JP4561429B2 - Intake system sound propagation structure - Google Patents
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Description
本発明は、吸気系に発生する音を車室へ伝播する吸気系発生音伝播構造に関するものである。 The present invention relates to an intake system generated sound propagation structure that propagates sound generated in an intake system to a passenger compartment.
スポーティな加速感を好むユーザのために、共鳴周波数の異なる複数の吸気ダクトを設け、加速時に迫力のある吸気音を発生させるものがあった。なお、吸気口は、高周波領域の音響を車室内に伝播させやすいカウル部と、低周波領域の音響を車室内に伝播させやすいフェンダ部とに配置されている(特許文献1参照)。
しかしながら、フェンダ部で発生する音響は、車室のみならず車外へも伝播されやすいので、上記特許文献1に記載された従来例のように、吸気ダクトや吸気口をフェンダ部に配置すると、車外騒音を増大させてしまうという問題がある。
そこで、本発明は上記の点に着目してなされたものであり、車外騒音は抑制しつつ吸気系発生音を車室に伝播することのできる吸気系発生音伝播構造の提供を課題としている。
However, since the sound generated in the fender portion is easily propagated not only to the passenger compartment but also to the outside of the vehicle, if the intake duct and the intake port are arranged in the fender portion as in the conventional example described in
Therefore, the present invention has been made paying attention to the above points, and it is an object of the present invention to provide an intake system generated sound propagation structure capable of propagating intake system generated sound to the passenger compartment while suppressing outside noise.
上記課題を解決するために、本発明に係る吸気系発生音伝播構造は、エンジンの吸気ダクトに接続され吸気ダクトで発生する吸気音を低減するレゾネータを備え、吸気音を低減する際にレゾネータに発生する振動エネルギを音源とし、レゾネータを構成する外壁の固有振動の周波数を、レゾネータが吸気音を低減可能な周波数領域に合わせ、且つレゾネータに、固有振動の周波数の異なる複数の外壁を形成したこたことで、振動エネルギの車室への伝播を促進すると共に、エンジンを格納するエンジンルームにて、レゾネータの側方及び下方を隔壁で覆うことで、少なくとも車両幅方向、車両前後方向、及び車両下方向に向かう車外への伝播を抑制することを特徴とする。なお、前記振動エネルギが車室へ伝播する経路は、レゾネータと車室との間の空気、或いはレゾネータと車室との間にある車体部材の2つの経路がある。 In order to solve the above problems, an intake system generated sound propagation structure according to the present invention includes a resonator that is connected to an intake duct of an engine and that reduces intake noise generated in the intake duct, and is used as a resonator when reducing intake noise. Using the generated vibration energy as a sound source, the frequency of the natural vibration of the outer wall constituting the resonator is matched to the frequency region where the resonator can reduce the intake sound, and the resonator has multiple outer walls with different natural vibration frequencies. In this way, the propagation of vibration energy to the passenger compartment is promoted, and in the engine compartment where the engine is stored, the sides and the lower side of the resonator are covered with a partition wall, so that at least the vehicle width direction, the vehicle front-rear direction, and the vehicle It is characterized by suppressing the downward propagation to the outside of the vehicle. There are two paths through which the vibration energy propagates to the passenger compartment: air between the resonator and the passenger compartment, or a vehicle body member between the resonator and the passenger compartment.
本発明に係る吸気系発生音伝播構造によれば、従来技術のように吸気ダクトで発生する吸気音そのものを利用するのではなく、吸気ダクトで発生する吸気音はレゾネータによって低減し、代わりにレゾネータに発生する振動エネルギを音源として、この振動エネルギの車室への伝播を促進すると共に車外への伝播を抑制することにより、車外騒音は抑制しつつ吸気系発生音を乗員に伝えることができる。 According to the intake system generated sound propagation structure according to the present invention, the intake sound generated in the intake duct itself is not used as in the prior art, but the intake sound generated in the intake duct is reduced by the resonator, and the resonator is used instead. By using the vibration energy generated in the vehicle as a sound source and promoting the propagation of this vibration energy to the passenger compartment and suppressing the propagation to the outside of the vehicle, it is possible to transmit the intake system generated sound to the occupant while suppressing the noise outside the vehicle.
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明における第1実施形態の概略構成図である。エンジン1を格納するエンジンルーム2は、ダッシュパネル3を介して車室4の前方に配置されている。また、エンジンルーム2の側方は、フェンダエプロン5を介してフェンダ6に隣接しており、このフェンダ6はフェンダパネル7で覆われている。
エンジン1の吸気ダクト8は、その吸気口8aがフェンダ6にあり、フェンダ6からエンジンルーム2へ抜け、吸気清浄を行うエアクリーナ9を経由してエンジン1に繋がっている。また、吸気ダクト8の吸気口8a近傍には、吸気音を低減するレゾネータ10が分岐接続されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a first embodiment of the present invention. An
The
レゾネータ10は、ヘルムホルツの共鳴の原理を利用した略矩形の中空箱で形成されており、吸気音の所定周波数領域を低減するように構成されている。また、レゾネータ10を構成する外壁(ここでは6面)の固有振動の周波数は、レゾネータ10が吸気音を低減可能な周波数領域に合わせてあり(例えば吸気音を低減可能な周波数領域の0.5〜2.0倍の範囲)、且つ夫々の固有振動の周波数が異なるように設定されている。なお、外壁の固有振動の周波数の調整は、厚みや外形寸法を調整したり、マスを取り付けたりして行う。また、レゾネータ10で低減可能な周波数領域の調整は、容積、ダクト径、長さ等の調整によって行う。
The
また、レゾネータ10は、エンジンルーム2の車室側の隅に配設されており、その側方及び下方(上方以外)がダッシュパネル3とフェンダエプロン5と隔壁11とによって覆われている。すなわち、エンジンルーム2の車室側の隅を囲うように、隔壁11がダッシュパネル3とフェンダエプロン5とに連結されており、この上方のみが開放された空間にレゾネータ10が収容されている。なお、レゾネータ10は、図2に示すように、下面や側面が弾性支持(防振マウント)されている。
The
次に、上記第1実施形態の作用効果について説明する。
吸気ダクト8の吸気口8a付近で発生する吸気音は、レゾネータ10によって低減することができるので、車外騒音を確実に抑制することができる。このとき、レゾネータ10には、共鳴作用による振動エネルギが発生するので、この振動エネルギを吸気音の代わりの音源とし、車室4への伝播を促進すると共に車外への伝播を抑制することにより、車外騒音は抑制しつつ、レゾネータ振動音つまり吸気系発生音を乗員に伝えることができる。
Next, the function and effect of the first embodiment will be described.
Since the intake noise generated near the
先ず、レゾネータ10を構成する外壁(ここでは6面)の固有振動の周波数を、レゾネータ10が吸気音を低減可能な周波数領域に合わせることで、レゾネータ10に発生する振動エネルギを大きくすることができる。これにより、レゾネータ振動音の音圧レベルを大きくすることができ、車室4への伝播を促進することができる。
また、レゾネータ10を、固有振動の周波数の異なる複数の外壁で構成することで、レゾネータ振動音の音圧レベルを上昇させる周波数領域を増やすことができ、車室4への伝播を促進することができる。これにより、エンジン回転数と音圧レベルとの関係を図3に示すように、レゾネータ10を固有振動の周波数の異なる複数の外壁で構成した場合は、固有振動の周波数が単一の外壁だけで構成した場合よりも、エンジン回転数が上昇するときの音圧レベルを略一定に保つことができる。すなわち、レゾネータ10を固有振動の周波数の異なる複数の外壁で構成する方が、乗員にとって心地よいサウンドを提供することができる。
First, the vibration energy generated in the
Further, by configuring the
そして、エンジンルーム3の車室側の内壁面となるダッシュパネル3の一部、フェンダエプロン5、及び隔壁11によってレゾネータ10の側方及び下方を覆うことで、レゾネータ振動音が車室4に伝播しやすい場所にレゾネータ10を配置できると共に、レゾネータ振動音の車室4から聞きやすい方向(上方)の成分だけを放射することができ、レゾネータ振動音の車室4への伝播を促進することができる。逆に、車外騒音となりやすいレゾネータ振動音の側方(車両幅方向、車両前後方向)、及び下方への成分は、ダッシュパネル3、フェンダエプロン5、及び隔壁11によって遮断されるので、車外騒音を抑制することができる。
Then, a part of the
ここで、図4及び図5は、車室と車外への夫々の音の伝わりやすさを、スピーカを使って実験した結果であり、夫々、周波数に応じた遮音度を、図6に示すようなフードロック側の基準点、フェンダ内、及び隔壁内の3点で観測した結果を示している。
図4及び図5に示すように、基準点に比べてフェンダ内では、約200Hz以下のときに車室4に聞こえやすい状態となるが、約150〜350Hzのときに車外にも聞こえやすい状態となるため、車外騒音を抑制しつつレゾネータ振動音を車室4に伝播することが難しい。一方、隔壁内では、略全周波数領域で基準点よりも車室4に聞こえやすい状態となり、しかも車外への聞こえやすさは基準点と大差がないので、車外騒音を抑制しつつレゾネータ振動音を車室4に伝播することができる。
Here, FIG. 4 and FIG. 5 are the results of experiments on the ease of sound transmission to the passenger compartment and the outside of the vehicle using speakers, and the sound insulation degree according to the frequency is shown in FIG. It shows the results of observation at three reference points on the hood lock side, inside the fender, and inside the bulkhead.
As shown in FIGS. 4 and 5, in the fender compared to the reference point, it is easy to hear in the
なお、上記の第1実施形態では、レゾネータ10がエアクリーナ9よりも上流側に接続されているが、これに限定されるものではなく、図7に示すように、レゾネータ10をエアクリーナ9よりも下流側に接続してもよい。
また、上記の第1実施形態では、レゾネータ10をエンジンルーム2の車室側の隅に配置すると共に、ダッシュパネル3、フェンダエプロン5、及び隔壁11によって覆っているが、これに限定されるものではない。要は、レゾネータ10をエンジンルーム2の車室側に配置すると共に、その側方及び下方を覆うことができればよいので、例えばダッシュパネル3の左右方向の略中央や運転席に近い部位にレゾネータ10を配置し、これを覆うように隔壁11を形成してもよい。
In the first embodiment, the
Moreover, in said 1st Embodiment, while arrange | positioning the
次に、本発明の第2実施形態を図8〜図10に基づいて説明する。
図8は、本発明における第2実施形態の概略構成図である。エンジン1を格納するエンジンルーム2は、ダッシュパネル3(「車体部材」に対応)を介して車室4の前方に配置されている。また、エンジンルーム2の側方は、フェンダエプロン5を介してフェンダ6に隣接しており、このフェンダ6はフェンダパネル7で覆われている。
エンジン1の吸気ダクト8は、吸気清浄を行うエアクリーナ9を経由してエンジン1に繋がっており、エアクリーナ9の下流側には、吸気音を低減するレゾネータ10が分岐接続されている。
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
FIG. 8 is a schematic configuration diagram of the second embodiment of the present invention. An
The
レゾネータ10は、ヘルムホルツの共鳴の原理を利用した略矩形の中空箱で形成されており、吸気音の所定周波数領域を低減するように構成されている。また、レゾネータ10は、図9に示すように、外壁の一面が開放されており、この開放面がエンジンルーム2の車室側の内壁面となるダッシュパネル3で閉塞されるように、ダッシュパネル3に連結されている。すなわち、ダッシュパネル3がレゾネータ10の外壁の一部を構成することになる。このレゾネータ10の開放面を閉塞した部位のダッシュパネル3の固有振動の周波数は、レゾネータ10が吸気音を低減可能な周波数領域に合わせてある(例えば吸気音を低減可能な周波数領域の0.5〜2.0倍の範囲)。なお、ダッシュパネル3の固有振動の周波数の調整は、レゾネータ10の開放面を閉塞する面積を調整したり、ビードによって補強したり、吸音材や制振材を貼り付けたりして行う。また、レゾネータ10で低減可能な周波数領域の調整は、容積、ダクト径、長さ等の調整によって行う。
また、レゾネータ10とダッシュパネル3との連結部には、例えばゴム製の弾性体12が介装されており、レゾネータ10の開放面を密閉している。また、レゾネータ10本体と吸気ダクト8とを結ぶ首部10aは、蛇腹状に形成されている。
The
In addition, an
次に、上記第2実施形態の作用効果について説明する。
吸気ダクト8で発生する吸気音は、レゾネータ10によって低減することができるので、車外騒音を確実に抑制することができる。このとき、レゾネータ10には、共鳴作用による振動エネルギが発生するので、この振動エネルギを吸気音の代わりの音源とし、車室4への伝播を促進すると共に車外への伝播を抑制することにより、車外騒音は抑制しつつ、レゾネータ振動音つまり吸気系発生音を乗員に伝えることができる。
Next, the function and effect of the second embodiment will be described.
Since the intake sound generated in the
すなわち、レゾネータ10における振動エネルギの放射面をダッシュパネル3に連結することにより、発生した振動エネルギによってダッシュパネル3をスピーカ振動板のように振動させることができるので、レゾネータ振動音の車室4への伝播を促進することができる。しかも、エンジンルーム2の車室側の内壁面であるダッシュパネル3を振動させることで、レゾネータ振動音を車室4に直接放射することになるため、車外騒音を抑制することもできる。
That is, by connecting the vibration energy radiation surface of the
また、レゾネータ10を構成する外壁の一面を開放して、この開放面がダッシュパネル3で閉塞されるように、レゾネータ10をダッシュパネル3に連結することにより、直接、ダッシュパネル3を振動させることができるので、レゾネータ振動音の音圧レベルを大きくでき、車室4への伝播を促進することができる。
また、車室4に振動エネルギを伝播する車体部材として、エンジンルーム2の車室側の内壁面であるダッシュパネル3を採用しているので、上記の作用効果を容易に得ることができる。
Moreover, the
Further, since the
また、レゾネータ10の外壁の一部を構成するダッシュパネル3の固有振動の周波数を、レゾネータ10が吸気音を低減可能な周波数領域に合わせることで、レゾネータ10に発生する振動エネルギを大きくすることができる。これにより、レゾネータ振動音の音圧レベルを大きくすることができ、車室4への伝播を促進することができる。
上記の作用効果により、実際、特に乗員に聞かせたい周波数領域(例えば150〜400Hz)で、レゾネータ振動音が約10dB増加することが発明者らの実験により明らかとなった。
Further, the vibration energy generated in the
Due to the above-described effects, the inventors' experiments have revealed that the resonator vibration sound increases by about 10 dB, particularly in a frequency region (for example, 150 to 400 Hz) that the passenger wants to hear.
さらに、レゾネータ10とダッシュパネル3との連結部には弾性体12を介装し、レゾネータ10の開放面を密閉したことにより、吸気音の漏洩を防止することができる。さらに、この弾性体12と、レゾネータ10の首部10に形成した蛇腹構造とによって、エンジン1からの不要な振動が吸気ダクト8及びレゾネータ10を経てダッシュパネル3に伝達されることを防止することができる。
Furthermore, an
なお、上記の第2実施形態では、レゾネータ10をダッシュパネル3に連結しているが、これに限定されるものではなく、例えば図10に示すように、レゾネータ10をフェンダエプロン5に連結してもよい。要は、車室4に振動エネルギを伝播可能な車体部材であれば、他の如何なる部材にレゾネータ10を連結しても上記の作用効果を得ることができる。
また、上記の第1及び第2実施形態では、フロントエンジンの構成について説明したが、これに限定されるものではなく、リアエンジンの構成に本発明を適用してもよい。
In the second embodiment, the
In the first and second embodiments, the configuration of the front engine has been described. However, the present invention is not limited to this, and the present invention may be applied to the configuration of the rear engine.
1 エンジン
2 エンジンルーム
3 ダッシュパネル
4 車室
5 フェンダエプロン
6 フェンダ
7 フェンダパネル
8 吸気ダクト
8a 吸気口
9 エアクリーナ
10 レゾネータ
10a 首部
11 隔壁
12 弾性体
DESCRIPTION OF
Claims (4)
吸気音を低減する際に前記レゾネータに発生する振動エネルギを音源とし、前記レゾネータを構成する外壁の固有振動の周波数を、当該レゾネータが吸気音を低減可能な周波数領域に合わせ、且つ前記レゾネータに、固有振動の周波数の異なる複数の外壁を形成したことで、当該振動エネルギの車室への伝播を促進すると共に、前記エンジンを格納するエンジンルームにて、前記レゾネータの側方及び下方を隔壁で覆うことで、少なくとも車両幅方向、車両前後方向、及び車両下方向に向かう車外への伝播を抑制することを特徴とする吸気系発生音伝播構造。 Resonator connected to the intake duct of the engine to reduce the intake noise generated in the intake duct,
The vibration energy generated in the resonator when reducing the intake sound is used as a sound source, and the frequency of the natural vibration of the outer wall constituting the resonator is adjusted to the frequency region in which the resonator can reduce the intake sound, and the resonator By forming a plurality of outer walls having different natural vibration frequencies , the propagation of the vibration energy to the passenger compartment is promoted , and the side and lower sides of the resonator are covered with partition walls in the engine room in which the engine is stored. Thus , an intake system-generated sound propagation structure is characterized in that the propagation to the outside of the vehicle toward at least the vehicle width direction, the vehicle front-rear direction, and the vehicle lower direction is suppressed.
前記レゾネータを構成する外壁の少なくとも1つの面を、前記ダッシュパネルに連結したことを特徴とする請求項1に記載の吸気系発生音伝播構造。 Consists of an inner wall surface on the passenger compartment side of the engine room that houses the engine , and has a dash panel that can propagate vibration energy to the passenger compartment,
Intake system generated sound propagating structure according to claim 1, characterized in that at least one surface of the outer wall constituting the resonator was connected to the dash panel.
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