JP4561508B2 - 画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4561508B2
JP4561508B2 JP2005200702A JP2005200702A JP4561508B2 JP 4561508 B2 JP4561508 B2 JP 4561508B2 JP 2005200702 A JP2005200702 A JP 2005200702A JP 2005200702 A JP2005200702 A JP 2005200702A JP 4561508 B2 JP4561508 B2 JP 4561508B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
image data
prediction
processed
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005200702A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007019995A (ja
Inventor
正浩 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005200702A priority Critical patent/JP4561508B2/ja
Publication of JP2007019995A publication Critical patent/JP2007019995A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4561508B2 publication Critical patent/JP4561508B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Description

本発明は、画像データの画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラムに関する。
近年、画像データデジタルとして取り扱い、その際、効率の高い情報の伝送、蓄積を目的とし、画像情報特有の冗長性を利用して、離散コサイン変換等の直交変換と動き補償により圧縮するMPEG(Moving Picture Experts Group)に続いて、より圧縮率が高いH.264/AVC(Advanced Video Coding)などの符号化方式に準拠した符号化装置および復号装置が、放送局などの情報配信、及び一般家庭における情報受信の双方において普及しつつある。
ところで、例えば、フェード・インやフェード・アウトなどのように明るさが時間的に変化する画像を符号化する場合に、動き予測・補償の処理対象のピクチャデータと、その参照ピクチャデータとの間でDC成分にずれが生じる。
このようなDC成分のずれは、符号化画像の品質を大幅に劣化させる要因となる。
上述したH.264/AVCの符号化方式では、上記DC成分のずれによる影響を抑制するために、フ参照ピクチャデータに所定のパラメータに基づいた重み付け係数を掛けて予測画像データを生成している。
しかしながら、上述したH.264/AVCの符号化方式では、上記重み付け係数の具体的な算出方法は規定されていない。
従って、符号化効率を高め、且つ復号画像の画質向上を図れるように重み付け係数を算出したいという要請がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、動き予測・補償の処理対象の画像データと参照画像データとの間でDC(直流)成分にずれが生じる場合に、符号化効率を高め、且つ復号画像の画質向上を図れることができる画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、参照画像データと、処理対象の画像データとを基に、重み付け値を算出する重み算出手段と、前記重み算出手段が算出した前記重み付け値と、前記参照画像データと、前記処理対象の画像データとを基に動き予測・補償処理を行って予測画像データを生成する動き予測・補償手段と、前記処理対象の画像データと前記参照画像データとの間でブロックデータを単位として、その差異を示す指標データを算出し、当該指標データを基に、前記処理対象の画像データの前記ブロックデータがインター予測あるいはイントラ予測の何れの予測が用いられるかを予測する予測手段と、を有し、前記重み算出手段は、前記参照画像データの画素データの第1の平均値と、前記処理対象の画像データの画素データの第2の平均値とを基に、前記予測手段において前記インター予測が用いられると予測されたブロックデータの画素データのみを用いて前記第1の平均値を前記第2の平均値に近づけるための前記重み付け値を算出し、前記動き予測・補償手段は、前記重み算出手段が算出した前記重み付け値を前記参照画像データに乗じたデータを用いて前記予測画像データを生成する
本発明の画像処理方法は、重み算出手段と、動き予測・補償手段と、予測手段と、を有する画像処理装置の画像処理方法であって、前記予測手段が、処理対象の画像データと参照画像データとの間でブロックデータを単位として、その差異を示す指標データを算出し、当該指標データを基に、前記処理対象の画像データの前記ブロックデータがインター予測あるいはイントラ予測の何れの予測が用いられるかを予測する第1の工程と、前記重み算出手段が、前記参照画像データの画素データの第1の平均値と、前記処理対象の画像データの画素データの第2の平均値とを基に、前記第1の工程において前記インター予測が用いられると予測されたブロックデータの画素データのみを用いて前記第1の平均値を前記第2の平均値に近づけるための重み付け値を算出する第2の工程と、前記動き予測・補償手段が、前記第の工程で算出した前記重み付け値と、前記参照画像データと、前記処理対象の画像データとを基に、前記重み付け値を前記参照画像データに乗じたデータを用いて動き予測・補償処理を行って予測画像データを生成する第の工程と、を有する。
本発明のプログラムは、画像処理装置が有するコンピュータに実行させるプログラムであって、処理対象の画像データと参照画像データとの間でブロックデータを単位として、その差異を示す指標データを算出し、当該指標データを基に、前記処理対象の画像データの前記ブロックデータがインター予測あるいはイントラ予測の何れの予測が用いられるかを予測する第1の手順と、前記参照画像データの画素データの第1の平均値と、前記処理対象の画像データの画素データの第2の平均値とを基に、前記第1の手順において前記インター予測が用いられると予測されたブロックデータの画素データのみを用いて前記第1の平均値を前記第2の平均値に近づけるための重み付け値を算出する第2の手順と、前記第の手順で算出した前記重み付け値と、前記参照画像データと、前記処理対象の画像データとを基に、前記重み付け値を前記参照画像データに乗じたデータを用いて動き予測・補償処理を行って予測画像データを生成する第の手順と、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、動き予測・補償の処理対象の画像データと参照画像データとの間でDC成分にずれが生じる場合に、符号化効率を高め、且つ復号画像の画質向上を図れることができる画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態の通信システムについて説明する。
先ず、本実施形態の構成と本発明の構成との関係を説明する。
動き予測・補償回路43,43aが、図5に示すステップST12〜ST14あるいは図6に示すステップST2〜ST25を実行することで本発明の重み算出手段の一例が実現される。
また、動き予測・補償回路43,43aが、図5に示すステップST16あるいは図6に示すステップST27を実行することで本発明の動き予測・補償手段の一例が実現される。
また、動き予測・補償回路43,43aが、図5に示すステップST12あるいは図6に示すステップST22を実行することで、本発明の予測手段が実現される。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態の通信システム1の概念図である。
図1に示すように、通信システム1は、送信側に設けられた符号化装置2と、受信側に設けられた復号装置3とを有する。
本実施形態では、符号化装置2が、図5等に示すように、動き予測・補償回路43が、参照画像データREFと、処理対象の画像データとを基に、重み付けのパラメータを算出し、そのパラメータを基に、明示的な重み付け予測を行うことを特徴としている。
この重み付け予測では、パラメータを基に調整した参照画像データを基に、予測画像データPIを生成する。
通信システム1では、送信側の符号化装置2において、離散コサイン変換やカルーネン・レーベ変換などの直交変換と動き補償によって圧縮したフレーム画像データ(ビットストリーム)を生成し、当該フレーム画像データを変調した後に、衛星放送波、ケーブルTV網、電話回線網、携帯電話回線網などの伝送媒体を介して送信する。
受信側では、復号装置3において受信した画像信号を復調した後に、上記変調時の直交変換の逆変換と動き補償によって伸張したフレーム画像データを生成して利用する。
なお、上記伝送媒体は、光ディスク、磁気ディスクおよび半導体メモリなどの記録媒体であってもよい。
<符号化装置2>
以下、図1に示す符号化装置2について説明する。
図2は、図1に示す符号化装置2の全体構成図である。
図2に示すように、符号化装置2は、例えば、A/D変換回路21、ピクチャタイプ割り当て回路22、画面並べ替え回路23、演算回路31、直交変換回路32、量子化回路33、レート制御回路34、可逆符号化回路35、バッファメモリ36、逆量子化回路37、逆直交変換回路38、加算回路39、デブロックフィルタ40、フレームメモリ41、イントラ予測回路42、動き予測・補償回路43を有する。
以下、符号化装置2の構成要素について説明する。
[A/D変換回路21]
A/D変換回路21は、入力されたアナログの輝度信号Y、色差信号Pb,Prから構成される原画像信号S10をデジタルのピクチャデータに変換し、これをピクチャタイプ割り当て回路22に出力する。
[ピクチャタイプ割り当て回路22]
ピクチャタイプ割り当て回路22は、A/D変換回路21から入力したピクチャデータのそれぞれに、I,P,Bのいずれかのピクチャタイプを割り当てる。
[画面並べ替え回路23]
画面並べ替え回路23は、A/D変換回路22が生成したピクチャデータを、ピクチャタイプ割り当て回路22で割り当てたピクチャタイプI,P,BからなるGOP(Group Of Pictures) 構造に応じて、符号化する順番に並べ替えて動き予測・補償回路51に出力する。
[演算回路31]
演算回路31は、画面並べ替え回路23から入力した符号化対象のピクチャデータと、イントラ予測回路42あるいは動き予測・補償回路43から入力した予測画像データPIとの差分を示す画像データを生成し、これを直交変換回路32に出力する。
[直交変換回路32]
直交変換回路32は、演算回路31から入力した画像データに離散コサイン変換(DCT:Discrete Cosine Transform)やカルーネン・レーベ変換などの直交変換を施して変換係数を示す画像データ(例えばDCT係数)を生成し、これをリフレッシュ対策回路54に出力する。
[量子化回路33]
量子化回路33は、直交変換回路32から入力した画像データ(量子化前の変換係数)を、レート制御回路34から入力した量子化スケールQSを基に量子化して量子化後の変換係数を示す画像データを生成し、これを可逆符号化回路35および逆量子化回路37に出力する。
[レート制御回路34]
レート制御回路34は、例えば、バッファメモリ36から読み出した画像データを基に量子化スケールQSを生成し、これを量子化回路33に出力する。
[可逆符号化回路35]
可逆符号化回路35は、量子化回路33から入力した画像データを可変長符号化した画像データをバッファ28に格納する。
このとき、可逆符号化回路35は、動き予測・補償回路43から入力した動きベクトルMVあるいはその差分動きベクトル、参照画像データの識別データ、並びにイントラ予測回路42から入力したイントラ予測モードをヘッダデータなどに格納する。
[バッファメモリ36]
バッファメモリ36に格納された画像データは、変調等された後に画像データS2として送信される。
当該画像データS2は、後述するように、復号装置3によって復号される。
[逆量子化回路37]
逆量子化回路37は、量子化回路33の量子化に対応した逆量子化処理を、量子化回路33からの画像データに施して、それによって得られたデータを生成し、これを逆直交変換回路38に出力する。
[逆直交変換回路38]
逆直交変換回路38は、逆量子化回路37から入力したデータに、直交変換回路32における直交変換の逆変換を施して生成した画像データを加算回路39に出力する。
[加算回路39]
加算回路33は、逆直交変換回路38から入力した(デコードされた)画像データと、イントラ予測回路42あるいは動き予測・補償回路43から入力した予測画像データPIとを加算して参照(再構成)ピクチャデータを生成し、これをデブロックフィルタ40に出力する。
[デブロックフィルタ40]
デブロックフィルタ40は、加算回路39から入力した参照ピクチャデータのブロック歪みを除去してフレームメモリ41に書き込む。
[イントラ予測回路42]
イントラ予測回路42は、イントラ符号化するマクロブロックにおいて、残差が最小となるイントラ予測のモードおよび予測ブロックのブロックサイズを決定する。
イントラ予測回路42は、ブロックサイズとして、4x4および16x16画素を用いる。
イントラ予測回路42は、イントラ予測が選択された場合に、イントラ予測による予測画像データPIを演算回路31および加算回路39に出力する。
[動き予測・補償回路43]
動き予測・補償回路43は、既に符号化後に局所復号されてフレームメモリ31に記憶されている参照ピクチャデータREFを基に動き予測を行い、残差を最小にする動きベクトルおよび動く補償のブロックサイズを決定する。
動き予測・補償回路43は、ブロックサイズとして、16x16、16x8、8x16、8x8、8x4、4x8および4x4画素を用いる。
動き予測・補償回路43は、インター予測が選択された場合に、インター予測による予測画像データPIを演算回路31および加算回路39に出力する。
以下、動き予測・補償回路43が行う重み付け予測について説明する。
例えば、フェード・インやフェード・アウトなどのように明るさが時間的に変化する画像を符号化する場合に、図3に示すように、動き予測・補償の処理対象のピクチャデータC_PICと、その参照ピクチャデータREFとの間でDC成分にずれが生じる。
このようなDC成分のずれは、符号化画像の品質を大幅に劣化させる要因となる。
そのため、動き予測・補償回路43では、上記DC成分のずれによる影響を抑制するために、フレームメモリ41から読み出した参照ピクチャデータREFに所定のパラメータに基づいた重み付け係数を掛けて予測画像データPIを生成する。
すなわち、動き予測・補償回路43では、参照ピクチャデータREFに対して、重み付けを行うためのパラメータ(w(Weight)、o(Offset))を算出する。
そして、動き予測・補償回路43は、上記パラメータを基に重み付けを行った参照ピクチャデータREFを用いて、予測画像データPIを生成する。
下記式(1)は、動き予測・補償回路43が、片方向予測の場合に、参照画像データREFから上記パラメータを基に、予測画像データPREを生成するために用いる式である。
下記式(1)では、「logWD≧1」を例えば、満たすか否かで、異なる式を用いる。
下記式(1)において、logWDは、1秒間に表示するフレーム数に応じて予め設定された値を示す。
また、REF[x,y]は、フレームメモリ41から読み出した参照ピクチャデータの画素位置(x,y)の画素データを示す。
また、PI[x,y]は、予測画像データの画素位置(x,y)の画素データを示す。
また、Wは重み付け係数を示し、oはオフセットを示している。また、Clipはクリッピング処理を示している。
Figure 0004561508
…(1)
式(2)は、動き予測・補償回路43が、両方向予測の場合に、参照画像データREF0,REF1から上記パラメータW0,W1,o0,o1を基に、予測画像データPIを生成するために用いる式である。
Figure 0004561508
…(2)
なお、上記式(1),(2)において、オフセットo,o0,o1は、重み付け係数W,W0,W1として整数値を用いたことによる誤差を調整するために用いられる。
動き予測・補償回路43には、例えば、ユーザの設定によって、暗黙的重み付け予測(Implicit Weighted Prediction)と、明示的重み付け予測(Explicit Weighted Prediction)とのいずれか一方が指定(設定)されている。
動き予測・補償回路43は、暗黙的重み付け予測が指定されている場合に、動き予測・補償の処理対象のピクチャデータと参照ピクチャデータとの距離を基に、上記パラメータを自動的に算出する手法である。
ここで、動き予測・補償回路43は、図4に示すように、処理対象のピクチャデータC_PICのマクロブロックMBがBスライスに属し、双方向の2つの参照ピクチャデータREF0,REF1を用い、且つ(Weighted_bipred_idc=2)であることを条件に、暗黙的重み付け予測を行う。
この場合に、動き予測・補償回路43は、以下の式(3)で定義される値を用いる。
ここで、DistScaleFactorは、ピクチャデータ間の距離を示している。
(数3)
logWD=5(定数)
W0=64―(DistScaleFactor>>2)
W1=DistScaleFactor>>2
o0=0(定数)
o1=0(定数)
…(3)
動き予測・補償回路43は、明示的重み付け予測が指定されている場合に、ユーザによってスライス単位で指定された上記パラメータを用いる。
ここで、動き予測・補償回路43は、処理対象のマクロブロックMBがP,SP,Bスライスの何れかに属し、後方の参照ピクチャのみをも用い(PredFlagL0 or PredFlagL1 = 1)、且つ(Weighted_bipred_idc = 1)であることを条件に、明示的重み付け予測を行う。
この場合に、動き予測・補償回路43は、下記式(4)で規定される値を用いる。
本実施形態では、動き予測・補償回路43は、後述する手法で、下記式(4)の右辺の値を決定する。
なお、本実施形態では、logWDとしては固定値が用いられる。
(数4)
logWD = luma_log2_weight_denom
W0 = luma_weight_l0[refidxL0]
W1 = luma_weight_l1[refidxL1]
o0 = luma_offset_l0[refidxL0]
o1 = luma_offset_l1[refidxL1]
…(4)
動き予測・補償回路43は、上述したパラメータを可逆符号化回路35において符号化させて符号化画像データに格納させる。
図5は、図2に示す動き予測・補償回路43の処理を説明するための図である。
ステップST11:
動き予測・補償回路43は、明示予測モードが指定されているか否かを判断し、明示予測モードが指定されていると判断するとステップST12に進み、そうでない場合(暗示予測モードが指定されている場合)にステップST15に進む。
ステップST12:
動き予測・補償回路43は、例えば、処理対象のピクチャデータC_PIC内の処理対象のマクロブロックMBにインター予測とイントラ予測の何れが適用されるかを予測する。
動き予測・補償回路43は、例えば、処理対象のピクチャデータC_PICと参照ピクチャデータREF,REF0,REF1との各々を構成するマクロブロックMBの各々について、当該マクロブロックMBにインター予測とイントラ予測の何れが適用されるかを特定あるいは予測する。
動き予測・補償回路43は、上記マクロブロックMBのうち、既にインター予測とイントラ予測との何れかが適用されるかが最終的に決定されているマクロブロックMBについて、その決定されたものを特定する。
また、動き予測・補償回路43は、上記マクロブロックMBのうち、当該マクロブロックMBにインター予測とイントラ予測の何れが適用されるかが未定のマクロブロックMBについて、そのマクロブロックMBと、並びにフレームメモリ41に記憶されたマクロブロックMBを基に、インター予測とイントラ予測の何れが適用されるかを予測する。
このとき、動き予測・補償回路43は、処理対象のピクチャデータ内の処理対象のマクロブロックMBと、当該処理対象のマクロブロックMBに対応した参照ピクチャデータ内のマクロブロックMBとの間の平均値の差分を算出する。
動き予測・補償回路43は、上記算出した平均値の差分が、処理対象のピクチャデータ内の全マクロブロックMBについて生成した差分を基に規定したしきい値より大きい場合にイントラ予測が適用されると予測し、そうでない場合にインター予測が適用されると予測する。
なお、動き予測・補償回路43は、上記しきい値を決定する際に、処理対象のピクチャデータ内の中央付近のマクロブロックMBについて、周辺付近のマクロブロックMBより高い重み付けを付けてもよい。
ステップST13:
動き予測・補償回路43は、ピクチャデータC_PICと参照ピクチャデータREF,REF0,REF1との各々について、当該ピクチャデータ内のステップST12でインター予測が適用されると予測されたマクロブロックMBの画素データのみを用いて、各ピクチャデータ内の画素データの平均値を算出する。
例えば、動き予測・補償回路43は、ピクチャデータC_PICと参照ピクチャデータREF,REF0,REF1との各々について、平均値AVE(C_PIC),AVE(REF),AVE(REF0),AVE(REF1)をそれぞれ生成する。
ステップST14:
動き予測・補償回路43は、ステップST13で算出した平均値を基に、上記式(1),(2)に示すパラメータW,W0,W1,o,o0,o1を算出する。
具体的には、動き予測・補償回路43は、「AVE(C_PIC)/AVE(REF)」の演算結果をパラメータWとする。
また、動き予測・補償回路43は、「AVE(C_PIC)/AVE(REF0)」の演算結果をパラメータW0とする。
また、動き予測・補償回路43は、「AVE(C_PIC)/AVE(REF1)」の演算結果をパラメータW1とする。
また、動き予測・補償回路43は、式(1),(2)などで行う丸め込み処理によって生じる誤差を補正するようにパラメータo,o0,o1を算出する。
ステップST15:
動き予測・補償回路43は、処理対象の画像データC_PICと、参照画像データREF,REF0,REF1との距離を基に、上記式(3)に基づいて、パラメータW,W0,W1を算出する。
また、動き予測・補償回路43は、パラメータo,o0,o1として予め決められた定数値を用いる。
ステップST16:
動き予測・補償回路43は、動きベクトルMVを決定後に、ステップST14,ST15で算出したパラメータW,W0,W1,o,o0,o1を用いて、式(1),(2)に基づいて、決定した動きベクトルMVに対応した予測画像データPIを算出する。
以下、図2に示す符号化装置2の全体動作を説明する。
入力となる画像信号は、まず、A/D変換回路21においてデジタル信号に変換される。
次に、ピクチャタイプ割り当て回路22において、ピクチャタイプが割り当てられ、続いて、画面並べ替え回路23において、画像圧縮情報のGOP構造に応じ、ピクチャデータの並べ替えが行われ、それによって得られたピクチャデータが、演算回路31、イントラ予測回路42および動き予測・補償回路43に出力される。
そして、演算回路31において、画面並べ替え回路23からのピクチャデータと、イントラ予測回路42あるいは動き予測・補償回路43からの予測画像データPIとの差分画像が生成され、これが直交変換回路32に出力される。
そして、直交変換回路32、量子化回路33、逆量子化回路37および逆直交変換回路38において、上記差分画像が直交変換、量子化、逆量子化および逆直交変換されて加算回路39に出力される。
そして、加算回路39において、イントラ予測回路42あるいは動き予測・補償回路43からの予測画像データPIと、逆直交変換回路38からの差分画像とが再構成され、再構成画像が参照画像データとしてデブロックフィルタ40を介してフレームメモリ41に書き込まれる。
そして、動き予測・補償回路43において、フレームメモリ41に記憶された参照画像データREFを基に、図5に示す手順で予測画像データPIを生成する。
以上説明したように、符号化装置2によれば、図5に示すステップST12,ST13に示すように、インター予測が行われると予測されるマクロブロックMBの画素データのみを用いて平均値を算出し、ステップST14において当該平均値を基にパラメータW,W0,W1を算出する。
そのため、符号化装置2によれば、画面内の変化の激しいシーケンスなどにおいて、ピクチャデータ内の全画素データを用いて単純に平均値を算出する場合に比べて、インター予測符号化に適した高品質なパラメータを算出でき、符号化効率を向上できると共に、復号画像の画質向上を図れる。
さらには、符号化装置2によれば、演算量を削減でき、小規模化および処理時間の短縮が図れる。
なお、復号装置3は、符号化装置2から受信(入力)したビットストリームを可変長復号し、当該復号によって得られた上記パラメータを用いて、上記式(1),(2)により、予測画像データPIを生成する。
復号装置3は、上記生成した予測画像データPIを用いて復号画像データを生成する。
<第2実施形態>
本実施形態の符号化装置は、図2に示す動き予測・補償回路43aの処理を除いて、第1実施形態の符号化装置2と同じである。
図6は、本実施形態の符号化装置の動き予測・補償回路43aの処理を説明するためのフローチャートである。
図6において、ステップST21,ST22,ST26は、それぞれ図5に示すステップST1,ST2,ST15と同じである
ステップST23:
動き予測・補償回路43aは、ステップST22でインター予測が適用されると予測したマクロブロックMB内の画素データのうち、図2に示す原画像信号S10を生成したカムコーダの特性に起因した飽和値付近の画素データ以外の画素データを特定する。
本実施形態では、動き予測・補償回路43aは、例えば、上記画素データが8ビットである場合に、その値が240を超える画素データ以外の画素データを上記特定する。
ステップST24:
動き予測・補償回路43aは、ピクチャデータC_PICと参照ピクチャデータREF,REF0,REF1との各々について、当該ピクチャデータ内のステップST23で特定された画素データのみを用いて、各ピクチャデータ内の画素データの平均値を算出する。
例えば、動き予測・補償回路43aは、ピクチャデータC_PICと参照ピクチャデータREF,REF0,REF1との各々について、平均値AVE(C_PIC),AVE(REF),AVE(REF0),AVE(REF1)をそれぞれ生成する。
ステップST25:
動き予測・補償回路43aは、ステップST24で算出した平均値を基に、上記式(1),(2)に示すパラメータW,W0,W1,o,o0,o1を算出する。
ステップST27:
動き予測・補償回路43aは、ステップST25,ST26で算出したパラメータW,W0,W1,o,o0,o1を用いて、式(1),(2)に基づいて、予測画像データPIを算出する。
本実施形態の符号化装置によれば、動き予測・補償回路43aにおいて、図2に示す原画像信号S10を生成したカムコーダの特性に起因した飽和値付近の画素データ以外の画素データを基に、パラメータを決定するため、インター予測符号化に適した高品質なパラメータを算出でき、符号化効率を向上できると共に、復号画像の画質向上を図れる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した符号化装置2の機能の全部あるいは一部を、図7に示すように、メモリ252に記憶されたプログラムPRGの記述に従ってCPU(Central Processing Unit)などの処理回路253が実行してもよい。
この場合に、インターフェース251を介して、符号化対象の画像データが入力され、その処理結果が出力される。
図1は、本発明は、本発明の実施形態の通信システムの構成図である。 図2は、図1に示す符号化装置の機能ブロック図である。 図3は、ピクチャデータ間でのDC成分のずれを説明するための図である。 図4は、暗黙的モードを説明するための図である。 図5は、図2に示す動き予測・補償回路の処理を説明するための図である。ため図である。 図6は、本発明の第2実施形態の符号化装置の動き予測・補償回路の処理を説明するためのフローチャートである。 図7は、図1に示す符号化装置の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1…通信システム、2…符号化装置、3…復号装置、21…A/D変換回路、22…ピクチャタイプ割り当て回路、23…画面並べ替え回路、31…演算回路、32…直交変換回路、33…量子化回路、34…レート制御回路、35…可逆符号化回路、36…バッファメモリ、37…逆量子化回路、38…逆直交変換回路、39…加算回路、40…デブロックフィルタ、41…フレームメモリ、42…イントラ予測回路、43,43a…動き予測・補償回路、

Claims (7)

  1. 参照画像データと、処理対象の画像データとを基に、重み付け値を算出する重み算出手段と、
    前記重み算出手段が算出した前記重み付け値と、前記参照画像データと、前記処理対象の画像データとを基に動き予測・補償処理を行って予測画像データを生成する動き予測・補償手段と、
    前記処理対象の画像データと前記参照画像データとの間でブロックデータを単位として、その差異を示す指標データを算出し、当該指標データを基に、前記処理対象の画像データの前記ブロックデータがインター予測あるいはイントラ予測の何れの予測が用いられるかを予測する予測手段と、
    を有し、
    前記重み算出手段は、前記参照画像データの画素データの第1の平均値と、前記処理対象の画像データの画素データの第2の平均値とを基に、前記予測手段において前記インター予測が用いられると予測されたブロックデータの画素データのみを用いて前記第1の平均値を前記第2の平均値に近づけるための前記重み付け値を算出し、
    前記動き予測・補償手段は、前記重み算出手段が算出した前記重み付け値を前記参照画像データに乗じたデータを用いて前記予測画像データを生成する
    画像処理装置。
  2. 前記予測手段は、
    前記ブロックデータを単位として、前記処理対象の画像データと前記参照画像データとの間で相互に対応する画素データの差分の平均値を示す前記指標データを算出し、
    複数の前記ブロックデータの前記指標データの平均値よりも小さい前記指標データに対応した前記ブロックデータに前記インター予測が用いられると予測する
    請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記動き予測・補償手段は、
    記重み算出手段が算出した前記重み付け値を用いて前記予測画像データを生成するモードである明示モードと、
    記参照画像データと前記処理対象の画像データとの符号化順の距離に基づいて規定した前記重み付け値を用いて前記予測画像データを生成する暗黙モードと、
    の2つのモードを指定可能である
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記重み算出手段は、前記参照画像データと前記処理対象の画像データとを構成する画素データのうち、当該画素データの生成装置の特性に起因した当該画素データの飽和値付近の値を示す画素データ以外の前記画素データを用いて前記重み付け値を算出する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 重み算出手段と、動き予測・補償手段と、予測手段と、を有する画像処理装置の画像処理方法であって、
    前記予測手段が、処理対象の画像データと参照画像データとの間でブロックデータを単位として、その差異を示す指標データを算出し、当該指標データを基に、前記処理対象の画像データの前記ブロックデータがインター予測あるいはイントラ予測の何れの予測が用いられるかを予測する第1の工程と、
    前記重み算出手段が、前記参照画像データの画素データの第1の平均値と、前記処理対象の画像データの画素データの第2の平均値とを基に、前記第1の工程において前記インター予測が用いられると予測されたブロックデータの画素データのみを用いて前記第1の平均値を前記第2の平均値に近づけるための重み付け値を算出する第2の工程と、
    前記動き予測・補償手段が、前記第の工程で算出した前記重み付け値と、前記参照画像データと、前記処理対象の画像データとを基に、前記重み付け値を前記参照画像データに乗じたデータを用いて動き予測・補償処理を行って予測画像データを生成する第の工程と、
    を有する画像処理方法。
  6. 前記処理対象の画像データと、前記第の工程で生成した前記予測画像データとの差分を符号化する第の工程
    をさらに有する請求項に記載の画像処理方法。
  7. 画像処理装置が有するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    処理対象の画像データと参照画像データとの間でブロックデータを単位として、その差異を示す指標データを算出し、当該指標データを基に、前記処理対象の画像データの前記ブロックデータがインター予測あるいはイントラ予測の何れの予測が用いられるかを予測する第1の手順と、
    前記参照画像データの画素データの第1の平均値と、前記処理対象の画像データの画素データの第2の平均値とを基に、前記第1の手順において前記インター予測が用いられると予測されたブロックデータの画素データのみを用いて前記第1の平均値を前記第2の平均値に近づけるための重み付け値を算出する第2の手順と、
    前記第の手順で算出した前記重み付け値と、前記参照画像データと、前記処理対象の画像データとを基に、前記重み付け値を前記参照画像データに乗じたデータを用いて動き予測・補償処理を行って予測画像データを生成する第の手順と、
    前記コンピュータに実行させるプログラム。
JP2005200702A 2005-07-08 2005-07-08 画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム Expired - Fee Related JP4561508B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005200702A JP4561508B2 (ja) 2005-07-08 2005-07-08 画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005200702A JP4561508B2 (ja) 2005-07-08 2005-07-08 画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007019995A JP2007019995A (ja) 2007-01-25
JP4561508B2 true JP4561508B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=37756731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005200702A Expired - Fee Related JP4561508B2 (ja) 2005-07-08 2005-07-08 画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4561508B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4822444B2 (ja) * 2007-03-30 2011-11-24 Kddi株式会社 動画編集装置
US8711930B2 (en) 2009-07-09 2014-04-29 Qualcomm Incorporated Non-zero rounding and prediction mode selection techniques in video encoding
US8995526B2 (en) 2009-07-09 2015-03-31 Qualcomm Incorporated Different weights for uni-directional prediction and bi-directional prediction in video coding
US9161057B2 (en) 2009-07-09 2015-10-13 Qualcomm Incorporated Non-zero rounding and prediction mode selection techniques in video encoding
CN102695061B (zh) * 2011-03-20 2015-01-21 华为技术有限公司 一种权重因子的确定方法和装置,以及一种帧内加权预测方法和装置
US9497473B2 (en) * 2013-10-03 2016-11-15 Qualcomm Incorporated High precision explicit weighted prediction for video coding

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09186989A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Canon Inc 画像信号の符号化圧縮装置および方法
JP2000106675A (ja) * 1998-07-29 2000-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像符号化方法、映像符号化装置及び動きベクトル検出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525072A (ja) * 2003-06-25 2007-08-30 トムソン ライセンシング 置換されたフレーム差を使用する重み付き予測推定の方法と装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09186989A (ja) * 1995-12-27 1997-07-15 Canon Inc 画像信号の符号化圧縮装置および方法
JP2000106675A (ja) * 1998-07-29 2000-04-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像符号化方法、映像符号化装置及び動きベクトル検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007019995A (ja) 2007-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4449915B2 (ja) 符号化装置、符号化方法およびプログラム、並びに、記録媒体
KR100393123B1 (ko) 동화상의부호화방법및복호화방법
JP5269593B2 (ja) 符号化装置、符号化方法、復号装置、復号方法およびそれらのプログラム
US20080049837A1 (en) Image Processing Apparatus, Program for Same, and Method of Same
KR100950743B1 (ko) 화상 정보 부호화 장치 및 방법, 및 화상 정보 복호 장치및 방법
JP2001145113A (ja) 画像情報変換装置及び方法
JPWO2006098226A1 (ja) 符号化装置および符号化装置を備えた動画像記録システム
JP2006005438A (ja) 画像処理装置およびその方法
JP4561508B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびそのプログラム
US20070140576A1 (en) Data processing apparatus, the method and coding apparatus
JP4360093B2 (ja) 画像処理装置および符号化装置とそれらの方法
JP2005110083A (ja) データ処理装置およびその方法と符号化装置
CN116828176A (zh) 解码设备、编码设备和发送设备
US20050111551A1 (en) Data processing apparatus and method and encoding device of same
JP4028900B2 (ja) 動画像符号化装置及び動画像復号化装置
US20060146183A1 (en) Image processing apparatus, encoding device, and methods of same
JP4407249B2 (ja) データ処理装置およびその方法と符号化装置、その方法及びプログラム
JP4655791B2 (ja) 符号化装置、符号化方法およびそのプログラム
JP2006025033A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2005167721A (ja) データ処理装置およびその方法と符号化装置
JP4517963B2 (ja) 符号化装置、符号化方法、プログラムおよび記録媒体
JPH10164594A (ja) 動画像の圧縮符号化方法およびその装置
KR101307469B1 (ko) 비디오 인코더, 비디오 디코더, 비디오 인코딩 방법 및 비디오 디코딩 방법
JPH0730895A (ja) 画像処理装置及びその処理方法
JP2001128175A (ja) 画像情報変換装置及び方法、並びに記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100719

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees