bがスライド自在に挿通される貫通孔2bが備えられている。
回転軸2は、開口穴2aの内径D4が太陽歯車3の外径部3aの外径D2より小さく、貫通孔2bの内径D3が太陽歯車3の軸部3bの外径D1より僅かに大きく形成されている。また、太陽歯車3は、軸部3bの外径D1が歯底の径D6よりも小さく、その長さLは開口孔2aの深さMよりも大きく形成されている。そして、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際に、太陽歯車3の外径部3aの軸方向の端部3cが開口穴2aに至る前に軸部3bの先端部が貫通孔2bに至る。つまり、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際に、軸部3bが歯車の外径部3aより先に回転軸2に挿通され、太陽歯車3と回転軸2との回転中心が合わせられることになる。また、開口穴2aの底壁の周囲には、凹部Pが形成され、太陽歯車3が開口穴2aに圧入される際の、切削粉が凹部Pに導かれ、開口穴2a内の残留が低減される。
また、太陽歯車3には、軸部3b側に位置する一端側において、歯先の外径が軸部3b側に向かって縮径するように、テーパ3tが形成されている。また、テーパ3tの角度αは15°〜30°の範囲であって、そのテーパ3t部の先端の径D6は開口穴2aの内径D4より僅かに小さく形成されている。また、軸部3bの先端及び貫通孔2bの開口端にはテーパが形成され(又は面取りが成され)、軸部3bを貫通孔2bに圧入し易いように形成されている。
また、回転軸2及び太陽歯車3は、鋼材を焼き入れ処理して形成され、回転軸2が太陽歯車3及び軸部3bより硬度が低く調質されている。詳しくは、太陽歯車3及び軸部3bの表面硬度がHRC(ロックウェル硬度)55〜60、回転軸2の開口穴2aの表面硬度がHRC14〜25の範囲に調質されている。
次に、図4に表したように、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際には、一対の軌道輪32b、32cが転動体32aを介して回動自在に支持されたスラスト軸受32、軌道輪32bの上面に載置される台座33aを備えると共に、台座33aの上端から上方に延出し第二開口穴2cに嵌合する第一軸部33bと、台座33aの下端から下方に延出し、軌道輪32bの内周に嵌合する第二軸部33cとを備えた位置決め部材33、太陽歯車3の外径部が嵌合する第一嵌合穴35aを備えた筒状部材35、上壁に筒状部材35の外径部がスライド自在に挿通される貫通孔34bを有すると共に該上壁の下方に回転軸2の外径部が嵌合する第二嵌合穴34aを備えた第二位置決め部材34、軌道輪32cの外径部が係合する係合穴31aを備えた支持具31、等を用いる。位置決め部材33、第二位置決め部材34、第一筒状部材35、支持具31等には、それぞれ通気のための貫通孔33h、34h、35h、31h等が備えられている。
太陽歯車3を回転軸2に圧入する際には、先ず、スラスト軸受32の下方に、支持具31を配設し、係合穴31aに軌道輪32cの外径部を係合させ、支持具31によってスラスト軸受32を支持する。
次いで、位置決め部材33を軌道輪32bの上面に載置して第二軸部33cを軌道輪32bの内周に嵌合させると共に、第一軸部33bを第二開口穴2cに嵌合させ、スラスト軸受32と回転軸2との中心軸を合わせる。
次いで、第二位置決め部材34の第ニ嵌合穴34aに回転軸2を嵌合させて、第二位置決め部材34を台座33aに載置する。
次いで、太陽歯車3の上端側を筒状部材35の第一嵌合穴35aに嵌合させて筒状部材35の外径部を第二位置決め部材34の貫通孔34bに挿通し、太陽歯車3の下端部が開口穴2aの上端に至るまで、筒状部材35及び太陽歯車3を第二位置決め部材34に挿入する。
次いで、筒状部材35に、回転軸2に向けて所定の荷重(図4中の符号U)を加えると、図5に表したように、太陽歯車3の外径部が回転軸2の開口穴2aに圧入され、この際、開口穴2aへの太陽歯車3の圧入に伴って、太陽歯車3のはすじの周方向の変位分だけ、回転軸2がスラスト軸受32と共に回動する。つまり、図3に表したように、太陽歯車3のはすじGが太陽歯車3の軸方向に対して傾斜しているので、軸方向の圧入寸法Sに対してはすじGの周方向の変位β分だけ、回転軸2が位置決め部材33及び軌道輪32bと共に回動しながら、回転軸2が開口穴2aに圧入される。また、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際に、回転軸2の開口穴2aの内壁に沿って、太陽歯車3の外径部がはすば状に圧入されることになる。
以下に、前記実施例のはすば遊星歯車減速機1における、太陽歯車3と回転軸2との接合方法の作用効果を記載する。
本実施例に記載の、太陽歯車(はすば歯車)3と回転軸(軸部材)2との接合方法によれば、回転軸2と同軸状に回動自在に配設されたスラスト軸受32上に、位置決め部材33を介して回転軸2を載置し、開口穴2aへの太陽歯車3の圧入に伴って、太陽歯車3のはすじの周方向の変位分だけ、回転軸2をスラスト軸受32と共に回動させることにより、太陽歯車3の外径部を開口穴2aに容易に圧入できる。
また、本実施例の太陽歯車3と回転軸2との接合方法によれば、回転軸2の開口穴2aには太陽歯車3の外径部が圧入されるので、歯底径に対して小径の軸部を開口穴に嵌入する従来の接合構造に較べ、太陽歯車3と回転軸2との接合強度が向上し、大きな許容回転トルクを得ることができる。さらに、本発明の太陽歯車3と回転軸2との接合方法によれば、太陽歯車3の外径部が、回転軸2の開口穴2aの内壁にはすば状に圧入されるので、接合された太陽歯車3と回転軸2の、軸方向の接合強度や回転方向の接合強度が優れたものとなる。
また、本実施例の太陽歯車3と回転軸2との接合方法によれば、位置決め部材33を軌道輪32bの上面に載置し、第一軸部33bを第二開口穴2cに嵌合させると共に第二軸部33cを軌道輪32bの内周に嵌合させ、スラスト軸受32と回転軸2との中心軸を合わせることにより、回転軸2と太陽歯車3との中心軸のずれを抑制し、太陽歯車3を回転軸2の開口穴2aに精度よく圧入できる。
また、本実施例の太陽歯車3と回転軸2との接合方法によれば、第二位置決め部材34の第ニ嵌合穴34aに回転軸2を嵌合させて、第二位置決め部材34を台座33aに載置し、太陽歯車3の上端側を筒状部材35の第一嵌合穴35aに嵌合させて、筒状部材35の外径部を第二位置決め部材34の貫通孔34bに挿通することにより、太陽歯車3と回転軸2との中心軸を合わせ、太陽歯車3を回転軸2の開口穴2aに精度よく圧入できる。
また、本実施例の太陽歯車3と回転軸2との接合方法によれば、スラスト軸受32を支持具31に、その中心軸を精度良く合わせて支持することができ、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際に、軌道輪32b、回転軸2、位置決め部材33、等を安定して回動させることができる。
次に、図6を用いて図5に表した太陽歯車と回転軸との接合方法の第一変形例を説明する。なお、前述の実施例の太陽歯車と回転軸との接合方法と共通する部分については詳細な説明を省き、特徴となる部分を以下に説明する。
(第一変形例)
図6に表したように、第一変形例の回転軸と太陽歯車との接合方法は、前述の図4に表した支持具31の代わりに、軌道輪32cの内周に係合する係合突起36bを備えた支持具36を用い、支持具36側に配設された軌道輪32cの内周に係合突起36bを係合させ、支持具36によってスラスト軸受32を支持するようにしている。これにより、スラスト軸受32の回動中心を支持具36を介して安定して支持することができ、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際に、スラスト軸受32の安定した回動が得られる。
(第二変形例)
図7に表したように、第二変形例の回転軸と太陽歯車との接合方法は、太陽歯車40に、太陽歯車40の軸方向の両端から太陽歯車40の同軸上に延出し、太陽歯車40の中心から歯底までの径より小さい径で形成された一対の軸部40b、40cを備えている。なお、太陽歯車40は、前記実施例の太陽歯車3と同じように、はすば歯車で形成されている。
また、回転軸41には、開口穴41aの底壁に開口穴41aと同軸上に一方の軸部40bが嵌合する第三嵌合穴41bが備えられている。また、回転軸41には、開口穴41aと反対側において、回転軸41の外径より小さい径を有する軸部41dを延出して備えられ、位置決め部材42にはこの軸部41dが挿入されて位置決めされる貫通孔42aが備えられている。
また、太陽歯車40を回転軸41に向けて付勢する第二筒状部材43には、他方の軸部40cが嵌合する第四嵌合穴43aと太陽歯車の外径部を収納する第一嵌合穴43bが備えられている。
そして、太陽歯車40を回転軸41に接合する際には、一方の軸部40bを第三嵌合穴41bに嵌合させると共に他方の軸部40cを第四嵌合穴43aに嵌合させることにより太陽歯車40と回転軸41との中心軸を合わせ、太陽歯車40の外径部を開口穴41aに圧入するようにしている。
これにより、太陽歯車40を回転軸41に接合する際に、太陽歯車40の外径部と回転軸41との芯ズレや傾きの発生が抑制され、太陽歯車40の外径に比較的高い精度を必要とすることなく、太陽歯車40と回転軸41との圧入精度を高く維持できる。
また、一般に、歯車を製作する際に、機械工具に歯車を固定するために、歯車の軸方向の両端から延出する軸部が必要とされるので、歯車の製作後にこの軸部を残し、一方の軸部を第三嵌合穴に嵌合させると共に他方の軸部を前記第四嵌合穴に嵌合させるとよい。これにより、太陽歯車40と回転軸41との接合における生産性を向上できる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様をとることができる。
例えば、本実施例の太陽歯車3と回転軸2との接合方法において、キャリア(回動体)としてスラスト軸受32を備えたが、回転軸2を載置し、太陽歯車3を回転軸2に圧入する際の回転モーメントを受けて回動するものなら良い。
また、本実施例の太陽歯車3と回転軸2との接合方法において、太陽歯車3の軸部3bが回転軸2の貫通孔2bに対してスライド自在に挿通されるようにしたが、開口穴2aに対する太陽歯車3の圧入に支障のない範囲であれば、貫通孔2bに軸部3bを圧入してもよい。また、予め貫通孔2bの周壁と軸部3bにキー溝を設けておき、貫通孔2bに軸部3bを圧入または挿通した後に、キー溝にキーを挿し込み、互いの回転方向を係止するようにしてもよい。
また、本発明の回転軸(軸部材)とはすば歯車との接合方法は、遊星歯車減速機の太陽歯車と回転軸との接合方法にのみ限定されるものでなく、はすば歯車を回転軸又は回転軸(軸部材)に接合する構成を備えた動力伝達機構に適用できる。
本発明が適用された一実施例の、遊星歯車減速機の全体構成を表す断面図である。 同実施例の遊星歯車減速機における、太陽歯車と回転軸との形状の詳細を表す断面図である。 同実施例の、太陽歯車と回転軸との接合構造を表す断面図である。 同実施例の、太陽歯車及び回転軸の接合方法を表す説明図である。 同実施例の、太陽歯車及び回転軸の接合方法を表す説明図である。 本発明が適用された第一変形例の、太陽歯車及び回転軸の接合方法を表す説明図である。 本発明が適用された第二変形例の、太陽歯車及び回転軸の接合方法を表す説明図である。
符号の説明
1…遊星歯車減速機、2…回転軸( 所謂、軸部材である。)、2a…開口穴、2b…貫通孔、2c…第二開口穴、2d…ネジ孔、2h,2j,2k…凹部、3…太陽歯車( はすば歯車)、3a…外径部、3b…軸部、3t…
テーパ、5…遊星歯車、6…内歯車、7…キャリア(所謂、本発明の回動体である。)、7a…軸部、8…連結ピン、9,10,11…ケーシング、23,24…ボルト、25…オイルシール、26,27,28,29…ベアリング、32…スラスト軸受(所謂、回動体である。)、32a…転動体、32b,32c…軌道輪、33…位置決め部材、33a…台座、33b…第一軸部、33c…
第二軸部、35…筒状部材、35a,43b…第一嵌合穴、34…第二位置決め部材、34b…貫通孔、34a…第二嵌合穴、31,36…支持具、31a…係合穴、36b…係合突起、40…太陽歯車(
はすば歯車)、40b,40c,41d …軸部、41…回転軸、41a…開口穴、41b…第三嵌合穴、42…位置決め部材、42a… 貫通孔、43…第二筒状部材、43a … 第四嵌合穴。

Claims (8)

  1. 一端側に開口穴を有する軸部材にはすば歯車の外径部を圧入する、はすば歯車と軸部材との接合方法であって、
    前記軸部材の他端側を該軸部材と同軸状に回動自在に配設された回動体上に載置し、前記開口穴への前記はすば歯車の圧入に伴って、該はすば歯車のはすじの周方向の変位分だけ、前記軸部材を前記回動体と共に回動させることにより、前記開口穴の内壁にはすば状の溝が形成されることを特徴とするはすば歯車と軸部材との接合方法。
  2. 前記回動体として、一対の軌道輪が転動体を介して回動自在に支持されたスラスト軸受を用いる、ことを特徴とする請求項1に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法。
  3. 前記軸部材の他端に前記開口穴と同軸状に第二開口穴を設け、
    前記一対の軌道輪の何れかの上面に載置される台座を備えると共に、該台座の上端から上方に延出し前記第二開口穴に嵌合する第一軸部と、該台座の下端から下方に延出し、前記台座が載置された軌道輪の内周に嵌合する第二軸部とを備えた位置決め部材を用い、
    前記位置決め部材を前記一対の軌道輪のいずれかの上面に載置し、
    前記第一軸部を前記第二開口穴に嵌合させると共に前記第二軸部を前記位置決め部材が載置された軌道輪の内周に嵌合させ、前記スラスト軸受と前記軸部材との中心軸を合わせる、ことを特徴とする請求項2に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法。
  4. 前記はすば歯車の外径部が嵌合する第一嵌合穴を備えた筒状部材と、上壁に前記筒状部材の外径部がスライド自在に挿通される貫通孔を有すると共に該上壁の下方に前記軸部材の外径部が嵌合する第二嵌合穴を備えた第二位置決め部材とを用い、
    前記第ニ嵌合穴に前記軸部材を嵌合させて、該第二位置決め部材を前記台座に載置し、前記はすば歯車の上端側を前記筒状部材の第一嵌合穴に嵌合させて、該筒状部材の外径部を前記第二位置決め部材の前記貫通孔に挿通し、前記はすば歯車と前記軸部材との中心軸を合わせる、ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のはすば歯車と軸部材との接合方法。
  5. 前記スラスト軸受を介して前記軸部材とは反対側に、前記一対の軌道輪の何れかの外径部に係合する係合穴を備えた支持具を配設し、
    前記係合穴に前記一対の軌道輪の何れかの外径部を係合させ、前記支持具によって前記スラスト軸受を支持する、ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法。
  6. 前記スラスト軸受を介して前記軸部材とは反対側に、前記軌道輪の内周に係合する係合突起を備えた支持具を配設し、
    前記支持具側に配設された前記軌道輪の内周に前記係合突起を係合させ、前記支持具によって前記スラスト軸受を支持する、ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法。
  7. 前記はすば歯車には、該はすば歯車の軸方向の両端から該はすば歯車の同軸上に延出し、該はすば歯車の中心から歯底までの径より小さい径で形成された一対の軸部を備え、
    前記軸部材には、前記開口穴の底壁に該開口穴と同軸上に前記一方の軸部が嵌合する第三嵌合穴を備え、
    前記他方の軸部が嵌合する第四嵌合穴を備えた第二筒状部材を用い、
    前記一方の軸部を前記第三嵌合穴に嵌合させると共に前記他方の軸部を前記第四嵌合穴に嵌合させて前記はすば歯車と前記軸部材との中心軸を合わせ、前記はすば歯車の外径部を前記開口穴に圧入する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか記載のはすば歯車と軸部材との接合方法。
  8. 駆動源の駆動力を受けて回動する駆動回転軸と、該駆動回転軸に接合され該駆動回転軸と共に回動する太陽歯車と、該太陽歯車に空隙を介して同軸状に配設された内歯車と、前記空隙に配設され前記太陽歯車及び前記内歯車に噛合する遊星歯車と、該遊星歯車を回転自在に支持すると共に前記太陽歯車と同軸状に回転自在に支持された回動体と、
    を備え、
    前記太陽歯車、前記遊星歯車及び前記内歯車がはすば歯車で形成され、該太陽歯車の回転動作を、該遊星歯車及び前記内歯車を介して減速し、前記回動体に伝達するはすば遊星歯車減速機において、
    前記太陽歯車と前記駆動回転軸との接合方法として、請求項1乃至請求項7の何れか記載の、はすば歯車と軸部材との接合方法を用いる、ことを特徴とするはすば遊星歯車減速機における太陽歯車と回転軸との接合方法。
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