JP4565286B2 - 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivatives, agricultural chemicals containing this as an active ingredient, and production intermediates thereof - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新規な6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体、およびこれを有効成分とする農薬に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来農園芸分野では、各種病害虫あるいは雑草の防除を目的とした殺菌剤、殺虫、殺ダニ剤、及び除草剤が開発され実用に供されている。しかしながら、従来汎用されている農園芸用殺菌剤、殺虫、殺ダニ剤、及び除草剤は、効果、スペクトラム、あるいは残効性等の点において必ずしも満足すべきものではない。また、施用回数や施用薬量の低減等の社会的要請を充分満足しているとは言えない。
【0003】
また、従来汎用されてきた農薬に対して抵抗性を獲得した病害虫の出現も問題となっている。例えば、野菜、果樹、花卉、茶、ムギ類及びイネ等の栽培において、様々な系統の農薬、例えば病害の場面では、トリアゾール系(トリアジメフォン等)、ベンズイミダゾール系(ベノミル、チオファネートメチル等)、ジカルボキシイミド系(プロシミドン、イプロジオン等)、フェニルアミド系(メタラキシル、オキサジキシル等)農薬等に抵抗性を獲得した種々の病害が各地で出現している。一方害虫の場面では、有機リン剤(フェニトロチオン、マラチオン、プロチオフォス、DDVP等)、ピレスロイド系(ペルメトリン、シペルメリン、フェンバレレート、サイハロスリン等)、ベンゾイルウレア系(ジフルベンズロン、テフルベンズロン、クロルフルアズロン等)、ネライストキシン系(カルタップ、ベンスルタップ等)農薬等に抵抗性を獲得した害虫の防除が年々困難になっている。また、除草剤の場面ではトリアジン系、スルホニルウレア系、フェニルウレア系、フェノキシフェノキシ系、シクロヘキサンジオン系等の農薬において多数の抵抗性雑草が出現している。
【0004】
病害虫が未だ抵抗性を獲得していない農薬(例えば、ジチオカーバメート系やフタルイミド系農薬等)もあるが、これらは一般に施用薬量や施用回数が多く、環境汚染等の観点から好ましいものではない。従って、従来の農園芸用殺菌剤、及び殺虫、殺ダニ剤に抵抗性を獲得した各種病害虫に対しても低薬量で十分な防除効果を示し、しかも環境への悪影響が少ない新規農薬の開発が切望されている。近い将来予想される世界人口増加に伴う食糧危機の解消には、重要作物の安定供給が必要不可欠である。安定した作物の供給には、その栽培及び収穫時に障害となる雑草の経済的かつ効率のよい枯殺あるいは防除が必要であり、その解決策となる新しい除草剤や植物成長調節剤の開発が求められている。
【0005】
一方、6位にアルキル基又は置換フェニル基を有する3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体の合成例が J. Prakt. Chem., 316, 163 - 168 (1974) や Heterocycles, 20, 51 - 54 (1983) に記載されている。しかしながら、その生理活性に関しての記載はなく、どの様な生理活性を有するか全く分かっていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、従来の農園芸用殺菌剤剤、及び殺虫、殺ダニ剤に抵抗性を示す各種病害虫に対して高い防除効果を示し、かつ、作物に対する高い安全性と雑草に対する優れた殺草活性を併せ持つ新規農薬を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は上記の課題を解決すべく鋭意検討した結果、一般式[I]で表される6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体が、上記特徴を有する化合物であることを見い出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、一般式[I]
【0008】
【化4】
【0009】
{上記式中、R1はC1−C4のハロアルキル基を示す。
R2は水素原子、C1−C10のアルキル基、C2−C6のアルケニル基、C2−C6のアルキニル基、C3−C6のシクロアルキル基、C3−C6のシクロアルケニル基、C4−C10のアルキルシクロアルキル基、C3−C6のシクロアルキル基で置換されたC1−C3のアルキル基、C1−C6のハロアルキル基、C2−C6のハロアルケニル基、C3−C6のハロシクロアルキル基、C2−C5のシアノアルキル基、C2−C6のアルコキシアルキル基、C2−C6のアルキルチオアルキル基、C2−C6のアルキルスルフィニルアルキル基、C2−C6のアルキルスルホニルアルキル基、C1−C6のアシル基、C3−C6のオキソアルキル基、フェニル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基(ただし、R2がフェニル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基を示す場合、そのフェニル基は、1ー3個の同一または異なるハロゲン原子、C1−C4のアルキル基、C1−C4のハロアルキル基、C1−C4のアルコキシ基、C1−C4のハロアルコキシ基、C2−C5のアシルオキシ基、C1−C4のアルキルチオ基、C1−C4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、又はC2−C5のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい。)を示す。
【0010】
R3は、水素原子、C1−C6のアルキル基、C2−C6のアルケニル基、C1−C6のハロアルキル基、C2−C6のハロアルケニル基、C2−C6のアルキニル基、C1−C6のアシル基、C2−C6のアルコキシアルキル基、C2−C6のアルキルチオアルキル基、C2−C6のアルキルスルホニルアルキル基、C1−C6のアルキルスルホニル基、C3−C7のアシルオキシアルキル基、又はC2−C6のアルコキシカルボニル基を示し、
Qは下記一般式Q−1からQ−12
【0011】
【化5】
【0012】
(上記式中、R4は水素原子、C1−C10のアルキル基、C2−C6のアルケニル基、C2−C6のアルキニル基、C3−C6のシクロアルキル基、C3−C6のシクロアルケニル基、C4−C10のアルキルシクロアルキル基、C3−C6のシクロアルキル基で置換されたC1−C3のアルキル基、C1−C6のハロアルキル基、C2−C6のハロアルケニル基、C3−C6のハロシクロアルキル基、C2−C5のシアノアルキル基、C2−C6のアルコキシアルキル基、C2−C6のアルキルチオアルキル基、C2−C6のアルキルスルホニルアルキル基、C1−C6のアシル基、C3−C6のオキソアルキル基、フェニル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基を示す。ただし、R4がフェニル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基を示す場合、そのフェニル基は、1ー3個の同一または異なるハロゲン原子、C1−C4のアルキル基、C1−C4のハロアルキル基、C1−C4のアルコキシ基、C1−C4のハロアルコキシ基、C2−C5のアシルオキシ基、C1−C4のアルキルチオ基、C1−C4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、又はC2−C5のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい。
【0013】
Xは水素原子、ハロゲン原子、C1−C4のアルキル基、C1−C4のアルコキシ基、C2−C6のアルコキシアルキル基、C1−C4のハロアルキル基、C1−C4のハロアルコキシ基、C1−C4のアルキルチオ基、C1−C4のハロアルキルチオ基、C1−C4のアルキルスルフィニル基、C1−C4のアルキルスルホニル基、C2−C5のアシル基、C2−C6のアルコキシカルボニル基、C2−C6のアルケニル基、C2−C6のアルキニル基、C2−C6のアルケニルオキシ基、C2−C6のアルキニルオキシ基、C2−C5のアシルオキシ基、C2−C6のアルコキシアルコキシ基、C2−C6のカルボキシアルキル基、C3−C6のアルコキシカルボニルアルキル基、C2−C6のカルボキシアルコキシ基、C3−C6のアルコキシカルボニルアルコキシ基、C1−C4のアルキルアミノ基、C2−C6のジアルキルアミノ基、C2−C5のアシルアミノ基、C1−C4のアルキルスルホニルアミノ基、メルカプト基、シアノ基、カルボキシル基、ニトロ基、アミノ基、又はヒドロキシル基を示し、UはNR4(R4は前記と同義を示す)、酸素原子、又は硫黄原子を示す。
【0014】
mはQがQ−1、又はQ−12の時は1から5の整数を示し、QがQ−2の時は1から4の整数を示し、QがQ−3、Q−4、又はQ−5の時は1から3の整数を示し、QがQ−6,Q−7、Q−9、又はQ−10の時は1または2の整数を示す。但し、mが2から5の整数の場合Xは同一でも異なってもよい。)で表される基を示す。}で表される6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体、これを有効成分とする農薬及びその製造中間体に存する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をさらに詳細に説明する。
本発明において、農薬として使用される6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体は、前記一般式[I]で表される。
前記一般式[I]において、R1としては、フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基、2,2,3,3,4,4,4,-ヘプタフルオロブチル基等のC1−C4ハロアルキル基が挙げられ、このうちトリフルオロメチル基が好ましい。
【0016】
R2としては、水素原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert-ペンチル基、1- メチルブチル基、2- メチルブチル基、1- エチルプロピル基、1,2- ジメチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1- メチルペンチル基、2- メチルペンチル基、3- メチルペンチル基、1,1- ジメチルブチル基、1,2- ジメチルブチル基、1,3- ジメチルブチル基、3,3- ジメチルブチル基、1- エチルブチル基、2- エチルブチル基、1,1,2- トリメチルプロピル基、1-エチル-1- メチルプロピル基、1-エチル-2- メチルプロピル基、へプチル基、1- メチルヘキシル基、2- メチルヘキシル基、3- メチルヘキシル基、4- メチルヘキシル基、5- メチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基等のC1−C10のアルキル基;ビニル基、アリル基、1- プロペニル基、イソプロペニル基、1- ブテニル基、2- ブテニル基、3- ブテニル基、1-メチルアリル基、2-メチルアリル基、1-ペンテニル基、2-ペンテニル基、3-ペンテニル基、4-ペンテニル基、1-メチル-2- ブテニル基、 1-メチル-3- ブテニル基、2-メチル-3- ブテニル基、3-メチル-2- ブテニル基、3-メチル-3- ブテニル基、1,1- ジメチルアリル基、1- エチルアリル基、1- ヘキセニル基、2- ヘキセニル基、3- ヘキセニル基、4- ヘキセニル基、5- ヘキセニル基、4-メチル-3- ペンテニル基、1- プロピルアリル基、1- エチル-1-メチルアリル基等のC2−C6のアルケニル基;
【0017】
エチニル基、1- プロピニル基、2- プロピニル基、1- ブチニル基、2- ブチニル基、3- ブチニル基、1- メチル-2-プロピニル基、1- ペンチニル基、2- ペンチニル基、3- ペンチニル基、4- ペンチニル基、1- メチル-3-ブチニル基、1,1-ジメチル-2-プロピニル基、1- ヘキシニル基、2- ヘキシニル基、3- ヘキシニル基、4- ヘキシニル基、5- ヘキシニル基等のC2−C6のアルキニル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のC3−C6のシクロアルキル基;2-シクロプロペニル基、2-シクロブテニル基、2-シクロペンテニル基、3-シクロペンテニル基、2-シクロヘキセニル基、3-シクロヘキセニル基等のC3−C6のシクロアルケニル基;1- メチルシクロプロピル基、2- メチルシクロプロピル基、1,2- ジメチルシクロプロピル基、2,2- ジメチルシクロプロピル基、2,3- ジメチルシクロプロピル基、1- エチルシクロプロピル基、2- エチルシクロプロピル基、1,2,3- トリメチルシクロプロピル基、2,2,3- トリメチルシクロプロピル基、1,2,2,3-テトラメチルシクロプロピル基、1- メチルシクロブチル基、2- メチルシクロブチル基、3- メチルシクロブチル基、1,2- ジメチルシクロブチル基、1,3- ジメチルシクロブチル基、2,3- ジメチルシクロブチル基、2,2- ジメチルシクロブチル基、1- エチルシクロブチル基、2- エチルシクロブチル基、3- エチルシクロブチル基、1- メチルシクロペンチル基、2- メチルシクロペンチル基、3- メチルシクロペンチル基、1,2- ジメチルシクロペンチル基、1,3- ジメチルシクロペンチル基、2,2- ジメチルシクロペンチル基、2,3- ジメチルシクロペンチル基、3,3- ジメチルシクロペンチル基、1- エチルシクロペンチル基、1- メチルシクロヘキシル基、2- メチルシクロヘキシル基、3- メチルシクロヘキシル基、4- メチルシクロヘキシル基、1,2- ジメチルシクロヘキシル基、1,3- ジメチルシクロヘキシル基、1,4- ジメチルシクロヘキシル基、2,2- ジメチルシクロヘキシル基、2,3- ジメチルシクロヘキシル基、2,4- ジメチルシクロヘキシル基、3,3- ジメチルシクロヘキシル基、3,4- ジメチルシクロヘキシル基、4,3- ジメチルシクロヘキシル基、1- エチルシクロヘキシル基等のC4−C10のアルキルシクロアルキル基;
【0018】
シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、シクロプロピルエチル基、シクロブチルエチル基、シクロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチル基、シクロプロピルプロピル基、シクロブチルプロピル基、シクロペンチルプロピル基、シクロヘキシルプロピル基等のC3−C6のシクロアルキル基で置換されたC1−C3のアルキル基;フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基、2,2,3,3,4,4,4,-ヘプタフルオロブチル基等のC1ーC6のハロアルキル基;3,3-ジクロロアリル基等のC2−C6のハロアルケニル基;2,2-ジフルオロシクロペンチル基等のC3−C6のハロシクロアルキル基;シアノメチル基、1-シアノエチル基、2-シアノエチル基、1-シアノプロピル基、2-シアノプロピル基、3-シアノプロピル基、1-シアノブチル基、2-シアノブチル基、3-シアノブチル基、4-シアノブチル基等のC2−C5のシアノアルキル基;メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、ブトキシメチル基、2-メトキシエチル基、2-エトキシエチル基、2-プロポキシエチル基、2-イソプロポキシエチル基、2-ブトキシエチル基、3-メトキシプロピル基、4-メトキシブチル基、5-メトキシペンチル基等のC2−C6のアルコキシアルキル基;
【0019】
メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、プロピルチオメチル基、イソプロピルチオメチル基、ブチルチオメチル基、2-(メチルチオ)エチル基、2-(エチルチオ)エチル基、2-(プロピルチオ)エチル基、2-(イソプロピルチオ)エチル基、2-(ブチルチオ)エチル基、3-(メチルチオ)プロピル基、4-(メチルチオ)ブチル基、5-(メチルチオ)ペンチル基等のC2−C6のアルキルチオアルキル基;メチルスルフィニルメチル基、エチルスルフィニルメチル基、プロピルスルフィニルメチル基、イソプロピルスルフィニルメチル基、ブチルスルフィニルメチル基、2-(メチルスルフィニル)エチル基、2-(エチルスルフィニル)エチル基、2-(プロピルスルフィニル)エチル基、2-(イソプロピルスルフィニル)エチル基、2-(ブチルスルフィニル)エチル基、3-(メチルスルフィニル)プロピル基、4-(メチルスルフィニル)ブチル基、5-(メチルスルフィニル)ペンチル基等のC2−C6のアルキルスルフィニルアルキル基;メチルスルホニルメチル基、エチルスルホニルメチル基、プロピルスルホニルメチル基、イソプロピルスルホニルメチル基、ブチルスルホニルメチル基、2-(メチルスルホニル)エチル基、2-(エチルスルホニル)エチル基、2-(プロピルスルホニル)エチル基、2-(イソプロピルスルホニル)エチル基、2-(ブチルスルホニル)エチル基、3-(メチルスルホニル)プロピル基、4-(メチルスルホニル)ブチル基、5-(メチルスルホニル)ペンチル基等のC2−C6のアルキルスルホニルアルキル基; ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、2−メチルブチリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、2,2−ジメチルブチリル基、2−エチルブチリル基、2−メチルバレリル基、3−メチルバレリル基、4−メチルバレリル基等のC1−C6のアシル基;2-オキソプロピル基、1-メチル-2-オキソプロピル基、1-メチル-2-オキソブチル基、1-エチル-2-オキソブチル基、1-プロピル-2-オキソプロピル基等のC3−C6のオキソアルキル基;
【0020】
フェニル基;又はフェニル基で置換されたメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等のC1−C3のアルキル基(ただし、R2がフェニル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基を示す場合、そのフェニル基は1ー3個の同一または異なるフッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基等のC1−C4のアルキル基;フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基等のC1ーC4のハロアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基等のC1−C4のアルコキシ基;トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、2-クロロエトキシ基、3-クロロプロポキシ基、2-クロロ-1-メチルエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基等のC1−C4のハロアルコキシ基;
【0021】
アセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基、アクリロイルオキシ基、プロピオロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、クロトノイルオキシ基等のC2−C5のアシルオキシ基;メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec-ブチルチオ基、tert-ブチルチオ基等のC1−C4のアルキルチオ基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、sec-ブチルスルホニル基、tert-ブチルスルホニル基等の C1−C4のアルキルスルホニル基;ニトロ基;シアノ基;またはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基等のC2−C5のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい。)が挙げられる。
【0022】
R2としては、C1−C10のアルキル基、C2−C6のアルケニル基、C3−C6のシクロアルキル基で置換されたC1−C3のアルキル基、C2−C6のアルコキシアルキル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基(ただし、このフェニル基は、1ー3個の同一または異なるハロゲン原子、C1−C4のアルキル基、C1−C4のハロアルキル基、C1−C4のアルコキシ基、C1−C4のハロアルコキシ基、C2−C5のアシルオキシ基、C1−C4のアルキルチオ基、C1−C4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、またはC2−C5のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい。)が好ましく、特にC1−C7のアルキル基、C2−C6のアルケニル基が好ましい。
【0023】
R3としては、水素原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert-ペンチル基、1- メチルブチル基、2- メチルブチル基、1- エチルプロピル基、1,2- ジメチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1- メチルペンチル基、2- メチルペンチル基、3- メチルペンチル基、1,1- ジメチルブチル基、1,2- ジメチルブチル基、1,3- ジメチルブチル基、3,3- ジメチルブチル基、1- エチルブチル基、2- エチルブチル基、1,1,2- トリメチルプロピル基、1-エチル-1- メチルプロピル基、1-エチル-2- メチルプロピル基等のC1−C6のアルキル基;ビニル基、アリル基、1- プロペニル基、イソプロペニル基、1- ブテニル基、2- ブテニル基、3- ブテニル基、1-メチルアリル基、2-メチルアリル基、1-ペンテニル基、2-ペンテニル基、3-ペンテニル基、4-ペンテニル基、1-メチル-2- ブテニル基、1-メチル-3- ブテニル基、2-メチル-3- ブテニル基、3-メチル-2- ブテニル基、3-メチル-3- ブテニル基、1,1- ジメチルアリル基、1- エチルアリル基、1- ヘキセニル基、2- ヘキセニル基、3- ヘキセニル基、4- ヘキセニル基、5- ヘキセニル基、4-メチル-3- ペンテニル基、1- プロピルアリル基、1- エチル-1-メチルアリル基等のC2−C6のアルケニル基;
【0024】
フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基、2,2,3,3,4,4,4,-ヘプタフルオロブチル基等のC1−C6のハロアルキル基;3,3-ジクロロアリル基等のC2−C6のハロアルケニル基;エチニル基、1- プロピニル基、2- プロピニル基、1- ブチニル基、2- ブチニル基、3- ブチニル基、1- メチル-2-プロピニル基、1- ペンチニル基、2- ペンチニル基、3- ペンチニル基、4- ペンチニル基、1- メチル-3-ブチニル基、1,1-ジメチル-2-プロピニル基、1- ヘキシニル基、2- ヘキシニル基、3- ヘキシニル基、4- ヘキシニル基、5- ヘキシニル基等のC2−C6のアルキニル基;
【0025】
ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、2−メチルブチリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、2,2−ジメチルブチリル基、2−エチルブチリル基、2−メチルバレリル基、3−メチルバレリル基、4−メチルバレリル基等のC1−C6のアシル基;メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、ブトキシメチル基、2-メトキシエチル基、2-エトキシエチル基、2-プロポキシエチル基、2-イソプロポキシエチル基、2-ブトキシエチル基、3-メトキシプロピル基、4-メトキシブチル基、5-メトキシペンチル基等のC2−C6のアルコキシアルキル基;メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、プロピルチオメチル基、イソプロピルチオメチル基、ブチルチオメチル基、2-(メチルチオ)エチル基、2-(エチルチオ)エチル基、2-(プロピルチオ)エチル基、2-(イソプロピルチオ)エチル基、2-(ブチルチオ)エチル基、3-(メチルチオ)プロピル基、4-(メチルチオ)ブチル基、5-(メチルチオ)ペンチル基等のC2−C6のアルキルチオアルキル基;
【0026】
メチルスルホニルメチル基、エチルスルホニルメチル基、プロピルスルホニルメチル基、イソプロピルスルホニルメチル基、ブチルスルホニルメチル基、2-(メチルスルホニル)エチル基、2-(エチルスルホニル)エチル基、2-(プロピルスルホニル)エチル基、2-(イソプロピルスルホニル)エチル基、2-(ブチルスルホニル)エチル基、3-(メチルスルホニル)プロピル基、4-(メチルスルホニル)ブチル基、5-(メチルスルホニル)ペンチル基等のC2−C6のアルキルスルホニルアルキル基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、ペンチルスルホニル基、ヘキシルスルホニル基等のC1−C6のアルキルスルホニル基;2-(アセチルオキシ)エチル基、2-(プロピオニルオキシ)エチル基、2-(ブチリルオキシ)エチル基、2-(イソブチリルオキシ)エチル基、2-(バレリルオキシ)エチル基、2-(イソバレリルオキシ)エチル基、2-(ピバロイルオキシ)エチル基、2-(アクリロイルオキシ)エチル基、2-(プロピオロイルオキシ)エチル基、2-(メタクリロイルオキシ)エチル基、2-(クロトノイルオキシ)エチル基、3-(アセチルオキシ)プロピル基、4-(アセチルオキシ)ブチル基、5-(アセチルオキシ)ペンチル基等のC3−C7のアシルオキシアルキル基;又はメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、イソプロピルカルボニル基、ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基等のC2−C6のアルコキシカルボニル基が挙げられる。R3としては、水素原子、C1−C4アルキル基、C1−C6のアシル基、C2−C6のアルコキシアルキル基又はC1−C6のアルキルスルホニル基が好ましく、特に水素原子、アシル基、アルコキシアルキル基が好ましい。最も好ましいのは水素原子である。
【0027】
Qとしては、上記一般式 Q−1からQ−12で表される基が挙げられ、このうちQ−1,Q−2,Q−3,Q−4,Q−5,Q−6,Q−11、Q−12が好ましく、特にQ−1、Q−2,Q−11が好ましい。
上記一般式Q−1からQ−12において、R4としては、水素原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、tert-ペンチル基、1- メチルブチル基、2- メチルブチル基、1- エチルプロピル基、1,2- ジメチルプロピル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、1- メチルペンチル基、2- メチルペンチル基、3- メチルペンチル基、1,1- ジメチルブチル基、1,2- ジメチルブチル基、1,3- ジメチルブチル基、3,3- ジメチルブチル基、1- エチルブチル基、2- エチルブチル基、1,1,2- トリメチルプロピル基、1-エチル-1- メチルプロピル基、1-エチル-2- メチルプロピル基、へプチル基、1- メチルヘキシル基、2- メチルヘキシル基、3- メチルヘキシル基、4- メチルヘキシル基、5- メチルヘキシル基、オクチル基、ノニル基等のC1−C10のアルキル基;ビニル基、アリル基、1- プロペニル基、イソプロペニル基、1- ブテニル基、2- ブテニル基、3- ブテニル基、1-メチルアリル基、2-メチルアリル基、1-ペンテニル基、2-ペンテニル基、3-ペンテニル基、4-ペンテニル基、1-メチル-2- ブテニル基、1-メチル-3- ブテニル基、2-メチル-3- ブテニル基、3-メチル-2- ブテニル基、3-メチル-3- ブテニル基、1,1- ジメチルアリル基、1- エチルアリル基、1- ヘキセニル基、2- ヘキセニル基、3- ヘキセニル基、4- ヘキセニル基、5- ヘキセニル基、4-メチル-3- ペンテニル基、1- プロピルアリル基、1- エチル-1-メチルアリル基等のC2−C6のアルケニル基;
【0028】
エチニル基、1- プロピニル基、2- プロピニル基、1- ブチニル基、2- ブチニル基、3- ブチニル基、1- メチル-2-プロピニル基、1- ペンチニル基、2- ペンチニル基、3- ペンチニル基、4- ペンチニル基、1- メチル-3-ブチニル基、1,1-ジメチル-2-プロピニル基、1- ヘキシニル基、2- ヘキシニル基、3- ヘキシニル基、4- ヘキシニル基、5- ヘキシニル基等のC2−C6のアルキニル基;シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等のC3−C6のシクロアルキル基;2-シクロプロペニル基、2-シクロブテニル基、2-シクロペンテニル基、3-シクロペンテニル基、2-シクロヘキセニル基、3-シクロヘキセニル基等のC3−C6のシクロアルケニル基;1- メチルシクロプロピル基、2- メチルシクロプロピル基、1,2- ジメチルシクロプロピル基、2,2- ジメチルシクロプロピル基、2,3- ジメチルシクロプロピル基、1- エチルシクロプロピル基、2- エチルシクロプロピル基、1,2,3- トリメチルシクロプロピル基、2,2,3- トリメチルシクロプロピル基、1,2,2,3- テトラメチルシクロプロピル基、1- メチルシクロブチル基、2- メチルシクロブチル基、3- メチルシクロブチル基、1,2- ジメチルシクロブチル基、1,3- ジメチルシクロブチル基、2,3- ジメチルシクロブチル基、2,2-ジメチルシクロブチル基、1- エチルシクロブチル基、2- エチルシクロブチル基、3- エチルシクロブチル基、1- メチルシクロペンチル基、2- メチルシクロペンチル基、3- メチルシクロペンチル基、1,2- ジメチルシクロペンチル基、1,3- ジメチルシクロペンチル基、2,2- ジメチルシクロペンチル基、2,3- ジメチルシクロペンチル基、3,3- ジメチルシクロペンチル基、1- エチルシクロペンチル基、1- メチルシクロヘキシル基、2- メチルシクロヘキシル基、3- メチルシクロヘキシル基、4- メチルシクロヘキシル基、1,2- ジメチルシクロヘキシル基、1,3- ジメチルシクロヘキシル基、1,4- ジメチルシクロヘキシル基、2,2- ジメチルシクロヘキシル基、2,3- ジメチルシクロヘキシル基、2,4- ジメチルシクロヘキシル基、3,3- ジメチルシクロヘキシル基、3,4- ジメチルシクロヘキシル基、4,3- ジメチルシクロヘキシル基、1- エチルシクロヘキシル基等のC4−C10のアルキルシクロアルキル基;
【0029】
シクロプロピルメチル基、シクロブチルメチル基、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル基、シクロプロピルエチル基、シクロブチルエチル基、シクロペンチルエチル基、シクロヘキシルエチル基、シクロプロピルプロピル基、シクロブチルプロピル基、シクロペンチルプロピル基、シクロヘキシルプロピル基等のC3−C6のシクロアルキル基で置換されたC1−C3のアルキル基;フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基、2,2,3,3,4,4,4,-ヘプタフルオロブチル基等のC1ーC6のハロアルキル基;3,3-ジクロロアリル基等のC2−C6のハロアルケニル基;2,2-ジフルオロシクロペンチル基等のC3−C6のハロシクロアルキル基;シアノメチル基、1-シアノエチル基、2-シアノエチル基、1-シアノプロピル基、2-シアノプロピル基、3-シアノプロピル基、1-シアノブチル基、2-シアノブチル基、3-シアノブチル基、4-シアノブチル基等のC2−C5のシアノアルキル基;メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、ブトキシメチル基、2-メトキシエチル基、2-エトキシエチル基、2-プロポキシエチル基、2-イソプロポキシエチル基、2-ブトキシエチル基、3-メトキシプロピル基、4-メトキシブチル基、5-メトキシペンチル基等のC2−C6のアルコキシアルキル基;
【0030】
メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、プロピルチオメチル基、イソプロピルチオメチル基、ブチルチオメチル基、2-(メチルチオ)エチル基、2-(エチルチオ)エチル基、2-(プロピルチオ)エチル基、2-(イソプロピルチオ)エチル基、2-(ブチルチオ)エチル基、3-(メチルチオ)プロピル基、4-(メチルチオ)ブチル基、5-(メチルチオ)ペンチル基等のC2−C6のアルキルチオアルキル基;メチルスルホニルメチル基、エチルスルホニルメチル基、プロピルスルホニルメチル基、イソプロピルスルホニルメチル基、ブチルスルホニルメチル基、2-(メチルスルホニル)エチル基、2-(エチルスルホニル)エチル基、2-(プロピルスルホニル)エチル基、2-(イソプロピルスルホニル)エチル基、2-(ブチルスルホニル)エチル基、3-(メチルスルホニル)プロピル基、4-(メチルスルホニル)ブチル基、5-(メチルスルホニル)ペンチル基等のC2−C6のアルキルスルホニルアルキル基;ホルミル基、アセチル基、ピロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、2−メチルブチリル基、ピバロイル基、ヘキサノイル基、2,2−ジメチルブチリル基、2−エチルブチリル基、2−メチルバレリル基、3−メチルバレリル基、4−メチルバレリル基等のC1−C6のアシル基;2-オキソプロピル基、1-メチル-2-オキソプロピル基、1-メチル-2-オキソブチル基、1-エチル-2-オキソブチル基、1-プロピル-2-オキソプロピル基等のC3−C6のオキソアルキル基;
【0031】
フェニル基;又はフェニル基で置換されたメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等のC1−C3のアルキル基(ただし、R4がフェニル基、又はフェニル基で置換されたC1−C3のアルキル基を示す場合、そのフェニル基は1ー3個の同一または異なるフッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基等のC1−C4のアルキル基;フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基等のC1ーC4のハロアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基等C1−C4のアルコキシ基;トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、2-クロロエトキシ基、3-クロロプロポキシ基、2-クロロ-1-メチルエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基等のC1−C4のハロアルコキシ基;アセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリルオキシ基、イソブチリルオキシ基、バレリルオキシ基、イソバレリルオキシ基、ピバロイルオキシ基、アクリロイルオキシ基、プロピオロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、クロトノイルオキシ基等のC2−C5のアシルオキシ基;メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec-ブチルチオ基、tert-ブチルチオ基等のC1−C4のアルキルチオ基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、sec-ブチルスルホニル基、tert-ブチルスルホニル基等のC1−C4のアルキルスルホニル基;ニトロ基;
【0032】
シアノ基;またはメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec-ブトキシカルボニル基、tert-ブトキシカルボニル基等のC2−C5のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい。)が挙げられる。R4として特に好ましくは、C1−C4のアルキル基である。
【0033】
Xとしては、水素原子;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基等のC1−C4のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基等のC1−C4のアルコキシ基;メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基、ブトキシメチル基、2-メトキシエチル基、2-エトキシエチル基、2-プロポキシエチル基、2-イソプロポキシエチル基、2-ブトキシエチル基、3-メトキシプロピル基、4-メトキシブチル基、5-メトキシペンチル基等のC2−C6のアルコキシアルキル基;フルオロメチル基、クロロメチル基、ブロモメチル基、ジフルオロメチル基、ジクロロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロロメチル基、1-フルオロエチル基、1-クロロエチル基、1-ブロモエチル基、2-フルオロエチル基、2-クロロエチル基、2-ブロモエチル基、2,2,2-トリフルオロエチル基、1,1,2,2,2-ペンタフルオロエチル基、2-フルオロプロピル基、2-クロロプロピル基、2-ブロモプロピル基、3-フルオロプロピル基、3-クロロプロピル基、3-ブロモプロピル基、2,2,3,3,3-ペンタフルオロプロピル基、1,1,2,2,3,3,3-ヘプタフルオロプロピル基、2,2,2-トリフルオロ-1-メチルエチル基、4-フルオロブチル基、4-クロロブチル基、4-ブロモブチル基、2,2,3,3,4,4,4,-ヘプタフルオロブチル基等のC1−C4のハロアルキル基;トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、2-クロロエトキシ基、3-クロロプロポキシ基、2-クロロ-1-メチルエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基等のC1−C4のハロアルコキシ基;
【0034】
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec-ブチルチオ基、tert-ブチルチオ基等のC1−C4のアルキルチオ基;ジフルオロメチルチオ基、トリフルオロメチルチオ基等のC1−C4のハロアルキルチオ基;メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、イソブチルスルフィニル基、sec-ブチルスルフィニル基、tert-ブチルスルフィニル基等のC1−C4のアルキルスルフィニル基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基、イソブチルスルホニル基、sec-ブチルスルホニル基、tert-ブチルスルホニル基等のC1−C4のアルキルスルホニル基;アセチル基、プロピオニル基、ブチリル基、イソブチリル基、バレリル基、イソバレリル基、2−メチルブチリル基、ピバロイル基等のC2−C5のアシル基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロピルオキシカルボニル基、イソプロピルオキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基、ペンチルオキシカルボニル基等のC2−C6のアルコキシカルボニル基;ビニル基、アリル基、1- プロペニル基、イソプロペニル基、1- ブテニル基、2- ブテニル基、3- ブテニル基、1-メチルアリル基、2-メチルアリル基、1-ペンテニル基、2-ペンテニル基、3-ペンテニル基、4-ペンテニル基、1-メチル-2- ブテニル基、1-メチル-3- ブテニル基、2-メチル-3- ブテニル基、3-メチル-2- ブテニル基、3-メチル-3- ブテニル基、1,1- ジメチルアリル基、1- エチルアリル基、1- ヘキセニル基、2- ヘキセニル基、3- ヘキセニル基、4- ヘキセニル基、5- ヘキセニル基、4-メチル-3- ペンテニル基、1- プロピルアリル基、1- エチル-1-メチルアリル基等のC2−C6のアルケニル基;
【0035】
エチニル基、1- プロピニル基、2- プロピニル基、1- ブチニル基、2- ブチニル基、3- ブチニル基、1- メチル-2-プロピニル基、1- ペンチニル基、2- ペンチニル基、3- ペンチニル基、4- ペンチニル基、1- メチル-3-ブチニル基、1,1-ジメチル-2-プロピニル基、1- ヘキシニル基、2- ヘキシニル基、3- ヘキシニル基、4- ヘキシニル基、5- ヘキシニル基等のC2−C6のアルキニル基;ビニルオキシ基、2-プロペニルオキシ基、2-メチル-2-プロペニルオキシ基、2-ブテニルオキシ基、3-メチル-2-ブテニルオキシ基、1-ブテン-3-イルオキシ基等のC2−C6のアルケニルオキシ基;エチニルオキシ基、2-プロピニルオキシ基、1-メチル-2-プロピニルオキシ基、2-ブチニルオキシ基等のC2−C6アルキニルオキシ基;アセトキシ基、プロピオニルオキシ基等のC2−C5のアシルオキシ基;メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、イソプロポキシメトキシ基、2-メトキシエトキシ基等のC2−C6のアルコキシアルコキシ基;カルボキシメチル基、1-(カルボキシ)エチル基等のC2−C6のカルボキシアルキル基;メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、1-(メトキシカルボニル)エチル基等のC3−C6のアルコキシカルボニルアルキル基;カルボキシメトキシ基、1-(カルボキシ)エトキシ基等のC2−C6のカルボキシアルコキシ基;メトキシカルボニルメトキシ基、エトキシカルボニルメトキシ基、1-(メトキシカルボニル)エトキシ基等のC3−C6のアルコキシカルボニルアルコキシ基;
【0036】
メチルアミノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピルアミノ基、ブチルアミノ基等のC1−C4のアルキルアミノ基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、メチルプロピルアミノ基等のC2−C6のジアルキルアミノ基;アセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基等のC2−C5のアシルアミノ基;メチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基等のC1−C4のアルキルスルホニルアミノ基;メルカプト基;シアノ基;カルボキシル基;ニトロ基;アミノ基;及びヒドロキシル基等が挙げられる。Xとしては、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、ハロアルキル基、アルコキシ基、ハロアルコキシ基、アルキルチオ基、アルキルスルフィニル基、アルキルスルホニル基、アルコキシカルボニル基、シアノ基、カルボキシル基、ニトロ基が好ましく、特に水素原子、ハロゲン原子、ハロアルキル基、ニトロ基、アルコキシ基が好ましい。
【0037】
UはNR4(R4は前記と同義を示す)、酸素原子、及び硫黄原子が挙げられ、このうち硫黄原子が好ましい。
mはQがQ−1、又はQ−12の時は1から5の整数を示し、QがQ−2の時は1から4の整数を示し、QがQ−3、Q−4、又はQ−5の時は1から3の整数を示し、QがQ−6,Q−7、Q−9、又はQ−10の時は1または2の整数で表される(但し、mが2から5の整数の場合Xは同一でも異なってもよい。)。
前記一般式[I]の化合物は、後述のいくつかの方法で製造することができるが、下記一般式[II]で示される6−ハロアルキル−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体は、一般式[I]の化合物の製造において有用な中間体である。
【0038】
【化6】
【0039】
{上記式中、R1およびR2は前記一般式[I]と同義を示す。
Yはハロゲン原子、ヒドロキシル基C1−C4、C1−C4のアルコキシ基、C1−C4のハロアルコキシ基、C1−C4のアルキルスルホニルオキシ基、C1−C4のハロアルキルスルホニルオキシ基、C6−C10の置換アリールスルホニルオキシ基、メルカプト基、C1−C4のアルキルチオ基、C1−C4のアルキルスルフィニル基、C1−C4のアルキルスルホニル基、又は−N(R3)2(R3は前記と同義を示し、R3は同一でも相異なっていても良い。)を示す。ただし、Yがヒドロキシル基、またはメルカプト基のとき、R2は水素原子、C1−C10のアルキル基、C2−C6のアルケニル基、C2−C6のアルキニル基、C3−C6のシクロアルキル基、C3−C6のシクロアルケニル基、C4−C10のアルキルシクロアルキル基、C3−C6のシクロアルキル基で置換されたC1−C3のアルキル基、C1−C6のハロアルキル基、C2−C6のハロアルケニル基、C3−C6のハロシクロアルキル基、C2−C5のシアノアルキル基、C2−C6のアルコキシアルキル基、C2−C6のアルキルチオアルキル基、C2−C6ノアルキルスルホニルアルキル基、C1−C6のアシル基、C3−C6のオキソアルキル基、又はフェニル基(ただし、このフェニル基は、1ー3個の同一または異なるハロゲン原子、C1−C4のアルキル基、C1−C4のハロアルキル基、C1−C4のアルコキシ基、C1−C4のハロアルコキシ基、C2−C5のアシルオキシ基、C1−C4のアルキルチオ基、C1−C4のアルキルスルホニル基、ニトロ基、シアノ基、又はC2−C5のアルコキシカルボニル基で置換されていてもよい。)で置換されたC1−C3のアルキル基を示す。}
【0040】
なお、上記一般式[II]で表される6−ハロアルキル−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体は、Yがヒドロキシル基、メルカプト基、又は−NHR3のとき、一般式[III]で表される互変異性体との平衡が存在する。通常、平衡状態における[II]と[III]の存在比は、構造、及び状態、溶媒、濃度、温度等の条件によって異なるが、本願においては、これらを便宜的に一般式[II]で代表して示す。
【0041】
【化7】
【0042】
{式中、R1およびR2は前記と同義を示し、Wは酸素原子、硫黄原子、又はNR3(R3は前記と同義を示す。)を示す。}
【0043】
上記一般式[II]において、R1およびR2としては、前記一般式[I]の説明で記載したものが挙げられる。
Yとしては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子等のハロゲン原子;ヒドロキシル基;メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、ブトキシ基、イソブトキシ基、sec-ブトキシ基、tert-ブトキシ基等のC1−C4のアルコキシ基;トリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、2-クロロエトキシ基、3-クロロプロポキシ基、2-クロロ-1-メチルエトキシ基、2,2,2-トリフルオロエトキシ基等のC1−C4のハロアルコキシ基;メタンスルホニルオキシ基、エタンスルホニルオキシ基、プロパンスルホニルオキシ基、ブタンスルホニルオキシ基等のC1−C4のアルキルスルホニルオキシ基;トリクロロメチルスルホニルオキシ基、トリフルオロメチルスルホニルオキシ基等のC1−C4のハロアルキルスルホニルオキシ基;p−トルエンスルホニルオキシ基等のC6−C10の置換アリールスルホニルオキシ基;メルカプト基;メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec-ブチルチオ基、tert-ブチルチオ基等のC1−C4のアルキルチオ基;メチルスルフィニル基、エチルスルフィニル基、プロピルスルフィニル基、イソプロピルスルフィニル基、ブチルスルフィニル基、イソブチルスルフィニル基、sec-ブチルスルフィニル基、tert-ブチルスルフィニル基等のC1−C4のアルキルスルフィニル基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基、プロピルスルホニル基、イソプロピルスルホニル基、ブチルスルホニル基等のC1−C4のアルキルスルホニル基;又は−N(R3)2(R3は前記と同義を示し、R3は同一でも相異なっていても良い。)が挙げられる。
【0044】
上記一般式[I]乃至[II]で表される化合物は、無機または有機酸との塩にすることができる。そのような塩としては、例えばフッ化水素酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩等のハロゲン化水素酸塩;硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、リン酸塩のような無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタンスルホン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩のようなスルホン酸塩が挙げられる。
【0045】
上記一般式[I]乃至[II]の化合物のうち、R2、R3又はR4が水素原子のとき、もしくはYがヒドロキシル基、メルカプト基、又は−NHR3のとき、金属との塩にすることができる。そのような金属塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、またはカルシウム塩等のアルカリ土類金属塩等が挙げられる。
【0046】
次に、本発明の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体、及びその中間体の製造法について説明する。前記一般式[I]で表される本発明化合物は、例えば、下記製造法(1)−(4)のいずれかの方法により製造することができる。
製造法(1)
【0047】
【化8】
【0048】
(上記反応式中、R1、R2、R3、Y及びQは、前記一般式[I]と同義を示す。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下または非存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 -150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[II]1当量に対し、[IV]が1−3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が3当量以内、好ましくは1 -1.5当量である。
【0049】
溶媒を使用する場合、適当な溶媒としては、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、非プロトン性極性溶媒類(N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、アセトニトリル等)、アルコール類(メタノール、エタノール、2-プロパノール等)、水、およびこれらの混合物等があげられる。使用される塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N,N-ジエチルアニリン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデセン、1,5-ジアザビシクロ[4,3,0]-5-ノネン、1,4-ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン等の有機塩基、および水素化ナトリウム、水素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム等の無機塩基があげられる。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
製造法(2)
【0050】
【化9】
【0051】
(上記反応式中、R1、R2、R3及びQは、前記一般式[I]と同義を示す。Lは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチルスルホニルオキシ基等の低級アルキルスルホニルオキシ基;トリフルオロメチルスルホニルオキシ基等の低級ハロアルキルスルホニルオキシ基;または p-トルエンスルホニルオキシ基等のアリールスルホニルオキシ基を示す。)
【0052】
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIa]1当量に対し、[V]が1-3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が1 - 3当量、好ましくは1 - 1.5当量である。塩基及び溶媒は、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用される。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
製造法(3)
【0053】
【化10】
【0054】
{上記反応式中、R1、R2、R3及びQは、前記と同義を示す(ただし、R3は、水素原子を除く)。Lは、製造法(2)の場合と同義を示す。}
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下、通常は、-20-200℃、好ましくは0- 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[Ia]1当量に対し、[VI]が1-3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が1 - 3当量、好ましくは1 - 1.5当量である。塩基及び溶媒は、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用される。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
製造法(4)
【0055】
【化11】
【0056】
{上記反応式中、R1、R2、R3及びQは、前記と同義を示す(ただし、R2は、水素原子を除く)。Lは、製造法(2)の場合と同義を示す。}
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 -150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[Ic]1当量に対し、[VII]が1 - 3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が1 - 3当量、好ましくは1 -1.5当量である。塩基及び溶媒は、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用される。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
また、前記一般式[II]で表される本発明化合物は、例えば、下記製造法(5)−(12)のいずれかの方法により製造することができる。
製造法(5)
【0057】
【化12】
【0058】
(上記反応式中、R1及びR2は、前記と同義を示す。R6は、メチル基、エチル基等の低級アルキル基を示す。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下または非存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[VIII]1当量に対し、[IX]が1 - 3、好ましくは1 - 1.5当量であり、塩基が 3当量以内、好ましくは1 - 1.5当量である。溶媒を使用する場合、適当な溶媒としては、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、非プロトン性極性溶媒類(N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、アセトニトリル等)、アルコール類(メタノール、エタノール、2-プロパノール等)、有機酸類(ギ酸、酢酸等)、水、およびこれらの混合物等があげられる。
【0059】
使用される塩基としては、トリエチルアミン、ピリジン、ピコリン、N,N-ジエチルアニリン、4-(ジメチルアミノ)ピリジン、1,8-ジアザビシクロ[5,4,0]-7-ウンデセン、1,5-ジアザビシクロ[4,3,0]-5-ノネン、1,4-ジアザビシクロ[2,2,2]オクタン等の有機塩基、および水素化ナトリウム、水素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム等の無機塩基があげられる。この反応は、中間体として生成する[X]を単離して、更に上記のいずれかの条件で環化させて[IIb]を得てもよいし、単離せずに系内で[X]を発生させて直接[IIb]を得てもよい。[IIb]は互変異性体である[IIIb]の構造をとる場合もある。
製造法(6)
【0060】
【化13】
【0061】
(上記反応式中、R1及びR2は、前記と同義を示す。R6は、メチル基、エチル基等の低級アルキル基を示す。R5はC1−C4のアルキル基を示す。Lは、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチルスルホニルオキシ基等の低級アルキルスルホニルオキシ基;トリフルオロメチルスルホニルオキシ基等の低級ハロアルキルスルホニルオキシ基;または p-トルエンスルホニルオキシ基等のアリールスルホニルオキシ基を示す。)。
【0062】
上記反応式において、[XII]を得る第1段階目の反応は、無溶媒または溶媒中、通常は、-20- 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[VIII]1当量に対し、[XI]が1 - 3、好ましくは1-1.5当量である。得られた[XII]は互変異性体である[XII’]をとる場合もある。[XII]は単離してもよいが、そのまま第2段階目の反応に使用してもよい。
[IIc]を得る第2段階目の反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下または非存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは-10 - 50℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[XII](もしくは[XII’])1当量に対し、[IX]が1 - 3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が3当量以内、好ましくは1- 2当量である。塩基及び溶媒としては、製造法(5)で例示したものと同様のものが使用される。この反応は、中間体として生成する[XIII]を単離して、更に上記のいずれかの条件で環化させて[IIc]を得てもよいし、単離せずに系内で[XIII]を発生させて直接[IIc]を得てもよい。
[XIII]は互変異性体である[XIII’]の構造をとる場合もある。
製造法(7)
【0063】
【化14】
【0064】
(上記反応式中、R1およびR2は前記と同義を示す。R5及びLは、製造法(6)の記載と同義を示す。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIb]1当量に対し、[XI]が1-3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が1-3当量、好ましくは1-1.5当量である。塩基及び溶媒としては、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用される。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
製造法(8)
【0065】
【化15】
【0066】
(上記反応式中、R1およびR2は前記と同義を示す。R5はC1−C4のアルキル基を示す。nは、1又は2の整数を示す。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、酸化剤の存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 100℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIc]1当量に対し、酸化剤が1 -5当量、好ましくは[IId](n=1)を得る場合には1-1.5当量、[IId](n=2)を得る場合には2-5当量である。溶媒を使用する場合、適当な溶媒としては、脂肪族炭化水素類(ヘキサン、ヘプタン等)、芳香族炭化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、クロロホルム、1,2-ジクロロエタン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、非プロトン性極性溶媒類(N,N-ジメチルホルムアミド、N-メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド、スルホラン、アセトニトリル等)、アルコール類(メタノール、エタノール、2-プロパノール等)、有機酸類(ギ酸、酢酸等)、水、およびこれらの混合物等があげられる。本反応に使用する酸化剤としては、硫黄原子の酸化に汎用される酸化剤、例えば、有機過酸類(過酢酸、過安息香酸、m-クロル過安息香酸等)、過酸化水素、硝酸、過マンガン酸カリウム等の酸化剤を用いることができる。
製造法(9)
【0067】
【化16】
【0068】
(上記反応式中、R1およびR2は前記と同義を示す。R5'は水素原子、又はC1−C4のアルキル基を示す。kは、0、1又は2の整数を示す。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、酸化剤の存在下、もしくは塩基と水の存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIe]1当量に対し、酸化剤を用いる場合は酸化剤が1 - 3当量、好ましくは1-1.5当量であり、塩基と水を用いる場合は塩基が1 - 3、好ましくは1-1.5当量であり、水が1-100当量、好ましくは1-10当量である(ただし、水を溶媒として用いる場合はその限りではない)。溶媒及び酸化剤は、製造法(8)に例示したものと同様のものが使用される。使用される塩基としては、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用される。[IIf]は互変異性体である[IIIf]の構造をとる場合もある。
製造法(10)
【0069】
【化17】
【0070】
(上記反応式中、R1およびR2は前記と同義を示す。R7はC1−C4のアルキル基、C1−C4のハロアルキル基、C1−C4のアルキルスルホニル基、C1−C4のハロアルキルスルホニル基、C6−C10の置換アリールスルホニル基等を示す。Lは製造法(6)の記載と同義である。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下または非存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIf]1当量に対し、[XIV]が1 - 3、好ましくは1-1.5当量であり、塩基が3当量以内、好ましくは1 - 1.5当量である。塩基及び溶媒は、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用される。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
製造法(11)
【0071】
【化18】
【0072】
(上記反応式中、R1およびR2は前記と同義を示す。Zはフッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子を示す。)
上記反応は、無溶媒または溶媒中、ハロゲン化剤の存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIf]1当量に対し、ハロゲン化剤が1 - 100当量、好ましくは1 - 10当量である。溶媒としては、製造法(1)に例示したものと同様のものが使用される。使用できるハロゲン化剤としては、三塩化リン、オキシ塩化リン、五塩化リン、ホスゲン、塩化水素、塩化ナトリウム、塩化リチウム、塩化銅、三臭化リン、オキシ臭化リン、臭化水素、臭化ナトリウム、臭化リチウム、臭化銅、ヨウ化水素、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化リチウム、ヨウ化銅、サルファー トリフルオリド ジエチルアミン コンプレックス、テトラブチルアンモニウムフルオリド、弗化カリウム、弗化水素等があげられる。
製造法(12)
【0073】
【化19】
【0074】
{上記反応式中、R1、R2、R3およびYは前記と同義を示す(ただし、Yは−NHR3(R3は前記と同義を示す。)を除く)。}
上記反応は、無溶媒または溶媒中、塩基の存在下または非存在下、通常は、-20 - 200℃、好ましくは0 - 150℃の温度の範囲で行われる。反応に使用される化合物の量は、通常、[IIi]1当量に対し、[XV]が1 -100、好ましくは1-50当量であり、塩基が3当量以内、好ましくは1 - 1.5当量である。溶媒としては、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用できる。使用される塩基は、[XV]を過剰に用いてこれを兼ねてもよいが、その他としては、製造法(1)で例示したものと同様のものが使用できる。[IIa]は構造異性体である[IIIa]の構造をとる場合もある。本反応においては、触媒として、18-クラウン-6、16-クラウン-5、12-クラウン-4等(ポリエーテル系)、テトラ-n-ブチルアンモニウムブロミド、テトラ-n-ブチルアンモニウム硫酸塩、テトラエチルアンモニウムヨージド等(第4級アンモニウム塩)等を用いることにより、さらに収率よく目的物を得ることができる場合もある。
なお、前記製造法(5)、(6)における原料化合物[VIII]は一部は市販されており、容易に入手することができる。また、下記反応式に従って製造することもできる。
【0075】
【化20】
【0076】
(上記反応式中、R2は前記と同義を示す。)
更に、本工程の原料となるイソチオシアネート類[XVI]も、一部は市販されており、容易に入手することができる。また、例えば、対応するアミン類を、チオホスゲンと反応させる方法、あるいは第3級アミン存在下に二硫化炭素と反応させた後、クロロギ酸アルキル類で処理する方法(J.Am.Chem.Soc., 4328, 81,(1959).、国際特許出願WO92/13835号公報)、もしくはチオシアネート類を異性化させる方法(日本特許出願平5-43541号公報)によっても製造することができる。
【0077】
以上のようにして得られる本発明化合物は、その構造によっては光学異性体やジアステレオマー等の異性体が存在する。本発明は、これらをすべて包含するものである。本発明化合物を農薬として使用する場合、公知の方法に従って分離または製造した各異性体を単独で使用してもよいが、異性体の混合物として使用することもできる。
【0078】
本発明の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体[I]は、衛生害虫あるいは農園芸作物に有害な害虫(特に昆虫及びダニ)、農園芸作物に有害な植物病害、及び雑草に対し高い防除効果を示す。
【0079】
本発明化合物の防除対象の害虫としては、ハスモンヨトウ、コナガ、チャノコカクモンハマキ、コブノメイガ、ニカメイチュウ等の鱗翅目;トビイロウンカ、セジロウンカ等のウンカ類、ツマグロヨコバイ、チャノミドリヒメヨコバイ等のヨコバイ類、モモアカアブラムシ、ワタアブラムシ等のアブラムシ類、オンシツコナジラミ等のコナジラミ類、チャバネアオカメムシ等のカメムシ類等の半翅目;キスジノミハムシ、ウリハムシ、アズキゾウムシ等の甲虫目;イエバエ、アカイエカ等の双翅目;ワモンゴキブリ等の直翅目の昆虫の幼虫及び成虫、ならびに、ナミハダニ、ミカンハダニ、ミカンサビダニ、チャノホコリダニ等のダニ目の卵及び幼虫が挙げられる。
【0080】
また、防除対象の植物病原菌としては、各種作物のうどんこ病菌等の子のう菌類、各種作物のさび病菌、イネ紋枯病菌等の担子菌類、各種作物のべと病菌、各種作物の疫病菌等の卵菌類の他、いもち病菌、灰色かび病菌等の各種作物に寄生する不完全菌類等が挙げられる。
さらに、本発明化合物は、発芽前土壌処理、生育期茎葉処理および湛水処理のいずれにおいても雑草を防除することが可能であり、対象雑草としては、畑地においては、例えば、シロザ、アカザ、イヌタデ、ハルタデ、イヌビユ、アオビユ、ハコベ、ホトケノザ、イチビ、オナモミ、野生アサガオ、チョウセンアサガオ、野生カラシナ、ヤエムグラ、セイヨウスミレ、オロシャギク、コセンダングサ、メヒシバ、オヒシバ、イヌビエ、エノコログサ等が挙げられる。また、水田においては、例えば、キカシグサ、アゼナ、コナギ、アブノメ、ミゾハコベ、ヘラオモダカ、タイヌビエ、タマガヤツリ、ウリカワ、オモダカ、ホタルイ、ミズガヤツリ等が挙げられる。本発明化合物は、例えば、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、イネ、ダイズ、ワタ等の栽培作物に対しては影響が少なく、選択的除草剤として使用することができる。
【0081】
以上のように、本発明の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体[I]は、農園芸用の殺虫、殺ダニ剤、殺菌剤、及び除草剤として有用である。なお、本発明の化合物の防除対象となる昆虫、ダニ、植物病原菌、及び雑草は上記に例示したものに限定されるものでははない。
【0082】
本発明の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン[I]を農園芸用の農薬として使用する場合には、単独で用いてもよいが、効果の向上、安定化、分散性の向上等の目的を目的として、好ましくは汎用の農薬補助剤を用いて製造した組成物の形態で使用する。本発明の殺虫、殺ダニ剤、殺菌剤、及び除草剤としての形態は特に限定されないが、例えば、乳剤、水和剤、粉剤、フロアブル剤、ドライフロアブル剤、細粒剤、粒剤、錠剤、油剤、噴霧剤、煙霧剤、ジャンボ剤等の形態とすることが好適である。また、本発明化合物は、1種又は2種以上を有効成分として配合することができる。
【0083】
通常使用される農薬補助剤としては、例えば、担体(希釈剤)、展着剤、乳化剤、湿展剤、分散剤、崩壊剤等が挙げられる。液体担体としては、水、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、メタノール、ブチルアルコール、グリコール等のアルコール類、アセトン、シクロヘキサノン等のケトン類;ジメチルホルムアミド等のアミド類;ジメチルスルホキシド等のスルホキシド類;メチルナフタレン;シクロヘキサン;動植物油;脂肪酸等を使用することができる。また、固体担体としてはクレー、カオリン、タルク、珪藻土、シリカ、炭酸カルシウム、モンモリナイト、ベントナイト、長石、石英、アルミナ、鋸屑、ニトロセルロース、デンプン、アラビアゴム等を使用することができる。
【0084】
乳化剤、分散剤としては通常の界面活性剤を使用することができ、例えば、高級アルコール硫酸ナトリウム、ステアリルトリメチルアンモニウムクロリド、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ラウリルベタイン等の陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、両性イオン系界面活性剤等を用いることができる。また、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルフェニルエーテル等の展着剤;ジアルキルスルホサクシネート等の湿展剤;カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール等の固着剤;リグニンスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム等の崩壊剤を用いることができる。
【0085】
本発明の農園芸用の殺虫、殺ダニ剤、殺菌剤、及び除草剤における有効成分の含有量は0.01〜99.5%の範囲から選ばれ、製剤形態、施用方法等の種々の条件により適宜決定すればよいが、例えば、粉剤では約0.5〜20重量%程度、好ましくは1〜10重量%、水和剤では約1〜90重量%程度、好ましくは10〜80重量%、乳剤では約1〜90重量%程度、好ましくは10〜40重量%の有効成分を含有するように製造することが好適である。
【0086】
例えば、乳剤の場合、有効成分である本発明の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン及びその誘導体[I]に対して溶剤及び界面活性剤等を混合して原液の乳剤を製造することができ、さらにこの原液を使用に際して所定濃度に水で希釈して施用することができる。水和剤の場合、有効成分の本発明化合物、固形担体、及び界面活性剤等を混合して原液を製造し、さらにこの原液を使用に際して所定濃度に水で希釈して施用することができる。粉剤の場合、有効成分の本発明化合物、固形担体等を混合してそのまま施用することができ、粒剤の場合には、有効成分の本発明化合物、固形担体、及び界面活性剤等を混合して造粒することにより製造し、そのまま施用することができる。ただし、上記の各製剤形態の製造方法は上記のものに限定されることはなく、有効成分の種類や施用目的等に応じて当業者が適宜選択することができるものである。
【0087】
本発明の農園芸用農薬には、有効成分である本発明化合物以外に、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺菌剤、除草剤、昆虫生育調整剤、植物生育調整剤、肥料、土壌改良剤等の任意の有効成分を配合してもよい。本発明の農園芸用農薬の施用方法は特に限定されるものではなく、茎葉散布、水面施用、土壌処理、種子処理等のいずれの方法でも施用することができる。例えば、茎葉散布又は土壌処理の場合、0.001〜1000ppm、好ましくは0.01〜500ppmの濃度範囲の溶液を10アール当たり0.1〜5000L好ましくは10〜2000L程度の施用量で用いることができる。水面施用の場合の施用量は、通常、有効成分が0.01〜15重量%の粒剤では10アール当たり0.1〜10Kgである。土壌灌注処理の場合、5〜1000ppmの濃度範囲の溶液を1m2当たり1〜10L程度の施用量で用いることができる。種子処理の場合、種子重量1Kg当たり10〜1000ppmの濃度範囲の溶液を10〜100mL程度施用処理することができる。
【0088】
【実施例】
次に、実施例及び試験例をあげて本発明をさらに具体的に説明する。ただし、本発明は、その要旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、実施例1〜27は本発明化合物の製造例を、実施例28〜34は中間体の製造例を示す。
実施例1
<3-(4-クロロ-2-フルオロフェニルアミノ)-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0089】
【化21】
【0090】
水素化ナトリウム 0.78 g (60 % in oil) のDMF(15 mL) 溶液に4-クロロ-2-フルオロアニリン 1.29g をゆっくり添加し30分室温で撹拌した。その混合物に4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン2.00g を添加し更に室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1) で反応の終了を確認後、水 (1mL) をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/9:1)で精製し、標記化合物 0.92g(後記表-1, No. 1-8)を得た。
【0091】
実施例2
<N-(4-クロロ-2-フルオロフェニル)-N-(4,5-ジヒドロ-4-メチル-5-オキソ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-3-イル)アセトアミドの製造>
【0092】
【化22】
【0093】
3-(4-クロロ-2-フルオロフェニルアミノ)-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン 0.55gのDMF(5 mL) 溶液に、水素化ナトリウム 0.10g(60 % in oil) をゆっくり添加し30分室温で撹拌した。その混合物に塩化アセチル 0.20gのDMF(1 mL) 溶液を添加し更に室温で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1) で反応の終了を確認後、水 (1mL) をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/8:1 )で精製し、標記化合物 0.22g(表-1, No. 1-9)を得た。
【0094】
実施例3
<4-メチル-3-(2-ニトロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0095】
【化23】
【0096】
2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン 1.00gのDMF(5 mL) 溶液に水素化ナトリウム0.39g(60 % in oil)を添加し30分室温で撹拌した。その混合物に4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.05gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/15 : 1 で3回展開) で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物 を得た。得られた粗生成物を2-プロパノールの50%水溶液を用いた再結晶法で精製し、標記化合物 1.70g(表-1, No.1-10)を得た。
【0097】
実施例4
<3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0098】
【化24】
【0099】
2,5-ビストリフルオロメチルアニリン 1.0gのDMF(5 mL) 溶液に水素化ナトリウム 0.38g(60 % in oil,) を添加し30分室温で撹拌した。その混合物に、4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン 0.94gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/15 : 1 で3回展開) で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製して得られた結晶をヘキサンで洗浄し、標記化合物 0.96g(表-1, No. 1-12) を得た。
【0100】
実施例5
<3-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0101】
【化25】
【0102】
3,5-ビス(トリフルオロメチル)アニリン 0.58gのDMF(5 mL)溶液に、水素化ナトリウム0.21g(60 % in oil)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に、4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1 )で反応の終了を確認後、水 1mL をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物 0.55g(表-1, No. 1-13)を得た。
【0103】
実施例6
<3-(5-ブロモ-2-クロロ-4-フルオロフェニルアミノ)-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0104】
【化26】
【0105】
5-ブロモ-4-フルオロ-2-クロロアニリン0.59gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム 0.21g(60 % in oil)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に、4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1 )で反応の終了を確認後、水 1mL をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物0.50g(表-1, No. 1-15) を得た。
【0106】
実施例7
<3-(3-クロロ-2,4-ジフルオロフェニルアミノ)-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0107】
【化27】
【0108】
3-クロロ-2,4-ジフルオロアニリン0.47gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム 0.21g(60 % in oil)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に、4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1 )で反応の終了を確認後、水 1mL をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物 0.57g(表-1, No. 1-17) を得た。
【0109】
実施例8
<3-(2,4-ジクロロ-6-ニトロフェニルアミノ)-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0110】
【化28】
【0111】
2,4-ジクロロ-6-ニトロアニリン0.54gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム0.21g(60 % in oil)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に、4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1) で反応の終了を確認後、水(1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物を濾過して、クロロホルムで洗浄し乾燥させることによって標記化合物 0.29g(表-1, No. 1-18) を得た。
【0112】
実施例9
<3-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0113】
【化29】
【0114】
2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルアニリン0.60gのDMF(5 mL) 溶液に水素化ナトリウム 0.21g(60 % in oil)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に、4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で3時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1) で反応の終了を確認後、水(1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物を濾過して、少量のクロロホルム、ついでヘキサンで洗浄し乾燥させることによって標記化合物 0.88g(表-1, No. 1-19) を得た。
【0115】
実施例10
<4-メチル-6-トリフルオロメチル-3-(5-トリフルオロメチル-1,3,4-チアジアゾール-2-イルアミノ)-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0116】
【化30】
【0117】
水素化ナトリウム0.39g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(5 mL)を添加した。その混合物に2-アミノ-5-トリフルオロメチル1,3,4-チアジアゾール0.77gをゆっくり添加し30分室温で撹拌した。固化した反応混合物に更にDMF(7 mL) を添加し撹拌した。その混合物に4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.00gを添加し更に室温で2時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/1 : 1) で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/1:1>酢酸エチルのみ-->塩化メチレン:メタノール/7:1)で精製し、標記化合物 0.92g(表-1, No. 1-27)を得た。
【0118】
実施例11
<3-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-4-エチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0119】
【化31】
【0120】
水素化ナトリウム0.53g(60 % in oil)のDMF(5 mL)溶液に、2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルアニリン1.37gをゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に4-エチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.50gを添加し、更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1)で反応の終了を確認後、水 (1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/16:1)で精製し、得られた結晶をヘキサンで洗浄後濾過、乾燥して標記化合物1.48g(表-1, No. 1-28)を得た。
【0121】
実施例12
<4-エチル-3-(2-ニトロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0122】
【化32】
【0123】
水素化ナトリウム0.35g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(5 mL)を添加した。その混合物に2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン0.82gをゆっくり添加し、30分室温で撹拌した。その混合物に4-エチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.00gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1)で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/7:1)で精製し、標記化合物 1.26g(表-1, No. 1-29)を得た。
【0124】
実施例13
<3-[2,4-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-エチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0125】
【化33】
【0126】
水素化ナトリウム053g(60 %)のDMF(5 mL)溶液に2,4-ビストリフルオロメチルアニリン1.36gをゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に4-エチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.50gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1) で反応の終了を確認後、水(1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物1.63g(表-1, No. 1-30)を得た。
【0127】
実施例14
<3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-エチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0128】
【化34】
【0129】
水素化ナトリウム0.28g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(5 mL)を添加した。その混合物に2,5-ビストリフルオロメチルアニリン0.73gをゆっくり添加し30分室温で撹拌した。その混合物に4-エチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.80gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1 )で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物 0.95g(表-1, No. 1-31)を得た。
【0130】
実施例15
<3-[N-(2,5-ビストリフルオロメチルフェニル)-N-(メトキシメチル)アミノ]-4-エチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0131】
【化35】
【0132】
水素化ナトリウム0.06g(60 % in oil)、3-(2,5-ビストリフルオロメチルフェニルアミノ)-4-エチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.39gのDMF(5 mL) 溶液にクロロメチルメチルエーテル0.08gをゆっくり添加し室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1)で反応の終了を確認後、水を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をカラムクロマトグラフィー(展開溶媒ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物 0.30g(表-1, No. 1-32)を得た。
【0133】
実施例16
<3-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0134】
【化36】
【0135】
水素化ナトリウム0.19g(60 % in oil)のDMF(5 mL)溶液に2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルアニリン0.52gをゆっくり添加し1時間室温で撹拌した。その混合物に3-メチルチオ-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.6gを添加し更に室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1)で反応の終了を確認後、水 (1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/9:1)で精製し、標記化合物 0.42 g (表-1, No. 1-33)を得た。
【0136】
実施例17
<3-(2-ニトロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0137】
【化37】
【0138】
水素化ナトリウム0.19g(60 % in oil)のDMF(5 mL) 溶液に2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン0.46gをゆっくり添加し1時間室温で撹拌した。その混合物に3-メチルチオ-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し、更に室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1) で反応の終了を確認後、水 (1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/9:1)で精製し、標記化合物 0.37g(表-1, No. 1-34)を得た。
【0139】
実施例18
<3-[2,4-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0140】
【化38】
【0141】
2,4-ビス(トリフルオロメチル)アニリン0.51gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム0.18g(60 % in oil) をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に3-メチルチオ-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1)で反応の終了を確認後、水(1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/20:1)で精製し、標記化合物 0.38g(表-1, No. 1-35)を得た。
【0142】
実施例19
<3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0143】
【化39】
【0144】
2,5-ビス(トリフルオロメチル)アニリン0.51gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム 0.18g(60 % in oil)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に3-メチルチオ-4-プロピル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.60gを添加し更に室温で1時間撹拌させる。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1) で反応の終了を確認後、水 (1mL) をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/16:1)で精製し、標記化合物 0.43g(表-1, No. 1-36)を得た。
【0145】
実施例20
<3-[2,4-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-(シクロヘキシルメチル)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0146】
【化40】
【0147】
2,4-ビス(トリフルオロメチル)アニリン0.39gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム0.18g(60 % in oil) をゆっくり添加し1時間室温で撹拌した。その混合物に4-(シクロヘキシルメチル)-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.55gを添加し更に室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1) で反応の終了を確認後、水 (1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/20:1)で精製し、標記化合物 0.49g(表-1, No. 1-57)を得た。
【0148】
実施例21
<3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-4-(シクロヘキシルメチル)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0149】
【化41】
【0150】
2,5-ビス(トリフルオロメチル)アニリン0.39gのDMF(5 mL)溶液に水素化ナトリウム 0.18g(60 % in oil)をゆっくり添加し1時間室温で撹拌した。その混合物に4-(シクロヘキシルメチル)-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.55gを添加し更に室温で1時間撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/ 7 : 1)で反応の終了を確認後、水 (1mL) をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/20:1)で精製し、標記化合物 0.48g(表-1, No. 1-58)を得た。
【0151】
実施例22
<4-アリル-3-(2-ニトロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0152】
【化42】
【0153】
水素化ナトリウム0.77g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(15 mL)を添加する。その混合物に2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン1.87g(9.1 mmol)をゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に4-アリル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン 2.53g(0.010 mol)を添加し更に室温で45分撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1) で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/7:1-)で精製し、標記化合物 3.22g(表-1, No. 1-63)を得た。
【0154】
実施例23
<4-アリル-3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0155】
【化43】
【0156】
水素化ナトリウム 0.75g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(15 mL)を添加した。その混合物に2,5-ビストリフルオロメチルアニリン2.05gをゆっくり添加し40分室温で撹拌した。その混合物に4-アリル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン 2.54gを添加し更に室温で45分撹拌した。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1 ) で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/16:1)で精製し、標記化合物 2.42g(表-1, No. 1-64)を得た。
【0157】
実施例24
<N-(4-アリル-4,5-ジヒドロ-5-オキソ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-3-イル)-N-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミドの製造>
【0158】
【化44】
【0159】
4-アリル-3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.40gのDMF(2 mL)溶液に、水素化ナトリウム0.046g(60 % in oil)をゆっくり添加し20分室温で撹拌した。その混合物に塩化アセチル 0.09gのDMF(1 mL) 溶液を添加し更に室温で3時間撹拌させる。薄層クロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル/20 : 1) で反応の終了を確認後、水 (1mL)をゆっくり添加して反応を終了させた。反応混合物に1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/25:1)で精製し、標記化合物 0.06g(表-1, No. 1-65)を得た。
【0160】
実施例25
<4-ベンジル-3-(2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0161】
【化45】
【0162】
水素化ナトリウム0.29g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(5 mL)を添加した。その混合物に2,6-ジクロロ-4-トリフルオロメチルアニリン0.76gをゆっくり添加し30分室温で撹拌した。その混合物に4-ベンジル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.00gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1)で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物1.00g(表-1, No. 1-66)を得た。
【0163】
実施例26
<4-ベンジル-3-(2-ニトロ-4-トリフルオロメチルフェニルアミノ)-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0164】
【化46】
【0165】
水素化ナトリウム0.28g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(5 mL) を添加する。その混合物に2-ニトロ-4-トリフルオロメチルアニリン 0.65 g をゆっくり添加し、30分室温で撹拌した。その混合物に4-ベンジル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.00gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1)で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/7:1)で精製し、標記化合物 1.12g(表-1, No. 1-67)を得た。
【0166】
実施例27
<4-ベンジル-3-[2,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニルアミノ]-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0167】
【化47】
【0168】
水素化ナトリウム0.22g(60 % in oil)をヘキサンで洗浄しオイルを除去した後、DMF(5 mL)を添加した。その混合物に2,5-ビストリフルオロメチルアニリン0.60gをゆっくり添加し30分室温で撹拌した。その混合物に4-ベンジル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン0.80gを添加し更に室温で30分撹拌した。薄層クロマトグラフィー (ヘキサン:酢酸エチル/3 : 1)で反応の終了を確認後、1N塩酸を添加し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾燥、濃縮することによって粗生成物を得た。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/15:1)で精製し、標記化合物 0.95g(表-1, No. 1-68)を得た。
以上の実施例と同様にして、表−1記載の化合物を得た。
【0169】
【表1】
【0170】
【表2】
【0171】
【表3】
【0172】
【表4】
【0173】
実施例28
<3-メルカプト-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0174】
【化48】
【0175】
エチル トリフルオロピルベート5.00gと4-メチルチオセミカルバジド3.90gのメタノール (50 mL)溶液を加熱還流下10時間撹拌した(その際、反応フラスコ上部に4Aモレキュラシーブを詰めた滴下漏斗をセットして、還流したメタノールがその4Aモレキュラシーブを通るようにして脱水を行う)。反応混合物を室温まで冷却後、炭酸カリウム4.00gを添加して更に加熱還流下1時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチルで抽出して、有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄して、硫酸ナトリウムで乾燥させ濾過後濃縮した。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/4:1)で精製して、標記化合物2.90g(表-2, No. 2-1)を得た。
【0176】
実施例29
<4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0177】
【化49】
【0178】
3-メルカプト-4-メチル-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン2.50gとヨウ化メチル2.10g、炭酸カリウム 2.00gのアセトン(25 mL)溶液を加熱還流下1時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルで抽出して、有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄して、硫酸ナトリウムで乾燥させ濾過後濃縮した。得られた粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/2:1)で精製して、標記化合物 1.97g(表-2, No. 2-2)を得た。
実施例30
<4-エチル-3-(メチルチオ)-6-(トリフルオロメチル)-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0179】
【化50】
【0180】
4-エチルチオセミカルバジド8.0gとヨウ化メチル10.7gのエタノール溶液 (250 mL) を60℃で30分加熱撹拌し、原料の結晶を完全に溶解させた。室温に冷却した後、その溶液をさらに0℃に冷却し、エチル トリフルオロピルベート12.2gをゆっくり滴下し、次いでトリエチルアミン10.0gをゆっくり滴下した。5℃以下に保ちながら2時間撹拌した後に、冷蔵庫に7日間静置した。反応混合物を酢酸エチルで抽出して、得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過後濃縮した。粗生成物 をフラッシュカラムクロマトグラフィーで(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/4:1)で精製し、標記化合物8.35g(表-2, No. 2-4)を得た。
【0181】
実施例31
<4-アリル-3-(メチルチオ)-6-(トリフルオロメチル)-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0182】
【化51】
【0183】
4-アリルチオセミカルバジド15.0gとヨウ化メチル18.0gのエタノール溶液(100 mL)を60℃で20分加熱撹拌し、原料の結晶を完全に溶解させた。室温に冷却した後、その溶液を0℃に冷却し、エチル トリフルオロピルベート 20.7gをゆっくり滴下し、次いでトリエチルアミン17.3gをゆっくり滴下した。2℃に保ちながら30分撹拌した後に、冷蔵庫に4日間静置した。反応混合物を酢酸エチルで抽出して、得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過後濃縮した。粗生成物 をフラッシュカラムクロマトグラフィー(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/4:1)で精製し、標記化合物20.0g(表-2, No. 2-13 )を得た。
【0184】
実施例32
<4-ベンジル-3-(メチルチオ)-6-(トリフルオロメチル)-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0185】
【化52】
【0186】
4-ベンジルチオセミカルバジド5.00gとヨウ化メチル4.30gのエタノール溶液 (50 mL)を60℃で20分加熱撹拌し、原料の結晶を完全に溶解させた。室温に冷却した後に濃縮し、そこにイソプロパノール (60 mL)を加えて撹拌した。その溶液を5℃に冷却しエチル トリフルオロピルベート4.90gをゆっくり滴下し、次いでトリエチルアミン4.10gをゆっくり滴下した。5℃以下に保ちながら7時間撹拌した後に、冷蔵庫に3日間静置した。反応混合物を酢酸エチルで抽出して、得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、ついで飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、濾過後濃縮した。粗生成物をフラッシュカラムクロマトグラフィーで(展開溶媒 ヘキサン:酢酸エチル/4:1)で精製し、標記化合物6.03g(表-2, No. 2-15 )を得た。
【0187】
実施例33
<4-メチル-3-アミノ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0188】
【化53】
【0189】
4-メチル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン1.70gを飽和アンモニアエタノール溶液(12 mL)に溶解させて室温で12時間撹拌した。反応混合物を濃縮して得られた粗生成物を濾過して、得られた結晶を水で洗浄して、乾燥させて標記化合物1.48g(表-2, No. 2-3 )を得た。
【0190】
実施例34
<4-アリル-3-アミノ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オンの製造>
【0191】
【化54】
【0192】
4-アリル-3-メチルチオ-6-トリフルオロメチル-1,2,4-トリアジン-5[4H]-オン2.00gを飽和アンモニアエタノール溶液 (16 mL) に溶解させて室温で12時間撹拌した。反応混合物を濃縮して得られた粗生成物を濾過して、得られた結晶を水で洗浄して、乾燥させ標記化合物1.22g(表-2, No. 2-14 )を得た。
【0193】
参考例1
<4-エチルチオセミカルバジドの製造>
【0194】
【化55】
【0195】
エチルイソチオシアナート50.9gのエタノール溶液 (200 mL) にヒドラジン水和物30.77gを5分かけてゆっくり滴下する。室温で3時間撹拌した後、減圧濃縮し、析出してきた結晶を濾別し、得られた結晶を少量のエタノールとヘキサンで洗浄し、標記化合物 56.2gを得た。
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.13 (1H, br), 7.44 (1H, br), 3.90 (2H, br), 3. 69 - 3.60 (2H, m), 1.24 (3H, t, J = 7.5 Hz).
【0196】
参考例2
<4-アリルチオセミカルバジドの製造>
【0197】
【化56】
【0198】
アリルイソチオシアナート25.6gのエタノール溶液 (100 mL) にヒドラジン水和物15.0gを15分かけてゆっくり滴下した。室温で30分撹拌した後、析出してきた結晶を濾別して得られた結晶を少量のエタノールとヘキサンで洗浄し、標記化合物20.6を得た。
【0199】
参考例3
<4-ベンジルチオセミカルバジドの製造>
【0200】
【化57】
【0201】
ベンジルイソチオシアナート11.52gのエタノール溶液 (40 mL) にヒドラジン水和物4.06gを3分かけてゆっくり滴下した。室温で40分撹拌した後、析出してきた結晶を濾別し得られた結晶をヘキサンで洗浄し、標記化合物 9.82gを得た。
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 7.87 (1H, br), 7.71 (1H, br), 7.36 - 7.26 (5H, m), 4.85 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.77 (2H, br).
上記と同様にして表−2記載の中間体化合物を得た。
【0202】
【表5】
【0203】
表−1及び表−2に記載の化合物の物性、及びスペクトルデータを表−3に示す。
【0204】
【表6】
表−3
化合物No.1-1:m.p. 153 - 156 ℃
化合物No.1-2:m.p. 173 - 175 ℃
化合物No.1-3:m.p. 170 - 173 ℃
化合物No.1-4:m.p. 165 - 166 ℃
化合物No.1-5:m.p. 174 - 176 ℃
化合物No.1-6:m.p. 167 - 168 ℃
化合物No.1-7:m.p. 169 - 1706 ℃
化合物No.1-8:m.p. 152.3 - 153.4 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.81 (1H, br), 7.22 - 7.15 (2H,m), 6.93 (1H, t, J = 8.1 Hz), 3.48 (3H, s).
化合物No.1-9:m.p. 79.4 - 81.2 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 7.15 - 7.05 (2H, m), 6.91 (1H,t, J = 8.1 Hz), 3.51 (3H, s), 2.35 (3H, s).
化合物No.1-10:mp 182.5-182.8 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm):12.70 (1H, br), 8.32 (1H, s), 8.00 (1H, d, J =9 Hz), 7.35 (1H, d, J = 9Hz), 3.24 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm-1): 3240, 1660, 1620, 1530, 1350, 1320, 1250, 1130, 1090, 1005, 840.
【0205】
【表7】
表−3(続き)
化合物No.1-11:m.p. 227 - 229 ℃
化合物No.1-12:mp 158.9 - 160.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm):8.72 (1H, s), 7.86 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.51
(1H, d, J = 8.4 Hz), 3.48 (3H, s).
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm):12.56 (1H, br), 7.87 (1H, d, J= 7.2 Hz), 7.52
(1H, d, J = 7.2 Hz), 7.48 (1H, s), 3.25 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm-1): 3240, 1660, 1620, 1320, 1122.
化合物No.1-13:m.p. 178.4 - 179.5 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.77 (1H, br), 7.67 (1H, s), 7.39 (2H, s), 3.47 (3H, s).
化合物No.1-14:mp 228 - 230 ℃
化合物No.1-15:粘稠性
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm):8.85 (1H, br), 7.29 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.20
(1H, d, J = 8.1 Hz), 3.48 (3H, s).
IR (NaCl) ν (cm-1): 3240, 1660, 1460.
化合物No.1-16:mp 220 - 222 ℃
化合物No.1-17:mp 131.0 - 132.2 ℃
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm):7.20 - 7.06 (2H, m), 3.45 (3H,s).
IR (KBr) ν (cm-1): 3240, 1650, 1480, 1250, 1180, 1160,1112, 1020, 903.
化合物No.1-18:m.p. 239.6 - 241.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.69 (1H, br), 7.89 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.72
(1H, d, J = 2.4 Hz), 3.48 (3H, s).
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 12.81 (1H, br), 8.11 (1H, m), 8.04 (1H, m), 3.28 (3H, s).
【0206】
【表8】
表−3(続き)
化合物No.1-19:mp 219.7 - 221.3 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm):8.75 (1H, br), 7.87 (2H, s),3.56 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm-1): 3240, 1660, 1600, 1500, 1462, 1393,1361, 1305, 1188, 1160, 1135, 1110, 1002, 883, 815, 687, 618, 491.
化合物No.1-20:mp 209 - 210 ℃
化合物No.1-21:mp 194 - 195 ℃
化合物No.1-22:mp 142 - 143 ℃
化合物No.1-23:mp 130 - 132 ℃
化合物No.1-24:mp 182 - 184 ℃
化合物No.1-25:mp 205 - 207 ℃
化合物No.1-26:mp 160 - 163 ℃
化合物No.1-27:mp 139.3 - 141.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 3.57 (3H, s).
化合物No.1-28:m.p. 204.6 - 205.4 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.54 (1H, br), 7.66 (2H, s),4.23 (2H, q,
J = 6.9 Hz), 1.41 (3H, t, J = 6.9 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3250, 1660, 1600, 1507, 1463, 1450,1430, 1390, 1368, 1310, 1287, 1190, 1110, 1040, 880,815, 622.
【0207】
【表9】
表−3(続き)
化合物No.1-29:粘稠性
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 12.64 (1H, br), 8.33 (1H, s), 8.00 (1H, dd, J = 1.2, 8.4 Hz), 7.37 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.94 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.17 (3H, t, J = 6.9 Hz).
IR (NaCl)ν(cm-1): 3270, 1660, 1610, 1538, 1439, 1361,1322, 1203, 1150, 1089, 740, 700.
化合物No.1-30:m.p. 150.1 - 151.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.72 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.11 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.35 (3H, t, J = 6.9 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3280, 1710, 1660, 1627, 1582, 1485, 1449, 1430, 1365, 1348, 1310, 1280, 1262, 1220, 1110, 1080, 1035.
化合物No.1-31:m.p. 126.4 - 128.2 ℃
1H-NMR (DMSO-d6)δ(ppm): 12.51 (1H, br), 7.86 (1H, d,J = 8.1 Hz), 7.52
(1H, d, J = 8.1 Hz),7.51 (1H, s), 3.95 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.19 (3H, t, J = 7.2 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 1250, 1659, 1608, 1582, 1421, 1363, 1321, 1175, 1135, 1110, 1080, 1048, 1032, 916, 839, 515, 460, 440.
化合物No.1-32:m.p. 93.6 - 94.8 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 7.73 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.37 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.19 (1H, s), 4.78 (2H, d, J = 6.9 Hz), 4.08 (2H, m), 3.14 (3H, s), 1.27 (3H, t, J = 7.2 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 1660, 1582, 1510, 1440, 1419, 1380,1362, 1320, 1281, 1207, 1260, 1230, 1085, 1040, 1012,910, 855, 840, 825, 785, 740, 623, 610, 522, 501, 470, 443.
【0208】
【表10】
表−3(続き)
化合物No.1-33:m.p. 189.6 - 190.3 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.48 (1H, br), 7.66 (2H, s), 4.12 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.87 (2H, tq, J = 7.5, 7.5 Hz), 1.02 (3H, t, J = 7.5 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3250, 2980, 1700, 1655, 1600, 1505, 1463, 1444, 1425, 1400, 1388, 1360, 1318, 1210, 1178, 1150, 1132, 1113, 1042, 880, 813, 682, 617.
化合物No.1-34:m.p. 122.7 - 124.3 ℃
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 8.32 (1H, s), 7.99 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.35
(1H, d, J = 8.1 Hz), 3.86 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.64 (2H, tq, J = 7.5,
7.5 Hz), 0.86 (3H, t, J = 7.5 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3250, 2980, 1660, 1615, 1530, 1512, 1448, 1423, 1355, 1322, 1295, 1251, 1215, 1178, 1150, 1112, 1075, 1041, 848, 681, 628.
化合物No.1-35:m.p. 142.1 - 142.5 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.56 (1H, br), 7.98 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.05 (2H,t, J = 7.5 Hz), 1.80 (2H, t q, 7.5 , 7.5 Hz), 1.00 (3H, t,7.5 Hz).
化合物No.1-36:m.p. 132.0 - 132.3 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.58 (1H, br), 7.85 (1H, d, J =8.1 Hz), 7.50
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.24 (1H, s), 4.04 (2H,t, J = 7.5 Hz), 1.80 (2H, t q, 7.5 , 7.5 Hz), 1.00 (3H, t,7.5 Hz).
化合物No.1-37:m.p. 150.3 - 151.3 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.50 (1H, br), 7.66 (1H, s), 4.15 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.82 (2H, m), 1.44 (2H, m), 0.98 (3H,t, 7.2 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3250, 2970, 1660, 1600, 1310, 1140, 1110, 1040.
【0209】
【表11】
表−3(続き)
化合物No.1-38:粘稠性
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 12.60 (1H, br), 8.32 (1H, s), 7.99 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.36 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.89 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.60 (2H, m), 1.30 (2H, m), 0.87 (3H, t, 7.5 Hz).
IR (NaCl)ν(cm-1): 3260, 2970, 1660, 1610, 1535, 1490, 1320, 1150.
化合物No.1-39:m.p. 118.5 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.72 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.06 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.80 (2H, m), 1.40 (2H, m), 0.97 (3H, t, 7.5 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3250, 2970, 1650, 1620, 1580, 1340, 1280, 1130, 1040.
化合物No.1-40:m.p. 116.6 - 117.4 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.57 (1H, br), 7.86 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.25 (1H, s), 4.08 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.70 (2H, m), 1.40 (2H, m), 0.98 (3H, t, 7.5 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 3250, 2980, 1660, 1610m, 1580, 1420, 1330, 1315,
1210, 1180, 1110.
化合物No.1-41:m.p. 143.0 - 144.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.68 (1H, br), 8.27 (1H, s), 7.84 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.15 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.91 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.27 (1H, m), 0.97 (6H, d, 6.6 Hz). (tautomer 観測)
化合物No.1-42:m.p. 207.0 - 207.8 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.49 (1H, br), 7.65 (2H, s), 4.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.44 (1H, m), 1.02 (6H, d, 6.6 Hz).
【0210】
【表12】
表−3(続き)
化合物No.1-43:m.p. 160.9 - 162.0 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.55 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.93 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.34 (1H, m), 0.98 (6H, d, 6.6 Hz).
化合物No.1-44:m.p. 154.9 - 155.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.55 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.93 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.34 (1H, m), 0.98 (6H, d, 6.6 Hz).
化合物No.1-45:m.p. 144 - 146 ℃
化合物No.1-46:黄色油状物質
IR (neat)ν(cm-1): 3267, 2961, 2873, 1659, 1609, 1568, 1537, 1493,
1442, 1422, 1353, 1323, 1252, 1202, 1149, 1076, 1052, 981, 909, 850.
化合物No.1-47:m.p. 98 - 99 ℃
化合物No.1-48:m.p. 103 - 104 ℃
化合物No.1-49:m.p. 124 - 125 ℃
化合物No.1-50:黄色油状物質
IR (neat)ν(cm-1): 3265, 2960, 2933, 2862, 1659, 1610, 1568, 1537,
1494, 1442, 1422, 1353, 1322, 1252, 1199, 1150, 1077, 1005, 907, 850,
788, 757, 688, 627, 572, 527, 478, 429.
化合物No.1-51:m.p. 114 - 115 ℃
化合物No.1-52:m.p. 94 - 95 ℃
化合物No.1-53:m.p. 122 - 124 ℃
【0211】
【表13】
表−3(続き)
化合物No.1-54:黄色油状物質
IR (neat)ν(cm-1): 3267, 2931, 2860, 1659, 1611, 1568, 1537, 1494,
1442, 1422, 1354, 1323, 1252, 1150, 1078, 909, 850, 757, 688, 628.
化合物No.1-55:m.p. 109 - 110 ℃
化合物No.1-56:m.p. 85 - 86 ℃
化合物No.1-57:m.p. 186.8 - 187.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.53 (1H, br), 7.98 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.94 (2H, d, J = 7.5 Hz), 2.02 (1H, m), 1.77 - 1.65 (5H, m), 1.31 - 0.91 (5H, m).
化合物No.1-58:粘稠性
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.63 (1H, br), 7.85 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.50
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.23 (1H, s), 3.94 (2H, d, J = 7.5 Hz), 2.02 (1H,m), 1.77 - 1.65 (5H, m), 1.31 - 0.91 (5H, m).
化合物No.1-59:黄色アモルファス
IR (KBr)ν(cm-1): 3199, 2942, 1666, 1610, 1537, 1478, 1359, 1325, 1149, 1001, 907, 853, 756, 690, 625, 476.
化合物No.1-60:白色アモルファス
IR (KBr)ν(cm-1): 3254, 2938, 1656, 1597, 1495, 1439, 1391, 1362, 1312, 1110, 1026, 1002, 883, 814, 746, 687, 654, 619, 479.
化合物No.1-61:淡黄色アモルファス
IR (KBr)ν(cm-1): 3258, 1657, 1613, 1583, 1491, 1421, 1365, 1318, 1258, 1130, 1083, 1044, 916, 836, 746, 659, 622, 462.
【0212】
【表14】
表−3(続き)
化合物No.1-62:淡黄色アモルファス
IR (KBr)ν(cm-1): 3262, 1664, 1612, 1579, 1485, 1439, 1347, 1308, 1280, 1131, 1080, 1058, 915, 855, 669, 632, 470.
化合物No.1-63:m.p. 136.1 - 136.5 ℃
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 12.72 (1H, br), 8.32 (1H, s), 7.99 (1H, dd, J = 1.2, 8.4 Hz), 7.40 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.85 (1H, tdd, J = 5.7, 10.5, 17.4 Hz), 5.26 (1H, td, J = 1.2, 17.4 Hz), 5.16 (1H, td, J = 1.2, 10.5 Hz), 4.50 (2H, dd, J = 1.2, 5.7 Hz).
化合物No.1-64:m.p. 141.6 - 142.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.67 (1H, br), 7.85 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.50
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.24 (1H, s), 5.94 (1H, tdd, J = 6.0, 10.2, 17.1 Hz), 5.43 (1H, d, J = 17.1 Hz), 5.34 (1H, d, J = 10.2 Hz), 4.68 (2H, d, J = 6.0 Hz).
化合物No.1-65:m.p. 130.1 - 133.0 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 7.81 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.42 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.99 (1H, s), 5.96 (1H, ddt, 17.1, 10.2, 6.3 Hz), 5.44 (1H, dd, J = 0.9, 17.1 Hz), 5.32 (1H, dd, J = 0.9, 10.2 Hz), 4.73 (2H, td, J = 0.9, 6.3 Hz), 2.26 (3H, s).
化合物No.1-66:m.p. 182.7 - 183.6 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.64 (1H, br), 7.65 - 7.61 (4H, m), 7.36 - 7.32 (3H, m), 5.33 (2H, s).
化合物No.1-67:粘稠性
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.31 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.99 (1H, dd, J = 1.2, 8.4 Hz), 7.42 - 7.25 (6H, m), 5.10 (2H, s).
【0213】
【表15】
表−3(続き)
化合物No.1-68:m.p. 127.3 - 128.1 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 8.65 (1H, s), 7.87 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.58 - 7.55 (3H, m), 7.40 - 7.32 (2H, m), 7.20 (1H, s), 5.27(2H, s).
化合物No.2-1:mp 155.0-156.0 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 10.50 (1H, br), 3.68 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm-1): 3200, 1709, 1516, 1450, 1320, 1160, 965, 618, 576.化合物No.2-2:mp 98.5 - 99.1 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 3.56 (3H, s), 2.79 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm-1): 1700, 1462, 1400, 1201, 1140, 1108, 1028.
化合物No.2-3:mp 234.2 - 235.8 ℃
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 8.10 (2H, br), 3.03 (3H, s).
化合物No.2-4:mp 79.0 - 81.0 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 2.78 (3H, s), 1.40 (3H, t, J = 7.2 Hz).
IR (KBr)ν(cm-1): 1710, 1695, 1538, 1470, 1455, 1435, 1385, 1261, 1210, 1180, 1162, 1130, 1031, 974, 793, 739, 635, 570, 520, 505, 460.
化合物No.2-5:
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 4.01 (2H, t, J = 8.1 Hz), 2.77 (3H, s), 1.90 - 1.70 (2H, m), 1.02 (3H, t, J = 8.1 Hz).
化合物No.2-6
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 4.04 (2H, t, J = 8.1 Hz), 2.77 (3H, s), 1.77 - 1.70 (2H, m), 1.50 - 1.40 (2H, m), 0.99 (3H, t, J = 8.1 Hz).
【0214】
【表16】
表−3(続き)
化合物No.2-7
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 3.91 (2H, d, J = 5.4 Hz), 2.30 (1H, m), 0.99 (6H, d, J = 5.4 Hz).
化合物No.2-13:粘稠性
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 5.85 (1H, tdd, J = 6.0, 10.2, 17.1 Hz), 5.46 - 5.36 (2H, m), 4.68 (2H, dt, J = 0.9, 6.0 Hz), 2.78 (3H, s).
化合物No.2-14:mp 195.9 - 196.8 ℃
1H-NMR (DMSO-d6) δ(ppm): 8.12 (2H, br), 5.72 - 5.86 (1H, m), 5.20 - 5.18 (2H, m), 4.50 - 4.49 (2H, m).
化合物No.2-15:mp 99.0 - 101.0 ℃
1H-NMR (CDCl3) δ(ppm): 7.40 - 7.28 (5H, m), 5.27 (2H, s), 2.75 (3H, s).
【0215】
次に、本発明の農園芸用殺菌剤、除草剤、及び殺虫、殺ダニ剤の製剤例、及び試験例を示す。なお、試験化合物の「NO.」は表-1及び表-2の化合物「NO.」に対応する。
【0216】
製剤例−1:水和剤
化合物No. 1-1を20重量部、カープレックス#80(ホワイトカーボン、塩野義製薬株式会社、商品名)20重量部、STカオリンクレー(カオリナイト、土屋カオリン社、商品名)52重量部、ソルポール9047K(アニオン性界面活性剤、東邦化学株式会社、商品名)5重量部、ルノックスP65L(アニオン性界面活性剤、東邦化学株式会社、商品名)3重量部を配合し、均一に混合粉砕して、有効成分20重量%の水和剤を得た。
【0217】
製剤例−2:粉剤
化合物No. 1-1を2重量部、クレー(日本タルク社製)93重量部、カープレックス#80(ホワイトカーボン、塩野義製薬株式会社、商品名)5重量部を均一に混合粉砕して、有効成分2重量%の粉剤を製造した。
【0218】
製剤例−3:乳剤
化合物No. 1-1を20重量部に、キシレン35重量部及びジメチルホルムアミド30重量部からなる混合溶媒に添加溶解し、これにソルポール3005X(非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤の混合物、東邦化学株式会社、商品名)15重量部を加えて、有効成分20重量%の乳剤を得た。
【0219】
製剤例−4:フロアブル剤
化合物No. 1-1を30重量部とソルポール9047K(同上)5重量部、ソルボンT-20(非イオン性界面活性剤、東邦化学株式会社、商品名)3重量部、エチレングリコール8重量部及び水44重量部をダイノミル(シンマルエンタープライゼス社製)で湿式粉砕し、このスラリー状混合物に1重量%キサンタンガム(天然高分子)水溶液10重量部を加え、良く混合粉砕して、有効成分20重量%のフロアブル剤を得た。
【0220】
試験例−1:コナガの幼虫に対する殺虫効果
製剤例−1の処方に従って製造した本発明の殺虫剤(水和剤)の水希釈液中に、キャベツ切葉(直径6cm)を1分間浸漬した。浸漬後風乾しプラスチックカップ(内径7cm) にいれ、このカップ内にコナガの3令幼虫を5頭放虫した(1濃度、2反復)。放虫4日後に幼虫の生死及び苦悶を調査し、苦悶虫を1/2頭死として殺虫率(%)を求めた。結果を表−4に示した。
【0221】
【表17】
表−4.コナガの幼虫に対する殺虫効果
化合物 No. 濃度(ppm) 殺虫率(%)
1- 18 500 100
1- 27 500 100
1- 46 500 100
1- 59 500 100
【0222】
試験例−2:ナミハダニの成虫に対する殺ダニ効果
インゲンの切葉上(直径3cm)に10頭のナミハダニ雌成虫を放虫した。製剤例−1の処方に従って製剤した本発明の殺ダニ剤(水和剤)を水で所定濃度に希釈した液(3.5mL)を、上記の切葉上に回転式散布搭(みずほ理化製)を用いて散布した(1濃度、2反復)。処理24時間後に成虫の生死を調査し殺ダニ率(%)を求めた。
結果を表−5に示した。
【0223】
試験例−3:ナミハダニの卵に対する殺ダニ効果
インゲンの切葉上(直径3cm)に5頭のナミハダニ雌成虫を放虫した。放虫後20時間切葉に産卵させ、その後、雌成虫を除去した。製剤例−1の処方に従って製剤した本発明の殺ダニ剤(水和剤)を水で所定濃度に希釈した液(3.5mL)を、上記のディスク上に回転式散布搭(みずほ理化製)を用いて散布した(1濃度、2反復)。処理8日後に未孵化卵数と孵化幼虫数を調査し殺卵率(%)を求めた。結果を表−5に示した。
【0224】
【表18】
表−5.ナミハダニの成虫及び卵に対する殺ダニ殺卵効果
化合物No. 濃度(ppm) 殺ダニ率(%) 殺卵率(%)
1- 22 500 100 100
1- 52 500 100 100
1- 60 500 100 100
1- 68 500 100 100
【0225】
試験例−4:ハスモンヨトウの幼虫に対する殺虫効果
製剤例−1の処方に従って製造した本発明の殺虫剤(水和剤)の水希釈液中に、キャベツ切葉(直径6cm)を1分間浸漬した。浸漬後風乾しプラスチックカップ(内径7cm) にいれ、このカップ内にハスモンヨトウの3令幼虫を5頭放虫した(1濃度、2反復)。25℃の恒温室内に保持し、放虫5日後に幼虫の生死及び苦悶を調査し、苦悶虫を1/2頭死として殺虫率(%)を求めた。結果を表−6に示した。
【0226】
【表19】
表−6.ハスモンヨトウの幼虫に対する殺虫効果
化合物No. 濃度(ppm) 殺虫率(%)
1- 5 500 100
1- 16 500 100
1- 21 500 100
1- 32 500 100
1- 45 500 100
【0227】
試験例−5:アズキゾウムシの成虫に対する殺虫効果
ガラス円筒(内径3cm x 長さ15cm)にあずき豆2個を入れ、アズキゾウムシ成虫を10頭放虫した。製剤例−3の処方に従って製造した本発明の殺虫剤(乳剤)の水希釈液(0.3mL)を上記のガラス円筒に散布塔(みずほ理化製)を用いて散布した(1濃度、2反復)。25℃の恒温室内に保持し、処理4日後に幼虫の生死及び苦悶を調査し、苦悶虫を1/2頭死として殺虫率(%)を求めた。結果を表−7にした。
【0228】
【表20】
表−7.アズキゾウムシの成虫に対する殺虫効果
化合物No. 濃度(ppm) 殺虫率(%)
1- 7 500 100
1- 10 500 100
1- 17 500 100
1- 58 500 100
【0229】
試験例−6:モモアカアブラムシの幼虫に対する殺虫効果
水を入れたスクリュービン(容量:10mL)に、だいこん葉の葉柄部を挿し、モモアカアブラムシを1葉当り5〜6頭接種した。接種後、ガラス円筒(径:3.5cm、高さ:15cm、メッシュの蓋付き)に入れ、3日間25℃の恒温室内でアブラムシを増殖させた。だいこん葉上のアブラムシ成虫を除去した後、葉を製剤例−3の処方に従って製造した本発明の殺虫剤(乳剤)の水希釈液に浸漬処理(約5秒間)し、ガラス円筒内に戻した(1濃度、2反復)。25℃の恒温室内に保持し、処理後4日目にだいこん葉上のアブラムシ数を調査し、その結果に基づき殺虫率(%)を求めた。結果を表−8に示した。
【0230】
【表21】
表−8.モモアカアブラムシの幼虫に対する殺虫効果
化合物No. 濃度(ppm) 殺虫率(%)
1- 6 500 100
1- 40 500 100
1- 51 500 100
1- 63 500 100
【0231】
試験例−7:ツマグロヨコバイに対する殺虫効果
ガラス円筒(内径3cm x 長さ17cm)に稲の芽だし苗をセットし、ツマグロヨコバイ4令幼虫を5頭放虫した。製剤例−3の処方に従って製造した本発明の殺虫剤(乳剤)の水希釈液(0.5mL)を上記のガラス円筒に散布塔(みずほ理化製)を用いて散布した(1濃度、2反復)。処理4日後に、幼虫の生死及び苦悶を調査し、苦悶虫を1/2頭死として殺虫率(%)を求めた。結果を表−9に示した。
【0232】
【表22】
表−9.ツマグロヨコバイの幼虫に対する殺虫効果
化合物No. 濃度(ppm) 殺虫率(%)
1- 11 500 100
1- 15 500 100
1- 20 500 100
1- 64 500 100
【0233】
試験例−8:イネいもち病に対する防除効果
直径6cmのポットに育苗した3〜4葉期のイネ(品種:アキニシキ)に製剤例−3の処方に従い調製した乳剤を水で所定濃度に希釈して、1ポット当たり10mLの割合で茎葉散布した。薬液風乾後、オートミール煎汁培地上で培養したイネいもち病菌(Pyricularia oryzae)の胞子懸濁液を噴霧接種した後24時間湿室内に保持して感染させ、さらに温室内に5〜7日間放置した。
評価は各葉の発病面積比率を査定し、下記の式により防除価を算出した。結果を表−10に示した。
【0234】
【数1】
【0235】
【表23】
表−10.イネいもち病に対する防除効果
化合物No. 濃度(ppm) 防除効果(%)
1- 36 250 100
1- 37 250 100
1- 47 250 100
【0236】
試験例−9:コムギうどんこ病防除効果試験
直径6cmのポットに育苗した1〜2葉期のコムギ(品種:農林61号)に製剤例−3の処方に従い調製した乳剤を所定濃度に希釈して、1ポット当たり10mlの割合で茎葉散布した。薬液風乾後、コムギうどんこ病菌(Erysiphe graminis f.sp.tritici)に罹病したコムギ葉から得た胞子懸濁液を噴霧接種した後、22℃の温室内に7〜10日間放置した。
評価は各葉の発病面積比率を査定し試験例−8と同様の方法により防除価を算出した。結果を表−11に示した。
【0237】
【表24】
表−11.コムギうどんこ病に対する防除効果
化合物No. 濃度(ppm) 防除効果(%)
1- 19 250 100
1- 30 250 100
1- 35 250 100
1- 44 250 100
1- 64 250 100
【0238】
試験例−10:コムギ赤さび病防除効果試験
直径6cmのポットに育苗した1〜2葉期のコムギ(品種:農林61号)に製剤例−3の処方に従い調製した乳剤を所定濃度に希釈して、1ポット当たり10mLの割合で茎葉散布した。薬液風乾後、コムギ赤さび病菌(Puccinia recondita)に罹病したコムギ葉を摩砕して得た胞子懸濁液を噴霧接種した後、22℃の湿室に24時間保った後、温室内に7〜10日間放置した。
評価は各葉の発病面積比率を査定し試験例−8と同様の方法により防除価を算出した。結果を表−12に示した。
【0239】
【表25】
表−12.コムギ赤さび病に対する防除効果
化合物No. 濃度(ppm) 防除効果(%)
1- 12 250 100
1- 36 250 100
1- 40 250 100
1- 57 250 100
1- 68 250 100
【0240】
試験例−11:トマト疫病防除効果試験
直径9cmのポットに育苗した3〜5葉期のトマト(品種:レッドチェリー)に製剤例−3の処方に従い調製した乳剤の所定濃度の希釈液を、1ポット当たり10mLの割合で茎葉散布した。薬液風乾後、トマト疫病菌(Phytophthora infestans)に罹病したトマト葉から得た遊走子のう懸濁液を噴霧接種した後、22℃の湿室に24時間保った後、温室内に5〜7日間放置した。
評価は各葉の発病面積比率を査定し試験例−8と同様の方法により防除価を算出した。結果を表−13に示した。
【0241】
【表26】
表−13.トマト疫病に対する防除効果
化合物No. 濃度(ppm) 防除効果(%)
1- 17 250 100
1- 21 250 100
1- 58 250 100
【0242】
試験例−12:キュウリ灰色かび病防除効果試験
直径9cmのポットに育苗した子葉期のキュウリ(品種:四葉)に製剤例−3の処方に従い調製した乳剤の所定濃度の希釈液を、1ポット当たり10mLの割合で茎葉散布した。薬液風乾後、キュウリ子葉を葉柄部で切断し湿室条件となる小型のバット内に保持した。この子葉の中央部に、蔗糖加用ジャガイモ煎汁寒天培地上で培養した灰色かび病菌(Botrytis cinerea)の胞子懸濁液を含む直径8mmの濾紙の円形小片を置き接種した後、小型バットを22℃の湿室に温室内に5〜7日間保持した。
評価は各葉の病斑直径を計測し下記の方法により防除価を算出した。結果を表−14に示した。`
【0243】
【数2】
【0244】
【表27】
表−14.キュウリ灰色かび病に対する防除効果
化合物No. 濃度(ppm) 防除効果(%)
1- 46 250 95
1- 52 250 88
1- 67 250 100
【0245】
試験例−13 :畑地茎葉処理試験
面積200cm2の樹脂製バットに洪積性埴壌土の畑土壌を充填し、施肥後、イヌビエ、スズメノテッポウ、セイヨウカラシナ及びマルバアサガオを播種し、均一に覆土を行った。その後、温室で栽培管理を続け、供試雑草の生育葉令が1.0〜2.0葉期に達した時、製剤例1により得た本発明化合物を有効成分とする水和剤を水で希釈調整し、有効成分量の処理薬量が1アール当たり10gとなるように所定量を小型動力加圧噴霧器で均一に噴霧処理した。その後、温室内で栽培管理を続け、薬剤処理後21日目に除草効果について調査を行った。その結果を表−15に示した。
なお、除草効果の評価は、
【0246】
【数3】
[1− 処理区における雑草の地上部生体重/無処理区における雑草の地上部生体重]×100=Y(%)
【0247】
を求め、下記の基準による除草効果係数で表した。
【0248】
【表28】
【0249】
【表29】
【0250】
試験例−14 :湛水処理茎葉処理試験
面積200cm2の樹脂製バットに沖積性埴壌土の水田土壌を充填し、施肥後、タイヌビエ、コナギ及びホタルイを播種し、均一に覆土を行い、3cmの湛水深とした。その後、温室で栽培管理を続け、供試雑草の生育葉令が子葉期〜1葉期に達した時、製剤例1により得た本発明化合物を有効成分とする水和剤を水で希釈調整し、有効成分量の処理薬量が1アール当たり10gとなるように所定量をピペットを用い、均一に滴下処理した。その後、温室内で栽培管理を続け、薬剤処理後28日目に除草効果について調査を行った。その結果を表−16に示した。
なお、除草効果の基準は、試験例−13の基準と同様に表した。
【0251】
【表30】
【0252】
【発明の効果】
本発明の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体を有効成分とする農薬は各種の農園芸における植物病原菌、昆虫、ダニ及び雑草に対して極めて優れた防除効果を有し、農園芸用の農薬として有用である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a novel 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative and an agricultural chemical containing the same as an active ingredient.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in the field of agriculture and horticulture, fungicides, insecticides, acaricides and herbicides for the purpose of controlling various pests or weeds have been developed and put into practical use. However, conventionally used agricultural and horticultural fungicides, insecticides, acaricides, and herbicides are not necessarily satisfactory in terms of effects, spectrum, or residual effects. Moreover, it cannot be said that the social request, such as the number of times of application and the amount of applied medicine, is sufficiently satisfied.
[0003]
In addition, the emergence of pests that have acquired resistance to agricultural chemicals that have been widely used in the past is also a problem. For example, in the cultivation of vegetables, fruit trees, flower buds, tea, wheat, rice, etc., various pesticides, for example, in the case of disease, triazole (triazimephone, etc.), benzimidazole (benomyl, thiophanate methyl, etc.), Various diseases that have acquired resistance to pesticides such as dicarboximide (procymidone, iprodione, etc.), phenylamide (metalaxyl, oxadixyl, etc.) have appeared in various places. On the other hand, in the pest scene, organophosphorus agents (fenitrothion, malathion, prothiophos, DDVP, etc.), pyrethroids (permethrin, cypermeline, fenvalerate, cyhalothrin, etc.), benzoylureas (diflubenzuron, teflubenzuron, chlorfluazuron, etc.) Control of pests that have acquired resistance to pesticides such as leistoxin (cartap, bensultap, etc.) has become difficult year by year. In the field of herbicides, many resistant weeds have appeared in agricultural chemicals such as triazine, sulfonylurea, phenylurea, phenoxyphenoxy, and cyclohexanedione.
[0004]
There are pesticides (for example, dithiocarbamate and phthalimide pesticides) for which pests have not yet acquired resistance. However, these are generally not preferable from the viewpoint of environmental pollution and the like because they have a large amount of application and the number of applications. Therefore, the development of new agricultural chemicals that have sufficient control effects at low doses and have little adverse effects on the environment against conventional agricultural and horticultural fungicides and various pests that have acquired resistance to insecticides and acaricides. Is anxious. A stable supply of important crops is indispensable for eliminating the food crisis accompanying the expected increase in the world population in the near future. In order to supply stable crops, it is necessary to economically and efficiently kill or control weeds that are hindered during cultivation and harvesting, and it is necessary to develop new herbicides and plant growth regulators to solve these problems. It has been.
[0005]
On the other hand, a synthesis example of a 3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative having an alkyl group or a substituted phenyl group at the 6-position is described in J. Prakt. Chem., 316, 163-168 (1974 ) And Heterocycles, 20, 51-54 (1983). However, there is no description about its physiological activity, and it is not known at all what kind of physiological activity it has.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The object of the present invention is to provide a high control effect against various pesticides resistant to conventional agricultural and horticultural fungicides, and insecticides and acaricides, and has high safety against crops and excellent killing against weeds. It is to provide a new agricultural chemical having both grass activity.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies to solve the above problems, the present inventors have found that a 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative represented by the general formula [I] is obtained. The present inventors have found that the compound has the above characteristics, and completed the present invention.
That is, the present invention relates to the general formula [I]
[0008]
[Formula 4]
[0009]
{In the above formula, R 1 Is C 1 -C Four The haloalkyl group of is shown.
R 2 Is a hydrogen atom, C 1 -C Ten Alkyl group of 2 -C 6 An alkenyl group of C 2 -C 6 An alkynyl group of C Three -C 6 A cycloalkyl group of Three -C 6 A cycloalkenyl group of C Four -C Ten An alkylcycloalkyl group of Three -C 6 Substituted with a cycloalkyl group of 1 -C Three Alkyl group of 1 -C 6 A haloalkyl group of C 2 -C 6 A haloalkenyl group of C Three -C 6 A halocycloalkyl group of 2 -C Five A cyanoalkyl group of C 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of C 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of C 2 -C 6 An alkylsulfinylalkyl group of C 2 -C 6 An alkylsulfonylalkyl group of C 1 -C 6 An acyl group of C Three -C 6 An oxoalkyl group, a phenyl group, or a C substituted with a phenyl group 1 -C Three Alkyl group (where R is 2 Is a phenyl group or C substituted with a phenyl group 1 -C Three The alkyl group represents 1 to 3 identical or different halogen atoms, C 1 -C Four Alkyl group of 1 -C Four A haloalkyl group of C 1 -C Four An alkoxy group of 1 -C Four A haloalkoxy group of C 2 -C Five An acyloxy group, C 1 -C Four Alkylthio group of 1 -C Four Alkylsulfonyl group, nitro group, cyano group, or C 2 -C Five The alkoxycarbonyl group may be substituted. ).
[0010]
R Three Is a hydrogen atom, C 1 -C 6 Alkyl group of 2 -C 6 An alkenyl group of C 1 -C 6 A haloalkyl group of C 2 -C 6 A haloalkenyl group of C 2 -C 6 An alkynyl group of C 1 -C 6 An acyl group of C 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of C 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of C 2 -C 6 An alkylsulfonylalkyl group of C 1 -C 6 An alkylsulfonyl group of C Three -C 7 An acyloxyalkyl group or C 2 -C 6 An alkoxycarbonyl group of
Q is the following general formulas Q-1 to Q-12
[0011]
[Chemical formula 5]
[0012]
(In the above formula, R Four Is a hydrogen atom, C 1 -C Ten Alkyl group of 2 -C 6 An alkenyl group of C 2 -C 6 An alkynyl group of C Three -C 6 A cycloalkyl group of Three -C 6 A cycloalkenyl group of C Four -C Ten An alkylcycloalkyl group of Three -C 6 Substituted with a cycloalkyl group of 1 -C Three Alkyl group of 1 -C 6 A haloalkyl group of C 2 -C 6 A haloalkenyl group of C Three -C 6 A halocycloalkyl group of 2 -C Five A cyanoalkyl group of C 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of C 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of C 2 -C 6 An alkylsulfonylalkyl group of C 1 -C 6 An acyl group of C Three -C 6 An oxoalkyl group, a phenyl group, or a C substituted with a phenyl group 1 -C Three Represents an alkyl group. However, R Four Is a phenyl group or C substituted with a phenyl group 1 -C Three The alkyl group represents 1 to 3 identical or different halogen atoms, C 1 -C Four Alkyl group of 1 -C Four A haloalkyl group of C 1 -C Four An alkoxy group of 1 -C Four A haloalkoxy group of C 2 -C Five An acyloxy group, C 1 -C Four Alkylthio group of 1 -C Four Alkylsulfonyl group, nitro group, cyano group, or C 2 -C Five The alkoxycarbonyl group may be substituted.
[0013]
X is a hydrogen atom, a halogen atom, C 1 -C Four Alkyl group of 1 -C Four An alkoxy group of 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of C 1 -C Four A haloalkyl group of C 1 -C Four A haloalkoxy group of C 1 -C Four Alkylthio group of 1 -C Four A haloalkylthio group of C 1 -C Four An alkylsulfinyl group of C 1 -C Four An alkylsulfonyl group of C 2 -C Five An acyl group of C 2 -C 6 An alkoxycarbonyl group of C 2 -C 6 An alkenyl group of C 2 -C 6 An alkynyl group of C 2 -C 6 An alkenyloxy group of C 2 -C 6 An alkynyloxy group of C 2 -C Five An acyloxy group, C 2 -C 6 An alkoxyalkoxy group of C 2 -C 6 A carboxyalkyl group of C Three -C 6 An alkoxycarbonylalkyl group of C 2 -C 6 A carboxyalkoxy group of Three -C 6 An alkoxycarbonylalkoxy group of C 1 -C Four An alkylamino group of C 2 -C 6 Dialkylamino group of C 2 -C Five An acylamino group, C 1 -C Four An alkylsulfonylamino group, a mercapto group, a cyano group, a carboxyl group, a nitro group, an amino group, or a hydroxyl group, and U represents NR Four (R Four Is the same as defined above, and represents an oxygen atom or a sulfur atom.
[0014]
m represents an integer of 1 to 5 when Q is Q-1 or Q-12, represents an integer of 1 to 4 when Q is Q-2, and Q is Q-3, Q-4, or When Q-5, an integer of 1 to 3 is shown, and when Q is Q-6, Q-7, Q-9, or Q-10, an integer of 1 or 2 is shown. However, when m is an integer of 2 to 5, X may be the same or different. ) Is represented. Are present in the agricultural chemicals and their production intermediates, which contain the 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative represented by the formula:
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in more detail.
In the present invention, a 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative used as an agrochemical is represented by the above general formula [I].
In the general formula [I], R 1 As fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2-fluoro Ethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloropropyl group 2-bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2,3, 3,3-heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, 2,2,3,3,4, 4,4, -heptafluoro C, such as a methyl group 1 -C Four A haloalkyl group is mentioned, Among these, a trifluoromethyl group is preferable.
[0016]
R 2 As a hydrogen atom; methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl group, pentyl group, isopentyl group, neopentyl group, tert-pentyl group, 1- Methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1-ethylpropyl group, 1,2-dimethylpropyl group, hexyl group, isohexyl group, 1-methylpentyl group, 2-methylpentyl group, 3-methylpentyl group, 1,1- Dimethylbutyl group, 1,2-dimethylbutyl group, 1,3-dimethylbutyl group, 3,3-dimethylbutyl group, 1-ethylbutyl group, 2-ethylbutyl group, 1,1,2-trimethylpropyl group, 1- Ethyl-1-methylpropyl group, 1-ethyl-2-methylpropyl group, heptyl group, 1-methylhexyl group, 2-methylhexyl group, 3-methylhexyl group, 4-methyl Hexyl, 5-methylhexyl group, octyl groups, C nonyl group 1 -C Ten Alkyl group: vinyl group, allyl group, 1-propenyl group, isopropenyl group, 1-butenyl group, 2-butenyl group, 3-butenyl group, 1-methylallyl group, 2-methylallyl group, 1-pentenyl group, 2 -Pentenyl group, 3-pentenyl group, 4-pentenyl group, 1-methyl-2-butenyl group, 1-methyl-3-butenyl group, 2-methyl-3-butenyl group, 3-methyl-2-butenyl group, 3-methyl-3-butenyl group, 1,1-dimethylallyl group, 1-ethylallyl group, 1-hexenyl group, 2-hexenyl group, 3-hexenyl group, 4-hexenyl group, 5-hexenyl group, 4-methyl C such as -3-pentenyl group, 1-propylallyl group, 1-ethyl-1-methylallyl group, etc. 2 -C 6 An alkenyl group of
[0017]
Ethynyl group, 1-propynyl group, 2-propynyl group, 1-butynyl group, 2-butynyl group, 3-butynyl group, 1-methyl-2-propynyl group, 1-pentynyl group, 2-pentynyl group, 3-pentynyl Group, 4-pentynyl group, 1-methyl-3-butynyl group, 1,1-dimethyl-2-propynyl group, 1-hexynyl group, 2-hexynyl group, 3-hexynyl group, 4-hexynyl group, 5-hexynyl group C such as group 2 -C 6 An alkynyl group such as cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group, etc. Three -C 6 A cycloalkyl group such as 2-cyclopropenyl group, 2-cyclobutenyl group, 2-cyclopentenyl group, 3-cyclopentenyl group, 2-cyclohexenyl group, 3-cyclohexenyl group, etc. Three -C 6 1-methylcyclopropyl group, 2-methylcyclopropyl group, 1,2-dimethylcyclopropyl group, 2,2-dimethylcyclopropyl group, 2,3-dimethylcyclopropyl group, 1-ethylcyclo Propyl group, 2-ethylcyclopropyl group, 1,2,3-trimethylcyclopropyl group, 2,2,3-trimethylcyclopropyl group, 1,2,2,3-tetramethylcyclopropyl group, 1-methylcyclo Butyl, 2-methylcyclobutyl, 3-methylcyclobutyl, 1,2-dimethylcyclobutyl, 1,3-dimethylcyclobutyl, 2,3-dimethylcyclobutyl, 2,2-dimethylcyclo Butyl group, 1-ethylcyclobutyl group, 2-ethylcyclobutyl group, 3-ethylcyclobutyl group, 1-methylcyclopentyl group, 2-methylcyclopentyl group 3-methylcyclopentyl group, 1,2-dimethylcyclopentyl group, 1,3-dimethylcyclopentyl group, 2,2-dimethylcyclopentyl group, 2,3-dimethylcyclopentyl group, 3,3-dimethylcyclopentyl group, 1-ethylcyclopentyl group Group, 1-methylcyclohexyl group, 2-methylcyclohexyl group, 3-methylcyclohexyl group, 4-methylcyclohexyl group, 1,2-dimethylcyclohexyl group, 1,3-dimethylcyclohexyl group, 1,4-dimethylcyclohexyl group, 2,2-dimethylcyclohexyl group, 2,3-dimethylcyclohexyl group, 2,4-dimethylcyclohexyl group, 3,3-dimethylcyclohexyl group, 3,4-dimethylcyclohexyl group, 4,3-dimethylcyclohexyl group, 1- C such as ethylcyclohexyl group Four -C Ten An alkylcycloalkyl group of
[0018]
Cyclopropylmethyl group, cyclobutylmethyl group, cyclopentylmethyl group, cyclohexylmethyl group, cyclopropylethyl group, cyclobutylethyl group, cyclopentylethyl group, cyclohexylethyl group, cyclopropylpropyl group, cyclobutylpropyl group, cyclopentylpropyl group, C such as cyclohexylpropyl group Three -C 6 Substituted with a cycloalkyl group of 1 -C Three An alkyl group of: fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2- Fluoroethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloropropyl Group, 2-bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2,3 , 3,3-heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, 2,2,3,3,4 , 4,4-Heptaful C such as Robuchiru based on 1 -C 6 Haloalkyl groups; C such as 3,3-dichloroallyl groups 2 -C 6 Haloalkenyl group of C; 2,2-difluorocyclopentyl group and the like Three -C 6 A cyanocycloalkyl group: cyanomethyl group, 1-cyanoethyl group, 2-cyanoethyl group, 1-cyanopropyl group, 2-cyanopropyl group, 3-cyanopropyl group, 1-cyanobutyl group, 2-cyanobutyl group, 3-cyanobutyl group C such as 4-cyanobutyl group 2 -C Five A cyanoalkyl group of: methoxymethyl group, ethoxymethyl group, propoxymethyl group, isopropoxymethyl group, butoxymethyl group, 2-methoxyethyl group, 2-ethoxyethyl group, 2-propoxyethyl group, 2-isopropoxyethyl group C such as 2-butoxyethyl group, 3-methoxypropyl group, 4-methoxybutyl group, 5-methoxypentyl group, etc. 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of
[0019]
Methylthiomethyl group, ethylthiomethyl group, propylthiomethyl group, isopropylthiomethyl group, butylthiomethyl group, 2- (methylthio) ethyl group, 2- (ethylthio) ethyl group, 2- (propylthio) ethyl group, 2- C such as (isopropylthio) ethyl group, 2- (butylthio) ethyl group, 3- (methylthio) propyl group, 4- (methylthio) butyl group, 5- (methylthio) pentyl group, etc. 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of: methylsulfinylmethyl group, ethylsulfinylmethyl group, propylsulfinylmethyl group, isopropylsulfinylmethyl group, butylsulfinylmethyl group, 2- (methylsulfinyl) ethyl group, 2- (ethylsulfinyl) ethyl group, 2- (Propylsulfinyl) ethyl group, 2- (isopropylsulfinyl) ethyl group, 2- (butylsulfinyl) ethyl group, 3- (methylsulfinyl) propyl group, 4- (methylsulfinyl) butyl group, 5- (methylsulfinyl) pentyl C such as group 2 -C 6 An alkylsulfinylalkyl group of: methylsulfonylmethyl group, ethylsulfonylmethyl group, propylsulfonylmethyl group, isopropylsulfonylmethyl group, butylsulfonylmethyl group, 2- (methylsulfonyl) ethyl group, 2- (ethylsulfonyl) ethyl group, 2 -(Propylsulfonyl) ethyl group, 2- (isopropylsulfonyl) ethyl group, 2- (butylsulfonyl) ethyl group, 3- (methylsulfonyl) propyl group, 4- (methylsulfonyl) butyl group, 5- (methylsulfonyl) C such as pentyl group 2 -C 6 Formyl group, acetyl group, propionyl group, butyryl group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, 2-methylbutyryl group, pivaloyl group, hexanoyl group, 2,2-dimethylbutyryl group, 2-ethylbutyryl group Group, 2-methylvaleryl group, 3-methylvaleryl group, 4-methylvaleryl group, etc. 1 -C 6 Acyl groups such as 2-oxopropyl group, 1-methyl-2-oxopropyl group, 1-methyl-2-oxobutyl group, 1-ethyl-2-oxobutyl group, 1-propyl-2-oxopropyl group, etc. Three -C 6 An oxoalkyl group of
[0020]
Phenyl group; or C such as methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group substituted with phenyl group 1 -C Three Alkyl group (where R is 2 Is a phenyl group or C substituted with a phenyl group 1 -C Three The alkyl group is 1 to 3 halogen atoms such as the same or different fluorine atom, chlorine atom, bromine atom or iodine atom; methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group , Isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl group, etc. 1 -C Four An alkyl group of: fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2- Fluoroethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloropropyl Group, 2-bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2,3 C such as 2,3,3-heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, etc. 1 -C Four A methoxy group, ethoxy group, propoxy group, isopropoxy group, butoxy group, isobutoxy group, sec-butoxy group, tert-butoxy group, etc. 1 -C Four Alkoxy groups such as trifluoromethoxy group, difluoromethoxy group, 2-chloroethoxy group, 3-chloropropoxy group, 2-chloro-1-methylethoxy group, 2,2,2-trifluoroethoxy group, etc. 1 -C Four A haloalkoxy group of
[0021]
C such as acetyloxy group, propionyloxy group, butyryloxy group, isobutyryloxy group, valeryloxy group, isovaleryloxy group, pivaloyloxy group, acryloyloxy group, propioroyloxy group, methacryloyloxy group, crotonoyloxy group 2 -C Five An acyloxy group of C; methylthio group, ethylthio group, propylthio group, isopropylthio group, butylthio group, isobutylthio group, sec-butylthio group, tert-butylthio group, etc. 1 -C Four Alkylthio group of C; methylsulfonyl group, ethylsulfonyl group, propylsulfonyl group, isopropylsulfonyl group, butylsulfonyl group, isobutylsulfonyl group, sec-butylsulfonyl group, tert-butylsulfonyl group, etc. 1 -C Four Nitro group; cyano group; or methoxycarbonyl group, ethoxycarbonyl group, propoxycarbonyl group, isopropoxycarbonyl group, butoxycarbonyl group, isobutoxycarbonyl group, sec-butoxycarbonyl group, tert-butoxycarbonyl group, etc. C 2 -C Five The alkoxycarbonyl group may be substituted. ).
[0022]
R 2 As C 1 -C Ten Alkyl group of 2 -C 6 An alkenyl group of C Three -C 6 Substituted with a cycloalkyl group of 1 -C Three Alkyl group of 2 -C 6 C substituted with an alkoxyalkyl group or phenyl group 1 -C Three (Wherein the phenyl group is one to three identical or different halogen atoms, C 1 -C Four Alkyl group of 1 -C Four A haloalkyl group of C 1 -C Four An alkoxy group of 1 -C Four A haloalkoxy group of C 2 -C Five An acyloxy group, C 1 -C Four Alkylthio group of 1 -C Four Alkylsulfonyl group, nitro group, cyano group, or C 2 -C Five The alkoxycarbonyl group may be substituted. Is preferred, especially C 1 -C 7 Alkyl group of 2 -C 6 Are preferred.
[0023]
R Three As hydrogen atom; methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl group, pentyl group, isopentyl group, neopentyl group, tert-pentyl group, 1- Methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1-ethylpropyl group, 1,2-dimethylpropyl group, hexyl group, isohexyl group, 1-methylpentyl group, 2-methylpentyl group, 3-methylpentyl group, 1,1- Dimethylbutyl group, 1,2-dimethylbutyl group, 1,3-dimethylbutyl group, 3,3-dimethylbutyl group, 1-ethylbutyl group, 2-ethylbutyl group, 1,1,2-trimethylpropyl group, 1- C such as ethyl-1-methylpropyl group, 1-ethyl-2-methylpropyl group, etc. 1 -C 6 Alkyl group: vinyl group, allyl group, 1-propenyl group, isopropenyl group, 1-butenyl group, 2-butenyl group, 3-butenyl group, 1-methylallyl group, 2-methylallyl group, 1-pentenyl group, 2 -Pentenyl group, 3-pentenyl group, 4-pentenyl group, 1-methyl-2-butenyl group, 1-methyl-3-butenyl group, 2-methyl-3-butenyl group, 3-methyl-2-butenyl group, 3-methyl-3-butenyl group, 1,1-dimethylallyl group, 1-ethylallyl group, 1-hexenyl group, 2-hexenyl group, 3-hexenyl group, 4-hexenyl group, 5-hexenyl group, 4-methyl C such as -3-pentenyl group, 1-propylallyl group, 1-ethyl-1-methylallyl group, etc. 2 -C 6 An alkenyl group of
[0024]
Fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2-fluoroethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloropropyl group, 2- Bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2,3,3,3 -Heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, 2,2,3,3,4,4,4 , -Heptafluorobutyl group, etc. C 1 -C 6 Haloalkyl groups; C such as 3,3-dichloroallyl groups 2 -C 6 Haloalkenyl groups: ethynyl group, 1-propynyl group, 2-propynyl group, 1-butynyl group, 2-butynyl group, 3-butynyl group, 1-methyl-2-propynyl group, 1-pentynyl group, 2-pentynyl Group, 3-pentynyl group, 4-pentynyl group, 1-methyl-3-butynyl group, 1,1-dimethyl-2-propynyl group, 1-hexynyl group, 2-hexynyl group, 3-hexynyl group, 4-hexynyl group C, such as a group, 5-hexynyl group 2 -C 6 An alkynyl group of
[0025]
Formyl group, acetyl group, propionyl group, butyryl group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, 2-methylbutyryl group, pivaloyl group, hexanoyl group, 2,2-dimethylbutyryl group, 2-ethylbutyryl group, 2-methylvaleryl group C such as 3-methylvaleryl group and 4-methylvaleryl group 1 -C 6 Methoxymethyl group, ethoxymethyl group, propoxymethyl group, isopropoxymethyl group, butoxymethyl group, 2-methoxyethyl group, 2-ethoxyethyl group, 2-propoxyethyl group, 2-isopropoxyethyl group, C such as 2-butoxyethyl group, 3-methoxypropyl group, 4-methoxybutyl group, 5-methoxypentyl group, etc. 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of: methylthiomethyl group, ethylthiomethyl group, propylthiomethyl group, isopropylthiomethyl group, butylthiomethyl group, 2- (methylthio) ethyl group, 2- (ethylthio) ethyl group, 2- (propylthio) C such as ethyl group, 2- (isopropylthio) ethyl group, 2- (butylthio) ethyl group, 3- (methylthio) propyl group, 4- (methylthio) butyl group, 5- (methylthio) pentyl group, etc. 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of
[0026]
Methylsulfonylmethyl group, ethylsulfonylmethyl group, propylsulfonylmethyl group, isopropylsulfonylmethyl group, butylsulfonylmethyl group, 2- (methylsulfonyl) ethyl group, 2- (ethylsulfonyl) ethyl group, 2- (propylsulfonyl) ethyl C such as 2-, 2- (isopropylsulfonyl) ethyl, 2- (butylsulfonyl) ethyl, 3- (methylsulfonyl) propyl, 4- (methylsulfonyl) butyl, 5- (methylsulfonyl) pentyl, etc. 2 -C 6 Alkylsulfonylalkyl group of C; methylsulfonyl group, ethylsulfonyl group, propylsulfonyl group, isopropylsulfonyl group, butylsulfonyl group, pentylsulfonyl group, hexylsulfonyl group, etc. 1 -C 6 2- (acetyloxy) ethyl group, 2- (propionyloxy) ethyl group, 2- (butyryloxy) ethyl group, 2- (isobutyryloxy) ethyl group, 2- (valeryloxy) ethyl group, 2- (isovaleryloxy) ethyl group, 2- (pivaloyloxy) ethyl group, 2- (acryloyloxy) ethyl group, 2- (propioroyloxy) ethyl group, 2- (methacryloyloxy) ethyl group, 2- C such as (crotonoyloxy) ethyl group, 3- (acetyloxy) propyl group, 4- (acetyloxy) butyl group, 5- (acetyloxy) pentyl group, etc. Three -C 7 Or a methoxycarbonyl group, an ethoxycarbonyl group, a propyloxycarbonyl group, an isopropylcarbonyl group, a butoxycarbonyl group, a pentyloxycarbonyl group, etc. 2 -C 6 Of the alkoxycarbonyl group. R Three As a hydrogen atom, C 1 -C Four Alkyl group, C 1 -C 6 An acyl group of C 2 -C 6 An alkoxyalkyl group or C 1 -C 6 In particular, a hydrogen atom, an acyl group, and an alkoxyalkyl group are preferable. Most preferred is a hydrogen atom.
[0027]
Examples of Q include groups represented by the general formulas Q-1 to Q-12. Among these, Q-1, Q-2, Q-3, Q-4, Q-5, Q-6, Q -11 and Q-12 are preferable, and Q-1, Q-2 and Q-11 are particularly preferable.
In the general formulas Q-1 to Q-12, R Four As a hydrogen atom; methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl group, pentyl group, isopentyl group, neopentyl group, tert-pentyl group, 1- Methylbutyl group, 2-methylbutyl group, 1-ethylpropyl group, 1,2-dimethylpropyl group, hexyl group, isohexyl group, 1-methylpentyl group, 2-methylpentyl group, 3-methylpentyl group, 1,1- Dimethylbutyl group, 1,2-dimethylbutyl group, 1,3-dimethylbutyl group, 3,3-dimethylbutyl group, 1-ethylbutyl group, 2-ethylbutyl group, 1,1,2-trimethylpropyl group, 1- Ethyl-1-methylpropyl group, 1-ethyl-2-methylpropyl group, heptyl group, 1-methylhexyl group, 2-methylhexyl group, 3-methylhexyl group, 4-methyl Hexyl, 5-methylhexyl group, octyl groups, C nonyl group 1 -C Ten Alkyl group: vinyl group, allyl group, 1-propenyl group, isopropenyl group, 1-butenyl group, 2-butenyl group, 3-butenyl group, 1-methylallyl group, 2-methylallyl group, 1-pentenyl group, 2 -Pentenyl group, 3-pentenyl group, 4-pentenyl group, 1-methyl-2-butenyl group, 1-methyl-3-butenyl group, 2-methyl-3-butenyl group, 3-methyl-2-butenyl group, 3-methyl-3-butenyl group, 1,1-dimethylallyl group, 1-ethylallyl group, 1-hexenyl group, 2-hexenyl group, 3-hexenyl group, 4-hexenyl group, 5-hexenyl group, 4-methyl C such as -3-pentenyl group, 1-propylallyl group, 1-ethyl-1-methylallyl group, etc. 2 -C 6 An alkenyl group of
[0028]
Ethynyl group, 1-propynyl group, 2-propynyl group, 1-butynyl group, 2-butynyl group, 3-butynyl group, 1-methyl-2-propynyl group, 1-pentynyl group, 2-pentynyl group, 3-pentynyl Group, 4-pentynyl group, 1-methyl-3-butynyl group, 1,1-dimethyl-2-propynyl group, 1-hexynyl group, 2-hexynyl group, 3-hexynyl group, 4-hexynyl group, 5-hexynyl group C such as group 2 -C 6 An alkynyl group such as cyclopropyl group, cyclobutyl group, cyclopentyl group, cyclohexyl group, etc. Three -C 6 A cycloalkyl group such as 2-cyclopropenyl group, 2-cyclobutenyl group, 2-cyclopentenyl group, 3-cyclopentenyl group, 2-cyclohexenyl group, 3-cyclohexenyl group, etc. Three -C 6 1-methylcyclopropyl group, 2-methylcyclopropyl group, 1,2-dimethylcyclopropyl group, 2,2-dimethylcyclopropyl group, 2,3-dimethylcyclopropyl group, 1-ethylcyclo Propyl group, 2-ethylcyclopropyl group, 1,2,3-trimethylcyclopropyl group, 2,2,3-trimethylcyclopropyl group, 1,2,2,3-tetramethylcyclopropyl group, 1-methylcyclo Butyl group, 2-methylcyclobutyl group, 3-methylcyclobutyl group, 1,2-dimethylcyclobutyl group, 1,3-dimethylcyclobutyl group, 2,3-dimethylcyclobutyl group, 2,2-dimethylcyclo Butyl group, 1-ethylcyclobutyl group, 2-ethylcyclobutyl group, 3-ethylcyclobutyl group, 1-methylcyclopentyl group, 2-methylcyclopentyl group 3-methylcyclopentyl group, 1,2-dimethylcyclopentyl group, 1,3-dimethylcyclopentyl group, 2,2-dimethylcyclopentyl group, 2,3-dimethylcyclopentyl group, 3,3-dimethylcyclopentyl group, 1-ethylcyclopentyl group Group, 1-methylcyclohexyl group, 2-methylcyclohexyl group, 3-methylcyclohexyl group, 4-methylcyclohexyl group, 1,2-dimethylcyclohexyl group, 1,3-dimethylcyclohexyl group, 1,4-dimethylcyclohexyl group, 2,2-dimethylcyclohexyl group, 2,3-dimethylcyclohexyl group, 2,4-dimethylcyclohexyl group, 3,3-dimethylcyclohexyl group, 3,4-dimethylcyclohexyl group, 4,3-dimethylcyclohexyl group, 1- C such as ethylcyclohexyl group Four -C Ten An alkylcycloalkyl group of
[0029]
Cyclopropylmethyl group, cyclobutylmethyl group, cyclopentylmethyl group, cyclohexylmethyl group, cyclopropylethyl group, cyclobutylethyl group, cyclopentylethyl group, cyclohexylethyl group, cyclopropylpropyl group, cyclobutylpropyl group, cyclopentylpropyl group, C such as cyclohexylpropyl group Three -C 6 Substituted with a cycloalkyl group of 1 -C Three An alkyl group of: fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2- Fluoroethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloropropyl Group, 2-bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2,3 , 3,3-heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, 2,2,3,3,4 , 4,4-Heptaful C such as Robuchiru based on 1 -C 6 Haloalkyl groups; C such as 3,3-dichloroallyl groups 2 -C 6 Haloalkenyl group of C; 2,2-difluorocyclopentyl group and the like Three -C 6 A cyanocycloalkyl group: cyanomethyl group, 1-cyanoethyl group, 2-cyanoethyl group, 1-cyanopropyl group, 2-cyanopropyl group, 3-cyanopropyl group, 1-cyanobutyl group, 2-cyanobutyl group, 3-cyanobutyl group C such as 4-cyanobutyl group 2 -C Five A cyanoalkyl group of: methoxymethyl group, ethoxymethyl group, propoxymethyl group, isopropoxymethyl group, butoxymethyl group, 2-methoxyethyl group, 2-ethoxyethyl group, 2-propoxyethyl group, 2-isopropoxyethyl group C such as 2-butoxyethyl group, 3-methoxypropyl group, 4-methoxybutyl group, 5-methoxypentyl group, etc. 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of
[0030]
Methylthiomethyl group, ethylthiomethyl group, propylthiomethyl group, isopropylthiomethyl group, butylthiomethyl group, 2- (methylthio) ethyl group, 2- (ethylthio) ethyl group, 2- (propylthio) ethyl group, 2- C such as (isopropylthio) ethyl group, 2- (butylthio) ethyl group, 3- (methylthio) propyl group, 4- (methylthio) butyl group, 5- (methylthio) pentyl group, etc. 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of: methylsulfonylmethyl group, ethylsulfonylmethyl group, propylsulfonylmethyl group, isopropylsulfonylmethyl group, butylsulfonylmethyl group, 2- (methylsulfonyl) ethyl group, 2- (ethylsulfonyl) ethyl group, 2- (Propylsulfonyl) ethyl group, 2- (isopropylsulfonyl) ethyl group, 2- (butylsulfonyl) ethyl group, 3- (methylsulfonyl) propyl group, 4- (methylsulfonyl) butyl group, 5- (methylsulfonyl) pentyl C such as group 2 -C 6 Formyl group, acetyl group, pyropionyl group, butyryl group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, 2-methylbutyryl group, pivaloyl group, hexanoyl group, 2,2-dimethylbutyryl group, 2-ethylbutyryl group Group, 2-methylvaleryl group, 3-methylvaleryl group, 4-methylvaleryl group, etc. 1 -C 6 Acyl groups such as 2-oxopropyl group, 1-methyl-2-oxopropyl group, 1-methyl-2-oxobutyl group, 1-ethyl-2-oxobutyl group, 1-propyl-2-oxopropyl group, etc. Three -C 6 An oxoalkyl group of
[0031]
Phenyl group; or C such as methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group substituted with phenyl group 1 -C Three Alkyl group (where R is Four Is a phenyl group or C substituted with a phenyl group 1 -C Three The alkyl group is 1 to 3 halogen atoms such as the same or different fluorine atom, chlorine atom, bromine atom or iodine atom; methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group , Isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl group, etc. 1 -C Four An alkyl group of: fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2- Fluoroethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloropropyl Group, 2-bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2,3 C such as 2,3,3-heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, etc. 1 -C Four A methoxy group, ethoxy group, propoxy group, isopropoxy group, butoxy group, isobutoxy group, sec-butoxy group, tert-butoxy group, etc. 1 -C Four Alkoxy groups such as trifluoromethoxy group, difluoromethoxy group, 2-chloroethoxy group, 3-chloropropoxy group, 2-chloro-1-methylethoxy group, 2,2,2-trifluoroethoxy group, etc. 1 -C Four Haloalkoxy group: acetyloxy group, propionyloxy group, butyryloxy group, isobutyryloxy group, valeryloxy group, isovaleryloxy group, pivaloyloxy group, acryloyloxy group, propioroyloxy group, methacryloyloxy group, crotonoyl C such as oxy group 2 -C Five An acyloxy group of C; methylthio group, ethylthio group, propylthio group, isopropylthio group, butylthio group, isobutylthio group, sec-butylthio group, tert-butylthio group, etc. 1 -C Four Alkylthio group of C; methylsulfonyl group, ethylsulfonyl group, propylsulfonyl group, isopropylsulfonyl group, butylsulfonyl group, isobutylsulfonyl group, sec-butylsulfonyl group, tert-butylsulfonyl group, etc. 1 -C Four An alkylsulfonyl group; a nitro group;
[0032]
Cyano group; or C such as methoxycarbonyl group, ethoxycarbonyl group, propoxycarbonyl group, isopropoxycarbonyl group, butoxycarbonyl group, isobutoxycarbonyl group, sec-butoxycarbonyl group, tert-butoxycarbonyl group, etc. 2 -C Five The alkoxycarbonyl group may be substituted. ). R Four Is particularly preferably C 1 -C Four It is an alkyl group.
[0033]
X is hydrogen atom; halogen atom such as fluorine atom, chlorine atom, bromine atom or iodine atom; methyl group, ethyl group, propyl group, isopropyl group, butyl group, isobutyl group, sec-butyl group, tert-butyl C such as group 1 -C Four An alkyl group of C; methoxy group, ethoxy group, propoxy group, isopropoxy group, butoxy group, isobutoxy group, sec-butoxy group, tert-butoxy group, etc. 1 -C Four Methoxymethyl group, ethoxymethyl group, propoxymethyl group, isopropoxymethyl group, butoxymethyl group, 2-methoxyethyl group, 2-ethoxyethyl group, 2-propoxyethyl group, 2-isopropoxyethyl group, C such as 2-butoxyethyl group, 3-methoxypropyl group, 4-methoxybutyl group, 5-methoxypentyl group, etc. 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of: fluoromethyl group, chloromethyl group, bromomethyl group, difluoromethyl group, dichloromethyl group, trifluoromethyl group, trichloromethyl group, 1-fluoroethyl group, 1-chloroethyl group, 1-bromoethyl group, 2 -Fluoroethyl group, 2-chloroethyl group, 2-bromoethyl group, 2,2,2-trifluoroethyl group, 1,1,2,2,2-pentafluoroethyl group, 2-fluoropropyl group, 2-chloro Propyl group, 2-bromopropyl group, 3-fluoropropyl group, 3-chloropropyl group, 3-bromopropyl group, 2,2,3,3,3-pentafluoropropyl group, 1,1,2,2, 3,3,3-heptafluoropropyl group, 2,2,2-trifluoro-1-methylethyl group, 4-fluorobutyl group, 4-chlorobutyl group, 4-bromobutyl group, 2,2,3,3, 4, 4, 4,- C, such as heptafluoropropyl butyl 1 -C Four Haloalkyl groups; C such as trifluoromethoxy group, difluoromethoxy group, 2-chloroethoxy group, 3-chloropropoxy group, 2-chloro-1-methylethoxy group, 2,2,2-trifluoroethoxy group, etc. 1 -C Four A haloalkoxy group of
[0034]
C such as methylthio group, ethylthio group, propylthio group, isopropylthio group, butylthio group, isobutylthio group, sec-butylthio group, tert-butylthio group, etc. 1 -C Four Alkylthio groups of C; difluoromethylthio groups, trifluoromethylthio groups, etc. 1 -C Four Haloalkylthio group of C; methylsulfinyl group, ethylsulfinyl group, propylsulfinyl group, isopropylsulfinyl group, butylsulfinyl group, isobutylsulfinyl group, sec-butylsulfinyl group, tert-butylsulfinyl group, etc. 1 -C Four Alkylsulfinyl group of C; methylsulfonyl group, ethylsulfonyl group, propylsulfonyl group, isopropylsulfonyl group, butylsulfonyl group, isobutylsulfonyl group, sec-butylsulfonyl group, tert-butylsulfonyl group, etc. 1 -C Four Alkylsulfonyl group; C such as acetyl group, propionyl group, butyryl group, isobutyryl group, valeryl group, isovaleryl group, 2-methylbutyryl group, pivaloyl group, etc. 2 -C Five An acyl group of C; methoxycarbonyl group, ethoxycarbonyl group, propyloxycarbonyl group, isopropyloxycarbonyl group, butoxycarbonyl group, pentyloxycarbonyl group, etc. 2 -C 6 An alkoxycarbonyl group: vinyl group, allyl group, 1-propenyl group, isopropenyl group, 1-butenyl group, 2-butenyl group, 3-butenyl group, 1-methylallyl group, 2-methylallyl group, 1-pentenyl group, 2-pentenyl group, 3-pentenyl group, 4-pentenyl group, 1-methyl-2-butenyl group, 1-methyl-3-butenyl group, 2-methyl-3-butenyl group, 3-methyl-2-butenyl group 3-methyl-3-butenyl group, 1,1-dimethylallyl group, 1-ethylallyl group, 1-hexenyl group, 2-hexenyl group, 3-hexenyl group, 4-hexenyl group, 5-hexenyl group, 4- C such as methyl-3-pentenyl group, 1-propylallyl group, 1-ethyl-1-methylallyl group, etc. 2 -C 6 An alkenyl group of
[0035]
Ethynyl group, 1-propynyl group, 2-propynyl group, 1-butynyl group, 2-butynyl group, 3-butynyl group, 1-methyl-2-propynyl group, 1-pentynyl group, 2-pentynyl group, 3-pentynyl Group, 4-pentynyl group, 1-methyl-3-butynyl group, 1,1-dimethyl-2-propynyl group, 1-hexynyl group, 2-hexynyl group, 3-hexynyl group, 4-hexynyl group, 5-hexynyl group C such as group 2 -C 6 An alkynyl group such as vinyloxy group, 2-propenyloxy group, 2-methyl-2-propenyloxy group, 2-butenyloxy group, 3-methyl-2-butenyloxy group, 1-buten-3-yloxy group, etc. 2 -C 6 An alkenyloxy group such as ethynyloxy group, 2-propynyloxy group, 1-methyl-2-propynyloxy group, 2-butynyloxy group, etc. 2 -C 6 Alkynyloxy group; C such as acetoxy group and propionyloxy group 2 -C Five An acyloxy group; C such as methoxymethoxy group, ethoxymethoxy group, isopropoxymethoxy group, 2-methoxyethoxy group, etc. 2 -C 6 An alkoxyalkoxy group such as carboxymethyl group and 1- (carboxy) ethyl group 2 -C 6 A carboxyalkyl group such as methoxycarbonylmethyl group, ethoxycarbonylmethyl group, 1- (methoxycarbonyl) ethyl group, etc. Three -C 6 An alkoxycarbonylalkyl group such as carboxymethoxy group and 1- (carboxy) ethoxy group 2 -C 6 A carboxyalkoxy group of C; a methoxycarbonylmethoxy group, an ethoxycarbonylmethoxy group, a 1- (methoxycarbonyl) ethoxy group, etc. Three -C 6 An alkoxycarbonylalkoxy group of
[0036]
C such as methylamino group, ethylamino group, propylamino group, isopropylamino group, butylamino group, etc. 1 -C Four An alkylamino group of C; dimethylamino group, diethylamino group, methylpropylamino group, etc. 2 -C 6 Dialkylamino group of C; acetylamino group, propionylamino group, etc. 2 -C Five An acylamino group of C; methylsulfonylamino group, ethylsulfonylamino group, etc. 1 -C Four An alkylsulfonylamino group, a mercapto group, a cyano group, a carboxyl group, a nitro group, an amino group, and a hydroxyl group. X is preferably a hydrogen atom, a halogen atom, an alkyl group, a haloalkyl group, an alkoxy group, a haloalkoxy group, an alkylthio group, an alkylsulfinyl group, an alkylsulfonyl group, an alkoxycarbonyl group, a cyano group, a carboxyl group, or a nitro group. A hydrogen atom, a halogen atom, a haloalkyl group, a nitro group, and an alkoxy group are preferable.
[0037]
U is NR Four (R Four Are as defined above), an oxygen atom, and a sulfur atom. Of these, a sulfur atom is preferred.
m represents an integer of 1 to 5 when Q is Q-1 or Q-12, represents an integer of 1 to 4 when Q is Q-2, and Q is Q-3, Q-4, or When Q-5, an integer from 1 to 3 is indicated. When Q is Q-6, Q-7, Q-9, or Q-10, it is represented by an integer 1 or 2 (provided that m is 2). X may be the same or different in the case of integers from 1 to 5.)
The compound of the general formula [I] can be produced by several methods described below. The 6-haloalkyl-1,2,4-triazin-5-one derivative represented by the following general formula [II] is , Intermediates useful in the preparation of compounds of general formula [I].
[0038]
[Chemical 6]
[0039]
{In the above formula, R 1 And R 2 Represents the same meaning as in the general formula [I].
Y is a halogen atom, hydroxyl group C 1 -C Four , C 1 -C Four An alkoxy group of 1 -C Four A haloalkoxy group of C 1 -C Four An alkylsulfonyloxy group of C 1 -C Four A haloalkylsulfonyloxy group of C 6 -C Ten Substituted arylsulfonyloxy group, mercapto group, C 1 -C Four Alkylthio group of 1 -C Four An alkylsulfinyl group of C 1 -C Four An alkylsulfonyl group, or —N (R Three ) 2 (R Three Is as defined above, R Three May be the same or different. ). However, when Y is a hydroxyl group or a mercapto group, R 2 Is a hydrogen atom, C 1 -C Ten Alkyl group of 2 -C 6 An alkenyl group of C 2 -C 6 An alkynyl group of C Three -C 6 A cycloalkyl group of Three -C 6 A cycloalkenyl group of C Four -C Ten An alkylcycloalkyl group of Three -C 6 Substituted with a cycloalkyl group of 1 -C Three Alkyl group of 1 -C 6 A haloalkyl group of C 2 -C 6 A haloalkenyl group of C Three -C 6 A halocycloalkyl group of 2 -C Five A cyanoalkyl group of C 2 -C 6 An alkoxyalkyl group of C 2 -C 6 An alkylthioalkyl group of C 2 -C 6 Alkylsulfonylalkyl group, C 1 -C 6 An acyl group of C Three -C 6 An oxoalkyl group or a phenyl group (wherein the phenyl group is one to three identical or different halogen atoms, C 1 -C Four Alkyl group of 1 -C Four A haloalkyl group of C 1 -C Four An alkoxy group of 1 -C Four A haloalkoxy group of C 2 -C Five An acyloxy group, C 1 -C Four Alkylthio group of 1 -C Four Alkylsulfonyl group, nitro group, cyano group, or C 2 -C Five The alkoxycarbonyl group may be substituted. C substituted with 1 -C Three Represents an alkyl group. }
[0040]
In the 6-haloalkyl-1,2,4-triazin-5-one derivative represented by the above general formula [II], Y is a hydroxyl group, a mercapto group, or -NHR. Three In this case, there exists an equilibrium with the tautomer represented by the general formula [III]. Usually, the abundance ratio of [II] and [III] in the equilibrium state varies depending on the structure and state, solvent, concentration, temperature, and other conditions. Show.
[0041]
[Chemical 7]
[0042]
{Where R is 1 And R 2 Is as defined above, W is an oxygen atom, a sulfur atom, or NR Three (R Three Is as defined above. ). }
[0043]
In the above general formula [II], R 1 And R 2 Examples of these include those described in the description of the general formula [I].
Y represents a halogen atom such as fluorine atom, chlorine atom, bromine atom or iodine atom; hydroxyl group; methoxy group, ethoxy group, propoxy group, isopropoxy group, butoxy group, isobutoxy group, sec-butoxy group, tert- C such as butoxy group 1 -C Four Alkoxy groups such as trifluoromethoxy group, difluoromethoxy group, 2-chloroethoxy group, 3-chloropropoxy group, 2-chloro-1-methylethoxy group, 2,2,2-trifluoroethoxy group, etc. 1 -C Four A haloalkoxy group of C; methanesulfonyloxy group, ethanesulfonyloxy group, propanesulfonyloxy group, butanesulfonyloxy group, etc. 1 -C Four Alkylsulfonyloxy group of C; C such as trichloromethylsulfonyloxy group, trifluoromethylsulfonyloxy group, etc. 1 -C Four Haloalkylsulfonyloxy group of C; C such as p-toluenesulfonyloxy group 6 -C Ten Substituted arylsulfonyloxy groups; mercapto groups; C such as methylthio group, ethylthio group, propylthio group, isopropylthio group, butylthio group, isobutylthio group, sec-butylthio group, tert-butylthio group, etc. 1 -C Four Alkylthio group of C; methylsulfinyl group, ethylsulfinyl group, propylsulfinyl group, isopropylsulfinyl group, butylsulfinyl group, isobutylsulfinyl group, sec-butylsulfinyl group, tert-butylsulfinyl group, etc. 1 -C Four Alkylsulfinyl group of C; methylsulfonyl group, ethylsulfonyl group, propylsulfonyl group, isopropylsulfonyl group, butylsulfonyl group, etc. 1 -C Four Or -N (R Three ) 2 (R Three Is as defined above, R Three May be the same or different. ).
[0044]
The compounds represented by the above general formulas [I] to [II] can be made into a salt with an inorganic or organic acid. Such salts include, for example, hydrohalides such as hydrofluoride, hydrochloride, hydrobromide, hydroiodide; nitrates, perchlorates, sulfates, phosphates, etc. And inorganic acid salts such as methanesulfonate, trifluoromethanesulfonate, and p-toluenesulfonate.
[0045]
Among the compounds of the above general formulas [I] to [II], R 2 , R Three Or R Four Is a hydrogen atom, or Y is a hydroxyl group, a mercapto group, or -NHR Three In this case, a salt with a metal can be formed. Examples of such metal salts include alkali metal salts such as sodium salt and potassium salt, or alkaline earth metal salts such as calcium salt.
[0046]
Next, a method for producing the 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative of the present invention and an intermediate thereof will be described. The compound of the present invention represented by the general formula [I] can be produced, for example, by any one of the following production methods (1) to (4).
Manufacturing method (1)
[0047]
[Chemical 8]
[0048]
(In the above reaction formula, R 1 , R 2 , R Three , Y and Q have the same meaning as in the general formula [I]. )
The above reaction is performed in the absence or presence of a base in the presence or absence of a base, usually at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually [IV] of 1-3, preferably 1-1.5 equivalents, and the base within 3 equivalents, preferably 1-1 of 1 equivalent of [II]. .5 equivalents.
[0049]
When using a solvent, suitable solvents include aliphatic hydrocarbons (hexane, heptane, etc.), aromatic hydrocarbons (benzene, toluene, xylene, etc.), halogenated hydrocarbons (dichloromethane, chloroform, 1, 2-dichloroethane, chlorobenzene, dichlorobenzene, etc.), ethers (diethyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, etc.), esters (ethyl acetate, butyl acetate, etc.), ketones (acetone, methyl ethyl ketone, etc.), aprotic polar solvents ( N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dimethyl sulfoxide, sulfolane, acetonitrile, etc.), alcohols (methanol, ethanol, 2-propanol, etc.), water, and mixtures thereof. Bases used include triethylamine, pyridine, picoline, N, N-diethylaniline, 4- (dimethylamino) pyridine, 1,8-diazabicyclo [5,4,0] -7-undecene, 1,5-diazabicyclo [4,3,0] -5-nonene, organic bases such as 1,4-diazabicyclo [2,2,2] octane, and sodium hydride, potassium hydride, sodium hydroxide, potassium hydroxide, sodium carbonate, Examples thereof include inorganic bases such as potassium carbonate, sodium hydrogen carbonate, potassium hydrogen carbonate, sodium acetate, potassium acetate, sodium fluoride and potassium fluoride. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4, etc. (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
Manufacturing method (2)
[0050]
[Chemical 9]
[0051]
(In the above reaction formula, R 1 , R 2 , R Three And Q have the same meaning as in the general formula [I]. L is a halogen atom such as a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom; a lower alkylsulfonyloxy group such as a methylsulfonyloxy group; a lower haloalkylsulfonyloxy group such as a trifluoromethylsulfonyloxy group; or a p-toluenesulfonyloxy group Of the arylsulfonyloxy group. )
[0052]
The above reaction is carried out in the absence of a solvent or in the presence of a base in the presence of a base, usually at a temperature range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 3 equivalents of [V] to 1 equivalent of [IIa], preferably 1 to 1.5 equivalents, and 1 to 3 equivalents, preferably 1 − of the base. 1.5 equivalents. The same base and solvent as those exemplified in the production method (1) are used. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4, etc. (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
Manufacturing method (3)
[0053]
[Chemical Formula 10]
[0054]
{In the above reaction formula, R 1 , R 2 , R Three And Q are as defined above (provided that R Three Excludes hydrogen atoms). L has the same meaning as in the production method (2). }
The above reaction is usually carried out in the absence of a solvent or in the presence of a base in the presence of a base at a temperature range of -20 to 200 ° C, preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 1.5 equivalents of 1 to 1 equivalent of [Ia], and 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 3 equivalents of base. 1.5 equivalents. The same base and solvent as those exemplified in the production method (1) are used. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4, etc. (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
Manufacturing method (4)
[0055]
Embedded image
[0056]
{In the above reaction formula, R 1 , R 2 , R Three And Q are as defined above (provided that R 2 Excludes hydrogen atoms). L has the same meaning as in the production method (2). }
The above reaction is carried out in the absence of a solvent or in the presence of a base in the presence of a base, usually at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 1.5 equivalents of 1 to 1 equivalent of [Ic], and 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 3 equivalents of base. 1.5 equivalents. The same base and solvent as those exemplified in the production method (1) are used. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4 and the like (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
Moreover, this invention compound represented by the said general formula [II] can be manufactured by the method in any one of the following manufacturing method (5)-(12), for example.
Manufacturing method (5)
[0057]
Embedded image
[0058]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Indicates the same meaning as above. R 6 Represents a lower alkyl group such as a methyl group or an ethyl group. )
The above reaction is carried out in the absence or presence of a base in the presence or absence of a base, usually at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 3, preferably 1 to 1.5 equivalents of [IX] to 1 equivalent of [VIII], and within 3 equivalents, preferably 1 to 1 of the base. .5 equivalents. When using a solvent, suitable solvents include aliphatic hydrocarbons (hexane, heptane, etc.), aromatic hydrocarbons (benzene, toluene, xylene, etc.), halogenated hydrocarbons (dichloromethane, chloroform, 1, 2-dichloroethane, chlorobenzene, dichlorobenzene, etc.), ethers (diethyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, etc.), esters (ethyl acetate, butyl acetate, etc.), aprotic polar solvents (N, N-dimethylformamide, N- Examples thereof include methyl pyrrolidone, dimethyl sulfoxide, sulfolane, acetonitrile, etc., alcohols (methanol, ethanol, 2-propanol, etc.), organic acids (formic acid, acetic acid, etc.), water, and mixtures thereof.
[0059]
Bases used include triethylamine, pyridine, picoline, N, N-diethylaniline, 4- (dimethylamino) pyridine, 1,8-diazabicyclo [5,4,0] -7-undecene, 1,5-diazabicyclo [4,3,0] -5-nonene, organic bases such as 1,4-diazabicyclo [2,2,2] octane, and sodium hydride, potassium hydride, sodium hydroxide, potassium hydroxide, sodium carbonate, Examples thereof include inorganic bases such as potassium carbonate, sodium hydrogen carbonate, potassium hydrogen carbonate, sodium acetate, potassium acetate, sodium fluoride and potassium fluoride. In this reaction, [X] produced as an intermediate may be isolated and further cyclized under any of the above conditions to obtain [IIb], or [X] may be converted in the system without isolation. It may be generated directly to obtain [IIb]. [IIb] may take the structure of [IIIb] which is a tautomer.
Manufacturing method (6)
[0060]
Embedded image
[0061]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Indicates the same meaning as above. R 6 Represents a lower alkyl group such as a methyl group or an ethyl group. R Five Is C 1 -C Four Represents an alkyl group. L is a halogen atom such as a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom; a lower alkylsulfonyloxy group such as a methylsulfonyloxy group; a lower haloalkylsulfonyloxy group such as a trifluoromethylsulfonyloxy group; or a p-toluenesulfonyloxy group Of the arylsulfonyloxy group. ).
[0062]
In the above reaction formula, the first stage reaction for obtaining [XII] is usually carried out in the absence of a solvent or in a solvent at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used for the reaction is usually 1 to 3, preferably 1 to 1.5 equivalents of [XI] with respect to 1 equivalent of [VIII]. The obtained [XII] sometimes takes [XII ′], which is a tautomer. [XII] may be isolated, but may be used as it is in the second stage reaction.
The second stage reaction for obtaining [IIc] is carried out in the absence or presence of a base in the presence or absence of a base, usually at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably −10 to 50 ° C. Is called. The amount of the compound used in the reaction is usually [1-3], preferably 1-1.5 equivalents, and 3 equivalents of base with respect to 1 equivalent of [XII] (or [XII ']). Within the range, preferably 1-2 equivalents. As the base and the solvent, those similar to those exemplified in the production method (5) can be used. In this reaction, [XIII] produced as an intermediate may be isolated and further cyclized under any of the above conditions to obtain [IIc], or [XIII] may be produced in the system without isolation. It may be generated directly to obtain [IIc].
[XIII] may take the structure of [XIII ′], which is a tautomer.
Manufacturing method (7)
[0063]
Embedded image
[0064]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Is as defined above. R Five And L have the same meaning as described in the production method (6). )
The above reaction is carried out in the absence of a solvent or in the presence of a base in the presence of a base, usually at a temperature range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used for the reaction is usually 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 1.5 equivalents, and 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 1.5 equivalents of [XI] with respect to 1 equivalent of [IIb]. 1.5 equivalents. As the base and the solvent, those similar to those exemplified in the production method (1) are used. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4, etc. (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
Manufacturing method (8)
[0065]
Embedded image
[0066]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Is as defined above. R Five Is C 1 -C Four Represents an alkyl group. n represents an integer of 1 or 2. )
The above reaction is usually carried out in the presence of an oxidizing agent in the absence of a solvent or in a solvent at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 100 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 5 equivalents, preferably 1 to 1.5 equivalents for obtaining [IId] (n = 1), with respect to 1 equivalent of [IIc], When obtaining [IId] (n = 2), it is 2-5 equivalents. When using a solvent, suitable solvents include aliphatic hydrocarbons (hexane, heptane, etc.), aromatic hydrocarbons (benzene, toluene, xylene, etc.), halogenated hydrocarbons (dichloromethane, chloroform, 1, 2-dichloroethane, chlorobenzene, dichlorobenzene, etc.), ethers (diethyl ether, tetrahydrofuran, dioxane, etc.), esters (ethyl acetate, butyl acetate, etc.), ketones (acetone, methyl ethyl ketone, etc.), aprotic polar solvents ( N, N-dimethylformamide, N-methylpyrrolidone, dimethyl sulfoxide, sulfolane, acetonitrile, etc.), alcohols (methanol, ethanol, 2-propanol, etc.), organic acids (formic acid, acetic acid, etc.), water, and mixtures thereof Can be given. Examples of the oxidizing agent used in this reaction include oxidizing agents commonly used for oxidation of sulfur atoms, such as organic peracids (peracetic acid, perbenzoic acid, m-chloroperbenzoic acid, etc.), hydrogen peroxide, nitric acid, peroxygen. An oxidizing agent such as potassium manganate can be used.
Manufacturing method (9)
[0067]
Embedded image
[0068]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Is as defined above. R Five' Is a hydrogen atom or C 1 -C Four Represents an alkyl group. k represents an integer of 0, 1 or 2. )
The above reaction is carried out in the absence of a solvent or in a solvent, in the presence of an oxidizing agent, or in the presence of a base and water, usually at a temperature range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 3 equivalents, preferably 1 to 1.5 equivalents of oxidant when using an oxidant, and 1 to 1.5 equivalents of base and water. In this case, the base is 1 to 3, preferably 1 to 1.5 equivalents, and the water is 1 to 100 equivalents, preferably 1 to 10 equivalents (provided that water is not used as a solvent). As the solvent and the oxidizing agent, those similar to those exemplified in the production method (8) are used. As the base to be used, those similar to those exemplified in the production method (1) are used. [IIf] may take the structure of [IIIf], which is a tautomer.
Manufacturing method (10)
[0069]
Embedded image
[0070]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Is as defined above. R 7 Is C 1 -C Four Alkyl group of 1 -C Four A haloalkyl group of C 1 -C Four An alkylsulfonyl group of C 1 -C4 haloalkylsulfonyl group, C 6 -C Ten A substituted arylsulfonyl group and the like. L is synonymous with the description of the production method (6). )
The above reaction is carried out in the absence or presence of a base in the presence or absence of a base, usually at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 3, preferably 1 to 1.5 equivalents of [XIV] to 1 equivalent of [IIf], and within 3 equivalents, preferably 1 to 1 of the base. .5 equivalents. The same base and solvent as those exemplified in the production method (1) are used. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4, etc. (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
Manufacturing method (11)
[0071]
Embedded image
[0072]
(In the above reaction formula, R 1 And R 2 Is as defined above. Z represents a halogen atom such as a fluorine atom, a chlorine atom, a bromine atom or an iodine atom. )
The above reaction is usually carried out in the temperature range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. in the absence of a solvent or in the presence of a halogenating agent. The amount of the compound used in the reaction is usually 1 to 100 equivalents, preferably 1 to 10 equivalents of the halogenating agent with respect to 1 equivalent of [IIf]. As the solvent, those similar to those exemplified in the production method (1) are used. The halogenating agents that can be used include phosphorus trichloride, phosphorus oxychloride, phosphorus pentachloride, phosgene, hydrogen chloride, sodium chloride, lithium chloride, copper chloride, phosphorus tribromide, phosphorus oxybromide, hydrogen bromide, bromide. Examples thereof include sodium, lithium bromide, copper bromide, hydrogen iodide, sodium iodide, lithium iodide, copper iodide, sulfur trifluoride diethylamine complex, tetrabutylammonium fluoride, potassium fluoride, hydrogen fluoride and the like.
Manufacturing method (12)
[0073]
Embedded image
[0074]
{In the above reaction formula, R 1 , R 2 , R Three And Y are as defined above (where Y is —NHR). Three (R Three Is as defined above. )except for). }
The above reaction is carried out in the absence or presence of a base in the presence or absence of a base, usually at a temperature in the range of −20 to 200 ° C., preferably 0 to 150 ° C. The amount of the compound used in the reaction is usually 1-100 equivalents of [XV] to 1 equivalents of [IIi], preferably 1-50 equivalents, and less than 3 equivalents of base, preferably 1-1.5. Is equivalent. As the solvent, the same solvents as those exemplified in the production method (1) can be used. As the base to be used, [XV] may be used in excess, and this may be combined, but otherwise, the same ones as exemplified in the production method (1) can be used. [IIa] may take the structure of [IIIa], which is a structural isomer. In this reaction, as a catalyst, 18-crown-6, 16-crown-5, 12-crown-4, etc. (polyether type), tetra-n-butylammonium bromide, tetra-n-butylammonium sulfate, tetraethyl By using ammonium iodide or the like (quaternary ammonium salt) or the like, the target product may be obtained with higher yield.
In addition, a part of raw material compound [VIII] in the said manufacturing methods (5) and (6) is marketed, and can be obtained easily. Moreover, it can also manufacture according to the following reaction formula.
[0075]
Embedded image
[0076]
(In the above reaction formula, R 2 Is as defined above. )
Furthermore, some of the isothiocyanates [XVI] used as raw materials for this step are also commercially available and can be easily obtained. In addition, for example, a method in which a corresponding amine is reacted with thiophosgene, or a method in which a corresponding amine is reacted with carbon disulfide in the presence of a tertiary amine and then treated with an alkyl chloroformate (J. Am. Chem. Soc. 4328, 81, (1959)., International Patent Application WO92 / 13835), or a method of isomerizing thiocyanates (Japanese Patent Application No. 5-43541).
[0077]
The compound of the present invention obtained as described above may have an isomer such as an optical isomer or a diastereomer depending on its structure. The present invention includes all of these. When using this invention compound as an agrochemical, each isomer isolate | separated or manufactured in accordance with the well-known method may be used independently, but it can also be used as a mixture of an isomer.
[0078]
The 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative [I] of the present invention is a sanitary pest or harmful pests (especially insects and ticks), agricultural and horticultural crops. High control effect against plant diseases harmful to crops and weeds.
[0079]
Pests to be controlled by the compounds of the present invention include lepidopterous species such as Lotus moth, Konaga, Chanocokakumon-maki, Kofinomeiga, Nikameichu, etc .; Aphids such as cotton aphids, whiteflies such as white spotted whiteflies, half-spots such as stink bugs such as chabanae stink bugs; Examples include larvae and adults of straight-spotted insects, and eggs and larvae of ticks such as urticae, citrus mites, citrus mites, and chano mites.
[0080]
The plant pathogenic fungi to be controlled include assorted fungi such as powdery mildew of various crops, rust fungi of various crops, basidiomycetes such as rice blight fungus, various downy mildews of various crops, and epidemics of various crops. In addition to oomycetes such as fungi, incomplete fungi parasitic on various crops such as blast fungus and gray mold fungus can be mentioned.
Furthermore, the compound of the present invention can control weeds in any of the pre-emergence soil treatment, growth stage foliage treatment and flooding treatment. Examples of the target weeds in the field include Shiroza, Akaza and Inuta , Harutade, Inubiyu, Aobiyu, Jacobe, Photonosa, Ichibi, Onamomi, Wild morning glory, Datura, Wild mustard, Yamgra, Japanese violet, Oshagiku, Kosendangusa, Japanese barnyard, Oshiba, Inobie, Enokorogusa, etc. In paddy fields, there are, for example, Kakishigusa, Azena, Konagi, Abnome, Mizojakobe, Heramodaka, Tainubie, Tamagayatsu, Urikawa, Omodaka, Firefly, Mizugayatsuri and the like. The compound of the present invention has little influence on cultivated crops such as corn, wheat, barley, rice, soybean, and cotton, and can be used as a selective herbicide.
[0081]
As described above, the 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative [I] of the present invention is an agricultural and horticultural insecticide, acaricide, fungicide, and Useful as a herbicide. Insects, ticks, phytopathogenic fungi, and weeds to be controlled by the compounds of the present invention are not limited to those exemplified above.
[0082]
When the 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one [I] of the present invention is used as an agricultural and horticultural agricultural chemical, it may be used alone, but the effect For the purpose of improving, stabilizing and improving dispersibility, the composition is preferably used in the form of a composition produced using a general agricultural chemical auxiliary. The form of the insecticide, acaricide, fungicide, and herbicide of the present invention is not particularly limited, and examples thereof include emulsions, wettable powders, powders, flowables, dry flowables, fine granules, granules, tablets, It is preferable to use a form such as an oil agent, a spray agent, a haze agent, a jumbo agent. Moreover, this invention compound can mix | blend 1 type (s) or 2 or more types as an active ingredient.
[0083]
Examples of commonly used agricultural chemical adjuvants include carriers (diluents), spreading agents, emulsifiers, wetting agents, dispersing agents, disintegrating agents, and the like. Examples of the liquid carrier include water, aromatic hydrocarbons such as toluene and xylene, alcohols such as methanol, butyl alcohol and glycol, ketones such as acetone and cyclohexanone; amides such as dimethylformamide; sulfoxides such as dimethyl sulfoxide; Methylnaphthalene; cyclohexane; animal and vegetable oils; fatty acids and the like can be used. As the solid support, clay, kaolin, talc, diatomaceous earth, silica, calcium carbonate, montmorillonite, bentonite, feldspar, quartz, alumina, sawdust, nitrocellulose, starch, gum arabic, and the like can be used.
[0084]
Usable surfactants can be used as emulsifiers and dispersants, for example, anionic surfactants such as higher alcohol sodium sulfate, stearyltrimethylammonium chloride, polyoxyethylene alkylphenyl ether, lauryl betaine, and cations. Surfactants, nonionic surfactants, zwitterionic surfactants, and the like can be used. Also, spreading agents such as polyoxyethylene nonylphenyl ether and polyoxyethylene lauryl phenyl ether; wetting agents such as dialkylsulfosuccinate; fixing agents such as carboxymethylcellulose and polyvinyl alcohol; sodium lignin sulfonate, sodium lauryl sulfate, etc. Disintegrants can be used.
[0085]
The content of active ingredients in the agricultural and horticultural insecticides, acaricides, fungicides, and herbicides of the present invention is selected from a range of 0.01 to 99.5%, and is appropriately determined according to various conditions such as formulation form and application method. For example, about 0.5 to 20% by weight for powders, preferably about 1 to 10% by weight, about 1 to 90% by weight for wettable powders, preferably about 10 to 80% by weight, and about 1 to 90% for emulsions. It is preferable to produce the active ingredient in an amount of about 10% by weight, preferably 10 to 40% by weight.
[0086]
For example, in the case of an emulsion, a solvent, a surfactant and the like for the 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one of the present invention and its derivative [I] which are active ingredients Can be mixed to produce a stock emulsion, and the stock solution can be used after diluting with water to a predetermined concentration. In the case of a wettable powder, the compound of the present invention as an active ingredient, a solid carrier, a surfactant, and the like are mixed to produce a stock solution, and this stock solution can be applied by diluting with water to a predetermined concentration when used. In the case of powder, the compound of the present invention as an active ingredient, a solid carrier, etc. can be mixed and applied as it is. In the case of granules, the compound of the present invention as an active ingredient, a solid carrier, a surfactant, etc. are mixed. And can be applied as it is. However, the manufacturing method of each of the above-mentioned preparation forms is not limited to the above-mentioned ones, and can be appropriately selected by those skilled in the art according to the type of active ingredient, the purpose of application, and the like.
[0087]
The agricultural and horticultural agricultural chemicals of the present invention include other insecticides, acaricides, fungicides, herbicides, insect growth regulators, plant growth regulators, fertilizers, soil improvers in addition to the compounds of the present invention that are active ingredients. You may mix | blend arbitrary active ingredients, such as. The application method of the agricultural and horticultural agricultural chemical of the present invention is not particularly limited, and can be applied by any method such as foliage spraying, water surface application, soil treatment, seed treatment and the like. For example, in the case of foliage spraying or soil treatment, a solution having a concentration range of 0.001 to 1000 ppm, preferably 0.01 to 500 ppm can be used at an application rate of about 0.1 to 5000 L, preferably about 10 to 2000 L per 10 ares. In the case of water surface application, the application amount is usually 0.1 to 10 kg per 10 ares for granules containing 0.01 to 15% by weight of the active ingredient. In the case of soil irrigation treatment, 1m of solution with a concentration range of 5 to 1000ppm 2 It can be used at an application rate of about 1 to 10 L. In the case of seed treatment, about 10 to 100 mL of a solution having a concentration range of 10 to 1000 ppm per 1 kg seed weight can be applied.
[0088]
【Example】
Next, the present invention will be described more specifically with reference to examples and test examples. However, the present invention is not limited to the following examples unless it exceeds the gist. In addition, Examples 1-27 show the manufacture example of this invention compound, and Examples 28-34 show the manufacture example of an intermediate body.
Example 1
<Production of 3- (4-chloro-2-fluorophenylamino) -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0089]
Embedded image
[0090]
To a solution of sodium hydride 0.78 g (60% in oil) in DMF (15 mL) was slowly added 1.29 g of 4-chloro-2-fluoroaniline and stirred at room temperature for 30 minutes. To the mixture was added 2.00 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 9: 1) to obtain 0.92 g of the title compound (Table 1, No. 1-8 described later).
[0091]
Example 2
<N- (4-Chloro-2-fluorophenyl) -N- (4,5-dihydro-4-methyl-5-oxo-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-3-yl) acetamide Production>
[0092]
Embedded image
[0093]
3- (4-Chloro-2-fluorophenylamino) -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one In a solution of 0.55 g of DMF (5 mL), 0.10 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 30 minutes. A solution of 0.20 g of acetyl chloride in DMF (1 mL) was added to the mixture, and the mixture was further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 8: 1) to obtain 0.22 g of the title compound (Table-1, No. 1-9).
[0094]
Example 3
<Production of 4-methyl-3- (2-nitro-4-trifluoromethylphenylamino) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0095]
Embedded image
[0096]
2-Nitro-4-trifluoromethylaniline To a solution of 1.00 g of DMF (5 mL) was added sodium hydride (0.39 g, 60% in oil), and the mixture was stirred for 30 minutes at room temperature. To the mixture was added 1.05 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (development with hexane: ethyl acetate / 15: 1 three times), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was purified by a recrystallization method using a 50% aqueous solution of 2-propanol to obtain 1.70 g (Table-1, No. 1-10) of the title compound.
[0097]
Example 4
<Production of 3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0098]
Embedded image
[0099]
To a solution of 1.0 g of 2,5-bistrifluoromethylaniline in DMF (5 mL), 0.38 g (60% in oil,) of sodium hydride was added and stirred at room temperature for 30 minutes. To the mixture, 0.94 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the end of the reaction by thin layer chromatography (development with hexane: ethyl acetate / 15: 1 three times), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1), and the resulting crystals were washed with hexane to give 0.96 g of the title compound (Table-1, No. 1). -12) was obtained.
[0100]
Example 5
<Production of 3- [3,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0101]
Embedded image
[0102]
To a solution of 0.58 g of 3,5-bis (trifluoromethyl) aniline in DMF (5 mL), 0.21 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), 1 mL of water was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 0.55 g of the title compound (Table-1, No. 1-13).
[0103]
Example 6
<Production of 3- (5-bromo-2-chloro-4-fluorophenylamino) -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0104]
Embedded image
[0105]
To a solution of 0.59 g of 5-bromo-4-fluoro-2-chloroaniline in DMF (5 mL) was slowly added 0.21 g (60% in oil) of sodium hydride, and the mixture was stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), 1 mL of water was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 0.50 g of the title compound (Table-1, No. 1-15).
[0106]
Example 7
<Production of 3- (3-chloro-2,4-difluorophenylamino) -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0107]
Embedded image
[0108]
To a solution of 0.47 g of 3-chloro-2,4-difluoroaniline in DMF (5 mL), 0.21 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), 1 mL of water was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 0.57 g (Table-1, No. 1-17) of the title compound.
[0109]
Example 8
<Production of 3- (2,4-dichloro-6-nitrophenylamino) -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0110]
Embedded image
[0111]
Sodium hydride 0.21 g (60% in oil) was slowly added to a solution of 2,4-dichloro-6-nitroaniline 0.54 g in DMF (5 mL), and the mixture was stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was filtered, washed with chloroform and dried to obtain 0.29 g of the title compound (Table-1, No. 1-18).
[0112]
Example 9
<Production of 3- (2,6-dichloro-4-trifluoromethylphenylamino) -4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0113]
Embedded image
[0114]
To a solution of 0.60 g of 2,6-dichloro-4-trifluoromethylaniline in DMF (5 mL), 0.21 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was filtered, washed with a small amount of chloroform and then with hexane and dried to obtain 0.88 g of the title compound (Table-1, No. 1-19).
[0115]
Example 10
<Production of 4-methyl-6-trifluoromethyl-3- (5-trifluoromethyl-1,3,4-thiadiazol-2-ylamino) -1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0116]
Embedded image
[0117]
Sodium hydride (0.39 g, 60% in oil) was washed with hexane to remove the oil, and DMF (5 mL) was added. To the mixture, 0.77 g of 2-amino-5-trifluoromethyl 1,3,4-thiadiazole was slowly added and stirred at room temperature for 30 minutes. To the solidified reaction mixture, DMF (7 mL) was further added and stirred. To the mixture was added 1.00 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 2 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 1: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 1: 1> ethyl acetate only-> methylene chloride: methanol / 7: 1) to give 0.92 g of the title compound (Table- 1, No. 1-27).
[0118]
Example 11
<Production of 3- (2,6-dichloro-4-trifluoromethylphenylamino) -4-ethyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0119]
Embedded image
[0120]
To a solution of 0.53 g (60% in oil) of sodium hydride in DMF (5 mL), 1.37 g of 2,6-dichloro-4-trifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture was added 1.50 g of 4-ethyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 16: 1), and the resulting crystals were washed with hexane, filtered and dried to give 1.48 g of the title compound (Table-1, No. 1-28) was obtained.
[0121]
Example 12
<Production of 4-ethyl-3- (2-nitro-4-trifluoromethylphenylamino) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0122]
Embedded image
[0123]
Sodium hydride (0.35 g, 60% in oil) was washed with hexane to remove the oil, and DMF (5 mL) was added. To the mixture, 0.82 g of 2-nitro-4-trifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 30 minutes. To the mixture was added 1.00 g of 4-ethyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 7: 1) to obtain 1.26 g (Table-1, No. 1-29) of the title compound.
[0124]
Example 13
<Production of 3- [2,4-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4-ethyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0125]
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[0126]
To a solution of 053 g (60%) of sodium hydride in DMF (5 mL), 1.36 g of 2,4-bistrifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture was added 1.50 g of 4-ethyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 1.63 g of the title compound (Table-1, No. 1-30).
[0127]
Example 14
<Production of 3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4-ethyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0128]
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[0129]
Sodium hydride 0.28 g (60% in oil) was washed with hexane to remove the oil, and DMF (5 mL) was added. To the mixture, 0.73 g of 2,5-bistrifluoromethylaniline was slowly added and stirred for 30 minutes at room temperature. To the mixture, 0.80 g of 4-ethyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 0.95 g of the title compound (Table-1, No. 1-31).
[0130]
Example 15
<3- [N- (2,5-bistrifluoromethylphenyl) -N- (methoxymethyl) amino] -4-ethyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one Production>
[0131]
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[0132]
Sodium hydride 0.06 g (60% in oil), 3- (2,5-bistrifluoromethylphenylamino) -4-ethyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazine-5 [4H]- To a solution of 0.39 g of DMF (5 mL) was slowly added 0.08 g of chloromethyl methyl ether, and the mixture was stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water was added and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 0.30 g of the title compound (Table-1, No. 1-32).
[0133]
Example 16
<Production of 3- (2,6-dichloro-4-trifluoromethylphenylamino) -4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0134]
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[0135]
To a solution of sodium hydride 0.19 g (60% in oil) in DMF (5 mL), 0.52 g of 2,6-dichloro-4-trifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 1 hour. To the mixture, 0.6 g of 3-methylthio-4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 9: 1) to obtain 0.42 g of the title compound (Table-1, No. 1-33).
[0136]
Example 17
<Production of 3- (2-nitro-4-trifluoromethylphenylamino) -4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0137]
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[0138]
To a solution of sodium hydride 0.19 g (60% in oil) in DMF (5 mL) was slowly added 0.46 g of 2-nitro-4-trifluoromethylaniline and stirred at room temperature for 1 hour. To the mixture, 0.60 g of 3-methylthio-4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added, and the mixture was further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 9: 1) to obtain 0.37 g of the title compound (Table-1, No. 1-34).
[0139]
Example 18
<Production of 3- [2,4-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0140]
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[0141]
To a solution of 0.51 g of 2,4-bis (trifluoromethyl) aniline in DMF (5 mL), 0.18 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 3-methylthio-4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 20: 1) to obtain 0.38 g of the title compound (Table-1, No. 1-35).
[0142]
Example 19
<Production of 3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0143]
Embedded image
[0144]
To a solution of 0.51 g of 2,5-bis (trifluoromethyl) aniline in DMF (5 mL) was slowly added 0.18 g (60% in oil) of sodium hydride, and the mixture was stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 0.60 g of 3-methylthio-4-propyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one is added and further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 16: 1) to obtain 0.43 g (Table-1, No. 1-36) of the title compound.
[0145]
Example 20
<Production of 3- [2,4-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4- (cyclohexylmethyl) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0146]
Embedded image
[0147]
To a solution of 0.39 g of 2,4-bis (trifluoromethyl) aniline in DMF (5 mL), 0.18 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 1 hour. To the mixture was added 0.55 g of 4- (cyclohexylmethyl) -3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 20: 1) to obtain 0.49 g (Table-1, No. 1-57) of the title compound.
[0148]
Example 21
<Production of 3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -4- (cyclohexylmethyl) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0149]
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[0150]
To a solution of 0.39 g of 2,5-bis (trifluoromethyl) aniline in DMF (5 mL), 0.18 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 1 hour. To the mixture was added 0.55 g of 4- (cyclohexylmethyl) -3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 1 hour. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 7: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 20: 1) to obtain 0.48 g of the title compound (Table-1, No. 1-58).
[0151]
Example 22
<Production of 4-allyl-3- (2-nitro-4-trifluoromethylphenylamino) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0152]
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[0153]
Sodium hydride 0.77 g (60% in oil) is washed with hexane to remove the oil, and then DMF (15 mL) is added. To the mixture, 1.87 g (9.1 mmol) of 2-nitro-4-trifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 2.53 g (0.010 mol) of 4-allyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 45 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid is added, and the mixture is extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 7: 1-) to obtain 3.22 g of the title compound (Table-1, No. 1-63).
[0154]
Example 23
<Production of 4-allyl-3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0155]
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[0156]
0.75 g (60% in oil) of sodium hydride was washed with hexane to remove the oil, and DMF (15 mL) was added. To the mixture, 2.05 g of 2,5-bistrifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 40 minutes. To the mixture, 2.54 g of 4-allyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added and further stirred at room temperature for 45 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 16: 1) to obtain 2.42 g of the title compound (Table-1, No. 1-64).
[0157]
Example 24
<N- (4-allyl-4,5-dihydro-5-oxo-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-3-yl) -N- [2,5-bis (trifluoromethyl) Production of phenyl] acetamide>
[0158]
Embedded image
[0159]
4-Allyl-3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one 0.40 g DMF (2 mL) To the solution, 0.046 g (60% in oil) of sodium hydride was slowly added and stirred at room temperature for 20 minutes. To the mixture is added a solution of 0.09 g of acetyl chloride in DMF (1 mL) and further stirred at room temperature for 3 hours. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 20: 1), water (1 mL) was slowly added to terminate the reaction. 1N Hydrochloric acid was added to the reaction mixture, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 25: 1) to obtain 0.06 g (Table-1, No. 1-65) of the title compound.
[0160]
Example 25
<Production of 4-benzyl-3- (2,6-dichloro-4-trifluoromethylphenylamino) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0161]
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[0162]
Sodium hydride 0.29 g (60% in oil) was washed with hexane to remove the oil, and DMF (5 mL) was added. To the mixture, 0.76 g of 2,6-dichloro-4-trifluoromethylaniline was slowly added and stirred for 30 minutes at room temperature. To the mixture was added 1.00 g of 4-benzyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 1.00 g of the title compound (Table-1, No. 1-66).
[0163]
Example 26
<Production of 4-benzyl-3- (2-nitro-4-trifluoromethylphenylamino) -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0164]
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[0165]
Sodium hydride 0.28 g (60% in oil) is washed with hexane to remove the oil, and DMF (5 mL) is added. To the mixture, 0.65 g of 2-nitro-4-trifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 30 minutes. To the mixture was added 1.00 g of 4-benzyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The obtained crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 7: 1) to obtain 1.12 g (Table-1, No. 1-67) of the title compound.
[0166]
Example 27
<Production of 4-benzyl-3- [2,5-bis (trifluoromethyl) phenylamino] -6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0167]
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[0168]
Sodium hydride 0.22 g (60% in oil) was washed with hexane to remove the oil, and DMF (5 mL) was added. To the mixture, 0.60 g of 2,5-bistrifluoromethylaniline was slowly added and stirred at room temperature for 30 minutes. To the mixture, 0.80 g of 4-benzyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was added, and the mixture was further stirred at room temperature for 30 minutes. After confirming the completion of the reaction by thin layer chromatography (hexane: ethyl acetate / 3: 1), 1N hydrochloric acid was added, and the mixture was extracted with ethyl acetate. The organic layer was washed with saturated brine, dried over sodium sulfate, and concentrated to obtain a crude product. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 15: 1) to obtain 0.95 g of the title compound (Table-1, No. 1-68).
The compounds listed in Table 1 were obtained in the same manner as in the above Examples.
[0169]
[Table 1]
[0170]
[Table 2]
[0171]
[Table 3]
[0172]
[Table 4]
[0173]
Example 28
<Production of 3-mercapto-4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0174]
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[0175]
A solution of 5.00 g of ethyl trifluoropyruvate and 3.90 g of 4-methylthiosemicarbazide in methanol (50 mL) was stirred with heating under reflux for 10 hours. The dehydrated methanol is dehydrated so that it passes through the 4A molecular sieve). After the reaction mixture was cooled to room temperature, 4.00 g of potassium carbonate was added, and the mixture was further stirred for 1 hour under reflux with heating. The reaction mixture was extracted with ethyl acetate, and the organic layer was washed with saturated aqueous ammonium chloride solution and then with saturated brine, dried over sodium sulfate, filtered and concentrated. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 4: 1) to obtain 2.90 g (Table-2, No. 2-1) of the title compound.
[0176]
Example 29
<Production of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0177]
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[0178]
3-mercapto-4-methyl-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one 2.50 g, methyl iodide 2.10 g, potassium carbonate 2.00 g acetone (25 mL) The solution was stirred for 1 hour under heating to reflux. The reaction mixture was cooled to room temperature, extracted with ethyl acetate, and the organic layer was washed with a saturated aqueous ammonium chloride solution and then with saturated brine, dried over sodium sulfate, filtered and concentrated. The resulting crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 2: 1) to obtain 1.97 g (Table-2, No. 2-2) of the title compound.
Example 30
<Production of 4-ethyl-3- (methylthio) -6- (trifluoromethyl) -1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0179]
Embedded image
[0180]
An ethanol solution (250 mL) of 8.0 g of 4-ethylthiosemicarbazide and 10.7 g of methyl iodide was heated and stirred at 60 ° C. for 30 minutes to completely dissolve the starting crystals. After cooling to room temperature, the solution was further cooled to 0 ° C., 12.2 g of ethyl trifluoropyruvate was slowly added dropwise, and then 10.0 g of triethylamine was slowly added dropwise. After stirring for 2 hours while keeping the temperature at 5 ° C. or lower, the mixture was left in a refrigerator for 7 days. The reaction mixture was extracted with ethyl acetate, and the obtained organic layer was washed with saturated aqueous ammonium chloride solution and then with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, filtered and concentrated. The crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 4: 1) to obtain 8.35 g (Table-2, No. 2-4) of the title compound.
[0181]
Example 31
<Production of 4-allyl-3- (methylthio) -6- (trifluoromethyl) -1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0182]
Embedded image
[0183]
An ethanol solution (100 mL) of 15.0 g of 4-allylthiosemicarbazide and 18.0 g of methyl iodide was heated and stirred at 60 ° C. for 20 minutes to completely dissolve the starting crystals. After cooling to room temperature, the solution was cooled to 0 ° C., 20.7 g of ethyl trifluoropyruvate was slowly added dropwise, and then 17.3 g of triethylamine was slowly added dropwise. The mixture was stirred for 30 minutes while being kept at 2 ° C., and then allowed to stand in the refrigerator for 4 days. The reaction mixture was extracted with ethyl acetate, and the obtained organic layer was washed with saturated aqueous ammonium chloride solution and then with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, filtered and concentrated. The crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 4: 1) to obtain 20.0 g (Table-2, No. 2-13) of the title compound.
[0184]
Example 32
<Production of 4-benzyl-3- (methylthio) -6- (trifluoromethyl) -1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0185]
Embedded image
[0186]
An ethanol solution (50 mL) of 4-benzylthiosemicarbazide 5.00 g and methyl iodide 4.30 g was heated and stirred at 60 ° C. for 20 minutes to completely dissolve the starting crystals. After cooling to room temperature, the mixture was concentrated, and isopropanol (60 mL) was added thereto and stirred. The solution was cooled to 5 ° C. and 4.90 g of ethyl trifluoropyruvate was slowly added dropwise, followed by 4.10 g of triethylamine. After stirring for 7 hours while keeping the temperature at 5 ° C. or lower, the mixture was left in a refrigerator for 3 days. The reaction mixture was extracted with ethyl acetate, and the obtained organic layer was washed with saturated aqueous ammonium chloride solution and then with saturated brine, dried over anhydrous sodium sulfate, filtered and concentrated. The crude product was purified by flash column chromatography (developing solvent hexane: ethyl acetate / 4: 1) to obtain 6.03 g (Table-2, No. 2-15) of the title compound.
[0187]
Example 33
<Production of 4-methyl-3-amino-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0188]
Embedded image
[0189]
1.70 g of 4-methyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was dissolved in a saturated ammonia ethanol solution (12 mL) and stirred at room temperature for 12 hours. . The crude product obtained by concentrating the reaction mixture was filtered, and the resulting crystals were washed with water and dried to give 1.48 g (Table-2, No. 2-3) of the title compound. .
[0190]
Example 34
<Production of 4-allyl-3-amino-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one>
[0191]
Embedded image
[0192]
2.00 g of 4-allyl-3-methylthio-6-trifluoromethyl-1,2,4-triazin-5 [4H] -one was dissolved in a saturated ammonia ethanol solution (16 mL) and stirred at room temperature for 12 hours. . The crude product obtained by concentrating the reaction mixture was filtered, and the resulting crystals were washed with water and dried to obtain 1.22 g (Table-2, No. 2-14) of the title compound.
[0193]
Reference example 1
<Production of 4-ethylthiosemicarbazide>
[0194]
Embedded image
[0195]
30.77 g of hydrazine hydrate is slowly added dropwise over 5 minutes to an ethanol solution (200 mL) of 50.9 g of ethyl isothiocyanate. After stirring at room temperature for 3 hours, the mixture was concentrated under reduced pressure, and the precipitated crystals were separated by filtration. The obtained crystals were washed with a small amount of ethanol and hexane to obtain 56.2 g of the title compound.
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.13 (1H, br), 7.44 (1H, br), 3.90 (2H, br), 3.69-3.60 (2H, m), 1.24 (3H, t, J = 7.5 Hz).
[0196]
Reference example 2
<Production of 4-allylthiosemicarbazide>
[0197]
Embedded image
[0198]
15.0 g of hydrazine hydrate was slowly added dropwise over 15 minutes to an ethanol solution (100 mL) of 25.6 g of allyl isothiocyanate. After stirring at room temperature for 30 minutes, the precipitated crystals were separated by filtration, and the crystals obtained were washed with a small amount of ethanol and hexane to obtain the title compound 20.6.
[0199]
Reference example 3
<Production of 4-benzylthiosemicarbazide>
[0200]
Embedded image
[0201]
To an ethanol solution (40 mL) of benzyl isothiocyanate (11.52 g), 4.06 g of hydrazine hydrate was slowly added dropwise over 3 minutes. After stirring at room temperature for 40 minutes, the precipitated crystals were separated by filtration and the obtained crystals were washed with hexane to obtain 9.82 g of the title compound.
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 7.87 (1H, br), 7.71 (1H, br), 7.36-7.26 (5H, m), 4.85 (2H, d, J = 6.0 Hz), 3.77 (2H, br).
Intermediate compounds listed in Table 2 were obtained in the same manner as above.
[0202]
[Table 5]
[0203]
Table 3 shows the physical properties and spectral data of the compounds described in Table-1 and Table-2.
[0204]
[Table 6]
Table-3
Compound No. 1-1: mp 153-156 ° C
Compound No. 1-2: mp 173-175 ℃
Compound No. 1-3: mp 170-173 ° C
Compound No. 1-4: mp 165-166 ° C
Compound No. 1-5: mp 174-176 ° C
Compound No. 1-6: mp 167-168 ° C
Compound No. 1-7: mp 169-1706 ° C
Compound No. 1-8: mp 152.3-153.4 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.81 (1H, br), 7.22-7.15 (2H, m), 6.93 (1H, t, J = 8.1 Hz), 3.48 (3H, s).
Compound No. 1-9: mp 79.4-81.2 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 7.15-7.05 (2H, m), 6.91 (1H, t, J = 8.1 Hz), 3.51 (3H, s), 2.35 (3H, s).
Compound No. 1-10: mp 182.5-182.8 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 12.70 (1H, br), 8.32 (1H, s), 8.00 (1H, d, J = 9 Hz), 7.35 (1H, d, J = 9 Hz), 3.24 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3240, 1660, 1620, 1530, 1350, 1320, 1250, 1130, 1090, 1005, 840.
[0205]
[Table 7]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-11: mp 227-229 ° C
Compound No. 1-12: mp 158.9-160.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.72 (1H, s), 7.86 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.51
(1H, d, J = 8.4 Hz), 3.48 (3H, s).
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 12.56 (1H, br), 7.87 (1H, d, J = 7.2 Hz), 7.52
(1H, d, J = 7.2 Hz), 7.48 (1H, s), 3.25 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3240, 1660, 1620, 1320, 1122.
Compound No. 1-13: mp 178.4-179.5 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.77 (1H, br), 7.67 (1H, s), 7.39 (2H, s), 3.47 (3H, s).
Compound No. 1-14: mp 228-230 ℃
Compound No. 1-15: Viscosity
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.85 (1H, br), 7.29 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.20
(1H, d, J = 8.1 Hz), 3.48 (3H, s).
IR (NaCl) ν (cm -1 ): 3240, 1660, 1460.
Compound No. 1-16: mp 220-222 ° C
Compound No. 1-17: mp 131.0-132.2 ° C
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 7.20-7.06 (2H, m), 3.45 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3240, 1650, 1480, 1250, 1180, 1160,1112, 1020, 903.
Compound No. 1-18: mp 239.6-241.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.69 (1H, br), 7.89 (1H, d, J = 2.4 Hz), 7.72
(1H, d, J = 2.4 Hz), 3.48 (3H, s).
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 12.81 (1H, br), 8.11 (1H, m), 8.04 (1H, m), 3.28 (3H, s).
[0206]
[Table 8]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-19: mp 219.7-221.3 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.75 (1H, br), 7.87 (2H, s), 3.56 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3240, 1660, 1600, 1500, 1462, 1393,1361, 1305, 1188, 1160, 1135, 1110, 1002, 883, 815, 687, 618, 491.
Compound No. 1-20: mp 209-210 ° C
Compound No. 1-21: mp 194-195 ° C
Compound No. 1-22: mp 142-143 ° C
Compound No. 1-23: mp 130-132 ° C
Compound No. 1-24: mp 182-184 ℃
Compound No. 1-25: mp 205-207 ° C
Compound No. 1-26: mp 160-163 ° C
Compound No. 1-27: mp 139.3-141.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 3.57 (3H, s).
Compound No. 1-28: mp 204.6-205.4 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.54 (1H, br), 7.66 (2H, s), 4.23 (2H, q,
J = 6.9 Hz), 1.41 (3H, t, J = 6.9 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3250, 1660, 1600, 1507, 1463, 1450,1430, 1390, 1368, 1310, 1287, 1190, 1110, 1040, 880,815, 622.
[0207]
[Table 9]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-29: Viscosity
1 H-NMR (DMSO- d6 ) δ (ppm): 12.64 (1H, br), 8.33 (1H, s), 8.00 (1H, dd, J = 1.2, 8.4 Hz), 7.37 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.94 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.17 (3H, t, J = 6.9 Hz).
IR (NaCl) ν (cm -1 ): 3270, 1660, 1610, 1538, 1439, 1361,1322, 1203, 1150, 1089, 740, 700.
Compound No. 1-30: mp 150.1-151.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.72 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.11 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.16 (2H, q, J = 6.9 Hz), 1.35 (3H, t, J = 6.9 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3280, 1710, 1660, 1627, 1582, 1485, 1449, 1430, 1365, 1348, 1310, 1280, 1262, 1220, 1110, 1080, 1035.
Compound No. 1-31: mp 126.4-128.2 ° C
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 12.51 (1H, br), 7.86 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.52
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.51 (1H, s), 3.95 (2H, q, J = 7.2 Hz), 1.19 (3H, t, J = 7.2 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 1250, 1659, 1608, 1582, 1421, 1363, 1321, 1175, 1135, 1110, 1080, 1048, 1032, 916, 839, 515, 460, 440.
Compound No. 1-32: mp 93.6-94.8 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 7.73 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.37 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.19 (1H, s), 4.78 (2H, d, J = 6.9 Hz), 4.08 (2H, m), 3.14 (3H, s), 1.27 (3H, t, J = 7.2 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 1660, 1582, 1510, 1440, 1419, 1380,1362, 1320, 1281, 1207, 1260, 1230, 1085, 1040, 1012,910, 855, 840, 825, 785, 740, 623, 610, 522, 501, 470, 443.
[0208]
[Table 10]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-33: mp 189.6-190.3 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.48 (1H, br), 7.66 (2H, s), 4.12 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.87 (2H, tq, J = 7.5, 7.5 Hz), 1.02 (3H, t, J = 7.5 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3250, 2980, 1700, 1655, 1600, 1505, 1463, 1444, 1425, 1400, 1388, 1360, 1318, 1210, 1178, 1150, 1132, 1113, 1042, 880, 813, 682, 617.
Compound No. 1-34: mp 122.7-124.3 ° C
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 8.32 (1H, s), 7.99 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.35
(1H, d, J = 8.1 Hz), 3.86 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.64 (2H, tq, J = 7.5,
7.5 Hz), 0.86 (3H, t, J = 7.5 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3250, 2980, 1660, 1615, 1530, 1512, 1448, 1423, 1355, 1322, 1295, 1251, 1215, 1178, 1150, 1112, 1075, 1041, 848, 681, 628.
Compound No. 1-35: mp 142.1-142.5 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.56 (1H, br), 7.98 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.4 Hz), 4.05 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.80 (2H, tq, 7.5, 7.5 Hz), 1.00 (3H, t, 7.5 Hz).
Compound No. 1-36: mp 132.0-132.3 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.58 (1H, br), 7.85 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.50
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.24 (1H, s), 4.04 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.80 (2H, tq, 7.5, 7.5 Hz), 1.00 (3H, t, 7.5 Hz ).
Compound No. 1-37: mp 150.3-151.3 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.50 (1H, br), 7.66 (1H, s), 4.15 (2H, t, J = 7.2 Hz), 1.82 (2H, m), 1.44 (2H, m), 0.98 (3H, t, 7.2 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3250, 2970, 1660, 1600, 1310, 1140, 1110, 1040.
[0209]
[Table 11]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-38: Viscosity
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 12.60 (1H, br), 8.32 (1H, s), 7.99 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.36 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.89 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.60 (2H, m), 1.30 (2H, m), 0.87 (3H, t, 7.5 Hz).
IR (NaCl) ν (cm -1 ): 3260, 2970, 1660, 1610, 1535, 1490, 1320, 1150.
Compound No. 1-39: mp 118.5 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.72 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.10 (1H, d, J = 8.1 Hz), 4.06 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.80 (2H, m), 1.40 (2H, m), 0.97 (3H, t, 7.5 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3250, 2970, 1650, 1620, 1580, 1340, 1280, 1130, 1040.
Compound No. 1-40: mp 116.6-117.4 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.57 (1H, br), 7.86 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.50 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.25 (1H, s), 4.08 (2H, t, J = 7.5 Hz), 1.70 (2H, m), 1.40 (2H, m), 0.98 (3H, t, 7.5 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3250, 2980, 1660, 1610m, 1580, 1420, 1330, 1315,
1210, 1180, 1110.
Compound No. 1-41: mp 143.0-144.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.68 (1H, br), 8.27 (1H, s), 7.84 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.15 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.91 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.27 (1H, m), 0.97 (6H, d, 6.6 Hz). (Tautomer observation)
Compound No. 1-42: mp 207.0-207.8 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.49 (1H, br), 7.65 (2H, s), 4.01 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.44 (1H, m), 1.02 (6H, d, 6.6 Hz).
[0210]
[Table 12]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-43: mp 160.9-162.0 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.55 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.93 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.34 (1H, m), 0.98 (6H, d, 6.6 Hz).
Compound No. 1-44: mp 154.9-155.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.55 (1H, br), 7.97 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.08 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.93 (2H, t, J = 7.5 Hz), 2.34 (1H, m), 0.98 (6H, d, 6.6 Hz).
Compound No. 1-45: mp 144-146 ° C
Compound No. 1-46: Yellow oily substance
IR (neat) ν (cm -1 ): 3267, 2961, 2873, 1659, 1609, 1568, 1537, 1493,
1442, 1422, 1353, 1323, 1252, 1202, 1149, 1076, 1052, 981, 909, 850.
Compound No. 1-47: mp 98-99 ° C
Compound No. 1-48: mp 103-104 ° C
Compound No. 1-49: mp 124-125 ° C
Compound No. 1-50: Yellow oily substance
IR (neat) ν (cm -1 ): 3265, 2960, 2933, 2862, 1659, 1610, 1568, 1537,
1494, 1442, 1422, 1353, 1322, 1252, 1199, 1150, 1077, 1005, 907, 850,
788, 757, 688, 627, 572, 527, 478, 429.
Compound No.1-51: mp 114-115 ° C
Compound No. 1-52: mp 94-95 ° C
Compound No. 1-53: mp 122-124 ° C
[0211]
[Table 13]
Table 3 (continued)
Compound No.1-54: Yellow oily substance
IR (neat) ν (cm -1 ): 3267, 2931, 2860, 1659, 1611, 1568, 1537, 1494,
1442, 1422, 1354, 1323, 1252, 1150, 1078, 909, 850, 757, 688, 628.
Compound No.1-55: mp 109-110 ℃
Compound No.1-56: mp 85-86 ℃
Compound No. 1-57: mp 186.8-187.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.53 (1H, br), 7.98 (1H, s), 7.82 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.09 (1H, d, J = 8.4 Hz), 3.94 (2H, d, J = 7.5 Hz), 2.02 (1H, m), 1.77-1.65 (5H, m), 1.31-0.91 (5H, m).
Compound No. 1-58: Viscosity
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.63 (1H, br), 7.85 (1H, d, J = 8.1 Hz), 7.50
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.23 (1H, s), 3.94 (2H, d, J = 7.5 Hz), 2.02 (1H, m), 1.77-1.65 (5H, m), 1.31-0.91 ( 5H, m).
Compound No.1-59: yellow amorphous
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3199, 2942, 1666, 1610, 1537, 1478, 1359, 1325, 1149, 1001, 907, 853, 756, 690, 625, 476.
Compound No. 1-60: White amorphous
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3254, 2938, 1656, 1597, 1495, 1439, 1391, 1362, 1312, 1110, 1026, 1002, 883, 814, 746, 687, 654, 619, 479.
Compound No.1-61: Pale yellow amorphous
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3258, 1657, 1613, 1583, 1491, 1421, 1365, 1318, 1258, 1130, 1083, 1044, 916, 836, 746, 659, 622, 462.
[0212]
[Table 14]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-62: Pale yellow amorphous
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3262, 1664, 1612, 1579, 1485, 1439, 1347, 1308, 1280, 1131, 1080, 1058, 915, 855, 669, 632, 470.
Compound No. 1-63: mp 136.1-136.5 ° C
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 12.72 (1H, br), 8.32 (1H, s), 7.99 (1H, dd, J = 1.2, 8.4 Hz), 7.40 (1H, d, J = 8.4 Hz), 5.85 (1H, tdd, J = 5.7, 10.5, 17.4 Hz), 5.26 (1H, td, J = 1.2, 17.4 Hz), 5.16 (1H, td, J = 1.2, 10.5 Hz), 4.50 (2H, dd, J = 1.2, (5.7 Hz).
Compound No. 1-64: mp 141.6-142.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.67 (1H, br), 7.85 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.50
(1H, d, J = 8.1 Hz), 7.24 (1H, s), 5.94 (1H, tdd, J = 6.0, 10.2, 17.1 Hz), 5.43 (1H, d, J = 17.1 Hz), 5.34 (1H, d, J = 10.2 Hz), 4.68 (2H, d, J = 6.0 Hz).
Compound No. 1-65: mp 130.1-133.0 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 7.81 (1H, d, J = 8.4 Hz), 7.42 (1H, d, J = 8.4 Hz), 6.99 (1H, s), 5.96 (1H, ddt, 17.1, 10.2, 6.3 Hz) , 5.44 (1H, dd, J = 0.9, 17.1 Hz), 5.32 (1H, dd, J = 0.9, 10.2 Hz), 4.73 (2H, td, J = 0.9, 6.3 Hz), 2.26 (3H, s).
Compound No. 1-66: mp 182.7-183.6 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.64 (1H, br), 7.65-7.61 (4H, m), 7.36-7.32 (3H, m), 5.33 (2H, s).
Compound No. 1-67: Viscosity
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.31 (1H, d, J = 1.2 Hz), 7.99 (1H, dd, J = 1.2, 8.4 Hz), 7.42-7.25 (6H, m), 5.10 (2H, s).
[0213]
[Table 15]
Table 3 (continued)
Compound No. 1-68: mp 127.3-128.1 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 8.65 (1H, s), 7.87 (1H, d, J = 7.8 Hz), 7.58-7.55 (3H, m), 7.40-7.32 (2H, m), 7.20 (1H, s), 5.27 (2H, s).
Compound No. 2-1: mp 155.0-156.0 ℃
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 10.50 (1H, br), 3.68 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 3200, 1709, 1516, 1450, 1320, 1160, 965, 618, 576. Compound No. 2-2: mp 98.5-99.1 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 3.56 (3H, s), 2.79 (3H, s).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 1700, 1462, 1400, 1201, 1140, 1108, 1028.
Compound No. 2-3: mp 234.2-235.8 ℃
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 8.10 (2H, br), 3.03 (3H, s).
Compound No. 2-4: mp 79.0-81.0 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 4.13 (2H, q, J = 7.2 Hz), 2.78 (3H, s), 1.40 (3H, t, J = 7.2 Hz).
IR (KBr) ν (cm -1 ): 1710, 1695, 1538, 1470, 1455, 1435, 1385, 1261, 1210, 1180, 1162, 1130, 1031, 974, 793, 739, 635, 570, 520, 505, 460.
Compound No. 2-5:
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 4.01 (2H, t, J = 8.1 Hz), 2.77 (3H, s), 1.90-1.70 (2H, m), 1.02 (3H, t, J = 8.1 Hz).
Compound No.2-6
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 4.04 (2H, t, J = 8.1 Hz), 2.77 (3H, s), 1.77-1.70 (2H, m), 1.50-1.40 (2H, m), 0.99 (3H, t, J = 8.1 Hz).
[0214]
[Table 16]
Table 3 (continued)
Compound No.2-7
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 3.91 (2H, d, J = 5.4 Hz), 2.30 (1H, m), 0.99 (6H, d, J = 5.4 Hz).
Compound No. 2-13: Viscosity
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 5.85 (1H, tdd, J = 6.0, 10.2, 17.1 Hz), 5.46-5.36 (2H, m), 4.68 (2H, dt, J = 0.9, 6.0 Hz), 2.78 (3H, s ).
Compound No. 2-14: mp 195.9-196.8 ° C
1 H-NMR (DMSO-d 6 ) δ (ppm): 8.12 (2H, br), 5.72-5.86 (1H, m), 5.20-5.18 (2H, m), 4.50-4.49 (2H, m).
Compound No. 2-15: mp 99.0-101.0 ° C
1 H-NMR (CDCl Three ) δ (ppm): 7.40-7.28 (5H, m), 5.27 (2H, s), 2.75 (3H, s).
[0215]
Next, formulation examples and test examples of the agricultural and horticultural fungicide, herbicide, insecticide and acaricide of the present invention are shown. In addition, “NO.” Of the test compound corresponds to the compound “NO.” In Table-1 and Table-2.
[0216]
Formulation example-1: wettable powder
20 parts by weight of Compound No. 1-1, 20 parts by weight of Carplex # 80 (white carbon, Shionogi Pharmaceutical Co., Ltd., trade name), 52 parts by weight of ST Kaolin clay (Kaolinite, Tsuchiya Kaolin, trade name), 5 parts by weight of Solpol 9047K (anionic surfactant, Toho Chemical Co., Ltd., trade name) and 3 parts by weight of Lunox P65L (anionic surfactant, Toho Chemical Co., Ltd., trade name) are blended and mixed uniformly. Thus, a wettable powder containing 20% by weight of the active ingredient was obtained.
[0217]
Formulation Example-2: Powder
2 parts by weight of Compound No. 1-1, 93 parts by weight of clay (manufactured by Nippon Talc Co., Ltd.), and 5 parts by weight of Carplex # 80 (white carbon, Shionogi Pharmaceutical Co., Ltd., trade name) were uniformly mixed and ground. A powder of 2% by weight of active ingredient was produced.
[0218]
Formulation Example-3: Emulsion
Compound No. 1-1 is added to and dissolved in 20 parts by weight of a mixed solvent consisting of 35 parts by weight of xylene and 30 parts by weight of dimethylformamide, and then dissolved in Solpol 3005X (mixture of nonionic surfactant and anionic surfactant). Toho Chemical Co., Ltd., trade name) 15 parts by weight was added to obtain an emulsion containing 20% by weight of the active ingredient.
[0219]
Formulation Example 4: Flowable Agent
30 parts by weight of Compound No. 1-1, 5 parts by weight of Solpol 9047K (same as above), 3 parts by weight of Sorbone T-20 (nonionic surfactant, Toho Chemical Co., Ltd., trade name), 8 parts by weight of ethylene glycol, 44 parts by weight of water is wet pulverized with Dynomill (manufactured by Shinmaru Enterprises), 10 parts by weight of a 1% by weight xanthan gum (natural polymer) aqueous solution is added to this slurry mixture, and the mixture is thoroughly mixed and pulverized to obtain 20 parts by weight of the active ingredient. % Flowable agent was obtained.
[0220]
Test Example 1: Insecticidal effect on larvae
Cabbage cut leaves (6 cm in diameter) were immersed for 1 minute in an aqueous diluted solution of the insecticide (hydrating agent) of the present invention produced according to the formulation of Preparation Example-1. After soaking, it was air-dried and placed in a plastic cup (inner diameter: 7 cm), and 5 third instar larvae were released into this cup (1 concentration, 2 repetitions). The mortality of the larvae and the bitter melon were investigated 4 days after the release, and the insecticidal rate (%) was determined by dying the bitter worms in half. The results are shown in Table-4.
[0221]
[Table 17]
Table-4. Insecticidal effect on the larvae of the diamondback moth
Compound No. Concentration (ppm) Insecticide rate (%)
1-18 500 100
1-27 500 100
1-46 500 100
1- 59 500 100
[0222]
Test Example-2: Acaricidal effect of adult spider mite
Ten adult female nymph mites were released on the cut green beans (3 cm in diameter). A liquid (3.5 mL) obtained by diluting the acaricide (wetting agent) of the present invention prepared according to the formulation of Formulation Example-1 to a predetermined concentration with water is used as a rotary spray tower (made by Mizuho Rika) on the cut leaves. (1 concentration, 2 repetitions). The life and death of adults were investigated 24 hours after the treatment, and the mite killing rate (%) was determined.
The results are shown in Table-5.
[0223]
Test Example-3: Acaricidal effect on urticid mite eggs
Five adult females of the spider mite were released on the cut green beans (3 cm in diameter). Eggs were laid on the cut leaves for 20 hours after releasing, and then the female adults were removed. A liquid (3.5 mL) obtained by diluting the acaricide (wetting agent) of the present invention prepared in accordance with the formulation of Formulation Example-1 with water to a predetermined concentration is placed on the above-mentioned disk with a rotary spray tower (manufactured by Mizuho Rika). (1 concentration, 2 repetitions). Eight days after the treatment, the number of unhatched eggs and the number of hatched larvae were examined to determine the egg killing rate (%). The results are shown in Table-5.
[0224]
[Table 18]
Table-5. Tick killing effect on adult worms and eggs
Compound No. Concentration (ppm) Mite killing rate (%) Ovicidal rate (%)
1-22 500 100 100
1-52 500 100 100
1-60 500 100 100
1-68 500 100 100
[0225]
Test Example-4: Insecticidal effect on larvae of Spodoptera litura
Cabbage cut leaves (6 cm in diameter) were immersed for 1 minute in an aqueous diluted solution of the insecticide (hydrating agent) of the present invention produced according to the formulation of Preparation Example-1. After soaking, it was air-dried and placed in a plastic cup (inner diameter: 7 cm), and 5 third-instar larvae of the pearl moth were released into this cup (1 concentration, 2 repetitions). It was kept in a constant temperature room at 25 ° C., and the mortality of the larvae and the bitter melon were investigated 5 days after the release, and the insecticidal rate (%) was determined by halving the bitter worm. The results are shown in Table-6.
[0226]
[Table 19]
Table-6. Insecticidal effect on the larvae of Spodoptera litura
Compound No. Concentration (ppm) Insecticide rate (%)
1-5 500 100
1-16 500 100
1-21 500 100
1-32 500 100
1-45 500 100
[0227]
Test Example 5: Insecticidal effect on adult weevil weevil
Two red beans were placed in a glass cylinder (inner diameter 3 cm x length 15 cm), and 10 adult weevil larvae were released. A dilute aqueous solution (0.3 mL) of the insecticide (emulsion) of the present invention produced according to the formulation of Preparation Example-3 was sprayed onto the glass cylinder using a spray tower (manufactured by Mizuho Rika) (1 concentration, 2 repetitions). . It was kept in a constant temperature room at 25 ° C., and after 4 days of treatment, the mortality and bitterness of the larvae were investigated, and the insecticidal rate (%) was determined with the half of the bitter worms dead. The results are shown in Table-7.
[0228]
[Table 20]
Table-7. Insecticidal effect on adult weevil weevil
Compound No. Concentration (ppm) Insecticide rate (%)
1-7 500 100
1-10 500 100
1-17 500 100
1-58 500 100
[0229]
Test Example 6: Insecticidal effect on larvae of peach aphid
The petioles of daikon leaves were inserted into a screw bottle (volume: 10 mL) containing water, and 5-6 peach aphids were inoculated per leaf. After inoculation, they were placed in a glass cylinder (diameter: 3.5 cm, height: 15 cm, with mesh lid), and aphids were grown in a constant temperature room at 25 ° C. for 3 days. After removing the aphid adults on the carrot leaves, the leaves were immersed in an aqueous diluted solution of the insecticide (emulsion) of the present invention produced according to the formulation of Preparation Example-3 (about 5 seconds) and returned to the glass cylinder. (1 concentration, 2 repetitions). It was kept in a constant temperature room at 25 ° C., and the number of aphids on the cocoon leaves was investigated on the 4th day after treatment, and the insecticidal rate (%) was determined based on the results. The results are shown in Table-8.
[0230]
[Table 21]
Table-8. Insecticidal effect on larvae of the peach aphid
Compound No. Concentration (ppm) Insecticide rate (%)
1-6 500 100
1-40 500 100
1-51 500 100
1- 63 500 100
[0231]
Test Example-7: Insecticidal effect on leafhopper leafhopper
Rice seedling seedlings were set on a glass cylinder (inner diameter: 3 cm x length: 17 cm), and 5 4th instar larvae were released. A dilute water solution (0.5 mL) of the insecticide (emulsion) of the present invention produced according to the formulation of Formulation Example-3 was sprayed onto the glass cylinder using a spray tower (manufactured by Mizuho Rika) (1 concentration, 2 repetitions). . Four days after the treatment, the mortality and bitterness of the larvae were examined, and the insecticidal rate (%) was determined with the half of the bitter worms dead. The results are shown in Table-9.
[0232]
[Table 22]
Table-9. Insecticidal effect of the leafhopper leafhopper on larvae
Compound No. Concentration (ppm) Insecticide rate (%)
1-111 500 100
1-15 500 100
1-20 500 100
1- 64 500 100
[0233]
Test Example-8: Control effect on rice blast
Emulsions prepared according to the formulation of Formulation Example 3 were diluted with water to 3 to 4 leaf stage rice (variety: Akinishiki) grown in a 6 cm diameter pot with water and sprayed at a rate of 10 mL per pot. . After air-drying the chemical solution, spray inoculation with a spore suspension of rice blast fungus (Pyricularia oryzae) cultured on oatmeal decoction medium, followed by infection in a humid room for 24 hours, and then left in a greenhouse for 5-7 days .
Evaluation evaluated the diseased area ratio of each leaf, and calculated the control value by the following formula. The results are shown in Table-10.
[0234]
[Expression 1]
[0235]
[Table 23]
Table-10. Control effect against rice blast
Compound No. Concentration (ppm) Control effect (%)
1-36 250 100
1-37 250 100
1-47 250 100
[0236]
Test Example 9: Wheat powdery mildew control effect test
Emulsions prepared according to the formulation of Formulation Example-3 were diluted to a predetermined concentration in wheat of 1 to 2 leaf stages (variety: Norin 61) grown in a pot of 6 cm in diameter and sprayed at a rate of 10 ml per pot. . After the chemical solution was air-dried, a spore suspension obtained from wheat leaves affected by wheat powdery mildew (Erysiphe graminis f. Sp. Tritici) was spray-inoculated and then left in a greenhouse at 22 ° C. for 7 to 10 days.
Evaluation evaluated the diseased area ratio of each leaf, and calculated the control value by the method similar to Experiment-8. The results are shown in Table-11.
[0237]
[Table 24]
Table-11. Control effect on wheat powdery mildew
Compound No. Concentration (ppm) Control effect (%)
1-119 250 100
1-30 250 100
1-35 250 100
1-44 250 100
1-64 250 100
[0238]
Test Example-10: Wheat red rust control effect test
Emulsions prepared according to the formulation of Formulation Example-3 were diluted to a predetermined concentration in wheat of 1 to 2 leaf stage (variety: Norin 61) grown in a 6 cm diameter pot and sprayed at a rate of 10 mL per pot. . After air-drying of the chemical solution, spray inoculation with a spore suspension obtained by grinding wheat leaves affected by wheat rust (Puccinia recondita), followed by keeping in a wet chamber at 22 ° C. for 24 hours, followed by Left for 10 days.
Evaluation evaluated the diseased area ratio of each leaf, and calculated the control value by the method similar to Experiment-8. The results are shown in Table-12.
[0239]
[Table 25]
Table-12. Control effect on wheat red rust
Compound No. Concentration (ppm) Control effect (%)
1-12 250 100
1-36 250 100
1-40 250 100
1-57 250 100
1-68 250 100
[0240]
Test Example 11: Tomato plague control effect test
A 3 to 5 leaf tomato plant (variety: red cherry) grown in a pot with a diameter of 9 cm was sprayed with a dilute solution having a predetermined concentration of the emulsion prepared according to the formulation of Formulation Example-3 at a rate of 10 mL per pot. After air-drying of the chemical solution, spray inoculation with a zoosporum suspension obtained from tomato leaves affected by Phytophthora infestans, kept in a wet chamber at 22 ° C. for 24 hours, and then placed in a greenhouse for 5-7 Left for days.
Evaluation evaluated the diseased area ratio of each leaf, and calculated the control value by the method similar to Experiment-8. The results are shown in Table-13.
[0241]
[Table 26]
Table-13. Control effect against tomato plague
Compound No. Concentration (ppm) Control effect (%)
1-17 250 100
1-21 250 100
1-58 250 100
[0242]
Test Example-12: Cucumber gray mold control effect test
A dilute solution having a predetermined concentration of the emulsion prepared according to the formulation of Preparation Example 3 was sprayed on a cucumber at the cotyledon stage (variety: Yotsuba) grown in a 9 cm diameter pot at a rate of 10 mL per pot. After the chemical solution was air-dried, the cucumber cotyledon was cut at the petiole and held in a small bat that served as a wet chamber condition. After inoculating a small piece of filter paper with a diameter of 8 mm containing a spore suspension of Botrytis cinerea cultured on a potato squeezed agar medium supplemented with sucrose at the center of this cotyledon, and then inoculating 22 small bats The glass was kept in a greenhouse at 5 ° C. for 5 to 7 days.
In the evaluation, the lesion diameter of each leaf was measured, and the control value was calculated by the following method. The results are shown in Table-14. `
[0243]
[Expression 2]
[0244]
[Table 27]
Table-14. Control effect against cucumber gray mold
Compound No. Concentration (ppm) Control effect (%)
1-46 250 95
1-52 250 88
1-67 250 100
[0245]
Test Example -13: Upland field foliage treatment test
200cm area 2 The soil was filled with a field soil of pelagic clay loam, and after fertilization, Inobie, Suzumenotepou, Prunus juncea and Malva morning glory were sown to uniformly cover the soil. Thereafter, the cultivation management was continued in the greenhouse, and when the growing leaf age of the test weed reached the 1.0 to 2.0 leaf stage, the wettable powder containing the compound of the present invention obtained in Formulation Example 1 as an active ingredient was added with water. The predetermined amount was uniformly sprayed with a small power pressurized sprayer so that the amount of the active ingredient was 10 g per area. Then, cultivation management was continued in the greenhouse, and the herbicidal effect was investigated on the 21st day after the chemical treatment. The results are shown in Table-15.
The evaluation of herbicidal effect is
[0246]
[Equation 3]
[1- Aboveground weight of weed in treated area / Overweight weight of weed in untreated area] × 100 = Y (%)
[0247]
And expressed as a herbicidal effect coefficient according to the following criteria.
[0248]
[Table 28]
[0249]
[Table 29]
[0250]
Test Example -14: Submerged treatment foliage treatment test
200cm area 2 The paddy soil of alluvial dredged loam soil was filled in the resin vat of No. 1, and after fertilization, Tainubie, Konagi and firefly were sown, and the soil was evenly covered to a depth of 3 cm. Thereafter, the cultivation management was continued in the greenhouse, and when the growing leaf age of the test weed reached the cotyledon stage to the first leaf stage, the wettable powder containing the compound of the present invention obtained in Formulation Example 1 as an active ingredient was diluted with water. Then, a predetermined amount was uniformly dropped using a pipette so that the amount of the active ingredient was 10 g per 1 are. Then, cultivation management was continued in the greenhouse, and the herbicidal effect was investigated on the 28th day after the chemical treatment. The results are shown in Table-16.
In addition, the standard of the herbicidal effect was expressed similarly to the standard of Test Example-13.
[0251]
[Table 30]
[0252]
【The invention's effect】
The pesticide containing the 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivative of the present invention as an active ingredient is extremely effective against phytopathogenic fungi, insects, mites and weeds in various agricultural and horticultural fields. It has an excellent control effect and is useful as an agricultural and horticultural agricultural chemical.
Claims (9)
−C6のアシル基、C2−C6のアルコキシアルキル基、又はC1−C6のアルキルスルホニル基であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の6−ハロアルキル−3−(置換アミノ)−1,2,4−トリアジン−5−オン誘導体。In the general formula [I], R 3 is a hydrogen atom, a C 1 -C 4 alkyl group, C 1
Acyl group -C 6, C 2 -C alkoxyalkyl group 6, or C 1 -C 6 according to claim 1, wherein the alkylsulfonyl group described in any one 6- haloalkyl -3 -(Substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivatives.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12985799A JP4565286B2 (en) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivatives, agricultural chemicals containing this as an active ingredient, and production intermediates thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12985799A JP4565286B2 (en) | 1999-05-11 | 1999-05-11 | 6-haloalkyl-3- (substituted amino) -1,2,4-triazin-5-one derivatives, agricultural chemicals containing this as an active ingredient, and production intermediates thereof |
Publications (2)
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