JP4564555B2 - 内燃機関エンジンの燃焼効率向上の方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関エンジンの燃焼効率向上の方法に係り、特に車両エンジンが完全に燃焼し、燃費向上、環境保全によい車両エンジン燃焼効率を向上する方法に関する。
周知の通り、現在のディーゼル油、ガソリン車両は、化石燃料ソースを消耗する最大要因で、そこで、不完全燃焼による車両の廃棄ガスHC、CO、NOx等が、地球温室効果を生じさせる主因となり、その中、車両燃費の低下具合は、車両の調子、道路状況、不完全燃焼、部品の老化、操縦の癖などにより異なるが、一般的に燃焼効率の低下範囲は約8−48%で、不完全燃焼では、エンジン内のカーボン堆積(約11−36%)が一番の要因になる。そのような状況が長期間悪循環すると、エネルギーがどんどん消耗され、不完全燃焼による廃棄ガスの排出量が多くなり、環境に大きな汚染問題を起す。
一般のガソリンエンジンの燃焼原理は、図1に示すように、ガソリンが燃料供給側11から放出された後、石油ガス分子団12がすぐミスト化するが、ミスト化した石油ガス分子団12は、エンジンの燃焼室へ噴き入れられた後、スパークプラグの火花で火付けられ、ミスト化した石油ガス分子団12による拡散の連鎖反応が行われ、他の石油ガス分子団12が次第に火付けられる。しかし、スパークプラグが放出した火花の数や効果が低下すると、エンジン燃焼室の石油ガス分子団12にすべて同時に火を付けられないため、エンジン燃焼室での連鎖反応の伝導が遅れ、温度勾配が下がり、そして、エンジン燃焼室における一部区域の温度が500℃以下に下がった場合、その区域の石油ガス分子団12が不完全燃焼し、カーボン堆積13になる。
一般のディーゼル油エンジンの燃焼原理は、図2に示すように、ディーゼル油が燃料供給側21から放出された後、ディーゼル油分子22がせん断応力で細かいディーゼル油分子になっていて、ミスト化したディーゼル油分子22はエンジン燃焼室に噴き入れられ、高圧高熱の熱空気の中で、ディーゼル油分子22による拡散の連鎖反応が行われる。この熱反応が次第に拡散、伝導し、逐次に自己燃焼温度に達し、燃焼する。しかし、エンジン燃焼室の連鎖反応の伝導が不完全な場合、エンジン燃焼室に温度勾配が形成するが、一部区域の温度が500℃以下になった場合、一部のディーゼル油分子が不完全燃焼し、カーボン堆積23になる。
以上の問題点を鑑みて、本発明者はこの関連業務に携わる長年の経験を持っており、車両エンジンの完全燃焼が達成されるようと、絶え間なく研究、実験を重ね、本発明を開発するに至った。
そこで、本発明の目的は、内燃機関エンジンが完全に燃焼し、燃費向上、環境保全によい内燃機関エンジンの燃焼効率向上の方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1は、内燃機関エンジン用ガソリンに複数のナノ分子配合の添加剤を適量に混合し、無数のナノ分子を石油ガス分子団に付着させるようにし、ガソリンは、燃料供給側からエンジン燃焼室へ供給されてから、各高導電性ナノ分子が高圧コイルに直接に感電し、エネルギー変化が発生すると同時に、そこから放出されたエネルギーで、付着された石油ガス分子団を燃焼させ、すべての石油ガス分子団が同時に均一に燃焼されるようになる、内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法であって、前記内燃機関エンジン用ガソリンに混合した添加剤は、中空ナノカーボンボールであることを特徴とする内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法である。
また、本発明の請求項2は、車両用ディーゼル油に複数のナノ分子配合の添加剤を適量に混合し、無数のナノ分子をディーゼル油ガス分子に付着させるようにし、ディーゼル油は、燃料供給側から放出後、油がせん断応力で、細かいディーゼル油分子になり、ディーゼル油分子が高圧で高圧高温熱空気のエンジン室へと噴き入れられ、そこで、ディーゼル油分子の付着した各超強導熱性ナノ分子が素早く均一に、熱エネルギーを同時に伝導し、付着された各ディーゼル油分子が自己燃焼温度に達し、完全燃焼の効果が達成される、内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法であって、前記於内燃機関エンジン用ディーゼル油に混合した添加剤は、中空ナノカーボンボールであることを特徴とする、内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法である。
なお、本発明に係る内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法は、主に内燃機関エンジン用オイルに添加剤を適量に混合することで、前記添加剤には、複数のナノ分子が含まれるため、ガソリンに添加剤を混合してから、石油ガス分子団に無数のナノ分子が付着されるようになり、ナノ分子の付着した石油ガス分子団は、エンジン燃焼室に入ったとき、ナノ分子が素早く均等に感応し、高圧コイルからの電気エネルギーが伝導されることにより、ナノ分子のエネルギー変化が発生し、エネルギーが放出され、それによってすべての石油ガス分子団が同時に均一に燃焼されるようになるが、添加剤をディーゼル油に混合した場合、ディーゼル油分子に無数のナノ分子が付着され、ナノ分子の付着したディーゼル油分子は、圧縮された熱空気に噴き入れられたとき、ナノ分子が素早く均一に、熱エネルギーを同時に伝導し、付着された各ディーゼル油分子が自己燃焼温度に達し、完全燃焼の効果が達成される。従って、ガソリンやディーゼル油の内燃機関エンジンは、カーボン堆積なしで、完全燃焼の效果が達成される
上述の内容をまとめ、本発明は少なくとも以下の長所がある。
1)完全燃焼が行われたため、不完全燃焼の燃費を11−36%節約可能で、平均で燃費25%がカットできる。
2)エンジン動力の出力が向上し、内燃機関エンジンのエンジン装置の使用寿命が延び、点検・保守コストが削減できる。
3)完全燃焼が完全に行われたため、HC、CO、NOx等各温室効果を起こす廃棄ガスの排出量を減少可能で、廃棄ガスの排出量の減少率37−70%が可能である。
4)燃費向上、化石燃料の使用可能年限で、代替エネルギーの開発時間を稼ぐなど、有形・無形の経済効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図3に示すように、本考案は主に内燃機関エンジン用オイルに添加剤を適量に混合することで、前記添加剤には、複数のナノ分子が含まれるため、添加剤が内燃機関エンジン用オイルに溶けたあと、ナノ分子が素早く均一に、電気エネルギー又は熱エネルギーを伝導し、それによって、エンジン燃焼室内の燃料油が完全燃焼することになる。ガソリンエンジンに応用された完全燃焼の方法は、次のように含まれる。
1.ガソリンが燃料供給側31から放出されたあと、石油ガス分子団32がすぐミスト化する。
2.前記石油ガス分子団32に無数のナノ分子33が付着されている。
3.前記ナノ分子33は、優れた感電性能によって、高圧コイル(約15000V)から放出された瞬間高電圧を素早く直接に感応し、放出された瞬間高電圧で、すべての高導電性ナノ分子33にエネルギー変化が発生し、エネルギーが放出されると同時に、すべての石油ガス分子団32を燃焼させ、すべての石油ガス分子団32が同時かつ均等に伝導、拡散し、不完全燃焼のカーボン堆積が避けられる。
図4は、ディーゼル油エンジンの完全燃焼が達成される方法を示すものである。
1.ディーゼル油が燃料供給側41から放出されてから、油がせん断応力で細かいディーゼル油分子42になり、無数のナノ分子43が付着される。
2.ディーゼル油分子42は、高圧(約20000PSI)でエンジン室の圧縮された高温熱空気(約500−800℃)へと噴き入れられ、優れた感応性のナノ分子43は強い熱伝導性があるため、熱エネルギーがすべてのディーゼル油分子42に素早く拡散し、自己燃焼温度に素早く均一に達する。
3.ディーゼル油の内燃機関エンジンには、カーボン堆積なしで、完全燃焼する。
なお、本発明は、温室効果による地球温暖化の災害を有効に抑えられる実用的な方法で、オリジナルな発明であるため、特許法の規定により特許出願を行い、審査のうえ、一日も早く特許査定を賜るようお願い次第である。
従来のガソリンが内燃機関エンジンで燃焼される説明図 従来のディーゼル油が内燃機関エンジンで燃焼される説明図 本発明のガソリンが内燃機関エンジンで燃焼される説明図 本発明のディーゼル油が内燃機関エンジンで燃焼される説明図
符号の説明
11 燃料供給側
12 石油ガス分子団
13 カーボン堆積
21 燃料供給側
22 ディーゼル油分子
23 カーボン堆積
31 燃料供給側
32 石油ガス分子団
33 ナノ分子
41 燃料供給側
42 ディーゼル油分子
43 ナノ分子

Claims (2)

  1. 内燃機関エンジン用ガソリンに複数のナノ分子配合の添加剤を適量に混合し、無数のナノ分子を石油ガス分子団に付着させるようにし、ガソリンは、燃料供給側からエンジン燃焼室へ供給されてから、各高導電性ナノ分子が高圧コイルに直接に感電し、エネルギー変化が発生すると同時に、そこから放出されたエネルギーで、付着された石油ガス分子団を燃焼させ、すべての石油ガス分子団が同時に均一に燃焼されるようになる、内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法であって、
    前記内燃機関エンジン用ガソリンに混合した添加剤は、中空ナノカーボンボールであることを特徴とする内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法。
  2. 車両用ディーゼル油に複数のナノ分子配合の添加剤を適量に混合し、無数のナノ分子をディーゼル油ガス分子に付着させるようにし、ディーゼル油は、燃料供給側から放出後、油がせん断応力で、細かいディーゼル油分子になり、ディーゼル油分子が高圧で高圧高温熱空気のエンジン室へと噴き入れられ、そこで、ディーゼル油分子の付着した各超強導熱性ナノ分子が素早く均一に、熱エネルギーを同時に伝導し、付着された各ディーゼル油分子が自己燃焼温度に達し、完全燃焼の効果が達成される、内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法であって、
    前記於内燃機関エンジン用ディーゼル油に混合した添加剤は、中空ナノカーボンボールであることを特徴とする、内燃機関エンジンの燃焼効率を向上する方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5234475A (en) * 1991-08-14 1993-08-10 Sri International Hydrocarbon fuels having one or more fullerenes therein as indentification media
JP2006242166A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Mase Shunzo 内燃機関およびその運転方法
JP2007146010A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Fuji Takkusu Oil Kk 透明含水油

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