JP4558845B2 - 移動局装置、基地局装置、通信方法および移動通信システム - Google Patents

移動局装置、基地局装置、通信方法および移動通信システム Download PDF

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Description

本発明は、複数のアンテナの全部または一部を用いて移動局装置と基地局装置とが無線通信を行なう技術に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、W−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)とGSM(Global System for Mobile Communications)を発展させたネットワークを基本した携帯電話システムの仕様を検討・作成するプロジェクトである。3GPPではW−CDMA方式が第3世代セルラー移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている。また、通信速度を更に上げたHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)も標準化され、サービスが開始されている。3GPPでは、第3世代無線アクセス技術の進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access:以下、「E−UTRA」と呼称する。)が検討されている。
E−UTRAにおける下りリンク通信方式として、互いに直交するサブキャリアを用いてユーザ多重化を行なうOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式が提案されている。また、OFDMA方式において、チャネル符号化等の適応無線リンク制御に基づく適応変復調・誤り訂正符号化方式(AMCS:Adaptive Modulation and Coding Scheme)といった技術が適用されている。
AMCSとは、高速パケットデータ伝送を効率的に行なうために、各移動局装置の伝搬路状況に応じて、誤り訂正の符号化率、データ変調多値数などの無線伝送パラメータを切り替える方式である。例えば、データ変調については、伝搬路状況が良好になるに従って、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調から、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調、64QAM変調など、より高い変調効率の多値変調方式に切り替えることで、移動通信システムの最大スループットを増大させることができる。
OFDMAにおいて、通信可能な領域を物理的にサブキャリアに対応する周波数領域と時間領域において分割することができる。この分割領域をいくつかにまとめたものはリソースブロックと呼ばれ、ひとつ、または、いくつかのリソースブロックを各移動局装置へ割り振り、複数の移動局装置を多重化した通信が行なわれる。
基地局装置と各移動局装置とが、その要求に応じた最適な品質・速度での通信を行なうためには、各移動局装置の各サブキャリアにおける受信品質を考慮したリソースブロック割り当ておよび伝送方式の決定が必要である。伝送方式やスケジューリングは基地局装置が行なうこと、また、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)においては、下りリンクの伝搬路の状況は該当する移動局装置のみ知ることができることから、この要求を実現するために、各移動局装置は基地局装置に対して受信品質(移動局装置が受信可能なMCS(変調・誤り訂正符号化方式)に相当するもの)のフィードバックを行なうことが必要となる。各移動局装置の受信品質は、チャネル品質指示子CQI(Channel Quality Indicator)を使って基地局装置へフィードバックされる。
また、E−UTRAにおいては通信路容量を増大するために、MIMO(Multiple Input Multiple Output)を利用したSM(Space Multiplexing:空間多重)技術や、SFBC(Space-Frequency Block Code)といった送信ダイバーシティの利用が提案されている。MIMOを利用すると、マルチパスの影響で空間として複数の伝搬路を形成し複数の情報を多重化して送信すること、複数の送信アンテナの電力を受信側で合成し、受信利得を得ることが可能となる。ここではこれらを総括してMIMOと呼ぶ。E−UTRAでは、下りリンクにおいてMIMOによるSMおよび送信ダイバーシティの利用が想定されており、どの方式によって通信を行なうかは基地局装置および移動局装置間における伝搬路状況を考慮し決定される。
MIMO・SMの利用時については、各アンテナから送信される複数の空間多重系列を分離処理しやすくするために、予め送信信号系列を基地局装置において前処理することが検討されている。この送信信号前処理の情報についても基地局装置では算出することができないため、各移動局装置はMIMO・SM通信時に基地局装置に送信信号前処理情報をフィードバックしなければならない。
また、MIMO・SMにおいて、空間多重される信号系列数の情報についても移動局装置と基地局装置間の伝搬路に依存するものであり、基地局装置から送信される参照信号をもとに移動局装置において算出される。つまり、上記のフィードバック情報と同様に各移動局装置から基地局装置へフィードバックしなければならない。
上述のように、MIMO・SM通信を実現するためには、各移動局装置から基地局装置通信路に対して、受信品質情報、送信信号前処理情報、送信信号の系列数情報の3つをフィードバックすることが必要となる。それぞれをフィードバックするために必要なビット数、フォーマット、送信頻度はそれぞれ異なっており、また、伝搬路の状況や移動局装置の状況などによってそれぞれの周期で変化する。
具体的には、最適な送信信号系列数は、送信信号前処理情報と比較して時間的変化が緩やかである。もし、最適な送信信号の系列数と送信信号前処理情報を必ず同時に送信するスケジュールを行ない、送信信号前処理情報の送信周期に合わせたフィードバックを行なうと、変化のない送信信号の系列数を何度もフィードバックすることになり、その結果、上りリンクのリソースについてオーバーヘッドが発生する。一方で、送信信号の系列数の送信周期に合わせたフィードバックを行なうと、基地局装置における送信信号前処理情報の情報が不足し、その結果、送信信号に対して適切でない前処理によってMIMO通信を行なうことになり、システムとしてのスループットが低下してしまう。
また、受信品質情報および送信信号前処理情報は、送信信号系列数に応じてその情報量が異なってくる。具体的に、送信信号系列ごとに異なる変調方式を適用するのであれば、その数だけの受信品質情報が必要となる。また、送信信号前処理情報は送信信号系列数や送信アンテナ数に対応した行列で表わされる情報であり、送信信号系列数に応じてその所要ビット数が変化する。このような特徴から、上記フィードバック情報の中で送信信号系列数を先行して送信し、これに対応した受信品質情報および送信信号前処理情報を続けて送信することが有効である。
図11は、従来の移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを示すタイミングチャートおよびシーケンスチャートである。図11に示す例は、非特許文献1に記載された受信品質情報、送信信号前処理情報および送信信号系列数を周期的に送信するメカニズムを実施したものであり、周期的に割り当てられる上りリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)において、各種フィードバック情報を送信する例でありサブフレーム1から16におけるフィードバックが記載されている。
ここでは、簡単のために下りリンク信号および上りリンクのデータ信号については省略し、また移動局装置から基地局装置へ送信する肯定信号ACK/否定信号NACK(Positive Acknowledgement、Negative Acknowledgement)などのフィードバック情報も省略している。この例では、サブフレーム1より以前に上記の上りリンク制御チャネルのリソースが割り当てられていて、サブフレーム1を開始とし、3サブフレームごとにリソースが割り当てられている(710)。このリソースを用いて送信される受信品質情報、送信信号前処理情報および送信信号系列数について、その送信タイミングは711に示されている。
送信信号系列数は、このリソースのうち何回に一回送信されるかという情報が基地局装置から移動局装置へ通知され、この例においてはサブフレーム1を先頭に、割り当てられたリソースのうち4回に1回送信するよう設定される。つまり、サブフレーム1および13にて送信信号系列数が周期的に送信され、その時の送信信号系列数はそれぞれ3、4とする(ステップS701,S705)。残りのリソース、つまりサブフレーム4、7、10、16では、受信品質情報および送信信号前処理情報が周期的に送信される(ステップS702、S703、S704、S706)。
このとき、受信品質情報および送信信号前処理情報は、直前に送信された送信信号系列数に対応する。つまり、サブフレーム4、7、10では、サブフレーム1で送信された送信信号系列数すなわち3に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報が送信される。サブフレーム16では、サブフレーム13で送信された送信信号系列数、すなわち4に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報が送信される。
一方、E−UTRAでは、移動局装置の消費電力を抑えるために、移動局装置が必要な期間のみパワーオンして信号を受信するDRX(Discontinuous Reception:間欠受信)の手法がある。図12は、DRX制御の概要を示す図である。移動局装置は、DRXサイクル801(繰り返し周期)間隔で、オン期間802(on-duration)と、DRX機会803(opportunity for DRX)とを繰り返す。オン期間とDRXサイクルが指定されるとDRX機会は一意に定まる。このオン期間は、PDCCHをモニタリングするように定められている1サブフレームまたは複数サブフレームで構成される期間である。
基地局装置は、オン期間において、上りリンクまたは下りリンクのリソース割当てを開始するためPDCCHを送信する。オン期間にて上りリンクまたは下りリンクの初期送信データ(新データ)のスケジューリングを示すPDCCHを受信した移動局装置は、オン期間を超えてある一定期間PDCCHをモニタリングする(804)。また、上りリンクデータまたは下りリンクデータの再送の可能性のある期間においては、移動局装置は、オン期間の範囲内外に関わらず、PDCCHをモニタリングする(805)。これらPDCCHをモニタリングするために移動局装置が受信部を起動し、起きている状態の期間を活動期間(Active Time)と呼ぶ(806)。
基地局装置は、移動局装置が活動期間の間にデータを送信する。基地局装置から移動局装置へは、あらかじめDRXサイクルの繰返し周期およびオン期間が通知され、移動局装置はその情報を基にあらかじめ周期的にパワーオンを繰り返すとともにPDCCHの受信状況、およびデータの再送状況に応じてパワーオンする(非特許文献2参照)。
上記のDRXを考慮した場合における、非特許文献1記載のフィードバックの一例について説明する。図13は、従来の移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを示すタイミングチャートおよびシーケンスチャートである。図13中の912には、DRXが示されており、サブフレーム6から14までが活動期間以外の期間(ここでは非活動期間と呼ぶ)に相当する。910に示されるとおり、各種フィードバック情報のリソースは、図11の例と同様に、サブフレーム1、4、7、10、13、16に割り当てられ、これらのリソースのうち4回に1回の頻度で送信信号系列数情報を送信するよう基地局装置により設定される。
つまり、サブフレーム1および13で送信信号系列数情報を、サブフレーム4、7、10、16では受信品質情報および送信信号前処理情報をフィードバックするよう設定が行なわれる。ただし、基地局装置から通知されるDRXの非活動期間に合わせてフィードバックの停止を行なうため、移動局装置からのフィードバックはサブフレーム1、4、16のみで行なわれ、それぞれ送信信号系列数(ステップS901)、受信品質情報および送信信号前処理情報(ステップS902)、受信品質情報および送信信号前処理情報(ステップS903)がフィードバックされる。
しかし、サブフレーム16(ステップS903)に対応する送信信号系列数はサブフレーム13の送信は非活動期間に重なってしまい、サブフレーム16(ステップS903)で送信される受信品質情報および送信信号前処理情報はどの送信信号系列数に対応しているのかという情報を基地局装置は知ることができないという問題点がある。非特許文献2では、直前に送信された送信信号系列数に従って受信品質情報および送信信号前処理情報を計算し送信することが記載されているが、DRX機会が伝搬路の変化速度に対して大きい場合、その送信信号系列数は最適なものから変化してしまっている可能性が高く、その結果としてスループット特性を低下させてしまう恐れがある。
さらにDRXによって送信信号系列数が送信されないケースと同様に、送信信号系列数がスケジュールされたタイミングにおいて他の優先度の高い情報を送信する必要があり、送信信号系列数を送信できない場合も発生する。このような場合においても上記と同様の問題が発生する。
Summary of AH on AI 6.3.4 "UE Procedures for downlink shared channel", 3GPP TSG−RAN WG1 Meeting #52, R1−081137 3GPP TS 36.321 V8.0.0 (2007−12) Technical Specification 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network;Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E−UTRA) Medium Access Control (MAC) protocol specification (Release 8)
しかしながら、上述したような従来の技術においては、例えば移動局装置が周期的に送信する送信信号系列数情報の送信タイミングが間欠受信中などのような理由により送信不可能となった場合には送信信号系列数情報の送信が行なえず、間欠受信が終了した直後の受信品質情報や送信信号前処理情報がどのような送信信号系列数に関してのものなのかが基地局装置にはわからないという問題がある。
この場合、間欠受信が開始される直前に送信された送信信号系列数情報に従った受信品質情報を移動局装置が送信するということも考えることができるが、例えば移動局装置の移動速度が速い場合など、送信信号系列数を送信できない状況において伝搬路の状況が変化し、それに伴い適切な送信信号系列数も変わってしまうため、受信品質情報自体や送信信号前処理情報が信頼性のないものになり、下りリンクの受信特性が劣化してしまうという問題点があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、周期的な送信信号系列数品質表示信号の送信を行なうことができない場合に、その直後に行なわれる受信品質情報および送信信号前処理情報がどの送信信号系列数のものなのかを明確にし、基地局装置が適切な通信リソース割り当てを行なうことができる移動局装置、基地局装置、通信方法および移動通信システムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の移動通信システムは、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、前記移動局装置は、前記送信信号系列数情報が前記基地局装置へ送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、前記予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴としている。
(2)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記予め決められた送信信号系列数は、最小の送信信号系列数であることを特徴としている。
(3)また、本発明の移動通信システムにおいて、前記予め決められた送信信号系列数は、最大の送信信号系列数であることを特徴としている。
(4)また、本発明の基地局装置は、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理する手段を備えることを特徴とする。
(5)また、本発明の基地局装置において、前記予め決められた送信信号系列数は、最小の送信信号系列数であることを特徴とする。
(6)また、本発明の基地局装置において、前記予め決められた送信信号系列数は、最大の送信信号系列数であることを特徴とする請求項4に記載の移動通信システム。
(7)また、本発明の移動局装置は、送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出する手段を備えることを特徴とする。
(8)また、本発明の移動局装置において、前記予め決められた送信信号系列数は、最小の送信信号系列数であることを特徴とする。
(9)また、本発明の移動局装置において、前記予め決められた送信信号系列数は、最大の送信信号系列数であることを特徴とする。
(10)また、本発明の移動通信システムは、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、前記移動局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、前記使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする。
(11)また、本発明の基地局装置は、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理する手段を備えることを特徴とする。
(12)また、本発明の移動局装置は、送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出する手段を備えることを特徴とする。
(13)また、本発明の移動通信システムは、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、前記移動局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、前記使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする。
(14)また、本発明の基地局装置は、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理する手段を備えることを特徴とする。
(15)また、本発明の移動局装置は、送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出する手段を備えることを特徴とする。
(16)また、本発明の通信方法は、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする。
(17)また、本発明の通信方法は、送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置の通信方法であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出することを特徴とする。
(18)また、本発明の通信方法は、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする。
(19)また、本発明の通信方法は、送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置の通信方法であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出することを特徴とする。
(20)また、本発明の通信方法は、移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする。
(21)また、本発明の通信方法は、送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置の通信方法であって、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出することを特徴とする。
本発明によれば、基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から割り当てられたフィードバック情報を送信可能な通信リソースで、送信信号系列数情報を前記基地局装置に対して送信するので、送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
本発明の実施形態に係る基地局装置一構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る移動局装置一構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図である。 第1の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。 第2の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図である。 第2の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。 第3の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図である。 第3の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。 第4の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図である。 第4の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。 従来の移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを示すタイミングチャートおよびシーケンスチャートである。 DRX制御の概要を示す図である。 従来の移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを示すタイミングチャートおよびシーケンスチャートである。
1 データ制御部
3 変調符号化部
4 送信信号前処理部
5 マッピング部
7 逆高速フーリエ変換(IFFT)部
11 無線送信部
12 アンテナ
15 無線受信部
17 高速フーリエ変換(FFT)部
21 逆離散フーリエ変換(IDFT)部
22 復調復号化部
23 データ抽出部
25 スケジューラ部
27 送信情報制御部
31 変調符号制御部
33 周波数選択スケジューラ部
35 送信信号の系列数情報制御部
36 送信信号前処理情報制御部
41 データ制御部
43 変調符号化部
44 離散フーリエ変換(DFT)部
45 マッピング部
47 逆高速フーリエ変換(IFFT)部
51 無線送信部
53 無線受信部
55 高速フーリエ変換(FFT)部
57 復調復号化部
61 データ抽出部
63 アンテナ
65 フィードバック情報制御部
67 受信品質情報生成部
68 送信信号前処理情報生成部
69 送信信号の系列数情報生成部
71 受信品質測定部
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、本発明を移動通信システムに具現化する場合について説明するが、これに限定されるものではなく、移動通信方法としても成立するものである。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムは、基地局装置と移動局装置とから構成されている。図1および図2は、本実施形態に係る基地局装置および移動局装置の一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、基地局装置は、データ制御部1、変調符号化部3、送信信号前処理部4、マッピング部5、逆高速フーリエ変換(IFFT)部7、無線送信部11、無線受信部15、高速フーリエ変換(FFT)部17、逆離散フーリエ変換(IDFT)部21、復調復号化部22、データ抽出部23、送信情報制御部27、アンテナ12を備えている。
送信情報制御部27は、スケジューラ部25、変調符号制御部31、周波数選択スケジューラ部33、送信信号の系列数情報制御部35、送信信号前処理情報制御部36を含んでいる。アンテナ12はMIMO・SDM通信に必要となるアンテナ数を備えている。
データ制御部1には、各移動局装置に送信される送信データと、制御データとが入力され、送信情報制御部27からの指示に従って、それぞれのデータが逐次、移動局装置に送信される。出力データについて、MIMO・SDMが適用される場合には送信信号の系列数情報制御部35の情報に従い、複数の送信系列に分けられる。
変調符号化部3は、送信情報制御部27による変調方式および符号化率に基づいて、データ制御部1から入力される信号に対して、変調処理や誤り訂正符号化処理を施し、送信信号前処理部4へ出力する。送信信号前処理部4は、変調符号化部3から入力される信号を、送信情報制御部27から入力される制御情報に基づき処理し、マッピング部5に出力する。
マッピング部5は、送信情報制御部27から入力される周波数選択スケジューリング情報に基づいて、変調符号化部3から出力されるデータを、各サブキャリア上にマッピングし、逆高速フーリエ変換部7に出力する。逆高速フーリエ変換部7は、マッピング部5から出力されるデータに、逆高速フーリエ変換の処理を施し、時系列のベースバンドデジタル信号に変換し、無線送信部11に出力する。
逆高速フーリエ変換部7からの出力信号は、無線送信部11においてデジタル/アナログ変換され、送信に適した周波数にアップコンバートされた後に、アンテナ12を介して、各移動局装置に送信される。
スケジューラ部25は、各移動局装置が使用することのできるリソース領域、間欠送受信サイクル、送信データチャネルのフォーマット、バッファ状況などの制御情報に基づき、下りリンクのスケジューリング、上りリンクのスケジューリングを行なうとともに、送信信号系列数変更の制御を行なう。変調符号制御部31は、移動局装置から送信される受信品質情報に基づいて、各データに施す変調方式、符号化率を決定する。
周波数選択スケジューラ部33は、移動局装置から送信されるフィードバック情報に基づいて、各データに施す周波数選択スケジューリングの処理を行なう。送信信号の系列数情報制御部35は、移動局装置から送信される送信信号の系列数情報と自基地局装置のトラフィック状況などの情報に基づき、送信信号の系列数を決定する。送信信号前処理情報制御部36は、移動局装置から送信される送信信号前処理情報に基づいて、送信データに施す前処理を決定する。
送信情報制御部27は、上位レイヤから入力される制御情報、データ抽出部23から入力される制御情報を利用して、スケジューラ部25、変調符号制御部31、周波数選択スケジューラ部33、送信信号の系列数情報制御部35、送信信号前処理情報制御部36、送信情報制御部27の動作を制御する。それぞれの出力情報を管理しデータ制御部1、変調符号化部3、送信信号前処理部4、マッピング部5の動作に必要な制御情報を出力する。
無線受信部15は、アンテナ12にて受信した信号をアナログ/デジタル変換し、ベースバンド信号へダウンコンバートした後に、高速フーリエ変換(FFT)部17へ出力する。高速フーリエ変換部17は受信信号を処理時間単位ごとにフーリエ変換し、逆離散フーリエ変換部21へ出力する。逆離散フーリエ変換部21は、入力信号を移動局装置ごとに割り当てた帯域に分割して、逆フーリエ変換処理を行ない、SC−FDMA信号を再生した信号を復調復号化部22へ出力する。
復調復号化部22は入力された信号を移動局装置ごとに復調・復号を行ない、データ抽出部23へ出力する。データ抽出部23では、復調復号化部22からの入力信号について、送信情報制御部27での制御情報生成に必要な情報、受信データ、上位レイヤで必要となる制御データに分割し出力する。
一方、図2に示すように、移動局装置は、データ制御部41、変調符号化部43、離散フーリエ変換(DFT)部44、マッピング部45、逆高速フーリエ変換(IFFT)部47、無線送信部51、無線受信部53、高速フーリエ変換(FFT)部55、復調復号化部57、データ抽出部61、アンテナ63を備えている。フィードバック情報制御部65は、受信品質情報生成部67、受信品質測定部71、送信信号前処理情報生成部68、送信信号の系列数情報生成部69を備えている。アンテナ63はMIMO・SDM通信に必要となるアンテナ数を備えている。
データ制御部41には、基地局装置に送信される送信データと、制御データと、フィードバック情報制御部65から出力されるフィードバック情報とが入力され、それぞれのデータが逐次、基地局装置に送信される。
変調符号化部43は、データ制御部41から入力される信号に変調処理や誤り訂正符号化処理を施し、各データを離散フーリエ変換部44に出力する。離散フーリエ変換部44は、変調符号化部43から入力される信号についてフーリエ変換処理を行ない、SC−FDMAを行なうための信号を生成し、マッピング部45へ出力する。マッピング部45は、離散フーリエ変換部44から入力されるデータを、基地局装置より割り当てられたサブキャリア上にマッピングし、逆高速フーリエ変換部47に出力する。
逆高速フーリエ変換部47は、マッピング部45から入力されるシンボル系列に逆高速フーリエ変換の処理を施し、時系列のベースバンドデジタル信号に変換し、無線送信部51に出力する。逆高速フーリエ変換部47からの出力信号は、無線送信部51においてデジタル/アナログ変換され、送信に適した周波数にアップコンバートされた後に、アンテナを介して、基地局装置に送信される。
受信品質測定部71は、基地局装置から受信する信号の受信品質を測定する。受信品質情報生成部67は、受信品質測定部71によって測定された情報に基づいて、基地局装置に送信する受信品質情報を生成する。送信信号前処理情報生成部68は、基地局装置から受信した信号を利用して伝搬路情報を算出し、基地局装置で行なうべき送信信号に対する前処理の情報を生成する。送信信号の系列数情報生成部69は、基地局装置から受信した信号を利用して伝搬路情報を算出し、基地局装置と通信可能な送信系列数を算出する。
フィードバック情報制御部65は、受信品質情報生成部67、送信信号前処理情報生成部68、送信信号の系列数情報生成部69が生成する制御信号を管理し、データ制御部41へ出力する。フィードバック情報制御部65にて管理されるフィードバック情報は、ここに記載されている信号の生成および制御に限られるものではなく、その他の種類のフィードバック情報を管理するための部位を含んでもよい。
図3は、第1の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図であり、図4は、第1の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。図3および図4に示すように、受信品質情報、送信信号前処理情報、送信信号系列数情報は、基地局装置から移動局装置に対して行なわれる上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレームでのみ送信される。また、ここでは、受信品質情報と送信信号前処理情報は同時に送信できるが、この2つの情報と送信信号系列信号は同時には送信されない。なお、図3および図4においては、一例として上り制御チャネルリソース割り当ては3個のサブフレーム毎に割り当てられており、そのうち送信信号系列数情報は上り制御チャネルリソース割り当てが4回行なわれる毎に1回送信され、それ以外の上り制御チャネルリソース割り当て時には受信品質情報と送信信号前処理情報が周期的に送信される。
図3および図4を使って、本実施形態に係る移動通信システムの動作を説明する。基地局装置は、移動局装置が、受信品質情報、送信信号前処理情報、送信信号系列数情報を送信するための上り制御チャネルのリソースを、例えば、無線資源制御信号(RRCシグナリング)を使用して永続的・長期的に割り当てることができる。まず、最初に上り制御チャネルリソースが割り当てられたサブフレーム1にて、送信信号系列数情報が、移動局装置から基地局装置に対してフィードバックされる(ステップS41)。ここでは、移動局装置が、送信信号系列数情報の送信をサブフレーム1から送信しているが、移動局装置が、受信品質情報、送信信号前処理情報、送信信号系列数情報の送信を開始するサブフレームは、基地局装置から送信されるオフセット値によって設定することができる。
次の上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム4では、サブフレーム1にて基地局装置に送信された送信信号系列数情報(=3)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報が移動局装置から基地局装置に対して送信される(ステップS42)。次に、サブフレーム6からDRXの非活動期間が始まり、基地局装置から移動局装置に対しての下りリンクのデータ送信が停止される(ステップS43)。サブフレーム7およびサブフレーム10は上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレームであるが、DRXの非活動期間であるため、受信品質情報および送信信号前処理情報はフィードバックされない。
次に、サブフレーム13では送信信号系列数情報をフィードバックするタイミングではあるが、DRXの非活動期間であるため、やはりフィードバックは行なわれない(ステップS43)。移動局装置は、DRXの非活動期間が終了した次の上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム16にて送信信号系列数情報(=2)のフィードバックを行なう(ステップS44)。また、このとき、本来サブフレーム16では、受信品質情報および送信信号前処理情報のフィードバックタイミングではあるが、送信信号系列情報をフィードバックするために、これらをフィードバックしない。そして、その次の上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム19およびサブフレーム22では、サブフレーム16にてフィードバックされた送信信号系列数情報(=2)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報が基地局装置にフィードバックされる(ステップS45、S46)。
次に、サブフレーム25にて、送信信号系列数情報が、移動局装置から基地局装置に対してフィードバックされる(ステップS47)。そして、次の上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム28およびサブフレーム31では、サブフレーム25にて基地局装置に送信された送信信号系列数情報(=4)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報が移動局装置から基地局装置に対して送信される(ステップS48、S49)。
このように、本発明の第1の実施形態に係る移動通信システムによれば、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間が終了した次の上り制御チャネルリソース割り当てがあるサブフレームにて送信信号系列数情報をフィードバックするようにするため、DRXの非活動期間終了後に基地局装置が正しい送信系列数情報を知ることができ、その後に送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下り通信を行なうことができる。
なお、本実施形態ではサブフレーム16において受信品質情報および送信信号前処理情報を送信せず、その代わりに送信信号系列数情報を送信したが、これらすべての情報を同時に送信することも可能である。また、DRXの活動期間と非活動期間でフィードバックを行なうかどうかを決めて説明したが、DRXのオン期間とDRX機会でフィードバックを行なうかどうかを決めても良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムについて図面を参照しながら説明する。本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムにおいては、DRXの非活動期間中のために送信系列数情報フィードバックが行なえない場合に、DRXの非活動期間が終了し、次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまで、移動局装置が送信系列数を予め決められた値に設定して、その値に対応した受信品質情報と送信信号前処理情報を基地局装置にフィードバックするという点で、第1の実施形態に係る移動通信システムと相違する。なお、図1および図2に示す基地局装置および移動局装置の構成は同じである。
図5は、第2の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図であり、図6は、第2の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。図5および図6に示すように、本実施形態に係る移動通信システムにおいても、サブフレーム1から13までの動作(ステップS61〜ステップS63)は、第1の実施形態と同様の動作になるため説明を省略する。
次に、移動局装置は、DRXの非活動期間が終了してから、サブフレーム25において次の送信信号系列情報(=4)のフィードバックが行なわれるまでの間、次の動作を行なう。すなわち、上りリンク制御チャネルリソース割り当てが発生するサブフレーム16、サブフレーム19およびサブフレーム22において、予め定義された送信信号系列数情報に対応した受信品質情報と送信前処理情報を基地局装置にフィードバックする(ステップS64、S65、S66)。ここで、予め定義された送信信号系列数情報とは、例えば、移動局装置からフィードバックされる情報の情報量が最も少なくなる送信信号系列数=1(最小の値)や、最も伝搬路を効率的に使用することができる(最大のスループットを得ることが出来る)送信信号系列数=4(最大の値)などであり、基地局装置、移動局装置の間で事前に仕様書などによって定義することができる。
そして、基地局装置は、DRXの非活動期間が終了してから、移動局装置からの次の送信系列数情報のフィードバックが行なわれるまでの間にフィードバックされた受信品質情報および送信前処理情報について、送信系列情報が予め決められた値(例えば、送信信号系列数=1(最小の値)や送信信号系列数=4(最大の値))に対応されたものとして処理を行なう。そして、サブフレーム25にて送信信号系列数情報(=4)が移動局装置からフィードバックされた後(ステップS67)、サブフレーム28およびサブフレーム31において、そのフィードバックされた送信信号系列数情報(=4)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報がフィードバックされる(ステップS68、S69)。
なお、図5および図6では、DRX非活動期間終了後からその次の送信信号系列数情報がフィードバックされるまでの間の、予め決められた送信系列数情報の値を、一例として1に設定して説明しているが、上記で説明した通り、事前に仕様書などで定義することができる。また、送信系列数情報の値が閉ループ制御を送信ダイバーシティに対応する場合など、送信信号前処理情報が不要となる場合も発生する。この場合、移動局装置は受信品質情報のみを送信し、基地局装置は受信品質情報のみが送信されたとしてこれを処理する。
このように、本発明の第2の実施形態に係る移動通信システムによれば、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間終了後からその次の送信信号系列数情報についての移動局装置からのフィードバックがあるまで、送信信号系列数情報を予め決められた値に対応した受信品質情報および送信前処理情報をフィードバックすることにより、伝搬路の状況に適合しない送信信号系列数での通信によるバースト誤りの発生を防ぐことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムについて図面を参照しながら説明する。本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムにおいては、DRXの非活動期間終了後から、次の送信信号系列数情報のフィードバックを行なうまでの間は、移動局装置が基地局装置に受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なわず、その間は基地局装置が予め決められた送信信号系列数にて下りリンクデータを送信するという点が第1および第2の実施形態と異なる。なお、図1および図2に示す基地局装置および移動局装置の構成は同じである。
図7は、第3の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図であり、図8は、第3の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。図7および図8に示すように、本実施形態に係る移動通信システムにおいても、サブフレーム1から13までの動作(ステップS81〜ステップS83)は、第1の実施形態と同様の動作になるため説明を省略する。
次に、移動局装置は、DRXの非活動期間終了した後、サブフレーム25にて次の送信信号系列数情報(=4)がフィードバックされるまでの間、上り制御チャネルリソースが割り当てられたサブフレーム(サブフレーム16、19、22)でも、受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なわない(ステップS84)。基地局装置は、DRXの非活動期間終了後から、次の送信信号系列数情報のフィードバックが行なわれるまでの間、予め決められた形式で下りリンクデータの送信を行なう。
具体的には、サブフレーム23では、基地局装置から移動局装置へ下りリンク信号の割り当てが制御チャネルで送信され、そこで指定されたリソースにおいて、下りリンク信号が送信される。このサブフレームにおいては、基地局装置において、予め決められた送信信号系列数を利用した信号送信が行なわれる。ここで、予め決められた形式とは、例えば、移動局装置からフィードバックされる情報の情報量が最も少なくなる送信信号系列数=1(最小の値)や、最も伝搬路を効率的に使用することができる(最大のスループットを得ることが出来る)送信信号系列数=4(最大の値)などであり、基地局装置、移動局装置の間で事前に仕様書などによって定義することができる。
そして、サブフレーム25にて送信信号系列数情報(=4)が移動局装置からフィードバックされた後(ステップS85)、サブフレーム28およびサブフレーム31において、そのフィードバックされた送信信号系列数情報(=4)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報がフィードバックされる(ステップS86、S87)。基地局装置は、その送信系列数情報、受信品質情報、送信前処理情報に対応した、適切な下りリンクデータの送信を実施する。
このように、本発明の第3の実施形態に係る移動通信システムによれば、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間終了後から次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまでの間、移動局装置が受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なわず、基地局装置が予め決められた形式にて下りリンクデータを送信するため、利用されないフィードバック情報を送信するための電力消費を削減することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムについて図面を参照しながら説明する。本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムにおいては、DRXの非活動期間終了後から、次の送信信号系列数情報のフィードバックを行なうまでの間は、移動局装置から受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なっても、基地局装置でそれを破棄(無効)とし、予め決められた形式で下りリンクデータを送信するという点が、第1、第2および第3の実施形態と異なる。なお、図1および図2に示す基地局装置および移動局装置の構成は同じである。
図9は、第4の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間における処理の流れを説明するためのタイミングチャートを示す図であり、図10は、第4の実施形態に係る移動通信システムの基地局装置と移動局装置との間におけるシーケンスチャートである。図9および図10に示すように、本実施形態に係る移動通信システムにおいても、サブフレーム1から13までの動作(ステップS101〜S103)は、第1の実施形態と同様の動作になるため説明を省略する。
次に、移動局装置は、DRXの非活動期間終了後から、サブフレーム25において、次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまでの間、次の動作を行なう。すなわち、上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム(サブフレーム16、19および22)にて、前回(サブフレーム1)フィードバックを行なった送信系列数情報(=3)に対応した受信品質情報および送信前処理情報を、基地局装置にフィードバックする(ステップS104)。基地局装置は、DRXの非活動期間終了後から次の送信系列数情報のフィードバックが移動局装置から行なわれるまでの間、移動局装置からフィードバックされる受信品質情報および送信前処理情報を無効として破棄し、予め決められた形式にて下りリンクデータの送信を行なう(ステップS104)。
具体的には、サブフレーム23では、基地局装置から移動局装置へ下りリンク信号の割り当てが制御チャネルで送信され、そこで指定されたリソースにおいて、下りリンク信号が送信される。このサブフレームにおいては、基地局装置において受信されている送信信号系列数が破棄されており、予め決められた送信信号系列数を利用した信号送信が行なわれる。ここで、予め決められた形式とは、例えば、移動局装置からフィードバックされる情報の情報量が最も少なくなる送信信号系列数=1(最小の値)や、最も伝搬路を効率的に使用することができる(最大のスループットを得ることが出来る)送信信号系列数=4(最大の値)などであり、基地局装置、移動局装置の間で事前に仕様書などによって定義することができる。
そして、サブフレーム25にて送信信号系列数情報(=4)が移動局装置からフィードバックされた後(ステップS105)、サブフレーム28およびサブフレーム31において、そのフィードバックされた送信信号系列数情報(=4)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報がフィードバックされる(ステップS106、S107)。基地局装置は、その送信系列数情報、受信品質情報、送信前処理情報に従って、適切な下りリンクデータの送信を実施する。
このように、本発明の第4の実施形態に係る移動通信システムによれば、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間終了後から次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまでの間、移動局装置が受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なっても、基地局装置が予め決められた形式にて下りリンクデータの送信を行なうため、伝搬路の状況に適合しない送信信号系列数での通信によるバースト誤りの発生を防ぐことができる。
(第5の実施形態)
上記第1から第4の実施形態においては、移動局装置からフィードバックされる送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した理由をDRXに起因するとして例示したが、この理由はDRXに限るものではない。移動局装置、基地局装置はDRX以外の理由に起因して送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合にも、上記、第1から第4の実施形態を適用することができる。例えば、移動局装置は、基地局装置にリソースの割り当てを要求する信号(以下、スケジューリングリクエスト)を送信するために、送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合、上記、第1から第4の実施形態を適用することができる。移動局装置は、送信信号系列数情報を送信するために上り制御チャネルリソースの割り当てが行なわれたサブフレームで、他の上りリンク制御信号(例えば、スケジューリングリクエスト)を送信するために、送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合、上記、第1から第4の実施形態を適用することができる。
この例を、第1の実施形態を説明する図3および図4を使用して説明する。なお、図1および図2に示す基地局装置および移動局装置の構成は同じである。第1の実施形態と同様に、移動局装置は、最初に上り制御チャネルリソースが割り当てられたサブフレーム1にて、送信信号系列数情報を基地局装置に対してフィードバックする。続いて、上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム4、サブフレーム7、サブフレーム10では、サブフレーム1にて基地局装置に送信した送信信号系列数情報(=3)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報を送信する。第5の実施形態では、DRXを考慮していない。
次に、基地局装置によって、送信信号系列数情報を送信するように上り制御チャネルリソースの割り当てが行なわれたサブフレーム13のタイミングで、移動局装置が、他の上りリンク制御信号(例えば、スケジューリングリクエスト)を送信するために、送信信号系列数情報(=2)が送信できない状況が発生した場合、次の上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれたサブフレーム16にて送信信号系列数情報(=2)のフィードバックを行なう。第1の実施形態と同様に、本来サブフレーム16では受信品質情報および送信信号前処理情報のフィードバックタイミングではあるが、送信信号系列情報をフィードバックするために、フィードバックしない。そして、その次の上り制御チャネルリソース割り当てが行なわれるサブフレーム19およびサブフレーム22では、サブフレーム16にてフィードバックされた送信信号系列数情報(=2)に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報が基地局装置にフィードバックされる。
同様に、移動局装置は、送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合(例えば、他の上りリンク制御信号を送信した場合)、第2の実施形態で説明した通り、上り制御チャネルリソースの割り当てが行なわれたサブフレームで次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまで、送信系列数を予め決められた値に設定して、受信品質情報と送信信号前処理情報を基地局装置にフィードバックすることができる。
また、移動局装置において送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合(例えば、他の上りリンク制御信号を送信した場合)、第3の実施形態で説明した通り、移動局装置は、上り制御チャネルリソースの割り当てが行なわれたサブフレームで次の送信信号系列数情報のフィードバックを行なうまで受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なわず、基地局装置は、予め決められた送信信号系列数にて下りリンクデータの送信を行なうことができる。
また、移動局装置において送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合(例えば、他の上りリンク制御信号を送信した場合)、第4の実施形態で説明した通り、移動局装置が、上り制御チャネルリソースの割り当てが行なわれたサブフレームで次の送信信号系列数情報のフィードバックを行なうまでの間は、基地局装置は、移動局装置から受信品質情報および送信前処理情報がフィードバックされても、それを破棄(無効)し、予め決められた形式で下りリンクデータを送信することができる。
このように、本発明の第5の実施形態に係る移動通信システムによれば、移動局装置が、DRX以外の理由に起因して(例えば、他の上りリンク制御信号を送信する)、送信信号系列数情報が送信できない状況が発生した場合でも、基地局装置が正しい送信系列数情報を知ることができ、その後に送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下りリンクの通信を行なうことができる。
上記の第1から第5の実施形態では、受信品質情報と送信信号前処理情報を同一のタイミングで送信するようスケジュールを行なったが、これらを異なるサブフレームにスケジュールした場合にも同様の処理を行なうことができる。
(A)本実施形態に係る移動局装置は、複数のアンテナを備え、前記複数のアンテナの一部または全部を用いて基地局装置と無線通信を行なう移動局装置であって、受信品質を表す受信品質情報、前記基地局装置で送信信号を前処理するために用いられる送信信号前処理情報および多重される送信信号の系列を表す送信信号系列数情報を含むフィードバック情報を生成するフィードバック情報生成部と、前記生成されたフィードバック情報を周期的に前記基地局装置に対して送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から割り当てられたフィードバック情報を送信可能な通信リソースで送信信号系列数情報を前記基地局装置に対して送信することを特徴としている。
このように、基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から割り当てられたフィードバック情報を送信可能な通信リソースで、送信信号系列数情報を前記基地局装置に対して送信するので、例えば、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、移動局装置から基地局装置に対して送信信号系列情報のフィードバック送信ができなかった場合でも、DRXの非活動期間が終了した次の上り制御チャネルリソース割り当てがあるサブフレームにてフィードバックすることができる。これにより、DRXの非活動期間終了後に基地局装置が正しい送信系列数情報を知ることができ、その後に送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
(B)また、本実施形態に係る移動局装置は、複数のアンテナを備え、前記複数のアンテナの一部または全部を用いて基地局装置と無線通信を行なう移動局装置であって、受信品質を表す受信品質情報、前記基地局装置で送信信号を前処理するために用いられる送信信号前処理情報および多重される送信信号の系列を表す送信信号系列数情報を含むフィードバック情報を生成するフィードバック情報生成部と、前記生成されたフィードバック情報を周期的に前記基地局装置に対して送信する送信部と、を備え、前記送信部が、前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースまでの間では、前記フィードバック情報生成部は、予め定義された送信信号系列数に対応した受信品質情報および送信信号前処理情報を生成し、前記送信部は、前記予め定義された送信信号系列数に対応した受信品質情報および前記送信信号前処理情報の少なくとも一方を前記基地局装置に対して送信することを特徴としている。
このように、基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースまでの間では、予め定義された送信信号系列数に対応した受信品質情報および前記送信信号前処理情報の少なくとも一方を前記基地局装置に対して送信するので、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームが、例えば、DRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間終了後からその次の送信信号系列数情報についての移動局装置からのフィードバックがあるまで、送信信号系列数情報を予め決められた固定値に対応した受信品質情報および送信前処理情報をフィードバックすることができる。これにより、基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
(C)また、本実施形態に係る移動局装置は、複数のアンテナを備え、前記複数のアンテナの一部または全部を用いて基地局装置と無線通信を行なう移動局装置であって、受信品質を表す受信品質情報、前記基地局装置で送信信号を前処理するために用いられる送信信号前処理情報および多重される送信信号の系列を表す送信信号系列数情報を含むフィードバック情報を生成するフィードバック情報生成部と、前記生成されたフィードバック情報を周期的に前記基地局装置に対して送信する送信部と、を備え、前記送信部は、前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースまでの間では、フィードバック情報の送信を停止することを特徴としている。
このように、基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースまでの間では、フィードバック情報の送信を停止するので、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間終了後から次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまでの間、移動局装置が受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なわず、基地局装置が予め決められた形式にて下りリンク通信リソースの割り当てを行なうことができる。これにより、可能な限り正常な下りリンク通信を行なうことができる。
(D)また、本実施形態に係る基地局装置は、複数のアンテナを備え、前記複数のアンテナの一部または全部を用いて移動局装置と無線通信を行なう基地局装置であって、前記移動局装置が送信信号系列数情報を送信するために、前記移動局装置に対して通信リソースを周期的に割り当てるスケジューラ部と、少なくとも前記移動局装置から送信された送信信号系列数情報に基づいて、送信信号の系列数を決定する送信信号系列数情報制御部と、を備え、前記送信信号系列数情報制御部は、前記移動局装置が前記通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に割り当てたフィードバック情報を送信可能な通信リソースで送信された情報に基づいて、送信信号の系列数を決定することを特徴としている。
このように、移動局装置が前記通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に割り当てたフィードバック情報を送信可能な通信リソースで送信された情報に基づいて、送信信号の系列数を決定するので、例えば、移動局装置において、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、移動局装置から基地局装置に対して送信信号系列情報のフィードバック送信ができなかった場合でも、DRXの非活動期間が終了した次の上り制御チャネルリソース割り当てがあるサブフレームにてフィードバックすることができる。これにより、DRXの非活動期間終了後に基地局装置が正しい送信系列数情報を知ることができ、その後に送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
(E)また、本実施形態に係る基地局装置は、複数のアンテナを備え、前記複数のアンテナの一部または全部を用いて移動局装置と無線通信を行なう基地局装置であって、前記移動局装置が送信信号系列数情報を送信するために、前記移動局装置に対して通信リソースを周期的に割り当てるスケジューラ部と、少なくとも前記移動局装置から送信された送信信号系列数情報に基づいて、送信信号の系列数を決定する送信信号系列数情報制御部と、を備え、前記送信信号系列数情報制御部は、前記移動局装置が前記通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てた通信リソースまでの間では、予め定義された送信信号系列数を送信信号の系列数とすることを特徴としている。
このように、移動局装置が前記通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てた通信リソースまでの間では、予め定義された送信信号系列数を送信信号の系列数とするので、移動局装置において、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームが、例えば、DRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合でも、DRXの非活動期間終了後からその次の送信信号系列数情報についての移動局装置からのフィードバックがあるまで、送信信号系列数情報を予め決められた固定値に対応した受信品質情報および送信前処理情報を用いることができる。これにより、基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
(F)また、本実施形態に係る基地局装置は、複数のアンテナを備え、前記複数のアンテナの一部または全部を用いて移動局装置と無線通信を行なう基地局装置であって、前記移動局装置が送信信号系列数情報を送信するために、前記移動局装置に対して通信リソースを周期的に割り当てるスケジューラ部と、少なくとも前記移動局装置から送信された送信信号系列数情報に基づいて、送信信号の系列数を決定する送信信号系列数情報制御部と、を備え、前記送信信号系列数情報制御部は、前記移動局装置が前記通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てた通信リソースまでの間では、前記移動局装置から送信されたフィードバック情報を破棄することを特徴としている。
このように、移動局装置が前記通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てた通信リソースまでの間では、前記移動局装置から送信されたフィードバック情報を破棄するので、移動局装置において、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、送信信号系列情報のフィードバックができない場合、DRXの非活動期間終了後から、次の送信系列数情報のフィードバックを行なうまでの間、移動局装置が受信品質情報および送信前処理情報のフィードバックを行なっても、基地局装置がそれを無効として予め決められた形式にて下りリンク通信リソースの割り当てを行なうことができる。これにより、可能な限り正常な下りリンク通信を行なうことができる。
(G)また、本実施形態に係る通信方法は、移動局装置が、受信品質を表す受信品質情報、送信信号を前処理するために用いられる送信信号前処理情報および多重される送信信号の系列を表す送信信号系列数情報を含むフィードバック情報を、周期的に基地局装置に対して送信し、基地局装置が、前記フィードバック情報を周期的に前記移動局装置から受信し、受信したフィードバック情報に基づいて、前記移動局装置に通信リソースを割り当てる通信方法であって、前記移動局装置は、前記基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に割り当てられ前記フィードバック情報を送信可能な通信リソースで送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信し、前記基地局装置は、前記移動局装置が送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に割り当てた前記フィードバック情報を送信可能な通信リソースで送信された送信信号系列数情報を前記移動局装置から受信して、送信信号の系列数を決定することを特徴としている。
このように、基地局装置から送信信号系列数情報を送信するために周期的に割り当てられた通信リソースで送信信号系列数情報を送信しなかった場合、前記通信リソースの次に前記基地局装置から割り当てられたフィードバック情報を送信可能な通信リソースで、送信信号系列数情報を前記基地局装置に対して送信するので、例えば、送信信号系列数情報の送信タイミングとなるサブフレームがDRXの非活動期間中になり、移動局装置から基地局装置に対して送信信号系列情報のフィードバック送信ができなかった場合でも、DRXの非活動期間が終了した次の上り制御チャネルリソース割り当てがあるサブフレームにてフィードバックすることができる。これにより、DRXの非活動期間終了後に基地局装置が正しい送信系列数情報を知ることができ、その後に送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
(H)また、本実施形態に係る通信システムは、上記(A)記載の移動局装置および(D)記載の基地局装置、(B)記載の移動局装置および(E)記載の基地局装置、または(C)記載の移動局装置および(F)記載の基地局装置により構成されることを特徴としている。
この構成により、例えば、移動局装置におけるDRXの非活動期間終了後に基地局装置が正しい送信系列数情報を知ることができ、その後に送信される受信品質情報および送信信号前処理情報に基づき基地局装置で適切な下りリンクの通信リソース割り当てを行なうことができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。

Claims (21)

  1. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、
    前記移動局装置は、前記送信信号系列数情報が前記基地局装置へ送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、
    前記基地局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、前記予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記予め決められた送信信号系列数は、最小の送信信号系列数であることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記予め決められた送信信号系列数は、最大の送信信号系列数であることを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置であって、
    前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理する手段を備えることを特徴とする基地局装置。
  5. 前記予め決められた送信信号系列数は、最小の送信信号系列数であることを特徴とする請求項4に記載の基地局装置。
  6. 前記予め決められた送信信号系列数は、最大の送信信号系列数であることを特徴とする請求項4に記載の基地局装置。
  7. 送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置であって、
    前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置へ送信する手段を備えることを特徴とする移動局装置。
  8. 前記予め決められた送信信号系列数は、最小の送信信号系列数であることを特徴とする請求項7に記載の移動局装置。
  9. 前記予め決められた送信信号系列数は、最大の送信信号系列数であることを特徴とする請求項7に記載の移動局装置。
  10. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、
    前記移動局装置は、前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、
    前記基地局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、前記使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする移動通信システム。
  11. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置であって、
    前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理する手段を備えることを特徴とする基地局装置。
  12. 送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置であって、
    前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置へ送信する手段を備えることを特徴とする移動局装置。
  13. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に基地局装置に送信する移動通信システムにおいて、
    前記移動局装置は、前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、
    前記基地局装置は、前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、前記使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする移動通信システム。
  14. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置であって、
    前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理する手段を備えることを特徴とする基地局装置。
  15. 送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置であって、
    前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置へ送信する手段を備えることを特徴とする移動局装置。
  16. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、
    前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする通信方法。
  17. 送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置の通信方法であって、
    前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、予め決められた送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置へ送信することを特徴とする通信方法。
  18. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、
    前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする通信方法。
  19. 送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置の通信方法であって、
    前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、使用可能な最小の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置へ送信することを特徴とする通信方法。
  20. 移動局装置が送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を、周期的に前記移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、
    前記送信信号系列数情報が送信されなかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を処理することを特徴とする通信方法。
  21. 送信信号系列数情報および該送信信号系列数情報に基づいて算出した受信品質情報を周期的に基地局装置に送信する移動局装置の通信方法であって、
    前記送信信号系列数情報を前記基地局装置へ送信なかった場合には、使用可能な最大の送信信号系列数に基づいて前記受信品質情報を算出し、前記基地局装置へ送信することを特徴とする通信方法。
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